主人公シルフィーヌはイングリッシュ王国の血を引く伯爵家の娘であり、ある日彼女が毎日の魔法と勉学の鍛錬を終え帰宅をすれば、女王陛下からの手紙……。
その内容と言うのが彼女の婚姻の話しであり。彼女の婚姻の相手と言うのが。シルフィーヌが幼い頃か
ら憧れていた従兄のお兄様……。
そう褐色色の肌を持つアラビアンナイトの物語のような他国の王子様との結婚話なので喜ぶ主人公なのですが。
彼女の愛しいアラビアンナイトの王子様の結婚相手は自分だけではなく。一族の長である女王陛下が選んだ少女達の数は主人公を含めて五人……。
だから主人公シルフィーヌには最初から四人の恋のライバルがいる状態ではありますが、彼女の性格は基本明るく、愛しの王子様の妃の一人として選ばれた事だけで歓喜、感無量ですから。彼女は余り気にもしないで世界最初の豪華な船旅でのハネムーンを王子様の配慮のお蔭でバカンスのように優雅にゴージャスで王子様の管理している領地へと向かう。
でも時は航海時代……。
各国の水軍や海賊達は新大陸と産物を求め海賊行為を繰り返したり。国同士が大海原で出会った敵と海戦にて争っている最中の時代ですから。
さてさて主人公とその他の令嬢様……。
そして世界的にも《《英雄王》》として高名な王子様のハネムーンの行方は如何に?
アジアファンタジー・ラブコメ・恋愛の冒険譚話で御座います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:00:00
40676文字
会話率:35%
主人公大島新太《だいとう・しんた》の家は、元は海の商主を代々おこない商いをしてきた家である。戦後GHQの政策により商主をやめ、海産物等を扱う問屋、仲卸業へと以降……昭和のバブル期迄は、会社の実績もうなぎ上りの状態ではあったのだが。その後は平
成、令和と、大手の企業に圧され会社の売り上げも下がる一方……。そんな最中に大島家の大黒柱の二名の様態が……。
だから更に新太の家の財政は下がるのみ……。
そんな最中に毎夜毎夜と、自身の家へと恨めしそうな声色で家を訪ね。玄関の戸を叩き、ノブを『ギシギシ』と開ける女性に新太は畏怖……。従姉で会社の事務件営業の亜紀姉へと相談……。祖父や父の女性関係まで尋ねるのだが。従姉は知らぬと言葉を返してくるのみなのだ。
だから仕方なく自分で解決をしようと勇気を振り絞る新太なのだが。毎夜自分の家を訪ねてくる時代錯誤の羽織に袴姿……。胴に刀と物々しい容姿の女性の後を密かに追尾……。
するとそこには、新太の家が代々守護してきた洞窟内の社の姿が……。
と、いった怪談噺から物語が始まります。
人魚伝説と水軍、海賊、商いと領地経営をメインにした物語で御座います。
お時間あればよろしくお願いしますm(_ _"m)
ノベル0 第二回大人が読みたいエンタメ小説コンテスト最終選考作品の改修版で御座いますm(_ _"m)
お時間あればお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-22 21:00:00
111605文字
会話率:10%
どこかの異次元に存在する異世界アースティアでは、ローラーナ帝国と言う大帝国が、異世界アースティアを完全に世界統一国家にすると600年前に宣言する。
その帝国覇権主義に対して、敢然と反帝国を掲げて抵抗する異世界アースティア各国や諸勢力とが
対立する戦乱が途絶えない世界だった。
一方、地球では数年ほど前から様々な島や船等が忽然と消え去る事件が多発していた。
そんな奇妙な事件が多発している地球の日本国内に、1人の青年が高校を卒業を記念して卒業旅行に出かけていた。工場でのバイトで貯金したお金を使ってのちょっとした贅沢な旅に出かけた筈だった。
その旅に出かけた青年である高見竜史は、旅の終わりに乗船していた民間フェリーが突如として異世界転移の天災に巻き込まれ、琉球諸島近海に転移してしまう。
そして、青年が乗船していたフェリーがローラーナ帝国の東方艦隊に襲われると言う事態に発展する。
一方の日本国も異世界アースティアに異世界転移して来ていた。混乱する国内を支援をしながら徐々に纏めて行く中で、転移現象が原因で民間フェリーが琉球諸島近海沖合で立ち往生しているとの知らせを受ける。
日本政府は、連絡を受けたフェリーの一大救出作戦を決行するが、その途上で国籍不明の武装勢力船団が近付きつつ有るとの報せを受けて、日本政府は戦後初の防衛出動に切り替える。
武装船団がフェリーに近付く中で、もうダメかと思われた時、偶然にも同地域を訪れていた異世界の1人の皇女が、自国の水軍に命じて駆け付けて来るのだった。その後、その戦いは海自も参戦して見事に民間フェリーを救出に成功する。
救援に駆け付けたコヨミ皇国の第一皇女である暦紅葉は、この事を切っ掛けにして日本国と交流を深めて行く。そして、その助けたフェリーの中に居た青年、高見竜史と運命の邂逅を果たすのであった。
竜史と紅葉の二人は、数奇な出会いにより、ローラーナ帝国打倒を心に誓い合っている親友達と共に、ローラーナ帝国に立ち向かって行く事と成る。
これは日本国と青年の高見竜史が、異世界での大戦に巻き込まれ、その世界で出会った女の子達と供に、ローラーナ帝国を中心とした西方バルバッサ帝国同盟を討ち倒す為に、駆け抜けて行く物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 00:00:00
2652190文字
会話率:38%
剣がうなり刻を斬り裂く‼ 無人の荒野の領主を押し付けられたハヤトは『次元流』を携え砂漠と湖しかないアウル領へ。水軍を率いる山エルフの女王の助力で領地開発するも、迫る帝国の魔の手。ドラゴン、海戦、籠城戦、そして剣聖との決戦。異世界転移三世によ
る剣戟ダークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 19:44:59
22740文字
会話率:65%
呉に単身乗り込んだ諸葛亮は、縦横の弁舌をふるい、ついに呉の君臣を曹操との決戦に立ち向かわしめることに成功、同時に劉備と軍事同盟を結ぶ。
しかしその才を恐れた呉の水軍大都督・周瑜にあらゆる手段を持って命を狙われることとなるも、自身の知力をもっ
てことごとく切り抜ける。
かくして刻一刻と決戦の時は近づいていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 00:22:12
15090文字
会話率:0%
《R3/2/28~ 第十一章「西南の海」開始です(*'ω'*)》
【R2/2/27~R3/2/18 執筆開始から一年。320万pv、評価16,000ポイントを頂きました\( 'ω')/】
皆様のご愛読、温かいご支援に心から感謝申し上げます。
引き続きよろしくお願いいたします。
もし、何も持たずに戦国時代の佐渡ヶ島へ転生したら……
そんなifの世界を激しく描いています。
戦国の世の厳しさ、戦場の激しい戦闘に至る道筋。そして、「金」の持つ力……
越後国直江津港での越後屋蔵田五郎佐、天室光育和尚、柿崎景家、虎千代様との出会い。
乱取りにより奴隷となった者達、鬼小島弥太郎との主従の誓い。
「空海屋」を立ち上げ、忍びと共に佐渡に策謀をもたらすも、「死罪」を言い渡された齢六つの主人公「本間照詮」。「天か魔か」と長尾為景との対面では恐れられ、柏崎水軍との駆け引き、そして佐渡平定の戦へ・・・
佐渡国統一。さらに出羽国、陸奥国、そして蝦夷の地を制圧。さらに仇敵との「佐越の戦い」を制し越後国を奪取。そして越中国、能登国、対馬国、薩摩国まで併合。武田晴信、織田信長などを「蟻」と見据え「蛹」の期間に力を蓄え「羽化」を目指す|従四位上《じゅしいのじょう》羽茂本間|左大弁《さだいべん》照詮。
五人の美姫との約束を胸に大船団「南方巡視艦隊」を編成、東南アジアへ南蛮交易の拠点を築くことを目指すが、果たして……?
チート能力なし。技術知識なし。あるのは絶望から這い上がる渇望と「金塊」、そしてゲームで鍛えた知識のみ!
語られない島「佐渡」を舞台にした、戦国乱世の扉をこじ開けていく物語です。ぜひご覧ください。
(参考資料)
wikipedia、歴史関連情報、「家紋と名字」(西東社)、「戦国大名勢力変遷地図」(日本実業出版社)、「イラストでみる戦国時代のくらし図鑑」(宝島社新書)、「図説火砲」(新紀元社)、「佐渡の島」(新潟交通株式会社)、「かくれた佐渡の史跡」(新潟日報事業者)、「佐渡風物誌」(未来社)、「佐渡市歴史文化基本構想」(佐渡市教育委員会)、「余湖くんのホームページ」様、各種ゲーム、漫画、他。
R2.2/27連載開始。R2.3/7 歴史(文芸)ジャンル、日間・週間1位 R2.3/18 月間7位をいただきました。ご愛読、評価、ブックマーク、ありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 17:00:00
828581文字
会話率:48%
19歳の海賊令嬢と17歳の造船技師貴族令息の恋物語。
主人公リスベットはシルア海峡の安全維持を生業とする大海賊ケルピー水軍の頭領夫婦の娘で、海賊令嬢と呼ばれている。
百人船の船長にして鎖鎌の使い手。
リスベットは海賊に襲われていた造船技
師貴族令息のラーシュを助けた縁で、新造船リスベット号の作成を依頼することになる。
完成とともにラーシュの思いを伝えてもらうという約束を交わし、その瞬間を待ち焦がれるリスベット。
だが、元婚約者トルモッドの魔の手が密かに忍び寄る─── 。
※ヨーロッパ風で大砲や銃は存在しない世界の物語です。
魔法等のファンタジー要素、残酷描写はありません。
リスベットとラーシュの初恋を見守って頂けましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 20:38:36
52793文字
会話率:38%
当時、死んでいた人が現代知識を手に入れて生存したらとと言う流れになります。
メインは河野晴通でサブに大野友直と垣生国盛です。
国盛は死んでませんが作者都合が良かったので採用しました。スタートは1543年4月からスタートでチートで無双ってい
うのは少なめにしたいと思っています。
標準語不慣れなので意味が分からない方言が混じるかもしれません。
基本的に地元愛でできてます。
短編を少し煮込んでみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 15:20:17
67735文字
会話率:55%
藤原純友の乱(承平天慶の乱)前夜の純友と弟純乗の会話です。史実として歴史の転機、分水嶺に当たると思うので。平将門の乱も合わせ、武士が力を持ってくること、中央から落ちこぼれた貴族たちが地方で力を持っていく経緯を表していると思います。瀬戸内生ま
れの作者にとっては、純友は水軍、船で戦う強さを見せつけた憧れの対象のようなところがあります。
* 公式秋の歴史企画2024「分水嶺」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 12:33:40
4997文字
会話率:57%
戦国時代末期、豊臣秀吉の紀州征伐に抵抗する紀伊雑賀衆の的場昌長達は、突然謎の爆発に巻き込まれた結果、別の世界へと飛ばされる。
転移した先の世界、グランドアースは、まさにこれから戦乱の時代を迎えようとしていた。
火縄銃を持つ昌長達は、偶然エル
フ族の姫君を助け、リザードマンの戦士団を打ち破る事となるが……
戦国の世において火縄銃を駆使し、比類なき活躍でもって武功を挙げ、大いに名声を高めた雑賀鉄砲衆。
彼らの異世界における、疾風の如き活躍が始まろうとしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 15:15:36
535567文字
会話率:32%
―― 時間は謎 ―― 音もなく来たかと思うと、どこかえ消えて行く。
一日は24時間。86400秒。あなたにも、私にも、公平に通り過ぎる時間。
そんな時間とあなた、上手に付き合っていますか?
「いのちの時計屋」の爺さん。時間の謎、いろいろ知っ
ているらしいよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 19:00:00
2778文字
会話率:32%
大友皇子の血を引くと言われる大友島の大友水軍。
その一族は政治的には中立を守っていると言われていた。
先代当主:波夜叉(なみやしゃ)は、平家の家人で、壇ノ浦から平家の姫たちを連れ逃げました。
現当主は:大友一族の滝夜叉(たきやしゃ)。妹の水
瀬(みなせ)母は平家の姫。
水瀬は大友一族の血が流れていないため、一族の浪牙(ろうが)を婿に迎える事になっていました。
政治的に中立のはずの大友一族でしたが、北条家の家督争いと承久の乱に巻き込まれていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 13:01:22
3295文字
会話率:0%
非業の死を遂げた先祖の事を知った大学4年生の若者、
三浦荒次郎が、戦国時代に転生する物語
歴史改編のIF小説です。
拙い文章ですが、興味が有ればお読みください。
不定期更新に成りますが宜しくお願いします。
誤字・脱字は編集する毎に修正してい
きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-31 00:00:00
37716文字
会話率:13%
戦国時代、関東の中堅大名、安房里見家へ転生した男。
男は前世では叶えられなかった夢、「戦艦」の建造を実現するべく、他の転生者たちと共に領地を発展させ、戦乱の世を生きていく。
※この小説は戦国時代風かつ不定期更新となります。
また作者
は歴史学者などでは無く、浪漫とその場の勢いで書いているため、おかしな部分や史実と異なることが多々あります。ご了承ください。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 17:20:26
383820文字
会話率:35%
とある客船の航海士だった主人公は海難で命を落とした。
しかし目を覚ますとそこは1540年代の瀬戸内海?!
兄は村上水軍最盛期を築くこととなる村上武吉。
本来は存在しなかったはずの次男として生きる主人公。
風雲急を告げる戦乱の世で彼はいっ
たい何を見る。
『転生海賊物語 ~村上海賊の次男として戦国を生き残る~』を完全リニューアル。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 19:13:55
333680文字
会話率:33%
とある客船の航海士だった主人公は海難で命を落とした。
しかし目を覚ますとそこは1540年代の瀬戸内海?!
兄は村上水軍最盛期を築くこととなる村上武吉。
本来は存在しなかったはずの次男として生きる主人公。
しかし、時代は残酷であった。
いくつも襲い掛かって来る困難。
出会い、別れ、死、生。
数多の困難を超えて彼は生きていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-16 21:28:41
56378文字
会話率:31%
ネコの手も借りたい伊豆水軍に現れたのは……神狸? 駿河湾を舞台に戦国の世を駆け抜ける!
最終更新:2021-04-26 13:58:19
12800文字
会話率:35%
主人公、畑山敏和は、新潟・糸魚川・鬼舞で育ち地元のお婆さんに、古い唄を聞き、宝のありかを聞き掘り出す。その金で、株投資を始め大金を手に入れ豪雪地帯から雪のない横浜に移り住んだ。そして、2011年の東日本大震災に心を痛め、クラウドファンディ
ングを利用し・・・。あとは、読んでのお楽しみ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 05:00:00
54232文字
会話率:1%
【第8回ネット小説大賞1次通過】
斎藤大納言正義は、史実で自身を暗殺した久々利悪五郎を討ち果たす。
史実を変えることが叶ったのも、斎藤正義は21世紀から逆行転生してからであった。
斎藤正義は斎藤道三の養子であるが、元々は摂家近衛家の庶子で
あった。
比叡山に送られるも、斎藤正義は、悪五郎に殺される未来は変えて、戦国大名になってやろうと決意する。
比叡山に出家させられるが、家臣の伝手で美濃へ行き、斎藤道三の養子になった正義は、史実より早く元服し、中井戸村の領主となる。
中井戸村の領地を経営をしつつ、土佐、薩摩、琉球と交易を始めた。
そんな正義は、信長の父である織田弾正忠信秀の妹と婚姻し、同盟を結ぶ。
伊勢神宮内宮の支持を得て、志摩の水軍衆を倒し、志摩における神宮荘園の代官となった。
志摩を開発し、琉球交易を行うとともに、美濃国内での土岐家の内乱に乗じて領土を拡大する。
琉球交易とともに倭寇狩りをして得たジャンク船を使い、正義はアチェ王国へ使者を送る。
アチェ王国へ使者を派遣したのは、その先にある超大国オスマン帝国へ使者を派遣するためであった。
また、南蛮進出の拠点として、高砂国(台湾)へ進出し、領地にせんと植民を始める。
※基本、主人公にご都合主義です。
※戦国時代がベースですが、大航海時代要素が多分に含まれる世界史モノです。
※アルファポリス様、ノベルアップ+様でも掲載していますが、カクヨムでは先行・毎日更新しています。
※カクヨムで先行公開しておりますので、続きが気になる方はカクヨムをご覧になることをオススメします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-01 19:00:00
266388文字
会話率:12%
時は戦国。
弱者は強者に踏みにじられる時代。
その中でも逞しく強かに生きる者たちがいた。
瀬戸の内海で海賊行為を行っていた青年たちは
一人の姫君を拾った。それが、すべての始まりだった。
最終更新:2019-04-26 00:05:10
4541文字
会話率:43%
超浄化技術の徹底により水質環境が飛躍的に改善した近未来の東京、大川(隅田川)河口域。
「水軍」を名乗り、復活した水産資源の争奪を繰り広げる子供たちに日々翻弄される自由漁業者指導員の帆織(ほおり)は、遊覧船ジャック事件の晩、急襲部隊のガイド
を務める夜の水中でアカエイの大群に包囲される。赤がね色に輝く魚群を使役するのは大川の魔女、川守の血筋を継ぐ少女トヨミ。彼女の瞳は川に迫る異変を警告していた。原始の美を取り戻した大川とその子供たちへ、深海に潜む異形の侵略者が狙いを定めたのだ。
二人は時に反発しながら、ステラ―カイギュウ復活騒動や大海魔シラブカとの戦いなどを通して互いを理解し合い、バディとしての信頼を深めていく。だが、そうした二人の冒険は全て、東京海底谷を辿って海溝に蓄積した穢れ、具現化した悪意の掌中にあった――。
改稿前の分冊版をKDPで販売しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-22 18:50:02
293283文字
会話率:44%
第一章 三好四兄弟
三好四兄弟は、無念の最期を遂げた父元長の屈辱を雪ぐため、それぞれの能力を活かして天下に覇を唱えつつあった。
安宅冬康は、淡路水軍を持つ安宅氏に養子に入った。瀬戸内の海賊態であった安宅軍を、立派な水軍に変えようと頑張っ
ていた。
弟の一存は讃岐の十河氏に養子に入り、次兄の義賢は阿波を守り、長男の長慶は畿内で勢力を伸ばしていた
第二章 榎並・江口の戦い
榎並・江口の戦で、兄弟たちは細川晴元を撃破。父の仇である三好政長を討ち取った。
第三章 入京
一五四九年七月に兄弟三人で入京。得意の絶頂である。
将軍義輝らを坂本に撤退させる。事実上、三好長慶が京都の主となった。
第四章 義輝の影
一五五一年三月、長慶が暗殺されそうになる。その際、松永久秀に長慶が救われた。
以降、松永久秀を長慶が重用するようになっていく。
一五五二年正月、義輝と和睦し、長慶は御供衆になる。
第五章 三好政権
一五五三年三月、義輝と決裂し戦闘になる。義輝が朽木へ逃亡した。京都を三好家が実効支配し始める。
第六章 内外の暗雲
一五五八年五月、義輝と戦闘。十一月には講和し、京都を明け渡す。
講和の際、長慶と久秀、兄弟三人の意見が真っ二つに分かれた。
第七章 去りゆく者たち
一五六一年、有馬で病気療養中の十河一存が死亡した。一存の死に不審があり、冬康は探りを入れた。久秀の暗殺という確信を持つに至る。
一五六二年、和泉久米田の戦い。三好義賢が敗死した。
二人の弟を亡くした長慶は、鬱ぎ込むことが多くなる。
加えて、長慶の愛妻である富美も病に倒れ、死亡した。
長慶の病を利用して、久秀が三好家の権力を握ろうと画策する。
冬康は阻止しようと動く。
一五六三年八月には長慶の嫡子である義興が、死亡した。
冬康は立て直そうと努力し、周囲の信望を集めた。
第八章 兄と弟
心身の異常がひどい長慶は、久秀から提示された義興暗殺の証拠を信じ、冬康を詮議するため飯盛城に呼び出した。冬康も必死に弁明し、一時は兄弟の心が通うかに思えた。
しかし、久秀の策に長慶の心が壊れ掛け、冬康に切腹を命じる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-17 20:21:18
193173文字
会話率:28%