『百災夜行』と呼ばれる魔物の襲撃が行われるこの時代。
人々は強き者を求め、特に攻撃スキルを持つ者を歓迎し褒め称えた。
幼少期にスキルが発現したウィル。だがそれは残念なことに外れスキル『虚勢』だった。
スキル絶対の世界。悲観した両親に捨て
られたウィルはひとり洞窟で鍛錬を重ね、苦心の末新たなスキルを得る。だがまたしてもそれは外れスキル。
すべてが嫌になり、世の中のことなどどうでも良くなった彼は、偶然幼馴染みだった友人のヒモ生活を目の当たりにする。そして決意する。
「俺もヒモになる!!」
後世に勇者として讃えられるウィル。
これはそんな彼が『夢のヒモ生活』を叶える為に、王国の姫様を苦しめる難敵を力づくでねじ伏せていく物語である。
※この作品はカクヨム、ノベルアップ+でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:17:01
106756文字
会話率:48%
天界追放となった天使ライム。
堕天使となり堕とされた地上で彼の行う仕事はただひとつ。
『人間を幸せにすること』
よりたくさんの、より多くの人を幸せにすることで自らの業が浄化され天界へと帰還が可能となる。
そんな彼が降り立った地上で、
詩音という一人の女性に出会う。
実は彼女、地上でも激レアな最強不幸女子。女好きでチャラいライムが彼女の不幸を取り除き、幸せにすると決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 12:16:48
113760文字
会話率:52%
とある孤児院。
貧しいながらも兄弟のように過ごした長兄レフォードと弟妹達。本当の家族のように過ごした幸せな時間は過ぎ、皆に別れの時が訪れる。
悲しみの中、商家や貴族の家に連れて行かれた兄弟はその後大きく成長し、やがて皆一目を置かれる存在と
なって行く。
一方、身受け先で奴隷のような生活を強いられていた長兄レフォードに、領主となった末っ子のミタリアが現れる。
ミタリアに救われたレフォードは彼女に感謝しながらも、別の兄弟が近隣で蛮族として暴れていることを知る。
レフォードは各地で好き勝手する弟妹達を訪問しようと決意。世界を巻き込んでおイタをする弟妹達に、今、長兄レフォードの『粛正の嵐』が吹き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 07:07:00
305045文字
会話率:50%
最弱の男アルベール。
アルベールに関わるすべての人間を巻き込んだ、最低最弱の男が織り成す最弱物語。
さぁ、人類の滅亡のカウントダウンはもうそこまで来ている。彼の真の目的に気がつく者はいるのか?
最終更新:2024-11-10 12:16:39
57728文字
会話率:59%
最弱の男アルベール。
アルベールに関わるすべての人間を巻き込んだ、最低最弱の男が織り成す最弱物語。
さぁ、人類の滅亡のカウントダウンはもうそこまで来ている。彼の真の目的に気がつく者はいるのか?
最終更新:2024-11-10 08:02:21
43978文字
会話率:59%
最弱の男アルベール。
アルベールに関わるすべての人間を巻き込んだ、最低最弱の男が織り成す最弱物語。
さぁ、人類の滅亡のカウントダウンはもうそこまで来ている。彼の真の目的に気がつく者はいるのか?
最終更新:2024-11-09 11:40:08
6534文字
会話率:62%
ある日異世界で目覚めたカレンは、聖女の才能がないと言われ外に追い出されそうになる。騎士のブラッドに騎士団で働かせると言われ、カレンは騎士団で使用人の仕事を得る。一見怖そうだが親切なブラッドにカレンは淡い恋心を抱く。だがブラッドは聖女セリーナ
の護衛騎士で、セリーナに恋しているとの噂。
別の騎士エリックは第三王子で、自由奔放で恋多き男。カレンに何かとちょっかいを出してくるが、彼の本心は見えない。
カレンはある事件をきっかけに聖女として目覚める。使用人から聖女になり、立場の違いに戸惑いながらも聖女として役目を果たそうと頑張る。ブラッドとの距離も徐々に縮まり、期待するカレン。
一方で聖女セリーナは、次第にブラッドに執着し始める。そしてエリックも聖女になったカレンに態度を変える──
ファンタジー世界を舞台にした、騎士と聖女のキュンとして切なくて最後幸せな気持ちになる物語。ハッピーエンドです。ヨーロッパ風ではありますが実際の歴史とは異なります。魔物が出てきますが戦闘は殆どありません。
性的表現が少しありますのでご注意ください。残虐表現はありません。
最終話まで執筆済みです。アルファポリスにも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:13:41
99835文字
会話率:52%
【スローライフを楽しんでいたら、オタサーの姫に世界を乗っ取られそうになる話】
主人公ナナセは「レムリアル」という世界で新しい人生を始める。あるいじわるな男に嫌がらせをされ困っていた所、タケルと名乗るガサツな女に助けられる。同じ男に嫌がらせ
されていたルインという女と友達になり、一緒に魔術師を目指して訓練したり、お金稼ぎをしたりとレムリアルの生活を楽しむ。
そこで出会ったリスティという女は、周囲にチヤホヤされわがまま放題。ナナセはリスティに疎まれ、やがてナナセのスローライフ生活が不穏なものになっていく──
オンラインゲーム世界をモチーフにした世界の話です。昔のMMORPGっぽくしているので、最近のMMOとは違うかもしれません。昔遊んでた、という人に刺さる話になっていればいいなと思います。
性的表現、グロ表現はありません。恋愛もなしです。ほぼ毎日更新、頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 13:09:52
420285文字
会話率:52%
【王女と下級騎士の身分違いの恋】
王女キャスリーンは十二歳の頃、下級騎士ルディガーの命を救う。ルディガーはキャスリーンに忠誠を誓い、それから十年後。ルディガーは魅力的で女性にモテる男になり、キャスリーンはルディガーの女性に関する噂を聞くたび
に心が乱れる毎日。ルディガーはそんなキャスリーンの気持ちを知ってか知らずか、彼女の気持ちを揺さぶっていた。彼を密かに想い、結婚をしようとしないキャスリーンをクラウスという男が狙う。クラウスは女に暴力を振るうという噂があり、キャスリーンは彼を危険視し、ルディガーにクラウスを調べさせる。クラウスはキャスリーンを手に入れる為、占い師を利用し国王に近づく──。
暴力、性的表現が一部ありますのでご注意ください。完結済みです。毎日更新していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 14:32:40
78179文字
会話率:50%
氷の女王の二つ名を持つ公爵令嬢ディディアルーア。彼女は今、田舎の町に送り込まれようとしていた。王子との婚約が白紙になったことで、父である公爵の怒りを買ったのだ。
大きな町からは遥か遠く、人々は手つかずの大自然に囲まれ、細々と畑を耕して生
きている。そんな町に放り出されたディディアルーアは、しかし少しも動じてはいなかった。
「これで自由! 王子の婚約者としての立場からも、口うるさいお父様からも!」
彼女はそう言って、静かな田舎暮らしを満喫することにした。しかしそこに、彼女と縁のある者たちが次々とやってくるようになった。そうして気がつけば、王子までもが姿を現して……。
今、平和そのものの田舎町始まって以来の、とんでもない騒動が繰り広げられようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:12:42
49085文字
会話率:49%
へき地にひっそりと建つ修道院、様々な理由で家を追われた女たちが集うここは、普通の修道院とはまるで違っていた。噂話が大好きで、国中のゴシップを集めてしまった彼女たちは、それを武器として周囲からの干渉をはねのけながら、自由きままに過ごしていた
のだった。
ある日、院長のミランダは一通の手紙を受け取る。それはかつて婚約破棄されて絶望のどん底にいたところを、彼女たちに助けられたある令嬢からの手紙だった。その手紙には『友人を助けて』と書かれていたのだ。
波乱の予感に、修道女たちは思わずにやりと笑う。人助けは気分がいいし、退屈も紛れる。がぜん張り切る彼女たちの前に、手紙に書かれた『友人』がやってきた。そうして明るくにぎやかな、たくましい女たちによる大騒ぎが始まったのだった。
※()がついている話は別視点のお話です。
※『婚約破棄されて修道院に送られましたが、そこは楽園でした』(https://ncode.syosetu.com/n9612gx/)の続編ですが、この話単体でもお楽しみいただけます。前作は下のリンクからどうぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 12:12:29
155217文字
会話率:45%
王子ルシェンタは、一目で彼女に心奪われた。氷の女王の二つ名の通り、女王のような貫録を備えた公爵令嬢、ディディアルーアに。
そして彼は彼女と婚約することになったが、とたんに彼女の様子が変わってしまった。それまでの威厳は鳴りをひそめ、どこに
でもいる慎ましやかな淑女そのものになってしまったのだ。
どうにかして、かつての彼女に戻ってもらいたい。そう願い努力するも、ことごとく徒労に終わっていた。そんな彼のもとに、ある日『ディディアルーアは、ひそかに悪事を働いている』との知らせが入った。彼は驚き、否定しようとする。しかし調査の結果、その悪事とやらが全て事実であることが判明し、ルシェンタはやむなくディディアルーアとの婚約を破棄することになった。
ルシェンタはそれから、抜け殻のように呆然と日々を過ごしていた。ところがそんな彼のもとに、またしてもとんでもない知らせが入る。彼の人生をまるごとひっくり返すような、そんな知らせが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 12:18:18
7699文字
会話率:24%
王立貴族学院に通う貧乏男爵令嬢リゼ・ヨークは、ある日偶然、高位貴族の侯爵令嬢で第一王子の婚約者でもあるアデラインが独り言の暴言を吐いている場面に居合わせてしまう。
それを機に、口止めのためか取り巻き令嬢のようにアデラインのそばに置かれてし
まったリゼだったが、彼女から突然「前世の記憶がある」と秘密を打ち明けられ、悪役令嬢として断罪される悲惨な末路を回避するために協力してほしいと言われる。
なかば信じられないリゼだったが、図書館で知り合った年下の少年レイに呆れられながらも、お人好しを発揮して引き受けることに……⁉︎
-お人好し貧乏男爵令嬢×ぶっきらぼうな年下少年。悪役令嬢の断罪回避に奔走していたはずが、なぜか成り行きでヒロイン役(王太子妃)になって恋が始まるまでのお話-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:11:49
47922文字
会話率:30%
目が覚めると、真っ暗闇の奇妙な空間にいたシーラ。
薄闇に覆われて姿の見えない何かから、「命と引き換えに、願いをひとつだけ叶えてやろう」と言われて──。
-冷遇される第四王女と暗闇に覆われる空間で出会った存在が織りなす物語-
最終更新:2024-09-20 13:10:00
34116文字
会話率:19%
ある日、魔力を奪われ、死んだはずのステアは過去に戻っていた。
自分を死に追いやったのは、ウィルクス伯爵である父と義母、そして義姉。
このデルクセン王国に名を連ねる貴族ならば、生まれながらにして持っているとされる多くの魔力。
しかし、義姉はわ
ずかな魔力しかなかったため、庶子であるステアが膨大な魔力を持っているとを知り、奪うことにしたのだ。
母親を亡くしたばかりのステアを、父と義母、義姉があたたかく迎え入れる家族のふりをしたのは最初だけ。
義姉は、ステアの魔力は本来自分のものだったと罵り、「立場をわきまえなさい!」とことあるごとにステアを虐げた。
そして、ステアが伯爵家に来てから一年後、義姉のデビュタントを前に、ステアの魔力は義姉にすべて奪われ、命を落としたはずだった──。
しかし、目覚めると、なぜか伯爵家に迎え入れられる前に時間が巻き戻っていた。
「立場をわきまえろと言うのなら、正しくわきまえてやるわ。今度は魔力を理不尽に奪われたりしない。わたしの魔力はわたしのものよ──」
ステアは過去には存在しなかった黒猫を心の支えに、今度こそ死を回避すべく、死に戻りの人生をやり直しはじめる──。
-魔力を奪われ、死を迎えたはずの死に戻りの仮初め伯爵令嬢が、今度こそ死を回避してしあわせになるまでのお話-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 12:09:50
68535文字
会話率:23%
神聖国家ハイラルディン。
そこは争いが絶えなかったこの世界を平定し、人々に恒久の平和をもたらした男、神帝フォルグが住まう街。
しかし、そこが男のためだけの理想郷(ディストピア)なのだと、私は知っている。
他人を自分にとって使え
るか否かだけで判断し、使えなければ問答無用で切り捨てるという、男のエゴの集積所なのだと私は――いや、私たちは知ってしまったのだった。
だからこそ、私とその先輩は決意する。
この手であの男の支配を絶つと!
事実を知らず食い物にされている同胞たちの尊厳を守ると!
とはいえ、相手は信仰の名のもとに事実を隠し、過去の功績によって未だ多くの尊敬を集めている相手。おかげで真実を公表したところで、糾弾されるのは私たちの方だ。
だから仲間集めにも時間がかかり、ハイラルディンに居られなくなってしまった先輩と打倒すると約束してから3年も月日が経ってしまったが、私はとうとう見つけることができたのだ。
「な~んかあいつ、胡散臭いんだよな~」
それはとある少女が発した言葉。
その信仰心の無さに周囲はざわめき、なんと不遜なと憤る気持ちが溢れる中で、それを諫めた私であったが……そんな彼女こそ、私が待ち望んでいた相手。
だからと私は彼女に賭けて、私の胸の内を、『私にはお前が必要なのだ』という想いを伝えると、「いいですよ。先輩なら」と言ってくれ、私たちは運命共同体となったのだった。
そうして、まずは何をするべきかと話し合おうとした最中……
何で服を脱ぎ始めたんだ? お前は。
「だって、先輩はあたしが欲しいんでしょ?」
違う。
そうじゃない。
私が変えたいのは女同士で結婚できない制度ではない。
打ち壊したいのは同性愛への差別ではない。
頼む、聞いてくれ!
こう見えて私は真剣なんだぁぁぁ!!
そうして始まる世界を変えようという暗躍は……心配の種しかありませんでした(-_-;)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:10:00
6029文字
会話率:50%
エミリア・バートンは地方領主の令嬢だったが、父と兄がギャンブルで身を持ち崩したせいで没落、財産と家を失い一気に孤立無縁状態になる。
無責任な家族に代わり残務処理に追われる彼女の唯一の希望は、格安で買い取った田舎の家でのんびり暮らすこと。し
かし、お金がないため若い男性の使用人一人しか雇えない。しかも彼は、エミリアへの敵意を隠そうともしない。
実家を処分した後、荒れ果てた家にたどり着いたエミリアは新生活をスタートさせるが、今までの道理が通じず、ないもの尽くしの毎日に戸惑うばかり。おまけに若い男と二人きりで一つ屋根の下に暮らせば何も起こらないはずはなく……
これは、スローライフを送るまでに七転八倒しつつ、女主人と男下僕の禁断の恋を綴ったお話。
第22回書き出し祭り参加作品です。
他媒体にも同時掲載予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:10:00
64389文字
会話率:48%
金髪碧眼の美貌の貴公子アーサー・ペンデルトンに魅了されぬ者は誰一人として存在しなかった。唯一、植物オタクのジョアンナ・エメット嬢を除いては。
「なぜ僕より植物の方がいいんだ?」
プライドを傷つけられたアーサーは、何とかしてジョアンナを振
り向かせてやろうと画策。彼女の興味を惹きそうなものが偶然家にあったのをいいことに、自宅に招待することに成功する。だが、罠に嵌ったのは自分だったと気づくのは、だいぶ後になってからだった。
これは、ハイスペックイケメン貴公子(中身残念)と地味オタク女子という、本来縁がなさそうな二人が結ばれる一万字程度のお話。全3話。
柴野いずみ様主催「ヘタレヒーロー企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 12:10:00
10000文字
会話率:58%
日本人のOLだった西麻里亜は貴族令嬢マリア・ウェストに転生した。
しかし、新生マリアの中には元々いたマリアの魂のかけらが残っていた。
ニコラス王子が大好きだった元のマリアは、ニコラスの話題の時だけ反応し、そのたびに転生後のマリアを悩ませる
。
そんなマリアの正体に唯一気づいたのが同級生のヴィンセント・ロイド。彼は転生前のマリアを密かに思っていたが、彼女は彼を覚えていなかった。
一方ニコラスは、しつこく追いかけてくるマリアを避けていたくせに、転生後のマリアが自分に興味を示さなくなると逆に近寄ってくる有様。
そんなカオスな三角(四角?)関係のなか、マリアはヴィンセントと協力して、異世界転生の謎を探ることになる。
異世界転生しても簡単に無双させてくれない、前の持ち主と肉体がバッティングしただけで何の得もしていないマリアは、新しい世界でどう生きるのか? 元のマリアとどのように折り合いをつけるのか?
これは、無双もざまぁもない、世にも不思議な異世界転生のおはなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 13:10:00
34144文字
会話率:59%
拝啓
ご無沙汰しております。
先日、そちらの近所を歩いていたら、とてもきれいな果実を見かけました。赤味をおびた黄色の果実で、ふるいお家の垣根の庭が、なんだか華やぐようでした。
その時の僕は、そのきれいな果実に、目をうばわれるだけう
ばわれていて、それに気づいたのは、そこを通り過ぎたあと、そのあと行った図書館でのことでした。分かりますよね? 神社の向かいの、あの図書館です。
心には下ゆく水のわきかへり 言はで思ふぞ言ふにまされる
さて。この歌は、『古今和歌六帖』という歌集にのっている歌だそうで、『枕草子』で清少納言が――と、こんなことは書かなくても、先生ならご存知のことかとは想いますけれど、あの図書館の司書のかた曰く、この歌を読み解くには、『古今集』のこちらの歌も知っておく必要があるということでした。
山吹の花色衣ぬしや誰 問へど答へずくちなしにして
つまり、最初の歌の「言はで思ふぞ」と、こちらの歌の「くちなし (口無し)」とはかかっていて――これも僕は初めて知ったのですが――どうやら、僕らの知っている「山吹色」は「くちなし色」とも言われるそうで、それでつまり、ここの「山吹の花色衣」という句も、最後の「くちなし」とかけられているのだそうです――が、ちゃんと説明出来ているかな? 分かりにくかったら、ごめんなさい。
と、それはさておき。ここで話は最初に戻るのですが、先日僕が見かけた、ふるいお家の垣根の庭で見かけた、あのキレイな果実、あれは、あの夏の日の朝、あなたに教えてもらった、あの、しろい花の木になる実のようなのです。
あんな白い花の木に、あんな黄色の果実がなって、とてもきれいな黄色の布を染めることになるのだそうで――もう、秋なんですね。
それでは最後に。くちなしついでに、図書館の司書さんから紹介された本にはいっていた歌を、もうひとつ。
くちなしの 実の朱くなり きみ恋し
どうか、お体に気を付けて。
敬具折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:10:00
127351文字
会話率:44%
時間と空間の呪縛から解き放たれたカトリーヌ・ド・猪熊こと女流マンガ家・猪熊和楽は、この宇宙の過去と現在、だけではなく、自らがつくり出した創作の世界をも往き来する、奇妙な時空間旅行者となっていた。
いたずら好きの双子とダンスを踊り、行
方不明の女性飛行士と空を飛ぶ。美貌の悪魔や“ときを見た少年”と言葉を交わし、日々の締め切りに追われる猪熊。
そんな彼女はあるとき、初恋の男性と再会するのだが……、時間と空間の迷路のさきに、彼女が見つけた希望とは?
売れない貧乏小説家・樫山泰子が、人気マンガ家・猪熊和楽の正体に迫る、ウソッぱちノンフィクション・ノベル (仮)、先ずは一場の、はじまり、はじまり。
※この小説の内容は、予告なく変更される可能性があります。
〇全十三話(全二十六回)を予定。
第一話「ときを見た少年」
第二話「丸いおでこ、ひかるあの子」
第三話「僕らとフリオと公園で」
第四話「天使たちの時間」
第五話「肉体と悪魔」
第六話「練馬のシルバーバック」
以下、鋭意製作中……
※『ノベルアップ+』様との重複投稿作品です。
※更新は、毎週水曜日と土曜日の19:00を予定しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 19:10:00
235332文字
会話率:40%
異世界に行った純文恋愛小説家 (♀)が、八人の女神さまからの愛が重たくて悪役令嬢のようにふるまおうとするんだけど、根がBL好き腐女子なうえに仕事の都合で百合もちゃんと分かったりするもんだから、キレイなお姉さまたち=女神さまたちにスリスリ
スリスリすり寄られただけで、ツンにもなれずデレッデレしてしまうお話……なんかはやっぱり、書こうと想ったけど書けなかったので、これは、いつもの、ドタバタコメディです。はい。
で、まあ、作中に登場する小説家や編集者や編集長はもちろん、実在するわけはないんだけれども、モデルになったひと達は、いたりいなかったり? ってか、この一割でもリアルだったりしたらさ、そりゃもうわたしの人生、なかなかに悲劇なんだけど――、って、え? これ全然あらすじになっていない?
まー、ねー、あらすじ書けるような作者でもなければ、あらすじが必要なお話でもないですし、サクッと読める短編なんで、まずはサクッと読んでいただいたほうが、話ははやいと言うか面白いというか、そんな風には想いますけれど――、
って、あ、そうそうそれでね、そう言えばね、出て来るのは、ほとんど女の子ばっかなんですけどね、皆さんほんと可愛くて尊くて、ほんと女子力も高かったりするんですけど、その“女子力”ってヤツは、たぶん、読者の皆さまが想ったり望んだり喜んだりするような“パゥワァ”とはちがう“パゥワァ”だと想っていただいておいたほうが、人生無難だと想いま――え? いい加減はなしがながい?
ねー、ホントねー、ムカついちゃいました? ムカついちゃうよね? ザマア♡
*「ノベルアップ+」さまとの重複投稿作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 12:00:00
13489文字
会話率:82%
恋した王子と結ばれる為、策略と陰謀、そして虐殺を繰り返してきた悪女がいた。
しかし彼女の望みは叶わなかった。
彼女は愛した王子その人の手によって、悪事の報いを受け、結婚式の場で殺されたのだった。
生前の報いとして死後の激しい責め苦を経た後
に、彼女が転生したのは、とある乙女ゲーの世界だった。
『ソル=フランシア恋愛譚 -貴方に想いをときめかせて-』とかいうくっそ恥ずかしいタイトルの。
しかも、その主人公ソル=フランシアとしてである。
「え? 何でそうなりますの?」
困惑するソルに、ナビキャラだと自己紹介した少年は伝える。
「ソル様には愛を知って貰い、それを以て魂を浄化します」
果たして、残酷な悪役令嬢は、今度こそ意中の相手を攻略出来るのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:08:16
437412文字
会話率:50%
「背筋を伸ばして凛とありたい」
トワイス国にアンナリーゼというお転婆な侯爵令嬢がいる。
アンナリーゼは、小さい頃に自分に関わる『予知夢』を見れるようになり、将来起こるであろう出来事を知っていくことになる。
幼馴染との結婚や家族や友
人に囲まれ幸せな生活の予知夢見ていた。
いつの頃か、トワイス国の友好国であるローズディア公国とエルドア国を含めた三国が、インゼロ帝国から攻められ戦争になり、なすすべもなく家族や友人、そして大切な人を亡くすという夢を繰り返しみるようになる。
家族や友人、大切な人を守れる未来が欲しい。
アンナリーゼの必死の想いが、次代の女王『ハニーローズ』誕生という選択肢を増やす。
1つ1つの選択を積み重ね、みんなが幸せになれるようアンナリーゼは『予知夢』で見た未来を変革していく。
トワイス国の貴族として、強くたくましく、そして美しく成長していくアンナリーゼ。
その遊び場は、社交界へ学園へ隣国へと活躍の場所は変わっていく……
家族に支えられ、友人に慕われ、仲間を集め、愛する者たちが幸せな未来を生きられるよう、死の間際まで凛とした薔薇のように懸命に生きていく。
予知の先の未来に幸せを『ハニーローズ』に託し繋げることができるのか……
『予知夢』に翻弄されながら、懸命に生きていく母娘の物語。
※この作品は「カクヨム」「アルファポリス」「ノベルアップ+」「ノベリズム」にも掲載しています。
表紙絵(プロローグ参照)は、菜見あぉ様にココナラにて依頼させていただきました。
アンナリーゼとアンジェラです。
タイトルロゴは、草食動物様の企画にてお願いさせていただいたものです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:07:47
3601277文字
会話率:50%
嫁いだ先の小国の王妃となった私リリアーナ。
陛下と夫を呼ぶが、私には見向きもせず、「処刑せよ」と無慈悲な王の声。
無視をされ続けた心は、逆らう気力もなく項垂れ、首が飛んでいく。
夢を見ていたのか、自身の部屋で姉に起こされ目を覚ます。
怖い
夢をみたと姉に甘えてはいたが、現実には先の小国へ嫁ぐことは決まっており……
嫌われ王妃となった私に、嫁いだ先で何がまっているのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 14:07:41
13854文字
会話率:52%
突然始まる悪役令嬢アルメリアと王太子レオナルドの婚約破棄劇場。
ぼんやり、それを隅の方で見つめていると、思い出す乙女ゲームのハピエンへと向かうシーンだった。
婚約破棄を言い渡された悪役令嬢アルメリアは、俯くことなく堂々としている。
貴族令息
たちがエスコートをしたいと差し出す手を無視し続け、『僕』の目の前にきた。
「お義兄様!」
……思い出したとき、悪役令嬢の義兄であることに戸惑いながらも、その愛しいアルメリアの手を取った。
そこから始まる逆転劇!
悪役令嬢アルメリア、義兄である僕? はたして……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 19:02:28
104099文字
会話率:57%
世界に広がる数々のダンジョンを攻略し生計を立てる冒険者。その中でもS級と呼ばれるランクになるため、田舎より上京してきた気は優しくて力持ちな少年ドンド。だが彼が女神より授かった恩恵『斧使い』は、威力は高いが敵に攻撃がまるで当たらず、優しい性格
も影響して完全な役立たずと呼ばれてしまう。
それでも何とか冒険者パーティに加入することができたが。A級冒険者になる為の試験当日。一次試験のダンジョンの只中でドンドはパーティから追放されてしまう。彼らは最初からドンドを使い捨てるつもりだったのだ。失意のドンドは、ダンジョンの隠し部屋で謎の少女リーリィと出会う。
だが実は彼女は『悪魔憑き』と呼ばれ封印されていた存在で……!?
不遇の扱いを受ける主人公と、いわくつきの少女が織り成すダンジョンファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:07:30
2202文字
会話率:32%
風紀委員会に在籍するボクには、とある日課があった。それは会長のご機嫌をとることである。とはいえ会長は文武両道、眉目秀麗、なんでもこざれの完璧超人な女子生徒で、正直ボクに出来ることなどほとんどない。
だが唯一、会長が苦手とする分野があった。そ
れは恋愛である。会長は風紀を律する立場にも関わらず三度の飯より恋バナが大好きで、恋愛事には必ず首を突っ込みたがる。しかし会長が関わると、なぜかどんなラブラブカップルも破局してしまうことからいつしか『破局の魔王』と呼ばれる程になってしまった。
そんな謎の体質をなんとかしない限り、会長は気持ちよく風紀委員の仕事をしてくれない。だからこそ持ち込まれる恋愛相談や、会長が自分から巻き込まれにいく厄介事を、なんとかハッピーエンドにするのがボクの役割だ。
さて、今日はどんなトラブルが待ち受けているのやら……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 19:03:57
10803文字
会話率:25%
「神よ、私を滅ぼしてください。――――このままでは私が次の魔王になってしまう」
幾度も魔王を倒し、世界を救った勇者は平和になった筈の世界でそう懇願する。
勇者は強くなり過ぎた。魔王が消えた後、世界が今度は彼の力を巡って争い始めるほど
に。
彼を憐れんだ神は提案する。別の新たな世界でやり直してはどうかと。
彼はその提案を受け入れ、新世界に降り立つのだが――――。
待ち受けていたのは『同じく強過ぎて元の世界を追い出された』英雄達だった。
他に人類も居ない、文明も無い大自然の中、彼らは『普通の暮らし』ができる理想郷を目指し自給自足のサバイバル生活を開始する。
今まで磨いた有り余る力は便利だが、それだけでは生きていけない。
普通って意外と難しい。けれど楽しい。
そんな、誰もが幸せになる為の物語。
※チートなおじさん達がのんびりわちゃわちゃ楽しく生きていくお話です。
※狩猟や自然利用の描写がありますが、完全な知識ではないのと、現実で行うと法令に触れる場合がありますご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:06:43
1169136文字
会話率:72%
ダンジョンマスターズオンライン(DMO)の世界大会で優勝した増田ダンこと俺だが、ゲームをやりすぎて死んでしまった!
ところが、魔法やダンジョンのある世界に転生できるチャンスに恵まれた!
神界(神の世界)で力と知恵を蓄え、おまけに神の加護も大
量にいただいた!
「おい! ダン! ワシと勝負しろ!」 「お前も神にならないか?」 「もう魔神はあなたでいいです」
多くの神々に技術を学び強くなれた俺は、ダンジョンマスターになるべく地上に生まれ落ちる……
そういえば、神界の図書館で集めた情報忘れてないよな? 世界地図ヨシ! 各国の機密情報ヨシ! 財宝のありかヨシ! 資源分布図ヨシ! 21世紀までの技術集ヨシ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:02:59
18708文字
会話率:32%
むかしむかし、あるところに…… ~~メモ~~ あらすじの予定。 主人公最強、主人公崇拝、知識チート、技術チート、魔法あり。 うまく筆が乗れば、SFまでたどり着けるかもしれない。
最終更新:2024-11-06 18:11:38
1311文字
会話率:27%
「あ、あ~、聞こえますか?」
あの日、私はあの人の声で恋に落ちた。
(やばい……この人の声、好きだ……)
ドキッ……ドキッ……
心臓の音が大きくなってくるのを確かに感じた。
この人の声だけで……それもたった一言なのに……
今ま
での人生でこんなことは初めてだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 01:09:27
3078文字
会話率:15%
別にいいんじゃないんですか? 上手くならなくても——。
後輩マネージャーのその一言が、彼の人生を変えた。
全国常連の高校サッカー部の三軍に所属していた如月 巧(きさらぎ たくみ)は、自分の能力に限界を感じていた。
練習試合でも敗
因となってしまった巧は、三軍キャプテンの武岡(たけおか)に退部を命じられて絶望する。
武岡にとって、巧はチームのお荷物であると同時に、アイドル級美少女マネージャーの白雪 香奈(しらゆき かな)と親しくしている目障りな存在だった。
だから、自信をなくしている巧を追い込んで退部させ、香奈と距離を置かせようとしたのだ。
そうすれば、香奈は自分のモノになると思っていたから。
武岡の思惑通り、巧はサッカー部を辞めようとしていた。
しかし、そこに香奈が現れる。
成り行きで香奈を家に上げた巧だが、なぜか彼女はその後も彼の家を訪れるようになって——。
「これは警告だよ」
「勘違いしないんでしょ?」
「僕がサッカーを続けられたのは、君のおかげだから」
「仲が良いだけの先輩に、あんなことまですると思ってたんですか?」
甘酸っぱくて、爽やかで、焦れったくて、クスッと笑えて……
オレンジジュース(のような青春)が好きな人必見の現代ラブコメ、ここに開幕!
※これより下では今後のストーリーの大まかな流れについて記載しています。
「話のなんとなくの流れや雰囲気を抑えておきたい」「ざまぁ展開がいつになるのか知りたい!」という方のみご一読ください。
【今後の大まかな流れ】
第1話、第2話でざまぁの伏線が作られます。第1話はざまぁへの伏線というよりはラブコメ要素が強いので、「早くざまぁ展開見たい!」という方はサラッと読んでいただいても構いません!
また、そのあとは第10話手前くらいまで、巧と香奈との日常回が続きます。基本的にはラブコメでシリアスな展開はないので、ほっこりしつつ甘さも補給できると思います!
そして、ざまぁが行われるのは大体第15話を過ぎたあたりを予定しています。
読んで後悔はない内容に仕上げられたと自負しているので、どうかお楽しみに!
少しでも「面白いな」「この後どうなるんだろう」と思った方は、それまではざっとでいいので内容を把握してもらって、とりあえず第20話、いえ第2話くらいまでお読みいただけると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:01:08
642539文字
会話率:47%
高校二年生の初夏の公園で、俺——一条 悠真(いちじょう ゆうま)は一年生の頃から片想いしていた速水 楓(はやみ かえで)さんに出会った。向こうが縄を引っ掛けた木の枝の下で踏み台に登ろうとしている状態で。
自殺しようとしているのだと気づい
て慌てて止めに入った俺に、彼女は問いかけてきた。「じゃあ私を抱けるんですか?」と。
最初こそ意図がまったく掴めなかったが、そこには速水さんが自殺を試みようとしていた壮絶な理由が隠されていて——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 19:01:06
90086文字
会話率:46%
魔法師養成学校に通う少年ノアは、ロクに魔法も使えない落ちこぼれだった。魔法師ランクは最低のEランクだ。
同じくEランクだったアローラに告白されて恋仲になったが、覚醒して学生としては最高のAランクまで駆け上がった彼女はだんだんとノアのことを見
下すようになり、身分、容姿、魔法の才能全てを持ち合わせたAランク魔法師のジェームズと浮気をしてノアを捨てた。
ノアにも数少ない友人はいたが、日常的にクラスメートから馬鹿にされる彼と、卓越した魔法の才能と将来有望な恋人を持つアローラ。どちらが恵まれているのかは明らかだった。
しかし、とある事件をきっかけに二人の立場は逆転して——。
ザマァ要素はありますが、胸糞展開ではないです。サクッと読んでスカッとしていただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 22:18:01
428675文字
会話率:44%
ちょっと素行の悪いどこにでもいる女子高生小森睦美は、気が付いたらギャン泣きする幼女の隣に立っていた。そんな二人を囲む、某魔法学校児童ファンタジーに出てきそうなローブを被った人たち…どこからどう見ても不審者。母を求めてギャン泣きする幼女。誘拐
犯だ! 幼女を抱えて逃げる睦美だが、実は王道異世界召喚…「いや児童誘拐! 女子高生誘拐!」大騒ぎする睦美だが、魔王を倒さねば帰れない、王道中の王道展開が待っていた。しかし選ばれた勇者は睦美ではなく、ギャン泣きしている幼女で…!?
勇者召喚に巻き込まれたなんの能力もない睦美は、慣れない子守をすることに!?
※ヒロインは子供と接したことのない、むしろちょっと苦手としている子です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:00:00
15583文字
会話率:21%
愛で呪いが解けると信じられていたフォークテイル王国で、この日、呪われた王子が真実の愛によって救われる奇跡が起きた。
マデリンは目の前の奇跡に口元を押える。幼い頃から付き合いのあったアルバート王子。公爵家のマデリンと、婚約が考えられていた人…
見知らぬ令嬢との奇跡に、マデリンは…興奮を抑えるのに必死だった。
「事故チューだったのに!」と同じ世界線です。物語の、奇跡の横で起きていたもう一つの恋物語。猪令嬢マデリンの恋の行方です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 07:00:00
9225文字
会話率:30%
アンジュール国第1王女
フィリティ・アンジュールは15歳でデビュタントを迎えた。両親の国王夫妻によってフィリティの知らぬ間に婚約者を決め、デビュタント当日に婚約者を発表される。
両親は、サプライズのつもりだったがフィリティには想いを寄せる
人がいた…。
母であり王妃であるミシェルには、前世の記憶があり、田舎暮らしに憧れて、婚姻の条件に前世の【日本】での暮らしに近い田舎暮らしを持ちかける。
生まれた娘フィリティも母に連れられ田舎暮らしを満喫。
そこで出会ったひとりの少年に心を惹かれていくフィリティ。フィリティの恋の行方は?
* * *
はじめまして。
この作品にお立ちよりいただきありがとうございます!
本作、処女作となる予定です。(完結目指して頑張ります!)
今まで素敵な作品を読む側だったのですが、自分でもお話を書いてみたいと思い立ち、思い切って書いてみることにしました。
メンタルが豆腐の私です。この投稿における第一歩もかなり勇気を出して挑戦しています。
完結できるように頑張りますので、応援していただけたら嬉しいです。
小学校の作文ぐらいしか物語を書いたことがありません。
至らない点が多々あり、皆さまに《ん??》と思うような表現もあるかと思いますが、温かく見守っていただけると助かります。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:00:00
469350文字
会話率:44%
【完結まで執筆済】
訳あって山奥に隠れ住み、薬師として生計を立てているエルミルシェは、ある日ペットの子リス、リンデンから「人が倒れている」と聞かされる。
エルミルシェは関わり合いになりたくないと嫌そうな表情を向けるが、リンデンはそれを無視し
て必死で鳴いてくる。
仕方なく案内されるままに山を少し下ってみると、小川の側で倒れている青年を見付けた。
美しい装飾の服と剣を佩いた身分の高そうなその青年には、鋭利な刃物での切り傷や弓で射られた形跡があり、どうやら命からがら逃げてきたようだった。
面倒事の気配しかせず顔を顰めていると、青年から譫言のような声が聞こえてきた。
その声を聞いたエルミルシェは盛大に溜息を吐くと、嫌々ながらその青年を助けることにした。
意識を取り戻しヴィスと名乗った青年は、傷が癒えるまでエルミルシェやリンデンと共に過ごすようになる。
命が狙われるような訳ありのヴィス、人里から離れ一人で生きてきたエルミルシェ。
かつてないほど穏やかな生活の中に見え隠れする、お互いの明かされない不明な過去。
二人の過去と今が交わる時、彼らは知らなかった真実に辿り着く――。
※ハピエン厨が書いている作品ですが、途中過酷なシーンがあります。
泣きながら乗り越えてもらえると幸いです(苦笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:00:00
74187文字
会話率:22%
『ぎりぎり公卿』の姫君・沙那は、恋に奥手で恋人もできたことがないと嘆かれていた。
ある日、従妹であり帝の寵愛を受ける女御・紗子が行方不明になったと知らされた沙那は、紗子の不在をごまかしつつ、彼女の行方を探るために、宮中に潜入することになる。
帝の密命を受けたという公達・寛高と行動をともにすることになった沙那は、彼と協力して紗子の捜索を進めるが、寛高の正体が帝その人であることを知ってしまって――!
という、平安宮廷恋愛×ミステリー×三角関係(?)ラブコメです。
※カクヨムにも掲載しています。
※完結済みのため予約投稿で更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:00:00
46590文字
会話率:48%
人を救って死んだのに、異世界で背が高くハンサムな、馬になっていた。それも性別まで変わった牡馬に。このまま畜生として異世界ライフを終わらせるわけにはいかない!
マゼレット大陸の中央を南北に渡って繰り広げられている《混沌の地》で、畜生脱出
をかけた異世界冒険が始まる。地形と植生がランダムにかわり、危険な魔獣が絶えず生成される混乱の地であり、古代の魔法帝国の秘密を孕んでいる土地。畜生脱出をかけた冒険は意図せず大陸の運命と絡み合っていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:00:00
454246文字
会話率:36%
毎週、水曜日12時に更新致します。
番外編なので、20話以内で終わる予定です。
本編に登場する[混沌の地]を背景にしています。
地形と植生がランダムにかわり、危険な魔獣が絶えず生成される混乱の地であり、古代の魔法帝国の秘密を孕んでいる
混沌の地に生きる一人の女の物語です。
<畜生脱出、ついでに異世界冒険!>が本編で、<魔塔の少女ー白い魔女のはじまり>は番外編です。
番外編は本編より前の時代を背景にしており、<畜生脱出、ついでに異世界冒険!>に登場する一部キャラクターの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 22:30:39
85153文字
会話率:32%
主人公・葉山優季は男子ながら可愛らしい容姿で、ある日告白される。
相手は、王子と称されて女子から絶大な人気を集めるイケメン女子の鷹塚玲緒だ。
しかし優季は、岩渕彩珠というスポーツ少女に片思い中。
本命がいるという理由で断るのだが、玲緒は「本
命がいようとも構うものか、ぼくはキミをモノにする」と譲らず、この日を堺に言い寄られるように。
高身長で脱ぐと凄い玲緒の果敢な誘惑に手を焼く優季。
あの手のこの手で気を引こうとしてくる玲緒に対して、優季は彩珠への想いを保ち続けられるのか――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 12:00:00
26597文字
会話率:43%