天涯孤独の身の上で新進気鋭の冒険者パーティーの荷物持ち兼雑用係をしていたマキシマムはある日、眠っている間に森に一人で置き去りにされた。
エーテルフィード公爵令嬢、リーティア・エーテルフィードは貴族の娘とは思えぬ程活動的で、いつも家人の手を
焼かせていた。
「街の外の森には魔獣が生息しているから、絶対に足を踏み入れてはならない」
エーテルフィード公爵が統治する街では、誰もが子供の頃からそう言われて育っている。当然、リーティアもそれを聞かされて育ってきたのだが、逆にそれがリーティアの好奇心に火をつけてしまった。
ある日、家人の目を盗んで、森に足を踏み入れたリーティアは最初こそ探検気分だったが、鬱蒼とした森に方向感覚を狂わされ、戻れなくなってしまった。
森を彷徨い歩くリーティアだったが、徐々に日も傾きかけた時、魔獣に遭遇してしまった。
必死で逃げるリーティアだったが追いつかれ、食い殺されそうになってしまった時、盾となって助けたのはマキシマムだった。
その直後、リーティアは意識を失ってしまった。
ただリーティアが目覚めた時、その少年は既に公爵家を後にしていた。
それから五年、二人は偶然にも再会を果たすのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 23:10:00
20909文字
会話率:24%
「勇者」になるはずだった――なのに俺は「魔王」らしい。
王国の適性診断で、「魔王 0.001%」という確率を叩き出したユウキ・アルヴェイン。
その瞬間、彼の人生は一変する。かつての仲間は敵となり、王国からの追放、さらには処刑の危機に――!
魔王と呼ばれる運命に抗い、ユウキは「本当の自分」を証明するため旅に出る。
「俺は絶対に、魔王になんかならない!」
異世界で繰り広げられる 運命への反逆劇、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 23:00:00
54383文字
会話率:43%
ただのアラフォーおっさんの日記といか雑記というか
おそらく週末しか更新できないかと思います。
なぜなら会社勤めのおっさんの平日は何にも代わりばえする出来事なんかないからですw
まあ唐突に若い頃を振り返ったりとか昔懐かしい話とかをするかもしれ
ないですケドね。
※競馬の話とかするけど予想屋でもなんでもないおっさんはただの下手の横好きなんで絶対に参考にしないでください。責任なんか負えませんし負う気もないです。
※R15は単に保険です。うっかりひっかったりする可能性も無きにしも非ずなので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 22:18:33
125432文字
会話率:4%
婚約者である王太子の暗殺未遂の濡れ衣を着せられ、家族もろとも処刑された伯爵令嬢レティシア。彼女が目を覚ますと、婚約前の十二歳の自分に巻き戻っていた。
魔導具師の家門に生まれ、断頭台に散った『未来』の記憶。異世界日本でエンジニアとして生きた
女性の記憶。二つの記憶が蘇ったとき、魔導具師の少女は決意する。
このまま王子と婚約すれば、自分も家族も破滅への道を一直線。だったら王命だろうがなんだろうが、絶対に婚約なんて阻止します!
傾いた家門を立てなおし、大切な家族を守るため、やり直し公女の魔導革命、スタートです!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 21:49:07
447784文字
会話率:35%
※この作品は「pixiv」にも掲載しています。
ーーーあの時犯した過ちを償うために…自分の大切な存在を失わないために………
「俺は絶対に、この残酷な運命を変えてやる!!」
操られた運命を正すために、2つの「最強」の子孫は運命を操る者を倒す
冒険に出るーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 21:37:34
650684文字
会話率:53%
俺、橘 公介(たちばな こうすけ)は人気ナンバーワンの国民的アイドル宮沢 舞(みやざわ まい)と付き合っている。
だが、アイドルといえば恋愛禁止。二人の関係が世間にバレたら大変なことになるだろう。
でも大丈夫。絶対に誰にもバレずに俺た
ちが付き合い続ける方法を、舞が考えてくれた。
それは俺が舞の家に身を隠し、一歩も外に出ない「秘密の同棲」をすることだった。
たしかにこの方法なら、週刊誌の記者にも絶対にバレないだろう。
というわけで、俺は人気ナンバーワンの国民的アイドルと同棲して、ラブラブで幸せな日々を過ごしている。
しかも、一緒にいられるだけで幸せなのに、舞は外に出られない俺のストレスを解消するために、いろんなサービスをしてくれる。
人気ナンバーワンの国民的アイドルの愛情に満ちたサービスで癒される秘密の同棲ラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 21:20:53
152239文字
会話率:65%
37歳、営業課長代理として働く高山順一の唯一の楽しみは、週末に行きつけのコンセプトカフェ「ショコラティエ」でお気に入りのキャスト「みか」と過ごすひとときだった。仕事に追われる日々の中で、みかの笑顔だけが順一の心を癒してくれていた。
そんな
ある夜、残業を終えた順一はいつものように「ショコラティエ」へ向かう途中、突如眩い光に包まれる。目を開けると、そこは神秘的な異世界。黄金の髪を持つ女神が現れ、彼に謝罪する――本来召喚する予定だった「勇者」とは別に、順一を誤って異世界に召喚してしまったというのだ。
女神から「元の世界には戻れない」と告げられた順一だが、代わりに通常より多くのステータスポイントと特別なスキル「万能適応」、さらに20歳までの若返りを与えられることに。順一はそのステータスの大半を容姿に振り分け、「推し」に会うための新たな人生を歩むことを決意する。
召喚先の異世界には、20年前に召喚された日本人たちが作り上げた「コンカフェ文化」が根付いていた。しかし、冒険者として稼ぎながら生きていくのは簡単ではない。稼ぎの大半が生活費に消え、推しに会う余裕などどこにもない。
「絶対に、推しを見つける!」
その一心で努力を重ねる順一。彼はこの異世界で新たな推しと出会い、成長していく。これは、異世界に誤って召喚された男が、推しのために剣を握り、モンスターを倒し、ダンジョンを攻略する、異世界×冒険×コンカフェの異色ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 21:15:19
79171文字
会話率:53%
平凡でこれといった特徴のない少年――無川翔太は信じていた4人の少女に裏切られたショックで壊れてしまった。
田舎の祖父母の元で心の傷を癒しながら自分磨きをした。体を鍛えてオシャレにも力を入れると、以前とは別人のように変化した。
ある日、
母親の再婚で虹谷翔太と苗字が変わり生まれ育った地に戻ることになった。転校先の天華院学園には【4色の女神】と呼ばれる少女達がいた。その女神達はかつて翔太を裏切って地獄に叩き落とした悪魔共だった。
過去を思い出して震えるが、見た目も苗字も変わっているので虹谷翔太が無川翔太だと気付かれなかった。
こうして絶対に正体がバレてはいけない高校生活が始まった。
正体がバレないよう距離を開けようとしているのに何故か距離は縮まっていき、次第にラブコメが始まってしまう。
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 21:10:00
270480文字
会話率:39%
中館颯太は順風満帆な子供時代を送っていたが、父親の事業失敗によって生活が一変した。両親は妹を連れて蒸発し、親友だった幼馴染達には絶縁されてしまう。
その後、颯太は祖父母に引き取られた。
世話になった祖父母に恩を返すため、自分を見捨
てた親と幼馴染達を見返すため勝ち組を目指して努力を重ねた。
死ぬ気で勉強し、名門である姫華学園に特待生として入学した。
しかし、姫華学園は魔力を所持する特別な人間だけが入学できる魔法学園だった。本来なら魔力のある人間しか入学できないのだが、ある偶然から魔力を持たない一般人の颯太が試験に合格してしまった。
学園唯一の一般人である颯太は、自分の正体がバレないよう魔法学園生活を送ることになる。
姫華学園には何故か幼馴染達も入学しており――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-23 20:46:40
73146文字
会話率:39%
ヴィラン化ウィルス――通称V2 (villain Virus)が蔓延し、魔物化した人間が暴れ狂うようになった東京に、突如現れた二人組の魔法少女エンジェルステラ。
SNSで大バズりし一躍有名になった二人とどうにか契約したい大手芸能プロダク
ションは、二人の正体を突き止めた者に多額の懸賞金を出すと発表した。
ピンクのツインテール、小柄でキュートな白い衣装のまどか。
金髪ポニーテールの長身美少女、黒い衣装のなぎさ。
年齢不詳正体不明の彼女らは、今日も全力でV2罹患者を浄化する。
「絶対に、バレちゃダメだ」
まどかとなぎさは心に誓う。何が何でも、絶対に正体がバレないようにしなくてはならない。
「まどかが実は男子高校生で、なぎさが実は変態サラリーマンだなんて、世間には絶対……!!」
エンジェルステラ・フィーバーが熱気を帯びる中、TSな魔法少女達と、正体を見破ろうとする世間の、熱い戦いが始まる……!!
※第17回書き出し祭り総合優勝作品
※カクヨムにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 21:07:59
25239文字
会話率:47%
「わたくし、フィデリオ様に頼まれたの! さあ皆さん! 『偽物の聖女』をここから追い出してちょうだい!」
え? ウソでしょ?
領主フィデリオが不在のある日。
突然現れた美しい女の言葉に、ラウラの日常は音を立てて崩れ去った。
え? 偽者
って言われたけど、私聖女じゃなくてただの薬師なんですけど……皆知ってるのに、いったいどうして?
美しい女に魅了され、様子がおかしくなってしまった仲間たちに屋敷を追い出されたラウラ。
その後、宿屋に滞在中に読んだ書物で、あの女が男性を虜にする『蠱惑の魔女』だと知る。
もしかして、遠征中のフィデリオ様もメロメロになっちゃってるの? そんなの絶対に嫌だ! でも、どうすれば……
これは、聖女になれなかったのに『聖女ちゃん』と呼ばれている少女と、イケメンで優しい領主フィデリオ。
そして、誰もが虜になってしまう『蠱惑の魔女』のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 20:20:00
92949文字
会話率:32%
どこにでもいるOLだった私は、雷に打たれて死んだしまった――と思ったら、次の瞬間にはレイラ・シンデュリオンという18歳の子爵令嬢に異世界転生していた。
それだけでも驚きなのだが、さらなる驚くべきことがある。
転生先であるレイラ・シンデュリ
オンは、私が作った小説のヒロインだったのだ。
どうしてこうなったかはよく分からないけど、これはきっと神様がくれたチャンスよ! 今度こそは絶対幸せになってやる!
前世では叶えられなかった幸せを今度こそは掴み取るため、私は全力で頑張ろうと誓う。
そうして始まったのは、意地悪公爵――ローゼスの妻としての生活。
10歳の義妹は超絶かわいいのだが、ローゼスは容姿が良いだけの最低人間だった。
私が作ったのはレイラの設定だけ。ストーリーを作る前に死んでしまったので、ヒーローが誰なのかは分からない。
順当に考えるならローゼスがそうなのだろうが……私は認めなかった。
こんな最低人間(ローゼス様)は私のヒーローじゃない! 本当のヒーロー様、早く現れて!!
しかし三人での時間を過ごしていくうちに、最低人間の態度も段々と変わってきて……。
※他の投稿サイト様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 20:15:39
12230文字
会話率:21%
俺はある日突然、ゲーム『ウィッチクラフト・アカデミア』の世界のモブに転生してしまった。
世界設定はまんま『WcA』なのだが、知っている名前が全然ないことから、俺は長年自分がモブだと思い込んでいた。
で、モブなりに楽しく異世界ライフを満喫して
いたんだ。
しかし、結婚し子供を産み、しばらく経った頃、自分の娘が破滅予定の悪役令嬢だったことに気が付いた。
このままだと彼女は婚約破棄されて処刑されてしまう。
それだけは絶対に駄目だ。
止めなければならない。
ということで、俺は自分の娘に、優しさと強さを教え込むことを決意する。
……って、あれ。
俺の娘、いつの間にか強くなりすぎてね?
そこまで強くするつもりはなかったんだけど……。
しかもパパっ子になりすぎて恋愛に興味失ってるし……。
*カクヨム、ハーメルンにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 19:45:01
90525文字
会話率:31%
俺はある日突然、ゲーム『ウィッチクラフト・アカデミア』の世界のモブに転生してしまった。
世界設定はまんま『WcA』なのだが、知っている名前が全然ないことから、俺は長年自分がモブだと思い込んでいた。
で、モブなりに楽しく異世界ライフを満喫して
いたんだ。
しかし、結婚し子供を産み、しばらく経った頃、自分の娘が破滅予定の悪役令嬢だったことに気が付いた。
このままだと彼女は婚約破棄されて処刑されてしまう。
それだけは絶対に駄目だ。
止めなければならない。
ということで、俺は自分の娘に、優しさと強さを教え込むことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 14:57:11
12973文字
会話率:31%
「何故だ、何故、こんなことに・・・・・」
少女は箒を掃きながら、静かに苦悩のため息を溢す。
この少女、今でこそはメイド服を着込んだ可愛らしい見た目をしているが、その実、生前は無敗を誇った世界最強の『剣聖』だったのである。
名を
、アーノイック・ブルシュトローム。
生前の姿は、筋骨隆々の大男の髭モジャ男。49歳。生涯独身。好きなもの、酒と博打。
そんな無骨な男が、何故か、死後、メイド少女へと転生してしまったのだ。
それも、男であれば誰もが視線を奪われるであろう、見目麗しいメイドの少女へと。
彼は自身に起こったこの出来事に理解が追い付かず、ただただ混乱しながら、15歳となる今の今まで、坦々とメイド業に従事せざるを得なかった。
自身が元剣聖であることを、誰にも明かさずに。
「アネット!! 私と共に騎士養成学校に入学するわよ!! 私は絶対に『剣聖』になってやるんだからっ!!!!」
中庭で箒を掃く元おっさんのメイド少女の元に、豪奢な衣服を身にまとった少女が満面の笑みで駆け寄ってくる。
そんな彼女に対して、元おっさんメイドは呆れたような口調で口を開いた。
「お嬢様・・・・私も、一緒に入学しなければならないのですか??」
「当たり前よ!! 貴方は私の付き人なのだから!!」
そう。
彼は何故か、『剣聖』を目指す貴族令嬢の使用人となってしまったのだった。
これは、剣士の頂点を目指す没落寸前の貴族令嬢と、その付き人である元剣聖のメイドが、剣を手に、お家復興をするべく奮闘する物語。
元剣聖の最強のメイド、実力を隠しながら使用人として生きる物語、である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 19:27:51
1691235文字
会話率:46%
日本でバリキャリ総合職だった美咲は、ある日突然、乙女ゲーム「トワイライトの瞳」に出てくる悪役令嬢「ヴァイオレット・グレンダリング」として目を覚ます。
ゲームの主人公「ラベンダー・ハートン」は子爵令嬢だが、スキル授与の儀式「聖杯の儀」で【癒し
】というレアスキルを発現したことで「聖女」として注目され、学園で5人の令息と関係を深める。
その際にお邪魔虫として出現するのがヴァイオレットだ。
ヴァイオレットは公爵家の血筋だが、父である公爵が使用人に手を付けて産まれた庶子であり、下女が産み捨てた孤児と偽られていた。
そして彼女もまた「聖杯の儀」で【創造】というレアスキルを得たことで、公爵家に引き取られることになる。
しかし、父である公爵はヴァイオレットに関心がなく、公爵夫人には苛め抜かれ、異母弟のティリアンにも軽蔑され、性格がねじ曲がってしまう。
ヴァイオレットは、ヒロインのラベンダーに度々嫌がらせをしたせいか、物語終盤で公爵家の罪をなすり付けられて処刑されてしまう。
処刑を回避するには、秘密裡にスキルをゲットしつつ、グレンダリング公爵家から逃げ出すしかない。
絶対に生き抜いて、自立と自由を掴み取ってやる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 19:00:00
69150文字
会話率:30%
高峰精工株式会社の設置保守施工部に勤務する高卒一年目の青年、陽祭楓之丞はまだ19歳の若さながら第一種電気工事士や第三種電気主任技術者の資格を持つ若きエースだ。
仕事の面では優秀な知識と技量を発揮する彼だが、プライベートでは真性包茎に悩まされ
続け、その所為で今までひとりもカノジョが居たことが無いという残念な一面も持っている。
その楓之丞の住む安アパートの隣室には同僚の超セクシー美人、夢咲星羅が住んでいた。
星羅は毎週末、安アパートの薄壁越しにセックスの際の喘ぎ声をダダ漏れに響かせるという痴態を晒しており、楓之丞の中ではえっちなお姉さんという位置づけとなってしまっていた。
そんな星羅だが、若き楓之丞のずば抜けた技術と知識、更にはTOEICスコアでも990を誇る抜群の頭脳に惚れこんでしまい、何かとアピールしてくる始末。
他人のオンナに手を出す様な真似は絶対にしたくない楓之丞と、そんな彼に何かにつけて迫ろうとする星羅の、奇妙なせめぎ合いが始まる。
★R15は念の為につけてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 18:44:31
19786文字
会話率:22%
私立K高等学校の一年生、南城凛空には秘密があった。
彼は売れっ子のゲームイラストレーター、S-Rickとして多くのファンを抱えており、その技量は近年稀に見る程の逸材とさえいわれている。
しかし凛空自身はデビューするまで散々辛酸を舐めてきた上
に、周囲からは絶対にデビューは無理だと馬鹿にされ続けてきた為、すっかり対人恐怖症になってしまっていた。
高校進学後も暗くて陰気な性格は変わらず、多くの陽キャ連中に圧倒されてしまう。
そんな中、クラスメイト女子で鋼の姫と呼ばれる美少女、帝塚磨鈴の余りの美しさに見惚れてしまい、彼女の美貌からインスピレーションを受けた凛空はつい無心で磨鈴の顔立ちによく似たオリジナルの美少女キャラを描いてしまった。
当初はすぐに破棄するつもりだったそのイラストだが、何かの手違いで磨鈴本人に見られてしまう。
凛空はバレない様に何とかやり過ごそうとするが、遂には磨鈴に絵師としての技量を知られてしまい――。
★R15は念の為につけてます。
★評価やブクマは頂けると嬉しいのは嬉しいですが、気に入って頂けたらで結構です。
★本業微妙に忙しかったり、PBWのマスター業やライター業で時間取れなかったりで、かなり不定期な更新になるかと思いますが、良かったらお付き合い下さいませ。末永く読んで頂ける物語を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 13:55:18
41458文字
会話率:20%
ごく平凡な会社員だった田中 明は、気づいたら自分が制作に関わったことのあるゲーム「プロミスオブエタニティ」の主人公に転生していた。
「そんなキラキラした陽キャの生き方なんて自分には無理!」と嘆きながらもひとまずシナリオ通りに行動する明の前に
、「大好きなゲームのヒロイン達がハーレム要因になるのは絶対に許さない!」と意気込む、モブキャラ転生を果たしたもう一人の元日本人、楓が現れる。
これは「ハーレムなんてまっぴら御免」と無難に生きたい男と、「ハーレム絶対許さないウーマン」である女がタッグを組み、無数のヒロイン達のフラグをへし折りながらも世界を救おうと奮闘する、ゲーム転生ファンタジーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 18:00:00
645674文字
会話率:65%
藤崎蓮 は、うっかり転生してしまった――しかも、美少女に!
その見た目のせいで、やたらと色ボケ男たちに狙われる始末。
だが、
「おい! どう考えても俺は男だろうが! まぁ、その辺は最大の課題になりそうだけど……でも無理やりやらされるくら
いなら、俺だってやる時はやるぞ!」
問題は、現代での知識と常識だけでこの異世界を生き延びられるのか? ってことだが――
「はぁ? もちろん生き延びるに決まってんだろ……! 前世のくだらないモチベなんか捨てて、今度こそ超カッコいい俺になってやる! 絶対に同じ道は歩まねぇからな! 今回は違う!」
こうして、彼――いや、彼女の新たな人生が始まる。
完璧とは言えないが、少なくとも形にはなってきたようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 17:55:27
3974文字
会話率:18%
1945年9月。
マダンの仮収容所から数百の日本の傷病兵はオーストラリア『カウラ捕虜収容所』に送られた。そこには敗戦国(枢軸国)ドイツ・イタリア・日本・他、それに協力した者達が多数捕虜として囲われていた。北半球としては最大級の連合軍捕虜収容
所である。中でも日本人(旧日本陸海軍の軍人)が多く、帝国軍人魂がまだ生きて居た。彼等は表面はどうあれ、軍国教育の徹底と帰還してからの将来に絶望を感じ、収容所内で死を選択する者も多数、居た。東部ニューギニア戦線で戦った元兵隊達(傷病兵)は更に悲惨であった。カウラ収容所の元気な元兵隊達からなじられたり、暴言を浴びせられたり・・・。
一年前の1944年には元日本兵の大量脱走が勃発し、数百の日本人がオーストラリア兵に射殺された。脱走者達も日本の将来を悲観して脱走、敢えて覚悟の死を選択した。
オーストラリア軍はコレを教訓に日本人を小さなグループに分けて隔離して居た。
その頃、マダン収容所から大量の元兵隊達(傷病者)がカウラ捕虜収容所に送られて来た。カウラは医療や食糧、待遇も満足できる収容所であった。
しかし彼等東部ニューギニア戦線で敗戦を迎えた元兵士達も故郷の現状に悲観していた。
家族に会って何と言おうか。生きて帰還して許されるのだろうか。それよりも家族は健在か。私はこの戦争の事は絶対に話すまい。戦争は人間の形を変えてしまう。私は故国に帰って普通の人間に戻れるのだろうか。私も、同胞の肉を食べて生き延びた『化け物』だ。
この作品は著作権を放棄したものではありません。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-02 17:50:36
2021文字
会話率:10%
桃香。すでに年を取ったおばあちゃんである。これまで一緒に過ごしてくれていた優香、恵理子、千里はすでに他界した。
たった一人残される桃香。その手には六人の写真。
置いて行かれてしまった。一人になってしまった。わかっていたことだが、覚悟し
ていたことだが、寂しい。
この四人はずっと心にとげが刺さったまま生きてきた。
二十四歳目前に病気で亡くなった真央。真央を探すと遺書を残し、自ら命を絶ったセンセ。
真央ちゃんは満足して逝けたのだろうか。
センセは真央ちゃんに会えたのだろうか。
私達では力になれなかったのだろうか。
優香さんと恵理子さん、千里さんはあの世に行って、二人に会えたのだろうか。
二人にそのことを聞けているのだろうか。
五人は一緒にいるのだろうか。
私も行きたい、五人の下へ。
また六人で過ごしたい。たった一年にも満たなかったあの楽しかったころのように。
写真を握り締める桃香は願う。「会いたい」と。
神様の親切か意地悪か、三組に分かれて転生を果たした優香と恵理子、千里と桃香、そして貴博(センセ)と真央。
会いたい! 一緒に生きたい! だから、探しに行こう! きっとみんないるから!
六人のそれぞれの旅が今始まる。
千里は意気込む。
「センセに会ったらまず、ぶん殴ってやるんだから!」
「え?(桃香)」
わんもより
好き好き人生第三弾スタートします。
第二弾の六人が、第一弾の世界に飛び込みます。飛びこまされます、かな?
なので、第一弾、第二弾ともに読んでいただけたら、より楽しんでいただけると思います。登場人物がかぶっていますし(苦笑)。
ベースが第一弾の世界なので、ほのぼのとして、時にトラブルにあって、仲間が増えて。そんなお話です。
わんもが自分の好きなことを好きなように書いておりますので、読みづらかったらごめんなさい。
それでは、
「千里、頑張るんだよ(わんも)」
「お前がそう書けや(千里)」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 17:40:00
566298文字
会話率:61%
日本とは違う異世界。
俺はそんな世界でも、元の世界と同じように森の中に引きこもっていた。
そんな引きこもり生活を満喫していた俺の前にやってきたのが、懐かしく、そして二度と会いたくはなかったクラスメート達。
目の前のクラスメート達は
、まるでファンタジーロールプレイゲームのような鎧やローブを身に着け、俺の大切な場所を無遠慮に攻撃し続けていた。
「おい!また俺達が可愛がってやるから!今すぐここから出て来いよ!」
「俺達がこの森を有効に活用してやるよ!」
「そこの化け物蜘蛛!俺様の聖なる剣技で八つ裂きにしてやるよ!」
「そっちの狼は俺がやる!毛皮を剥いだら良い装備品になるだろ?」
俺の目の前には、クラスの不良グループの4人がこちらを笑いながら見ていた。
「佐田!お前も人間ならその魔物達を倒しで一緒に来い!俺がお前の事も導いてやる!」
クラスの優等生、勇者となったが飯田浩平が偉そうに命令する。
「俺はここから出る気は無い。そして、お前達にこの場所を開放する気もない!俺からこの場所を奪う奴らを、俺は絶対に許さない!」
クラスメート達に右掌を翳した俺は、[強制退去]のスキルを発動する。
「佐田君すまん。俺達にも立場ってものがあるんだよ。この任務をやり遂げるっていう責任もな!」
そう言いながら清水が放ったのは巨大な土の柱であった。
『カツキ、大丈夫かえ?』
俺を貫こうとしている柱は、怪我を負ったルリが必死で糸に搦め捕ると俺の顔の前で無効化されていた。
「佐田、すまない!俺には使命がある!俺を恨んでも良い!だが他の者達は恨まないでやってくれ!手加減はしてやる……できることなら、早めに降参してくれ!……聖なる魔力を糧に、放たれるは神の一撃……|聖光雷撃《ホーリーライトニング》!」
戯言を言いながら飯田から放たれたのは天から降り注いだ強力な雷撃であった。
次の瞬間、残っていた拠点の城壁の大半が削り取られ消失していた。
「また俺は、居場所をなくすのか……」
脇腹に張り付き治療をしていくれているスライムのアクアに手を添えながら、俺の意識が途切れようとしていた……
意識がはっきりとしない中、俺が生き返ったらあいつら全員ぶっ殺してやる……そう心に恨みを封じ込め、うっすら感じる光に向かいこの世界にまた生まれ変わる軌跡を切望し手を伸ばした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 16:00:00
164522文字
会話率:40%
その洋館は、私たちの通う小学校の帰り道に建っています。
私たちはそこにはなるべく近づかないように言われているの。だってその誰もいないはずの洋館には、雨の日に近づくとそこの幽霊に攫われちゃうっていう噂があるから……
あの日、私たちはそこで起
こった出来事を絶対に忘れない……忘れられないの……
そんなお話です。
「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」タイアップ企画
夏のホラー2023 参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 13:01:29
5037文字
会話率:40%