庶子として蔑まれ、肩身を狭くして生きる王子リアムは親戚の公爵令息テオドールの婚約破棄騒動に巻き込まれて謹慎させられた。
謹慎を破り悪役令嬢ソフィアと共にテオドールと自分の婚約者エミーリエとの不貞の証拠を掴むものの南溟の海賊諸島へと売られてし
まう…。
この話にBL要素はありませんが、この話の過去編「自由を取り戻した男娼王子は南溟の楽園で不義の騎士と邂逅する」はBL要素があります。この話単体で読むことができます。カクヨムにも同じ物を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 06:32:44
182778文字
会話率:46%
新大陸視察の船で海賊に襲われ、奴隷として娼館に堕とされた美貌の王太子は時を経てその頸城から逃れ、アレックスという新たな名を得て私掠船の船長、娼館の主人として日々忙しく生活していた。
そんなある日、海岸に流れ着いた若い男と少女を助けたが、少女
は、死んだと風の噂にはずの娘と同じ顔をしていて…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 14:36:20
266859文字
会話率:50%
この小説のタイトルは
「私のパパは世界一!」です。
※あらすじ
魔王を封印したパーティーで主要メンバーとして活躍した『救国の勇者』ことヴァン・イスミール。
彼は結婚し、妻との間に一人娘を授かった。
家族三人で生活するなか、彼はあまり家庭を
省みない『戦闘にしか能が無い仕事人間』としての、自分の在り方に悩んでいた。
妻と娘に邪険にされながらも、家庭人として上手く振る舞えない自分を情けなく感じている中、実は愛する一人娘は『元パーティーメンバーと妻との不義によってできた子』という衝撃の事実を知る。
「娘もお前の実の子じゃないと知っている、だからお前は邪険に扱われているのさ」
という言葉にショックを受け、相手の策略に陥り、国外追放処分を受けてしまう。
失意の中、隣国へと赴いた彼はそこで自らの出自を知り、心の傷を癒やしていく。
一方、ヴァンが去った王国は魔王復活による魔軍の侵攻に晒され始める。
──彼は知らなかった。
娘もまた、母の不義を知り「自分はヴァンの、血の繋がった娘ではない」という事実に深く傷ついていた事を。
そして、ヴァンを自分や母親に縛り付ける事が無いように、自分たちの事なんて捨てて幸せになって欲しいと、敢えて冷たい態度を取っていた事を⋯⋯。
すれ違う「父と娘」。
二人に幸せは訪れるのか?
※カクヨムでも連載してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 22:10:00
100132文字
会話率:40%
【TOブックス様より大好評発売中です!】ラノベ作家であり、アラサー女子の本田由梨は困惑していた。自作の小説のキャラクターに『母は駆け落ち、父と兄からは不義の子として愛情を得られず、この先とにかくシリアスな展開しかないキャラ』ユリアーナが、自
分だという現実に。
これはもしや転生!? よりにもよってユリアーナに!? 勘弁してよ!!
由梨ことユリアーナが、シリアス展開しかないファンタジーの世界を魔法と愛?で無双する話。
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 21:16:09
342164文字
会話率:49%
伯爵家の次女ではあるが、不義の子、罪人の娘、魔力無しの居候として冷遇されてきたティリーエ。
魔力がある者は、12歳の洗礼式で手の甲に花の紋様が顕現し、以降は自由に自分の属性のものを具現化できるが、ティリーエは何の紋様も出ず何も具現化するこ
とができなかった。
義姉は火を自由に出せるのに、ティリーエは何も出せないのだ。
しかしティリーエはある時、皆の魔力とは違う不思議な力が使えるようになっていることに気づく。
何もない空間から火や水を出すことはできないが、そこにある水や火を増やしたり減らしたり操ったりは自由にできるのだ。
しかも、傷や怪我も治せちゃうみたい??
皆とは違うこの力は…?
とりあえず、この謎の力は内緒にしとこう。どうせ碌なことにならないから…
伯爵家で使用人以下の扱いだった枯れ枝の骨皮すじえもん令嬢が、偶然お世話になった侯爵家で大切にされて美しく花開き、ついでに規格外の不思議な力が皆の役に立って喜ばれ、幸せになるまでのお話✿
※侯爵は比喩表現のセンスが壊滅的なトゥシャイボーイで、主人公もろとも鈍感です。
なかなかラブラブにはなりませんのでご注意下さい。
※7話目までは、主人公が虐められて辛い描写があります。身体的にグロテスクな表現は使っていませんが、精神的にやられますので、苦手な方はお勧めしません。
ただ、主人公は逆境を跳ね返して幸せになりますので、8話目以降は徐々に元気&幸せに向かいますのでご安心下さい(*^^*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 21:59:08
353971文字
会話率:29%
天明年間、大飢饉の危機が迫る盛岡藩。盛岡藩士・大矢安右衛門は不義密通を犯した妻を成敗するが……。武家社会に生きる武士たちの悲劇。
最終更新:2024-04-15 07:37:39
9328文字
会話率:34%
わたくし、シュシュリア・リベルタス公爵令嬢は冤罪で戦場送りにされ、儚い命を散らしましたが、気が付くとわたくしの体は子供時代に戻っておりました。今後のために回復魔法と念には念を入れて蘇生魔法も覚えておきます、禁呪だけれど。回復魔法の実験体とし
て元上司で従兄弟のヴォルフラムの病気を治癒したら妙に感謝をされていますけれど、まあいいでしょう。これでわたくしの人生は完璧、バラ色よ。……と思ったけれど、わたくしの才能を妬んだ王太子の嫉妬が見苦しいですし、聖女はちょっかいかけてきますし、おまけに聖騎士として立身出世したヴォルフラムと不貞の噂まで立っておりますわ。わたくしは忙しくてそんな暇はないと言うのに。え?お前の不義密通の証拠としてヴォルフラムからのラブレターを公開するですって?それ、ラブレターではなくて業務報告の手紙だと思いますわ。とにかくもう解放してください、わたくしは忙しいのです。
追放されて命を落とした悪役令嬢が死に戻って、さらなるチートを身につけて反撃するタイプの話です。ざまあと言うよりやられたらやり返す!系の話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 13:27:13
20169文字
会話率:54%
コンテスト応募作品、第一部完結作。
魔物が跋扈し、魔法が飛び交い、剣が振るわれる世界『マキュリア』
常に危険と隣合わせの世界でも死が遠く見えるのは『回復魔法』及び『魔法医』の存在があるからだ。
人と魔物は、死を軽んじながら、そうし
て死ななければ治る事を当たり前としながら、緩やかに戦い合っていた。
先代魔王が先代の勇者パーティーに破れ、今代の魔王イヴカが生まれ、数える事イヴカ歴23年目の事。
魔王もまた人と同様に成長し、力をつけはじめ魔物が活発化しはじめた頃、とうとう今代の勇者が選ばれ魔王討伐に旅立ったという噂が全国へ広がる。
――とはいえ、一般の魔法医はそんな事知った事では無かった。
大人になって尚「お菓子屋になりたかった」と嘆く新人魔法女医『トリス・ケウス』は両親の英才教育に抗えないまま望まぬ魔法医になり、新人魔法医として両親が経営する巨大な魔法病院に勤めていた。
趣味の錬金術で日頃の鬱憤を晴らしながら、ようやく仕事にも慣れてきたかという頃、彼女は医院長である父に呼び出されとある患者の担当医になって欲しいと頼まれる。
通されたのは巨大な魔法医院の中でも奥の奥、魔法に関する疾患を抱えている人を"収容している"といっても過言では無い、牢獄のような暗い鉄格子付きの部屋。
そこで見たのは数日前に勇者への不義を理由に勇者パーティを追放されたと聞いた魔法使い『ギスト・ケイオン』の姿だった。
魔法を一切遮断する鉄格子の向こう巻き起こる爆発の中の向こうで、大魔法使いは笑っていた。
「貧乏くじを引かされっちまった」
そんな事を口走るギスト。
――貧乏くじ。
気づけばトリスもまた、隔離病棟の担当医として、診療室とは名ばかりの自室を与えられ、隔離病棟の中から出られない状態にされていた。
鉄格子越しに、大魔法使いと新人魔法医は、溜め息をつく。
その出会いが、勇者も魔王も魔法をも超越した、運命の出会いだったなんて事も、知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 14:09:25
62304文字
会話率:39%
クレアの婚約者であるルインは、彼女の妹と不自然なほどに仲が良かった。
疑いを持ったクレアが彼の部屋を訪れると、二人の逢瀬の現場を目撃する。だが彼は「平民の血を引く貴様のことが嫌いだった!」と居直った上に、婚約の破棄を宣言する。
絶
望するクレアに、救いの手を差し伸べたのは、ギルフォード公爵だった。彼はクレアを溺愛しており、不義理を働いたルインを許せないと報復を誓う。
一方のルインは、後に彼女が王族だと知る。妹を捨ててでも、なんとか復縁しようと縋るが、後悔してももう遅い。クレアはその要求を冷たく跳ねのけるのだった。
本物語は平民の子だと誤解されて婚約破棄された令嬢が、公爵に溺愛され、幸せになるまでのハッピーエンドの物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 20:55:08
97787文字
会話率:67%
「おまえは、ほんとうに愛を選択するんだな?」
王宮で行われたパーティーの後、公爵令嬢のスミ・クロークは生まれたときから定められている婚約者であり第一王子のスライ・コパーフィールドから「愛」か「金貨」かの選択を迫られる。スミは、実母が亡くなっ
て以来家族からは虐待を、スライからはいっさい顧みられることなくすごしている。「金貨」を選択すれば、家族や婚約者から逃れて生活が出来る。しかし、読書だけが心のよりどころの彼女は、書物に登場する多くのヒロイン通り「愛」を選択すればいつかはしあわせになれる。婚約者の愛を得ることが出来ると信じ、「愛」を選択した。が、その結果は、凍土への追放。そして、飢えと寒さでの死、だった。婚約者のスライは、彼女の義姉と不義を重ねており、彼女を始末したかったのである。しかし、スミは死に戻った。彼女は、決意する。つぎは本音のまま生きよう。「愛」と「金貨」の選択は、全力で本心をさらけだすのだ、と。そして、いよいよ選択するときがやってきた。
※ハッピーエンド確約。ざまぁあり。ドアマットヒロイン、死に戻りの王道のストーリー。いつも通りご都合主義のゆるゆる設定はお許しください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 19:29:36
16500文字
会話率:26%
※ご訪問誠にありがとうございます。全三話。連続投稿後に完結いたします。ざまぁ要素あり。シリアスですが、設定じたいはゆるゆるです。お暇つぶしにお読みいただければ幸いです。
メグ・カーライル伯爵令嬢は、パーティーの席でカスト・アーガスト伯爵子
息に婚約を破棄されてしまった。しかも、カストは同時に、メグの従姉であるベアータ・バルテルスとの婚約を発表する。
婚約破棄の理由は、メグが不義を働いていたからだという。
メグはわけがわからなかった。
なぜなら、カストと婚約をしているつもりがないのだから。っていうか、そんなつもりはまったくない。
彼女は、わけがわからぬまま最高の笑顔を残してその場を去る。
そして、婚約破棄をされた直後、彼女の国は大国に侵略されてしまう。
婚約を破棄され国が侵略をされてから二年後、街の図書館で働く彼女のもとにあらわれたのは……。
親友との出会いと別れ、そして真実の愛……。
侵略者によって処刑されようとする中、彼女は愛すべき親友のことを想うのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 23:10:00
14021文字
会話率:17%
聖書の言葉を盛り込みながら、現代にメッセージを伝えます。
その内容の中に、現実に起きた出来事の意味が記されております。
ツイートでそのメッセージを伝えて、それの意味が完全になるまでの経緯を伝えているものがあります。
実際の出来事は、起
きた時には人々には厳しい、律法を守らぬための厳罰なのです。
13:37わが子、不義をなさんために來れる民等を嵐の如きものをもて責めん。
13:38又彼等の惡しき思想と、彼等の受くべき熖の如き苦難とを彼等の前に置き、火になぞらへらるる律法をもて、勞することなく彼等を亡さん。
問題は「火になぞらへらるる律法」と言っている事実。
これをもって責めるというのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-02 17:59:36
410772文字
会話率:2%
地平線の先まで続く荒野、人類を殲滅せんと動き、起動する生物兵器や機械生命体。一度滅びかけた世界で人類は過去の技術ヵら文明レベルを引き上げ、何もない荒野に都市を築くにまで発展した。しかしながら汚職と犯罪、殺人と不義理。出来上がった社会構造は貧
富の差が激しい歪なものだった。権力を持つ組織や企業に目をつけられれば明日はなく、力なきものは死んだように生きる日々。
腐りきった世界で、スラムで生きていた少年、レオは何を思うか。傷つきながらも足掻き、心の内に秘めた野心で身を焦がす。
これは、誰でもなかった少年の物語。
カクヨムの方で先行公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 20:03:39
9688文字
会話率:37%
あなたのことはもう忘れることにします。
探さないでください。
そう置き手紙を残して妻セリーヌは姿を消した。
政略結婚で結ばれた公爵令嬢セリーヌと、公爵であるパトリック。
しかし婚姻の初夜で語られたのは「私は君を愛することができない」
という夫パトリックの言葉。
それでも、いつかは穏やかな夫婦になれるとそう信じてきたのに。
よりにもよって妹マリアンネとの浮気現場を目撃してしまったセリーヌは。
泣き崩れ寝て転生前の記憶を夢に見た拍子に自分が生前日本人であったという意識が蘇ったセリーヌ。
もう何もかも捨てて家出をする決意をするのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 12:32:43
6982文字
会話率:7%
※『衣通姫伝説シリーズ』の第三作です。前二作の続編となり、ネタバレ要素を含みます。
古代日本。民から聖帝と敬愛された、偉大な帝の御代。
人並はずれた美貌の帝妃に、道ならぬ思いを寄せる皇子がいた。
二人はかつて、結婚を許されていた。入内が決
まったときに、その恋は終わったはずだった。だが、引き裂かれても募る想いに抗えず、二人は帝の目を盗んで不義密通を犯してしまう。
罰を受けて、皇子は御所を追われる。だがそれは、事件の終わりではなく、もっと大きな騒乱のはじまりだった。
※この作品は、近親相姦をテーマとして取り扱っています。閲覧にはご注意ください。
※この作品は、古事記と日本書紀の記述をベースとした作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 18:37:53
68205文字
会話率:28%
神は自分のひとり息子が不義の子だったと、妻と子が亡くなった後に気付きます。
そして自信をなくしたまま長い時を過ごしています。
そんな神の孤独で長い日々。
しかし、王女はどうやら神との子供だと思っていたようで...?
そんな王女の過去の話。
息子の父親は誰なのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 13:31:25
3774文字
会話率:3%
六年前、ララは魔物に襲われて両親と記憶を失い、叔父から両親に似ない不義の子と罵られただけではなく、魔力がないために家を追い出された。
そのため、他の平民とともに鐘師として魔物の発生の原因となる穢れを集める生活を送っていた。
ところが、叔父か
ら成人の儀の招待状が転送される。王宮の呼び出しに応じなければ不敬になると叔父に脅されて参加したら、そこで叔父の子であるエルルと再会し、彼女のせいで会場から追い出されそうになる。
そのとき、助けてくれたのは、公爵家令息のアランだ。
話の成り行きで彼にパートナーになって欲しいと申し出たところ、断られる前提だったのに、なぜか彼に了承される。
しかも、ララは貴族のマナーを知らなかったために彼からの名乗りに恋人として返してしまう。
「相手が個人名を告げたときに、同じように名前を返すと恋人同士になるんだよ。君、なかなか面白いね」
(はぁ!?)
人形を我が君と大切にする訳ありな魔術師な彼と、実は特殊な能力を持っていたりする元令嬢ララの恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 09:06:43
58675文字
会話率:37%
サイコパスというかソシオパス?な、独自の倫理観を持つ人々をコレクションする短編集にするつもり。後味は悪いと思われる。善は悪。悪は善。正義は不義。不義は正義。お読みになる方はご注意下さい。更新はたぶんすごく遅い。
最終更新:2023-10-11 23:02:51
36097文字
会話率:15%
とある国で婚約破棄が行われた。
婚約破棄を起こしたのはその国の王太子で、彼は国の学園で出会った男爵令嬢に惹かれ彼女と共謀し、婚約者であった公爵令嬢を陥れ、断罪しようとしていた。
その日は学園の卒業式であった。
記念となる式で行われた婚
約破棄に学園は騒然となる。
公爵令嬢は、突然の婚約破棄に毅然と対応するも、王太子達は取り合わなかった。
婚約は破棄され、断罪が行われようとしたところに、突如威厳のある声が響き渡る。
卒業式の来賓としてこの国に赴いていた、魔導帝国の皇太子であった。
人とは異なる種族である、魔族の国の皇太子の登場に会場は更に混乱した。
圧倒的な美貌と、迸る威厳は会場にいる者全てを飲み込むほどの存在感があった。
公爵令嬢は短期間であったが、魔導帝国に留学しており、そこで彼と出会い交流を深めていたのだ。
王太子が婚約破棄をする理由として、男爵令嬢の虐めを上げていたが、その時期彼女は留学しており、この事実から皇太子は彼女の潔白を証明した。
その後、王太子の不義理や数々の矛盾を一つ一つ暴き、遂には公爵令嬢の名誉を回復させた。
王太子達は逆に断罪された。
その後、皇太子は公爵令嬢に婚約を申し込み、婚約破棄劇はまさかの展開を迎える事になった。
後年の歴史学者は語る。
此処で全てを終わらせていたら……と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 09:34:21
33166文字
会話率:18%
「ツェツィーリエ。お相手は、タールベルク侯爵家のご子息、フェリクス・タールベルク様だ」
子爵家の令嬢として育ったツェツィーリエに、ある日、格上の家からの縁談が舞い込んだ。困惑しながらも、顔合わせのために侯爵邸を訪れてみれば、現れたのはひ
どく怯えた様子の令息だった。次第に、彼が不遇な扱いを受けていることに気が付き始めたツェツィーリエは決心した。
何があろうとも、自分だけは彼の味方であろうと――。
(※『婚約破棄された余り者どうし結婚しましたが、想像以上に幸せです』の中で、不義の子とされていた侯爵家の子供のその後の物語です。こちらのお話だけでもお読みいただけるようになっています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 17:48:22
8773文字
会話率:34%
婚約破棄の末に生まれた不義の娘アビゲイル
貧しい家で使用人同然の暮しをしていた彼女は
両親の罪を雪ぐため、公爵家に赴くことになる
最終更新:2023-08-01 18:04:06
55970文字
会話率:23%
ある日アルカイダ―公爵家に薄汚い身なりをした一人の娘が連れてこられた。娘の名前はライザ。夫であり、亡きアルカイダ―公爵の隠し子だと言う。娘の体には明らかに虐待された跡があった。けばけばしく着飾った男爵夫妻は、公爵家の血筋である証拠として、家
宝のサファイヤの首飾りを差し出す。ライザはそのサファイヤを受け取ると、公爵令嬢を虐待した罪と、家宝のサファイヤを奪った罪で夫婦を屋敷から追い出すのだった。
ローズはライザに提案する。「私の娘にならない?」若く美しい未亡人のローズと、虐待されて育った娘ライザ。それから二人の奇妙な同居生活が始まるのだった。
虐げられて育った娘が本当の家族の愛を知り、幸せになるハッピーエンドストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 10:33:39
14808文字
会話率:67%