候暦一九〇〇年、アイネーデ共和国。
国土を東西南北と中央の五つに隔て、自由と平等と平和を掲げて殷賑を極めてきたこの国は、されど近隣諸国との戦争によって衰頽の一途を辿る。最も甚大な被害が及んだ自然の汚染により、国民は終わりのない飢餓と貧困に喘
ぎ続けた。
やがて、ひとりの植物学者が開発した、栄養の涸れ果てた土壌の代替となる苗床でのみ芽吹く特殊な種——のちに『人類の希望』と称されることとなる技術を筆頭に、共和国は復興へ向けて立ち上がる。
時は進み、候暦一九九八年。
『何でも屋』として共和国各地を転々と渡り歩く青年・シオンは受け取った手紙に従い、東区〈オスト〉へと赴く。そこで育ての親から持ちかけられた新たな依頼は、記憶喪失の少女・マリーを故郷へ送り届けること。
これは、死が定められた果敢ない生涯のなかで、それでも誰かを愛し、愛されたいと願う人々の物語。
あるいは、青年が分かたれた愛する人を取り戻すまでの物語。
※第二章までは隔日投稿、第三章以降は毎日投稿を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:00:00
67594文字
会話率:36%
桜咲き誇る平和な王国に、未曽有の危機が訪れる。遠くから飛来した謎の胞子から、異様な**「影の樹」が芽吹いたのだ。影の樹は急速に成長し、大地から生命力を奪い、王国を砂漠へと変えていく。人々の「魂の木霊」**は不安と嘆きに染まり、守護神の桜まで
もが蝕まれ始める。
プリンセス・ハルカ、剣士アヤト、賢者リンは、この未知の脅威に立ち向かう。しかし、影の樹は強靭で、彼らの通常の力や知識では太刀打ちできない。王国は水源を失い、生態系は崩壊。ハルカは「弱肉強食」という摂理に直面し、自身の無力感に心を痛める。
リンは古の書物から、影の樹が「災厄の外来種」「生命改変種」であると突き止める。一行は**「樹医の老賢者」**を訪ね、その「起源」と「生命サイクル」を逆手に取るしかないと知る。賢者の知恵を得たリンは、生命力を奪う調合材、成長抑制の微量金属、胞子を無力化する微生物のヒントを得る。松針獣の思わぬ反応から、さらなる発見も。
王国を救うため、ハルカたちは影の樹の親株がある**「病巣」へ向かう。そこで待ち受けていたのは、影の樹がもたらす「新たな秩序」を盲信する「影の番人」**だった。番人はその「絶対的な強さ」こそ真実だと主張し、強力な根の攻撃で彼らを追い詰める。
アヤトはハルカの「桜花の恩恵」による**「共生の盾」で仲間を守り、リンは賢者の知恵が生んだ「種子爆弾」**で番人を援護。激しい戦いの末、番人を打ち破った一行は親株へ。
リンは**「最終調合薬」を完成させ、ハルカの「桜花の浄化」の力で影の樹の中心に打ち込む。その間、アヤトは「常磐の貫き」と「共生の盾」**を駆使し、二人を守り抜く。
巨大な影の樹は光を放ちながら萎み、胞子の放出も止まる。荒廃した大地には生命の脈動が戻っていく。今回の危機を通じ、ハルカは「共生」だけでなく「弱肉強食」という摂理も受け入れ、真の「豊かさ」とはその両方のバランスだと悟る。
王国は復興へ向かうが、この経験はハルカたちの心に深く刻まれる。アヤトは王国を守る新たな決意を固め、リンは「災厄の外来種」に対抗する研究に没頭する。守護神の記憶には、**「生命の二面性を司る古の聖域」**の存在が示唆され、ハルカたちの旅は自然界のより深遠な摂理を理解する新たなステージへと向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 18:50:33
4567文字
会話率:0%
能登半島地震で家を失い孤独に沈む老婦人みゆき。東京から移住した若手漁師ユウヤは、壊滅した漁港を前に葛藤する。そんな中、16歳のボランティア・アクアが能登へ。慣れない環境に戸惑いつつも、真っ直ぐな心でみゆきに寄り添い、ユウヤと共に復興へ向かう
姿に感銘を受ける。三人の世代を超えた絆と助け合いが、失われた希望を取り戻し、未来への一歩を紡ぐ感動の物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-24 00:45:02
2092文字
会話率:12%
近未来――。世界規模の戦争から復興へと歩み始めた人類に、異星人の侵略の手が伸びる。
主要テクノロジーは壊滅状態。逆転のカギは、かつて開発された巨大兵器と、それを制御する"少女"。
わずかに残った技術を結集させ、何とか
復元には成功したが、目覚めた彼女は想像以上のポンコツだった。
果たして人類は”彼女”とともに、状況を打開できるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 05:40:16
86258文字
会話率:63%
昨日が壊れ、明日が死に、今日が滅びようと進む1999年東京特別政令指定域【古瓦】。別の歴史を歩む大日本帝国は空前の千年祭を前に沸き。数度の戦乱を経て復興へと歩み出そうとしていた。しかし、黎明の闇夜に乗じて湧き出す変異無貌の物の怪達が騒乱を混
沌へと向かわせていく。
神に懇願する狂人、人々に指を伸ばす化物、滅びゆく神々。
今、謎と怪異を退ける者達の戦いが始まる。
異境推理伝奇譚此処に開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 12:00:00
62304文字
会話率:45%
舞台はパランゲア大陸の東側にあるケレース王国。この国は二年前に若い女王が即位したばかりだ。前の王は数々の圧政を敷き、十年もの長き間、国民を苦しめた。しかし、連合国軍の働きにより悪い王は討たれた。
当時王女だった女王エレオノーラは塔に幽
閉されており身動きがとれずにいたが、連合国軍の司令官で隣国セマルグル王国の第二王子アレクセイに救助され、やがて二人は恋に落ち結婚した。現在二人は、女王と王配として国民のために尽力しており、ケレース王国及びその国民は連合国から支援を受けて元の生活に戻ろうとしている。
順調に復興が進んでいたかのように思われたが、ある日、北領と北西領から不穏な知らせが届いた。そこには、この二領で小さな地震が頻発していると書いてあった。過去には小さい地震が多発した後に大きな地震が起きている。もし復興中に地震が起きたらと思うと気が気でない女王エレオノーラだったが、ある日、大陸の北西に位置するウルカヌス国から使者が来て衝撃の事実を告げた!
前作「塔に幽閉されていた王女が王になるまで」の続編です。前作を読んでいた方が話が分かりやすいと思いますが、一応今作から読み始めても分かるように簡単に説明を入れております。
前作が即位編、今作が復興編となります。
※ジャンルをヒューマンドラマに変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 01:51:50
636029文字
会話率:52%
【真あらすじ】
あらすじね、あらすじ。
はいはい。
過去のことも未来のことも知って何になるっていうのよ。
それとも何?
あたしの生い立ちからでも聞きたいってことなの?
冗談止めてよね。
あたしは今を生きてるし、貴方だって今を
生きてるでしょ?
それを大事に出来ないことはとても悲しいことだと思うわ。
ま、それでも少しあたしのことが知りたいなら、前に話した物語でも聞いてちょうだい。
未来の事は誰にも知る権利はないはずでしょ。
先のことが知りたければ今を確実に進むこと、それが一番の楽しさなのよ。
ね、だからこれから何が起きるのか楽しみにしてて。
【本あらすじ】
世界で起こった魔者との争いである魔人戦争を経て、人間達は領土を拡大すべく魔法大戦を勃発させると多くの国々は傷つき疲弊していった。
疲れ果てた人々は魔法大戦を終結に向かわせると復興へと力を注ぎ、徐々に生活を取り戻していくこととなる。
そして現在、アテナはある理由から一度死を受け入れ魂を魔道書へと封じ込めると機会を伺いながら眠りについていたのだが、訪れる人々により何度となく物語を聞かせることとなっていた。
とある男女に魔力を断ち斬る剣の在処を話したアテナは再び眠りにつくも少しの間を置くと、ハルベール王国からの使者により起こされることとなり、今度は王の命令によりエルフについて知っていることを聞かせる羽目になったのだが。
※本作品はスマホ読みや小説をあまり読まれない方の為に行間を空け改行して読みやすくしております。小説好きな方々にはご迷惑おかけします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 22:42:50
104822文字
会話率:41%
鉄道とパーカッション式リヴォルヴァーが存在する世界。
世界から魔法が失われ、人喰いが横行し、人は富を追い求める。
そんな世界を生きる、がらんどうのような心をもった老ガンマン〈銃術師〉。
戦争で全てと失った彼は隊商を護衛をして、賊を撃ち、
金をもらい、酒を飲む。
そんな虚しい日々を送っていた彼はある日、奴隷の少女を助ける。
その出会いが銃術師のわずかに運命を変え、その運命はやがて魔法王国の復興へと変転していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-08 07:02:10
107433文字
会話率:36%
ウイルス研究所から殺りく兵器に使われるレベルのウイルスが漏れ出し拡散
国の人間の半分以上が死んだ。
そのウイルスは30歳以上の大人は100%死亡。30歳以上生きられない国になった。
復興へ進む中、16歳をすぎた子供に能力が生まれることが発
覚
能力社会が生まれる。
以降政府による監視のもと、遺伝子操作により人々は人口を増やしていき、AIを親代わりとして16歳まで育てさせ、それ以降は、政府が衣食住を負担する世界ができた。
その世界に、日本から100人の16歳の子供が一気に転生した。そのうち7人が天使の生まれ変わりという存在になった。
転生した100人と天使の生まれ変わりが転生先で能力を得て送る異世界物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-05 14:16:47
39348文字
会話率:27%
新暦(しんれき)1999年、戦争や紛争に人型戦闘兵器「ARMi」(アーミー)が使われるようになって早数十年。
イングリッド帝国は近隣のUE連合国と戦争をしかけていた。
だが、戦争といっても所詮は1国対10国。歴然としてある戦力差に劣勢
だったイングリッド帝国は謎のARMi部隊「ナンバーズ」を投入し、戦局を維持していた。
しかし、新暦2000年ナンバーズは突然失踪し、イングリッド帝国はUE連合国に配属を喫する。
その結果、イングリッド帝国はUE連合の管理下に置かれ、復興への道を歩み始めた。
時は流れ新暦2005年。
イングリッド帝国のレジスタンス「レボリュート」は大規模な紛争を起こす。そしてその戦いが5年前に消えたはずのARMi部隊「ナンバーズ」復活の始まりだった。
7th「……と、まあ、あらすじはこんな感じかな」
1st「なあ、セブンス。それだと主役お前らにならない?」
4th「そうだよ! ちゃんと僕とファーストのラブラブコメディって書かないと!」
1st「いや、そういうことじゃなくて……」
2nd「そうだ、そうだぁ! 俺がファーストをぶっ殺すってことが入ってねえじゃねえか」
1st「そうでもなくて……なあ、フィフス」
5th「どうでもいいです。私を巻き込まなければ」
6th「ぷぷっ、フィフスにあっさり見捨てられてワロス」
1st「お前はいいかげん言葉と顔を一致させろよ」
3rd「せ、拙者の出番はいつでござるか?」
1st「3rd、お前もかよ……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-08 00:00:00
4280文字
会話率:36%
――その日は突然訪れた。
人類だけでなく、世界にとってもそれはあまりに唐突な出来事だった。
温暖化の末に氷河期に突入した地球は、徐々に生物が生存出来る環境ではなくなっていた。
そんな中、人類は科学力の粋を結集し、核融合による人工太
陽を作り出すことに成功した。
気候が安定したことで、人々がようやく普通の生活を取り戻し始めたその時、人々の希望であった人工太陽が暴発を起こす。
この大爆発と併発した数多の自然災害により、世界の大陸の半分が消失。
残った地上も4つの大陸群に分断され、世界には瘴気が蔓延した。
瘴気の影響により、世界中の生物の数が激減し、人もまた多く亡くなった。
瘴気に感染して生き残った動物は突然変異で魔物化し、人を襲うようになった。
そうした影響もあり、世界の人口はおよそ3割にまで減少した。
後に、世界に破滅をもたらした「輪廻の大厄災」として語り継がれる悲劇であった。
残された者たちは、魔物の脅威に対抗するため、そして世界復興への手段として、「魔法」を発明する。
大厄災の影響もあり、科学に忌避感を抱いた人類は、魔法による生活が中心となっていった。
4つに分かれた大陸はそのまま国を形成し、各国は魔法の開発及び魔法師の育成に注力するようになる。
国力を計る基準は科学から魔法へと変化し、個人を計る基準も魔法の能力に依存するようになった。
大厄災発生から100年が経ち、魔法は大きく発展したものの、未だ世界の復興が進まない中
人類は世界を元の有るべき姿に戻すべく、魔物の脅威に耐えながら奮闘を続けていた。
東の大国フォーレスで生を受けたレイは
出生直後の魔力計測で異常値を示し、それが瘴気の感染による可能性があると診断を受ける。
潜在的に魔物化の恐れありと判断されたレイは、その存在を世間に秘匿された。
しかし、魔力の異常性は認めつつも、その力を捨てることを惜しんだ国王の意向により、
レイは戦闘魔法師として徹底した教育を施される。
15歳となったレイは、既にフォーレスで並ぶ者の無い最強の魔法師となっていた。
その後も軍の「特殊部隊」に所属し、公表されることのない裏の任務をこなす彼に、ある日重要な極秘任務が課せられる。
その任務内容は、魔法学院に入学するフォーレスの王女、サラ・ソルフォードを
卒業まで護衛せよというものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-12 19:21:59
57088文字
会話率:33%
長かった戦争が終わり、ようやく人々が復興へと歩み出した時代。
異世界からの来訪者、十字模様の瞳を持つ【クロイツ】と銀の髪を持つ最後のエルフ【アルシェ】。
銃を扱うスキルを持つ来訪者が、銃と人によって滅ぼされたエルフへ手を差し伸べた時、
小さな物語は幕を開けた。
剣と魔法の世界に硝煙と銃声がクロスするファンタジー。
続編はこちら
https://ncode.syosetu.com/n2557fj/
※他サイトにも連載中の作品をこちらにも投稿させていただきます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-31 23:04:14
110263文字
会話率:31%
彼女は監禁されていた。
彼女は『加害者』の娘であった。
十年前、この国の首都で起きた黒魔術による破壊活動。
それはまるで『戦争』のような規模であった。
嵐が吹き、炎が燃え、突如として人々が怪物化した。
大地は揺れ、天を突き刺す建築物は
倒壊、経済も混乱した。
世紀末に起きたこの暴動は、やがて新世紀を迎えた頃に
ようやく終息し、世の中は復興へと向った。
この事件に関係したとされる彼女の父と兄は、
当局によって逮捕。兄は、強制収容所へ送られた。
まだ幼い子供だった彼女は、父とともに、『安全確保』の
名目で山奥の山荘で囚われの身となっていた。
だが、その兄が脱走した。
強制収容所に囚われていた兄が、脱走した。
兄は黒魔術を使う。
兄は黒魔術使いの盟王でもあった。
俺たちはあらゆる『未知の力』を駆使して兄を迎え撃つ。
兄の目的はただひとつ。囚われの身になっている、
自分の父と妹を助け出す事。
だが『自分の家族を助けたい』と思う、
黒魔術使いの盟王の願いを、
俺たちはかなえるわけには、いかなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-05 12:00:00
34850文字
会話率:8%
西暦2133年という年は人類にとって、大きな分岐点となった。
それはメキシコのシウダービクトリアという街に、黒い蛾のような形状をした謎の生命体が大量発生した事により全てが始まった。
『TV』と名付けられた謎の生命体は当時の兵器では全く効き
目が無かった為、最も酷い時期にはメキシコを中心にアメリカ大陸の3分の1が甚大な被害を出した。
発生から5年後にTVを駆除する専用兵器『メシア』が誕生すると、同時にメシアを扱う専門組織『アマリリス部隊』が結成される。
アマリリス部隊の活躍によりTV発生から15年後の2148年に完全駆除が完了する。
しかし、その頃になるとアメリカ大陸に住んでいる人口はTV発生前の10分の1にまで減少していた。
そこから人類は100年をかけて社会を再建すると、ほぼ壊滅状態だったアメリカ大陸も徐々に復興へと歩み始めた。
そんな矢先に更なる問題が発生した。
TVが発生していた地域に再び戻り暮らしていた住民たちが謎の大量死に襲われる。
専門家の調査で有害物質が検出されると、国連が中心となりアメリカ大陸を世界から切り離す隔離政策が始める。
その政策の一環としてアメリカ大陸の3分の1を囲うように大きな壁が建設される。
そんなアメリカ大陸には避難できなかった者、自らの意思で残る者、そしてアマリリス部隊の全員が残った。
そんな世界が大きく2つに分離し、互いの情報が入らない状態で80年が経過していた――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-01 07:28:15
184225文字
会話率:34%
世界を襲った、天災。
その天災の原因により、人類は絶滅の危機へと瀕していた。
数十年をかけて、世界は協力し合い、復興へと近づいていた。
そんな中、天災の影響なのか特別な力を持った能力者達が現れ始める。
その能力名は、〝ギフト〟
ギフトは、
成人前の少年少女のみに発症する特別な病名とされてしまう。
そのギフトをより効率良く且つ、世界に協力させる為にギフト発症者のみを通わせる学園を設立する。
そこに通う主人公――北條幸村。
ある事情で通う幸村は、学園の秘密を知ってしまうのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-03 01:02:13
23306文字
会話率:42%
ヘイズール王国と魔王軍との戦争は歴代最強と謳われる勇者の活躍によって多くの犠牲を払いながらも王国の勝利で幕を閉じた。
それから1年後、王国は着実に復興への道を進み、戦争で疲弊した人々の心にも明日への希望や日々の幸せといったものが戻りつ
つあった。そんな中、王国兵士レストは砦の守備隊隊長という先の戦績に見合った地位を与えられたもののどこか憂鬱な気分から抜け出せずにいた。
そんなレストのいる砦に、魔王とともに消滅したはずの魔人・魔物の一団が現れる。
いるはずのない魔物、死んだはずの魔人、そして、あまりにも勇者に似すぎている魔人剣士、王国に再び危機が迫りつつあった。
勇者がいなくなったこの王国でレストたちはどう戦い、どう生きるのか?
※色んな武器とか能力のバトル物・アクション物が書きたくて書き始めました。
斧好きな人はよかったら見て行ってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-13 08:00:00
109823文字
会話率:61%
~巨大地震の最中、家族達の無事を祈る心が
何かを動かし始める。
最終更新:2017-03-16 11:00:00
3327文字
会話率:13%
時は2001年、日本はアメリカとの戦争により多大な被害を受けた。少しの間復興への兆しが見え始めた中、未知の生物IXの進行によってまた日本に戦争時代が訪れた。2019年日本はアメリカと手を組み対IX掃討作戦を開始。それにより日本の子供たちは1
5歳になると軍隊に入る事となった。軍隊に入るには、コード適合者である事が重要であった。コードと言う術式攻撃を中心とした人類の反撃の物語
そして一人の少年の生き様を描いたミリタリー異能アクション開幕折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-12 22:44:32
692文字
会話率:6%
獣人と呼ばれる人種が住まう『ファミラス』と呼ばれる世界の物語。
『ファミラス』では三年前、戦争があり、世界は疲弊し後退した。
終戦直後にも関わらず、人々は各地から集まる代表者で作る『評議会』を発足。この『評議会』を中心に復興へと歩み始め
た。また、それまで支配階級であった『応龍族』は姿を消し、逆に戦犯として裁かれることになる。『応龍狩り』と呼ばれる行為が人々の間で開始されたのもこの頃だった。
そんな世の流れの中で、金髪と紅い瞳を持つ『応龍族』の青年は、自らの過去を呪い、記憶を封印した。そして、生きたいと、本当の世界を見たいと願った。
青年は、記憶を消し、髪と目の色を変え旅立つ。新しい未来へ。
その先に何があるのか、分からないまま―――――……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-22 12:30:32
91649文字
会話率:47%
<大異変>により文明の崩壊した近未来の日本は、飢餓と暴力の渦巻く修羅の国と化していた。
人々が復興への道を必死に歩もうとする中、辺境のとある村で、一夜にして村民全員が謎の失踪を遂げる怪事件が発生。
おびただしい量の血だまりと猛
烈な血臭だけが残る村に足を踏み入れたのは、剣の名門<鬼伏一族>出身の天才剣士、鬼伏天一郎。
そこに現れた弓使いの姉弟"なゆた"と"すばる"の運命、そして迷彩服の怪人の狙うものとは?
愛刀<鬼狩丸>を引っ提げて、若き剣士が<寄り添う者>としての宿命と修羅の時代に立ち向かう、近未来伝奇バイオレンスシリーズ第一弾!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-29 23:05:55
117538文字
会話率:51%