アシュリーは実母亡きあと、一人で家業の薬草作りを担っていた。ヘイワード伯爵家は薬草作りに長けた特殊な家柄で、その血脈を護り続けてきたが、婿養子の実父は、正当な後継ぎのアシュリーではなく、後妻の娘に家を継がせようとした。薬草作りは自分にしか
できない、このまま家にいたら利用されるだけの人生だと思ったアシュリーは家出を決意する。
隣国の大叔母を頼ろうと向かう途中で置き引きに遭い、全財産を失ったうえ、怪我までしたアシュリーは、その時知り合った若き侯爵ヒューイの邸で、怪我が治るまでお世話になることになった。しかし、その邸は呪われているという噂の邸だった。
三か月前に兄夫妻が亡くなったために、急遽呼び戻されて爵位を継ぐことになったヒューイは、まだ慣れずに四苦八苦していた。ヘイワード伯爵家で執務もこなしていたアシュリーは彼を手伝うことにする。お互いの身の上を話すようになって、二人の距離は次第に縮まっていく。そんな時、呪いにまつわるような事件が起きた。
家令の死は自殺が殺人か、それとも呪いか……。邸内では黒マントの魔女らしき女も目撃されて、邸の地下には秘密の通路も発見される。
アシュリーは黒マントの魔女の正体が気になって、地下通路に侵入する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 20:00:00
68520文字
会話率:55%
霊感が強い貴族令嬢のドリスメイは、通っている王立学園内でフェリシティと名乗るゴーストに命を救われ、友達になる。そして彼女の死の真相を究明する手伝いをすることになる。
一歳年上の王太子クリストファはドリスメイにとって初恋の人だが、ドリスは
素直にその気持ちを現わせないでいた。
そのクリストファの母であるメリーベル王妃とフェリシティはかつて親友だった。フェリシティは現国王、当時は王太子だったアルフォンスの婚約者だったが、行方不明になったことにより(遺体は見つかっていない)アルフォンスとメリーベルが結婚することになったのだった。
フェリシティの失踪には、王太子妃の座を巡る陰謀が渦巻いていたと推測されるが、事件は迷宮入り。
そして息子の代になり、再燃したように王太子妃候補の命が狙われる。その中にはドリスメイも含まれていた。
危ない目に遭いながらもドリスメイは、クリストファの力を借りながら、今回の事件に巻き込まれて命を落とした人のゴーストに事情を聞きつつ、真相に迫っていく。それはフェリシティ殺害事件とも繋がっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 20:00:00
72080文字
会話率:49%
目を覚ますと、そこは妹が熱中していたヤンデレ乙女ゲーム「狂恋学院 〜闇に咲く純愛〜」の世界だった。
ゲームの舞台である名門校に通うことになった主人公は、この世界のヒロイン・紅野エリカの恋愛成就に協力することになる。
しかし、新学期早々に彼
女は屋上から飛び降り、命を落としてしまう。
——紅野エリカが自殺するはずがない。
彼女は誰かに殺されたのではないか?
ゲームの知識と過去の記憶を頼りに、主人公は真相を探ることを決意する。
けれど、この学園には攻略対象たち——“ヤンデレ”が潜んでいた。
彼らの歪んだ愛、執着、狂気。
次第に追い詰められる主人公。
甘く、重く、逃れられない恋の檻。
紅野エリカを殺したのは誰なのか?
真相を突き止め、この狂ったゲームで“ハッピーエンド”を掴み取ることはできるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 20:00:00
46493文字
会話率:21%
「奇跡は真実か、欺瞞か――神聖調査官が暴く信仰の闇」
セラフィム聖教会の神聖調査官 ミハエル・フォン・ヴァイセンブルク は、護衛の聖騎士 コンラート・フォン・アイゼンシュタイン と共に、事件の真相を追うが、そこには「神の奇跡」を操る黒幕の
影があった――。
“信仰”とは何か? “奇跡”とは何か?真実を求める戦いが始まる!
異世界✖︎ミステリー✖︎バディものです。
※ややブロマンス(未満?)の表現あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 20:00:00
110936文字
会話率:34%
ある日、お使い帰りのメイブは、”癒しの魔女”が住む『癒しの森』の奥で運命の出会いを果たす。倒れていたのは、平和を象徴する東の大国メルボーン王国の近衛騎士、レオンだった。彼が抱える使命とは、”曲解の魔女”によって突如もたらされたチェルシー王女
を苦しめる『魔女の呪い』を解くこと――ただそれのみ。
“癒しの魔女”ロッティと、その使い魔であるヒヨコのメイブは、彼の願いに共感し、勇敢なる冒険へと旅立つ。
魔女の使う禁忌『魔女の呪い』は、生命力を吸い取り苦しみを与え死に至らしめる強力なもの。唯一解呪することができるロッティの魔法効力を底上げ出来る『フェニックスの羽根』を求め、使い魔メイブ、”癒しの魔女”ロッティ、”霊剣の魔女”モンクリーフ、近衛騎士団長レオン、騎士フィンリーは旅に出る。
世界の南ルーチェ地方に位置する『癒しの森』を拠点に、数々の困難な試練と不思議な出会い、魔女や人々、そして仲間たちとの織りなす絆を描くこの物語は、信じる心と愛情の物語でもある。
怒り心頭の”曲解の魔女”が語った愛するペットが被った悪戯の真相、人語が話せないことで苦悩するメイブ、心に秘めた思いと使命の板挟みに葛藤するロッティ、自分の行動に対し無責任だったモンクリーフの心の成長、人間でありながらメイブの言葉が判ってしまうフィンリーの秘密とメイブへの恋、忠誠心故に焦るレオンの誠実な想い。ロッティとレオン、メイブとフィンリーの異種族間の恋愛模様や、みんなの心の成長を経て王女の解呪に挑むとき、ロッティとメイブに立ち塞がる最後の試練は!? きらめく冒険と温もりに満ちたファンタジーが、今ここに始まる。
中世欧州風の、人間と魔女が共存する世界アルスキールスキンを舞台に、小さなヒヨコの使い魔メイブと、魔女や人間たちとのほのぼの王道ハートウォーミング冒険ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 20:00:00
119392文字
会話率:50%
何事も平均以上であることを目指している山紫慎太郎(やまむらさきしんたろう)は大学2年の19歳。
新たなスキルアップのためコンビニバイトを始めた慎太郎は、研修中に自分を指導してくれた、かわいい先輩バイトのリサさんに興味津々。
だがリサには何
か事情があるらしく、長時間労働や他店へのヘルプなど、ブラックな条件で働かされているようだ。
今日もまたドタキャンで穴の開いたシフトを埋めさせられそうになっているリサを見て、慎太郎は自らシフトの延長を申し出るが、リサの思いがけない行動を目の当たりにして、どうにも気持ちが落ち着かなくなる。
果たしてリサはどんな人間なのか?
そして自らに起きた不可解な出来事の真相とは?
ミステリタッチのちょっとエッチなラブコメディ開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 19:00:00
17442文字
会話率:46%
三条香織の元へ連絡が入る。最愛の妹、恵麻が飛び降り自殺をしたのだと言うのだ。そして恵麻と共に飛んだ人物が居た。つまり単なる自殺ではなく、心中である。
香織は恵麻の死の真実に迫る為に、探偵を雇い、一緒に死んだ桐生篤の親友、木島康太と恵麻の親友
、三宅梨沙に協力を頼む。
一体二人に何があったのか、大切な人物を失った者たちはそれを知らずして明日への一歩を進めないほど心に傷を負っていた。
果たしてその真相とは?
※裏とありますが表はありません
※完結保証です。中編程度の長さになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 19:00:00
47192文字
会話率:31%
――全てを偽ってでも、そして、命に代えてでも守りたい。
その想いだけが、私達の真実。
1951年。英国で猟奇的な変死事件が多発していた。
政府や警察では原因や犯人の特定には至らず、被害者は何れも10代から20代目前の
女性で目も当てられない様な惨状で発見されている。
約50年前に起きたとされている切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)の事件に因んで、この事件は「切り裂きジャックⅡ世(ジャック・ザ・リッパーセカンド)」として、取り上げられた。
英国政府はこの事件の防衛策として、民間に夜中の外出や一人での外出を禁じ、護身用として銃などの武器を持つ事を勧告し、この事件は政府の深刻な問題となっていた。
その状況を見兼ねた、当時若干15歳の女王は自らの兄であり、裏警察(シークレット・ヤード)のボスであるグレア・ファブレットに、事件の捜査及び首謀者の暗殺を依頼。
そして、1952年――。
犯人はおろか、手がかりすらまだまともに掴めぬまま、一年と半年が過ぎようとしていた――。
相次ぐ猟奇的殺人事件の真相は?
物語が進む度に明かされる、少年少女の素性。
紫の少年と青の少年がその姿を解いた時、物語は幕を開ける。
架空の英国を舞台に混沌の時代の中、闇に生きる少年達の儚く残酷なSFファンタジー。
―― ――
―― ――
※この物語はフィクションであり、実際の人物・国家や出来事などとは無関係です。
また、この物語には残酷な表現があります。
心臓の弱い方や15歳未満の方の閲覧はオススメしません。
閲覧は自己責任でお願いします。
この小説は、実在する国家の名前や地名を拝借して、そこに架空の設定を盛り込んでいます。
現実の国家のシステムや地理とは、名前以外は全く関係ありません。
名前だけ拝借しています、名前だけ←
この作品は、エブリスタやハーメルン、HP作成サイトリゼの悪ノ歌姫のサイトにも掲載しています。
ボーイズラブ・ガールズラブのタグは念の為。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 18:38:32
272835文字
会話率:25%
幼い頃から病弱だったヴァネッサは病弱で肌に赤みがあったことでティンナール伯爵家で役立たずと冷遇され続けていた。
ろくな栄養も与えられず、医師にも診せられず、物置部屋で寒さに震え咳を我慢する日々。
子どもも産むこともできないと医師に言われヴァ
ネッサは無能な役立たずだと使用人として暮らして虐げられていたのだが突然転機が訪れる。
なんとシュリーズ公爵家へと嫁ぐことになったが大金と引き換えだった。
しかも現公爵家ギルベルトは前公爵を殺して公爵家を乗っ取り、若くして妻を二人も亡くしているのだという。
ヴァネッサに抵抗する術はなく人体実験を繰り返していると恐ろしい噂の公爵の元へ。
ヴァネッサはシュリーズ公爵邸の前、あまりの恐怖から自害しようとしたのだが……ふと前世の記憶が蘇る。
(も、もしかして……わたくしは悲劇の継母ヴァネッサに!?)
前世で読んだ小説の番外編でヴァネッサの悲惨な過去が明かされると『悲劇の継母』と言われるまでに。
ヴァネッサはすべてを拒絶し続け、継子のアンリエッタの前で自らの命を絶ってしまう。
アンリエッタは心に深い傷を負い、ギルベルトの仲も悪化。
彼女は悪役令嬢になっていく……という流れだ。
最初はすれ違いの連続。生き残るためにはどうすればいいのか考えるヴァネッサだったがギルベルトの噂の真相や彼の気持ちに気づき、継子のアンリエッタとはどんどん仲良くなっていく。
「わたしもアンリエッタとギルベルト様を守りたい……だからわたしは強くなるわ!」
継母として頑張るヴァネッサはどんどんと溺愛されていき、ヴァネッサを虐げていたティンナール伯爵家は徐々に落ちぶれて地獄へと落ちていく……!?
アルファポリス掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 17:20:00
78393文字
会話率:29%
家族が幼い時に殺された主人公、フラブが
師匠と出会い。
家族が殺されるに至った事件の真相を知り。
右往左往ありながら復讐を決意する物語。
最終更新:2025-03-31 17:07:54
583165文字
会話率:48%
ここは、魔法が存在する世界。
アルカナ大陸と呼ばれるこの大地には魔族を統べる魔王がいた。
魔族と人間の戦争。勇者マリス・ゴールドは仲間と共に戦い、魔王と相討ちになる形で争いを収めたのだった。
それから5年後。
勇者の弟であるノア
・ファトリィブは、死んだ兄から手紙を受け取る。毎年誕生日になると送られてくるようになっていたのだ。
しかし、そこには祝いの言葉ではなく、兄の死の真相が書かれていた。
兄は魔王と相討ちになったのでは無い。仲間に裏切られ、殺されていた。
ノアにはその裏切り者を見つけ出して欲しい。それが手紙の内容だった。
兄の死の真相を聞いたノアは、兄の情報を詳しくを知るために兄の仲間だったクミ・ヴィバールの家へと向かった。
クミから聞かされる兄の旅路。それを聞いたノアは兄に託された願いを受け継ぎ、兄の仇を討つための旅に出る事を決意した。
しかし、これはノアだけの物語では無い。
ノアが受け取った手紙には魔法がかけられていた。マリスがかけた蘇りの魔法。マリスはノアの心の中で蘇る事に成功していた。
肉体は失っても、意識はノアの中にある。マリスはノアの影として共に旅に出る。
これは、ノアが兄の仇を討つ物語であると同時に、マリスの復讐の物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 17:05:14
68923文字
会話率:42%
「バッドフラグしかないの⁉︎」
ある日池に落ち気付いた。
弟と共に乙女ゲームの世界に転生したと。
それもなんと家ごと没落、死亡エンドの悪役令嬢に!
原因は婚約者、アルバート王子と主人公の邪魔をしたから。
ならすぐ婚約破棄よ!
なのに別れられない理由が発覚。
それは私も知らない、死の真相ですって⁉︎
このままじゃ弟もいるのに!
王子の信用不足バッドエンド‼︎
だったら!
「忠臣になって、王子の恋路も手助けします!」
それでも襲うバッドフラグ!
一部下として王子を支え、運命を変えたい悪役令嬢と、王子の思惑の行方は⁉︎
※略称フラない、挿絵非表示可折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 16:07:24
1331073文字
会話率:38%
特殊捜査研究所に所属する久我山警視正は、新技術を用いて犯罪の真相解明に奔走する。
それは、意識のない重要参考人の記憶の中に入り込み、その人が見た事、聞いた事という事実のみを記録にとる事。
確立されていない捜査方法に悩みながらも、久我山警
視正は、正義のために闘い続ける。
この物語は久我山警視正の闘いの記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 13:00:00
46952文字
会話率:20%
「もう150年、生きてきた。卑しくも人の血をすすりながら、これまで命を永らえてきたんだ」
思いもよらない言葉に、問い直す声さえ出ない。
150年? 人の血、って……。
そんな。
それじゃあ……あなたはまるで――、
・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
両親の死後、どうしようもない孤独感から暗く沈んだ生活を送っていた咲葵(さき)。ようやく立ち直り、また元の平穏な日々が訪れ始めた時、ひょんなきっかけからオーベルジュの試泊モニターを頼めないかと依頼される。軽い気持ちで受けた咲葵だが、不思議な青年、玲(れい)と出会ってから、咲葵の日常は一変した。父親の死の真相を追い求める中で、周囲に翻弄されながらも、二人の関係は月の満ち欠けのようにかたちを変えていく。
★タイトルに※ついてたら大人向けの表現が出現します。
★*ついてるのはサイコ気味だったりグロ気味だったりの表現アリ。飛ばして読んでもオッケーなように書く、という高等テクニックは持ち合わせておりませんのでマジでごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 12:10:00
33604文字
会話率:48%
第三次世界大戦が世界を焼き尽くし、男性の出生率が壊滅的に低下した未来。生き残った人類は8つの都市に拠点を築き、壁の外の脅威から身を守るため鉄壁の防衛線を張る。都市の中央では近未来的な技術が秩序を支えるが、その境界線で戦う者たちには休息はない
。レイナ中尉は、南門を守る防衛隊の一員として、仲間と共に過酷な任務に身を投じる。ある日、都市内で若い男性が次々と消える異常事態が発生。混乱を避けるため情報は秘され、彼女に極秘任務が下される——壁の外に運ばれた被害者を救え。信頼する仲間を率い、危険な荒野へ踏み出した彼女を待ち受けるのは、裏切りと陰謀の渦だった。都市の安全と壁の外の混沌、その狭間で彼女が見つけたのは、仲間との絆と自らの信念。戦いの果てに真相が明らかになった時、新たな脅威の影が忍び寄る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 12:00:00
79520文字
会話率:52%
一つ一つの生命に星座が紐づき、『魔力元素』を与える世界、【ビテルギューズ大陸】。
そこでは1000年前に未曾有の災厄から大陸を救った【明星の救世主】を信仰する文化が根付いていた。
ある日、異世界の大陸で目を覚ました現代日本の少年・アイ。
星座が紐づいていないアイは『未確認魔力体=通称〝ニンゲン〟』として【エスペル教団】に追跡される身となる。
しかし、アイの右手には【明星の救世主】と同じ真紅の輝石が宿っていた――
輝石が宿った真相を知るため、そして信仰に身を任せるのではなく自分で道を選ぶため、
アイは大陸で出会った仲間達と共に、【救世主】の歴史を追う旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 12:00:00
430141文字
会話率:39%
※当作品は長い構想を経て生まれた”青春群像劇×近未来歴史ファンタジー”長編シリーズ小説四作目です。
前編~Jewelry tears~
ーー季節は流れ、三年目の学園祭が迫る二学期へ
犠牲を払いながらも人類の敵"ゴースト&
quot;の討伐に成功した稗田知枝は次なる脅威に備えるためアリスの手を借りて準備を進めていた。
一方、イギリスで暮らすアリシア達は反アリス組織から新たな魔女狩りの任務を言い渡され、日本へと向かうのだった。
そして、2059年9月26日。
稗田知枝と樋坂浩二は稗田黒江の残した手記”14少女漂流記”の上映会を終えた帰り、四年前の因縁を抱えたアリシア達の襲撃を受ける。
それは大きな呼び水となり、母の死の復讐を遂げるため行動する黒沢研二と共に、知枝は魔女の力を行使して新たな敵と立ち向かう決意を固めるのだった。
知枝の導きにより、次々と魔法使いへと覚醒していく仲間たち。
ついに明かされる四年前の事件の真相。
クラスメイト達を戦場へと導き、死闘を繰り広げていく知枝。
聖戦の鐘が鳴る時、舞原市は再び因縁渦巻く戦場へと変わっていく。
そして、哀しき戦いの先で、樋坂浩二は愛する女性たちの前で最悪の決断を迫られるのだった。
「どうしてこんなことしてるのか、自分でも分からないよ。殺したいほど憎いはずなのに」
後編~秋桜の空に愛を残して~
ーーアリスの導くの先で待ち受けるものは人類の進化かそれとも…
???
※エピソード4では近未来の世界観で広がる本格的なバトルファンタジーと多くの個性的な登場人物達による切なくも甘い人間ドラマが展開されていきます! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 11:52:05
127438文字
会話率:20%
※当作品は長い構想を経て生まれた”青春群像劇×近未来歴史ファンタジー”長編シリーズ小説です
『イントロダクション』
西暦2059年
生き別れになった三つ子の魂が、18年の時を経て、今、巡り合う。
それは数奇な運命に導かれた、少年少女たち
の長い一年のほんの始まりだった
樋坂浩二(ひさかこうじ)と稗田知枝(ひえだちえ)のダブル主人公で繰り広げられる、隠された厄災の真実と超能力を操る魔法使いを巡る一大青春群像劇
『前編 ~Clover destiny~』
“真奈の想いを裏切らないように、その優しい心に恥じないように生きていこうと、私達は誓った”
「マナ分かるよ、ちえおねえちゃんは“おにいちゃんのことが好きなんだね”」
稗田知枝の樋坂浩二への恋心、それを受け入れている浩二の妹、真奈
幼馴染として過ごしてきた時間分、積もり積もった永弥音唯花(えみねゆいか)の浩二への想い
浩二を巡る三角関係の中、唯花はついに告白する決意を固め、想いを伝えるために真奈と浩二をプライベートライブに誘い、ステージに立つ
だが歌の途中、突如真奈が倒れてしまう
戻らない意識の中、動揺する唯花と浩二
病院へ真奈を搬送し、目覚める時を祈る中、真奈の下に救いの手段を持って知枝がやってくるのだった
深まる知枝と唯花の浩二への想い
苦悩に暮れる唯花の姿に揺れる幼馴染、内藤達也(ないとうたつや)の唯花への恋心
交差する想いのまま迎える修学旅行、運命のように導かれた告白の先で、物語は一つの結末へと激走していくのだった
『後編 ~World end archive~』
それぞれの恋心が決着へと向かう中、稗田知枝は人類の敵”ゴースト”と向き合うことになる
自身の魔力を解放しゴーストを退治した知枝
しかしそれは、祖母から託された本当の使命を改めて思い出させるものだった
そして、辿り着く30年前の厄災の真相
悲しい魔法使い達の末路
生き残った祖母の活躍で復興を遂げた舞原市
真実の先で知枝は、運命の再会を果たすのだった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 16:03:50
401916文字
会話率:23%
二人はいかにして惹かれ合い、愛し合い、別れることになったか。
(作品紹介)
二年生から三年生になった八重塚羽月(やえづかはづき)は舞台演劇の為の脚本を書きながら、樋坂浩二(ひさかこうじ)との出会いから別れまでの日々を回想する、
二度
と変えることのできない、取り戻すことの出来ない二人の愛に満ち溢れた軌跡、それは羽月と浩二にとって大切な思い出の”かけら”だった。
変えることのできない過去。
破局を経て、同じクラスメイトとして再会することになる二人。
二人の間にあった学園祭を通して惹かれ合っていった日々と大切なことを見失いすれ違っていった日々の真相が、今、思い出という形で映し出される。
※本作は長編シリーズ小説「魔法使いと繋がる世界」に登場する八重塚羽月をメインとした作品になっています。
本編の前日譚ともなっており、本作のみでも楽しめますが、本編と合わせて読むと、より深く物語を楽しめるように構成してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 11:35:52
82740文字
会話率:33%
約2000年前、突如として人類のほぼ全てに常軌を逸する力が宿った。その力の名は"ギフト"。
そして現代、ヨーロッパの一国"アルカディア"に住む少年はちょっと(?)したきっかけからギフトを悪用する犯罪者
を捕まえる部隊に入隊する。
それによって彼を中心に世界が動く。変化する。
そして人類は、少しずつ真相に近づいていく
ただ1人を除いて
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 07:21:46
25292文字
会話率:45%
『ネオイロスの虚影』——あらすじ
VRゲーム《ネオイロス・オンライン》で、ある異常現象が報告された。
「ゲーム内で幽霊を見たプレイヤーが、支離滅裂なことを話し始める」
公式の調査では、コード上に"幽霊"の存在は確認で
きない。
だが、"確かに見た"という証言が相次ぎ、いつしか噂は広がり、都市伝説のように囁かれるようになった。
——"削除されたはずのデータが、まだこの世界に残っている"。
事態の真相を探るため、探偵はVR世界へとダイブする。
「幽霊なんているはずがない——だが、いないとも言い切れない。」
その曖昧な存在を確かめるべく、彼はいつもの相棒AI・エコーと共に、ゲームの深部へと足を踏み入れる。
ところが、探偵はVRゲームどころかRPGもやったことのない初心者だった。
そんな探偵がゲームをプレイすることが出来るのか?
探偵とエコーのコンビが"虚影"の謎を追う時、
ゲームの常識が、そして"存在の意味"が、静かに揺らぎ始める——。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 06:01:30
35713文字
会話率:35%
奇異な死神がいる。
その死神は謎解きを欲としており、未解決事件解決に命を捧げ、叶う事が出来なかった魂を見つけては、自身の住処に呼び寄せる。
そこは数多くの死者達の記憶を本として置かれている図書館であり、死神にとっての謎を解くための探偵紛いの
事務所でもある。
死神は死者達の記憶や、神の力を使い、未解決事件の一冊の本として、擬似的な舞台を作り出す。そこに魂を参加させ、その魂の視点で謎解きを楽しむのだ。
その謎解きに失敗すれば、魂は消滅。成功したとしても、死者が生き返る事もなく、事実が変更される事はない。真相が明確になるだけ。
それでも魂達は事件の真相の解明を望み、死神の言葉を受け入れる。
今回、この死神探偵事務所に訪れたのは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 05:48:14
382772文字
会話率:38%
近未来を舞台にした社会派サスペンス。世界各地で戦争、侵略が起き、対立と分断が深刻になっていく中、日本も近隣諸国と一触即発の緊迫した状況が続く。
国内では、著名人が相次いで殺され、不審な死を遂げていく。タレコミをきっかけに取材を始めた朝夕デジ
タル新聞社会部調査報道班のエース記者大神由希は、背後に政治的陰謀のもとで謎の組織が暗躍していることを疑うようになり、取材を深めていく。
さぼり癖のある後輩、暴力団ともつながる謎の弁護士、恋人のネット記者、大神を叱り飛ばす刑事、IT界の天才ら個性豊かな仲間と連携し、瀕死の重傷を負うなど再三のピンチを迎えながら、真相究明に走り回る報道活劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 05:40:22
136355文字
会話率:44%