後三年の役[1083~1087年]の奥州遠征準備の為に武蔵国府、府中に滞在した源氏の嫡流源義家が大國魂神社の宮司一族の娘との間に1084年、男子を授かった。奥州遠征に勝利した源義家は府中に凱旋、自身の三男と認知して朝廷から立花姓を賜り立花家
を創設、1099年元服した三男は立花義輝と名乗ったのだが、歴史の流れからその流れが消滅した。
令和の世、東京都府中市大國魂神社にお詣りにやって来た主人公は突然現れた大國魂神社の大神様と源義家公に過去の時代に転生して歴史の流れを修正する事を命じられた。
訳のわからぬまま戦国時代に転生した主人公、先乗りで転生した祖父と父と協力して歴史を修正しようと志すが、史実と異なる戦国大名立花家に古河公方家、関東管領山内上杉家、扇谷上杉家、北条家などの強敵に囲まれる状況を打開出来るのか?大國魂の大神様(おおくにたまのおおかみさま)と源義家公の願いを叶える事が出来るのか?
昭和、平成、令和の知識を駆使して戦国時代を乗り切れるのか?武田信玄、上杉謙信、今川義元の動静が鍵を握るかも?
史実通り織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の天下の流れとなるのか?結末は決めてないので筆者にもわかりません。
初投稿なので不備な点が有りましたら優しくゆるーく許してください。武将の個人名、城の名前は史実と創作をミックス致します。北条家の養子、嫁入り等は変化する可能性があります。
筆者は大國魂神社が大好きで、いつの日か戦国時代小説を書いてみたい、大國魂神社をストーリーに入れたいと考えておりました。
大國魂神社大宮司、猿渡一族の皆様、大國魂神社に携わる全ての皆様、架空の戦国時代小説の題材にする事をお許しください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 12:29:50
779631文字
会話率:12%
織田信長を主人公にしたシミュレーションゲームをやりすぎた俺は戦国時代に転生し、桶狭間の戦いを経て織田信長の軍師明智光秀として正式に仕えることになった(第1部までの内容)。
尾張国で改革をおこない、信長上洛への戦略を構築し、お市様との甘い恋も
堪能し、羽柴秀吉と共に順調に出世街道を歩んでいたが、今川義元が再び尾張に侵攻するという情報を把握する。
俺は今川を牽制するために甲斐国(山梨県)の武田信玄との交渉に赴く。
そこで起死回生の切り札を使って甲斐の虎を説得するが、なぜか湯煙モクモクの温泉回に突入し……。
史実と、めまぐるしく変化する仮想シナリオが混在した戦国下剋上物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 08:08:45
109268文字
会話率:37%
戦国乱世、不屈の魂が未来を掴む!
これは三河の弱小国主から天下人へ、不屈の精神で戦国を駆け抜けた男の壮大な物語。
幾多の戦乱を生き抜き、不屈の精神で三河の弱小国衆から天下統一を成し遂げた男、徳川家康。
本作は家康の幼少期から晩年までを壮
大なスケールで描き、戦国時代の激動と一人の男の成長物語を鮮やかに描く。
家康の苦悩、決断、そして成功と失敗。様々な人間ドラマを通して、人生とは何かを問いかける。
今川義元、織田信長、羽柴秀吉、武田信玄――家康の波乱万丈な人生を彩る個性豊かな名将たちも続々と登場。
家康との関わりを通して、彼らの生き様も鮮やかに描かれる。
笑いあり、涙ありの壮大なスケールで描く、単なる英雄譚ではなく、一人の人間として苦悩し、成長していく家康の姿を描いた壮大な歴史小説。
戦国時代の風雲児たちの活躍、人間ドラマ、そして家康の不屈の精神が、読者を戦国時代に誘う。
愛、友情、そして裏切り…戦国時代に渦巻く人間ドラマにも要注目!
歴史ファン必読の感動と興奮が止まらない歴史小説『不屈の葵』
ぜひ、手に取って、戦国時代の熱き息吹を感じてください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:00:00
400983文字
会話率:59%
クラス全体が戦国時代に転生させられた。
選択できるのは1500年から1550年に生まれた人物。
ただし成績の悪い人からの早いもの順。あなたなら誰を選びますか?
今川義元と織田信長がクラスメイトなら桶狭間は起きるでしょうか。
武田信玄と上杉
謙信がクラスメイトなら川中島は起きるでしょうか。
明智光秀と織田信長がクラスメイトなら本能寺の変は起きるでしょうか。
人物を選択するにはいくつかの条件があります。
・先に選択された人物の親や子は選べない。兄弟姉妹は可。
・皇族および史実で正三位以上の官位になった人物は選べない。
(ただし、三英傑(信長・秀吉・家康)は選択可)
平和ボケした現代人が戦国時代で国盗りができるのか
集団によるリアル戦国シミュレーションが行き着く先が
どうなっていくのか。
1番 徳川家康
2番 織田信長
3番 豊臣秀吉
4番 上杉謙信
5番 武田信玄
6番 黒田官兵衛
7番 竹中半兵衛
8番 明智光秀
9番 前田慶次
10番 帰蝶
etc,,,
後半棄権者が続出するなか最後に選ばれたのは一条房基でした。
この話は主に一条房基中心に話が進んでいきます。
織田信長が登場するのは100話以上先になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 00:00:00
342045文字
会話率:24%
仕事中に死亡した男が転生したのは、戦国時代だった。記憶はないが、天照大神に会って和風ファンタジーな日本に来たらしい。魔法はないがチートなスキルも所望したようだ。大好きなあのゲームが基盤にあるようだ。「こんなん現実に起きたら絶対驚くよね」と考
えた事の出来るチートスキルだった。しかし、寿命が22歳しかないと気づいたところから物語は始まる。歴史大好きなおっさんが自重無しに、戦国時代を駆け抜ける。そんなファンタジー。
《注意事項》①序盤(幼少期〜元服)からチート増し増しです。創作が受け付けられない。または、史実大好きな方は避けることをお勧めします。②内政チートな部分もありますが、チートありきの内容になります。現実にはなし得ないので、リアル思考な和風ファンタジーが好きな方にもお勧め出来ません。③1500〜1600年代の戦国武将や国人領主は多岐の資料を調べましたが、生まれた年や通称、実名が架空のものになっている事があります。また官位不明で官位をつける際の基準はありますが、適当につけていることもあります。基準:国人・陪臣は下国守(介)を、国人・陪臣の嫡男・陪々臣は百官正を、陪々臣の嫡男は百官佑をつけてます。④ ③の補足になりますが、系図だけを見て出してる名前もあります。この時期には生まれていない・又は死んでいる人もいるかもしれません。④現実の合戦はこんなんじゃねーよという意見もあるとは思いますが、私の好む某ゲームの攻略スタイルに準じてますので、悪しからず。⑤時折、独断と偏見なラノベディスが出てきますが、そう言った作品は、書籍化後の書籍もコミカライズ作品も購入しております。あくまで、読んだ時に思った感想の一部だと思ってください。⑥登場した武将の子孫の方々、ここで死んだら我々いねーよと思っても、あくまでファンタジーだとご理解頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 20:00:00
400697文字
会話率:37%
『魯鈍の人(ロドンノヒト) ~信長の弟、信秀の十男と言われて~』書籍化記念⁉
読者様の応援のお陰で書籍化する事になりました。
その書籍化を記念して、お約束の外伝を贈らせて頂きます。
魯鈍人 (ロドンヒト)と呼ばれた織田信照は転生者であった
。
幼名を魯坊丸と言う。
魯坊丸はただ生きのびる為に生活チートで生活向上を図っていたら、京に上る事になり、公方様である足利義輝を助けて天下に号令を掛ける羽目となった。
なし崩し的に三好長慶を下らせ、今川義元を討ってしまった。
武田晴信や毛利元就などが公方義輝に平伏し、関東征伐を終えた事で天下静謐を為した。
だが、天下太平への道は険しい。
魯坊丸にはお市、お栄、里の姉妹がおり、魯鈍人に懐いていた。
身近な者に甘い魯坊丸は、妹らに英才教育を施した。
お市は、武術に優れ、天運の申し子であった。
お栄は、人材構築に優れ、謀略家の片鱗を見せる。
里は、二人に巻き込まれて右往左往させられる運命だった。
そんな三人の姉妹達が、手が足りない魯坊丸の天下を助ける為に動き出す。
お市ちゃんの関東・奥州征伐物語の開幕です。
そんな訳で、『魯鈍の人(ロドンノヒト) ~信長の弟、信秀の十男と言われて~』第338部分第2.5章42話“お市の帰国”から始まる魯鈍人外伝です。
武神と呼ばれた市姫がはじめて『奥州王』と呼ばれるようになった関東・奥州でも『のじゃ姫のあばれ旅珍道中』のはじまりはじまり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 11:10:50
22218文字
会話率:41%
これは、有ったかも知れないし無かったかも知れないが、多分無かったであろう日本近現代史の一ページ。
平成2年(西暦1990年)、バブル崩壊。時を同じくして、東西ドイツの統一、ソ連崩壊と、国際秩序の激動までもが日本を襲い、国会は混乱の坩堝(
るつぼ)へと叩き落とされる。
こうした中、不透明な国会審議を経て、二つの法案が可決される。地方自治体に行政権限の大部分を移譲する『超・地方分権促進法』と、警察機関以外の自衛組織に武器の所持、使用を認める『自主治安維持支援法』である。
表向き地方自治と治安向上を目的として制定されたこれらの法律により、地方自治体は徴税を含む行政サービスを一手に引き受ける事となり、同時に、民間人が武器を保有する事が日常化する。その結果、日本全国で様々な利権、係争案件を巡って、自治体や法人、武装組織による衝突が常態化。
――後に『第二次戦国時代』と称される混迷の時代の到来である。
時は流れ、詠録3年(西暦2021年)。各地の境界線は行政区分に過ぎないものとなり、様々な権力体が複数の都道府県にまたがって統治を担う、群雄割拠の体を成していた。
その中にあって関東地方に仮初(かりそめ)の安寧をもたらしていたのが大企業による『三強連合』――甲信の実権を握る『武田建設』、首都圏の胃袋を担う『北条フーズ』、東海地方でファッション・ラグジュアリーの総合プロデュースを展開する『IMAGAWA』の相互支援協定である。
これにより、三社の統治下における衣食住の心配はほぼ不要となり、市民は比較的安全で豊かな生活を謳歌していた。
5月19日、『桶狭間インシデント』と命名された重大事故によって、『IMAGAWA』のCEOである今川義元と重役多数がこの世を去るまでは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 03:04:38
8889文字
会話率:50%
唐突に桶狭間の戦いに逆行転移した高校生の筑波博(つくばひろし)。しかし自分の知っている戦国時代と違っていて、機神(くりかみ)と呼ばれる鎧や、鉄でできた馬、そして近未来的な武器で戦っていた。筑波は『電磁砲』で今川義元を殺してしまう。それによっ
て織田信長に気に入られた筑波は、戦死した徳川家康の代わりに三河国を治める諏訪(すわ)かえでの補佐に宛がわれる。強大な鉄鋼騎馬兵団(ケンタウルス)を有する武田信玄を打破するべく、自身の知識と技術で工作していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 21:22:16
64418文字
会話率:40%
1336年の室町幕府開設から凡そ100年。
実権を失い、傀儡と化した足利将軍家を他所に、全国の士族あるいは諸勢力は、自らの力を以て独立し、勢力拡大へと舵を切った。
いわゆる、戦国時代の到来である。
国中で内乱を抱えた日本国は、100年に
渡る終わりの見えない混乱期を続けるも、その不穏な社会情勢とは裏腹に、経済力、そして技術力は飛躍的に躍進し、人口は爆発的に増加するという史上まれにみる過渡期を迎えていた。
武田・北条・今川・上杉・毛利といった豪傑達が続々と現れ、しのぎを削る中、守護斯波氏の権威も失墜した小国尾張(愛知県西部)では、離合集散する小身の土豪たちの争いが絶えず続いており、時代を切り開く新たな統治者を求めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-23 07:00:00
261851文字
会話率:29%
桶狭間の戦いで今川義元が戦死すると、武田家は外交方針の転換を余儀なくされた。
今川との婚姻を破棄して駿河侵攻を主張する信玄に、義信は待ったをかけた。
「此度の侵攻、それがしにお任せください!」
領地を貰うとすぐさま侵攻を始める義信。し
かし、信玄の思惑とは別に義信が攻めたのは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 12:00:00
128496文字
会話率:44%
幼い頃から不治の病を患ってた諏訪野志郎(すわのしろう)は、長い闘病生活の末命を落したが戦国時代の武田勝頼に転生を果たす。
当初は何が起きたのか戸惑いがあったが、前世で常に不自由な生活を送りながらも読書やネットを唯一の楽しみに生きていた事で
、戦国時代の流れの経緯を知ってた為、二度目の人生もトホホな運命だと知る。
このままではヤバい。そう理解した諏訪野志郎は、武田家と己自身の改革に着手する事に決め、時代の激流に飛び込む事を決意した。
しかし生まれた環境が、織田・徳川・上杉・北条・今川等の大大名に全てに喧嘩を売った武田家。さらに武田領内部の豪族達の統制に四苦八苦、領国内の荒廃で無理を掛けすぎて領民からの反発。
社会人経験無し、人間関係も構築した経験無し、実戦経験も当然無し。唯一の武器は、頭でっかちな知識のみ。武田勝頼は、本来強過ぎる大将と言われてたはず。
果たして、戦国三大英傑相手に生き残る事が出来るか?
※これは戦国時代の少数意見やオカルト説をたくさん取り入れた物語なので、史実と同じような流れにはなりません。
※色んな事を盛り付けて、話の進むスピードが遅くなっていますが御容赦ください。
※また史実と違う結末や人物の名乗ってる名前などが違う事があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 00:00:00
440144文字
会話率:49%
歴史シミュレーションゲームからの逆行転生。北条家の嫡男として戦国時代を生き抜いていくことができるか?
最終更新:2022-11-06 17:00:00
394165文字
会話率:56%
令和の時代から戦国時代に一人の男が逆行転生した。その男は駿河の今川義元に生まれ変わり歴史を変えていくことになる。三歳の時に家督争いを避ける為に追放されて寺に預けられた今川義元はその先の人生でも幾度となく追放されてしまう。追放から始まる逆転歴
史----?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-17 22:16:52
10106文字
会話率:5%
戦国時代に生まれ変わったけど、殺し合いが嫌で寺に逃げ込んだ。
足軽徴兵回避と思いきや、その寺の住職に気に入られ、偉い武士の子供と一緒に、勉強させられる事になった。
ブルジョワのご学友とか勝ち組じゃないか!?と喜んでいたら、このご学友がサボリ
魔のバカ殿で、オレはそのフォロー役を押し付けられただけだった!?
十年後。腐れ縁という奴はどうしようもなく。
オレは坊主 十英 承豊(じゅうえい しょうほう)となり、バカ殿こと今川 氏真(いまがわ うじざね)の為に、戦国時代を走り回ることになる。
スタートラインは桶狭間後!!敵は、戦国最強の武田騎馬隊に、天下人の徳川家康だ!?
※2019年5月25日に第一巻が書籍化しました。
※2019年11月25日に第二巻が書籍化しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 08:00:00
407871文字
会話率:30%
非業の死を遂げた先祖の事を知った大学4年生の若者、
三浦荒次郎が、戦国時代に転生する物語
歴史改編のIF小説です。
拙い文章ですが、興味が有ればお読みください。
不定期更新に成りますが宜しくお願いします。
誤字・脱字は編集する毎に修正してい
きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-31 00:00:00
37716文字
会話率:13%
第二次世界大戦末期。大日本帝国陸軍少尉 北条 康は小田 稔少佐に見いだされ、戦局挽回のため、暁部隊の隊員となった。暁部隊の目的は米国に隠密裏に潜入し、ルーズベルト大統領を討ち取ることで、日本にとって有利な条件で戦争を終結させることであった。
暁部隊は民間人に扮して行動することになるため、日本に在住しているハーフあるいはクオーターなど西洋系の顔立ちを持った兵士で編成され、語学堪能なものが選ばれた。日本の敗戦が濃厚となる中、北条は佐野 了助の指揮の元、暁部隊のメンバーである長尾 レベッカ、武田 英雄、今川 博道、太田 景弘らと共に訓練を那須で開始。東京大空襲に遭遇するも、潜水艦で米国へ上陸することに成功。ロサンゼルス、大陸横断鉄道、シカゴで米国陸軍諜報機関フリードマン大佐の執拗な襲撃、追跡を受けるも、ひたすらホワイトハウスを目指す一行。謀略、裏切り、両国の正義がぶつかり合う。北条らの日本を救う必死の作戦は成功するのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-23 22:22:34
1087文字
会話率:9%
戦国時代の今川氏に仕える二俣城主松井氏の配下、井戸六輔薫長の物語です。
主人公といくつかの人物以外は割と史実通りです。
この作品は以下の投稿サイトと重複投稿をしています。
最終更新:2021-03-25 18:00:00
76980文字
会話率:49%
永禄三年(1560年) 五月十九日 今川義元と織田信長が争った、桶狭間の戦い。
京への上洛果たす為、西へ進軍する今川義元、しかし、大軍故の奢りか織田方の砦を落とし油断を見せる。
その隙を突き油断している今川勢に対し、雷雨の天候を味
方につけた少数の織田勢が奇襲、今川義元を討ちる快挙を遂げた織田信長。
これはそんな桶狭間の戦いを、ある男の策により誘われたというif物語です。
幾つかの資料から拝借してます事、内容におかしな所·誤字·脱字ある点、ご理解ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-12 20:15:54
2894文字
会話率:36%
今川家にこの人あり、と言われた岡部丹波守元信。
今川義元に寵愛され、主家滅亡と共に武田信玄に迎えられ、新たな主家を守るために死んだ男。
桶狭間と高天神の因縁と、戦国武将には珍しい忠義に縛られた不器用な生涯を、少しだけ追ってみます。
最終更新:2020-03-16 12:00:00
77743文字
会話率:33%
善徳寺の会盟から遡ること9年、今川氏と北条氏の戦が終結した。
天文6年から14年まで続いたこの戦は、今川氏の実質的な勝利に終わった。
今川義元が海道一の弓取りと呼ばれる一因ともなった河東の乱。
今川、北条、武田がそれぞれの思惑の中動き、互
いの協力が不和を招き、互いの不和が融和を生む。
武田の絶妙手の影に今川の鬼手があり、北条の好手の影に今川の奇手がある。
戦国の強者同士による三国同盟の過去には、魑魅魍魎が蔓延る戦があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-19 12:00:00
110102文字
会話率:28%
数々の英雄が覇を競いあった戦国時代。
しかし、たとえ戦国時代と言えども、ほとんどはお家の存続、地方の覇権を得んとする者ばかりで、実際に天下を意識した武将は数えるほどしかいない。
史実において「天下を意識した」と考えられる武将は、わずか
に七人。
「東海一の弓取り」として上洛を意図した今川義元。
そしてそれを破った「第六天魔王」織田信長。
その信長を窮地に追い込んだ「甲斐の虎」こと武田信玄。
天下統一目前となった信長を本能寺の変で滅ぼした「三日天下」明智光秀。
その実力と天運を糧に、光秀を討って天下を統一した豊臣秀吉。
忍耐と長寿で戦国の勝利者となった徳川家康。
「独眼竜」と謳われる才覚を持ちながら、生まれるのが遅すぎた英才・伊達政宗。
この物語は、本能寺の変から始まる戦国時代の最終章。豊臣秀吉に味方した天運が明智光秀についたとしたら、というIFから始まる壮大な歴史シュミレーションである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-18 18:20:40
6242文字
会話率:39%