公爵令嬢である従姉の元で、侍女として働いている伯爵令嬢のエリー。
そんなエリーは、幼い頃からの想い人を忘れることができずに初恋を拗らせていた。
この想いが報われないことなど昔からわかっていたのに。
どんなに好きでも、叶わぬ恋は苦しいだけ。
そんな思いから、エリーはついに初恋を手放す決心をした。
そんな矢先、離れて暮らす祖母が体調を崩したとの報せが届く。
従姉からの後押しもあり、エリーは大好きな祖母のいる領地へと急いで向かった。
傷ついた心を癒しながらも前に進もうと決意するが、長年持ち続けた想いはなかなか手放せるものではなくて......。
※【完結】『ルイーズの献身~世話焼き令嬢は婚約者に見切りをつけて完璧侍女を目指します!~』の外伝です。本編の女学院卒業後の話になります。
※外伝のみでもお読みいただけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 18:00:00
33952文字
会話率:49%
小柄でおとなしい男子中学生の風見弘樹は、義理の母、矢谷令子が顧問兼コーチを務める「鈴之森総合格闘技クラブ」の合宿に参加していた。弘樹は格闘技が好きではない。夜中にこっそり宿を抜け出して一人で公園のベンチで泣いていると、合宿の参加者の一人、安
達英子が通りかかった。満月の月明かりのもと、英子は弘樹の涙に引き込まれて……。
<主な登場人物>
風見弘樹・・・・主人公
風見和也・・・・弘樹の父親
安達英子・・・・弘樹の先輩
矢谷令子・・・・弘樹の義理の母親
矢谷麻里・・・・弘樹の義理の姉
宮崎朱良・・・・弘樹の姉
宮崎蓮・・・・・弘樹の妹、蘭の双子の姉
宮崎蘭・・・・・弘樹の妹、蓮の双子の妹
風見正一・・・・弘樹の祖父
風見妙・・・・・弘樹の祖母
宮崎ナナ・・・・弘樹の母親
田中敏夫・・・・ナナの内縁の夫
田中敬一・・・・敏夫の息子
風見仁美・・・・弘樹の従姉
風見順子・・・・弘樹の従姉
風見絵里・・・・弘樹の腹違いの妹
川島弘美・・・・絵里のバンド友達
上野早苗・・・・絵里のバンド友達
上野亜紀・・・・絵里のバンド友達、早苗の妹折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 17:40:00
3383文字
会話率:19%
<登場人物>
伊沢悠木・・・・主人公、「涙の魔術師」の生まれ変わり
白猫フェン・・・悠木の使い魔
天野瞳・・・・・悠木の従姉、天之神の生まれ変わり
伊沢桐子・・・・悠木の姉、地之神の生まれ変わり
一条リリス・・・魔女
瑠璃子・・・・・防空隊
地球圏第一艦隊司令、内親王
佐藤恵子・・・・朝風の副艦長、中尉
山本綾子・・・・朝風の航海長、少尉
岩田早苗・・・・朝風の砲雷長、少尉
栗原舞・・・・・朝風の機関長、中尉
白石エリカ・・・朝風の通信課技術長、少尉
佐々木孝子・・・朝風の航空隊隊長、中尉
川本サキ・・・・悠木の副官、少尉
宮崎涼子・・・・朝風の軍医、中尉
佐々木武史・・・暫定統治機構防衛統合本部議長
リコ・ファレン・・・フォックス重工の最高経営責任者折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 19:10:00
100242文字
会話率:22%
三隅伯爵家の一人娘・美知子の小間使い、タマは道で行き倒れているところを美知子に拾ってもらい、雇ってもらったことを恩に感じ、美知子の我儘にもめげず仕えている。おどおどした田舎娘のタマは隠しているが、呪禁師だ。そんなある日、美知子の父が殺され、
タマが犯人だと疑われ、警察官に捕まってしまった。それを助けてくれたのは、特高の斎木白夜。白夜はタマの釈放に尽力し、「結婚してほしい」とプロポーズする。そのときは断るが、白夜はタマに何かと関わってくる。一方、犯人は捕まらないまま、家督を継いだ叔父の一家が屋敷に乗り込んでくる。美知子の物は従姉妹の佐和子の物となり、婚約者まで盗られてしまった。使用人たちも解雇されるが、行き場のないタマは哀願して、何とか残してもらい、美知子の力になろうとする。呪禁の術を使って。
(流血表現があります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 12:00:00
29063文字
会話率:37%
美唯菜(みいな)は小学校四年生、新菜(にいな)は小学校三年生。二人は家がお隣同士の従姉妹です。きらきらしたものが大好きなにいなは、ある日カラスに大切にしていたきらきら石を奪われてしまいます。きらきら石を取り戻すため、にいなは夜に罠を仕掛けま
すが、逃げられてしまいます。カラスを追いかけて、二人は夜に家を飛び出しました。親切なフクロウの背中に乗ってカラスの巣に追いつくと、そこにいたのは体中にきらきらしたものを身につけたカラスの女王でした。女王は言います。「この下の遺跡にあるきらきらしたものを取ってきたら、きらきら石は返してやってもいいよ」
にいなとみいなは、地下の遺跡に入っていきます。さあ、冒険の始まりです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 20:30:00
90622文字
会話率:29%
正直なところ「あー、やっぱり」が、本音だった。
私の従姉妹が婚約破棄されたのだが、こんなの見たくなかったなぁ。ーーだって、従姉妹が傷つくのを誰が見たいと思うんだ。
でも、従姉妹はあっさりとそれを了承していた。うん、ソウダロウネー。全く未
練なんて無いよね、知ってた。
そして従姉妹が私を見て笑った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 18:00:00
127449文字
会話率:47%
リスティル王国第三王子のマティアスは侯爵家の令嬢フェリシアに一目惚れ。
自分の特権を使用してフェリシアと仲良くなり婚約の許しは貰ったものの、第一、第二王子とも未婚の為正式発表が出来ずヤキモキする。
そこで2人で第一王子の婚約を手伝い一緒に婚
約発表を目指すことにし、まずはフェリシアの従姉妹を紹介するが気に入らず怒ってしまう。
また、婚約者探しと同時に、マティアス王子狙いの令嬢の邪魔が入ったり、色恋に疎い2人は勘違いを起こしたりでなかなか前進出来ない。
が、逆にその経験が2人の絆を深め、最後は第一王子もフェリシアの従姉妹と婚約しマティアスとフェリシアも無事婚約発表する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 13:16:06
342011文字
会話率:43%
父親が再婚し、1歳年下のいじめっ子・真斗(まなと)と兄弟になった大人しい性格のトランペットが得意な小4男子・鎌田七星(かまた ななせ)。
再婚から約3ヶ月後、七星は真夜中の自宅で両親が殺害されるという現場を目撃。当時、真斗は19歳の従姉妹・
田波哀晴(たなみ あいは)とバイクでドライブに行っていたため現場を見ておらず、七星だけにトラウマが残ってしまう。
その後2人は哀晴の家に居候することになる。
正反対の性格だった2人だが、七星が持っていたトランペットを通じて次第に仲良くなっていく。
やがて数年の時が流れ、中学生になった2人は吹奏楽部に入部し、真斗の幼馴染・羽川虹香(はねかわ にじか)などと共に活動することになる。
※この小説は、カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 12:50:40
3696文字
会話率:29%
従姉妹のことは可愛がってない、の続編 アルテローズ視点
ハルトムートには見えていないところが、アルテローズには色々と見えていた。まあ単純に同じ学園に通っていたので、という部分もある。マリリエッタもアンネリーゼもアルテローズのことは全然眼中に
なくてモブ扱いだったからというのもある。モブだから客観的に見えるものというのもあったのだ。
結婚したらそれどころじゃなくなってしまったんですけどね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 00:00:00
9287文字
会話率:37%
従姉妹のことは可愛がってない、の過去話。
ハルトムート・エインクラインは美貌と頭脳と地位の三拍子そろった将来有望な美少年である。優秀さが規格外すぎて出会う人全員狂わせかねない勢いだが、公爵領に属する人間たちは皆わきまえた者ばかりであったので
9歳までは(本人は)概ね平和に暮らしてきた。
しかしその年王都で王妃の主催で行われた茶会による同年代の高位貴族子女たちとの顔合わせによってハルトムートは自ら公爵家の後を継がないことを決め、公爵家の保有する伯爵位の一つをもらって隠居することを考え始めたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 00:00:00
12759文字
会話率:69%
エインクライン公爵令息ハルトムートには9年の付き合いがある年下の婚約者がいる。彼女とは思い合っていて彼女が高等学校を卒業したら籍を入れる予定になっているのだが、一つ厄介な問題がある。父方の従姉妹に迫られ度々婚約者との逢瀬を邪魔されているのだ
。
そして待ちに待った婚約者の卒業とそれに伴うプロムに婚約者をエスコートして参加したハルトムートは、何故だか第三王女によりプロムの開始を宣言するはずの壇上へと呼びつけられた。
「私はあなたを告発します!」「はい?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 00:04:07
19215文字
会話率:65%
「了君は私のヒーローなんだよ!」
「高科君、私と、また……友達になってくれますか?」
小学生の頃の過ちで中学まで孤独な学校生活を送っていた主人公、高科了。
彼は両親の海外赴任を機に故郷を離れた叔母夫婦の家に引き取られ、そこから高校に通うこ
とになった。
そこで再会したのは、美しく成長した従姉妹の春日梨沙、そしてかつての級友、彩名夏月。
これはバラバラになっていた少年と少女たちが再び出会い、心を通わせていく物語。
週1更新。本日(9/27)中に30分毎、第4話まで投稿し、第5話より先は来週以降、毎週金曜日20時頃更新します。
カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 20:00:00
106032文字
会話率:43%
現代日本から『異世界日本』に転生してしまった右子。
前世と微妙に違う異世界の日本で最も高貴な血筋の帝女に生まれ変わってしまったことに戸惑いを感じながら成長する右子は、いつしか平民になって前世の一般日本国民のような自由な暮しをしたいと願うよ
うになっていた。
その元に前世の弟が従姉弟の敦人として現れる。
右子と敦人は前世に共に崖から落ち無理心中を遂げていた。敦人は前世の右子に恨みを抱いているようで·····?
右子と敦人は望まぬうちに帝室の事情で前世と同じく義姉弟の関係になってしまう。敦人は『姉狂い』を拗らせ、帝族特有の力『超常の病』を駆使しこのまやかしの異世界をめちゃくちゃにしようと企みはじめるも、右子を守ろうとする攻略対象者達に邪魔される。
隣国からアイン王子が留学に訪れたのを機に、この世界は前世の隣国で発売された『日本滅亡〜亡国の帝女と王国の聖王子〜』という、話題になりつつも作り込みの甘さから糞ゲーと酷評されたゲームの世界で、右子は悪役ヒロインであると次第に明らかになっていくが······折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 18:43:35
1144852文字
会話率:32%
従姉の父が死に、自分の母は老人ホームに入居する
一体俺の人生はなんだったのか?
中年になった作者は、自分の人生を振り返る
キーワード:
最終更新:2025-03-22 17:15:57
27946文字
会話率:25%
俺は大学で、小学生の時以来会っていない幼馴染で従姉妹の涼子とばったり会った。
同じ大学を受けてたなんて!
しかもすごい美人になっている。
そんな涼子に、子どもの時みたいに「お兄ちゃん! お兄ちゃん!」と慕われる俺を、友人たちは羨ましがるが・
・・・。
量子論をネタにしたSF・・・風味の、ちょっとえっちなラブコメ・・・?
(一応R15でしかないので、濃ゆいの期待してもムダです。)
「なろう」ではピッタリ当てはまる該当ジャンルがないような。。。
少し量子力学に興味のある人だったら、きっと吹くと思います。(^◇^;)
ラブコメ風のSF・・・かな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 10:00:00
29071文字
会話率:28%
従姉妹である杏子の異世界召喚に巻き込まれる形で異世界転移してしまった少年、七坂福寿。魔力が少ないとして無責任にも森へ追い出されてしまう。しかし桜色の女性に言われるがまま森を進み薬屋オウサカ堂を営む薬師の少女ビンカに保護される。だが、保護す
る代わりに家賃や食費などは体で支払え、と言われ薬師をしているビンカの助手として住み込みで働くことになる。そうして福寿はビンカと魔術師を夢見る幼女アイラヴェとともに生活を行っていく。
薬屋の助手として働く中で様々な思想、考え、信念を持つ人々と交流することになる。そこで福寿は自分と向き合う事になる。
こちらはカクヨム様でも掲載しておりカクヨム様で先行公開いたします。
※注意
この作品には実際の薬草、ハーブ、漢方などが出てきますがご自身で使用される場合には用法容量をを守り、必要に応じて医師または薬剤師にご相談ください。
作品内で出てきた薬草やハーブについてはあとがきにて少しご紹介させていただきます。
この作品は基本金曜に一話公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 20:00:00
21642文字
会話率:49%
妻を亡くして五年、仕事だけの日々を送る斎藤修一。新プロジェクトで出会った高橋明美に心惹かれていくが、彼女には夫がいた。次第に親しくなる二人。ある日、明美は衝撃の事実を告げる。彼女は大学時代の修一のサークル仲間で、修一に密かに想いを寄せていた
姉・明子の妹だった。さらに、明美は修一の亡き妻・由美子の従姉妹でもあった。
運命の糸に翻弄される修一。明美との距離を置き始めたある日、彼女から離婚と転職の知らせを受ける。去り際、明美は修一に一枚のマフラーを渡す。それは明子が未完成のまま残した、修一への想いが詰まったマフラーだった。
一年後、退職して故郷の九州へ戻る修一。マフラーから見つけた紙切れには長崎の住所と「いつか会えることを願って」のメッセージ。かつて届かなかった想いが、新たな形で続いていくのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-17 15:14:31
4122文字
会話率:46%
ある一族は、平安の時代より前から国家のために、はたまた国家転覆の為にその特殊能力を駆使してきた。
―サトリ―
人々はその一族の能力をそう呼んだ。
その能力が初めて顕現した神谷一族初代当主は、『未来予知』、『読心術』その他、複数の
能力を持って当時の国家に貢献したという。
神谷一族現当主の次男に娶られた和葉(かずは)を従姉にもつ青年、憂葉(ういは)は、自身の生い立ちに悩み、苦しんでいた。
そんなある日、五年前に神谷に嫁いだ従姉が、「神谷の次期当主であるお義姉さんが貴方に用があるらしい」と言い、憂葉の元を訪れた。
「やぁ。お主が来るのは『悟って』いたよ」
神谷一族の次期当主、伊織(いおり)は、綺麗な微笑みとともにそう憂葉に告げた。
憂葉もまた、神谷の花婿だったのだ――――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 18:20:22
9811文字
会話率:44%
親を亡くし、伯父の家である八條伯爵家に引き取られた梔子は、珍しい銀色の髪を持つことから醜いと蔑まれ、虐げられてきた。何もかもに絶望していた梔子だったが、ある夜、美貌の青年に求婚される。
彼の名は篁紅月。
紅月は国中に名の知れた人気画家で、浮
世離れした美貌を持つことから帝都中の娘たちの憧れでもあった。
優しくいたわってくれる紅月のもとで、梔子は心の傷を癒し、まわりからも愛されていく。
しかしそんな二人に、梔子を妬んだ従姉の魔の手が迫り……
「必ず守るよ。もう二度と、貴女が何も恐れなくてすむように――」
ぼろぼろだった花嫁は溢れんばかりの愛を注がれ、本来の美しさを取り戻して幸せになっていく。
求婚から始まる溺愛シンデレラ浪漫。
*この作品はエブリスタ様にも同時投稿しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 18:10:00
344985文字
会話率:26%
隠岐へ流された後鳥羽院の前に、亡き式子内親王の霊が現れる。彼女は後鳥羽院の従姉にして和歌の盟友であり、また霊界の導き手として、後鳥羽院に三途の川の存在を示す。川には、清らかに渡る者、橋を渡る者、舟に乗る者、そして怨念に囚われ溺れる者がいる。
「地上での思いと行いが、渡る道を決めます」
式子はそう告げ、後鳥羽院に和歌を詠むよう促す。彼が魂の清らかさを取り戻せば、道は変わる。月光の下、後鳥羽院は己の宿命と向き合うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 08:47:08
1675文字
会話率:37%
前世、武将の末裔である阿寶は、従姉妹に計られて郡王府に代嫁され、深い屋敷の中で虐げられ、恨みを抱いて終わりました。生まれ変わって帰ってきたとき、父親はまだ生きており、一生懸命に彼女を守ると誓いました。大通りでなじみの声が呼びかけると、前世の
冷たい王様でした。王様も生まれ変わって、心いっぱい悔やんでいます。しかし、阿寶は冷ややかに言って、捨てられた滋味を味わってみろと言います。阿寶がどのように父親の支持の下で復讐を果たし、王様がどのように火葬場で追いかけるのかを見て、この二重の生まれ変わりの愛憎伝奇を演じましょう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 18:50:23
12169文字
会話率:35%
高校2年の鳥屋野亮太は従姉に「とあるバイト」を持ちかけられた。
従姉はメイドカフェを開店することになったらしい。
彼女は言った。
「亮太には美少女をスカウトしてきてほしいんだ。一人につき一万でどうだ?」
亮太は学年の三大美少女の一人であ
る「一ノ瀬深恋」に思い切って声をかけた。2人で話している最中、明るくて社交的でクラスの人気者の彼女は、あることをきっかけに様子を変える。
赤くなった顔。ハの字になった眉。そして上目遣いで見上げる潤んだ瞳。
「ほ、本当の私を、か、かかか、可愛いって……!?」
彼女をスカウトしたことをきっかけに、なぜか「あざと系美少女」や「正体不明のクール系美少女」もメイドカフェで働くことに。
「このことは2人だけの秘密だよ?」彼女達は俺にそう言った。
*「カクヨム」にて先行連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 22:42:47
116797文字
会話率:52%
伯爵令嬢のテスティアは、数百年ぶりに現れた『精霊獣使い(ファミリエル)』――動物と心を通わせることのできる能力者だ。
森の動物と戯れる姿から、「獣に魅入られた野蛮な野生児令嬢」だと指さされ、孤独に生きてきた。
そんな中、未来予知の力を持つ
『星詠みの眼(へルシファー)』の一族、ベルジック公爵家の次男・ディオニスと婚約することになり、テスティアはようやく家の役に立てると安堵する。
しかし、テスティアの誕生日パーティーの晩。
婚約者のディオニスは、従姉妹のアンシアを抱き寄せながら、こう言い放った。
「僕の予見によれば、君は竜に唆され、竜の妻となる! そして、我がベルジック家を破滅へと導く存在になる! よって、君との婚約は今日をもって破棄する!」
身に覚えのない予見を突き付けられ、困惑するテスティア。
そんな彼女を庇うように現れたのは――
「――その予見に、信憑性はあるのか?」
国王直属の予見者・ラージウィング公爵家の次期当主、ウェイドだった。
漆黒の髪に琥珀色の瞳。
物怖じしない、クールな言動。
そんなウェイドの姿に、テスティアは目を見張る。
何故なら、彼は――テスティアが愛読する小説の推しキャラ、ジーク公爵にそっくりだったから。
テスティアに齎された予見の真偽を確かめるべく、ウェイドと共に予見をやり直す旅に出るが……
その中でテスティアは、ウェイドの"解釈違い"な甘さに翻弄されてゆくのだった。
人見知りな野生児令嬢が『推し(擬似)』と共に運命を切り拓く、もふもふ系恋愛ファンタジー。
*厳密には『解釈違いです、(次期)公爵様!』
*ざまぁというより勧善懲悪。
*完結まで毎日更新します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 09:02:08
144585文字
会話率:28%