平安時代中期を生きた、かの有名な陰陽師「安倍晴明」が、
晴明として生きた記憶をある程度持ったまま、「安倍晴朗」として、令和の世に生まれる。
そして、晴明と同じ平安の世を生きていた陰陽師であり、彼の師匠とも言われている「賀茂忠行」「賀茂保憲」
親子もまた、過去の記憶を持った状態で令和の世を生きていた。
「日本紀略」や「御堂関白記」といった史実上の古記録や歴史書を基に話を構成しています。
なのでいわゆる「式神」の存在や、
ド派手な「呪術バトル」は全くありません。
日常の中にひっそりと潜んでいる「陰陽道」の面影を、独自の視点で
描いていく予定です。
安倍晴明の陰に隠れていた、史実を生きた陰陽師たち。
そして「安倍晴明」と「賀茂保憲」の師弟関係を超えた
絶妙な絆と因果も物語の中でえがいていきます。
「安倍晴朗」「賀茂保憲」「賀茂忠行」の3名をメインに繰り広げられる因果応報の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 10:06:22
28777文字
会話率:48%
戦国時代剣豪と呼ばれた宮本武蔵の子孫が不慮の事故から三国志の世界にタイムスリップただ手に持っていた歴史書を頼りに天下統一をめざす
最終更新:2025-07-01 00:00:00
52806文字
会話率:56%
王宮の地下深くには、 “迷宮”が広がっている――その正体は、膨大な歴史書が無数に並ぶ「王宮文書館」。その最奥部には、初代国王アルベルト=アステニアによる建国の歴史を記した『王国創始記』全54巻が厳重に保管されていた。
文書館長マシュー=コー
ネルは、国の礎を広く民に伝えるべく、それを5巻構成に再編纂した『王国創始記リバイバル』を刊行した。
本好きの少年レイン=オリバーは、偶然、『王国創始記リバイバル』を手に取る――それが、彼の数奇な運命の始まりだった。
本を手にしてからしばらく経過したある日、レインと幼馴染3人の元に、王宮から突如、招待状が届く。王宮に向かった彼らを待っていたのは、王国の深奥に潜む謎と、未来を揺るがす出会いだった――。
歴史の迷宮に足を踏み入れた若者たちが王国の真実に迫っていく冒険と成長の物語が、いま幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 18:14:00
84264文字
会話率:25%
本能寺の変。
それが起こらなかった場合をテーマにしたIFものです。
そう。
これは天正十年六月二日から理不尽くらいの無双をするようなことはなく、適度な虚構を織り交ぜながら実際の歴史を辿っていくように進む「歴史書風小説」です。
以前に書いたパ
イロット版とは異なる部分が出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 03:30:02
7477文字
会話率:0%
三大公爵家の三男で、のんびり屋のノア・アードルフ。勉強の為に自宅の図書室で歴史書を読んでいたが、変わった書物を発見。読んでいると、いつの間にか千年前の世界に飛んでいた。まだ4歳の幼い体ながら、元いた世界に戻る為と、この世界を少しでも良くする
為に奮闘する、ほのぼの家族ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 17:13:12
87624文字
会話率:44%
多種多様な種族が共存する魔法の国、ルベルバス王国。王都ムウニ・ディンロの郊外に建つブリスティア魔障院の掃除番、アリス・ブリスティアは劣等生の烙印を押され、慎ましやかな日々を過ごしていた。
ある日のこと、平和な日常しかなかった魔障院に盗人
白兎が侵入する。アリスは白兎を捕らえ、何故侵入したのかと問い詰めると、観念した白兎は森に異変が生じて餌を採れなくなったと泣きながら訴えた。
アリスは魔障院をこっそり抜け出すと、立ち入り禁止区域である歪みの森へと様子を見に赴いた。森の奥で時空の穴を見つけると、好奇心から穴へと飛び込んだ先には、世にも不思議な世界が広がっていた。
しかし、魔障院へと戻ってきたアリスを待っていたのは、以前とは内容の異なる歴史書であった。アリスは些細な違和感から王国の探索を始め、やがて深淵なる忘却に侵された世界の真実へと近づいていく。
他のサイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 12:00:00
364324文字
会話率:49%
多くの歴史書は、神々の消失からはじまり、旧人類の破滅によって幕を閉じる。そんな創世期と呼ばれている頃の話は、もはや、おとぎ話のようなものだと語り継がれている。緩やかに多様な文明を築き上げる黎明の時代がかつての技術革命まで緩やかに紡がれて、
そして衰退と繁栄を繰り返していた。世の中は、獣人と呼ばれる新たな人類と、なりそこないの化け物たちに二極化された。これは、そんな世界を生きる不老不死たちが織り成す選択と淘汰の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 12:00:00
116395文字
会話率:62%
闇の炎。いったいいつからその炎が存在するのか。今では誰にもわからない。歴史書にも記載されていない謎多き炎。ならば、なぜ人々は闇の炎と呼ぶのか? わかっていることは、世界中にさまざまな色を持った闇の炎が存在しているということだけ。
そんな闇
の炎が存在する世界に住む少年ヤミノ・ゴーマドは、平凡に日々を過ごしていた。幼馴染のミュレットとは小さい頃に将来結婚をする約束し、仲も良好。未来も明るい。そう思っていた……だが、その日は突然起こった。異世界より勇者が召喚された。それすなわち世界に危機が及ぶという予兆。そして、勇者が召喚されたことにより世界中から三人の選ばれし者へ神々より神託が下る。
ヤミノの幼馴染ミュレットにも、神託が下り、聖女に選ばれた。いずれ世界を救うため勇者と共に救済の旅に出る。そう簡単には会えない。ヤミノはいつしかミュレットが無事に帰ってくること願って、王都へ向かう彼女を見送った。
まさか、ミュレットを勇者に寝取られると思わずに。サプライズとばかりに王都に行ったヤミノが見たのは、自分にしか向けたことがない笑顔。ヤミノは絶望した。たった二ヶ月でこうも変わるのかと。自棄になったヤミノは、夜の街を駆けた。
「ひょっほー!! 闇の炎様ー!! 俺を抱いてくれー!!!」
まるで闇の炎に魅了されたかのように、躊躇なく、ヤミノは闇の炎へと飛び込んだ。そして、次に目が覚めた時には……可愛い娘ができていた。これは、絶望し闇の炎に抱かれた? 男が、可愛い娘達と共に世界を救いつつ、幸せな毎日を過ごす物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 16:02:24
457927文字
会話率:53%
万年平社員の烙印を押された三国志好きな彼は薄れゆく意識の中、謎の声を聞いて三国志の世界に転生してしまう。彼は、関羽の様な豪傑あるいは諸葛亮の様な智略家に生まれ変わりたいと願う。しかし生まれ変わった先は、なんとあのマイナー武将の田豫であった
。
※本作は小説である「三国志演義」と歴史書である「正史」の内容が入り混じっています。
※「カクヨム」と同時更新
※過去に他サイトで記載したものを改良し載せています。最初の立志編(10万字)で完結させる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 21:18:12
380939文字
会話率:44%
とある世界の大国、ヴィリーヴ王国。
森の奥深くの廃屋に放置されていたヴィリーヴ王国の断片的な歴史書。そこに記されていたのはヴィリーヴ王国の歴史に名を刻まれた五人の偉人達の末路。
灰燼に帰した、かの大国の悲劇は五人の偉人たちの選択
によって引き起こされたものか。
それとも、その選択をしなければならないように仕向けた”誰か”によって引き起こされたものなのか。
─過ちは連鎖し歴史に刻まれる─折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 21:37:59
10256文字
会話率:2%
小国の王女が、護衛に昔し歴史書で読んだ忍者を日本に雇いに来た。その実力を探るために色々調べてみるけど、全然連絡が取れない。
思い切って、日本の外交省に連絡して、日本訪問を企てる。
これぞ、チャンスとばかりに他の王族が平和ボケの日本で抹殺しよ
うとするが、逆に日本を裏で守る組織に出会い尻尾を巻いて逃げだす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 21:35:04
300437文字
会話率:49%
飛鳥の世、皇(すめらぎ)を巡る争いが燻る時代。
大和の辺境にひっそりと暮らす乙女、アキは、時折、鮮明すぎる夢を見る。
それは、遠い未来の光景、人の知らぬ知識、そして、歴史書には決して記されない、時代の裏側の出来事。
人々はそれを「神託」と呼
び、畏れ敬った。
そんなアキの前に現れたのは、海を渡ってきた異邦の賢者、ライだった。
彼は「神」を信じず、「理(ことわり)」で森羅万象を解き明かそうとする。
アキの「夢見」を、病か、あるいは脳裏に宿る未知の力かと観察するライ。
一方、アキはライが持つ未来の知識の欠片に触れ、自身の「神託」の意味に迷い始める。
やがて、アキの「夢見」は、皇位継承に関わる重大な予兆を示す。
歴史の岐路に立たされた古代日本。
「神託」として歴史を動かすアキと、「理」をもって時代を見つめるライ。
これは、歴史の表舞台から消え去った、「神」と「理」、そして「ヒト」の狭間で揺れ動いた、もう一つの古代史の物語。
アキの見る夢は、本当に神の啓示だったのか?
それとも――。
歴史ミステリー×古代ロマン。
常識を覆す古代日本を、あなたは見届けることができるか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 20:00:00
12419文字
会話率:28%
中世から近世の政治と経済が学べそうで学べない、架空の歴史書の架空の翻訳書。『愚帝アルバリウスは、百万の兵を以って僭王ハンゾ率いる東の蛮族の討伐へと向かい、五千にも満たない敵兵に敗れた』と伝えられる『森丘の大敗』を辿る。
最終更新:2025-05-12 21:00:00
146774文字
会話率:61%
Lost19 最終部
~それは、最期まで諦めなかった者達を残した一冊の本である~
「王国の………人類の勝利です。魔王は打ち倒されました」
城内の王立図書館には、ウィンフォス王国第19代目女王アイナ・ウィンフォスの命により、王国が存
在する限り非公開とされている本があります。
今から五百年程前に起きたカデリア自治領における大疫病、当時の医療技術では手の施しようがなく、救助と調査に向かった王国騎士達もその殆どが犠牲となり、ついには感染により疑心暗鬼になった民衆同士の殺し合いまでに発展したと市販の歴史書には書かれています。
しかし、様々な地域に残る伝承によっては、疫病ではなく悪魔との戦争があったとも言い伝えられています。
そもそも疫病なのかという正確な資料は殆ど残っておらず、また悪魔を病気と捉える事もできると歴史家の間で意見や解釈が分かれており、当時を『失われた歴史』として多くの歴史家の議論の的となってきました。
一体当時何が起きたのか、本社では地方の伝承に焦点を当てて検証を続けていく予定です。
~ウィンフォス王国公共通信社の記事より~ (未検閲)
【お知らせ】
本稿を担当していた本社所属の記者が、三日前から連絡が取れない状況となっております。現在王国内の警察等の協力で必死の調査と捜索を行っております。大変申し訳ありませんが、しばらくの間、本特集は休載とさせていただきます。(社長)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 16:00:00
140860文字
会話率:46%
Lost19 第三部
~それは、歴史に残してはならない悠久の時を過ごす神官の足跡~
「母は昔の事を殆ど教えてはくれなかった。世の中には知らない方が良い事があると………最後は呪文のように誤魔化していたわ」
紅の神官服を身に纏ったフォー
スィ。そして蒼い鎧を身に纏った少女イリーナは、魔王の軌跡を辿る旅を続けている。
二百年前の失われた歴史を調べていく中で見えてくる魔王の姿。フォースィは自分の母が人間、魔王のどちら側の存在だったのかを確かめようとしていた。
ある日、フォースィは偶然見つけた歴史書を頼りにブレイダスの街へと向かうが、そこで見聞きした母の正体とは………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 12:00:00
117382文字
会話率:39%
新しい春、新しい制服、そして新しい中学校生活。
佐々木由梨は期待に胸を膨らませながら、学校の門をくぐる。
そこには新しい友達との出会い、
部活動、授業…そんな「普通」の中学生生活が待っている、はずだった。
しかし、彼女の隣の席に座っ
ていたのは――まさかの老人!?
白髪に皺だらけの顔、語る言葉はまるで歴史書のよう。
そして驚くべきことに、彼の年齢はなんと150歳!
戸惑う由梨だったが、彼の話す内容はどこか興味を引くものばかり。
なぜ彼は中学生としてこの学校に通っているのか?
由梨は次第に、彼の過去と現在に巻き込まれていく。
年齢も価値観も大きく異なる二人が紡ぐ、不思議な学園生活。
時に笑い、時に驚きながら、互いに影響を受けていく日々。
おじいちゃん中学生との出会いは、由梨の人生に何をもたらすのか?
そして彼がこの学校に通う本当の理由とは――?
予想外の同級生との出会いから始まる、
奇妙で愉快な学園ドラマ。
ここから始まる物語を、ぜひ見届けてほしい。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 14:16:50
2279文字
会話率:15%
とある歴史書の記述を引用する。
”天地開闢以来、人々の行動がこの荒野世界に激動を起こすことはなかった。そのため、彼らの生きてきた軌跡は歴史の必然だと唱え、人の意志を軽んじる研究者もいる。だが、私はあえてひとりの人間として言わせてもらいたい
。彼らの成長は、手を取り合い生きた物語は誰のものでもない。彼らの直面した死は、心の底からの慟哭は歴史を動かさなかったかもしれないが、彼ら自身の人生を前に進めたことは確かだ。”
少年の前に手が差し出される。夕陽に照らされ輝く赤銅色の肌と陰影がはっきりとわかるほどごつごつとして太い。
「そうだ、自己紹介がまだだったなシャージ」
「なんでオレの名を」
戸惑う少年をよそにその男は笑う。その表情を、太陽のごとき存在感を彼は一生忘れないだろう。
「ヤブラスカだ。この手を取れ。お前に教えてやる」
少年は吸い込まれるように彼の、異国人の手を掴む。その感触は彼が知る限り、大きく温かい。
「この世界の生き方を、な」
その全てを忘れまい。そう少年は決心した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 21:49:21
3338文字
会話率:56%
現代日本の40代のサラリーマンである神谷優斗(かみや ゆうと)は、仕事帰りの夜道で過労からくる大動脈乖離で救急車を呼ぶが、命を落としてしまう。 しかし、ここは救急病院かと、目を覚ますと、そこはまったく違う戦国時代の屋敷だった。 彼は朝倉家の
若き軍師・黒川真秀(くろかわ まほ)になっていると判明する。 黒川真秀は歴史書に記録が残っていない無名の人物であり、その人物になった神谷優斗は現代の知識と戦略ゲームで培った軍略を活かし、歴史を都合よく塗り変えていく。 そして、朝倉家の家臣であったこの黒川家は、信長に主家である朝倉氏を滅ぼされた後、信長にその能力を認められ、朝倉領を統治することになる。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 00:30:40
97325文字
会話率:55%
杖と魔力と詠唱をもってして初めて発現する魔法
とある片田舎の少年は体力も魔力も少なく秀でた所は周りの目には1つも映ってなかった
その為に唯一の取り柄である無詠唱魔法をひけらかし賞賛を得て評価が一夜にして逆転するも魔法管理局に即日通報され指
名手配され追われる身になってしまう
母親の言伝通り避難した先で、とある少女と出会い
無詠唱魔法の使い手や歴史書物が継続的かつ徹底的に国から消されている事を知らされる
捕まってるお互いの両親を救う誓いを立て、少年は葬られていく魔法の起源を追究する事になる
※この物語は異世界が舞台ですが、転生要素はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 00:10:00
70822文字
会話率:69%
2019年の12月、私は中学受験の勉強で必死になっていた。そんな中、一つの不吉なニュースが飛び込んでくる。「中国武漢で原因不明の肺炎が発生」と。しかし、当時はこれがまさか大事になると考えていた人はおらず、このことを対岸の火事として見ており
、小学校では「こんなニュースがあったぞ」という感じで井戸端会議の話題になっていた。
この小さなニュースが引き起こした世界的、歴史的な事件は多くの人々を苦しめ、数々の人々を殺し、経済を停滞させ、青春を破壊した。人々は心に影を落とし、いずれはコロナ禍と呼ばれるようになった。そして、私もこの事件に様々な影響を受けた一人。これが私の人生を大きく変化させた。私が想ったことを、感じたことをこのシリーズで話す。この事件はいずれ歴史的遠近法の彼方で意味づけされ、歴史という世界へ還元されていくだろう。この還元の運動の中に当時の私の想いも入れたいのだ。だから描く。この事件を、私の手で、私の言葉で。私の記憶を総動員して描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 11:07:41
15697文字
会話率:4%
この世界の歴史書では永久に語られる事のない魔女の話。
世間一般的に異教とされる、魔神・オズワルドの教えを信仰し、魔女の身に堕ちた三人の乙女・エリーザ、ジャンヌ、レオナルドは、魔女狩りの追跡から命からがら逃げ延びた。今はケガレの森の奥の奥
で、屋敷を建てて息を潜めて暮らしている。
ある日、彼女達の神であるオズワルドが庭に現れ、生きた肉塊を手渡した。「これはおれの仔だ」と、そう言い残して、神は行方をくらました。 エリーザ達は、名前も無い不気味なその肉の仔を育てる事になるのだが──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 22:05:15
31781文字
会話率:47%