馬車事故によって死んでしまった青年、朝霧宗治朗。だが愛犬コゲと、黄泉の入り口で再会する。
ーーー貴方は、家族に殺されたのです。
妖狐でもあったコゲの力を借り、妖術「時戻し」により蘇ることに成功した。宗治朗は死を回避することを目指す、再度
死ねばコゲも巻き添えになるから・・・。
真っ直ぐな半端者の妖狐×孤独な死に戻り令息折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-07 20:08:53
14612文字
会話率:37%
試験も終わった、課題も出した。あとはバイトでもして充実した春休みを過ごそう。大学三年生の太田ヒロキはふと思い立って地元の神社を訪れる。しかしそこで彼を待っていたのは不思議な違和感と突然の怪異だった。
タイムスリップにも似たその現象に戸惑
いながらもなんとか部屋までたどり着くと、今度はそこに女の子。よもぎと名乗るその娘は神社の結界に庇護されていた幽霊だった。
波長が合ったから。憑いてきた理由をその一言で片付ける彼女の生前は女子高生、幽霊と言えども深夜に女の子を追い出すわけにもいかずヒロキは彼女を受け入れることに。思わぬ展開にドキドキの毎日だが、やがて二人に魔の手が忍び寄る。
見えない敵に困惑するヒロキの前に「見える人」を自称する一年後輩の女子大生、神子薗可憐が現れる。シロと名付けられた一五〇〇年を生きる天狐に護られた彼女は初対面のヒロキのみならず、よもぎのこともこれから起きるであろう災厄のことまでも知っていた。
可憐は未熟な二人にエクササイズと称した修行をさせる。順調にスキルを積む彼らだったがホワイトデーのその日、彼らはついに敵と対峙する。強い霊力と複数の霊体を引き連れた相手に怯む彼ら三人を前にして天狐シロは「知恵を出し三人で協力して臨め」とだけ告げて姿を消してしまう。
ヒロキはハーレム男と名付けた敵からよもぎを守らんとするが、しかし相手の方が遥かに上手だった。男の背後には妖狐九尾が憑いていたのだ。
男の奇襲に敗れるヒロキだったが、その機会を利用したシロの導きでついに九尾と対決、真の敵を打ち破る。
強敵に打ち勝ったよもぎはシロの提言により成仏する道を選ぶ。そして冥界で目を覚ましたよもぎを待っていたのは管理人を名乗る獄卒と禊と呼ばれる試練だった。
しかしよもぎの功績を評価するシロの後押しで禊に代わる使命が与えられる。ついによもぎはその命を果たすため再び地上に降り立つのだった。
※本作はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
※作中に喫煙シーンが登場しますが、本作執筆当時は飲食店や遊技場などでの喫煙が可能でした。本作ではそれがキーワードとなる場面があるため当時のままとしています。
※本作は2019年に完結した作品のリマスター版で、カクヨムにて公開、完結しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 23:00:00
225359文字
会話率:54%
ある日神として指名された高校3年生の身上贄は天界にいき感情の力をつかって現世の破壊していく物語である。
最終更新:2023-05-16 01:16:15
1016文字
会話率:53%
ある日神として指名された高校3年生の身上贄は天界にいき感情の力をつかって現世の破壊していく物語である。
最終更新:2023-05-14 23:11:19
1456文字
会話率:65%
数百年前、美しく強力な力をもつ妖狐の姉弟、コハクとヒスイがいた。
傲慢な姉コハクは人々の反感を買い、討伐の憂き目に会うが、心優しき弟ヒスイの命がけの献身により命をとりとめる。だが、ヒスイはその戦いで、コハクの改心を祈りながら命を落とすのだっ
た。
時は流れて現代、奇跡的に幼体として復活することができたヒスイは、多くの記憶を失いつつも心優しき老夫婦に拾われ健やかに成長し第二の人生を歩みだす。
中学生になったヒスイは、裏山にあった洞窟で眠る美女に出会う。その女性こそ、数百年間ヒスイの復活をまち眠っていた姉コハクだった!
目覚めたコハクの姉弟の垣根を超えたスキンシップに思春期のヒスイは悶々とした青春を送ることとなるのであった・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 22:24:15
8446文字
会話率:18%
時は江戸時代。家事も武術もない、勉学だけで生きていく人間界に捨てられた狐族の少女。知恵を使った探偵をしていく内に、いつしか人々に神出鬼没の妖狐探偵と呼ばれるようになった。
一人の少女とその仲間が、知恵を絞って数々の事件の真相にせまる。
知
恵と仲間との協力と豊かな発想力が、求められる探偵ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 18:00:00
1077文字
会話率:44%
長年山奥の村でひっそりと暮らしてきた幸庵狐。彼は妖狐としての生涯を終えて生まれ変わり、今は人間として生活している。
人間として暮らしていくには当然、お金を稼いで暮らしていかねばらなない。彼は自分の特技を生かし、占い師の仕事を始めた。
今宵も彼の元には悩める相談者たちが集う。
あなたのお悩み、もしかしたら元妖狐が解決しちゃうかもしれません。
……この小説には以前連載した「こじょはんにしましょう」の登場人物、幸庵さんが出てきます。
「元妖狐のオンライン占い」だけ読んでも楽しめるように書いておりますが、
もしご興味がおありでしたら「こじょはんにしましょう」もぜひぜひ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 00:32:17
19012文字
会話率:40%
建国戦争において活躍した半獣族も、平和な時代になれば無用の存在。王国暦が800年以上続く現在、そのほとんどが闇に消えて、一部が武術指南役として王家に仕えるなどに過ぎなかった。
しかし世の中には物好きもいるもので、王都エンドアの繁華街に店
を構える酒場『妖狐亭』では、女主人のリンも含めて女給たちが全員、半獣族の扮装をしているという。
そんな『妖狐亭』には、様々な客たちが訪れる。今夜も遠路はるばる、南方の伯爵家の騎士団長がやってきた。お取り潰しの噂が流れている伯爵家であり、騎士団長が今回王都まで足を運んだのも、王宮や行政府との交渉のためだった。
しかし王都に滞在中、彼は陰謀に巻き込まれて命を落とす。それを知った『妖狐亭』の面々は……。
(以前に短編として投稿した同名の作品を、連載形式で書き直したものです [短編版は削除済み])
(「カクヨム」でも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 19:30:06
51862文字
会話率:40%
幼き少年と、永遠を生きる妖狐の少女。
2人の出会いは、お互いの運命を大きく変えるものだった。
最終更新:2023-03-25 19:09:50
35763文字
会話率:25%
ここは妖怪の跋扈する菊一の都。
満月の夜。
突然、少年の横を必死の形相で走り抜けて行く狐耳の少女。
それを追って迫る屈強の浪人達。
少女を助けるため彼らの後を追う少年・愛親は、そこで見た光景に戦慄する事となる。
最終更新:2023-03-16 17:00:00
82525文字
会話率:34%
魔界のある繁華街の隅に「快決屋! 凪」という、いわゆる「何でも屋」がある。構成されているのはたった2人の妖怪。所長の凪と副所長兼秘書の杏南。
凪は鬼の妖怪で、「悪鬼羅刹」と呼ばれた伝説の元傭兵。魔界でその名を知らない者はいない程の悪逆非
道で「鬼の中の鬼」や「金の亡者」など言われる、金で何でもやる実力者の傭兵だった。桁外れの妖力が生きる術だった。力で負けた事は数回しかない。
杏南は、凪同様に元傭兵だった。莫大な妖力を扱う妖狐で女の妖怪。美人で仕事ができる敏腕秘書。凪とのある出会いで、2人とも傭兵をやめて、しばらくしてから「快決屋」を立てた。
癖の強い凪は気に入らない仕事を受けないのに対し、杏南はキャバクラで嫌々働いて店を支えていた。
ある時大口の話が1年もせずに2件来て、凪は自分の信念を通して、大金すべてを報酬に使わずにいたが、大仕事を2つや、細かい仕事もするようになったおかげで、赤字経営だった快決屋も借金は返せたし、普通の生活よりも少しはましになったころだった。
そんな時、杏南がアシスタントが欲しいと勝手に行動し、凪はその地区の5大魔王勢力の一角である連妖の後ろ盾もあり、渋々許す事となった。人事の最終決定権は凪にあるが人事部長として治まった杏南は、ある人魚の応募を受けた。
人魚の名は香。一見順風満々になりはじめた杏南は絶対雇いたいと言ったが、凪は採用試験を設けた。杏南は凪の試験内容に文句はつけなかったが、凪は「バイトじゃない。仲間が欲しい」という信念で杏南に、面接と実地試験を条件にした。だが、凪には「仲間」に信念を持っていて、杏南に秘密の実地試験を加えた。
杏南は激怒したが、香は、凪の想像を超える事をして、香は採用試験を合格し、仲間として受け入れるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 14:49:45
12462文字
会話率:51%
魔界のある歓楽街の隅に「快決屋! 凪」という、いわゆる何でも屋がいる。
所長は鬼の妖怪で凪という昔は「悪鬼羅刹」の字を持つほどの日本刀と銃の使い手で、魔力も尋常じゃない伝説の傭兵。ある任務で、杏南という赤髪の美人少女で妖狐と出会い、傭兵稼
業から足を洗った。2人は「快決屋! 凪」を立ち上げた経緯。無法の魔界とはいえ、「悪鬼羅刹」と言われる狂鬼に手を出す者はいなく、凪も無益な殺生をすることはない。
仕事は探偵業だが、場合によっては殺しもする。条件は凪が依頼者とあって気に入るかどうか。秘書兼副所長の杏南もかなりの魔力と体術、小太刀の使い手。事務所継続のためにキャバクラまで兼業するけなげで賢い妖狐。
そんなある時、雪女が杏南に依頼をしてきて奇しくも、凪もある女から人探しの依頼を受けた。
無限の怪というかどわかし、いわゆる人さらいの被害者の共通点。しかもドグマという魔物の共通点と弟の存在。
快決屋はその仕事を受けた。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 22:00:00
21891文字
会話率:57%
魔界のある歓楽街の隅に「快決屋! 凪」という、いわゆる何でも屋がいる。
所長は鬼の妖怪で凪という昔は「悪鬼羅刹」の字を持つほどの日本刀と銃の使い手で、魔力も尋常じゃない伝説の傭兵。ある任務で、杏南という赤髪の美人少女で妖狐と出会い、傭兵稼
業から足を洗った。2人は「快決屋! 凪」を立ち上げた経緯。無法の魔界とはいえ、「悪鬼羅刹」と言われる狂鬼に手を出す者はいなく、凪も無益な殺生をすることはない。
仕事は探偵業だが、場合によっては殺しもする。条件は凪が依頼者とあって気に入るかどうか。秘書兼副所長の杏南もかなりの魔力と体術、小太刀の使い手。事務所継続のためにキャバクラまで兼業するけなげで賢い妖狐。
そんなある時、ミカという亜種の妖怪が2万金、人間の世界では2万$に当たる依頼を受け、父親の所在を依頼してきた。亜種は突然変異か合成魔獣。人間の体に狼の耳、ドラゴンの尾を持っていたミカに耳凪はミカと会い。酒を飲みながらミカの話を聞いた。
寿命が長い鬼に比べればミカは18歳の赤子同然。しかし、ミカの身の上と、赤子同然にしてはしっかりした考えと、何より真の涙を見て、凪の心を動かした。「わかった。」と依頼を受け、背後の組織を凪と杏南が壊滅させた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 21:00:00
24064文字
会話率:48%
小学3年生の夏休み。亡くなった祖父の部屋で800年生きているという妖狐と出会う。
祖父が亡くなった事を知り、悲しそうに笑う彼女を見て一緒に五目並べをして遊ぶ事に。
それから毎年、夏休みには必ず祖母の家で妖狐と五目並べをして遊んだ。
そして
時はながれ、中学、高校と成長していく中変わらないのは妖狐と五目並べだけ。
これはひょんなことから出会った、いつまでも変わらない姿の妖狐と過ごした一人の人間の物語。
※5話以内に完結すると思われます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-09 23:10:37
7001文字
会話率:31%
大学生の燈真(とうま)はある日、バイト帰りに最寄り駅で狐にスマホを盗まれてしまう。
スマホを取り返そうと狐を追いかけた青年が迷い込んだのは、聞いたことの無い名前の「異界駅」だった――――
人ならざるものを見る霊感青年と、ぼっちで傍若無人な
妖狐の少女が紡ぐ、怪異と青春と失せ物さがしの物語。
※本作品はフィクションです。実在の人物・組織・事件・団体とは一切関係がありません。
※他サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 21:15:33
33860文字
会話率:35%
この世界で何よりも“努力“を大切にする優等生である石井彩花(いしいあやか)。
ある日、いつもの様に部活や委員会を終わらせて帰路に着いたところ、突如として見知らぬ幻想的な空間__神樹の洞窟に迷い込んでしまう。
彩花(あやか)は色々あって自身に
宿った妖怪、妖狐であるヨーコとともに、同じく昔に迷い込んだ仲間達と世界規模の仕事をする事になって__!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 15:53:22
1173文字
会話率:31%
【毎週火・金・日の19時更新】
ある国の農村で暮らす椙北 桃(すぎきた もも)は家族思いな14歳の少女。ある日、異国から来た魔術師達の実験により、遙か遠い異国の地・クレア王国のブラッドリーという街まで転移させられてしまいます。
色々な人
の思惑が混ざり合った結果・貧民街に暮らすサムという青年の家で居候することに。ところが彼はちょっとつれない人で……。
桃と言葉を交わせる妖狐を連れた、親切だけど高飛車なお嬢様・フランと護衛のスミスや、箒に乗って届け物をしているお人好し過ぎる? 青年・グレアム、ご近所さんのコミュ障魔法使い・リン、など、周囲の人々と関わり合い、ときには振り回し、振り回されながら、文化や習慣、食べ物、言葉さえ違う場所で懸命に生きていくお話です。
(以前投稿しました『祓魔師の話』と共通する人物・設定がでてきます。こちらの作品にも目を通していただけますと、より分かりやすいかもしれません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 19:25:31
586158文字
会話率:53%
大阪府箕面市を舞台に六尾の妖狐ダンテと片翼の堕天使ゼクスが善行を積んで天界を目指す物語。
彼らは転生制度「リアドラ」によって人間界で善行メダルを集める事になった。
「それでは、この転生制度・・・・・・『リアドラ』なさいますか?」
最終更新:2023-01-17 22:50:44
140528文字
会話率:47%
【其の狐:短編集】
元人間、三尾の妖狐、南条翔が過ごした軌跡。
少年神主の彼は、永遠を生きる上でいつか忘れてしまうだろう。ヒトだった頃の自分を。 幼馴染と過ごした日常を。 幾度の出逢いと別れを繰り返す、その時を。
けれども忘れない。
決して語り継がれることのない日々は、何かしらの形で白狐の中に息衝いている。
※基本的に完結扱い、気ままに短編を執筆。時系列はバラバラ。
※web版と書籍版設定で分かれています。
※web版の本編に載せている短編も、こちらに載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 22:00:00
398274文字
会話率:36%
妖祓(あやかしばらい)。それは妖と呼ばれる妖怪達を祓う者のことである。幼馴染達はその妖祓だった。偶然にも幼馴染達の秘密を知ってしまった南条翔。
そんな彼は成り行きで、狐の妖と化し、妖の頭領の証である“宝珠の御魂”を体内に宿してしまう。
これ
は(仮)狐の妖になってしまう人間の少年の物語。彼は正真正銘、人の子であり、妖の器である。
簡単に言えば、
【化け狐になった少年が、妖を祓う幼馴染達に正体を隠して生きていかなきゃならなくなった上、まったく似ていない魂の双子ができてしまった挙句、妖達に神社の神主になれだの、頭領になれだの言われ、「うそだろ?!」と頭を抱える奮闘記】
※第一幕:本編(完結)
※第二幕:その後の神主としての日々(更新は亀ペース)
※予告なしに加筆修正することがあります。
※主婦の友社様/プライムノベルスより書籍化(2018.06.15 二巻発売)
※主婦の友社様/ヒーロー文庫より書籍化(2019.02.28 二巻発売)
※全改稿により、web版は人間寄り、書籍版は妖寄りの御話となっております。展開設定等が変更しておりますので、ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 00:00:00
1275210文字
会話率:28%
※その御伽草子は、やがてまことのものになる※
一之瀬 誠は千歳狐(ちとせぎつね)と人間の間にできた子どもである。
本人はその事実を知らされず、十五年間、ただの人間の子として日々を過ごしてきた。
けれども。
体内に流れる千歳狐の血の
せいで、やがて誠は千歳狐をめぐる争いに巻き込まれていく。
その争いは、ひとつの御伽草子になぞらえた、かなしい争いであった。
――これはひとりの半妖狐が、ひとつの御伽草子を終わらせる、現代のお伽噺である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-28 12:00:00
1402文字
会話率:21%
大学に進学したばかりの大学生が子猫を拾ったことから始まるラブコメ!
子猫の紅夜がひょんなことから化け猫になったことで善賢と猫又の白芳がお互いを意識し始めます。紅夜の世話に手を焼きながらも二人はどのように付き合うべきか悩みます。そして、紅夜
の善賢に対する過剰な接し方が二人の想いを露わにしていきます。友達だった関係が変化しようとするときに二人はその障害をどう乗り越えるのでしょうか。
白芳「私とあんたは、こ、恋「ご主人さま、大好きにゃー!」こらぁ邪魔すんなー!」
性に興味のあるお年頃の大学生、素直じゃない猫又さん、ご主人さま大好きな化け猫ちゃんの三人が織りなすホームラブコメをご覧ください!
───登場人物───
蔵田善賢(くらたよしかた):大学進学を機に都市へと引っ越した大学生。
白芳(しらよし):白い猫又の美少女でお房の娘。
紅夜(くや):黒い化け猫の美少女で善賢にごみ捨て場で拾われた子猫。
山木篤義(やまぎあつよし):善賢と同じ大学の先輩でオカルト同好会の部長。
お房(おふさ):三毛夜叉神社に祀られる猫又。
玉櫛(たまくし):白芳の母親の知り合いで関西の妖狐。
朧火(おぼろび):玉櫛の夫で妖狐。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 00:00:00
105000文字
会話率:60%
妖狐が運営する自然保護団体「九重会」で働く人間の青年、奏斗と九尾の狐の娘であるアヤメが動物と人間との問題を解決していくお話です。挿絵あります。
第壱話「キツネ姫とイタチ先生」
新興住宅街になる予定の山が「カマイタチ」による被害で工事が中断
していた。ふたりはそれを解決するため動物たちに「イタチ先生」と呼ばれている銀色のイタチに会うのだが……。
第弐話「キツネ姫とらいの鳥」
海に行きたいというライチョウの願いを叶えるため長野支所の蘇芳(すおう)と舞がやってきた。ライチョウとともに海に行った奏斗たちを待ち受けるモノとは……。
第参話「キツネ姫とムジナの子」
奏斗とアヤメは消えたムジナの行方を探していた。そこにアヤメの乳兄弟である双子、灰(くわい)と潤(うるみ)がアヤメの様子を見にくる。『ムジナ狩り』をするハクビシンたちからムジナの子を守ろうとする奏斗たちだったが……。
第肆㈣話 「キツネ姫と一途なオオカミ」
ある日アヤメたちの元へ7尾の百緑(びゃくりょく)の使いが助けを求めてやってくる。百緑が支所長を務める土佐では密かに生き延びていた狼たちが九重会の狐といがみ合っていた。(灰と潤が中心の話です)
第伍話 「キツネ姫と雪の雄鹿」
オープンしたばかりのスキー場で奏斗たちは野生動物の保護にあたることになった。しかしそこへ現れたのは雪でできた雄鹿と花嫁装束の女の姿だった。
第陸(六)話「キツネ姫と黒いモノたち」
突然訪ねて来た愛美が持ち込んだのは眠ったままの巨大なクジラと八咫烏の群れの問題だった。この問題に橡が絡んでいるとみたアヤメたちは愛美とともに橡のいる鳥取へと向かう。
・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
☆1話ごと主体となる生き物の話は完結します
☆全8or9話の予定です。
☆2020年4月より執筆方法を変えたので更新頻度が変わります。今後は書きあがり次第更新していこうと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 19:06:11
366039文字
会話率:56%
狐姫 ~生きとし生けるモノガタリ~の番外編です。
第弐話 キツネ姫とらいの鳥 後に風邪を引いた奏斗をアヤメが看病する話です。
☆狐が運営する自然保護団体で二人は働いています。
登場人物 奏斗→人間 アヤメ→800歳以上の6尾の妖狐が人間
に化けている トロトロ→チョコの妖怪でアヤメの友人
☆不死身の妖狐であるアヤメは奏斗の輪廻を追っています。奏斗はそれに気づいていません。前世の記憶がちょいちょい出てきます。
☆初めて読んだ方でもわかるように書いたつもりです。
※血の表現があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-30 18:44:04
4213文字
会話率:50%
久しぶりにボロボロな神社へ来た俺。
当時の相棒…妖狐の椿。俺と椿は盃を交わしながら語り合っていた。
学校で起きた事件や安倍晴明のこととか…。兎に角、色んなことがあり、仲間が出来たり別れたり…。時には…っと、これ以上は本編で語らせてもらう。
椿により女の子になってしまった河南。
この花、河南はこれからどうなっていくのでしょう…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 00:00:00
2164文字
会話率:63%
妖怪の跋扈する魔界は、力こそが全ての世界。
白雪ヨドミは、種族カーストナンバーワンの妖狐の母と、ワーストワンの人間の父との間で産まれた半妖である。
いつまでも妖狐の力を発現しないヨドミは、煉獄町の妖怪達からも見下げられ、馬鹿にされて
生きてきた。
しかしとある日、ヨドミのケツに世界最強の妖怪である、妖狐の尾が生えた。
齢90にもなる超人ジジイの執事、海坊主の大五郎と、チビで豪胆なロリ、妖狐のヨドミは、衰退した白雪家の栄華を取り戻す為に、煉獄町の奴等を全員シメると決めたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 21:29:59
103640文字
会話率:64%