日本で暮らしてた引きこもりの平 悠利(タイラ ユーリ)は英雄願望を抱えたまま自殺し、神にチート能力をもらい、剣と魔法の世界に転生した。
そこで今度こそ英雄になる為に、筋肉バカ剣士、泣き虫巨乳魔法少女、ストーカ予備軍くノ一の3人と共に対転
生者特殊部隊――略して転特隊を結成した。
我ら転特隊は世界の平和を守る為に奔走するが、そこはイカれた転生者達が前世の未練全開で暴れ回ってる世界だった。
「この世界に足りない物は、それは――勇気・努力・根性・やる気・我慢・気合い・努力・覚悟!! そして何よりもォォオ――愛が足りない!
だからもっと熱くなれよ! 致命傷の1つや2つで諦めるな!! お前の愛を俺にぶつけて見せろぉ!!」
「素晴らしい、この世界にも未知が満ち溢れている。
人は皆知らない物ほど知りたくなるし、見た事ない物ほど見てみたくなるもんだ!
全く……前世も今世も退屈しない。この胸のワクワクは誰にも止められない!!」
「イイ! イイ! カッコイイ!!!
愛してる! 愛してる! 愛してる!!!
あなたの全てが欲しいのぉぉ!!!
だと言うのにあなたは帝国を愛してるだなんて……
じゃあ帝国をぶっ壊して、あなたを奪ってあげる!!」
「はぁ……どうして君達みたいな精神異常者は壊すとか戦うとかそう言う物騒な方法でしか愛を語れないんだ……
まぁ、俺が嫌な思いしなければどうでもいいんだけどさ……
つまりそう言う訳だ。俺の平穏を邪魔する奴は徹底的に潰す」
自分勝手に暴れる迷惑な転生者達に翻弄されながらも、怠け者な引きこもりだったユーリは果たして世界を守る英雄になる事が出来るのか?
「おい異世界転生チートクソ野郎共、この世界はお前らの玩具じゃないんだよ!」
本作はそんな超迷惑なチートクソ転生者達によって構成される悪の犯罪組織クラウンズと我ら転特隊の戦いを中心に描いたお話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 17:01:25
158820文字
会話率:36%
現実世界で自殺。時を同じくして異世界では、赤毛の少女――ティアが、貧しい身なりにも関わらず、ダンジョンで冒険者を助けていた。ダンジョンの最下層にいる守護者と呼ばれる魔物に、最強の身体能力と魔法駆使し、たった一人で圧倒する! 他人の窮地を命
懸けで庇い、致命傷を負い倒れてしまう。……俺(私)は目が覚めると、剣と魔法があるゲームのような世界に転生し、見た目も性別も異なるティアになっていた! ――が、それは新たな幸せの始まりではなく、どん底から這い上がる二度目の人生の始まりだった。次第に凄まじい速度で成長していく、隠されたティアの秘密とは!? これは嫌われ者たちが自分たちの居場所を見つける物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 05:03:50
15371文字
会話率:27%
遥か昔に滅びた古代【魔導帝国日本】。その偉大な帝国が残した|星遺物《アーティファクト》によって発動する、失われた伝説の魔法を研究する者がいた。錬星術士のレイである。彼は人を運ぶ魔車『来る魔』や、雷を作る『発電鬼』、水を綺麗にする『浄水木
』などなど、アキレリアの民に様々な恩恵をもたらした。
しかし、とある星遺物の暴走をきっかけにレイの評価はゴミ同然と化す。
汚名挽回の任として下されたのが、突如として空に現れた【竜の巣】探索命令。その途中、仲間の血位者パーティーに「非力、地味、無能、ここで野垂れ死ね」と罵倒され、裏切られてしまう。
致命傷を受けて捨てられたレイは、竜たちがひしめく謎の天空領域そのものが星遺物であると気付き、長年探していた失伝魔法《デュエリスト》を発見して、彼のどん底人生は一変する。
「フレンドカード、サモン! ブルーローズのホワイトドラゴン!」
「なんて偉大な召喚魔法なんだ!?」
「領域カード、オープン! 妖精郷!」
「て、天変地異だと!? すごい現界領域魔法だ!」
「魔法カード、アウェイク! 反射!」
「神である我の魔法を跳ね返したアア!?」
「アイテムカード、クイック! エリクサー!」
「伝説の神聖薬……万能薬を作っだと!?」
レイは最強すぎる力で多くの功績を上げ、気付けば貴族令嬢や姫、果ては女神などの美少女たちに慕われていく。一方、レイを捨てたアキレリアは『星遺物』の制御方法がわからず、あまつさえ暴走させてしまい、レイの存在が如何に大きかったかを痛感する。
人間は神々の下僕であり、神血を分け与えられた者を筆頭に争いが繰り広げられる世界クロノスフィア。人は己が仕える神の信仰者を増やすために戦い、また神同士の衝突は地形すらも変貌させる。
神を絶対崇拝する世界で「神こそが人間を必要としている」と訴え続け、神の命令すらも「だが、断る」と一蹴する者がレイである。
これは、最強の錬星術士が【魔導帝国日本】の記録を追い、壮大な世界を旅する物語。
※カクヨムでも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 20:47:09
40892文字
会話率:45%
グリーンランドで発見された謎の物体 "無儼の箱"(むげんのはこ)
各国の意向により、一国の軍隊を引き連れ、開封作業が行われた。
迎えた正午、午後零時。
箱の中に封印されていたのは、太古に存在し、人類を作り出した"
;起源神"や"クリーチャー"達。
大翔の目の前には、人間が変貌した異形の怪物。
状況が理解できないまま、間髪入れず攻撃してくる怪物に大翔は致命傷を負ってしまう。
すると、彼の腕から流れる血から、声が聞こえる。
――『立ちあがれ小僧、その怒り、彼奴等に付き当てろ』――
正気を失った大翔は、声に導かれるようにして怪物へと叫喚する。
大翔の背後に浮き上がる銀の法術陣、現れた男は拳を振るい、怪物を粉砕していく。
――『お前の思いは受け取った、宴の序開きだ。』
大翔の思いに応えて現れたクリーチャー"ニルヴァーナ"と契約し、
変貌した世界で、命懸けのデスマッチが幕を開ける!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-26 19:39:14
4162文字
会話率:11%
※こちらの小説は完結済みの連載小説の続編になっています。
____俺が君の名前を呼ぶ時、君の記憶から俺の名前は消えているだろう。
【Player《プレイヤー》とDealer《ディーラー》】
__ゲームを開始する際に必然的に渡さ
れる配役だ。
__そして、ゲームを提示するものと盤上の駒になる者をそう言う。
____死んでしまった 好きだった人が幾千年の時を経て、生まれ変わっていることを知った。
____異界の地で命を賭けて剣を取った。
2079年、ノクターナル社所属_輝崎 秀一《こうざき しゅういち》の開発した未知なるゲームガジェット_ 【高密度・指先装着型マシン《リスト》】により世界に新たな、技術革新が起こった。従来のVR(バーチャルリアリティー)技術の一切を切り離した、IR(イデアルリアリティー)技術は人々の興味と注目を一集し、世界に新たな風が吹き始めていた。
人類が新たな娯楽に一歩足を踏み入れた年、もう一人の変革者が現れた。
都内の庭園で胸部に重傷を負った少年は通りかかった、女子高生の連絡により一命をとりとめる。しかし、致命傷と言える傷は彼の脳にまで影響を及ぼしており、記憶のほとんどを欠落させていた。
それから数日が経った頃、救急車を呼んでくれた千歳《ちとせ》と名乗る少女が病室を訪ねてくる。
____そう、物語はここから始まった。
2080年_輝崎は己の思惑の為に一つのゲームソフトを数万個限定で販売した。タイトルを_《イデアル・アブソリュート》と冠したそれは、発売直後、わずか数秒で売り切れた。そして、比例する様にして専用ガジェットのリストも売り切れとなった。
そして、人々は早々にゲームを起動する。
____猛毒が仕込まれた、リストと共に。
私は、私は絶対に彼女に会って見せる。 例え、前世の記憶が無くても、私は君を見つけ出して見せる。____例え、どれだけの犠牲を払ってでも。
ベッドの横に備え付けられていた、テレビに映った ゲームソフト。そのゲームの景色はどこか懐かしく、どこか見覚えがあった。気づけば、頬を伝う涙。少年はそこで、以前の記憶を取り戻す。
もう一度、もう一度、今度こそは本当の最期まで一緒に生きて見せる。
____その為にはこの、《反転の呪い》さえ使って見せる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-02 10:46:09
76726文字
会話率:38%
1908年。日露戦争と第一次世界大戦の間にあった出来事。
伝説の聖戦士、St.ジョージの仮の姿、ジョージ・ステュアート卿は英国王女、
ヴィクトリアに召喚される。
『不死の者』と呼ばれ、歴史上の政変、戦争に係って来た異能者たちが、組織的に歴史
に
介入しようといており、自身も『不死の者』のジョージはそれを阻止するため、復活した
『アーサー王』の確保を命じられる。
かつての戦いで封印したドラゴン、今は修道女のアン・アレックスを口説き落とし、
彼女を伴って『アーサー王』が復活した上海へシベリア鉄道で赴くジョージ。
『アーサー王』の確保をカルト教団に命じられたヴォルフ・シックルグルーバー、協力を
装う日本陸軍の白井莞爾らをあしらいながら、『アーサー王』にたどり着くジョージ達に、
突撃兵を操るカリオストロと最強の聖戦士、ジャンヌ・ド・アークが立ちはだかる。
ジョージは辛うじてジャンヌたちを退けるが、自身も致命傷を負ってしまう。
『アーサー王』ことアートの『転命術』で生き延びることができたジョージ達に張作霖
率いる清国特殊部隊が迫る...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-27 09:13:59
14167文字
会話率:61%
戸田哲平は、最強のヴァンパイアであるアルカードの体に転生するが、別の体に魂が入り込んでしまったアルカードによって殺されてしまう。
どこか遠くへ逃げようとする哲平だったが、すぐに追い付かれて再び《消滅》を受けてしまう。しかし、実は哲平はアル
カードを越える真の最強、『終のヴァンパイア』だった為、《一度受けた致命傷に対する抗体を持つ》というユニークスキル持ちであった。
アルカードの中身が入れ替わっているとは知らず、怨恨やその地位を狙う様々な種族は、ことごとく返り討ちにされていく。
これは世界一の嫌われ者で最強のヴァンパイア(の皮を被った男)が、迫害された人間とヴァンパイアのハーフの少女や無能な魔女、ナルシストなヴァンパイアとスローライフを目指して死亡・復活・無双を繰り返しなんだかんだで種族を束ねていく物語。
※毎週金曜日夜20時頃更新、初回3話は毎日更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-20 12:06:58
9017文字
会話率:41%
世界には『仮面能力者』と呼ばれる者たちがいた。彼らは己の精神を仮面として具現化し異能の力を操ることができた。
ある日どこにでもいる普通の高校生、鳴海力は『鬼の仮面能力者』として覚醒した。それからまもなく彼は『赤鬼』としてその名を轟かせる
ことになる。
しかし覚醒から五年後、鳴海の人生は唐突に終わりを迎えた。彼は仮面の殺人鬼から弟子の御幸零をかばって致命傷を負い、その生涯に幕を閉じた。
死んだはずの鳴海は知らない空間で目を覚ます。
そこで出会った『案内人』との対話で鳴海は異世界で新たな人生を送る決心をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-18 23:16:23
57032文字
会話率:34%
宮廷ビーストテイマーとして悠々自適に暮らしてた主人公ハル・セルリアンはある日突然クビにされ、あろうことか命まで奪われそうになり、必死に逃げたが致命傷を負い、死にそうになるも、同じような傷を負った魔王軍を追放された魔王と助け合いなんとか一命を
取り留め、人間にも魔族にも絶望した二人は勇者軍でも魔王軍でもない新たな第三勢力を作ることを決意、やがて世界を揺るがし、一強となる勢力が誕生した瞬間だった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-13 08:01:36
11528文字
会話率:71%
幼馴染のアレンとリリア。二人はお互いを支えるという生涯買変わらぬ思いを抱いた。
アレンはリリアを守れるように力を求め、都で力を磨く。しかし、アレンは、修行中強力なモンスターに襲われてしまう。天性の才能からなんとか相打ちに持ち込むも、致命傷を
追ってしまう。そんな彼に襲いかかる一匹のモンスター、スライム。アレンは魔力で自身を多い、スライムの捕食に抵抗するも意識を失ってしまう。そして次に目が覚めた時、自身はスライムになっていた。その頃、リリアは神殿のお告げにより聖女に認定され、都の大神殿に来るように告げられる。リリアはアレンを支える力を身につけるため、そしてアレンに早く会いたいため、聖女として大神殿に向かうことを決意する。これは村人からスライム、村人から聖女に姿を変えた少年と少女が変わらぬ思い胸に奮闘するお話。
行き当たりばったりなので、完結するか知らないです。
スライムであることをいいことにノクターンに移動するかもしれないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-07 15:03:42
1834文字
会話率:20%
※最初の2章は、能力成分薄目でお送りすることを先にお詫びします。
隔週火曜日に更新中!
《異能力》―――科学や物理で全てを説明できない力。本来、人が持たざる力。
一部の人間が、それを手にすることができるようになった世界。
空想
が、現実になった世界。
とある少年が、ある日《能力》を得た。
一見《大当たり》。でも。
一度に《5分》しか使えない。しかも次の発動まで最低《1分》。
《1秒》が生死を分ける世界で、どんなに努力しても、絶対に破れない《時間》の壁。
普通に考えれば、絶望的な致命傷。
しかし後になって、彼を知る人は、皆口を揃えて言う。
「あいつは《最強》ではなかったけど、《最恐》ではあった」
――――――
時にシリアス、時に日常、時々ラブコメ(?)。
そんな感じでお届けできたらと思っております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-06 14:18:02
418537文字
会話率:40%
あらすじ:理想を抱きながら死に行く者が流れ着く異世界、理想郷ネクストワールド。そこでは理想人と呼ばれる転生者たちが毎日のように理想と力を錬り上げ、理想を比較し、理想の成就に向けて切磋琢磨していた。
彼、七篠ユーサ(仮名)もその一人である
。
しかし、彼はなぜか前世の記憶を失っていた。それどころか、転生した理由であるはずの≪自分の理想≫がなんだったのかさえも、覚えていなかったのだ。
そんな彼はある日、救世主を名乗る美少年と出会う――「僕は君を救いたいんだ」
七篠ユーサは≪死にたい≫というぼんやりとした願望と≪致命傷に至る危機を消し去る体質≫を抱えながら、理想のために異世界を放浪する。様々な理想人との出会いを経て、ユーサは自分の理想を遂げることが出来るのか……。
WoI:World of Ideal
本作の方向性:美少年との友情で難題をなんやかんや解決していくタイプのストーリー(予定)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 00:00:00
38890文字
会話率:44%
トラックに轢かれて異世界に転移したボディビルダー・齋藤 優斗(さいとう ゆうと)。
転移した時点で彼は一切のスキルを持っておらず、しかも魔法まで使えない。魔物が蔓延る世界において、それは致命傷に思えた。が、彼にとっては大した問題ではない
。
「筋肉で魔物を薙ぎ倒す」
そう信念を抱く彼と、ブッ飛んだ仲間たちが魔物駆除に赴く物語。
カオスです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-24 00:00:00
181190文字
会話率:29%
辺境の家屋に暮らす錬金術師ライリー。
二年前、彼は吸血鬼の妻を病で亡くしていた。
最愛の人物を失った彼は、悲しみに暮れながらも思い出の家で過ごしていた。
そんなある日、ライリーの家屋に数人の傭兵が現れる。
突然の襲撃を前に為す術もなく、ラ
イリーは撃たれて致命傷を負う。
傭兵達の目的は、莫大な価値を持つ吸血鬼の骨だった。
火を放たれた家屋の中で、ライリーは苦痛に悶えながら息絶える。
死んだはずのライリーは白い空間で目覚めた。
そこで妻の幻と再会し、自らが後天的な吸血鬼に変貌していたことを知る。
彼の身を案じた妻による能力だった。
一命を取り留めたライリーに対し、妻は平穏な日々を送ることを望む。
しかし、ライリーはその考えを断った。
彼の中に渦巻くのは、強烈な復讐心。
妻の遺骨と思い出を奪われたライリーは、傭兵達への報復を決心していた。
「絶対に許さない。妻の骨を取り返さなくては」
吸血鬼として蘇ったライリーは、焼け落ちた家屋を後にする。
心優しき錬金術師は、冷酷無比な復讐鬼へと変貌したのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 12:14:00
119504文字
会話率:14%
グレンは最弱のジョブ『催眠術士』だった。けれど、それはあくまでジョブに対する認識だ。
彼は最弱のジョブを極めた――そして、使えるようになったのは《物理催眠(ヒュプノ)》と《精神催眠(ヒュプノ)》。
結果、グレンは魔王をも圧倒し、世界に
恒久的な平和をもたらした。
彼は英雄として、世界中から称えられ、歴史に名を刻まれるはずだった。
共に魔王と戦った仲間に、背後から胸を突き刺さるまでは。
しかし、グレンは致命傷を負いながらも生きていた。
そんな彼に心に、刻まれた目的は一つ。
「俺は俺を裏切った奴等を許さない。俺の《ヒュプノ》で何もわからない奴隷にして、死ぬまで使い潰してやる」
これは本当なら英雄になるはずだった大罪人の
復讐と反逆の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 11:46:46
20544文字
会話率:31%
暗黒街を歩く男に生きる希望を与えたのは、たった一人の子供だった――
銭で人を殺す始末屋稼業を営む次郎八は、心に負った傷から目を逸らす為、阿芙蓉(アヘン)と酒に溺れる日々を送っていた。
そんなある日、次郎八は武士の一団に襲われる親子連れを助
ける。父親は致命傷を負っていて、今わの際に「この子を守ってくれ」と才之助を託される。
才之助は上州粕川藩にまつわる陰謀の渦中にあり、次郎八は否応が無く巻き込まれていくが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-14 21:20:41
56949文字
会話率:41%
「漫画やアニメや小説やドラマを見ていて、いやいや、そうはならんやろ?と思ったことはありませんか?
都合よくモテる主人公、都合よく進む物語、何故か致命傷を負っているのにも関わらず逆転する主人公、〇ねよ主人公。これはそんな作品に一石を投じる壮大
な物語である」
突如なんやかんや異世界に飛ばされた俺。
なんの才能もない、ありふれた少年である俺。
しかし異世界は俺にとってかなり都合の良い世界だった。
なんか俺強すぎない!?あと、いろいろ大丈夫なのこの世界!?
これは漫画、アニメ、小説、ドラマの常識(あるある)に次々と突っ込んでいく勇気ある少年の物語である。
ハッシュタグ なろう、ギャグ、ラブコメ、魔法、バトル、学園もの、悪徳令嬢折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-24 00:06:24
21350文字
会話率:31%
主人公、橋本あきら(二十五歳)は、趣味であるPCゲームの新作発売日、連休中なのをいいことに、隅から隅まで遊び尽くそうとする。
彼の遊び尽くすというのは、ゲームクリアではない。
ゲームデータを解析して、そのデータが司る設定を見極めること
だ。
駆使するのは何の特徴もないメモ帳アプリ。たったそれ一つで錬金術のように世界を改変する。
そんな彼はお楽しみの真っ最中、家に雷の直撃を受けて、ゲーム世界に転移してしまう。
そして気づく、その世界で、メモ帳が使えることに。
世界の設定がデータとして改変できることに。
俺つえぇぇぇは好きじゃないけど、必要ならば迷わない。
病気も致命傷も関係ない、死んでさえいなければ大丈夫。大切なものが壊れても、残骸さえあれば問題ない。
必ず、元に戻す。
何かと不便な異世界で、金策するついでに幼女を雇ったり、糞不味い保存食に手を加えてみたり。
快適な異世界生活を送ろうとするあきらだが、世界は彼が思っている以上に、危険に満ちていたのだ。
彼の武器はただ一つ。
そう、メモ帳だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-21 22:28:23
37425文字
会話率:42%
家族を失い、友人を失い、愛するものを失った男
そんな男が最後に死に場所に選んだのは、誰一人として生きて帰ったものはいないと言われる「艶竜のダンジョン」
そしてそのダンジョンで男は大鬼によって致命傷を負わされて。
男は死の瞬間に考えた。
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もし時を戻せるのなら、もう一度この手で...
男は最愛の人の姿を思い浮かべながら静かに息を引き取った。
僅かばかりの沈黙が訪れる。だがその沈黙は眩いくらいの光と共に消え去った。
あたりには男を殺した大鬼の姿、男の死体すらなく、あったのは男が死ぬ瞬間まで見ていた銀のロケットだけであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 06:47:44
741文字
会話率:0%
「なるほど、なるほど……そう、来るのね……」
私は一人、ゲーム開始地点でそうぼやいた。
意気揚々と冒険への一歩を踏み出そうとした私だったが無情にもそれが叶うことは無かった。
時刻は夜、種族は吸血鬼、本来なら絶好調の場面だっただろうに…
…
光輝の加護、なんてものを授かっていた私は夜に微かに残る光の力ですら致命傷だったのだ……
とはいえ、そもそもやる予定はなかったゲームなので別段致命的なショックというものはではない。
出来ないことは一旦放って、出来ることに楽しさを見出し、満足することができればきっと勝ち組なのだ。
というわけで!私は鍛冶を始めることにしたのである!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 21:00:00
95513文字
会話率:39%