遥か昔に滅びた古代【魔導帝国日本】。その偉大な帝国が残した|星遺物《アーティファクト》によって発動する、失われた伝説の魔法を研究する者がいた。錬星術士のレイである。彼は人を運ぶ魔車『来る魔』や、雷を作る『発電鬼』、水を綺麗にする『浄水木
』などなど、アキレリアの民に様々な恩恵をもたらした。
しかし、とある星遺物の暴走をきっかけにレイの評価はゴミ同然と化す。
汚名挽回の任として下されたのが、突如として空に現れた【竜の巣】探索命令。その途中、仲間の血位者パーティーに「非力、地味、無能、ここで野垂れ死ね」と罵倒され、裏切られてしまう。
致命傷を受けて捨てられたレイは、竜たちがひしめく謎の天空領域そのものが星遺物であると気付き、長年探していた失伝魔法《デュエリスト》を発見して、彼のどん底人生は一変する。
「フレンドカード、サモン! ブルーローズのホワイトドラゴン!」
「なんて偉大な召喚魔法なんだ!?」
「領域カード、オープン! 妖精郷!」
「て、天変地異だと!? すごい現界領域魔法だ!」
「魔法カード、アウェイク! 反射!」
「神である我の魔法を跳ね返したアア!?」
「アイテムカード、クイック! エリクサー!」
「伝説の神聖薬……万能薬を作っだと!?」
レイは最強すぎる力で多くの功績を上げ、気付けば貴族令嬢や姫、果ては女神などの美少女たちに慕われていく。一方、レイを捨てたアキレリアは『星遺物』の制御方法がわからず、あまつさえ暴走させてしまい、レイの存在が如何に大きかったかを痛感する。
人間は神々の下僕であり、神血を分け与えられた者を筆頭に争いが繰り広げられる世界クロノスフィア。人は己が仕える神の信仰者を増やすために戦い、また神同士の衝突は地形すらも変貌させる。
神を絶対崇拝する世界で「神こそが人間を必要としている」と訴え続け、神の命令すらも「だが、断る」と一蹴する者がレイである。
これは、最強の錬星術士が【魔導帝国日本】の記録を追い、壮大な世界を旅する物語。
※カクヨムでも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 20:47:09
40892文字
会話率:45%
星の加護が付与された星遺物。
星遺物に選ばれた存在は大災害や大厄災、世界滅亡の危機すらも退けられる力を手にできると言われている。
昔から星遺物に興味がなかったクリスはその星遺物に選ばれるが…
「…え、いらん」
「「はっ…はぁッ!?
」」
選ばれたのに星遺物を捨て、自分の道を進む青年のお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-19 12:28:19
6587文字
会話率:65%
暗闇に閉じ込められていた名前も無い黒猫と金色の髪をした少女の物語。舞台は自然豊かな日本の山麓、黒猫にやっと訪れた幸せ、だがそんな日々にも影は差す。襲い来る獣との異能力バトル、夢の世界とは?
第二章からは宝探し編。偶然見つけた掛け軸は宝の
地図?そこから始まる夢の世界での宝探し。立ちはだかる妖の名を持つ獣~宝守、宝を狙う謎の男、求める宝~星遺物とは?
初作となる挿絵付きのお話です。拙いところが多々ありますがお付き合いただけますと幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-09 22:33:54
128948文字
会話率:43%