「なるほど〝ガチ〟ファンタジーか……」
着の身着のまま、極寒の大地。
何も分からないまま、冬のアラスカ……シベリア? じみた北の秘境でひとり彷徨。
地球の常識は、いったいどこまで通じるのか。
黒い肌と長い耳。
鉤爪に八つ裂かれた馬
の胴。
川底の貝は魔物か、それとも食用か。
……思い当たる原作題はない。
……親切なガイド役も傍にはいない。
……言葉の壁も高く、未知の動植物に異界の常識。まったく困った。
だから、
「──対戦よろしくお願いします」
使える武器を増やす。
俺は一歩ずつ、歩き出した。
それが、永きに航る旅と冒険の始まりだった。
※カクヨム、ハーメルンにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 22:20:00
1210057文字
会話率:25%
「俺は思ったね。言葉というものがどれだけ大切なのかを」
言葉の通じない世界に召喚された勇者ソラノ。
本人の知らぬ間にとんでもない使命を与えられて……!?
最終更新:2025-03-28 19:25:59
8139文字
会話率:22%
[史実を基にしたフィクションです。]
明治時代、日本の浅草で貧しい書生として育った主人公は、幼少期に目の当たりにした社会の不平等を変えたいという強い意志を胸に抱き、異国への旅を夢見る。そのきっかけとなったのは、古書店で見つけた一冊の洋書だっ
た。貧しいながらも夜学に通い、英語を学びながら資金を貯める彼は、周囲の嘲笑にも負けず、熱意を認めた英語塾の講師や商人たちの助けを得て、ついに15歳で横浜港から渡航する。
航海中、彼は異国の商人や英国人の若者との出会いを通じて、異文化の奥深さを初めて実感する。船内での集まりに招かれた彼は、自分の考えや夢を語り、異国の人々と交流することで少しずつ自信を深めていく。しかし、それは長い旅路の始まりに過ぎない。アメリカに到着した彼を待ち受けていたのは、孤独、言葉の壁、そして差別という厳しい現実だった。
それでも彼は、その逆境を乗り越えようともがき続ける。異国での試練と成長を経て、彼はやがて日本と世界を繋ぐ存在として、歴史に名を刻むことになる。
この物語は、若き日の主人公が理想と現実の狭間で奮闘しながら、未来を切り開いていく姿を描いた、挑戦と成長のドラマである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 18:41:34
2556文字
会話率:19%
現代の高校に通う田中翔太は、歴史好きで特に江戸時代の名君・保科正之に憧れている。しかし、彼の日常は、クラスで起こるいじめ問題によって影を落とされていた。
ある日、翔太は、いつもクラスで孤立している加藤が、数人の生徒からいじめられている現場
を目撃する。過去のトラウマから行動を起こせず葛藤する翔太だが、学校図書館で偶然見つけた保科正之の書簡集から、公正さと人々への思いやりを学び、加藤を助けることを決意する。
翔太は、保科正之の書簡を参考に、加藤を助ける方法を探し、クラスメイトたちとも協力していく。学級委員長選挙では、責任感の強い佐藤美咲が候補者として悩む姿を見、保科正之の公正な統治の教えを伝えて励ます。文化祭の実行委員会では、几帳面な山本大輝が予算配分で苦労する姿を見て、保科正之の財政改革の経験から協調性と柔軟性を教える。
また、熱心な環境保護活動家の井上涼子が、エコクラブのイベントで困難に直面する際には、保科正之の自然への思いやりや地域住民との共存を重視していたことを紹介し、彼女の活動を後押しする。さらに、中国から来た転校生・李明華が、言葉の壁や文化の違いに苦しんでいる様子を見て、保科正之の異文化理解を重視していたことを伝え、クラスメイトにも明華を受け入れるよう促す。
翔太は、保科正之の教えを実践することで、自分自身も成長していく。そして、周囲の人々も変化し、学校全体に温かい空気が生まれていく。
この物語は、現代社会で直面する様々な課題に対し、歴史から学び、行動することで、未来をより良いものに変えていくことができるという希望に満ちた物語である。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-17 01:25:42
10279文字
会話率:47%
スマホと異世界、そして少女の冒険
物語は、主人公が歩きスマホ中に偶然、青い世界を発見してしまうところから始まります。この世界は、主人公が普段見ている現実世界とは全く異なる、どこか不気味で美しい世界でした。
主人公は、この不思議な体験に魅せら
れ、都市伝説や噂話などを調べて、異世界への入り口である「横断歩道」について深く掘り下げていきます。そして、再び横断歩道へと足を運ぶ。そこで出会ったのは、刀を腰に下げた謎めいた女性「荒」でした。言葉の壁があり、コミュニケーションは難しかったものの、主人公は荒と共に秘密を解き明かそうとします。
この物語は、現代社会に生きる少女が、テクノロジーと現実世界の間で揺れ動きながら、自分自身を見つめ直していく成長物語でもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 05:27:56
1049文字
会話率:18%
「この一文を除いて、本作品はすべてChatGPTによって生成されました。」
主人公の翔太は日本語が苦手な外国人青年。作家になる夢を抱いているものの、言葉の壁に阻まれ、自分の思いを文章にすることに苦戦していた。そんな彼が見つけたのが、AI作
家のChatGPT。翔太は自分のアイデアをもとに、ChatGPTに小説を書いてもらうことを決心する。
物語は、翔太がAIの力を借りて物語を作り上げる過程で、彼自身の内面や創作への情熱、そしてAIとの共作がもたらす新たな発見に焦点を当てる。AIが生成した文章を通じて、彼は自分一人では到達できなかった感情や表現を見つけ、次第に創作の喜びを再発見していく。
しかし、翔太は次第に気づく。いくらAIが優れた文章を生み出せても、最終的に物語を紡ぐのは自分自身であるということ。AIとの共作を通じて、自分の中に眠る創造力を引き出し、作家としての成長を遂げていく。
この作品は、テクノロジーと人間の創造力の交差点に立つ若い作家の成長物語であり、AIと共に紡ぎ出す夢と現実の間で織りなすヒューマンドラマ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-18 17:28:15
10920文字
会話率:32%
「もう我慢できない! あんたなんて、出ておいき!」
「なんだい、なんだい。後から入ってきた女が、息巻いてみっともないよ。ちょっとは我慢も覚えな」
「出てけー!!!」
あらら、追い出されちまったよ。
わたしの母さんが死んで、す
ぐ家に入って来た女、モアールの性格が悪いのなんの。顔は可愛いし声も高いけれど、化粧はケバいし香水付けすぎだ。くしゃみが出るよ。
まあ女らしい体つきは、大抵の男が喜びそうだけどね。
父さんが居ない間に出かけては、服やら宝石やらを買ってくるし、時々一緒に連れてきた従者? とよろしくやってるし酷いんだよ。
まあそれなら、100歩譲ってギリギリ我慢もできる(父さんの目利きが失敗しただけだ)が、使用人に手を出されたら無理さね。だから言ってやったんだよ。
ちょっとは我慢しなと。
ここは、お貴族様の屋敷じゃないんだよと。
そう言ったら、キレやがったんだよ。
ずいぶんと辛抱が足りないよ、大人なのに。
父さんが貿易に行っていない間に追い出されたわたしは、ここの商家の娘でレノアさ。まだまだピチピチの5才だ。
使用人達が慌ててついて来ようとしたが、悪いけども戻って貰ったんだ。だって今のわたしには金がないからね。給金が出せないんだよ。
みんな家族がいて、生活しなきゃならないしね。
と言うことで、一人で家を出たのさ。
キレるとどこかの喧嘩師のように、何かが乗り移ったように口汚く叫ぶレノア。その時のことをレノアは、よく覚えていない。ただ猛烈に怒ったと言う以外は。
◇◇◇
「うーっ、うーっ」
テクテク歩いて行くと、森の入り口で大きな灰色の犬が苦しげに唸って踞っているから、手持ちの薬を振りかけたんだよ。
そうしたら途端に元気になって、わたしの後をついてきた。
「わん、わんっ」
わたしの周りを元気にクルクルとまわっている。
「悪いけど、餌なんてないんだよ」
そう言うんだが、言葉の壁が邪魔をして通じない。
はーっ、はーっ言ってついてくる。
まあ、腹が減れば行っちまうだろう。
こうして1人と1匹旅が始まったんだ。
という感じで始まった、レノアの小さな冒険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 21:58:26
18142文字
会話率:34%
明治時代、鹿鳴館が華やいだころの物語。
華族令嬢の宵子は、実家が祀っていた犬神の呪いで声を封じられたことで家族に疎まれ、使用人同然に扱われている。
特に双子の妹の暁子は、宵子が反論できないのを良いことに無理難題を押し付けるのが常だった。
あ
る夜、外国人とのダンスを嫌がる暁子の身代わりとして鹿鳴館の夜会に出席した宵子は、ドイツ貴族の青年クラウスと出会い、言葉の壁を越えて惹かれ合う。
けれど、折しも帝都を騒がせる黒い人喰いの獣の噂が流れる。狼の血を引くと囁かれるクラウスは、その噂と関わりがあるのか否か──
ノベマ!、カクヨム、アルファポリスにも掲載しています。
全31話約10万字、完結まで毎日更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 07:10:00
101414文字
会話率:18%
ツアーじゃなくって、現地の空気っていうか? 地元の店とかイベントとか飛び込みたいじゃん。語学力アップにもなるし、就活でも使えそうだし。……ま、それどころじゃなくなっちゃったんだけどさ。
東欧を個人で旅行していた大学生に起きた出来事を描いた
ホラーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-25 17:07:36
6788文字
会話率:34%
第一次世界大戦の終わりを迎え、社会が軽やかな心と広い視野を持って20年代へと突入しようとしている。
とはいえ、盛り上がった20年代はパーティーや華やかさですべてを歓迎するわけではなく。ハンプトン一家がそれを証明している。
家族が肺炎で死
んだ、サウスダコタ州の質素な小麦畑から放り出されたルーシー・ハンプトンは、叔父のアルフレッドとその婚約者である長谷川優子と再び結ばれるために大海原に渡って大阪で生活を始める。
文化的な対立、言葉の壁、階級間の隔たりの中で、ハンプトン家はやがて裕福でとらえどころのない高原一家のなすがままとなり、おかしな運命的な誤解と対になった影のある取引を装って、金銭的な利益と安全を追いかける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 18:15:04
16457文字
会話率:35%
真理を探求しようとしない短編小説集です
著者は外国人で、日本語も話せず、ネット環境や言葉の壁に悩んでいます。
この文章は翻訳ソフトによって翻訳されたものと思われますが、文法的な間違いはご了承ください。
この作品は起点網文サイトでも公開
することができます(中国語形式で)
(この小説集は構成が複雑すぎるかもしれません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 12:22:27
1241文字
会話率:27%
双葉文庫様にて書籍化決定!
伯爵令嬢コーラルは近衛騎士を務める男装の麗人である。ある日、華烈(かれつ)という国に外交使節団として向かった先で王子が問題を起こし、処刑されそうになったところを身を挺して守った。代わりに殺されそうになったが、ある
男が待ったをかける。「この者は美しい。利用価値がある」と。
代わりに科せられた刑は「宮刑」。
それは、後宮で働かされる刑罰だった。
男にはある思惑があり、異国人であるコーラルを後宮へと連れてきたのだ。
ただ、周囲はある勘違いをしていた。コーラルが男であると。
仕える妃に意地悪をされても気付かなかったり、見張り役の男を振り回したり、唯一秘密を知る女官を無意識に誘惑したりと、コーラルの愉快な後宮生活が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 00:00:00
351248文字
会話率:42%
シンシア・エストレリャ公爵令嬢はこの度、政略結婚をすることになった。それも相手は、『黒天狼』と言われる狼獣人ベオウルフ・フェンリル辺境伯だ。
人間の国を代表して、異種族の国同士の結婚なのだから、そこに愛なんてなくて当たり前。
しかも自分の
顔には、昔、母に不倫された父の暴力によってできた、火傷の跡が大きく残っている。
『いばら姫』と言われる傷物の自分を引き取ってくれているだけでもありがたい。それに自分は国から翻訳の仕事を任されていて、とても忙しい。
そうこうして、魔物討伐を理由に出かけているという夫の不倫事情を黙認していたら、ある時、国からの手紙が来た。それは数カ国語を巧みに操れるシンシアに、翻訳してほしい本があるという依頼で。
「半年屋敷を空けることになりそうで。国に戻ってもいいですか?」
「新たに言語を学ぶより、まずは俺達獣人のことを学んでほしい」
そう言ったベオウルフ様は、ある言葉を獣人語ではなく、大陸共通語で伝えてきた。
異世界の中での文化の壁。言葉の壁。種族の壁。そのせいですれ違っていた夫婦が、互いの交流で垣根を超えていく。
※ちょっとツンデレ気味な女主人公です。最初はシリアス気味。だんだんと、明るくて楽しい世界にできたらいいなと思います。
更新不定期折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 08:02:22
109514文字
会話率:51%
村の生活も慣れてきたころ突然の来訪者 そしてなんと彼女は日本語を発した
そこから急展開 都に来いと言われ戸惑う 心残りが有ると告白すると彼女は問題ないと言う
最終更新:2023-07-05 01:44:47
6352文字
会話率:39%
Twitterに投稿している【#140字小説】まとめ其の二十♪
【#140字小説】は、
Twitterの文字数制限140文字以内で完結するショート小説です。
No.191
【#リスタート】
No.192
【#あおはる】
No.193
【
#負の連鎖】
No.194
【#ここ】
No.195
【#結婚相手】
No.196
【#新春祈願】
No.197
【#ことよろ】
No.198
【#言葉の壁】
No.199
【#じいさん】
No.200
【#迷い】
july❀Twitter
@july20211001
YouTubeで自作朗読をした作品には、リンクを貼ってあります♪
@jewemichannel3828折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-24 14:32:46
1537文字
会話率:10%
知っている人は知っている、有名な旅行ガイドブック、「みるぶ」。
とある土曜日、神保町の古書店を訪れた女性・澤 実里(さわ みのり)は、少々使用感の目立つ「みるぶ」が、他の本に紛れるようにして棚に収まっているのを見つける。
そのタイトル、「み
るぶ異世界」。
中を開くと書かれているのはどれを取っても胡散臭い内容。それでも暇つぶしにはいいだろう、とジョークグッズのつもりでお買い上げ。代金200円と消費税8%。
本を収めたビニール袋片手に古書店の外に出ると――そこはまさしく異世界だった。
なんで異世界だと分かったか?何故なら、頭の上に広がる空が、どこまでも澄み切った緑色なのだ。
剣と魔法の世界ではない、けれど異種族が入り混じり、人種差別しつつされつつ暮らす近世チックな異世界にて。
元の世界に帰る時が来るまで、実里は古都フーグラーのギルドで雇った獣人族の通訳と共に、自身が迷い込んだマー大公国内を旅行することにしたのである。
●受賞歴
エブリスタ様「読者を増やそう!エブリスタのトップに載れるコンテスト」 受賞
※2019/5/8 あらすじを更新しました。
※カクヨム様、アルファポリス様、ノベルアップ+様、エブリスタ様にも並行して投稿しております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888255850
https://www.alphapolis.co.jp/novel/103558036/968278374
https://novelup.plus/story/990704739
https://estar.jp/novels/25627829折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 00:18:16
225780文字
会話率:40%
不本意ながら異世界トラックドライバーにされてしまった男、椎名泉が、“自分で自分を轢いてしまう”珍事を発生させ、異世界に転移してしまう話。
異世界転移転生した人間はその後どうなるだろうか。
神様に会って、望むままのスキルを手に入れる?
伝説の大賢者や凄腕の錬金術師になれる?
なぜか現地語が理解できて言葉の壁は存在しない?
――否、彼は正規ルートを外れて転移したため“お約束”は通じない。転移転生ボーナスなど存在しないのだ!
彼が持つアドバンテージはただ1つ、“異世界トラックドライバーとしての能力”のみ。それは「彼がトラックを当てた物は異世界に転移する」という能力である。………が、
「………あれ、これってもしかして無敵なんじゃないか?」
これは異世界トラックドライバーによる“ゆるり無双物語”、もとい“異世界トラックドライバー最強説”である!
※※※
ハーレムなし、恋愛要素なし、超級無双もなし、かといってまったりスローライフもなし。
合言葉はワーク・ライフ・バランス。
主人公椎名泉が、そこそこの無敵ライフを送り、まぁまぁの稼ぎを得て、よき友人たちと出会ったり、従魔ペットを飼ったり、趣味を満喫したり、観光旅行したり、一人焼肉したりする、楽しい人生の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 13:18:58
344414文字
会話率:56%
主人公はかつて、遠くから、美しく見えていた日本に来日。
その実、蓋を開けてみたら、余所者にとっては容赦ない社会。
ハンディキャップを持って異国で暮らす大変さ。
毎日が修行の連続。
生きるという現実が一番厳しい営みであることを痛感させられる日
々。
主人公をどこまでも追いかける棘だらけの現実。
それでも、挫けずに、めげずに、決して諦めずに、腐らずに、そして、ぐれずに、最後まで人間の匂い、人のぬくもりを探し続ける主人公。
言葉の壁は、なんとか乗り越え、どうにか突破しても、
その先にいつまでも、ドンと立ちはだかる心の垣根。
グローバリズムという幻想を前に、
心をズタボロにするある青年(ガイジン)のドラマであり、
冒険の旅をし続ける傍観者のストーリーであり、
そして余所者の言葉で綴られた物語である。
どうか最後の一行までお付き合い下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 19:42:41
35077文字
会話率:35%
小学校五年生の夏休み前。隣に銀髪の髪をした女の子が引っ越してきた。
言葉が通じない、どうしたらいいかわからない。でも、一緒に過ごす時間が言葉の壁を取り払い、想いが通じた。いつかは帰る、なんとなくわかっていた。だったら、楽しい思い出たくさん作
ってあげたい。
───そして、またいつか君に会えたら……。
これは、小学校の男の子が隣に引っ越してきた海外の女の子の物語。
中学校に進学し、その想いはどう変わっていくのか。そして、高校生になったとき、二人の関係は──
※ ※ ※
「ソフィー。俺、少しだけ英語覚えたんだ。聞いてくれるか?」
少し涙目になりながら、ソフィーはうなづく。
俺はソフィーの目を真っすぐ見て、ゆっくりと口を開いた。
『また、君に会いたい』
ちゃんと言えたかな?
「私も、またあなたに会いたい」
ソフィーは瞼に少し涙を浮かべながら、はっきりと日本語で言ってくれた。
※ ※ ※
自作『また、君に会いたい ~隣に引っ越してきたのは金髪の女の子でした~』の連載版です。
予定では小学校時代~、中学校時代~、高校時代~とシーンが変わります。
また、登場人物やエピソードが追加されております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-26 12:10:57
55787文字
会話率:55%
御腐人の生まれ変わりのアイリーンは、自国にBL小説が存在しないことが不満であった。
しかし、隣国にはそのBL小説があるらしい。そのため隣国のBL小説を求めて留学を決意する。
彼女の目標は隣国のBL小説を自国に広めること。言葉の壁にぶつかりな
がらも、今日もBL小説の情報収集と翻訳に励むのだが、どうやら隣国の王子様に目をつけられたらしい?!
とにかく推しカプで萌えさせてほしいだけだから、私のことはそっとしておいて!!と思うアイリーンなのである。
――――
BL恋愛モノではありませんが、主人公が腐っていますので、そういった妄想の記載があります。
苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-26 16:36:43
147587文字
会話率:57%
トレイユ国第四王女のルーシーは、セマ国第一王子のアミルと政略結婚した。しかし二人の言語が通じない!ルーシーがセマ語を覚えようと奮闘していたある日、未曾有の大災害が起こり──
最終更新:2021-02-20 09:04:57
8772文字
会話率:33%