幼いころから妖怪が見える、と言ってはいけませんでした――――。
小春は、両親が望んだ普通を望む。
小春という少女は、寒い世界で息を吐く。
でも、視線を少しだけ上げたら。また、強く手を握りしめたら。
あなたがいる。あなたが笑う。あなたが手を招
く。
こっちへおいで、と、現実とは異なる幽世へ行こう、と。
あなたを探している。
雪の世界で。あなた、貴女、あなたを……。
――――
1月6-7日より連載を開始します。
立花みかんから残酷描写を取り上げたら少女小説が書けるんじゃないか説、を
検証するために書くことにしました。
挿絵は全て『とまと(@tmtn1009)』が作成しております。無断転載・使用は固くお断りいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 17:14:25
56770文字
会話率:42%
高校2年が間近に迫った春休み。古塚美月は、SNSでつぶやけば必ず想い人と結ばれるという「白無垢の恋唄」の噂を耳にする。
全く興味のない美月だったが、じわじわとSNSで広がっていくその噂の情報を見ているうちに不可思議な動画を見つける。そ
れは、真っ暗闇のなかに佇む白無垢の女性の姿だった。
「白無垢の恋唄」を巡り広がる怪異に巻き込まれていく美月。やがてそれは、突然、母とともにいなくなったただ一人の兄との接点へ。
これは、「白無垢の恋唄」を巡る閉じない呪いの物語──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 00:00:00
98590文字
会話率:32%
白無垢の人の続きです。
最終更新:2024-03-03 23:10:02
490文字
会話率:0%
失くしてしまった女性の話です。
少し落ち込んでいますが、整理をして再び歩こうとしています。
最終更新:2024-02-05 20:55:58
657文字
会話率:0%
四方八方が漆で覆われた重箱の中に、私と添乗員がいた。
螺鈿の装飾に促されるままに歩みを進めると、最奥に羽織袴の男性がいた。
嫁入り、したのだと知った。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事
項2
番外の中の番外なハイファンタジー幻想奇譚です。
方向性的には幻想奇譚です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 21:29:47
1109文字
会話率:0%
薄紅梅だった蓮の花が白無垢に生まれ変わるのを拝見し、本日訪れる場所を決めました。
元々大層な荒地。一本の木が寂しく明かりを灯す場所。
けれども移ろって、今は大きな森になりました。
ただ今参ります。橙木様。
注意事項1
起承転結はありません
。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
君の氏神様
で登場した神様の名前がやっと決まりました。
『橙木様』です。
厳しくも優しい様は、あの子じゃないと出せない気がします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 14:04:47
832文字
会話率:48%
「お願いします。彼女と付き合いたいです。どうすればいいでしょうか?」
余りにも無垢で、可愛らしい願い事。正当な者が聞き届けたならば、成就された願い。しかしそれを受け入れたのは墜ちぶれた者だった。
時は変わり、神仕えである慧はとある寂れた
神社の前に立っていた。
そこには歪められた形で願いを叶えるという「堕神」が存在するという。
視察に来た彼はそこで参拝者である少女に会う。
禍は彼が気付かぬ間に目を出した。全ての始まりは信仰無き神社から。
(短編閲覧した読者様)妹はどうしたの?
(作者)色季と茶会に行きました。しばらく戻りませぇん!!
と言う訳で白無垢の初恋、四季神ではなかった戦闘シーンを入れました。
他二つには無かった仄暗さをプラスしてます。(本当はこっちのが好き)
別の種類の長ーい小説をずっと御付き合い戴くのも酷なので、また別の連載として投稿させて戴きます。
今回も完結済み。御興味のある方、お付き合い戴けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 08:12:37
30295文字
会話率:28%
それは別れなどではなく
最終更新:2023-11-14 08:07:50
202文字
会話率:0%
あの子がお嫁に行く日
最終更新:2023-10-09 10:33:06
824文字
会話率:37%
よそものは、よそものらしくしてろだと?
上段じゃあない!
最終更新:2023-01-14 07:00:00
474文字
会話率:0%
稲荷日向は普通の男子高校生であった。
彼は夏休みの間に父の実家に行っていたのだが、奇しくもそこで狐の精霊コンに出会う。
コンは人々の負の感情から産まれる不浄と戦う人物を探しており、日向はその不浄と戦える数少ない人間であった。
コンの為に一肌
脱いでやろうと思ったのだが、不浄と戦うには狐の巫女になる必要があるという。
巫女……そう、女性である。
本来ならあり得ない提案であるのだが、日向には常日頃から叶えたい思いがあり、その思いを叶えるのに女性なるという提案は渡りに船であったので快諾する。
日向の思いとは幼馴染であり、親友である大山真守と一生共に居たいという事。
男性同士では無理でも自分が女性となり添い遂げれば一緒になれるはず。
そうした目論見から日向は男性から女性になるという想像を絶する夏休みデビューを果たす。
夏休みの間に狐面の巫女、キツネとして不浄と戦う毎日。
その戦いの傍らにはいつも狼マスクの巫女、オオカミが共にあった。
彼女は多くは語らないものの、戦いの中で少なくない信頼関係を築いていた。
こうした新しい出会いを経つつも夏休みは終わり、学校に登校する事になる日向。
凄絶な夏休みデビューに緊張しながら教室に向かうと、そこには見慣れない長身の美女がいた。
その女性は夏休みに同じような理由でデビューしてしまった真守であった。
どういうことか問いかけようとしたところで不浄が現れて戦いに向かう日向。
いつものように駆けつけてきたオオカミと共に不浄を浄化したのだが、普段は何も言わずに帰るオオカミが珍しく問いかけてきた。
「あなた……ヒナタでしょ?」
そう……オオカミの正体は同じような理由で女性に生まれ変わった真守であった。
こうしてお互いの狙いが外れて女性として生まれ変わってしまった2人。
この話は変身ヒロイン物に見せかけて、元男だった2人の美少女がイチャイチャするのを楽しむラブコメである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 02:00:00
182219文字
会話率:35%
中学、高校、大学とやりたいこともなく流されるように生きていた綾野湊。大学を卒業し先生にすすめられた会社に入るがそこはお手本のようなブラック企業。諦めて働け続けたが24歳で過労死してしまう。 がまさかの異世界転生。仕事から解放され、もう二度
と働かないと決意。スローライフを楽しみたい!そんな感じです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-18 13:56:57
3956文字
会話率:30%
M市に住む主婦の磯村良子さんには6歳年上の兄、雄二さんがいました。
雄二さんは真面目な性格で、23歳のときに学生時代から付き合っていた女性と結婚。
当時まだ高校生だった良子さんは、白無垢姿のキレイなお嫁さんを見て、2人の明るい未来を想像
したものです。
そして4年後、皆が待ち望んだとおりに、お嫁さんのお腹が大きくなり始めました……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 08:00:00
1781文字
会話率:4%
大正十年、薄暑のこと。帝都で写真家をしていた伊達夢明(だてゆめあき)は、豊かな自然を撮るため七年振りに盛岡へ帰郷する。下宿先として紹介された洋館「蚕屋敷」の主、蚕影天涯(こかげてんがい)とその娘、嘉多子(かたこ)に歓待される中、夢明は迷い
込んだ桑林でひとりの娘と会う。
姫子(ひめこ)と名乗る白髪に白無垢を纏った少女は、帝都からの稀人である夢明と、彼の持つ写真機に興味を抱き、己が姿を撮影して欲しいと請う。それを契機にふたりは逢瀬を重ね、互いに惹かれ合うが、姫子は自身に蟲の血が流れることを、そして来訪神に捧げられる生贄であることを夢明に打ち明ける。
「妾は、あの化物に犯され、喰われて果てる。そのためだけに産まれた贄なのよ」
夢明は姫子を帝都へ連れ出そうとするが、少女の一族が、そして少女の良心がそれを赦さない。どうすることもできぬまま儀式の夜が迫り、ついに神官達の手によって、繭の中で眠る姫子は攫われてしまい――。
近代日本において、古の慣習に囚われた蚕達と、写真家としての在り方に煩悶する若き男の物語。
――――――――――
※この物語は作者の妄想に基づく完全なるフィクションです。登場する団体、職名、地名、氏名その他名称において万一符号することがあっても、創作上の偶然であることをお断り致します。
※かつて異なる筆名で本サイトに投稿していたものを加筆修正した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 19:16:54
78373文字
会話率:37%
「桜の樹の下に死体が埋まってると、赤い花が咲くっていうよね」
ある日、幼なじみの高校生カップル縁(ゆかり)と永遠(とわ)は、地元でも有名な桜の樹の周囲に人だかりができていることに気が付き、しばらく様子を窺う。
桜の樹の周囲には雪が積
もっており、その上には「あいしてる あの人よりも」という言葉が赤い文字で書かれていた。
そして、フィクションか実話か分からないとされている、この桜の樹にまつわる悲恋の物語を、縁は永遠に話して聞かせる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 11:01:14
998文字
会話率:92%
勇者によって魔王が討伐され、平和を取り戻したリレイシア王国。歴代の勇者を陰からサポートしてきた聖女シエラは、国王に禁忌とされている転生魔法の使用許可を迫るっ!
一人の願いから始まる多くの世界を巻き込んだ大冒険。ここから、転生聖女の長く
楽しい異世界旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 12:00:00
3803文字
会話率:55%
~ただ、ささやかに生きて、ひっそりと死にたい~ そう願う少女がいた。
明治末期の帝都・東京。
手広く商売を広げる商家・三笠家の長女として生まれた絹子。
しかし、絹子の父・茂は婿養子として三笠家に来たものの、妻が亡くなってからは愛人・蝶子と
その間にできた妹・美知華を家に呼び寄せ、贅沢三昧の暮らしをしていた。
一方、絹子は家族から疎まれ、使用人のように働く日々。
しかし、茂の商才の無さと蝶子らの浪費によって三笠商会の経営は傾く。
そこで、かつて先祖がやったように神の加護を得るために、茂は絹子を故郷の山に住むという山神へ無理やり嫁がせることにした。
山神の住まいだというあばら屋へ連れてこられた白無垢姿の絹子。
しかし、その隣に夫の姿はなかった。絹子の夫になるのはこの山の山神なのだ。
絹子は、山神などというのは単なる言い伝えにすぎないと思っていた。
絹子はただ、神への生贄としてこの山で一人生き、一人朽ちていくのだと誰もが思っていた。
形ばかりの婚姻の儀が終わり、茂たちは皆、山を下りる。
あばら屋に一人残された絹子だったが、いままでだって使用人然として生きてきたのだから何も変わりはしない。
理不尽な命令をしたり折檻してくる家族がいない分まだ気楽だと思いなおした絹子だったが、そんな彼女の前にどこからともなく一人の美麗な男性が現れる。
「……どちらさまですか?」
「そんなに怖がらなくてもいい。私は君の夫だ」
「……え?」
「先ほど、婚礼の儀式をあげただろう。私は加々見という。この地を統べる山神だ」
その、まるで絵画から抜け出してきたかと思うほどの美麗な青年は絹子に優しく微笑みかけた。
これは生贄として捧げられた少女と、絶大なる力と富をもつ山神との奇妙な恋愛譚。
虐げられた少女が本当の幸せをつかむまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 12:00:00
21537文字
会話率:27%
雪がなぜ白いのか、考えたことはありますか?
最終更新:2020-12-26 21:25:10
2089文字
会話率:0%
一人暮らしの僕の家に突然送られてきた一通の手紙。
そこから始まる感情を失った僕と手紙の差出人との物語。
最終更新:2020-05-02 16:37:38
5336文字
会話率:38%
そんなに怖くない短編小話。
最終更新:2020-04-18 01:21:45
453文字
会話率:24%
冬休みも終わろうかというある日、家でだらだら過ごしていた穂高晟《アキラ》は、ちょっとウザい感じに兄に構われていた。
すると、ピンポーンと鳴る玄関。
訪ねて来たのは白無垢姿の褐色美女で、彼女は兄を押し倒してキスをした後・・・なぜか晟へプロポー
ズをしたのだった。
ユルい設定です。
アルファポリスに掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-13 11:37:44
4741文字
会話率:69%
Aについてのテスト記録。
最終更新:2019-07-30 04:35:49
499文字
会話率:6%
アラサーを迎える直前で、働き過ぎた事が原因の過労により、若き人生に幕を下ろした『小野寺 花奏』は妖怪と人間が共存している異世界に転生した。
彼女は高熱により生死を彷徨った事がキッカケで、自分の前世の記憶を取り戻す。見た目は
子供・中身はアラサーの彼女に待ち受けるのは……鬼神の花嫁!?
それは、百年に一度行われる生贄の儀式。身に纏っているのは白無垢、顔には似合わない化粧。八歳(中身アラサー)の少女は紅い月の昇る夜、用意された籠に乗り、嫁ぎに向かう。揺れ動く籠の中で、彼女はこの結婚を壊すための作戦を考えた。
––––絶対に鬼神に嫌われてやるッ!
嫌われる様な振る舞いをすれば、婚約の話もなかった事になり、家族のもとに帰れるかもしれない。花嫁なんて真っ平御免、平和な人生を歩むのだ!
そもそもの話、自分は中身が大人とはいえ外見は、まだ幼い子供。妻にするなんて先ず有り得ないだろう、なんて気楽に考えていた。
けれど予想外の展開が起こり、どうやら鬼神に嫌われるどころ好かれていってしまい、溺愛されてしまう事に……って、なんでそんな展開に!?私は求めてないんだからッ!平和に暮らせたらそれで良いのよ!!
プライドが高い鬼神様×一般女児(元・アラサー)の結婚生活を描いた小説。
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恋愛要素は勿論ですが、ギャグやシリアスを含めた話を書けたらいいと思っています!
更新ペースは1〜2週間に一話、多くて二話を目標にしていきたいと考えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-02 20:24:21
17762文字
会話率:42%