ハッと気が付いた時、少女、宮須六花は夜空を舞っていた。
十二単を身に纏い、全身が半透明にーーまるで、幽霊になったような状態で。
そして風のような謎の推進力に身を任せていると、とある日本家屋に吸い込まれた。そこでは少女の彼氏が他の少女、蒼井深
怜と同衾していてーー。
※源氏物語の六条御息所のシーンをモチーフにした作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-21 00:27:06
6436文字
会話率:62%
いづれの御時にか、橘ゆかりというごくごく普通の女の子が女子高生をしておりました。
そんなゆかりがある日突然迷い込んだのは、
平安時代?!
いや、よくよくみるとこれって……
『源氏物語』の世界!
ゆかりは、『源氏物語』宇治十帖のヒロイン・
浮舟になりかわってしまっていた!
運命に流され、土地を転々とする中で、薫・匂宮という二人の貴公子に求婚されるゆかり。
三角関係も、浮気も、絶対にしたくない!私の手で『源氏物語』本編の浮舟物語を変えてやる!
意気込むものの、イケメンたちのアピールをかわすのはなかなか難しくて……。
薫と匂宮、二人の貴公子……あなたなら、どちらと恋をする?
「貴女のお姿をちらりと拝見したその時から、ずっとお慕い申し上げておりました……。」
「……名前教えてもらえるまで、俺、ここから動かないから……。」
浮舟として『源氏物語』に転生したゆかりの運命は?『源氏物語』の筋書きは変えられるの?
源氏物語奇譚、巻き始めでございます。
・・・・・
※【微エロ】作品の性質上、若干の性的な描写を含みます。苦手な方はご注意ください。
※【古典】浮舟の性格は全く違いますが、ざっくり大筋は本家『源氏物語』に擬えられています。本作を読むことで、『源氏物語』宇治十帖の概ねの内容を押さえることができます。古文に興味のある方はお試しください。
※【超訳】本作は完全に個人の解釈です。不快に思う方はすみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-08 20:00:00
35207文字
会話率:30%
『源氏物語』とモーツァルトの共通点
最終更新:2017-10-17 18:14:54
880文字
会話率:0%
彼女こそ真に桐壺帝の妻
カクヨムより転載
新釈源氏物語サイドストーリー
女御更衣あまたさぶらいたまいける中で、真に桐壺帝の望みに寄り添って生きたただ一人の妻。
弘徽殿の女御をあやかしや異能が当たり前の世界で描きます
最終更新:2017-09-18 12:00:00
48446文字
会話率:6%
新釈源氏物語サイドストーリー
源氏亡き後の花散る里を描きます
カクヨクより転載
最終更新:2017-07-06 16:26:31
21269文字
会話率:12%
少女の頃に攫って来られた縁子には、光以外を全て奪い取られ、光を愛するしかない場所へと追い込まれていきました。
新釈源氏物語
異能やあやかしを当たり前とする世界観で、源氏を愛する以外になかった、紫の上を描きます。
最終更新:2017-04-26 01:00:00
23628文字
会話率:10%
源氏物語に出てきた女三の宮さんに触発された詩
最終更新:2017-09-13 19:02:42
275文字
会話率:0%
時空を越えた恋物語が平成の世で奇跡を生む。
どのような境遇においても、一人の女性を想い続けた主人公の「僕」。
その恋が最初で最後の奇跡を呼び起こし、「僕」に歓喜及び悲愴をもたらす。
だが、悲愴の中でも、「僕」は「僕」が持つ信念のもとで宇治川
に向かい永遠の愛に身を投じる。
源氏物語の紫式部と夕霧をモチーフにしてますが、物語の展開においては西洋絵画やキリスト絡みの絵の知識(鷲鼻の男…その愛は欺瞞 仔羊…キリスト 百合、バラ…聖母マリア 柵で囲まれた公園…聖母マリアの園 車輪…物語が動き出す暗喩 キリストの復活…死から3日経過と天使の告知 アイリスの花…キリスト 等)があると更に面白く読めるようになっております。(日本と西洋の芸術美を物語の展開上で表現したいと考えています)
悲しいお話になりますが、「僕」の最愛の女性を追い求める純粋さに焦点をあてて描き、心温まるヒューマンドラマにしたいと考えています。「僕」や、途中で登場するお巡りさんの優しさ、最愛の人と「僕」が過ごす最後の晩餐など、エンディングに向けて感動を覚えてもらえるように書きたいです。
主張するよりも、物事に耐える、又は優しい人に届く話を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-17 10:00:00
83670文字
会話率:21%
辺境での輸送任務中、正体不明の相手に襲撃された主人公の部隊。幸いにも人的にも物的にも被害
は少なかった。襲撃を受けた原因は、輸送していた「図書遺産」にあるとしか考えられなかった。
かっては我が国もと図書隊が専守防衛目的で創設され、激しい戦
闘を繰り広げてきた時代があったが、今日では、思想差別的なことで見れば、ネットやSNSなどでの拡散の方が影響力も強くなり、
書籍においての攻防はほぼ皆無となっていた。
しかしながら、思想や民権運動が先行してきた政治思想においても、民主主義が、かっての輝き
を失い、大衆迎合的、週刊誌ネタ的な、思想や信念も何もない、マスコミ扇動的投票行動が、政権
の実績や陣容をまったく顧みなくなってしまい、どの国でも政権が不安定になってしまった。
民主主義の政治体制のでありつつ、民主主義以外の政治選挙体制を模索する必要が、世界中の
国家で必要な時代になってきた。
図書遺産は、そんな、現在においては絶対と思われている民主主義を、相対的にとらえなおし
時代に適した国家の政治選挙形態を、模索する秘密裏の国家的プロジェクトとして始まったので
ある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-22 16:12:49
1106文字
会話率:34%
__前略
京都には桜の名所が
たいへん多うございますが、
原文冒頭は、三月初旬の物語で
あることがわかりました。
三月初春、まだ、まだ、寒い時期やもしれぬと、
名残の雪の雪桜を魅せてみました。
原文では、
「いづれの御時にか、
女御、更衣あまた候ひ給ひける中に………」
と、始まる源氏物語ですが
どこかで、お二人の
劇的な出逢いが欲しかった。
わたくし此の旅、
紫式部さんと御一緒に地獄へ
堕ちる覚悟でございまして
風雅な情景だけは残しつつ
艶やかなシーンも織り込み
嬉しく読んでいただけるように
努めてまいりたいと思う所存に御座います。
どうぞ、良しなにお願い申し候そうろう………。
かしこ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-12 13:52:22
4377文字
会話率:12%
だれにも読まれないよう、千年のあいだ封印されつづけている源氏物語の新帖。それにこめた紫式部の思いとは?
絵空事を書いたために地獄におちたと噂される式部の真実を求めて、孫娘が新帖の行方をさぐります。
最終更新:2017-07-09 00:09:26
613126文字
会話率:37%
光源氏の印象。こんな心中だったかなと。
最終更新:2017-04-14 12:00:00
555文字
会話率:0%
源氏物語の華麗な世界の中で生きた女性、紫上。北山の野を駆けていた少女は、御簾の奥で何を思い、几帳の影から何を見たのか。
紫上の視点から、源氏物語の世界を描く。
最終更新:2017-03-17 16:53:48
28893文字
会話率:48%
夏の宵に生まれた一匹の蝶が、その生涯を通して伴侶を探すため、季節と自然をまたぎながら愛の踊りを踊り続ける。
最終更新:2017-02-27 01:02:07
250文字
会話率:0%
王道の展開に、大きな真実が隠された世界。
何度も告白する男子生徒に、尽く拒絶する女子生徒。
ただのテンプレのはずなのに、何かが確実にズレている。
その謎が解けたとき、二人の関係は大きく変動していく。
これは、バレンタインデーに投稿しようと
した作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-17 22:11:58
10154文字
会話率:27%
源氏物語における、紫の上に光源氏が出会う場面。
いわゆる「北山の垣間見」のシーンで、チラッと出てくる紫の上のお付きの童女、犬君を主人公とした二次創作小説です。
犬君は心なし(うっかり者)とされていますが、そんな公式設定も無視しています。
源
氏物語の舞台となる時代には当然存在するはずの無い概念もホイホイ出てきます。
登場人物たちの性格も好き放題にしています。
この作品から学べることなど何もありません。
ただ、私が好き放題書き散らかしただけの代物です。
ですから、どうぞ肩の力ぬいて「こんな源氏物語あるわきゃねぇだろがい!」と思いながら読んでくださったなら幸せです。
あと作中では、紫の上を「若紫」と表記しています。何だかそっちの方が好きだからです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-09 22:20:06
4153文字
会話率:9%
この物語は嵯峨野を訪れた一人の若者が嵯峨野を巡り歩くうちにふと紫式部の歌碑を見つけます。歩き疲れ歌碑の前のベンチでうとうとし始めます。するとその石が若者に語りかけます。
『雲隠れの謎を解いてください。お願いです!でないと私はこの世に戻れま
せん』
可愛らしい女の子の声ですがとても真剣です。
「雲隠れの謎?」若者は起き上がります。すると・・・・・?
そこは平安の頃の嵯峨野。出家した源氏の庵の中でした。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-22 17:27:24
2375文字
会話率:18%
この物語は嵯峨野を訪れた一人の若者が嵯峨野を巡り歩くうちにふと紫式部の歌碑を見つけます。歩き疲れ歌碑の前のベンチでうとうとし始めます。するとその石が若者に語りかけます。
『雲隠れの謎を解いてください。お願いです!でないと私はこの世に戻れませ
ん』
可愛らしい女の子の声ですがとても真剣です。
「雲隠れの謎?なにそれ?」若者は起き上がります。すると・・・・・?
そこは平安の頃の嵯峨野。出家した源氏の庵の中でした。源氏は床に伏し紫式部が寄り添っています。源氏の御次男夕霧の大将が現れ楽しそうに法華経講義が始まります。満足そうな笑みを浮かべ夕霧の腕に抱かれてついに源氏は臨終を迎えます。
こうして源氏は雲隠れするかに見えましたが。大いにこの世に未練があって成仏できずに冥府をさまよいます。そこに祈り殺した薫の実父柏木が現れ二体の妖怪が天空で戦います。二人は未練がましく薫と匂宮、つまり実子と孫とにまとわりつきます。
さらに浮舟の登場!果たして雲隠れの謎は解けるのでしょうか?夢物語は果てしなく続いていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-20 22:56:11
16555文字
会話率:28%
出家した光源氏の物語です。嵯峨野に庵を結んだ老いたる源氏のもとへ
息子たちが訪ねて来て昔語りをします。まず冷泉院、次に玉鬘、
明石の中宮、最後に夕霧。そののち体調が急変してついに源氏は
安らかに臨終を迎えます。が薫の声を聞くなりすさまじい形
相に変化し
老いたる源氏は怨霊となって孫の匂宮に取り付きます。怨霊は薫と匂宮
との恋の対決に最後まで付きまといます。
今回、小説「老いたる源氏」をシナリオにしてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-29 09:59:27
6754文字
会話率:7%
学園のスター、藤原道長。
彼に想いを伝えようと、ラブレターを描く紫式部と清少納言。
彼女たちの想いは彼に届くのか。そして、恋の行方は……。
最終更新:2016-09-23 18:02:27
26065文字
会話率:23%
いづれの御時にか、女御、更衣、数多候いたまいける中に、その人は居りました。魑魅魍魎渦巻く宮中を飄々と闊歩する女御、麗景殿。これは、源氏物語が始まる以前の物語。
※一話完結型。続くかどうかはわかりません。予め、お詫び申し上げます。
最終更新:2016-07-08 18:00:00
2266文字
会話率:34%
刹那によるコテン文学解釈。
最終更新:2016-04-28 10:50:46
6963文字
会話率:11%
御徒町樹里は帝に仕える女性です。
その美貌は都一と言われ、数多くの男達が彼女に求婚します。
左京は今度こそ樹里と夫婦になれるのでしょうか?
前作の「御徒町樹里の西遊記」の「続編」らしき様相を呈しておりますので、西遊記をお読みくださった方に
こそ読んでいただきたいお話です。
ですが、他の樹里シリーズを全く読んでいなくても、このお話だけで楽しめます。
多分、恐らく、きっと……。
それでも、よろしくね!
完結しました(2016/2/23)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-23 12:00:00
418311文字
会話率:35%
設定だけです。おもしろそうだなーって思ってくれた方。感想くれたら本格的に書き始めます。
最終更新:2016-01-31 14:41:06
221文字
会話率:0%