婚約者が毒に倒れた。僕に恨みを持つ者によって、魔女が作った毒を盛られたのだ。
化け物王子と呼ばれた僕を、生かして、人間にしてくれた君。君がもう一度笑ってくれるなら、僕は何だってやるし何にだってなる。
たとえそれで、また人でなくなったとして
も。
===
「お前よりも運命だ(おまうめ)」第二部の主人公であるリリスとイオルムの物語です。
舞台はおまうめの五年前、二人が婚約者同士だった頃の話となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:00:00
149513文字
会話率:52%
侯爵夫人ミレイナ・エルフォードは、階段から転落し――すべての記憶を失った。
目覚めた先にいたのは、冷たい目をした夫ユリウスと、怯える使用人たち。
どうやら彼女は、仲睦まじい婚約者同士を引き裂き、ユリウスを無理やり自分の夫に据えた“悪女”だ
ったらしい。
執着、嫉妬、策略――誰からも嫌われ、恐れられていた過去。
けれど今の彼女には、その記憶も、理由さえも分からない。
罪悪感に苛まれたミレイナは、夫に離婚を申し出る。
すると、ユリウスは静かに、怒りを滲ませて告げた。
「……は? 離婚? 君がそれを言うのか?
俺を地獄に引きずり込んでおいて? ――そんなの、絶対に許さない」
記憶を失った“元・悪女”と、彼女を許せない夫。
歪んだ関係の果てに待つ未来とは――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:13:43
85386文字
会話率:21%
我儘で気分屋の魔女ナタリーと、それに振り回される医者もどきのレオン。
二人は百五十年前、前世で婚約者同士だった。
辺境伯令嬢で最強の魔法騎士ナタリー。
第五王子で王位とは縁遠いはずだったレオンハルト。
突然レオンハルトに王位が転がり込み、婚
約は解消せざるをえなくなった。
青い血の流れる国シリーズ(https://ncode.syosetu.com/s3261g/)同一世界で、はじまりの物語にあたります。
本品単作でも読めます。
※ 妊娠出産、不妊にまつわる女性蔑視に弱者に厳しい宗教観など、差別的な描写が多々あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 22:53:28
601636文字
会話率:26%
ベラトモイ王国のガードナー第一王子とジェシカ・ロードハルト侯爵令嬢は、愛し合う婚約者同士だった。しかし神に結婚を禁止されたことから悲劇が始まる。ガードナーはジェシカを婚約破棄し、自らが国を去ることでジェシカの幸せを願った。しかしジェシカもま
たガードナーを慕い、国を出るのだった。新しい時代が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 07:43:39
3470文字
会話率:2%
公爵令嬢 リーシャ・ルア・フェリシトと
公爵令息 カリクス・ディア・ルーラは、
学園内でも有名な、犬猿の仲の同級生だ。
しかし、何の因果か突如として、二人は婚約者同士になった。それも、差出人不明の手紙のせいである。その手紙は、ルーラ公爵家宛
に送られたもので、内容が……公爵令嬢 リーシャ・ルア・フェリシトと、ルーラ公爵家のカリクス・ディア・ルーラはお互いを溺愛していて、想いあっているという信じられない内容だった。
この手紙を見た両家の当主の間で、想いあっているのならと(もちろん本当のことだとは信じなかったが)、公爵家のためにもなるしという理由もあってか、婚約関係を結ばれることとなった。
この物語は、二人が本当に結ばれるまでの純愛ストーリーもしくは、手紙を中心に巻き起こった悲劇の物語なのである。
※ハッピーエンド予定※途中までタイトル関係ありません。(たぶん)
※最初のほうはラブコメ途中からシリアス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 11:00:00
13303文字
会話率:60%
なかなか良縁に恵まれずにいた辺境伯家嫡男ジョルジュに国王陛下が婚約者として勧めたのは由緒ある侯爵家令嬢マリエル。
両家共に婚約に了承したものの、とある理由から二人が顔を合わせられるのはなんと一年後。
辺境伯と王都。距離は遠く離れている二人だ
が、手紙をはじめ、色々な出来事や周りの人達とのやりとりを通して互いに想いを募らせていく。だが、二人は寂しいという素直な気持ちを伝えられず少しずつすれ違っていく。
果たして、一年後二人は愛し合う婚約者同士として顔を合わせることができるのだろうか——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 20:17:03
10005文字
会話率:37%
鈍感天才王女VS彼女に恋する秀才次期公爵!「絶対幼馴染脱却して、意識させてやる…!」婚約者同士となった2人のラブロマンス。
最終更新:2025-05-04 22:00:45
2466文字
会話率:26%
【婚約破棄】
それは婚約が成立後に一方的な申し出で婚約を取りやめることを指す。
あまり肯定的ではないその行為が王族や貴族の間でブームとなっていた。
これは何でもない2人の何でもない話。
幼馴染から婚約者同士となった2人が手を
取り合って1歩進むだけの、そんな平和なお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 22:47:00
11334文字
会話率:65%
両片思いの婚約者同士の話
お互いがお互いに嫌われていると思っているけど、実は、、、
キーワード:
最終更新:2025-04-16 00:36:12
6395文字
会話率:41%
息をするように嘘をつく王子エリックと、嘘が嫌いな辺境伯令嬢ソフィアは、王命により婚約者同士となった。魔女の呪いにより、嘘をつくたびに本心を暴露してしまうエリックは、「僕の心は君だけのものだ」と告げた直後に「いちいち嫉妬するような面倒な女は嫌
いだ」と吐き捨てる。
※全8話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 16:30:49
37802文字
会話率:29%
エルムフット侯爵令嬢エリーズとエバーグリーン侯爵令息マリーズは婚約者同士。
ひとつ年下のエリーズが生まれた時から決められた婚約だが、二人は相思相愛だ。
エリーズには悩みがあった。
身に着けている物が次々となくなるのだ。それも婚約者から贈ら
れたものが。
盗んでいるのは男爵家のロサリンド・ダンスベル。
ロサリンド・ダンスベルは同じ女学校の同級生だ。
エリーズはなぜこんなにロサリンドに物を盗まれるのか、目の敵にされるのかわからない。
ある日ロサリンドは、エリーズから高価なルビーの婚約指輪を無理やり取ろうとして、現行犯で捕まり放校となる。
ダンスベル男爵家から、今までロサリンドがエリーズから盗んだ物が返還されたことで、今までの盗難は公にしないことになった。
しかしエリーズの元から物がなくなるのは止まない。
一年後の成人の祝いの王宮での夜会で、突然ロサリンドがエリーズの婚約者のマリーズに宣言する。
「あなたは私の前世からの運命の人なんです!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 00:58:38
46917文字
会話率:32%
子爵令嬢のアリナと伯爵令息のレイモンドが婚約を交わした。
アリナがレイモンドに抱いた第一印象は“石のような人”であり、その印象通り会話が弾むタイプの人間ではなかった。
例えばアリナが「私を愛して下さいますか?」と聞くと「自分で考えてくれ」と
、答えをアリナに委ねる。
とはいえアリナが「私たちは愛し合っていると言いふらします」と言うと、さすがに「勝手なことをしないでくれ」と止める、という具合だ。
そんな二人は婚約者同士交際を重ねるが、事件が起こる。
アリナの父が不祥事を起こし、領地を没収され、アリナの家は名ばかりの貴族になってしまった。
心を痛めたアリナは、自分からレイモンドに“婚約の解消”を申し出るが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 16:40:10
7335文字
会話率:44%
神の恩寵を受けし国に暮らす、伯爵令嬢マリエッタと侯爵令息エリオット。
愛し合う婚約者同士である二人は幸福に過ごしていたが、結婚を間近に控えたタイミングで大国の王女がエリオットに横恋慕する。
嫉妬した王女の凶刃からマリエッタを庇ったエリオット
は死亡。
絶望したマリエッタは気付けば時間を遡っていて――。
愛する人を救うためなら、どんなことでも。
令嬢は、命をかけて献身する。
残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 10:12:12
20588文字
会話率:24%
ベラトリクス侯爵家のセイフィーラと、ライオロック王国の第一王子であるユークリットは婚約者同士だ。二人は周りが羨むほどの相思相愛な仲で、通っている学園で日々仲睦まじく過ごしていた。
ある日、セイフィーラは落馬をし、その衝撃で《前世》の記憶を
取り戻す。ここはゲームの中の世界で、自分は“悪役令嬢”だということを。
転入生のヒロインにユークリットが一目惚れをしてしまい、セイフィーラは二人の仲に嫉妬してヒロインを虐め、最後は『婚約破棄』をされ修道院に送られる運命であることを――
そのことをユークリットに告げると、「絶対にその彼女に目移りなんてしない。俺がこの世で愛しているのは君だけなんだ」と真剣に言ってくれたのだが……。
その日の朝礼後、ゲームの展開通り、ヒロインのリルカが転入してくる。
――そして、セイフィーラは見てしまった。
目を見開き、頬を紅潮させながらリルカを見つめているユークリットの顔を――
※作者独自の世界設定です。ゆるめなので、突っ込みは心の中でお手柔らかに願います……。
※たまに第三者視点が入ります。(タイトルに記載)
※他サイト様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 11:10:00
117541文字
会話率:41%
親同士が決めた婚約者同士のロザリアとパトリック。
今朝までは仲睦まじく過ごしていたはずが、何故かパトリックから婚約破棄を言い放たれてしまった。決められた婚約とはいえ、ロザリアはパトリックを愛していた為、悲しみに暮れてしまうが、この婚約破棄に
は悲しい真実が隠されていたのだ。
全てを取り戻したいと願うロザリアは謎の老婆の力を借りて時を戻すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-22 21:13:37
5733文字
会話率:55%
「ごめんよ。でも……母上が大事だから。…………すまないね」
言いたいことを言って、背を向ける王子セハル。
今日は婚約者同士のお茶会だが、本当にお茶を飲んで数分で席を立ってしまうことが多かった。
あの人は、いつも優しい。
「ああナルカ、
君は綺麗だ」
「努力する君を尊敬するよ」
「大好きだよ」
それ以上に、母親である王妃を褒める彼。
いつも台詞の後には、この一言が着くように聞こえた。
「ああ、君は綺麗だ、母上の次に」
「努力する君を尊敬するよ、母上の次に」
「大好きだよ、母上の次に」
子供が母親を敬愛するのはある程度は仕方ないが、彼が慕う母親は、6歳しか年の違わない義母だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 13:55:52
5570文字
会話率:12%
※短編「恋に落ちるまで( https://ncode.syosetu.com/n7447hb/ )」の続編です。
◆あらすじ
親同士に決められた許嫁のネリッサとエトアルト。
いつかは結婚する予定の二人はいつも一緒に過ごしていたけれど、この
ところエトアルトに、趣味の合う女友達が出来た。
エトアルトには、彼女の方がお似合いなのかもしれない。
そう考えたネリッサは、彼に婚約解消を提案するけれど──。
幼い二人の、恋のお話。
◆登場人物紹介
ネリッサ(12)
エトアルトの婚約者。恋愛小説のような恋に憧れている。
エトアルト(12)
ネリッサの婚約者。歴史の勉強をするのが好き。物事にあまり動じない。
ジュリエット(12)
エトアルトの親戚。歴史好き。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 20:46:04
13676文字
会話率:37%
「こんな地味な女が俺の婚約者ぁ!? 冗談は勘弁してくださいよ父上!」
「――!」
私が初めてジャイルズ王太子殿下とお会いしたのは、私が10歳、殿下が11歳の時だった。
婚約者同士の顔合わせということで、期待と不安を胸に抱きながら王城に
赴いた私を待っていたのは、ジャイルズ殿下からの心無い一言だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 21:13:25
6109文字
会話率:46%
「こんなのが、婚約者なんて」と思った婚約者と、「こんなのが、婚約者なんて」と言ってしまった婚約者の、ほのぼのとしたお話。ハッピーエンドです。
最終更新:2024-06-13 18:06:19
5234文字
会話率:19%
婚約時に両家で決めた、毎月1回の婚約者同士の交流を深める為のお茶会。だけど、私の婚約者は「彼が認めるお茶会日和」にしかやってこない。そして、数ヶ月に一度、参加したと思えば、無言。短時間で帰り、手紙を置いていく。そんな彼を……許せる?
最終更新:2024-06-09 23:28:56
15829文字
会話率:16%