全ての陸地が海に沈んだ世界、人は海氷街という、流氷のような地面をいくつも作り、その上で生活していた。
海氷街の地面や建物を形作る氷は変異海氷と呼ばれる異常な性質を持った氷で、氷晶石の力を受けている限りは決して溶けることがない。
溶けな
いはずの変異海氷に素肌で触れると、溶かしてしまう希有な体質の持ち主の主人公、ユキが街を旅する話。
過去に公開し、一度取り下げましたが、新人賞に無事落選したのでおいておきます。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-28 21:10:30
95756文字
会話率:24%
痔だと思っていたら血便だった!! ……から始まる、食い意地張ってて懲りない薄氷恋の実録闘病記録。かなり汚いお話を含みます(白目)
最終更新:2025-02-18 19:02:28
112872文字
会話率:18%
世界暦……「炎と大地の盤面遊戯」くらい
まだ国王になってないハルモニアがラゼリードにデートに誘われる話。
ハルモニア誕生日2024書き下ろしです!
最終更新:2024-12-12 00:00:00
4159文字
会話率:48%
娼館で娼婦から生まれたシャロアンス。
彼の幼年時代と、シドレース魔法学院に入ってから初恋の人、フィローリに出会うまでのお話。
シャロアンス誕生日(11月11日)記念書き下ろしです。
最終更新:2024-11-11 00:00:00
3229文字
会話率:29%
悪役令嬢シノンは前世を思い出し、自分が『聖女と6人の貴族』という乙女ゲームのキャラクターであり、今夜には処刑されるはずの身である事を知る。シノンは逃亡を開始するが、この世界には人を喰う生物が蔓延っている、というスプラッタな設定が追加されてお
り、街に出たシノンは彼らに捕まってしまう。何とか逃げ帰る事に成功したが、逃げた先で再び捕まえられてしまう。その後平和的な和解をしたシノンは彼らを引き連れて(連れ出されて)追手を躱しながら各地を放浪する。旅先でシノン一行は様々な事件に巻き込まれたり、解決したり、仲間を増やしたり、段々と大所帯になっていく。その間にシノンの出生の秘密等も解き明かされる。
この作品はpixivに投稿したものを改稿して投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 13:09:02
120188文字
会話率:47%
地球上に人類が栄え、高度に文明が発展した現代。そんな中突如として無機物生命体が発生した。発生原因も命令系統も不明であるそれらは石器兵と呼ばれ、白い身体を寄せて進む姿はまるで動く絨毯のよう。
そして彼らは手当たり次第に街や人々を襲い、人類の
生存権を脅かし始めた。
10年後、長きにわたる戦争で壊れ切った環境の中で、人類は尚も石器兵と戦い続けている。
渚止(ナギサトドメ)は北戦線第9斥候小隊を任されている若き隊長である。好奇心旺盛、ゲテモノ好き、そんな彼は戦況の劣勢を理由に自爆を命じられてしまう。
そうして彼らは索敵機であったスパイダーという機体に乗り込み、基地奪還に向かう。
全ての隊員の命を犠牲に、止は基地を襲撃していた大型石器兵と会敵する。しかしあと一歩のところで命を落としてしまう。
本人自身も落命したと思っていた止はそれから12年後の未来で目を覚ます。羽が生えている少女スイヒ、何故か自立してカニ歩きをするスパイダー、見たことのない不思議な動植物。そして焼け焦げたスパイダーの残骸とあの日の大型石器兵。
止はかの石器兵と決着をつける決意をする。自分が一人生き残った理由を求めて。
遂に辛勝を収め、生きる目的を失った止の前に現れたのは、スイヒと死んだはずの隊員の一人、桐だった。
死んで仲間に会いに行く、と言った止にスイヒは言う。生きて会いに行こうと。
(毎日更新、全十話程になる予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 09:30:00
17137文字
会話率:38%
2種類のあらすじを用意しました。短いVer.と長いVer.です。お好みでお選びください。
「短い方のあらすじ」
若干12歳の少年ジンは、異形と遭遇する。
人を殺し、食らう化物。それが異形。
そんな絶体絶命のピンチを助けたのは白髪の美
女ウェウリン。彼女は魔技師であり、異形を殺すことを生業としていた。
再び異形に狙われる可能性がある以上、ジンを放置することはできない。ウェウリンは魔技師になることを提案し、ジンはそれを受け入れる。
この決断が、のちにある大事件を解決に導く魔技師を誕生させるのだが、それはまだ先のお話。
ーーー
「長い方のあらすじ」
心霊だとか、そういう不可思議なものは、剥き出しの精神と変わらない。だから大きな負の感情に歪めば、その歪みに沿って簡単に姿形を変えてしまう。そして一度でも歪んだものは、二度と元の姿形に戻ることはない。
歪んでしまった心霊だとか、なんだかそういうものは、これが困ったことに人間を襲う。増幅した悪感情に歯止めが利かず、肥大した欲望に振り回される。
襲われる側の人間は、とりあえずそれを『異形』と呼んで恐れることにした。しかし昨今では、その『異形』という存在を見ることは勿論、聞くこともない。
しかし『異形』は変わらず、そこに存在している。
見える範囲にいないだけだ。生き血を啜る化物は、依然として、日常の陰に非日常の巣を築いている。
ハリボテの平和が続けられるのも、薄氷の日常に立っていられるのも、全ては非日常に身を投じる何者かのお陰なのだ。
『異形』を狩り、その存在を表に出さない。
それを続けてきた尽力者たちこそが『魔技師』であり、統括する組織を『魔技師連盟』と言う。
さてここに、非日常へと転落した少年がひとり。
少年の名前はジン。
彼は不幸にも異形と対峙し、魔技師となり、のちに世界を揺るがす大事件を解決へと導くのだが、今はまだ12歳の子供である。そんなことになろうとは本人も、両親も、世界だってまだ知らない……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 18:00:00
221584文字
会話率:37%
涼は昔から他の人に見えないものが見えてしまう
その事で家庭が壊れた経験から、見えることは隠し、周りに合わせてなあなあで過ごしてきた
しかし、ある夜怪異に巻き込まれてしまい、一人の美しい少女と出会った事で、涼の薄氷の平凡な日常は、怪異と少女に
侵食されていく
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 17:49:51
519824文字
会話率:35%
かけがえのない大切な人を失った少年の話です。
拙作『薄氷の上で彼女は踊る』の続き、その後に当たります。
最終更新:2024-02-23 01:40:39
9934文字
会話率:15%
こんなことになるのなら、いっそ奪えばよかった——
深山深雪。 僕は彼女のことが好きで、彼女も僕のことを好きで。 きっといつまでも一緒に歩いていくのだろうと、子供みたいな純粋さで疑うことなく信じていた。
多くの人が不快と感じる描写があるかも
しれません。
なろうでの掲載はカクヨムより遅れたものになります。
カクヨムコンにて応募中
https://kakuyomu.jp/works/16817330668518712242折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 02:54:37
84573文字
会話率:13%
僕は殺人犯の弟だ。僕が如何にして加害者家族として過ごし、僕が如何にして殺人犯の兄を理解するに至ったか。殺人を犯すか否かは、薄氷一枚の差でしかなかったのだ。
最終更新:2024-02-23 00:00:00
1972文字
会話率:32%
モンハンのタマミツネの突進、当たりが後ろにもあるの嫌いです。でも麗しいので許します。
あと、最近最新作買ったんですけど、どうしてもXX好きなんで、刃薬とかエリアルスタイルとかホロロホルルがいないのとか、シームレスに慣れないです
あらすじ
プロハンターを夢見る少年(私)が過ごした子供時代をやや緻密に描いた初投稿のお話です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 03:01:29
2369文字
会話率:6%
長期間続いた大寒波がようやく終わって、ぼくは久しぶりに学校に行くことができた。
久しぶりの学校は、休校になる前と変わっていないように思えた。
でも、学校で再会した幼馴染の叶美ちゃんは、どこか様子がおかしかった。
「もうすぐ卒業だね、好人くん
」
小学校最後の三学期、これを過ぎればぼくたちは卒業だ。
そう、卒業したら、ぼくたちは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 22:05:22
4296文字
会話率:59%
――中学一年生のゴールデンウィークに、八神鈴は突如として失踪した
身元不明の孤児である鈴と共に育った義兄の八神伊月は、鈴の行方を捜し続けていたものの、空振りに終わり、五年の月日が経った。しかし、行方不明になってちょうど五年目のゴールデンウィ
ークに、鈴は突然伊月の目の前に帰還した
行方不明になっていた間の記憶はすっぽりと抜け落ちていたものの、他には異常は見受けられなかったため、鈴は日常へと戻っていく。伊月や幼馴染たちと無事を喜び合い、失われた青春を取り戻そうとする
しかし、それぞれに凄惨な過去を抱える少年少女を嘲笑うかのように、薄氷の上に成り立っていた日常は少しずつ、少しずつ、ひび割れていく
「確かに、俺たちは呪われてる。――でも、呪われてるのは君もだ」
――これは異類婚姻譚から始まった、呪いと再生と解放の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 12:00:00
366786文字
会話率:31%
「今見たことは誰にも言いません。その代わり私に協力してください!」
一年前。大陸を二分するサンセベリア帝国とリトガルト王国は、血で血を洗う戦争を行なっていた。
結果としては、王国側の勝利。しかしそれは、薄氷の上のものであった。数
で圧倒的に勝る帝国が王国に敗北した理由、それは兵の質が勝っていたから。王国の戦士達は帝国の騎士達を、ちぎっては投げちぎっては投げ、鬼神の如く屠っていた。
そんな活躍を戦場で果たした英雄「ゼン・キロトリデ」は、ある日上官である司令に呼び出しを受ける。
「貴殿には、サンセベリア帝国への密偵の王命が出された。我が国最初のスパイとして、誇りを持って任務にあたってくれ」
司令の命令に不満はありつつも、ゼンは愛する祖国を離れて潜入任務を開始した。行き先は、帝国立騎士学校。入学試験で早速その実力を遺憾なく発揮した男は、最高のスタートラインを切っていた。
しかし、その夜。男はひょんなことから自分がスパイであるという証拠を、元公爵令嬢である「セシリア・アルフグレット」に見られてしまい……。
これは、身に余る任務を背負った最強スパイと、宿願を持った没落令嬢の熾烈な共同戦線である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 16:07:49
218106文字
会話率:54%
※投稿テスト中
全年齢向け作品
全話挿絵あり
【閲注】
挿絵はAIイラストに人力修正を加えたものです。
元絵はStable Diffusionにて作成。MeinaMix - Meina V11使用。
●あらすじ
大魔王が勇者一行に倒さ
れ大戦は終結した。人魔は薄氷の上に平和と融和を掲げ、多種族が集う学園が開校された。人間の勇者の娘にして学園の悪役令嬢であるツェツィは、現代日本のエロゲ作家だった前世を思い出し、このファンタジー世界でエロゲを流行らせる野望に憑りつかれる。親友を巻き込みエロゲ作りに邁進するツェツィ、だが平和の裏でこの学園にも戦火が忍び寄っていた──!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 04:18:55
42673文字
会話率:45%
2年間寄り添ったSランクパーティー「紅き閃光」を追放され、更には所属していた大手ギルド「赤い不死鳥」からも追放されてしまった荷物持ち・アイラ。…しかし、アイラを追放したリーダー・マイルスは知らなかった。…実は、アイラはライバルギルド「蒼い彗
星」のギルドマスターから熱心な勧誘を受けていたのだ。アイラは隣町のライバルギルドに移籍し、メキメキと実力を伸ばしていく。一方、アイラを追放した「紅き閃光」は、優秀な荷物持ちの不在に苦しめられる日々が続く。「戻ってきてくれ」と言ってももう遅い。申し訳ないけど、僕は隣町で快適な冒険者ライフを送ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 01:35:59
167267文字
会話率:35%
「異世界ファンタジー」から「ファンタジー」を取ったら、一体どうなってしまうのか。
ふと気になって書いてみた作品です。
最終更新:2022-01-30 14:45:00
3852文字
会話率:17%
時は20××年。
とある掲示板に立てられた、奇妙なスレッドの話。
カクヨムにも投稿。
キーワード:
最終更新:2022-01-27 22:16:15
2295文字
会話率:0%
冒険者の集う街、ハルラック。
大通りから少し外れた卓越風通りに、そのバーはひっそりと佇んでいる。
白の薄氷亭。
冒険者ギルドを兼ねたバーは、少し風変わりな依頼をも請け負っている。
それはあまり、他人には知られたくないような。
性質上、風
変わりな依頼を受ける冒険者は相応の実力を秘めている。
白の薄氷亭。
陽射しもささぬ箱庭で、
バーの主人はにこやかに客人を迎え入れ、
金貨を携えた客人は手練れの冒険者を求め、
各々の目的を胸に抱く冒険者は、危うい依頼に手を伸ばす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 15:56:07
25336文字
会話率:66%
主人公のリオはある日突然転移した。
ここはどこだかわからない世界だったが
実は、彼女はその世界と深い関わりがあった。
そしてそこで出会った悪魔と恋に落ちた
切ない純愛ラブストーリー。
最終更新:2023-04-20 21:07:38
38683文字
会話率:36%
傭兵団体アナグマの工作員は大陸の各地に潜んでいる。
表向きには宗教団体エルモとして各地の礼拝堂を運営しながら、
各国のパワーバランスを維持し続けてきた。
薄氷の上に築かれた安寧が崩れかけている。
スットン共和国の唐突かつ大幅な軍拡を調
査するため、
偵察に出たら予想以上だった。
持ち帰った情報から次の手が決まり、
取りかかって早々に気になる言葉を耳にする。
「アナグマの姫の噂、聞いたことある?」
他の投稿先(1箇所):カクヨム折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 13:00:00
241393文字
会話率:48%
薄氷のうえを歩く覚悟と勇気。
それをもつおまえを誇りに思う。
最終更新:2023-01-08 07:00:00
434文字
会話率:0%
こんなおれでも、まだくたばっちゃいない。
最終更新:2022-12-15 07:00:00
315文字
会話率:0%
「pixiv」に掲載済みの作品です。
片思いをもうやめようと、通学路を歩いていた。
冬の通学路、ぱきりと踏んで割れる薄氷が私の恋のようなもの、そう考えて歩いていた。
平川詩春は同じクラスの町谷永遠に恋をしていた。一年生の頃から可愛い
なと思っていた永遠はある日二年生の悪い先輩に絡まれていた所を退けた時から気になり、二年生にはそれが恋だと詩春は感じ始めていた。ただ成績優秀で容姿端麗、運動もできて生徒会副会長でもあった永遠に対し、詩春は成績も悪く友達も少ない。クラスでの友達も永遠くらい。絶望的な差に何度も諦めかけるが、今は高校三年の冬。もう今日やらないとこれからずっとできないと自分を奮い立たせる。
放課後、他の友人と話していた永遠を誘い出し、一緒に下校するがきっかけがつかめない。すると永遠が気を利かせて自分の隠れ家でもある古びた喫茶店に連れて行く。覚悟を決めた詩春は告白するが、永遠は突然の事に困惑し、返事は待って欲しいと言うのが精いっぱい。
優しい永遠の事だからこれは明確なノーだと詩春は泣きながら外へ飛び出す。走り疲れ、冬の寒空の下でうずくまる。すると不意に肩を掴まれ名前を呼ばれる。恥ずかしさから詩春は逃げ出そうとするが、すぐに捕まる。告白を拒否したのになんて残酷な事をするんだと詩春は恨みながら永遠を見れば、頭を下げていた。
「詩春……いや、詩春ちゃん。今は昔みたいにそう呼ばせて」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 11:43:27
14461文字
会話率:44%
その薄氷は本来自分を守る為の物。
でもその冷たさに、気づけば指先が悴んでる。
心を動かす細胞の動きが弱まっていく。
最終更新:2022-07-15 14:44:54
202文字
会話率:0%
夜の校舎、異形の化物、飛び散る血液。
青年は力を求める。
目の前の命を助ける為、人間を救う為、ヒーローになる為。
姿の見えない妖怪が笑みを浮かべ青年を見る。
彼は今夜試される。
自らの力量もわからぬ愚か者か、自らの命すらも天秤にかける英雄
か。
青年は命を救う為手を伸ばす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 08:51:24
15401文字
会話率:42%