奪われた体を取り戻せ。あの夜の続きを生きるために――
ファッション好きな19歳のアパレル店員、夜見環《よみ・めぐる》。
ある冬の夜、橋の下で目を覚ます。
橋から飛び降りたようだったが、その記憶がない。
意識が遠ざかる中、自分の体が勝手に動
き出す。
なんと、月の魔物に体を奪われてしまったのだ!
死んでもいないのに、魂としてあの世へ飛ばされた環。
体を取り戻すためには、あの世の神々から武器を借りなければならない。
神々は曲者揃いで、武器を借りるだけでも大変な苦労だという。
環には愛する恋人がいた。
彼と離れ離れになるなんて嫌だ。
困難が待つと知りながら、環は武器集めの旅に出る。
あの世に集う死者の協力を得ながら、なんとか武器を集めていくが……。
気がついていたら橋の下に倒れていた環は、どうして飛び降りてしまったのかを忘れていた。
やがて環は、その理由を思い出す。
彼女にとって、残酷な真実を――。
苦難を超えてまで、自分の体に戻りたいか。
環の戦いは、武器集めから己との闘いへと変貌していく。
さらに魔物と環の因縁が明らかになり、環は自分の人生に立ち向かうための決心を迫られる。
あの世を駆けめぐる環は、無事武器を集め、体を取り戻すことができるのか!?
現代日本とあの世が交錯する、現代ファンタジー。
※カクヨムにて完結している作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 18:07:38
23037文字
会話率:56%
美唯菜(みいな)は小学校四年生、新菜(にいな)は小学校三年生。二人は家がお隣同士の従姉妹です。きらきらしたものが大好きなにいなは、ある日カラスに大切にしていたきらきら石を奪われてしまいます。きらきら石を取り戻すため、にいなは夜に罠を仕掛けま
すが、逃げられてしまいます。カラスを追いかけて、二人は夜に家を飛び出しました。親切なフクロウの背中に乗ってカラスの巣に追いつくと、そこにいたのは体中にきらきらしたものを身につけたカラスの女王でした。女王は言います。「この下の遺跡にあるきらきらしたものを取ってきたら、きらきら石は返してやってもいいよ」
にいなとみいなは、地下の遺跡に入っていきます。さあ、冒険の始まりです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 17:47:24
93925文字
会話率:29%
「僕はいつか、世界一の技師になってみせる」
そう宣言したのは幾年も前のこと。
その姿は今では見る影もなく、デルタ・グリステアは衣食住を共にしていた冒険者パーティから追い出されてしまう。
その冬の夜、路地裏で毛布に包まって自身の境遇を嘆いて
いると、彼に一人の少女が手を差し伸べた。
「私も似たようなものですから」
リナと名乗る不思議な少女。自称魔物学者の彼女は行くあてのないデルタに助手として自分と生活することを提案する。
暫し考え込んだ末、デルタはリナの手を取り、立ち上がった。それが二人の、まだ見ぬ者の、果ては世界の運命を変えかねない事態へと展開していくとは考えもしなかった――
発明家に似た職業である技師が、同じく『一味違う』職業の者と活躍する物語が、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 19:01:33
316675文字
会話率:56%
就職活動に奔走する大学生・橘祐一は、ある冬の夜、都内のバー「スペクター」に迷い込む。そこで出会ったのは、寡黙で冷たい眼差しを持つ女店主・イリーナ。無愛想な彼女は、祐一を追い返そうとするが、成り行きで彼に一杯のカクテルを出す。
やがて現れた謎
の男・ボリス。ロシア語で交わされる二人の会話、張り詰めた空気——それは単なる酒場のひとときではなかった。
バーに入ったことを契機に,祐一は自らの運命を大きく揺るがす闇に足を踏み入れていた。
"黄昏に駆ける"者たちの行き着く先は——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 18:27:17
55008文字
会話率:43%
真冬の夜、雪がしんしんと降る雀荘に集まった四人の女性。
「脱衣麻雀の逆をやったら面白そう」という一言をきっかけに、振り込んだり、ツモ上がりされたりするたびに服を増やす“着衣麻雀”がはじまる。
最初は軽いノリで始めた遊びだったが、勝ち続ける者
は薄着のまま、負け続ける者はどんどんかさばっていくという地獄のような状況に。
寒いはずの真冬なのに、いつしか汗だくになり、牌すらつかみにくいほど着ぶくれていく。
そんな悪戦苦闘の末に生まれた友情と、前代未聞の寒さと暑さが同居する夜の顛末は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 23:37:53
4153文字
会話率:20%
冬の夜、窓の外にいたものは……。
最終更新:2025-02-24 16:04:18
4526文字
会話率:30%
寒い冬の夜空と少年の話
キーワード:
最終更新:2025-02-02 23:43:24
661文字
会話率:48%
冬の夜には子どもだっていろいろ考える。
キーワード:
最終更新:2025-01-29 19:34:25
1128文字
会話率:0%
冬の夜、歩いていると
キーワード:
最終更新:2025-01-25 19:27:08
898文字
会話率:0%
週末の夜に近所のカフェで ひとりでうだうだしていると
時々きみがひとりで しかめっ面してパソコンを睨んでる
最終更新:2025-01-19 21:35:07
2162文字
会話率:0%
詩乃(しの)と颯真(そうま)は、冬の夜空を見に行こうと、見るのに最適な丘を訪ねて、そこで愛を誓う甘いお話です。
仲良しカップルシリーズの1作になります。
武 頼庵(藤谷 K介)様が主催されている「冬の星座(と)の物語企画」の参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 07:00:00
2808文字
会話率:64%
ギリシャ神話に登場する優れた狩人オリオン。
彼の死を嘆く女神アルテミスの懇願により彼は星座となって冬の夜空に輝くこととなった。
しかし何故か彼の猟犬2匹も星座に列せられることに。
これは彼等2匹が星座になった日のエピソード。
「ん
あ?うおっ!?俺達星座になってる!?」
武 頼庵様主催24冬企画『冬の星座(と)の物語』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 11:03:25
3016文字
会話率:72%
榊原修一は、平凡なサラリーマンとして日々を送っていた。仕事に追われ、特に変わり映えのない毎日が続いていたが、ふとした瞬間に「このままでいいのか?」という思いが湧き上がる。そんなある冬の夜、帰宅途中に暴走トラックに遭遇。高校生たちがその
危険に気づかないまま歩いているのを見つけた修一は、躊躇なく彼らを助けようとするが、次の瞬間、突如として辺りが閃光に包まれる。
その後、物語は東京都郊外の高校に移る。授業中、突然教室の床に魔法陣のような奇妙な模様が現れ、光を放ち始める。生徒たちはその異常に気づき、次々とその光に吸い込まれていく。修一と高校生たちの運命が交錯し、異世界への扉が開かれる瞬間が迫る。彼らは新たな世界で、予測不可能な冒険に巻き込まれていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 00:00:00
6408文字
会話率:4%
冷たい冬の夜空は星がきれい。
最終更新:2025-01-02 07:00:00
484文字
会話率:0%
公務で陝西省へ行啓した中華王朝第二王女の愛新覚羅白蘭は、行宮での就寝中に奇妙な現象に遭遇する。
季節は冬なのに、何故か響いてくる蟋蟀の鳴き声。
それは明代に起きた事件に由来する悲しき怪現象だったのだ…
(本作品は、しいな ここみ様御主催の「
冬のホラー3」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 06:37:12
3547文字
会話率:26%
昨日の夜更けのお話。
「ブラックモンブラン食べたくない?」と言い出した嫁チャンの話。
たまにはこんなお話を。
最終更新:2024-12-28 18:52:20
853文字
会話率:31%
魔法使いばかりが集まる、魔法の国。魔法使いの数が多すぎることに悩んだ王様が、ある試験を魔法使いたちに科した。だがその試験をクリアできそうにもない者がいて……。
最終更新:2024-12-27 00:31:22
4352文字
会話率:20%
目が冴えて、外に出てきた。
最終更新:2024-12-21 14:12:44
1750文字
会話率:27%
ある冬の日に。
深夜コンビニへ。
その帰り道に、出会った。
最終更新:2022-05-12 16:46:08
950文字
会話率:18%
【『冬の童話祭2025』に参加させて頂いた作品です。】
白狐は《びゃっこ》ではなく、《しろぎつね》と読みます。
天界にある国の山に住んでいるオスの幼い白狐が、地上界で働いている姉に会いに行った日に、地上を冒険することになるお話です。
※『夢の中みたいな冬の夜に』と『クルミちゃんの大出世』と繋がりがありますが、全く別物です。なので、2作品を知らない方でも、最初から問題無く読めます。
もし良かったら、読んでみてくださいね♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 22:22:34
3917文字
会話率:30%
公式企画の[冬の童話祭2024]に参加させて頂きました。
少し長いですが、読み切り(一話完結)のお話です!
作品に出てくる架空の町名は、私が住んでいる岐阜県の西濃《せいのう》地域からお借りしました。
神主の息子である小学生の男
の子を中心に、お話が進みます。大晦日の夜、男の子が白狐《しろぎつね》を追いかけたら、不思議な場所に辿り着いて……。
もし良かったら、読んでみてくださいね♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 20:30:03
2646文字
会話率:14%
冬の夜のレストラン。ジャック少年は店での騒動がきっかけで謎の男たちと知り合う。彼ら四人組は海賊キャプテン・キーティングの財宝を狙い町へやってきた……。
一九五六年、舞台は〝希望と夢の国〟エルドランド東部港町イーストリート。行方知れずの父の帰
りを待つジャックに、海賊の遺産をめぐって窃盗団・マフィア・武器商人・謎の地下組織が絡んでくる。やがて自らのルーツにたどり着く探求の旅。
タイトルの※はイメージイラスト添付印です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 09:25:30
145801文字
会話率:39%
薬を飲んでも風邪症状が治らない男。そんな彼はある日、突然思い立ったように真冬の夜へ飛び出す。そこで彼は不思議な体験をすることになるが……?
※深夜テンションで書いた作品です。生ぬるい目でお読みいただけると幸いです。
最終更新:2024-12-07 18:00:00
2000文字
会話率:24%