カタリーナという、喫茶絵画のお店に集う人間模様
最終更新:2024-05-18 01:10:32
35787文字
会話率:58%
1683年、城塞都市ウィーンはオスマン帝国の大軍に包囲されていた。
第二次ウィーン包囲である。
戦況厳しいウィーンからは皇帝も逃げ出し、市壁の中には守備隊の兵士と市民軍、避難できなかった市民ら一万人弱が立て籠もった。
彼らをまとめ
、指揮するウィーン防衛司令官、その名をシュターレンベルクという。
敵の数は三十万。
戦況は絶望的に想えるものの、シュターレンベルクには策があった。
ドナウ河の水運に恵まれたウィーンは、ドナウ艦隊を蔵している。
内陸に位置するオーストリア唯一の海軍だ。
彼らをウィーンの切り札とするのだ。
戦闘には参加させず、外界との唯一の道として、連絡も補給も彼等に依る。
そのうち、ウィーンには厳しい冬が訪れる。
オスマン帝国軍は野営には耐えられまい。
そんなシュターレンベルクの元に届いた報は『ドナウ艦隊の全滅』であった。
もはや、市壁の中にこもって救援を待つしかないウィーンだが、敵軍のシャーヒー砲は、連日、市に降り注いだ。
【主な登場人物】
シュターレンベルク…ウィーン防衛司令官。オスマン軍の包囲から市を守る。
リヒャルト…シュターレンベルクの息子。プライドは高いが無能っぷりをさらけ出してしまう。
マリア・カタリーナ…シュターレンベルクの娘で、フランツの妹。偏屈でトラブルメーカー。
フランツ…シュターレンベルクになつくパン屋。変人。
グイード…シュターレンベルクの従兄弟で右腕的存在。歌手志望だが、ひどい音痴。
バーデン泊…有力諸侯。シュターレンベルクに反発心を抱いている。
ルイ・ジュリアス…フランス出身の貴族。リヒャルトと仲が悪い。
ヨハン…ウィーン市長。シュターレンベルクとはそりが合わない一面も。
アウフミラー…ウィーンに住む絵描きの青年。マリア・カタリーナの恋人。
エルミア…シュターレンベルクの愛人。
※完結済。毎日更新します※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 23:20:00
27922文字
会話率:20%
最有力の王太子妃候補と言われつつも、破天荒な振る舞いから未来の王妃の座を逃した公爵令嬢カタリナ。一族の重鎮・ユリアーナ先代大公妃に、大陸の社交界の中心である聖都ウィノウに拉致られ、婚活に励む破目になる。生来パリピ気質のカタリナは、なんだかん
だでモテまくり、銀髪の年下君に赤毛の又従兄弟、黒髪皇子、銀縁眼鏡の王子、ついでにピンク髪の海賊辺境伯などなどと親しくなる。だが、誰を選ぶか迷っていたところ、婚約者がいるのにカタリナに求婚してきたクズ貴公子が遺体で発見されてしまい──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 22:00:00
142155文字
会話率:23%
【1日1話更新・6/28完結】もう21歳だし年貢の納め時だと親族に詰められて婚約したばかりの公爵令嬢カタリナ。貴族学院の同級生だったジュリエットに頼まれて、「裏社交界の女王」と呼ばれる高級娼婦オランピアの私邸に、ジュリエットの義弟が出してし
まった手紙を取り返しに赴く。だが、私邸の様子はどうも妙で、思い切って踏み込んでみると、血まみれのオランピアが倒れている。そして「誰にやられたのか」と問われたオランピアは「カタリナ」と答えた──
「え!? カタリナ様、この人刺しちゃったんですか!?」
「ちょっと! わたくしがこの人を刺せるわけがないじゃない!」
金髪縦ロールの悪役令嬢風味なカタリナと、ピンク髪光属性持ちの元「野生の男爵令嬢」ジュリエットの凸凹コンビが、(見る人が見れば)不可能犯罪の謎に挑む──
※異世界恋愛ミステリ「公爵令嬢カタリナ」シリーズ5作目。「公爵令嬢カタリナの事件簿:泣かない赤ちゃん」(短編)「公爵令嬢カタリナの計略」(長編)の前日譚ですが、独立してご覧いただけます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 08:00:00
44311文字
会話率:20%
卒業5周年を記念した貴族学院の同窓会。その席上、ピンク髪の元男爵令嬢が、アパルトマンの隣の部屋に赤ん坊がいるはずなのに、泣き声がちっとも聞こえないのが不思議だと言い出す。騎士団長の息子の脳筋、宰相の息子の眼鏡、「顔は」超絶よろしい天然王太子
、銀髪王太子妃などなどがこの謎に挑戦するが、皆目見当もつかない。そんな中、舞踏会の最中にクズ男との婚約破棄を堂々と宣言したことで名高い破天荒公爵令嬢カタリナが参戦してきて──
※春の推理2023参加作品です。
※前作「公爵令嬢カタリナの計略」の前日譚ですが、独立してお読みいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 11:00:00
12540文字
会話率:24%
路銀を得るために出場した剣術大会が、剣聖を決めるための由緒正しきものだったと気づいたときにはもう遅い。
果たして優勝してしまったベルガ・トリスタッドは剣聖として国に仕えることとなった。
剣聖と呼ばれることになった彼だったが、賢者と呼ばれる
ために田舎を出てきたというのにどういうことなのと戸惑っている内に、王女様たちの剣術指南役に納まってしまう。
ゆるふわに見えて実は? 第一王女アルル。
物ぐさお姫様の中身は? 第二王女メル。
ツンツン姫様の正体は? 第三王女カタリナ。
三人のお姫様と強くなるためのお勉強を通して紡がれる絆と成長。
これは剣聖と呼ばれた男が賢者ではなく、英雄と呼ばれる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 09:44:35
83803文字
会話率:49%
オカルトマニアにして魔術オタクである主人公は、不慮の死を遂げた。死後の世界で不思議な存在と出会った主人公は、生まれ変わる先の世界を選べると告げられる。「魔術が実際に使える世界」を希望した主人公。目指せ、前世ではなれなかった大魔術師!しかしこ
の世界、本当に魔術が使えるのか?※一部過激な描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 23:18:15
274399文字
会話率:44%
高校生|神宮悟《じんぐうさとる》は、ある絵本の物語の主人公、悪役王女カタリナに恋してしまいました。
頭脳明晰な彼は具通の人とは違い、物語を深く読み、カタリナが実はとても優しい性格で、表面上だけ、悪役王女のように振る舞っているだけと、理解
していました。
カタリナの全てを知り深く恋した彼の気持ちは、異空間の大魔女アルカナに届きます。
カタリナの世界に異世界転移した彼と、カタリナとの幸せに向かう物語がスタートします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 08:22:47
8373文字
会話率:47%
ある異世界・ロメル帝国の侯爵家に美しい娘がいました。
彼女の名前はカタリナ。夜の深い闇のように美しい黒髪に、月のように輝く灰色の瞳。
侯爵家に生まれた娘は代々最強の魔力を引き継ぎ、聖女として帝国を守る役割を果たしてきました。そして、皇帝の妃
に選ばれることもめずらしくありませんでした。
先例にならって、カタリナも若い皇帝マクミランと婚約しています。
カタリナは生まれつき大変控え目で優しい性格で、目立つことが大嫌いです。
そのことが災いして、彼女の最強の魔力は少しも発現していません。
ある時、帝国に魔族の侵攻があった時、彼女は少しも戦力になりませんでした。
国王は非常に激怒し、カタリナとの婚約を破棄し、彼女の父母も殺してしまいます。
非常に厳しい仕打ちでしたが、実は国王はある悪い魔女の完全に誘惑されていました。
悪い魔女は、自分に都合の悪いカタリナを帝国から完全に追いだしたかったのです。
カタリナの未来はどうなるでしょうか‥‥
彼女は立ち直れるのか‥‥
※カクヨム様で先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 14:28:42
103684文字
会話率:47%
王太子妃になる予定だった妹のカタリナが駆け落ちし、セシリアは身替りに春宮にあがることに。
王太子はなかなか癖のある人物で、セシリアはある計画を告げられる。
カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2024-05-11 23:04:07
81380文字
会話率:51%
乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまったカタリナは、生前に推していたメイン攻略対象でない攻略対象のオットーとヒロインを結ばせるために奔走する。時に『悪役令嬢』となって他の攻略対象とヒロインとのフラグをへし折りながら。
その甲斐あってヒロイ
ンとオットーは結ばれる。けれど、2人が結ばれた後、カタリナの心の中にはどことない寂しさが募らせていた。そんな彼女の元に、原作ゲームではメイン攻略対象である王子殿下が現れる。これまでに悪役令嬢ムーブを断罪される! と思いきや……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 07:01:49
9807文字
会話率:40%
伯爵令嬢アメリアの人生は散々なものだ。
両親はアメリアに興味がなく、母親は男と家を出ていった。父である伯爵はアメリアの母が出ていくと、すぐに浮気相手を後妻を迎えた。
新しい母親にはアメリアと同い年のカタリナという娘がいて、カタリナは
何でも「欲しい、欲しい」とアメリアのものを奪ってしまう。
悲惨な幼少期を終える頃には、アメリアは声を失っていた。機能的には問題ないものの、精神的なもので出なくなったのだ。
そんなアメリアの様子を、私はアメリアの中からずっと見ていた。
何度も助けようとした。アメリアの中にいるのだから、つらい時は交代をしたいと願った。
けれど、それも叶わない。
だが、転機が訪れる。アメリアは聖女の力に目覚めたのだ。第二王子ミュゲルと婚約をし、やっとアメリアが幸せになれる。
そう思ったのに、今度はカタリナが城へとやって来るように。
そして、カタリナは窓からアメリアを突き落とした。
「バイバイ、お姉様。ミュゲル様とは、私が代わりに結婚してあげるからね」
そう言って、笑いながら……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 12:46:36
67552文字
会話率:36%
伯爵令嬢アメリアの人生は散々なものだ。
両親はアメリアに興味がなく、母親は男と家を出ていった。父である伯爵はアメリアの母が出ていくと、すぐに浮気相手を後妻を迎えた。
新しい母親にはアメリアと同い年のカタリナという娘がいて、カタリナは何でも「
欲しい、欲しい」とアメリアのものを奪ってしまう。
悲惨な幼少期を終える頃には、アメリアは声を失っていた。機能的には問題ないものの、精神的なもので出なくなったのだ。
そんなアメリアの様子を、私はアメリアの中からずっと見ていた。
何度も助けようとした。アメリアの中にいるのだから、つらい時は交代をしたいと願った。
けれど、それも叶わない。
だが、転機が訪れる。アメリアは聖女の力に目覚めたのだ。第二王子ミュゲルと婚約をし、やっとアメリアが幸せになれる。
そう思ったのに、今度はカタリナが城へとやって来るように。
そして、カタリナは窓からアメリアを突き落とした。
「バイバイ、お姉様。ミュゲル様とは、私が代わりに結婚してあげるからね」
そう言って、笑いながら……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 15:02:13
12600文字
会話率:28%
雨の女神に祝福された聖女エレオノールは、婚約者であるレオンハルト王子から「辛気臭い女だ」と言いがかりをつけられて祖国を追放されてしまった。すべては異母妹カタリナの企てらしい。
聖女、そして公爵令嬢としての身分を捨て、国を出て西に向かう旅の
道中で、エレオノールは野盗の襲撃に遭う。いよいよ死んでしまうのかと覚悟したとき、白馬に跨る精悍な青年に窮地を救われた。
「俺はロラン・フォン・ブロワ。一応は砂漠の国の王をやらせてもらっている」
「わたくしは……エル。ただのエルでございます」
青年の正体は、隣国の国王であるロランであった。
エレオノールがロランの下女として居場所を得る一方、祖国である緑の国は雨が降らず長い日照りに見舞われて――
これは祖国を追放され、己の名さえも捨てた聖女エレオノールが、幸せを掴むまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 18:10:00
10193文字
会話率:51%
パーティー会場でジュースを頭からかけられた男爵令嬢のカタリーナはそのまま第二王子に腰を抱かれ第二王子と侯爵令嬢の婚約破棄に巻き込まれることに。ひょんなことから第二王子に好かれ侯爵令嬢からいじめを受けていたカタリーナだったが、第二王子など微塵
も好きではなかった。それなのに王子には執着され他の人からは王子を誑かしたと言われ、騒動のとばっちりで男爵令嬢の身分を剥奪され平民になる事に。貴族の身分に執着がなかったカタリーナはこれで自由だと清々した気分だったが第二王子の執着はすさまじく平民になってもまとわりついてくる。何回か職を変え新しく勤めた商会で知り合った人たちがそんなカタリーナを庇ってくれて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 13:20:00
33995文字
会話率:45%
エルフや獣人たちと違い人間は魔法を使えない。そのくせ体内には魔力があって、大きすぎると魔力中毒症という病気になる。
幼い頃からその魔力に苦しめられていた俺は体が弱く運動なんてろくにできなかった。うちは代々騎士であるレズリー伯爵家だ。家族
たちは俺を冷ややかな目で見ていた。
そしてそれは俺と契約した剣、カタリナもそうだった。
彼女は『サーバント』と呼ばれる人格を持った道具で、契約すると人間でも魔法を使えるようになる。魔力中毒症の俺は彼女と契約し魔法を使うことで体内の魔力を放出してなんとか生きていた。それほどまでに俺の魔力は莫大だった。
ある日突然、俺の部屋のドアが開いてカタリナと父が入ってきた。
彼らは俺がカタリナに暴力を振い、使い潰そうとしていると、ありもしない理由をつけた。
「ニコラ。お前を廃嫡する。道義に反するお前にレズリー伯爵を継がせるわけにはいかない」
父はそういった
「私は貴方との契約を破棄します。もう、耐えられません」
カタリナはそういった。
契約を破棄され廃嫡され家を追い出された俺は遠く離れた場所で目を覚ます。
気づくと、俺の体からは魔力中毒症の症状が消えて健康になっていた。体が軽い。
なぜかは、わかっていた。そして同じ理由からあることができるようになっていて……。
辛く苦しい毎日だった。
次こそは幸せな人生を歩こう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 12:10:00
412033文字
会話率:39%
中央大陸に単身乗り込んだ英雄志望の元冒険者カタリナは、記憶喪失の少女エアに出会う。
世界は、荒れに荒れていた。
突如出現し、大陸を荒らしまわる三体の魔王、エクソシア、ペイション、ソフィスエイティア。
エアの記憶の封印に深くかかわる大陸最優の
赤の老魔術師、イグニス。
西の大帝国ヘイルハルトの皇帝、ブラン。
世界の新しい姿を模索する武装集団、善悪の彼岸。
エアを中心に動いていく物語の中で、それぞれの思惑と信念が、時に重なり、時にぶつかり、戦いを重ねた先に明らかになるのは、残酷な真実か。それとも、燦然と輝く希望の光か。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 02:37:28
397261文字
会話率:58%
キャッチ【あの子、ちょっとHなところあるよ──】
<ひと言紹介>
転生先の母(人間)の愛情に困惑しつつ、人類滅亡を企む魔王の息子のお話。
※タイトル、キャッチ迷走中
★あらすじ
人類と魔族の戦いは数千年に及んだい
た──
魔王の息子ギィーラは、転生魔法によって人間の赤子に転生を果たした。
目的は、人類を内側から滅亡させる為。
感情の起伏が薄い魔族との違いに戸惑いつつも、人間の母親ファイに育てられ、順調に歳を重ねる。魔族時代では考えられなかった母親からの愛情を受け、徐々に打ち解けたり、解けなかったり。
魔族として与えられた任務もあり、どちらを取るか選択しなければならない。
それはそれとして、転生先は周囲を高い柵で囲われた奇妙な村であった。森の中にあるそこは、多くの兵士が駐在し、何かに備えているようだ。
王都を目指し、村を脱出するべく策を考える。
★
異世界だけで完結する転生物のお話です。転生後、家族から独立していくお話が多いですが、本作品は家族愛に焦点を置いて、進めていきます。
★
1章 <カタリナ村脱出> 編
→タイトル通り、村を出て王都に向かいます。
2章 <王都動乱> 編
→王都で人類滅亡の為、頑張ります。
3章 <エルフの里> 編
→〇〇の〇後……
4章 <お咎め様の森占領戦> 編
→無限再生、未来予知、ゲシュタルト崩壊etc。森の〇は魔法と一線を画した能力を得ると分かり……
外伝 <冒険者協会> 編
→家族を養う為、〇〇が頑張ります。
外伝 <王立魔法騎士学園> 編
→〇〇達が入学します。※主人公はそんなことしている暇は無いので、入学しません。
外伝 <幽霊> 編
→闇魔法適性のある〇〇が、王都で彷徨う魂を発見し、どうにかするお話し。
何となく構想してますが、変更の可能性有りです。また、矛盾が生じた場合、予告なく過去の話を変更する可能性も御座います。
宜しくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 12:30:00
33093文字
会話率:46%
ベルクロン王国の田舎の伯爵令嬢カタリナは突然婚約者フィリップから手紙で婚約破棄されてしまう。ショックのあまり寝込んだのは母親だけで、カタリナはなぜか手紙を踏みつけながらもニヤニヤし始める。なぜなら、婚約破棄されたら相手から慰謝料が入る。そ
れを元手に夢を実現させられるかもしれない……! 実はカタリナには前世の記憶がある。前世、彼女はカフェでバイトをしながら、夜間の製菓学校に通っている苦学生だった。夢のカフェ経営をこの世界で実現するために、カタリナの奮闘がいま始まる!
※複数サイトに投稿しています
※コメント・応援お待ちしております!
ガラスのハートなので、ご指摘等はお手柔らかにどうぞ…(切実)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 12:00:00
164882文字
会話率:26%
卒業パーティーで婚約破棄されたカタリナ。家族にも冷遇され、絶望の中、学園の教師に求婚される。モサ眼鏡でパッとしない教師だったが、カタリナには優しくて——…しかも実は隣国の王子!?眼鏡外すと超イケメン!!元婚約者がそいつはダメだと焦っているが
今更引き止めたってもう遅い!私は王子さまとでていきます!———だけどその王子、本当に…大丈夫?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 22:07:32
8807文字
会話率:15%
◆◆あらすじ◆◆
頭を打った王妃のカタリーナは、前世の記憶を取り戻す。前世での彼女は『猛悪の大魔女』と呼ばれる大魔法使いだった。
「鏡よ鏡。この世で一番美しいのは誰?」「王妃様です」
膨大な魔法の知識がある今だからこそ、いつもしているその鏡
への問いかけで気付く。回答と同時に鏡が放ったのは、洗脳魔法のたぐいだった。今の彼女なら、洗脳を解くことも容易だった。
「真実の鏡ですって!? 人の好みで変わってしまう美しさの順位に、絶対の真実なんてあるわけないじゃない!」
鏡は決して嘘を言わないと、これまでカタリーナは思っていた。だがそれは、鏡の洗脳によって、そう思い込まされていただけだった。
愚女と蔑まれていたカタリーナが、それ以降がらりと変わった。白雪姫への意地悪を止めただけではなく、継母として彼女に精いっぱいの愛情を注ぎ始める。
実母を亡くしたばかりの孤独な幼い子を幸せにしようと、カタリーナは力を尽くす。
そしてこの国は、貴族が利権目当てに跋扈し、王妃が洗脳されるほど酷い状況だ。カタリーナはまた、国の建て直しも決意する。多くの貴族から利権を奪い取らなくてはならない。当然、妨害も入るだろう。
「うふふ。問題ないわ。邪魔する人は、全て討ち滅ぼしてしまえば良いだけですもの。前世でしていたようにね」
猛悪の大魔女は、その絶大な力を今世でも振るうことに決めた。
◆◆更新計画◆◆
最初だけは更新多めですが、書きためた分を使い切ったら更新は三日に一度程度の予定です。完結は2024年1月中の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 17:09:30
203803文字
会話率:19%
超常的なエピソードが多いジャンヌ・ダルク。その不可思議な生涯を、「実際はこんなことがあったのではないか」と、自分なりの設定を追加して辻褄を合わせた物語
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時は、百年戦争の渦中。
人類史上、類を見ないほど戦乱が長期化したのは、な
ぜなのか。
田舎の少女に過ぎなかったジャンヌ・ダルクは、なぜフランスを勝利へ導けたのか。
……その陰には、後に彼女が聖女となるきっかけともなった、一人の半修道女の存在があった。
名を、シエナのカタリナ。
二人の出逢い、交流、そして死別……その切なくも尊い歴史を描く物語。
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以下サイトにも掲載中。
https://plus.fm-p.jp/u/cachiku折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 20:00:00
20069文字
会話率:30%
東京の大学で電子工学部に通いながら再受験のために勉強していたジェームズ・ナナモは念願の医学部に合格できたが、在学生受験証明書を提出せずに受験したことを穢れとして悔いていた。もしそのことで合格が取り消されたらナナモに課せられたもう一つの定め
である王家の継承者になるための学びもできなくなる。しかし、ナナモは医科大学の学生寮の中で目覚め、寮母に入学式に行くように促された。ナナモは入学を許されたのだと喜んだが、それも束の間、在学生受験証明書の件は何一つ解決していなかったことを知らされる。
ナナモは王家の継承者の学び舎であるカタスクニでの講義のことが気になってはいたが、寮生は何らかの武道を行わなければならないと言われ、仕方なく剣道部を選んだ。竹刀を買い求めるために訪れた場所でナナモは神の託宣を伝えるコトシロの代弁者であり自らの意志を持つカタリベに会い、カタスクニのリモート授業を受けるように言われる。
忙しいが様々なことがナナモに課せられながら学生生活が過ぎて行く中、夏休みに入り全国医学部剣道大会に出場するために京都に来たナナモは、初めての公式戦に緊張し、戦わずして意識を失った。と同時にオンリョウの異世界に誘われる。
ナナモの穢れへの憂いがオンリョウを導いていると考えたカタスクニの面々は、異世界での使命を与えた。そこは平安の京の都だったが、ある巻物をある屋敷の主(あるじ)の元に届けるという簡単な役目だった。平安の貴族の装束に身を包んだナナモは、牛車に乗せられると苦も無く巻物を届けたが、その巻物に書かれているはずだった物語がすべて消えていることを知らされた。ナナモ自身が持ってきたから巻物も穢れてしまったのかもしれない。物語を復活させるため、そして、その物語に振り回わされている姫を助けるために、禊ぎを受け、穢れを祓い、清き水を得ることが必要だと知ったナナモは、格子状に築かれた都の通りを、そして都から離れた聖地を牛車に導かれながら移動し、度重なる難題を解決しながら、その得られた清き水で文字を綴り、最後には物語を蘇らせた。ナナモは物語の秘めたる意味を知るとともに、王家の継承者として、穢れに立ち向かう覚悟を改めて誓う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 17:00:00
441447文字
会話率:40%
【短いあらすじ】
読心スキルを持った主人公が、辛辣だけど心の中でデレてくるヒロインに悶絶しまくるも、スキルの存在がバレないように気づいていないふりをし続ける異世界ラブコメ
【あらすじ】
俺ことジェラルド・ピュイのパーティには凄腕の美人女剣
士がいる。国でも珍しいAAランクの冒険者で、国王から「聖騎士」の称号を与えられている女剣士、カタリナだ。
彼女は剣の腕も立つが見た目も美しく、その噂は遠く離れた大陸まで届いているという。
そんな有名なカタリナがなぜ俺のパーティにいるのか甚だ疑問なのだが、目下の悩みは、カタリナが俺に超辛辣な対応をすることだ。
ちょっとしたことで罵倒するし、毒を吐くし、さらにはゴミを見るような目で見下してくる。
しかし──俺にはカタリナの本心がわかっている。
子供の頃に取得した「読心スキル」で心の声が聞こえている俺には、カタリナが俺にだけ心の中でデレまくっているのがまるわかりなのだ!!
クールな見た目とは裏腹に、「可愛い」だの「好き」だのデレまくるカタリナに悶絶してしまう俺。
だが、それを表に出してはならない。
もし顔に出してしまえば、俺が読心スキルを持っていると仲間たちにバレてしまい──大切なパーティが解散に追い込まれてしまう!!
これは、俺にデレている心の声が聞こえていることも知らずに辛辣対応してくるカタリナと、パーティ崩壊を避けるためにバレていないふりをしつづけている、俺の苦労の物語。
※たまに冒険しますが、基本はヒロインの胸中デレを楽しんだり、主人公の悶絶を楽しんだり、仲間とのバカなやりとりを楽しむ作品です。
※追放ざまぁ等はありませんが、主人公は隠れツンデレヒロインに好かれまくります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 20:55:18
182070文字
会話率:36%