辺境を治める侯爵家に生まれたランクテは大罪を犯し、自責の念から転生十字軍に参加する。周囲の冷たい視線を浴びるランクテを、転生十字軍の若きリーダー・ソマスは温かく迎え入れる。「罪の意識がある者ほど、必死に救いを求めるものだ」と。果たして私は
救われるのだろうか? 答えを求めながらランクテはソマスの下で成長し、自然崇拝者との戦いで頭角を現す。しかし転生十字軍の戦いは終わらず、教会内部の政治にも巻き込まれる。苦境が続く時代を必死に生き抜こうとするランクテとソマスの運命は、どこへ向かっていくのだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 20:00:00
211304文字
会話率:43%
優しい義母と妹に、何も言えない姉のお話。
御都合主義のSS、かなりビターな感じ。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2024-03-28 21:28:01
2145文字
会話率:49%
「ああ、月が出てる。」
罪の意識はあるのに人の命を奪った事には何の感慨も抱けない少女、リコス。
彼女の足元に広がる血溜まりと転がる死体。
人を殺した事への罰を受ける事も出来ず、それでも人殺しの自分に嫌気がさす。
また何かの拍子に人を殺し
てしまうんじゃないか……
自分の中に深い闇を持っている事に気がつき、それ自体を恐れると同時に、受け入れてしまっている自分に嫌悪感を抱いていた。
そんなある時『魔眼病』を発症し、魔眼を得た彼女はアルカディア帝国最強の存在である『暗黒騎士』を目指す事となる。
「人殺しは罪だ、罰を受けないと。」
これこそ自分に与えられた罰なのだと解釈し、屈強な男であっても悲鳴をあげる過酷な修行に打ち込み、彼女は才能を開花させる。
『人を殺す』才能を……
アルカディア帝国を、多くの人を護るため、自ら罰を受けるため……
リコスは茨の道を突き進む。
罪を贖うその時まで……
これは贖罪を求める少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 19:33:42
158647文字
会話率:28%
今日まで人という存在を見下し、多くの人間の命を弄んできた無慈悲で傲慢な鬼のミラ。
そんな彼女が天地を揺るがす死をきっかけに今まで軽視していた人間へと生まれ変わる。
しかしそれは表面上の話で……
人の世の常も、常識も知らない無知で無邪気
な元鬼のミラは、学校に通い、個性的なクラスメートや人々に囲まれて、波乱万丈な人の生活を送っていくことに!?
そんな人生の中で、"人とは何か'について学んでいく。
情、嫉妬、悲しみ、愛。
形成されていく「月夜野美来乃」という人としてのミラの人格。
徐々に芽生える罪の意識。
明らかになっていくミラの転生理由。
人と鬼の境地に苛まれたミラが行き着く先とは…
そして彼女と同時に、鬼のミラに殺められたひとりの人間もまた転生という不可解な事態に巻き込まれていた。
"鬼から人へと転生した'ミラと"人から鬼へと転生した'少年という、まるで正反対な境遇で育った二人がやがて交錯する…
そんな人と異種との物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 19:01:00
16228文字
会話率:29%
これは、明治、大正、昭和、平成と、四つの時代を駆け抜けた一人の女の物語である。戦争と時代に翻弄されながらも、只管に己の人生を生き抜いた女の物語である。戦争で夫を奪われ、実の娘とも離れざるを得ず、鬼として生きる事を決めた。彼女は、再び愛され
る事を覚えても尚、拭い切れない心の葛藤を抱えながら生きる。誰にも心の内を語らない、そんな彼女が、死の直前まで抱き続けた想いとは一体何だったのか。その想いは次女へ、そして孫娘へと受け継がれ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 00:00:00
32111文字
会話率:42%
長い都会暮らしを経て、五〇歳を迎えたタイミングで、地元の離島に帰ることになった高津健吾。故郷に錦を飾ると言えなくはなかったが、一〇代の頃に犯した罪の意識にとらわれていた。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。
最終更新:2024-02-04 13:48:09
38831文字
会話率:48%
田舎の村に引っ越したマリに、初めてできた友達のアリサ。
彼女と仲良くしていたが、彼女は周りからの黒い噂が絶えない。
パパ活、乱行、万引き。どれも確証のない噂だが、次第にマリも彼女を避けるようになった。
ある日
アリサが大勢にレ〇プされる現
場を目撃したが、怖くて助けることも何か言うこともできなかった。
次の日、アリサは学校に来なかった。
彼女への罪の意識が消えないマリは、アリサの家に行き、彼女のために力を尽くすことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 22:31:18
21788文字
会話率:32%
自分が犯した罪の意識についての私小説である。
最終更新:2023-12-25 00:43:35
347文字
会話率:0%
宇宙の果てで遭難した俺は、奇跡的に宇宙コロニアル船〈イニシスタ〉に救われ、特権的な地位である食客住人として受け入れられた。だが、イニシスタの中で蔓延る階級差別に耐えかね、俺は異世界環境調査への参加を志願する。
冒険と困難の連続で繰り広げ
られる異世界の物語。他国との共存、戦争、併合―そのすべてが、イニシスタ最高評議会が求める理想的な展開だとされた。
俺は最高評議会のメンバーに推薦され、新たな地位に就くことになる。
しかし、この栄誉な地位に就いたことで俺は自身に違和感を覚え、共に戦ってきた戦闘支援用アンドロイドのルッカによって、その違和感は具体的な形を持って現れる。
ボタンを掛け間違った違和感は、俺が犯した罪の影となって形を変えていく。
心の葛藤と自らの罪の意識が交錯する中、星間運命が紡ぐ物語が広がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 19:08:26
30501文字
会話率:35%
家庭の事情に悩んでいた高校生・透吾は、追いつめられた末に引きこもりの妹・冬子を殺害するという凶行に及ぶ。その罪に対する罰なのか、彼は気づくと異世界に飛ばされていた。
そこは、「魔術師」なる万能の力を持つ者たちが支配する世界だった。あらゆる
空間に瞬間転移する者。まばたきひとつで相手を殺す者。無から生命を作り出す者や、街ひとつを一夜で灰にする者もいれば、広大な世界のあらゆる事象を知覚する者もいる。
世界を創ったのは神ではなく魔術師だとさえ言われ、天地のすべてが魔術によって動く世界。
透吾は、そんな強大な存在を剣の力で倒す、魔術師狩り集団「冬寂騎士団」に拾われる。
団長である美女ヴィバリー、ガテン系大槌戦士のアンナ、そして性別不詳の弓使い少年(少女?)ユージーンの三人に同行する透吾。妹を殺した罪の意識を抱えたまま、騎士たちとともに過ごすうちに、透吾はこの世界で生き抜く覚悟を決めていく。
だがその時、彼の前に再び「冬子」という名の存在が姿を表す――倒すべき、魔術師として。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 15:29:34
281008文字
会話率:43%
米国海軍の厚木基地。付近の河川敷で日本人夫婦が米兵により惨殺される。米軍が探しているのは猫型獣人の少年、蓮。瀬谷武史は米兵の手伝いで蓮の捜索に駆り出される。だが米兵たちの横暴を内心不快に思う反発心と、日本人夫婦が命がけで守ろうとした蓮を見捨
てるのが忍びなく。米兵たちの目を盗んで蓮を連れ出して旅に出る。そこまでするつもりはなかったのだが蓮の救出時にうっかり米兵を殴り殺してしまい、武史も指名手配をかけられている。
2050年。ある朝いきなり電気が使えなくなった。都市機構はわずか数年で壊滅し、主要都市が廃墟化する。日本は米国の属国として監視下に置かれ、大戦後のGHQ占領時のような無法地帯となっている。市民は家に住めなくなり、大規模な公園などに難民キャンプを設営して逞しく生きている。
道中、空手の心得のある武史が蓮に武術の手ほどきをする。ふたりが目指しているのは新宿御苑である。かつて御苑の難民キャンプで武史は女と同棲していた。だが女は妊娠し、武史は責任の大きさに耐えきれずにキャンプを逃げた。十八才の時だった。子供は堕胎したと風の噂に聞き、以来武史は無意識化で罪の意識に捕らわれている。赤ん坊が生きていたなら蓮と同じ年である。あの御苑の難民キャンプになら蓮を託せるだろう。そう読んで座間から何日もかけて歩いてきた。だがふたりが到着した時、御苑では暴動が起き、戦火に包まれている。
武史は蓮を抱えて戦火の中を走る。獣人の小さな命を守るため、独りきりの戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 20:24:13
60347文字
会話率:18%
彼、直樹思恩には愛してやまないものがある。
それは、『NTR作品』である。
元カレ、チャラ男、体育教師、校長先生。
数多あるNTRジャンル中でも強い拘りをもち、そして、人生の糧として楽しく日々を生きていた。
そんなある日
、思恩はしょーもない理由で26歳を迎える誕生日の日に死んでしまう。
身体から少しずつ熱が抜け、冷たくなっていくのを自覚しながら同じく、冷たく暗くしょーもない青春時代を思い返しながら涙を一筋流し、思恩は息を引き取った。
次に目が覚めた時、自分が転生した事を自覚した思恩。
鏡に、人畜無害そうな優しそうな大人しそうな少年が写っていた。
思恩は嘆いた。
確かに自身の人生を悔やんではいたが、他人のましてやこんな優しそうな、大人しそうな少年の人生に成り代わってまでやり直したいとは思っていなかった。
その為、思恩は悔やみ、申し訳なさを感じ、せめてもと奪ってしまった少年の人生の為に、勉学に励み、健康に気を使い。
思恩が少年を見て最初にに抱いた感想通りの人間になれる様努めて真面目に生活していた。
それから数年、思恩は変わった。
毎日あんなに罪の意識に苛まれ、罪滅ぼしの様に厳しく毎日を生きていた思恩は、通い始めた中学にも通わず。
毎日自堕落に怠惰な生活を送っていた。
鏡に写るたびに後ろめたさを感じていた顔を、まるで親の仇の様な表情で睨め付ける。
そこに写っていたのは、前世で思恩が愛してやまなかったオープンワールド恋愛シュミレーションゲーム。
『僕が考えた最強の漢〜シコウッ‼︎のNTR〜』の主人公の一人。
思恩が愛してやまないゲームで最も嫌悪し、なんなら憎んですらいる最凶のチートキャラ。
"二兎セイヤ"その者の姿であった。
果たして思恩のいくつく先は、バットエンドかはたまた前人未踏のトゥルーエンドか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 22:03:55
953文字
会話率:3%
心と体に傷を負いながらも孤独に強く生きる女性と、その女性に対して罪の意識を感じているエリート堅物騎士とのヒューマンラブストーリー
最終更新:2023-08-29 16:00:00
2630文字
会話率:39%
少子化問題と我々が持つ、ある種の罪の意識から、この問題を考えます。
最終更新:2023-08-11 18:18:57
4679文字
会話率:0%
前世の記憶を持って異世界に転生したセリーヌ。人の記憶に潜るという特殊な能力(スキル)を持つ彼女は、所属する研究所で敵国の獣人ケレンと出逢う。セリーヌは自らの能力を用いて廃人同然となった彼を救おうとするが、その望みは叶わぬまま、やがて二人は離
れ離れとなる。罪の意識を抱えたセリーヌと、彼女の記憶を持たぬケレン。二人が再会する時、新たな物語が動き始める。
※シリアス、ところによりイタイイタイ(>_<)ですが、ハッピーエンドです。
※女性への性的な暴行をほのめかす表現があります。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 21:00:00
109833文字
会話率:42%
望月孝司は二十三年ぶりに、東京の営業区に戻ることになった。若いころに営業を学んだ古巣だが、今度はエリア統括という重要なポストだ。
望月はこれまで歩んできた道を振り返り、決してきれいごとではなかった半生に若干の罪の意識を感じつつも、重責に
身を引き締めていた。
その日は、部下であり、新任の営業担当となった杉下美香に頼まれて、得意先のあいさつ回りに同行していた。ふたりとも東京に転勤になるのだが、まだアパートが決まっていないので、それまでは出張だ。
一日の仕事を終えたふたりは、先輩社員から特別に紹介されたビジネスホテル[紅葉館]に投宿した。そこは、信じられないくらい安いうえ、朝食ばかりか、夕食のブッフェまで付いていた。
紹介を介さなくては予約もできないホテルだけあって、そこには、望月が、今までの仕事で知り合った様々な知人が泊まっていた。
ブッフェで懐かしい面々と再会を楽しむうちに、次第に酔いは深まっていき、最後は、よく見知っている人が挨拶にきても、名前も由来も思い出せないほどになってしまった。
頃合いだと思った望月は、夕食を切り上げた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 10:38:48
15120文字
会話率:28%
「人を殺した時の罪悪感? 罪の意識だあ? 笑えるぜ。そんな言葉はなあぁ、私達の世界には無い。人間、ブッ殺すつーのなら、大した事ねーだろうがよおぉ。買い物行くとか散歩するのと大差ねーだろ。私達みたいなのは呼吸するようにやるんだよ」
犯罪者
が集う港町。
そこはマフィア達が牛耳る犯罪都市と化していた。
港町で姉をマフィアに誘拐された少年が姉の奪還を依頼した相手は、前代未聞の大量殺人鬼のカップルだった。
架空の現代EU(ヨーロッパ)風異世界が舞台。腐敗した利権、汚職まみれの警察、腐敗した政治を”正義”の最強殺人鬼が討伐する!
テロリストである最強殺人鬼がマフィアの集団をぶっ殺して回る!
サイコサスペンス系・超能力バトル、クライム・アクション開幕!
※資料集めに難航していますので、不定期更新となります。楽しみにしてくださっている方、真に申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 02:19:12
406747文字
会話率:31%
訪梨津町三丁目、おしゃれなアパレルや喫茶店が並ぶ街並みに、ぽつんと建っている探偵所。小さな箱から鳩が飛び出ているマークが特徴だ。これだけ見ると、なんだかマジックの専門店みたいだ。
探偵さんは、沙羽木 律華(さばき りっか)
シャーロック・ホ
ームズのコスプレが好きな、黒髪ショートに綺麗な白目な女の子。この子にはある特別な能力があった。「人の罪」を可視化して、その罪のレベルを見定める能力。例えば、コンビニでお菓子を盗んだなら5、人を殺めてしまったなら100、ざっくりいうとこんな感じ。でも、すごくめんどくさいことがある。この罪のレベルは、「人の罪の意識」によって変動する。軽い罪でも自責の念にかられれば罪のレベルは上がり、重い罪でも犯罪意識の薄れているものは罪のレベルが下がる。そんな罪の重さを正しいものに直し、正しい罰を受けてもらう。それが彼女の「使命」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 23:32:12
4493文字
会話率:51%
友人が虐められていた事に気付かなかった主人公が、罪の意識に立ち向かう話。※全体的に暗い内容です。苦手な方はご注意ください。
最終更新:2023-06-02 21:34:43
5056文字
会話率:36%
戦争兵器として生まれた少女エミリー・クリスタ。マルディア王国という軍隊最強の国で彼女は戦士以外の道を認められなかった。それは特殊スキル魔力増幅、的補正を持って生まれたためだった。付いた異名は『死の悪魔』だった。人々とは上原に、人を殺すことに
罪の意識を覚え、味方を死なせてしまう事にも自責に念に焼かれる彼女は、罪悪感と、悲しみ以外のほとんどの感情を失っていた。そんな中に彼女の前に現れたのは、他国の王子だった。エミリーよりも背が低くて、酒癖が悪い。喧嘩っ早くて、戦闘能力も低い彼の取り柄は、異次元な頭の良さだった。王子の目的は人が死なない世界を建立すること。エミリーはそれに同意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 20:00:00
3723文字
会話率:56%