色々と調べていくうちに、たぶん日本初の義兄弟? を見つけたかもしれないのです。
前回「一騎討ち」の前後のお話になります。
調べものはWikipediaさんで。
最終更新:2022-04-15 20:00:00
3062文字
会話率:10%
毛国王(けのくにのおう)の舞台は、飛鳥時代の毛野国(群馬県と栃木県)。倭では蘇我氏が権力を欲しいがままにしていた。
日本全土を連合し統一国家の形成を目指す倭(やまと)王権は、服(まつろ)わぬ民と呼ばれた蝦夷(えみし)を征服する為に、道
奥(みちのおく/みちのく:東北地方)と接する東国(東日本)最大最強の国である毛野を拠点としていた。
厩戸王(聖徳太子)がこの世を去った頃、毛野国では王の池邉が急逝した。父の逝去により、上家(主家)のたった一人の継承者であった形名は、十の歳で毛野の王となった。
しかし、幼き形名に国を束ねて行く事は不可能。実務は下家(分家)の長の和気が取り仕切った。
形名が十五の時、毛野と国境を接する蝦夷アペ族から、同盟の為に、アペ族の姫ピリカが人質として送り込まれた。
第一章 ~毛野国の若王~
形名とピリカの小さな冒険物語(完結)
第二章 〜東山道の怪物〜
形名と和気の二人の息子、菟道、甕依の冒険物語(完結)
第三章 ~華乃都の貴人~
形名と車持皆麿、中臣鎌子の冒険物語(鋭意執筆中)
教科書にはほとんど記されていない地方の古代史。倭で日本の国家が産声をあげた頃、東国には大型古墳を多数作り上げた巨大国家が存在していた。巨大国家の名は毛野国。神話の時代、各地でオオナムチ一族がアマテラス一族に敗れ、国譲りを行う中、毛野ではオオナムチ一族がアマテラス一族の関与を受けぬ独自国家を建設した。飛鳥の時代、日本の各地では、様々なルーツを持つ氏族達が独自の勢力を築き上げていた。飛鳥では、これら地方勢力をまとめ上げ、アマテラスを祖とする大王の一族による統一国家の建設が図られていた。各勢力の思惑が渦巻く時代の中、毛野国は上野国と下野国に分かれたのだが、何故、毛野国は分裂したのか。その謎を物語で紐解く。
[複数サイトに投稿予定です]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 16:48:30
229912文字
会話率:50%
外宇宙から突如飛来した宇宙船団、そこに乗っていた2つの種族の人々は自らをかつて地球で暮らしていた者の末裔にして、かつての日本の先住民であると宣言し、地球人及び日本人との共存を望む。
紆余曲折を経て、何とか友好関係を結んだ先住民を名乗る二種
族の宇宙人たちと日本人。しかしそんな中、かつて他の二種族と行動をともにしながらその方針の違いから敵対し、宇宙の果てに飛ばされたもう一つの種族が日本人のせん滅を掲げて姿を現す。
共存を望むものと闘争を望むもの、様々な思惑が交差する中、三つの種族の子弟たちが共に学び成長してきた海上統合学園島「オオナムチ」の子どもたちは歴史を揺り動かす事態へと挑んでいくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-20 23:21:35
17420文字
会話率:61%
神話の時代、天津神(あまつかみ)に追いやられた荒神(こうじん)スサノオノミコトは、ヤマタノオロチを退治してイズモ国を建国した。
人はまだ少なく、国も若く、八十神(やそがみ)が荒ぶるイズモで、少年オオナムチが大国主(おおくにぬし)を目指すコ
ミカルなファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-06 09:09:16
113593文字
会話率:29%