《あらすじ》
「リーファ・フォルナイゼンッ!!
お前との婚約をここで破棄する!」
アスカンテレス王国の第二王子ナッシュの婚約者であった
侯爵令嬢リーファは、夜会の席で突如婚約を破棄される。
その結果、彼女の義妹であるマリーダが第二王
子の新たな婚約者となり、
リーファは実家である侯爵家から手切れ金を渡されて、国外へ追放された。
だがそれも「全て計画通りよ!」と嘯くリーファであったが、
物事は彼女の計画通りには進まず、
結局、彼女は自身と従者を護る為に、
伝説の戦乙女(ヴァルキュリア)になる事を決意。
そして数々の試練を乗り越えて、
リーファは戦乙女(ヴァルキュリア)となり、
アスカンテレス王国とその周辺国を護る為に
不倶戴天の敵国であるガースノイド帝国と戦う事となる。
だがリーファの思いはただ一つ。
――このまま婚約破棄された追放令嬢として、
――周囲に蔑まれて生きていくなんて嫌よ。
――だからそんな周囲の偏見を私自身の手で変えてやるわ!
――私はその為に戦乙女(ヴァルキュリア)として戦うわ!
――そして戦乙女(ヴァルキュリア)としての使命を果たしたら、
――私は好き勝手に自由に生きるつもりよ!!
しかし彼女の思いとは別にガースノイド帝国とその同盟国との戦いは、
苛烈さを増し、彼女自身も最前線で戦う事になるのであった。
果たしてリーファが自由を掴める日は来るのであろうか?
最強の女性主人公が織り成す本格派異世界バトルファンタジー小説!
※無断転載は固く禁じます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 07:10:00
636041文字
会話率:25%
セレスティーヌは王都郊外の町に住む子爵令嬢だ。
父の上司でもある伯爵家へ両家の繋がりを強固にすべく嫁ぐ予定であったが、伯爵家令息の婚約者から婚約を破棄されてしまう。
父の職を人質ならぬ職質(?)とされ、住んでいる町を出ていけと言われ家
のために飛び出した彼女。
ところが旅の途中で暴漢に絡まれてしまい困っていた。
そこを女装をした大男の『アマンダ』に助けられる。
男性であるのにもかかわらず女装をし、なぜか女性の名前を名乗るアマンダ。
彼女(?)も何やら訳アリのようで……
ふたりは互いに傷ついた心を抱えながらも、楽しく旅をすることに。
ガチむきオネエと貴族令嬢のデコボコ諸国漫遊放浪記。
※あくまで架空の世界ですので、地球基準とは違う・似て非なるところが多々ございます。
そういう世界なんだなぁと薄目で見ていただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 12:34:50
342052文字
会話率:32%
侯爵令嬢だったジュリエッタは、ただ一人森の中にいた。彼女は婚約者だった王子に濡れ衣を着せられてしまい、罪人として辺境の森に追放されてしまったのだ。この森には恐ろしい魔物が棲むと言われている。きっと王子は、彼女がここで失意のうちに命を落とす
ことを期待したのだろう。
しかしジュリエッタはめげなかった。王子には秘密にしていたのだが、彼女には前世の記憶があったのだ。前世の彼女は、小さな村で暮らす薬師の娘だった。その記憶を活用すれば、この森でもきっと生きていける。そう確信した彼女は、笑みを浮かべながら新たな生活を始めていった。
そうしてつつましくも元気に暮らしていたジュリエッタのもとに、思いもかけない同居人が転がり込んでくる。それが運命の出会いだったのだと、彼女が気づくのはまだ先のことだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 12:14:14
563832文字
会話率:40%
公爵令嬢に転生したオディールが得たのは【お天気】スキル。それは天候を操れるチートスキルだったが、王族にはふさわしくないと馬鹿にされ、王子から婚約破棄されて追放される。
元々サラリーマンだったオディールは、窮屈な貴族社会にウンザリしていたの
で、これ幸いと美少女メイドと共に旅に出た。
倒したドラゴンを従えて、広大な砂漠を越えていくオディールだったが、ここに自分たちの街を作ろうとひらめく。
砂漠に【お天気】スキルで雨を降らし、メイドの土魔法で建物を建て、畑を耕し、砂漠は素敵な村へと変わっていく。
うわさを聞き付けた移民者が次々とやってきて、村はやがて花咲き乱れる砂漠の街へと育っていった。
その頃追放した王国では日照りが続き、オディールに頼るべきだとの声が上がる。だが、追放した小娘になど頼れない王子は悪どい手段でオディールに魔の手を伸ばしていく……。
女神に愛された転生令嬢とメイドのスローライフ? お楽しみください。
※以前連載していたものの改稿版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 06:48:14
208131文字
会話率:37%
7歳の時。私、リルフィはとある理由で元いた家を追い出された。
頼れる存在たちの先導のもと、国の端っこの田舎町の孤児院に身を寄せる。
そんなこんなで、かれこれあの日から早10年。
もう少しで18歳。成人で、一人立ちだ。
1人で生きていくた
めの知識も力もずっと勉強してきた。成長した今なら何だってできるよね!
でも、とある者たちの断罪が決まったことで、止まっていた “何か” が動き出す。
公爵家の正当な後継者。
母様の死の真相。
私の、力について。
なんで、こうなるの?
私は普通に、ゆっくり、穏やかに、暮らしたいんです!
あんまりしつこいと私の友達が怒るからね!
***
以前投稿した短編『公爵家に戻れと言われてもお断りいたします』を長編化したものになります。
R15は今後の展開次第ではどうなるか分からないので、一応の保険として付けています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 19:00:00
374375文字
会話率:36%
とある事情で元いた家を追い出され、辺境の街にある教会に併設されている孤児院で過ごしてきたリルフィ。
平民であるリルフィは一人立ちする時のためにと、冒険者にもなり多くのことを学んでいた。
親よりも頼れる存在に守られながら。
ある日、リルフ
ィは王都の騎士団所属のラーティ・ロトレイと出会う。
そこで知った。とある公爵家の者たちが断罪されることを。
元の家。父親。義母。異母妹。
元家族に対する感情などなく、心底どうでもよかったリルフィだったが、明らかになった事実に激怒。
頼れる存在と共に、一言言いに行きますか!
なんなら1発ずつ殴りましょうか!
え? 公爵家の正当な後継者?
精霊の愛し子? 公爵家に戻れ?
今さら何を言われても知ったことではない。全てお断りします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-14 21:00:00
25707文字
会話率:34%
姉の婚約者を奪い贅沢極まりない暮らしをしたために愛想を尽かされて追放され、野垂れ死んだ令嬢メリア。
死に際に反省し次は誰かの役に立ちたい、存在するだけで誰かを幸せにできるようになりたいと願い目が覚めるとウサギのような見た目の不思議な生き物「
聖獣」に生まれ変わっていた。
美しく可愛らしい第三王子のイベリスに拾われアリアと名付けられたメリアは、魔法使いモルガと騎士サイシアに出会いイベリスを狙う悪者からイベリスを守るために奔走する。
人の姿に変身したアリアに騎士のサイシアは何か特別な感情を抱き始めたようで……。
第三王子のイベリス、そしてイベリスに仕える魔法使いモルガと騎士サイシアのイケメンたちにアリアは毎日モフモフなでなでされて生きていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 18:13:25
19589文字
会話率:35%
隣国からの侵略により、貴族は家から一人出兵させなければならなくなった。そんな中、姉夫妻の為に回復要員として戦場へ行った私はその先で同僚となるリリアンに出会う。そんなリリアンは何故か"残念聖女"と言われていた。何でも、彼女
は王に婚約破棄された挙句戦場に追放されてしまったそう。しかし、彼女は残念聖女の名にそぐわない凄い治癒魔法の使い手だった。戦場で力を発揮する彼女の名声はどんどん高まっていき、王は自分の暴挙により追い詰めらる。そんな中、王が戦場に来て……
追放聖女の追放先での同僚視点のお話しです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 21:16:52
6670文字
会話率:46%
ゆっくりと距離を縮め、すれ違いながらもおよそ3年後し。晴れて婚約関係となったキルシェとリュディガー。
キルシェは復帰した大学で卒業間近となり、少しずつその日が近づきつつあった。
そんな折、「考え直すか?」__と、リュディガーから思いもよらぬ
言葉を告げられた。
_________
※「訳あり追放令嬢と暇騎士の不本意な結婚」の端折った話__番外編。
※こちらだけでもお楽しみいただける構成ですが、本編( https://ncode.syosetu.com/n1250gp/)のネタバレが含まれます。
※他サイト様にも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 10:20:31
180733文字
会話率:41%
「私と結婚してほしい」真っ直ぐな飾り気のない求婚は、自分の犯した罪深さを思い知らせるものだった。この人の厚い胸に飛び込んで、助けて、と言えたのなら、きっと彼は叶えてくれるだろう。__全てを知らず。
いわゆる令嬢として育ってきたキルシェだが
、利発さが災いし、父に疎まれ虐げられてきた半生だった。
そんな彼女が厳しい父に反対されることもなく帝都の大学に在籍することができたのは、父にとって体の良い追放処置だから。ある日、担当教官からとある学生の指導を頼まれた。志を持って暇をもらい、学を修めている青年龍騎士のリュディガーである。
ふたりはやがて心を通わせ合うが、絶対的な父の影がちらつくキルシェは多くを明かさないまま、リュディガーの前から消えた。
しかし、ふたりの物語はそこで終わりにはならなかった__。
相思相愛からの失意。からの__制約が多く全てを明かせない訳ありの追放令嬢と、志を抱いた愚直な騎士が紡ぐ恋物語。
※他サイト様にも連載中
※「【完結】わするるもの ~龍の騎士団と片翼族と神子令嬢~」と同じ世界観で、より前の時代の話ですが、こちらだけでもお楽しみいただける構成となっております。
_______
週3話〜4話更新していきます(主に平日、稀に休日)
ブクマありがとうございます! 評価、感想などお気軽にどうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 11:21:26
742930文字
会話率:35%
「シエスタ・クラエス! 貴様との婚約を破棄する!」
呼び出され、王侯気品席となる一段上がった舞台から見下ろされる形で、高らかに宣言された。
噂という名の根回しが盛んに行われていたことは把握している。みな、今日はこの舞台を承知の上で参加
しているのだろう。
未熟で役立たずな令嬢の落ちていく舞台を観賞するために。
そして、未熟で役立たずな令嬢、シエスタ・クラエスは緩む口元を必死に固定させた。計算どおり、と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 00:00:00
6174文字
会話率:33%
クリスティナは、17歳の男爵令嬢。
幼いころから疫病や戦乱で傾いた領地の立て直しに奔走し、その活躍から王族の婚約者候補にまでなった。
やっと幸せになれると思った矢先、無実の罪をきせられ婚約破棄、そして孤島へ流刑となってしまう。
貧しい島
に絶望する彼女だったが、貴族の義務から解放され、自由になったことに気づく。
そして、海をゆく『ニシン』の膨大なる魚群に目を付けた。
――ここで生きなきゃ、損ですもの!
陸地から離れすぎ、交易に向かない島。
輸送費が高くつくなら、たくさん作ってたくさん運べば、暮らしをよくできる。
クリスティナは、やがて島の領主から提案を受ける。
それは大勢へ利益を分配し、事業にまとめあげるための仕組み、『株式会社』。
領主の老婆ダンヴァースは、かつて魔女と呼ばれたほどの実業家であり、令嬢に経営を教え始めた。
前向きな姿は、流刑地とさげすまれ、やる気を失っていた島民たちをも変えていく。
美味しい魚と島の自然に、追放されたのにむしろ癒されていくクリスティナ。
他方、彼女を追放した王国は……。
追放された令嬢が、商才を目覚めさせ、強く、幸福になっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 21:08:13
255070文字
会話率:36%
”鋼の頭を持つ女”とまで言われてしまうほどの堅物侯爵令嬢エルシャは生まれた頃からの婚約者である王太子から婚約破棄を告げられ追放された。
追放先は王国の最西端…”王国の爪の先”と言われる程のド田舎。
そして、あてがわれた男は過去数多の婚約者
がいながらも結婚式当日に逃げられ続けた軽薄男ケヴィン。
だがしかし、その男、実はチートハーレム男…の友人であった。
”百戦百敗”と呼ばれる程婚約者から逃げられ続けたフレポジ男…
チーレム男の爪痕残る辺境の地で追放令嬢は軽薄男の妻となりその毒牙にかかるのであった…
(※)と書かれている部分は寝室表現がありますので苦手な方はお気を付けください。
※”小説家になろう”、”アルファポリス”、”ノベリズム” にて投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 10:00:00
352271文字
会話率:35%
ここは魔物や魔族が存在する世界『ルナトリア』
この世界の国の一つ『アルセリア』
その国のスラムに白い髪に青い眼のスラムに似つかわしくない外見の少女がいた。
少女は思う生きようと
これは少女のスラムから始まる冒険である
最終更新:2023-12-12 20:20:01
499文字
会話率:22%
「セルミヤ・ラインレッツ。ルボワ王国第2王子アレックス・ファーガンの名において、貴様に婚約破棄と国外追放を命じる! 俺の決定は絶対だ。セルミヤ、俺が誰なのか答えてみるがいい」
「…………」
(……権力を鼻にかけた史上最悪の恥知らず――アレ
ックズ・ファーガンろくでなし殿下です)
侯爵令嬢セルミヤは、王国ルボワの王子から婚約破棄される。そして、転移魔法によって追放された先は、魔物の群生地帯ウルナー山脈中央部の山だった。
遭難中に出逢ったのは、白皙の美貌を持つ男、アドルフ・シュグレイズ。彼はこの危険な山奥の家で生活をしているという。
かつて彼は、帝国エルシアで、史上最年少にして帝国軍の副総長を務め、『美しき英雄』と名高い世界最強の魔術士だった。――しかし、彼は1年前から失踪中だったはず。一体どうしてこんな場所に身を潜めて暮らしているのか。
謎だらけのアドルフだったが、他にセルミヤには行くあてもなく――ここに二人の同居生活が始まる。
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★天才魔術士×追放令嬢
有能副総長閣下とちょっぴり天然令嬢の、ひとつ屋根の下の年の差ラブストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 13:04:09
97057文字
会話率:48%
追放令嬢と暗殺者の恋物語。
2019年に日間入りした短編のリメイク。元々6000文字くらいの短編を改稿していたのですが17000文字を越えてしまったので新規として投稿させていただきます。以前読んだ方も初めての方もどうぞよろしくお願いします。
アルファポリスさんにも投稿済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 20:48:20
17845文字
会話率:4%
記憶喪失の追放令嬢と王太子に暗殺を命じられた暗殺者の恋物語。
最終更新:2019-01-30 19:20:39
9042文字
会話率:3%
ニチアサヒロインとは!
邪悪を挫き、弱きを助け、いついかなるときも清らかな心を忘れない、子どもたちの憧れである!!
謎の美人に言われるがまま、悪役(っぽい)令嬢に転生した私。
婚約破棄からのイケメン溺愛ルートか、はたまた辺境追放からのスロ
ーライフか。
今後の人生設計に胸をふくらませる私に、発光する鷹がこう言った。
『選ばれしご主人。仲間とともに、この世の悪を打ち滅ぼして!!』
「ニチアサヒロイン!?」
まさかのニチアサヒロインルート。
生存できるかさえ怪しい世界線で奮闘する、私、アグネシタス・レージョの命運やいかに。
*ギャグファンタジー、時々ラブコメです*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 20:39:42
394275文字
会話率:31%
聞こえるか嵐に吠える二人の声が。
公爵家の一人娘レイシェルは婚約を破棄され、その元から追放されてしまう。
兄が裏切り、魔王軍に寝返り、勇者達に討たれた。その汚名が家の名を地に落とした故に。
その彼女の前に現れたのは魔術師の青年ノブ。
二人
の旅が始まる――。
祝・30周年!
リスペクト・ス○○ボ!
リスペクト・ウィ○○ー!
リスペクト・ガン○ムX!
剣と魔法、そして巨大ロボ「ケイオス・ウォリアー」が存在する世界。
伝説の秘宝を求め己の光を取り戻す戦いの旅が幕を開けた。
婚約破棄されて追放された貴族令嬢は魔法戦士で巨大ロボの操縦者だ!
全て矛盾なく成立する!
メガネがトレードマークの凄腕魔法使いは伝説の賢者最強最後の弟子で巨大ロボの操縦者だ!
全て矛盾なく成立する!
この作品は一応続編で前日譚があるんだが、別に知らなくても問題は無い!
第二次がスタートだったらむしろ驚くわ!
矛盾なく成立するのかもしれんけど!
とにかく止まるんじゃねぇぞ……
戦士よ、起ち上がれ!
前章はこちら
異世界スペースNo1(ランクB)
https://ncode.syosetu.com/n0218hf/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 08:17:28
240002文字
会話率:29%
『下級兵士は断罪された追放令嬢を護送する。』の外伝集です。
本編は完結設定したので今後外伝はこちらに投稿いたします。
投稿する話の時系列はバラバラですので注意して下さい。
またこれを読まれる前によろしければ本編を読んでいただければと思いま
す。
『下級兵士は断罪された追放令嬢を護送する。』
https://ncode.syosetu.com/n5017hp/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 13:16:41
49166文字
会話率:24%
「ジョセフィーヌ!! 貴様を断罪する!!」
王立学園で行われたプロムナード開催式の場で、公爵令嬢ジョセフィーヌは婚約者から婚約破棄と共に数々の罪を断罪される。
愛していた者からの宣告、親しかった者からの嫌悪、信じていた者からの侮蔑。
弁解の機会も与えられず、その場で悪名高い国外れの修道院送りが決定した。
この物語は王都を追放された悪役令嬢を修道院まで護送する下級兵士の恋物語である。
GW中一日一話完結まで投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 12:44:16
82178文字
会話率:19%
ダーシーは王都の邸から追放された子爵令嬢だ。継母が彼女を嫌い、領地に追いやった。
荒れた土地を懸命に切り盛りして九年。
結婚も恋も彼女の前を通り過ぎて行き、すっかり田舎暮らしが板につく領主代理となっていた。
あるとき、幼い捨て子を見つけ
た。ダーシーは領主館に連れ帰る。コレットと名づけ、自分の子のように接した。
一緒に眠るほど可愛がったコレットが、ある朝成人した男性に姿を変えていた。
驚愕するダーシーに、
「僕だ。コレットだ」
と男は笑う。
さらに彼を探し求める近衛兵団がやって来て、彼をアリヴェル殿下と敬って————?!
後日、ドレスを贈られ、王宮に招かれる。
華やかな出来事をダーシーはアリヴェル王子の詫びと受け取った。
しかし、彼は彼女を婚約者だと主張してくるのだ。求婚された記憶もない。一方的な断定が彼女は納得できなかった。
婚期を逃した自覚が強く、結婚に夢もない。
さらに彼には残虐だとの噂もある。
自分を拒絶する王子は一旦引くが、再び彼女の前に現れる。
領地へ帰る彼女を自分が送ろうと申し出た。
近衛隊を率いた安全な旅が保証される。ダーシーはそれをありがたく受けた。
旅を通して王子との距離が近くなっていく。イメージの王子と実際が異なり、自分の頑なな考えも次第に変化していくことになるが———。
不遇な追放令嬢と残忍冷酷な噂のある第二王子。二人の恋のお話です。
ざまあ要素もしっかりあります。
※こちらは短編の長編化したものです。短編の続きは4話からになります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 22:19:08
69541文字
会話率:41%
悪の魔法使いマーリン。湖と虹の都キャメロットの騎士達は彼が生み出す魔獣との戦いに明け暮れていた。
キャメロット城に住まう令嬢モルガンには不思議な友達がいた。喋る本のユーサー。彼女は外の世界とは隔絶された城の中で、静かにユーサーと大好き
な読書とティータイムを送るのが日常だった。
だがある日、彼女の弟であるモードレッドがキャメロットに対して叛逆したことから日常は一変する。見に覚えのない罪を被せられ、婚約者であるランスロットには婚約破棄を言い渡され、更にキャメロットからの追放処分を受けてしまう。
全てを失った彼女はユーサーとともに馬車にお気に入りの荷物を乗せて旅立つ。それでもいつか、自分の無実を分かってくれると信じて───。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 19:23:08
104106文字
会話率:43%
公爵令嬢ヴィクトリアは、異母妹パルミラの策略により謂れのない嫌疑をかけられ、王太子アルフレッドとの婚約を破棄させられた上に国外追放された。
……が、自由に生きたかったヴィクトリアにとっては渡りに船。
身に蓄えた膨大な知識を活かし新生活を始め
るも、アルフレッドの友人のロラン王子が現れて……。
「わたくしはわたくしの夢の為に生きるの!邪魔しないでちょうだい!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 18:58:11
6730文字
会話率:54%