広い宇宙の小さな星で、私たちは出会った。
自分の居場所を見つけるため。
離ればなれになった家族を探すため。
守りたいものを守るため。
星の光に導かれ、不思議な縁で結ばれた旅人たち。
これはそんなヘンテコなやつらが、星々の狭間を駆け巡り
、大切なものを探す物語。
SF家族譚「星巡る人」
不定期更新中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 16:17:52
571493文字
会話率:30%
明治時代--
酒屋の奉公人、泰輔は
醸造酒の近代変革と共に
青春を生き若い才覚を発揮する。
唯一つ、克乃への想いだけは
許されず。
そして泰輔が望まない克乃の
未来への扉が開こうとしていた。
最終更新:2017-04-02 05:09:59
4694文字
会話率:36%
昭和3年、15歳になった
僕の夏の日。
同世代の人たち、
そして親世代の人々との交流。
病弱の中にあっても
大切な人を守りたいと
感じ始めた僕に、
時を察したように、
母は語り始めた。
最終更新:2017-03-26 19:08:24
4258文字
会話率:19%
町の極道者、沼田に追い詰められた僕は
縁深い町長に救われる。
召集された弟の任務先移動の知らせ。
僕は再び回想する。昭和初期の出来事。
田舎町で起ち上がった僕達の家族。
暗闇の時代を進む日本。
最終更新:2017-03-26 12:00:00
4843文字
会話率:14%