特定指定呪術宗教団体【灯火の社】が起こした。自死を強制した集団呪術の影響により、【麻人市(まとし)】には怨霊、悪霊が蔓延る魔境となっていた。
そこでは悪霊が人に取り憑き、人間業とは思えない猟奇的殺人事件が多発。そして取り憑かれた人間
の事を総称して【霊奇】と呼ばれた。
主人公の【佐野命(サノミコト)】は麻人市で【霊奇】絡みの事件を解決する何でも屋【テオス】に所属し【異能】を操るヒロイン達と共に悪鬼羅刹が蔓延る街で【霊奇】【怪異】【悪魔】etc.絡みの事件を解決していく———。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 12:30:23
40425文字
会話率:45%
エスカ・ロイズは命のストック「残機」という特別な力を持つ、男爵家の令嬢。
だがそれゆえ化け物扱いされており、家族とはみなされずに離れで一人暮らしていた。
書類の代筆を引き受けることで敷地にいることを許されていたが、ある日さる子爵に嫁に出され
ることになる。
嫁入り先のエスド子爵は悪鬼羅刹と恐れられる騎士でもあり、怖気づいたエスカはささやかな抵抗をする。
だがロイズ家の者は長年暮らしたエスカの大切な離れを焼き、彼女を追い出した。
悲嘆に暮れるも、子爵家に意外に暖かく迎え入れられるエスカ。
だが肝心のエスド子爵メイル・ウィンドは、小さくみすぼらしいエスカのことがお気に召さない様子。
そもそも彼は非常に大柄で……どう考えても妻の務めは果たせそうにない。
ロイズ家に戻されたくないエスカは、覚悟を決めた。
体格差が何するものぞ。いっそ残機をためて挑んでやろう。
エスカはエスド子爵に愛されたい。
――――自由と幸福と、おいしいご飯のために。
これは不死身の化け物と惨い扱いを受けてきた令嬢が。
転生したことを思い出したり、残機がちっちゃい分身になったり、不注意で死んだり、ドラゴンを投げ飛ばしたり!
婚家の人々や、分身一同や、実はお偉い文友たちと、わちゃわちゃ大暴れしながら。
不器用で大きくて、優しく素敵な彼女の魔法使いと、愛を育む物語。
※ゆっくり更新を予定。ひとまず6章、全編は22章の予定。一章15話前後。
※女の子といちゃいちゃしますが、百合ではないです。ないったら。
※吸血鬼が砂になるくらいコミカルにしますが、レイティングは設けました。お苦手な方はご注意ください。
※カクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 12:21:25
140278文字
会話率:20%
異なる歴史を歩んだ近代日本で悪鬼羅刹と学生である少年少女達が命をかけて戦う異能バトルローファンタジーです。
幽導灯とは交通誘導棒を模した神籬であり、言うなればライトセイバーから必殺技を放つ対妖魔用武器です。これを装備した灯士のみが妖魔
と戦う事ができます。
主人公の光太郎は妖魔を滅する灯士となり上京して学校に通いつつ任務をこなしながらも鬼に拐われ行方知れずになった姉を探します。
基本は勧善懲悪の学園生活バトルものなので友情を育む中でライバルが出てきて試合したり、修学旅行に行ったり文化祭したりする中で怪異と戦っていきます。
予告なく内容を修正、改変する事があります、ご了承下さい。更新は不定期です。宜しくお願いします。
※舞台は2020年ですが、第二次世界大戦中に起きた妖魔の世界侵略のせいで50年ほど技術が進歩していないため、およそ1970~90年代の事物が混在している世界観です。
出典: 霊界物語 大本神諭 深見東洲氏の著書、講演録より多数 その他神典仏典より引用あり
1943年昌和18年 第二次世界戦争の最中、いがみ合う人類の前に突如として新たな共通の敵が立ちはだかった。血と怨念によって魔界の門が開き、古より忌み嫌われてきた魑魅魍魎らが大挙として押し寄せたのだ
もはや世界は戦争どころではなく、剣も銃も効かない敵に人類は滅亡の危機に瀕した
しかし、やがてその中から希望の光が現れる
神仏よりもたらされた幽導灯と呼ばれる神器を灯火として、人々は辛くも生き延びたのだった
大戦より77年後(2020年)、未だ妖魔の影に脅かされる霊和3年に主人公の少年、日之出光太郎は愛猫の福と共に東京へと上京する
過ぎし日の大火により故郷を焼き出された後に修行を積んだ彼を首都で待ち受ける運命とは如何に
ああ汝光太郎、天の命数はまさに君にある、宜しく希望の灯火を振れ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 02:25:06
123291文字
会話率:59%
2〇2〇年 月見島。
柔道、剣道といったいくつもの武術がある世の中に、新しく刀道という真剣を使ったスポーツが出来た。それは熱狂的なほど世界を震撼し、刀道が強い名家も生まれる。
その刀道を専門とした月見高校で、主人公、四季透(しき と
おる)は鍛冶師として、刀を打っていた。
しかし、二年生の春、妹の入学と同時に状況は一変する。
かつて、悪鬼羅刹の鬼と呼ばれた呪いの一族。
呪いのせいで、かつての英華から落ち、底辺の落ちぶれた一家。
それがある模擬戦から公になってしまい、透は妹達も家の名誉も守る為、刀道全国大会優勝を目指さなければいけなくなる。
しかし、透には開祖が残したチート級の剣術と刀がある。
でも、世の中そんな上手くいく話もなく……。
これは、そんな鍛冶師が悪戦苦闘しながらも成り上がっていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 18:12:11
44811文字
会話率:29%
2046年。電脳空間と現実の境界があいまいになり始めた時代。
巨大多国籍企業に勤める研究者アーサー・キサラギは不治の病で死の淵にいた娘アルマをデータ化してデジタル空間で生かそうとした。
しかし、上層部によってアルマのデータは他者に
寄生しなければ生きられない情報生命体デーモンへと変えられてしまう。
アーサーはアルマを自身に寄生させ施設から脱走。アルマが生き延びる方法を探るため傭兵となる。
犯罪組織の陰謀。巨大多国籍企業の闇。存在が噂される外なる世界の存在。
「アルマ。俺はお前のためにならばこの手を血で染めよう」
アーサーはアルマために手段を問わぬ外道に落ち、鬼となった。
これはあり得たかもしれない物語。そのひとつ。
小説家になろうとカクヨムにて連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 14:00:43
60640文字
会話率:63%
───戦国武士、異世界にて無双する。剣と魔法の世界に迷い込んだ異分子。
舞台は戦国の時代、千刃宗十郎《ちばそうじゅうろう》が仕える殿《との》は数多の敵軍に追いやられ今、敗北の時を迎えようとしていた。終わりを覚悟した殿はせめて家臣の無事
を祈り、自らの首を敵軍に捧げることで戦を終わらせることを決意する。
だが家臣全員がその決意を望まず引き止め、殿の命令を無視する。殿を早馬に乗せ戰場からの撤退をとることにした。
そして宗十郎は殿が無事に撤退することを祈り、一人、万を超える軍勢に立ち向かう。
屍の山、血と鉄錆の臭いでむせる死地。その頂上で息を切らし、返り血なのか自身の出血なのかも分からないほどに、ひたすら無我夢中に戦い続けた。
そして宗十郎は見た。丘の先に、今しがた相手していた部隊の倍をゆうに超える軍団の姿を。
しかしその心は折れず。サムライブレードを握りしめ、ブシドーを燃え滾らせ、叫び新たな戦場へと駆ける。少しでも、殿が逃げ切れる助けになると信じて。
だが、勢いよく駆け出したその先は、見知らぬ集落。そこには悪鬼羅刹も裸足で逃げ出すブシドー部隊の姿もなく、ただ子鬼のような野盗が集落を襲っている景色が見えるだけであった。ニンジャによる幻術かあるいは転移術の類か……。今しがた駆け出した戰場とは異なる場所であることに宗十郎は気がつく。
怒りと焦りに満ちた宗十郎は自分に何が起きたのか、一刻も早く殿を助けるために、元の世界に戻ろうと奮闘することになるのだが……。
※注意、本小説はファンタジーです。実在の武士、忍者は関係ありませんのでご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-24 19:21:16
366144文字
会話率:44%
「ジュリア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「……!」
煌びやかな夜会の最中、私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるダリル殿下が、唐突にそう宣言した。
……やれやれ。
「どういうことでしょうか殿下? 私たちの
婚約は、国が決めた重要な政略結婚です。殿下の一存でそう簡単に破棄できるものではないことは、殿下もよくご存知では?」
「フン! そうやって煙に巻こうとしても無駄だぞ! 君が裏でキャシーに陰湿な嫌がらせをしていることはバレているのだからな!」
「嗚呼、ダリル様」
男爵令嬢のキャシー嬢が、悲愴感漂う表情を浮かべながら殿下にしなだれかかる。
「嫌がらせ? まったく身に覚えはございませんが。そもそも私、キャシー嬢とお話ししたことも数えるほどしかありませんよ」
「いーや、もう調べはついているんだ! 複数の令嬢から、君がキャシーをイジメている現場を目撃したという証言も得ている! 挙げ句の果てにはキャシーを階段から突き落とすとはッ! これは立派な殺人未遂だ! 君のような犯罪者は、僕の婚約者に相応しくないッ!」
「ダリル様、私、本当に死ぬかと思いました……」
「嗚呼キャシー! 可哀想に!」
殿下はキャシー嬢の右腕に仰々しく巻かれた包帯を撫でながら、キャシー嬢を抱きしめた。
「今すぐ僕が、この悪鬼羅刹を断罪してあげるからね! ……そうしたら僕と二人で、真実の愛を築こう」
「ダリル様……! 私、嬉しいです!」
二人の背景には、フワフワしたお花畑が広がっている。
あれもキャシー嬢の自作自演で、勝手に一人で階段から落ちていったのだけれど(しかもちゃっかり受け身は取ってたし)。
まあいいわ。
「セバス」
「はい、お嬢様」
私は横に立っている専属執事のセバスに、前を向いたまま指示を出す。
セバスは女性かと見紛うほどの美しい顔にかかっているモノクルをクイと上げてから、パンパンと二回手を叩いた。
――すると。
「む? どうしたんだ君たち?」
「――!」
殿下とキャシー嬢の前に、五名の令嬢が気まずそうな顔をしながら歩いてきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 21:05:28
4406文字
会話率:57%
魔界のある繁華街の隅に「快決屋! 凪」という、いわゆる「何でも屋」がある。構成されているのはたった2人の妖怪。所長の凪と副所長兼秘書の杏南。
凪は鬼の妖怪で、「悪鬼羅刹」と呼ばれた伝説の元傭兵。魔界でその名を知らない者はいない程の悪逆非
道で「鬼の中の鬼」や「金の亡者」など言われる、金で何でもやる実力者の傭兵だった。桁外れの妖力が生きる術だった。力で負けた事は数回しかない。
杏南は、凪同様に元傭兵だった。莫大な妖力を扱う妖狐で女の妖怪。美人で仕事ができる敏腕秘書。凪とのある出会いで、2人とも傭兵をやめて、しばらくしてから「快決屋」を立てた。
癖の強い凪は気に入らない仕事を受けないのに対し、杏南はキャバクラで嫌々働いて店を支えていた。
ある時大口の話が1年もせずに2件来て、凪は自分の信念を通して、大金すべてを報酬に使わずにいたが、大仕事を2つや、細かい仕事もするようになったおかげで、赤字経営だった快決屋も借金は返せたし、普通の生活よりも少しはましになったころだった。
そんな時、杏南がアシスタントが欲しいと勝手に行動し、凪はその地区の5大魔王勢力の一角である連妖の後ろ盾もあり、渋々許す事となった。人事の最終決定権は凪にあるが人事部長として治まった杏南は、ある人魚の応募を受けた。
人魚の名は香。一見順風満々になりはじめた杏南は絶対雇いたいと言ったが、凪は採用試験を設けた。杏南は凪の試験内容に文句はつけなかったが、凪は「バイトじゃない。仲間が欲しい」という信念で杏南に、面接と実地試験を条件にした。だが、凪には「仲間」に信念を持っていて、杏南に秘密の実地試験を加えた。
杏南は激怒したが、香は、凪の想像を超える事をして、香は採用試験を合格し、仲間として受け入れるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 14:49:45
12462文字
会話率:51%
魔界のある歓楽街の隅に「快決屋! 凪」という、いわゆる何でも屋がいる。
所長は鬼の妖怪で凪という昔は「悪鬼羅刹」の字を持つほどの日本刀と銃の使い手で、魔力も尋常じゃない伝説の傭兵。ある任務で、杏南という赤髪の美人少女で妖狐と出会い、傭兵稼
業から足を洗った。2人は「快決屋! 凪」を立ち上げた経緯。無法の魔界とはいえ、「悪鬼羅刹」と言われる狂鬼に手を出す者はいなく、凪も無益な殺生をすることはない。
仕事は探偵業だが、場合によっては殺しもする。条件は凪が依頼者とあって気に入るかどうか。秘書兼副所長の杏南もかなりの魔力と体術、小太刀の使い手。事務所継続のためにキャバクラまで兼業するけなげで賢い妖狐。
そんなある時、雪女が杏南に依頼をしてきて奇しくも、凪もある女から人探しの依頼を受けた。
無限の怪というかどわかし、いわゆる人さらいの被害者の共通点。しかもドグマという魔物の共通点と弟の存在。
快決屋はその仕事を受けた。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 22:00:00
21891文字
会話率:57%
魔界のある歓楽街の隅に「快決屋! 凪」という、いわゆる何でも屋がいる。
所長は鬼の妖怪で凪という昔は「悪鬼羅刹」の字を持つほどの日本刀と銃の使い手で、魔力も尋常じゃない伝説の傭兵。ある任務で、杏南という赤髪の美人少女で妖狐と出会い、傭兵稼
業から足を洗った。2人は「快決屋! 凪」を立ち上げた経緯。無法の魔界とはいえ、「悪鬼羅刹」と言われる狂鬼に手を出す者はいなく、凪も無益な殺生をすることはない。
仕事は探偵業だが、場合によっては殺しもする。条件は凪が依頼者とあって気に入るかどうか。秘書兼副所長の杏南もかなりの魔力と体術、小太刀の使い手。事務所継続のためにキャバクラまで兼業するけなげで賢い妖狐。
そんなある時、ミカという亜種の妖怪が2万金、人間の世界では2万$に当たる依頼を受け、父親の所在を依頼してきた。亜種は突然変異か合成魔獣。人間の体に狼の耳、ドラゴンの尾を持っていたミカに耳凪はミカと会い。酒を飲みながらミカの話を聞いた。
寿命が長い鬼に比べればミカは18歳の赤子同然。しかし、ミカの身の上と、赤子同然にしてはしっかりした考えと、何より真の涙を見て、凪の心を動かした。「わかった。」と依頼を受け、背後の組織を凪と杏南が壊滅させた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 21:00:00
24064文字
会話率:48%
嘆きの絵馬に掛けられた悲痛な声を聴き、悪鬼羅刹を斬り捨てる白頭巾の義賊・葵幻之介-。深川八幡宮の寺・厳戒寺の麓にある古ぼけた屋敷に住まい、貧乏人ばかりを相手にする医師・森島玄洲。奇妙奇天烈な発明をしながら、薬品の調合や寺子屋の講師として日銭
を稼ぎつつも、一度患者を前にすれば長崎仕込みのオランダ医学を駆使する名医だ。この玄洲、蘭学書物閲覧を許される奥医師の名家・桂川家の御曹司だが、じつのところ養子。実父の名は徳川家斉…つまりは正真正銘、徳川将軍家の御落胤である。ある事件から大恩ある桂川家に火の粉が降りかからぬ様に家を飛び出し、市井において暮らし始めた。大槻玄沢や華岡青洲、そしてシーボルトに師事し蘭学を学び、名のある剣客に武芸を学んだ玄洲は悲惨な怪事件に巻き込まれる事になる。文武両道に秀でた学者が、二親を知らない捨て子と言う過去を背負いつつも医学と剣術で様々な難事件を解決する痛快娯楽時代劇登場!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 20:28:03
82345文字
会話率:66%
平凡なシティの一市民として人生を送っていたはずだった
亮平の人生は、その日を境に地獄に変わった。
傭兵-企業からの依頼を受けて戦闘行動する人々-が、非武装地帯である
シティを急襲、テロ行為を起こし、亮平は家族、友人、そして日常の
全てを蹂
躙された。
彼は自分から平穏を奪った傭兵を倒すべく、自分もFAV-汎用戦闘歩行車両-を使い、
そして復讐を果たすことを誓う。
しかし、それはある思惑によって引き起こされたことを、
彼は全く知らず、悪鬼羅刹に変わっていくのであった。
他方、市街地襲撃の依頼を受けた傭兵、尊史(たかふみ)は、
自分が傭兵であることに意味を見失っていた。
周りの物を何も見ず、頼らず、ただただ無為に時間を過ごし、
怠惰に時間を過ごす日々。
見かねた女房役兼専属オペレーター、恵令奈が依頼を寄越してきた。
その依頼に眠る思惑がどういったものかも知らず。
交錯する幾つもの魂。
絡まり、もつれ合う彼らの運命の先は----折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 23:37:27
48659文字
会話率:29%
俺の名はカイム。文字で書くと世界の界に武力の武で界武。
変な名前かもしれないけど、それは名前の由来が原因だ。
くだらない勘違いから付いた名だからな。
そして、俺が生きるこの世界……これが俺の名前以上に碌でもない。
魔族に支配されるこの世界
、人間は奴等の食糧でしかない。
人間は魔術で意志を支配され、牧場で食べられる運命を享受しながら生きている。
とある魔族が俺に言った。
百年以上も前から、人間はそうやって生きてきた。それが世界の理だと。
人間が食べ物なのは、ただの常識なんだと。
また別の魔族も俺に言った。
人間を憎いなどと思わない。粟(アワ)を憎いと、
稗(ヒエ)を殺したいと思わないのと同様に。
人間を評価するのに使う言葉は美味いか、不味いかだ……と。
勿論返す言葉はただ一つ、『ふざけるな!』だ。
自分が食べられるのも、周りの誰かが殺されるのも許せる筈がない。
だから俺は戦う。この身に宿る原始魔術を武器に、世界の全てを敵に回して。
そう決めた後は、今の名前も気に入ってる。
格好いいと思うんだ、世界に武力で抗する男……って感じで。
※注意事項です※
・この物語の主人公は、物語の世界の王様ではありません。
タイトル通りの反逆者です。世界は彼を中心に回りません。
それどころか、世界は彼の敵です。
・ハーレム要素もありません。恋愛要素は添え物です。
・異世界転生要素はありますが、主人公は転生者ではありません。
・主人公は俺TUEEEできません。むしろよく負けます。
強くはなっていくんですが、大体すぐより強い敵が出てきます。
それでも良ければ、読んでもらえると嬉しいです。
(旧題、悪鬼羅刹と少年少女)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 00:49:58
899427文字
会話率:25%
「お前たち皆、潰し合え――全ては己が覇道を突き進むが為に」
20XX年、日本で世界最大規模のテロが勃発した。後に"ファウストの再演"と呼ばれるこの大事件はその名の通り、悪魔に魂を売った現代を生きるファウストの手によって
引き起こされた。その結果、魔人の発生、ゲートの出現、吸血事件、坊やたちの神隠しと神代の超常現象が現代に蘇る。生贄に選ばれた街は本作の主人公である義明たちが暮らす加木穴工街。人類史の転換点とも呼ぶべき凶事の渦中にいた義明は人間を貪り喰らう魔人たちに囲まれて絶体絶命の窮地に立たされる。しかし、そんな彼の元に一つの奇跡が舞い降りた。絶望の淵にいた少年の前に降り立ったのはたった一人の英雄。彼は大勢の悪鬼羅刹をただひたすらに正義の鉄槌で薙ぎ払う。強大な悪を淡々と斬り伏せる無敵のヒーロー。そんな子供なら誰しも夢見る理想像を目の当たりにした少年は自分もあの輝きに至りたい、と自らの核を口にする。
『接続、冥府の星へ。我は輪廻を謳う冥王の代行者なり――』
これは特異点と化したあらゆる不可思議を内包する街で己が罪業に立ち向かう少年の物語。故にこの物語は英雄譚ではなく悲劇――神秘と軍事が織りなす嘆きを謳った御伽噺(マイソロジー)である。
1章分(3部作で考えています)のシナリオを"ざっくり"と完成させました。今から改稿やストーリーの追加を頑張ります。
合わせて登場人物や設定の解説を少しずつ出して行きますので今後もよろしくお願いします。
1章はだいたい50万文字前後の予定です。(2021/01/02)
第0話改稿済(2021/01/05)
第1話改稿済(2021/01/05)
第2話改稿済(2021/01/10)
第3話改稿済(2021/01/11)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 19:45:41
647662文字
会話率:30%
時は世紀末。なんだかよく分からない内に荒廃した世界からは平和と秩序とあとラーメンが失われた。
それから数年。美味いラーメンを作れるものが権力を握り、人々を支配する時代が到来。
荒くれ者たちは暴力によってラーメンの材料とレシピを奪い、自分たち
だけラーメンを貪っていた。
そんな混沌の中、一子相伝のラーメン拳法を会得したメンシロウが現れ、悪鬼羅刹たちをラーメンで薙ぎ倒していく。
これは愛と勇気とラーメンが織りなすハードボイルド料理アクションである。(コピペ)
意味が分からないって人は→https://ncode.syosetu.com/n7299gr/をチェックだぞ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 19:05:11
5383文字
会話率:66%
時は世紀末。なんだかよく分からない内に荒廃した世界からは平和と秩序とあとラーメンが失われた。
それから数年。美味いラーメンを作れるものが権力を握り、人々を支配する時代が到来。
荒くれ者たちは暴力によってラーメンの材料とレシピを奪い、自分たち
だけラーメンを貪っていた。
そんな混沌の中、一子相伝のラーメン拳法を会得したメンシロウが現れ、悪鬼羅刹たちをラーメンで薙ぎ倒していく。
これは愛と勇気とラーメンが織りなすハードボイルド料理アクションである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 19:31:38
2177文字
会話率:50%
平凡な底辺窓際サラリーマンだった田中は、ある日から悪鬼羅刹というの名を冠する事になる。
田中が異世界で真の力に目覚めた時、悪鬼羅刹の物語が幕を開ける!
悪鬼羅刹の田中が異世界で躍動する、ハードボイルドヒーローラブコメディ。
最終更新:2022-01-18 03:11:17
7290文字
会話率:34%
三度目の世界大戦を経て、国家と企業体の力関係が逆転した近未来。利益優先で弱者を切り捨てる社会構造は、幾多の非合法組織を台頭させた。悪鬼羅刹が相食む裏社会に於いて、並みいる犯罪集団を食い破り強大化したのは、古くより存在してきた極道組織である。
動乱の時代を越え一大勢力となった極道達は対立を深め、日々暗闘に明け暮れていた。その一つ西神楽組に身を置く構成員フユは、組長直々に極秘任務を与えられる懐刀。要人の暗殺や、次期組長の護衛をこなし、忠義の為に生きている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-26 05:57:15
11503文字
会話率:25%
立花道雪を愛するすべての人たちへ……
日本戦国屈指の強心臓、異常性格、冷酷無比、唯我独尊の権化である戸次鑑連の、つまり立花道雪の極悪非道な後半生を、身近な人たちの視線及び苦労を通して快哉する……本作品の目的です。いかなる経緯によって悪
鬼羅刹が後世より雷神と称賛されるに至ったか。これは歴史の謎です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 12:39:23
1339296文字
会話率:70%
異能力『アウラ』それを持つ者『アウトロー』
アウトローたちが暮らす都市『平和島』
悪鬼羅刹さながらの不良が蔓延る学園『平和島学園』
学園の平和を守る少女『早乙女 乙女』
学園を統べる最強の生徒会長『御海堂 帝』
アウラを持たぬ謎の転入生『黒
馬 浪漫』
学園の底に眠る闇『ハイエンド』
野望が、希望が、絶望が交錯するこの都市で──自由をつかみ取るのは誰だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 20:00:00
48065文字
会話率:39%
――神隠し。
そう、呼ばれる失踪事件がS県において多発していた。
地元高校に通う男子生徒「杉山彰人」はある日駅前で少女と出会う。
名は「九条綾」
幼い容姿に似合わない高校生だった。
この二人を中心に、失踪事件は大きく動き出す。
「悪鬼」
と呼ばれる異形の存在相手に戦う現代ファンタジー。
※追記 ☆評価ありがとうございます! 嬉しいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-23 00:00:00
101941文字
会話率:42%
神の存在を証明したとき、人は神を従属させることを願った。そしてそれが全ての始まりだった。
魔人、魔獣、はたまた悪神、あるいは悪鬼羅刹。
かつて人間が空想した全ては最悪の災害として実現した。それが約千年前の神話血戦である。
あらゆる災害が意思
を持ち、神話の如く人間へと襲いかかった。
人類は異界を生み出すことで何とか事なきを得たが、意思持つ災害は虎視眈々と異界から抜け出す機会を狙い続けた。
そんなことも千年の時が経ち、伝承は途絶え、失われ、人類はそれを神話として再び空想へと落とし込んだ。
しかし、そんな中にも異界を研究する者も存在していた。また、千年の間に異界へと移り住むものも少なくなかった。長い時が過ぎれば、人も神も魔も遺恨を忘れていき、かつて人が生み出した異界は、神界とも魔界とも呼ばれるようになっていった。
かつての異界は時を経るにつれ、神話血戦以上のさらなる混沌を、今まさに謳歌していた。
そんな異界に移り住む者なんて馬鹿かロクデナシか、そうでなければ馬鹿かつロクデナシの両方なのは言うまでもなく、そして例には漏れず、異界においては最弱種族であるにも関わらず、あらゆる存在に喧嘩を仕掛けた異常者の集まりがいた。
その異常者達の目的は唯一つ。異界の空を蒼穹に染め上げること。
彼らは自らの目的を掲げるように、その名をコミュニティ蒼天大征と名乗った。
神からすれば意味不明。悪魔ですらも目を瞠る。
突如として異界に訪れた天災は森羅万象に問いかける。
「お前らの空は何色だッッッ!!!」
混乱極める異界の空に騒乱ならぬ蒼乱が訪れる!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-06 22:23:03
7438文字
会話率:16%
あの子を救う為に悪鬼羅刹ともなろう。
敵国の侵略により自分の命も愛する人も守れず、無念のまま死んだ俺は創造主により生まれ変わることになった。しかし生まれ変わった先は侵略してきた敵国だった。
最終更新:2021-05-29 20:00:00
97771文字
会話率:58%