朝鮮王朝最後の皇女としてこの世に生を受けた徳恵姫(とくけいひめ、本名は李徳恵、韓国の呼び名は:徳恵翁主)。
日韓併合から終戦後に至る激動の時代に生きた彼女の本当の姿を語った本はいまだありません。特に日韓併合期の歴史の多くは語り継がれることな
く埋もれており、それは徳恵姫についても同様です。一方で韓国では昨年公開された映画『徳恵翁主』のような、反日フィクション・アクション映画に彼女の姿を貶めた作品が発表されてしまいました。
この小説は小説の形態をとりつつも彼女の生きて来た真実の姿を、筆者が発掘した日韓併合期の資料を突き合わせながら書き表したものです。
徳恵姫が幸薄いことが定められていた母から生まれてから、父である元大韓帝国皇帝高宗の寵愛を受けた日々、そしておそらくもっとも彼女が幸せを感じたであろう京城(現ソウル)日の出小学校での日々と、日韓でとりあげられラジオ放送でも紹介された「童謡の姫君」としての徳恵姫。こうした日韓の歴史のはざまで埋もれた、いや埋められてきた徳恵姫の実像を、彼女自身や証言者の言葉を用いつつ紹介したいと思います。
エンディングの夫婦の会話は完全に創作ではありますが、彼女たちをつなぐものが確かにあった訳で、病気が無ければ幸せな夫婦となったのではないかと惜しまれてなりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-23 00:01:19
8232文字
会話率:14%
目を覚ましたら別人になっていた。眠たいから寝ることにした。
現状を報告しよう…。日本であることは確かのだが、今俺は赤ん坊であって…もう限界がきたようだ。寝る。また今度話すことに……
この時代は戦前の日本である。1885年1月25
日に大阪で元武士で警官の父の長男として誕生した主人公の名は藤伊栄一。彼は生前中堅大学生であった。知識は一般人並のレベル。しかし、歴史=世界史は超得意。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-15 22:10:29
223771文字
会話率:42%
主人公シキの歴史の成績を心配した科学者の父が頑張ったら地下室にドアで移動できる時代再現世界が完成した。なんちゃって異人の彼らと楽しく歴史の勉強のはずが、住民票争奪戦に巻き込まれる!
最終更新:2017-04-05 01:00:00
2808文字
会話率:53%
幕末から明治維新を駆け抜けた、平成の大学生「木下健一」は、土方歳三と共に箱舘で戦死をした。だが、刻は再び彼を呼び、平安時代末期へと飛ばす。そしてそこには刻を超え、源氏軍と同行していたかつての親友であり幕末の英雄・坂本龍馬が居た。
彼らは源義
経と行動を共にし、源平の戦に身を投じる。その中でやがて見える刻を巡る陰謀と、真実…。歴史の概念が、崩される時が近付く!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-01 17:44:46
160869文字
会話率:49%
今の世界で美化されている俺たち有名歴史人物
実は○○○だったんだよぉぉ!
貴様らの凝り固まった概念を変えてやる!
実際の史実を元に自虐とコメディを含めた超大作になってるぞい!!
最終更新:2017-03-22 23:48:41
3693文字
会話率:4%
これは前世の記憶を持って明治元年の日本に生まれた安曇明一が数奇な運命に導かれていく物語である。明一が持っている前世の記憶というのは21世紀の物であったから、彼の人生に大きく役立つこととなる。しかし酷く曖昧で薄っすらとした記憶であるため本人
は前世の記憶であるとは明確に意識していない。彼の一挙一投足は本来無かった影響を周囲に与え、やがて世界中を巻き込んだ大きなうねりを形作ることになっていく。
*本作品内で何か間違いを発見した方はコメントにて報告して頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-01 03:28:11
650文字
会話率:37%
『人よ、何故刀を振るう』
江戸時代、まだ怪異が現代より身近で鬼が跋扈していた頃のこと。
江戸より百三十里ほど離れた山間の集落“葛野”にはいつきひめと呼ばれる巫女がいた。
護衛役である甚太はいつきひめの為に刀を振るうが、何一つ守れず全
てを失う。
巫女を、惚れた女を殺したのは大切な妹。
彼女は百七十年後、全てを滅ぼす鬼神となって再び現世に姿を現すという。
憎しみから鬼となった甚太は、何を斬るべきか定まらぬまま、遥か遠い未来を目指す。
鬼に成れど人の心は捨て切れず。
江戸、明治、大正、昭和、平成。
途方もない時間を旅する、人と鬼の間で揺れる鬼人の物語。
※この作品はArcadia様にも投稿させていただいております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-24 19:15:56
2119844文字
会話率:29%
今から100年とちょっと前の話。世界はヨーロッパ製の灯りできらびやかに、過酷に照らされていた。大いなるロマンは垂涎の白人にあられもなく晒されている。これは欧米列強の軍人と外交官が最も輝いた時代。
この話はある一人の軍人であり、外交官でも
ある男が、任地の北京で経験する様々なことを通し、彼とその周囲の成長を追っていく。美しくも暴力的で、悲哀にあふれた時代に生きる彼の恋路は、どのような軌跡をたどるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-02 19:00:00
19510文字
会話率:58%
新選組に入った雷丸。沖田総司の相方として、戦いに挑んでいた。しかし、大政奉還が起こり、江戸幕府は滅亡し、十三代目である霧風は自害した。
幕府滅亡後、旧幕府軍として、新政府軍に対抗することを決めた。
これは、伊賀の狐と京の狼の時代
が変わってからの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-02 17:17:03
2836文字
会話率:50%
異世界と現実世界を行き来する力。それは改竄する力。歴史を捻じ曲げ自分の私利私欲のために未来を変える。死ぬはずの人間を生還させる。裏切り者を裏切らなくする。1人の少女を現実世界に返す。
少年は異世界に転移したその日から元の現実世界へと戻るため
に動くが、そのためには1つ1つ未来を変えていかなければならなかった。
現実世界と異世界は強く結びついており、どちらかの歴史の改竄は片方の歴史の改竄にも繋がる。
改竄する力と導きの力。この2つが重なり歴史は大きく動く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-09 19:25:42
73693文字
会話率:46%
北海道道南地方に転勤した僕は、かつて住んでいた函館市へと車を走らせながら、明治維新からの歴史に想いを馳せた。
その中、かつて函館で出会った人のことを思い返す。
個人サイト「文芸船」との二重投稿。
最終更新:2016-08-14 21:40:52
4559文字
会話率:0%
歴史書とは異なる時を刻む、明治の世。
帝都では絶対的な力を持つ華族、通称『白華』と『黒華』による権力闘争が公然と繰り返されていた。
それでも人々は、無関心に平穏な日々を過ごす。
老舗料亭の娘、西雲彩音もその一人のはずだった。
あの日、血のよ
うに赤い黄昏の空の下で、謎多き帝国陸軍大佐、天苑寺貴臣に出会うまでは。
「逢魔が時、幽世の扉は開かれる」
貴臣が口走った言葉の意味を知った時、彩音の運命は静かに動き出す――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-09 18:32:51
33066文字
会話率:55%
初めての投稿です。
祖母が趣味で書いてるお話を私が代わりに載せていきたいと思っています。
沢山の方に読んでいただけたらうれしいです!
よろしければ、感想など頂けたら感激です!!
最終更新:2016-07-28 15:28:40
42486文字
会話率:31%
1920年早春、4月1日からの日本空軍創設に伴い、日本の陸海軍は大人事異動を発令していた。
長かった世界大戦が終わり、当分の間、平穏な日々が続くことを日本を含む世界の人々は願っており、世界大戦の欧州派兵で大きな傷を負った日本国内では、平
和の果実を味わいたいという声が高まってもいた。
大正デモクラシー、軍縮の嵐が吹きすさぶ中、日本海兵隊、サムライも刀を置こうとし、大規模な軍縮を計画していた。
だが、中国やインド等、アジアの民族運動の高まりが、サムライに刀を置くことを許そうとしなかった。
そして、国内も世界大戦後の不況、関東大震災、金融恐慌から世界大恐慌と不安定な時代を迎えようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-24 20:08:18
179518文字
会話率:22%
1918年春、土方歳三提督の初孫になる土方歳一は海兵隊少尉に任官し、南仏に派遣された。
第一次世界大戦に日本が参戦して4年が経ち、日本は欧州に海兵隊、航空隊、艦隊を派遣、のべ10万人以上が欧州の戦野で血を流していた。そして、土方少尉もそ
の一員として戦うことになったのだ。
同じ頃、各国軍上層部も今年中に大戦を終わらせようと決意していた。最早、米国を除きどの国も疲弊しきっていたのだ。それぞれの国の決意が、最後の激戦の幕を開けようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-07 07:33:55
178663文字
会話率:29%
1913年末、土方勇志大佐は海軍兵学校教頭として来賓の林忠崇元帥海軍大将を呉駅の駅頭で出迎えていた。林元帥は海軍兵学校第41期生に対して卒業式の来賓として挨拶を述べることになっていたのだ。海軍兵学校第41期生は、草鹿龍之介や大田実、田中頼
三、木村昌福らがいた。土方大佐にとっては、将来、海軍大将を輩出する自慢の教え子たちになるはずだった。
だが、翌年の6月、サラエボで響いた銃声が全てを打ち壊した。サラエボ事件をきっかけに第一次世界大戦が勃発した。欧州の正月を楽しんで帰国しよう、と欧州に赴いた海兵隊を筆頭とする日本陸海空軍は、主に西部戦線において4年以上の地獄を味わうことになったのだ。そして、海軍兵学校第41期生は、卒業式から5年後に生き延びていた者は幾人ぞという凄惨な死闘の中に飛び込むことになった。陸に海に空に土方大佐の教え子の海軍兵学校第41期生は第一次世界大戦において戦うことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-12 06:20:50
174643文字
会話率:22%
中島梅葊(庵)は1801-1869年の生涯の中。1829年(文政12年)より没年(明治2年)まで黒瀬町にて広く学問を教えた。私塾『養成館』は1842年には開かれていた。そこでは若者を維新に送り込むような教育ではない。しかし全国でも珍しいだろ
う、没後塾生たち(農民、男女問わず)がわずかな金を出し合い、数年後に立派な漢文で刻まれた碑を建立している。そして今もなお残るその碑は、美しい里を眺めている。
中津藩士の父をもつ新蔵は幼少に出家させられた。中島貞二、号して「梅葊(庵)」その生涯を追う。
これは自叙伝にも掲載しています。続編もよろしく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-11 08:43:13
19480文字
会話率:56%
対決! 大日本帝国vs日本国……。突如、日本近海に浮上したもうひとつの日本列島。それはかつての自らの姿であり、最大の敵となるべき相手だった。
日本のすぐ南に接するように明治二十年の日本列島が浮かび上がる。日本政府は自領として主張し、明治
側は日本に戦争をしかけるがあっけなく敗北。ところが戦死した兵士の子孫が現代日本からいなくなっていることがわかった。さらに結婚の組み合わせが変わった場合でも、同様の現象が起きていた。しかし、子孫が明治列島にいた場合に限り、消滅を逃れることが判明。急激な人口減少に苦しむ日本政府は、明治政府に国土交換を申し出るが……。
他サイトと重複。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-11 08:09:01
39585文字
会話率:26%
「磯貝雲峰」(いそがいうんぽう)という新島襄の門下生であった詩人・研究者を題材にした短編小説です。
※昔、大学の授業で発表した小説を直したものになります。また、この作品はカクヨムでも掲載しています。
最終更新:2016-05-05 20:46:11
1441文字
会話率:23%
主人公の名前もないゴロツキが盗みに入った成金の屋敷。物語は、そこに異国からの交渉用として持ち込まれていた西洋人の美女フローラに一目惚れしたところから始まる。明治維新の最中、御庭番の残党を巻き込んだ没落華族の陰謀に、主人公はフローラと、くのい
ちのお凜とともに巻き込まれる。アメブロに重複投稿しております。http://ameblo.jp/fellow-again/entry-12105969275.html折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-02 14:00:23
52994文字
会話率:46%
昔々、大昔……でもないけれど、数百年は昔の明治時代。外国の香りを匂わせ、有り触れた幸せが道端に転がるそんな時代の最中、ある日を境に一人の少年が姿を消しました。そして、少年と共に消えた一冊の本。持ち主の性格によって物語が決まる世にも珍しいその
本は、一体どんな結末を迎えたのでしょうか。花の名を持つ若者と、世にも珍しい本が綴る御伽噺の始まり、始まり………………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-28 23:21:01
5306文字
会話率:50%
もし歴史上に登場する偉人が
北の3代目になった場合。
どのような施策を講じ、
国を導くことになるのか?
を考える企画です。
最終更新:2016-03-21 06:24:31
20951文字
会話率:16%
選挙区の区割りについての話題を見聞きしながら
地元の話やら
対象となっている地域の歴史など
書いてみました。
最終更新:2015-07-13 05:00:00
1460文字
会話率:7%
『野球協約』に記されている文言の中に
今の時代から見ますと
(・・・必要なのかな?)
と感じるものがありまして
なぜこの条文が書かれているのかな?
より話を始めた結果・・・
最終更新:2015-04-28 06:00:00
1584文字
会話率:28%