俺は大阪府警察本部捜査一課長を最後に警察を勇退した。
警察官時代は「鬼泣かせ」や「閻魔」などの異名を持ち、捜査本部が担当する凶悪事件にあたってきた。
殺人犯や放火魔、裸社会で生きる者たちや、国家転覆を図ろうとする輩とも対峙したことがある。
頭の先から尾っぽの先まで警察という餡が詰まった俺が、第二の人生の職に選んだのは「笑い屋」だ。
笑い屋というのは、笑わせ屋とは違う。
依頼者を笑わせるのではなく、俺が笑うのだ。
つまり俺の笑顔を売っていて、俺の笑いが商品だ。
「スマイル0円」というのがあるが、あれの有料版ってところか。
そんなの需要があるのかと思うかもしれないが、テレビ番組で誘い笑いをしたり、お笑いショーの「サクラ」の依頼があったり、細々とやっている。
俺の顔を見たことがある奴なら、さらに疑問に思うだろう。
その顔で、笑って金がもらえるのかと。
確かに、俺の小学生時代のあだ名は「殺し屋」だったし、中学からは「組長」になった。
強面の王道を行っているといえばそうだろう。
年を重ね、それに名誉の負傷もあって、俺の顔には右の目元に4センチ程度の切り傷があり、眉間に深い堀もできた。
電車や飲食店では、俺の周りだけスペースができることも多い。
それでも依頼はやってくる。
息子の漫才を観て笑ってほしい。
夫の葬儀で笑ってほしい。
不倫の記者会見で笑ってほしい。
警察官時代には、笑いから最も遠いところにいた俺が、こんな依頼をどうするか。
いや、ちゃんと依頼を全うしないとおまんま食い上げだ。
まぁ、興味があったら読んでくれや。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 04:08:16
52424文字
会話率:23%
母親が入院していた病院の窓から
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最終更新:2025-04-30 09:51:00
1307文字
会話率:4%
私が生まれてから経験した二度の地獄体験と、それから生きる希望を見失いかけながらも、必死で前を見つめ、生き抜いて今に至る出来事をつづったノンフィクションエッセイ。生きることがつらい人や、生きる意味を見出せない人に贈るエッセイです。いじめと自殺
未遂、元嫁との結婚生活が破綻した経験を皆さんに伝えて、いじめという犯罪がどのような結末をもたらすのか、元嫁の逆DVが何をもたらしたのか、つまびらかに幼少期から今に至るまでを時系列形式に書いていこうと思います。重たいテーマを扱っていますが、皆さんの生きる一助になればと思っています。
なお、このエッセイに登場する人物名などは少年法保護の関連や、プライバシー保護のため、仮名とします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 13:42:02
379489文字
会話率:47%
かつて、西之島を攻略した三人がいた。
しかし、日本中でその三人を追放しようとしたが、総理大臣が持ち帰った島の一部に化け物の卵が孵ってしまった。それはヤマタノオロチになり、東京都から大阪府までの県は壊滅的被害を受け、山口県へとさしかかろう
としたとき、三人は山口県の長 久坂の頼みを聞いて、それを倒した。久坂に感謝され、一眼レフを託されるが、彼らは人に戻るカメラをもって日本旅行をすることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 12:20:46
4639文字
会話率:30%
楽しい、中学校生活を送っていた、普通の大阪人、日向。
しかし、地震が起きたと思ったら、大阪府が「丸ごと」異世界転移していた。突然のことに、大阪は蜂の巣をひっくり返したような大混乱に陥っていた。
そんな状況でも、強かに生きる日向だったが、ある
事をきっかけに幼馴染が………
これは、ファンタジーな異世界を楽しむ少女と仲間の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 18:49:35
26016文字
会話率:37%
時は2025年
「働きたくねぇ、来年から働かなきゃいけんのか...。そうだ!大学卒業したら魔法の力で就職回避したろwww」
彼(上で喋ってるやつ)の名前は森ノ宮総介。
大阪府茨木市在住の大学4年生だ。
こいつ頭大丈夫か?と思っ
た人も多いだろう。
その通り、現代日本にそんな魔法は存在しない、はずだった。
酔っ払った勢いで "タイムリープ"という言葉を何故か中国語で叫んだ森ノ宮は、謎の現象に巻き込まれ2014年、彼が小学6年生の頃にタイムリープ(どちらかと言うとタイムスリップ)する。
だが、色々と問題ありで...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 18:00:00
1682文字
会話率:14%
ヘレンは、念の為大阪府警とのホットライン電話を取り上げた。
真壁が出た。
「真壁さん、小柳警視正は?」「帰宅したわよ。有給休暇らしいの。今朝初めて知った。
最終更新:2025-03-14 11:06:44
4763文字
会話率:17%
大前には、よく分からなかったが、要は、南部興信所もネットワークで繋がったのだ。
「今日から、用があるときは、南部興信所も画面越しに参加出来ることになった。俺も聞いたばかりやが。」と、画面を見ながら大前は言った。
画面の小柳が、「実は、南部興
信所の事件が、また闇バイトに関連しているようなので、大阪府警でもEITOに協力して貰い、事件を解決に向かうよう努力することになった。幸田君。事件の説明を。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 08:17:23
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会話率:15%
「投稿者は『アルフィーズジュニア』になっています。これ、挑戦状ですよね。大阪府警に。」
「ひゃあ。どぎついなあ。」
「え?あ、この難読漢字って、駅名のことだと小柳警視正に今教わりましたが。」
最終更新:2024-10-23 09:23:42
4910文字
会話率:20%
大阪府南部、堺市と和泉市に広がる泉北ニュータウン。
50年の歴史を誇り14万人が暮らす泉北ニュータウンには昔から鬼伝説が伝わっています。
2匹の鬼から智恵と3つの宝物で身を守った商人の『三宝の鬼』の昔話。
また、泉北の南の端の別所には
、源頼光が鬼退治に使ったという刀、鬼切り頼光の刀塚があります。
そしてそこから更に南へ下ると九鬼、父鬼など鬼の字の付く地名が並びます。
更には隣の河内長野市には昔、鬼住という名の地があり、そこに住む女鬼と父鬼に住む男鬼は夫婦であったとも伝わっています。
この『泉北の女神様』は、そんな今に伝わる泉北の鬼伝説をラノベ風にアレンジして仕立て直した物語です。
ぜひ、ご一読下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 10:14:26
144343文字
会話率:14%
13歳の少年・翔さんの選択は、私たち大人社会に向けた深刻な問いかけです。いじめや不登校、SNSでの中傷といった重圧の中、彼は助けを求めようとしましたが、その声は届きませんでした。翔さんのような悲劇を防ぐため、いじめを「教育的指導」の枠を越え
て即座に止める必要性が示され、大阪府寝屋川市の画期的な取り組みが希望をもたらしています。それでもなお、制度や政策だけでは子どもたちの命を守るには不十分です。翔さんの母親が語った「居場所を見つけてあげられなかった」という言葉が、子どもたちの「心の居場所」の重要性を私たちに訴えかけます。大人は子どもたちの声に真摯に耳を傾け、その声に基づいて行動しなければなりません。翔さんの選択を無駄にしないために、私たちは今こそ立ち上がる必要があるのです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-15 20:40:26
3827文字
会話率:4%
大阪府警マル暴は興進会の事務所にガサ入れを敢行。組員たちを制圧し、怪しい白い粉を発見する。刑事たちがその白い粉を見逃すために出した条件とは?・・・
最終更新:2025-02-12 22:07:10
1415文字
会話率:54%
大阪府手野市には、守神神社と呼ばれる神社がある。
最終更新:2025-01-20 00:00:00
478文字
会話率:0%
大阪府手野市にある金元寺には柘榴堂と呼ばれる小さなお堂がある。
最終更新:2022-09-01 00:00:00
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会話率:0%
彼らは、別世界からこの世界を淡々と狙っているに違いない。
最終更新:2013-07-25 00:00:00
667文字
会話率:0%
2012年 大阪府富田森市(おおさかふじたもりし)では、5ヶ月前から未知の現象、ファンタジー現象が起こっていた。そんな街に住む主人公大和裕也(やまと ゆうや)はある事件に巻き込まれ、世界の真実を知ることとなる…
最終更新:2025-01-16 23:49:39
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会話率:55%
大阪府、難波。
関西地区を中心に、西日本を牛耳っていると言われる不良集団、レッドキャップス、
“赤い死神”と恐れられていたこの集団は、初代総長・赤神紫苑(あかがみしおん)によって創設され、数年もの間に西日本全土へと勢力を伸ばしてきた。
赤神紫苑の父親は日本全国でも有名な暴力団、“大川組“の若頭であり、次期組長候補の筆頭だった。
しかし、東京に拠点を構える”関東連合“との抗争の最中、大川組への謀反を企て、大川組長の殺害を機に、組織の壊滅へと動いていく。
大川組は抗争に敗れた後、関東連合へと吸収され、日本最大の暴力団組織へと成長していった。
紫苑は、幼い頃から父親のことを憎んでいた。
大川組への裏切りの報復として母親と姉を殺され、紫苑自身にも“復讐”の刃が向けられようとしていた。
かつて父親の相棒と呼ばれ、“天下を取りに行こう”と約束していた若頭補佐、藤沢晃大に命を助けられたあと、紫苑は父親へ会いにいくことを決意する。
家族を見捨て、自らの野望のために突き進んでいく父親を探し出し、なぜ、大川組を裏切ったのかを問いただす——
そうして、社会に不満を持つ若者たちを集め、“レッド・キャップス”を立ち上げたのだった。
当時大阪の中央区、浪速区を取り仕切っていた「黒唯皇帝(ブラックエンペラー)」を、壊滅に追い込んだのち。
不良生活とは無縁の穏やかな生活を送っていた滝川茜(たきがわあかね)は、小学生の頃に片思いをしていたある“幼馴染”への想いを、未だ忘れられずにいた。
幼馴染の名前は黄瀬綾人(きせなあやと)といった。
彼は両親の都合で大阪へと引っ越しており、それ以来、茜とは連絡を取っていなかった。
当時、2人は両想いだった。
しかし青森に住んでいた茜にとって、大阪という街はあまりにも遠く、——離れていた。
彼のことは忘れよう。
中学に入学したのち、文通でしか連絡を取り合えなかった綾人のことを、いつしかそう思い始めていた。
彼女の身に起きた、ある“事件“が起きるまでは。
ひょんなことから綾人に転生した彼女は、彼の体に入り、波瀾万丈の生活を送ることになる。
最初に目が覚めた場所はベットの上だった。
ズボンを脱がされ、下半身が露出している。
馬乗りになっている“赤神紫苑“が、彼の貞操を奪おうとしていた瞬間だった!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 19:14:41
454文字
会話率:4%
古来より世界各地で「妖魔」と呼ばれる魔物が存在し、人々の生活を脅かしていた。
妖魔を討伐するべく立ち上げられた世界魔物対策討伐機関、「N.D.C.S.O」に所属していた笹瀬スバルは、退魔師としての育成学校、大阪府立退魔師養成高校に通いな
がら、A級妖魔として認定されている「雪女」とある“取引”をしていた。
スバルは幼少期の頃に彼女と知り合ったことで、社会的に禁忌とされてきた人と妖魔との関わりについてを疑問に思ってきた。
というのも、雪女である氷咲タマキは、人を襲うことを毛嫌いしており、妖魔としての生き方に疑問を抱き続けてきたからだ。
あらゆる妖魔は「人の心」から生み出されていると、近年の研究によって明らかになっており、その生物学的な由来は「人間」に共通するという点から、必ずしも人に害をなすとは限らないことが、ある研究者の論文によっても示唆されてきた。
氷咲アヤメはスバルに出会って以降、彼の家に棲みついており、退魔師からの目から逃れるための生活を送ってきた。
いつか、妖魔が自由に暮らせる場所を見つける。
その「夢」を胸に、穏やかな日々を送っていたが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 15:21:47
4352文字
会話率:14%
大阪人が揚げ物を食べた際に、それを褒める時にはよく「この揚げ物、アブラ(油)美味しい」という表現を使う。
海老天でエビを褒めず、ミンチカツの玉ねぎとひき肉のハーモニーを褒めず、アジフライのアジを褒めない。何故か「アブラ美味しい」と言っ
てしまうのだ。
大阪生まれである筆者も、肉屋で売っている美味しいコロッケを食べるとつい言ってしまう。
「このコロッケ、アブラ美味しいな」
このエッセイはそんな大阪府民である筆者の、アブラが美味しい話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 20:40:00
2804文字
会話率:21%
迷探偵が調査を受けた遺産相続問題から、故人の札事件や事業所の爆破事件、、そして、息子の爆破死などが絡んで、大阪府警や京都府警が介入してやくざ組織との闇金融が表面化した、そして、国税が絡んできて、故人の遺産相続が複雑になり、更に死んだ人間の復
讐という噂も出てきた複雑なサスペンスに発展。
そして、意外なに人間が表れて、故人の残した闇金融の部分を受け継ぎ、遺産相続で絡んだ、よく絡みの家族に対する復讐劇を行うハードボイル的な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 02:04:24
35626文字
会話率:7%
食料を求めて人里を襲う野生猿のボスは妖怪であった。あんじーは自治体の要請に応じ醍醐なる猿妖怪と対峙することに。大阪府箕面市の観光地箕面の滝を舞台に人間対猿の騒動にあんじー大活躍!
最終更新:2024-07-07 09:46:29
11290文字
会話率:52%
ここはモスクワ商会、世界どころか次元を股に掛ける最大の商人ギルド。モスクワ商会は本社が愛知県春日井市に、支店が佐賀県唐津市に、支社が大阪府大阪市堂島地区、海外支店がドイツ連邦バイエルン州ミュンヘンにある。その他出張所もあちこちにある。そして
行う業務も通常の便利屋以上で鉄道事業から金融、貿易、警備、任務依頼取引、家庭関係等まで取り揃えてる。
※ https://ncode.syosetu.com/n3117ir/ と重複する場所がいくらか登場します
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 22:34:25
248文字
会話率:0%
大阪府からはるばる9時間かけて着いた村。
三ツ松分校での新しい生活が始まった。
最終更新:2024-06-01 04:49:32
3838文字
会話率:41%
高校駅伝の古豪、大阪府清風高校の三年生、横浜 快斗(よこはま かいと)は最終七区で五位入賞。いい結果、古豪の完全復活と思ったが一位からの五人落ち。眼から涙が溢れ出る。
しばらく意識が無いような状態が続いたが、大学駅伝の推薦で選ばれたのは立教
大学…!
これは快斗の東京、立教大学ライフを描いたスポーツ小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 08:10:38
1442文字
会話率:47%
畿内医科大学は大阪府北部にある私立の医科大学。その医学部医学科1年生で地方出身の医学生だった僕、白神塔也は開業医の父が生前に作った借金のせいで退学の危機に陥った。
卒業まで残り約2500万円の学費を工面するため僕が応募してしまったのは
、大学が基礎医学研究者を確保するための特別枠「研究医養成コース」。
考えが甘すぎた僕を待ち受けていたのは、6つの基礎医学教室を渡り歩く怒涛の1年間だった。
解剖学百合っ娘の恋路を応援し、生化学たこ焼き娘に惚れられ、生理学お嬢様の秘密に触れ、薬理学合法ショタと友情を育んで、僕は研究医としてのキャリアを歩み始める。
これは現代医学生の恋愛模様を赤裸々に描く、「全部載せ」ラブコメ。らしい。
※この作品は「小説家になろう」「アルファポリス」「カクヨム」「エブリスタ」に投稿しています。
※この作品は過去作品「やまいのことわり ~気分は基礎医学~」の全編を加筆修正し、各話の構成を大幅に変更してリメイクしたものです。旧版は記録として残しますが今後の続編はこちらで投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 21:36:53
696552文字
会話率:40%