【魔法と科学でネオンが光ってバイクが走る近未来風異世界ブロマンス、再燃!】
永遠の夜に包まれた超恒久的共生盟約都市、通称シティ――。
常時百種以上の種族が暮らす街では、大小様々な事件があちこちで巻き起こる。
民間治安維持組織『シティガード
』の末端企業である『SCS』に所属するヒューマのマホロとウルフ系獣人族のガルガ。固い絆で結ばれた二人は今日も真っ赤なチートバイクに跨り、ネオンライトが照らす街を駆け回る。
「俺はお前が何より大切なんだよ、それくらいわかれよ!」
「ありがとう、そう思ってもらえて嬉しいな」
命知らずなカワイイご主人様に振り回される優しくてカッコイイオオカミ。正反対なのに相思相愛な二人が事件をダイナミックに解決!
魔法と科学が融合した近未来風都市を舞台に描く、ブロマンス以上BL未満の尊いメンズ、ちょっと残念なエルフ族、街を守る最恐の悪魔、忍び寄る巨悪、etc……とにかく色んな要素がごちゃ混ぜになったカオスを楽しむ新感覚ファンタジーアクションエンタメが、パワーアップして再始動です!
※本作は作者が以前公開していた「Beast in the City」を原案にしたセルフリメイク作品です。
※『Case file 1:ファースト・スターミッション』以降は不定期更新となります。『Case file 1』読了後はどこからでも読める短編連作になる予定です。
※カクヨム先行で公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 21:31:57
67576文字
会話率:49%
ごく普通の日常を送っていた高校生・暁美悠人。
彼はある事件に巻き込まれた際、自身の本性が四百年前に死んだはずの吸血鬼の真祖だと知ってしまう。
再び目醒めた以上、本来ならばかつての部下である吸血鬼たちの元へと戻り、王として再び君臨することが宿
命。しかし悠人は、何も知らない幼馴染や親友を巻き込ませないため、自身の運命に抗うことを選んだ。
そんな中、悠人の目の前に現れたのは、「クルースニク」と呼ばれる真祖を殺すために生まれた聖女・ローラ。
最初は敵対する者同士として互いと接していた悠人とローラだったが、やがて互いの利害の一致から、禁忌と知りながらも一時的に共闘の盟約を結ぶことに。
だが、戦いと日常を共に過ごしていくうちに、本来は殺し合わねばならない宿敵同士であるにもかかわらず、二人は互いに強く惹かれ合ってしまい……。
人類の敵である少年と人類の救世主である少女が織り成す殺し愛のダークファンタジー、開幕。
殺すか、それとも愛するか。あるいは――
※賛否両論分かれる内容だと思います。苦手だと判断したら何も言わずブラウザバックお願いします。
※大量出血を始めとする残酷描写&不快感を与える可能性のある発言が多く登場します。また物語後半より主人公が闇堕ち&ヤンデレ化する展開が含まれる予定です。あらかじめご了承ください。
※サブタイトルに「★」を入れている話には作者が描いた挿絵が含まれています。上手い方ではないので、「下手なイラストを見るのは嫌だ」という方は非表示を推奨します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 00:00:00
1037804文字
会話率:38%
魔狩人は無数にある異世界を渡り歩き、歪みとともに現れる魔物を狩る。
契約を結びて人を超越した力を持って魔狩人となる。
霧の猟会に所属し、異世界を調整する盟約のもと、狩猟、守護、救助、が主な仕事となる。他は魔狩人に委ねられる。
ある者からは世
界の調整者、またある者からは殺人鬼と称される。
そんな魔狩人の中にも変わり者はいる。始祖とされる世界に住む魔狩人、シルバ・ニージェルがいた。
これは彼の物語だ。魔狩人となった彼は果ての見えぬ霧の向こうをゆく。
今日もまた、彼は自慢の剣と銃を持って異世界へと赴くのだ。
【命は巡り火が灯る】異世界を跨ぐダークファンタジー。
ノベルアップ+にて投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 00:54:04
53765文字
会話率:48%
☆超絶剣技の美少女剣士と絶対我がまま口先王女☆
剣激突するコミカルメタルハイファンタジー。
剣と圧制が支配するある日、城下で王女イルミ・ランタサルは珍しい髪色をした少女アイリ・ライハと偶然に知り合う。
権謀術数渦巻く中世の時代に比
類なき我がまま変化球王女イルミと盟約を契り交わした直球美少女剣士アイリの二人は待ち受ける数々の試練をちょっぴりコミカルに駆け抜ける。
当作品は週2回の不定期更新です(ФωФ)ω
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 21:00:00
937627文字
会話率:1%
[第1部~第3部完結] [第4部連載中] [第5部執筆中]
「我が名はティルフィング!ソーマ!其方はこれより我が契約者だ!よろしく頼む!」
世界大戦の勃発に瀕して、古き神々は帰還を果たした。人の世に神秘は蘇る。
神々の力によっ
て神秘が科学を凌駕した現代。
世界は英雄、魔術師、そして伝説の道具である”遺物”とその契約者である”遺物使い”によってバランスを守られるようになった。
そんな世界において、魔術師でありながらブリタニア王立魔導学園において”遺物使い”について学ぶ低血圧系少年、伏見双魔はある日、魔剣の少女、ティルフィングと契約を交わす。
突然の契約に混乱する双魔、待ち受けていたのは元気いっぱいの魔剣に振り回される日々?
そして、二人を結ぶ因果の糸とは……
低血圧少年と元気いっぱい少女を中心に繰り広げられるごちゃ混ぜローファンタジー風味です!お楽しみいただければ幸いです!
1話あたり1000~3000字ですので気軽に読めるかと。
※カクヨム、ノベルアップ+でも連載始めました
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 23:35:14
1554969文字
会話率:53%
『盟約のティルフィング』シリーズの短編集です!「シリーズ」から本編第1シリーズに跳べるので未読の方は是非ともそちらからお楽しみください!第1シリーズを読んでくださった皆様!お待たせしました!ゆるゆると第2シリーズにも繋がるお話を書いていく
予定ですのでよろしくお願いします!
一応、第1シリーズのあらすじも以下に載せておきます!
ちょっとテンション低めの主人公が幼女やら美少女やらに引っ張られて騒動に巻きこまれる話!皆さん好きじゃありませんか!?私は好きです!!この作品ほ基本方向性はそんな感じです!!
「我が名はティルフィング!ソーマ!其方はこれより我が契約者だ!よろしく頼む!」
世界大戦の勃発に瀕して、古き神々は帰還を果たした。人の世に神秘は蘇る。
神々の力によって神秘が科学を凌駕した現代。
世界は英雄、魔術師、そして伝説の道具である”遺物”とその契約者である”遺物使い”によってバランスを守られるようになった。
そんな世界において、魔術師でありながらブリタニア王立魔導学園において”遺物使い”について学ぶ低血圧系少年、伏見双魔はある日、魔剣の少女、ティルフィングと契約を交わす。
突然の契約に混乱する双魔、待ち受けていたのは元気いっぱいの魔剣に振り回される日々?
そして、二人を結ぶ因果の糸とは……
低血圧少年と元気いっぱい少女を中心に繰り広げられるごちゃ混ぜローファンタジー風味です!お楽しみいただければ幸いです!
1話あたり1000~3000字ですので気軽に読めるかと。
※お願い 気をつけてはいるのですがどうしても誤字が多くなってしまうようなので、誤字報告をしていただけるとありがたいです。よろしくお願いしますm(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 21:53:30
121983文字
会話率:60%
この作品は同サイトで連載中の『盟約のティルフィング ー魔剣少女と契約した低血圧系魔術師、実は女神の生まれ変わりでした?魔導学園で学生と講師を両立しながら何とか生きてます。』(https://ncode.syosetu.com/n0022g
b/)をリメイクしていくものです。具体的には三人称視点から一人称視点への変換を試みたものとなります。挑戦的な試みですが、楽しんでいただけると嬉しいです!
〈ご注意!〉本作は序盤からアクセル全開という感じではありません。山があったり平地があったり、ゆっくりお散歩のようなテンポで進んでいくかと思われます。
ちょっとテンション低めの主人公が美少女たちに引っ張られて騒動に巻きこまれる話!皆さんお好きじゃありませんか!?私は好きです!!この作品ほ基本方向性はそんな感じです!!
「我が名はティルフィング!ソーマ!其方はこれより我が契約者だ!よろしく頼む!」
世界大戦の勃発に瀕して、古き神々は帰還を果たした。人の世に神秘は蘇る。
神々の力によって神秘が科学を凌駕した現代。
世界は強大な力を持つ英雄の子孫や魔術師、そして伝説の道具である”遺物”とその契約者である”遺物使い”によってバランスを守られるようになった。
そんな世界において、魔術師でありながらブリタニア王立魔導学園において”遺物使い”について学ぶ低血圧系少年、伏見双魔はある日、魔剣の少女、ティルフィングと契約を交わす。
突然の契約に混乱する双魔、待ち受けていたのは元気いっぱいの魔剣に振り回される日々?
そして、二人を結ぶ因果の糸とは……
低血圧少年と元気いっぱい少女を中心に繰り広げられるごちゃ混ぜローファンタジー風味です!お楽しみいただければ幸いです!
1話あたり1000~3000字ですので気軽に読めるかと。
※お願い 気をつけてはいるのですがどうしても誤字が多くなってしまうようなので、誤字報告をしていただけるとありがたいです。よろしくお願いしますm(_ _)m 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-05 20:00:00
25557文字
会話率:46%
エトルリーニア大陸のほぼ中央にある国フィデニア王国。
大陸内での争いは終結し、世界樹によりもたらされた平和が訪れて、200年あまり――。
英雄との盟約により、世界樹は迷宮となりその強大な力は、天高く浮遊する巨大な球体(ジオデシック構造)の
『架空都市グランドセブン』となった。
✿ ❀ ✿
世界樹の迷宮と共に発展した「巨大迷宮都市王都アウロ」。
その娼館で小間使いとして働く『エヴァ』は、浮遊都市(フローティングシティ)を目指す者『迷宮探索家《フローター》』になることを夢見る少女。
彼女は、「★スター」と呼ばれる、唯一無二のレア魔法『花』魔法✿を駆使し、迷宮探索家(フローター)になり、世界樹の迷宮を踏破に挑んでいく。
彼女には、迷宮探索家(フローター)の父親が、迷宮内で行方不明になっており、その父親を捜すという目的があった――。
冒険で出会う仲間、師匠達でもある娼館の娼婦達に力を借りて、小さな花の勇者は一歩一歩、世界樹を進んでいく。
【参考】作中の「― ☘」は、そのページの重点に目印として付けているつもりです。その部分のみを見て作品が読めるとなる程、私には力はありませんが、サラッと読むときの目印になればと思いますのでご参考にしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 23:00:00
298715文字
会話率:40%
人と人ならざるものが隣り合って生きる世界にて。
人の集団は生き延びるために工夫を重ね、様々な力や術が開発されては改良され、力を背景に集団は拡大を遂げていった。
かつてはカラカル平原に群雄割拠する都市国家の一つに過ぎなかったダナイン王国は、
数百年前に龍を操る一族の里と盟約を交わしたことにより強大な国へと成長を遂げた。龍という強大な存在を背景に平穏な時代を享受していた王国はしかし、人の身に異能を宿そうと研究を続けていた周囲の国々が力を手に入れるにつれ、戦渦に巻き込まれていくことになる。
里の者によって偶然発見され、のちにザフラと名付けられる赤ん坊もまた龍との不思議な縁によりその大きな渦に巻き込まれていく...
*非転生もの。純異世界にて人間が力を求め、常に生き残りをかけた戦いに身を置く厳しい環境で、一人の少女が成長するお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 12:00:00
46987文字
会話率:38%
ここは地上から神が去ってまだ間もない世界。
森の中で倒れていた記憶喪失の少女は、不思議な獣耳の双子に連れられて、その地を縄張りとするモフモフな神に面会する。
少女は記憶を返してほしいと懇願するが、地上に居残ったそのモフモフはそれを突っ
ぱねた。それは神々の盟約に反すると。
忘却の森――踏み入った者の記憶を奪い、そして深部にまで立ち入ったならば閉じ込める、神の聖域。
そんなクソ森で送る、記憶喪失の少女と不思議な双子とクソゴミ性格モフモフ神の、強制的スローライフ! 人の都合を神が気にすると思うな、な和風ファンタジーっ?
――そして、少女に試練が立ちはだかる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 20:31:13
57066文字
会話率:37%
クロージック公爵の令嬢エヴァは、精霊魔法が使えない無能力者。
父と母を幼い頃に亡くした彼女は、家を継いだ叔父と後妻、二人の間に生まれた義妹マルティによって、使用人と同じ立場に落とされ、虐げられていた。
古き盟約によって、この国の王太子で
あるリズリーと婚約していたが、彼は義妹と浮気しており、エヴァと婚約破棄をしてマルティとの結婚を画策していた。
婚約破棄後の残された道は、国外に追放されるか、マルティ付きの侍女となって、一生奴隷のように暮らすかの二択。
エヴァは、義妹の奴隷になるよりも、追放されて自由に生きることを選択する。
そして、一緒に付いてきてくれた使用人のアランたちとともに、隣国フォレスティ王国を目指すのだった。
ただエヴァが無能力者であることにも、理由があるようで――
一方、エヴァを追放したバルバーリ王国だったが、突然精霊魔法が使えなくなり、混乱する。
※ご都合主義な頭からっぽ推奨
※酷いざまぁはありません
※ごゆるりとお楽しみください(*´Д`)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 19:59:32
436043文字
会話率:28%
そこは、何処でもない世界。
過去でも現在でも未来でもなく、古代でも中世でも現代でもない。
剣と魔法が存在する、不思議な世界の御伽噺。
最終更新:2023-11-23 16:20:07
27443文字
会話率:37%
この地は炎の守護者の結界により、安寧が保たれている。彼らは彼らの意思で神殿へと居を構え、飽きると去っていく気まぐれな性格。
彼らは、炎から生まれ落ちる、男の形をし鳥の姿をとれる一族だった。
今代は、感情渦巻く黒き炎から生まれた『|
焔《ほむら》』。次代は、災禍の炎から生まれた『|回禄《かいろく》』。彼らはその力で持って、悪しき物から守る結界をこの地へと張る。それが古からの神との盟約。
彼らは他の種族から伴侶を得て、己の半身とし、力を増幅させることができる一族。
伴侶がいない今代の守護者たる焔は、その力の代替えとなる者達を集め、神殿へと迎え入れていたがそろそろ限界だった。そして自分の後継を災禍の炎から見つけ連れてきた。
回禄は激しい気性と偏屈さ、そして炎の一族特有の歪んだ執着心を持っていた。
そんな彼に見染められたブリギット。
その二人の馴れ初めと顛末についてのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 06:00:00
8068文字
会話率:65%
生まれた時から、ずっと地下牢で暮らしてきた第二皇女。
家族から、使用人から、貴族から疎まれて育った彼女は“愛”を知らない。
また、感情に乏しく、誰に何をされても無反応だった。
そんな皇女が、ついに地下牢を出ることになった。
でも、それは決
して良いことじゃなくて……傍から見れば、悲劇そのもの。
だって、彼女はこれから────“生贄”として、大公に嫁ぐから。
初代皇帝と大公が交わした血の盟約により、死ぬ運命を課せられた皇女は「これが自分の生きてきた理由だから」と受け入れ、一切抵抗しない。
そのまま大公領へ連れて行かれ、恐ろしい怪物と対面した。
そして、早速殺されるのかと思いきや、妙に優しくて……?
温かい食事、清潔な洋服、自分の居場所を与えられ、皇女は驚く。
────何故、生贄である私を丁寧に扱ってくれるのだろう?と。
暴力を振るわれることも、暴言を吐かれることもない暮らしは皇女にとって、衝撃だった。
最初は戸惑うものの、周りのサポートもあり、だんだん慣れてきて……?
ついに笑顔を見せるようにまでなった。
────これは生贄として虐げられてきた少女が、自分の人生と温かい心を取り戻すまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 19:23:40
110089文字
会話率:28%
小さな村で狩人として生活していた少年・アナンは突然の火事に遭い、幼馴染の少女・イスフィ達と共に故郷を去ることになる。
旅の中で一行を狙う正体不明の組織と少年、謎の竜、やがて明らかになる『クルーヴァディア』の全貌……。
運命の荒波に揉まれなが
ら、彼らは世界再生の使命を果たすための戦いに身を投じていく。
謎が謎を呼ぶ超スケールハイ・ファンタジー、ここに開幕!
※pixiv様、カクヨム様でも連載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 21:13:20
133044文字
会話率:40%
公爵令嬢イヴ・バレンシュタインは公爵令嬢とは思えぬ悲観的な人生を送ってきた。
幼い頃に母を無くし、家族には疎まれ、唯一心を許した男に婚約を破棄され、その後すぐに宰相・国王に裏切られた。彼女は国が抱える罪を全て背負って明日、処刑されることが
決まっていた。
***
…ああ、お母さま。
あなたの嘘は優しすぎました。
やはり、私は生まれてきてはいけなかったのですね。
私はただ、ずっと…
「…生きる理由が、欲しかった」
「_________それが、お前の望みなら」
小指に強い熱を感じ、シルクの手袋が焼け落ちた。
私を拘束していた衛兵は地面に倒れ、口から泡を吹いている。天井が割れ、周囲には瓦礫が転がっている。
周囲にいた人々はいつの間にか消え、血と硝煙の匂いだけがその場に渦巻いていた。
「___イヴ・バレンシュタイン」
どこか懐かしい声が、私の名を呼んだ。
「血の盟約のもとに、お前の望みを叶えよう。願いはひとつ。対価はその魂だ。……さあ、お前は、何を望む」
壊れた天井から降り注ぐ月の光を浴びながら、その男は私の前に舞い降りた。
あまりに美しく、あまりに異様な光景だった。
少女は、悪魔の手を取った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 12:27:04
8445文字
会話率:34%
王宮の舞踏会嬢にて婚約破棄を宣言された公爵令嬢・メリザンド=デラクロワ。
声高に断罪を叫ぶ王太子を前に、彼女は余裕の笑みを湛えていた。
愚かな男―――否、愚かな人間に、女神は鉄槌を下す。
古の盟約に縛られた一人の『女性』を巡る、悲恋と未来
のお話。
よくある感じのざまぁ物語です。短め。
ふんわり設定。ゆるーくお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 13:54:18
16131文字
会話率:35%
パトリシアには幼少期からの婚約者がいる。ルイスはいつも飼い猫を連れ歩いている以外におかしいところもなく、優しく頼りになる年上の異性として、頼りにしていたのだけれど。
最終更新:2023-08-01 23:23:59
147068文字
会話率:38%
白いウサギを追いかけて、追い詰めた小さな穴倉
覗き、蹴られて、落とされて
たどりついた場所は【ハートの女王】の決戦場
行われていたのは【森の国のアリス】の死刑裁判
戦争による殺戮を禁じられ、【ゲーム】【賭け事】【謎かけ】によって一度は統治
されていた世界だったが
統治者【ジョーカー】の消息が絶たれたことにより再び
力による統制と恐怖による支配が迫る。
ゲームによって築かれた世界統治は各国共通の【盟約】による絶対規則の元で
魔法も、異能も、隠されていた能力もなに一つ持ち合わせていない最弱勇者は
世界を統治する最強遊者を目指す。
【絶対盟約六条】《アブソリューアリオンス》
Ⅰ、
ゲームを挑んだ者は決闘内容、もしくはレート(何をどれだけ賭けるのか)を決めることがで出来る。
Ⅱ、
挑まれた者には拒否権があり、いかなるゲームやレートを開示されても避けることが出来る。
Ⅲ、
挑まれた者は、決闘内容を先に提示された場合、レートを好きなように決める事が出来る、またレートを提示された場合、ゲームを選ぶことが出来る。
Ⅳ、
挑まれた側がレート、または決闘内容を決定した瞬間。勝負の取り消しは互いに認められない。
Ⅴ、
ゲーム中における不正が発覚した場合はその瞬間に敗北とし、賭けたレートを不正者は無条件で譲渡しなければならない。
Ⅵ、
ゲーム中なんらかの形で賭けたモノを消失させた場合、もしくは譲渡出来くなった場合、消失させた者の【王政制約権】《ラプソルティズン》の中から
【キングクラウン】
【クイーンティアラ】
【ジャックエンブレム】
のいずれかをを無条件で差し出さなくてはならない。
♠、♦、♥、♣、の四つの国に分かれた世界の行方は
最弱のクローバー率いるアリスと
和国の、異端児に託された
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 23:00:00
62259文字
会話率:27%
全てを失って生きることは、幸福なのか不幸なのか……
失いながら生きることは、生きる者の使命か運命か……
この世界で生きる者は不変の円環で生きている。この世界で死ぬものはその瞬間、不変の螺旋に苦しみながら死んでいる。
不変を異常と思わぬ傀儡
の世界。不変を受け入れ思考停止に陥る者の無間地獄。この世界は不変のルールに縛られ不変の楽園と化した。
異常に気付き、剣を取る者は手の届かない憧れに、変化という憧れだけを胸に牙を研ぐ。
幸福を願う者は終わらぬ戦乱と云う不変を憎み、平穏という変化を求める為に盟約を契る。
世界を憎み、世界へ殺意を向け、世界へ憤怒の炎を燃やす者は、一人の為に血に濡れる。
誰もが異常に気付かず、変化に気付かず、不変に気付かぬ世界。一人の少女と過去を失った男の出会いが、世界を変える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-08 09:00:00
21660文字
会話率:48%
「盟約の花嫁/星の記憶」の続編。
大好きなレギナルト皇子との婚礼を待つティアナだったが不安はあった。尊重される冥の花嫁と言っても宮廷という所は平民の娘として育った彼女とって全てが初めてのことばかりで戸惑うばかりだった。そんな時はとても落ち込
んでしまって皇子の花嫁になるのが少し嫌になってしまうのだ。
(どうして私は冥の花嫁で皇子は皇子なんだろう···違ったら良かったのに···)とティアナは、ふとそう思うことが時々あった。そんな時、今大人気の不思議な力を持った神官が、生まれる前の人生を見せてくれるという前世術というものがあると聞いた。人は前世と同じ道を歩もうとするらしく、それが幸せなら問題は無いのが、もし不幸な人生や過ちを犯した人生ならそうならないように過去を知って対処したら良いとのことだった。その術を使う女神官は過去の経験で愛を信じない、そして愛を信じる者を憎んでいた。その女神官が故意に真実を隠して見せたティアナの前世は―――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 14:50:18
67820文字
会話率:59%
盟約の花嫁「星の記憶」後のデュルラー帝国皇帝とオラール王国女王との物語。
皇帝クリストは息子レギナルトへの婚礼の祝いとして新たな皇城を贈りたいと思ったのだが、それでは婚礼が延期になってしまうと大反対を受けてしまった。しかし今回は諦めることが
出来ず理想に近いと聞くオラール王国の王城を直に見たくなり、突然王国へ来訪したのだった。そこで女王ブリジットと予期せぬ鮮烈な出会いをしてしまった。誰も愛したことの無かった優しい気弱な皇帝と、本当の愛を経験し独り取り残された女王との恋物語―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 17:23:53
21631文字
会話率:57%
「冥の皇子」続編。ローラント皇子とジークリンデのその後と、ローラントの妹グレーテの恋物語。
皇女グレーテは結婚式当日、花婿が妖魔に殺された・・・しかもそれは二度目の婚礼も同じく起こった。それ以来皇女は喪服を着て部屋に閉じこもるようになった
。妖魔の花嫁と噂されるのが嫌だから外出しなかった。社交場の噂話の主人公にはなりたくなかったのだ。でもジークとの関りで少し前向きになりかけた矢先、自分のことを嘲笑する者たちの声を耳にしてしまい、グレーテは再び引きこもってしまった。
そんな皇女を心配したジークが解決策を模索していた時、耳にしたのがグレーテの宝物の話だった。それは幻の天才画家ロータルの絵画で密かに蒐集していると言うのだ。
彗星の如く画壇に現れた年齢も性別も分からない謎の画家ロータル。しかしそれはジークの一番上の兄クラウスだった。皇女が興味を持っている画家に会わせて気鬱を晴らしてあげたいと願ったジークは兄にあることを懇願した。皇女の肖像画を描いて欲しいと・・・興味が沸かないものの妹の初めての願いを無視することも出来なかったクラウスは正体を隠すという条件で、その話を受けることになったのだが・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 11:28:01
29766文字
会話率:59%
ロアナール王国とメファール王国との盟約──。
──第一王子との成婚の儀。
今宵は祝宴。
十七歳の私は、生まれ育ったロアナールのお城からお月様を見上げた。
最終更新:2023-04-07 15:22:50
2122文字
会話率:37%