昔むかし、呪いの病にたおれた姫君は、狩人に退治された魔物の肉を食べ、一命をとりとめた。狩人と結ばれた姫君はやがて女王として即位し、三人の娘にめぐまれた。ところが……。
最終更新:2021-01-13 23:16:12
8528文字
会話率:29%
辺境の孤城に幽閉された一人の巫女姫と、彼女のもとに通う一羽の妖魔の、とある一夜の物語。
※覆面作家企画8提出作品。自サイトにも掲載しています。
最終更新:2019-08-04 19:08:07
6174文字
会話率:53%
■顔が醜すぎて墓守の仕事を押しつけられた少女、アドミラは、開かずの間に封印されていた美青年に恋をしてしまう。
■小鳥のキスで数百年ぶりに目覚めた青年、ルーエンスはアドミラを一目見て「美しい人」だと勘違い!?
■果たしてそれは、美醜の価値観が
違うせいなのだろうか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 03:16:11
9254文字
会話率:39%
人形に恋をした青年の話です。短編です。
最終更新:2020-12-13 22:45:28
1273文字
会話率:10%
第二次世界大戦後、貴族再興の際に公爵という爵位を与えられたウィンドセアリス家の長女・オリヴィアは、公務や身分に囚われた家から抜け出したいと、屋敷のあるロンドンからグラストンベリーまでやってくる。
そこにいたのは三つの首を持つドラゴンだっ
た。
訳も説明せずに、「旅へ行きたい」というオリヴィアの頼みに応えるドラゴン。ヨーロッパを巡り、やがて彼女たちは太平洋上の孤島に辿り着く。
二人は互いの境遇を語り、それでもこれからの二人の交友関係を信じて、日の沈みゆく中、ブリテン島へと帰ってゆくのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-18 22:11:43
9925文字
会話率:40%
その男は、いずれ起きる予定だった最終戦争《ラグナロク》を、たった一人で未然に防いだ。
ヴァルキリーは、世界の終焉時に巻き起こる、神と巨人の最終決戦にて戦う英雄=エインヘルヤルとなる、勇猛な戦士の魂を神界へと運ぶ。
しかし、二十一世
紀、戦争をやめ、真に互いの手を取り合いつつある人類に、現代のヴァルキリーたちは数少ない英雄の魂を取り合う、修羅の如き様相を呈していた。
この道数百年の魂の運び屋ことヴァルキリー・ニースは、仲間たちの争いに加わらず、一人、注目されていない島国、日本へ職場を移動した。
世界で一番エインヘルヤルとして連れて行ける魂がいない場所と嘆かれながら、その実、原石となる者たちが眠る国だったのだ。
だが、日本では英雄の素質を持つ魂が異世界へ連れて行かれる、いわゆる異世界転移が起きていた。
その影響もあり、ひと月の間に運べた魂はゼロ。
落ち込むニースが異世界転移の存在に気付いた時、彼女に異世界よりの魔の手が伸びる。
そんな彼女を救ったのは、彼女が日本で最初に目をかけた英雄の素質を持つ青年だった。
これは、ベテランのヴァルキリーと、彼女から話を聞いて最終戦争の原因をたった一人で終わらせた青年と、彼の仲間になってしまったフェンリルの、出会いから始まる共同生活の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-12 17:00:00
61297文字
会話率:40%
勇者に選ばれてしまった不運な町娘と、地の魔王であるアンデッドの親玉とのラブコメディ……のようなもの。
書きたいとこだけ書いてぶん投げた作品です。妙な疾走感があります。
最終更新:2020-10-05 18:00:00
4173文字
会話率:41%
竜人と人間の血を引く少女・エルフィと暗い過去を持つ教師・ノエルは、ある事件をきっかけに世界を放浪する旅に出る。様々な出会いの先で見つけるものとは何か? 幸せの在り方を見つめ直す物語が開幕します。
最終更新:2020-09-29 09:00:00
5715文字
会話率:43%
まほろ、それは幻のように消えて欲しい、幌をかけて隠してしまいたいという願いから付けられた名。
今年は五十年に一度の婚礼の年。
その名のとおり、儚く消えることを強いられた少女、まほろは龍神の生贄として奈落の底へ落ちていく。
龍神の花嫁となるこ
とを決心したまほろが落ちた先には、なぜか初恋の相手である男の霊が……!?
温和?な龍神(幽霊)✕臆病な少女の恋愛奇譚
一章は和風&ホラー&切ない恋
二章は異種間恋愛がメイン
ジャンルを「恋愛」にさせて頂いております。恋愛がメインの二章(常世の章)だけを読んで頂く形でも問題ありません。
今作にはホラー描写、暴力、流血や死の表現、考え方の変わってる人の妙な倫理観など、不快と思われる表現がかなりあります。
登場する人物や神、伝承、信仰などは実在のものとは異なり、これら内容に関しては創作となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-18 16:25:41
115507文字
会話率:30%
【完結間近‼︎】現代を舞台にした、読み応えのあるダークファンタジー。
◆◆◆
北米のとある街に引っ越して来た男、ルイス・ヴィットー。表の顔は医者だが、実は最強の吸血鬼を親に持つ「使者」だった。
半吸血鬼としての生まれを
疎みつつもパートナーのフェンと共に「人にあらざるもの」達の粛清に勤めていたが、ある雨の日、自宅の前に打ち捨てられていたゴールデン・レトリーバーを保護することになり、ハニーと名付ける。気付けば自他共に認める犬バカになって、一人と一匹は恋人同士のような甘い日々を送っていた。
しかし、人食いに堕ちた狼男を取り逃がした朝、ハニーは奇妙な反応を見せる。狼狽えるルイスの前に現れたのは謎の金髪美女。ルイスは今までに無い程の吸血欲求に苛まれ困惑する。おまけに顔見知りの警官二人組に、狼男が起こした事件の犯人だと疑われることに。
ルイスは疑いを晴らし、犠牲者が出る前に狼男を捕まえることが出来るのか?金髪美女との関係は?自身の忌々しい欲求との折り合いは?そして何より、ハニーとの幸せな日々は帰ってくるのか???
◆◆◆
五話目ぐらいまでただひたすらに愛犬との生活が描かれているように見えると思いますが、重要な伏線なので皆さんの忍耐を是非限界までお試し下さい(笑)六話目からやっとダークファンタジーっぽくなるかと。ネタバレすると吸血鬼×人狼モノ。
主人公が中年の医者なので語りが堅いです。そして著者が犬好きなので、語りがしつこいですきっと。舞台はフィクションですが、著者がいたのでシアトル付近をイメージしてます(また)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-02 07:00:00
193475文字
会話率:29%
異種間遺伝子交配の実験により、望まずして他の生物の能力を得た若者達がチームとして集い、協力していく物語
最終更新:2020-08-31 23:56:02
1928文字
会話率:0%
フェルニゲシュ戦記に出てくる人達による小話です。
気が向いたら増えるかもしれないし増えないかもしれません。
※カクヨム様にも掲載しています。
最終更新:2020-08-31 20:54:35
56217文字
会話率:53%
三年前、突然現れた二つ目の月によって、地球は妄想に飲まれた。植物でも買おうかなと、花屋に寄った私、加奈子は、「僕を買ってよ」と言う不思議な少年と出会う。彼、セツは自らを植物だと言うのだが……全3話、完結済。
※年下男子(少年→青年)×
癒しを求めるお姉さん折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-29 21:11:06
9688文字
会話率:48%
崖から落ちて脚を怪我した豹は、走れずに獲物を捕らえられずにいた。そこに臨月の鹿を見つけ狩りを仕掛ける。産み落とされた小鹿を育てて食おうとする豹と小鹿の暮らしが始まった・・・。
最終更新:2020-08-27 20:52:35
5856文字
会話率:25%
不死の厄災、“呪月の魂狩り”。
それは、世界各地に出没するほどの大規模な範囲を徘徊する、夜の遭遇型魔物における最凶の死霊。
名を響かせる冒険者ですら倒す事が出来ず、世に君臨する事、百年余り。
――転生したい……種族を変えたい……。
今日
も今日とて冒険者から泣かれ、叫ばれ、戦いに挑まれ、心の底から絶望していた。
この魔物、見た目こそ恐ろしかったが、中身はわりと平和なジジイであった。
ある夜、不死の厄災は人里離れた森の奥深くへと向かう馬車を見つけ、好奇心で着いていったところ――呪い蠢く廃洋館へと辿り着く。
「いや、我輩から見ても、凄いな?!」
こんな洋館で、暮らせる人間などいるはずがない。しかしそこには、たった一人の住人がいた。屈強な戦士でも、俗世嫌いの魔術師でもない。やせ細った、幼く儚い少女だった
こんな場所で少女一人だと? 誰かが、守ってやるべきではないか?
「――今こそ我輩、転職の好機を得たり!」
かくして不死の厄災は、(勝手に)洋館の優しい守護霊へ転職を果たした。
家事妖精に憧れる不死の厄災が、幸薄い少女のため奮闘する、ほのぼのゴーストファンタジー。
◆◇◆
同作者による【灰色のハーピー】と同じ世界観を用いる予定ですが、単品からお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-05 00:00:00
15303文字
会話率:13%
群れを統べる女王の子なのに、生まれながらの欠点を持つ雛。
灰色の羽毛を脱ぎ捨て“大人”になれない事を悟ったある日、とうとう住処を離れる事になるが、雛が生きていけるほど世界は優しくなく、ついには力尽きて倒れてしまう。
――が、それを助けたのは
、よりにもよって魔物の天敵である"人間の冒険者”だった。
頼んでいないのに保護された灰色ハーピーと、傷が治るまで面倒を見ようと意気込む冒険者の青年の、ベタな異種間交流話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-25 00:00:00
233793文字
会話率:42%
凶悪な森に君臨する、大陸最強と名高い獣に生まれました。
ただし私は名ばかりの、最弱貧弱もやしっこと呼ばれています。元人間だった記憶のせいですね。
そんな事は気にせず、自慢の逃げ足で凶悪な森を駆け抜けるとある日、森の侵入者と出会った私は衝撃を
受けた。
そこにいたのは、凶悪な森の暮らしの中、初めて出会った――――傷だらけな金髪碧眼の人間の少年だった。
最強(笑)な種族に生まれた転生・獣娘と、森に迷い込んだ人間の少年の、ほのぼの異種族間交流の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-19 00:00:00
189555文字
会話率:24%
ピュールは人魚だというのに、靴が好きだった。靴を探しているさなか、彼女は一人の画家を名乗る青年と出会う。靴を貰う条件で絵のモデルになることを了承したピュールだったが、彼に惹かれていってしまう。人間との恋なんて、悲しいだけだと分かっていても。
最終更新:2020-07-26 12:00:00
9014文字
会話率:37%
稀なる宝玉と讃えられた水姫は東の領主へと輿入れする道中、盗賊の一団に襲われ攫われてしまう。
囚われた水姫に、少年のような姿をした盗賊たちの王夜従は、お前に選択の道を与えると言うが――
『商家の宝玉と盗賊の王』
ありふれた日常の一日、あるい
は魔法がかった世界のどこかの一時。誰かと誰かの想いがからまる短編集。
Twitterに投稿したものを含みます。
話により、以下の内容を含む場合があります。
不道徳、性的な描写(直接的な単語での描写はなし)、流血、残酷描写折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-23 18:07:41
5225文字
会話率:39%
「この犬を助けたいなら、俺と結婚してほしい」
貴族令嬢のシュナと、飼い犬のウルク。
仲良くともに育ってきたふたりはやがて、シュナの婚約者候補レトリーの画策により離れ離れにされてしまう。
”レトリーと結婚すれば、ウルクに会える。”
その一心
で、シュナは大嫌いなレトリーとの結婚を決める。
けれど結婚の話が進んでいく中、レトリーの新しい従者となった騎士にシュナは心を奪われる。
その従者は、犬のウルクにとてもよく似た青年で…
政略結婚か、駆け落ちか、あるいは。
閉塞した環境の中で新しい幸せの形を模索する、シュナとウルクの成長と恋愛の物語。
(カクヨムさんにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-07 20:00:00
110958文字
会話率:35%
転生したら驚異のモテ期に突入した主人公、シシィ。だけどそれには非常に嬉しくない理由があった。というより、そもそも転生した場所とモノが問題だったわけで……
※ムーン様にて公開していた同名シリーズを加筆修正して全年齢対象にしたものです
最終更新:2020-05-21 12:33:56
26541文字
会話率:40%
落ち続ける就活に疲れた主人公スイは河川敷で黄昏て、ついに「死にたい」とボヤく。
そんな彼女を見兼ねて声をかける男——彼は裸の変態だった。
彼は竜を名乗り、その証拠に姿を変えてしまう。
かくして、世界を跨いで出逢ってしまった彼女らは、異世界
の事件に巻き込まれてゆくのだった......
従来のジャンルに縛られないファンタジー、ここに極まれり!!!!
※1話平均文字数3,000字(各話でばらつきアリ)
※この物語に適切なジャンルが不明なのでその他になってます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-21 00:05:07
81246文字
会話率:38%
旧約聖書によると、神の怒りに触れたソドムとゴモラの街は、天の火によって焼かれたという。
悪徳の街、背徳の象徴、ソドム。
ソドムの罪とはつまり、色欲、性の乱れである。
妻を持ちながら、彼女を愛し、彼女に溺れてしまった私も、ソドムの民と変
わりない。
教徒たる私を、神は決して許しはしないだろう。
しかも、人ならざる者である彼女を愛したとなれば、なおさらだ。
私に降り注ぐのは天の火か、それとも――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-06 18:00:00
22138文字
会話率:32%