「事件はわたくしが解決してみせますわ!名探偵のカリスマとは、すなわち品格と度胸と……あれ、証拠って何でしたかしら?」
ちょっと間の抜けたお嬢様刑事・一条アリスと、売れないミステリ作家・皆本ユウ。
子どものころからの腐れ縁なふたりが、ひょん
なことからとある“殺人事件”に巻き込まれる。
――被害者は国民的ミステリ作家・白川時雨。
トークイベント直後、楽屋で刺殺体となって発見された。
容疑者は全員、白川に“作家志望”として近づいていた者たち。
しかし事件は「現実が一篇の小説をなぞる」という、奇妙な様相を帯び始める。
次第に明らかになるのは、“未発表原稿”の存在。
犯人はその内容を模倣し、完全犯罪を企てた――
だがそのプロットを書いたのは、他ならぬユウだった。
物語の裏に潜む「盗作」と「動機」。
“殺すための言葉”と“生かすための嘘”が交差するとき、
真実を暴くのは、未完の一文と、お嬢様刑事の(やや的外れな)推理劇!
「殺し文句」とは、誰かを殺すためのセリフなのか。
それとも、誰かを救うために綴られたラストラインなのか――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 19:42:27
7764文字
会話率:30%
大学1年生の小早川 瞬(こばやかわ しゅん)は、ラーメン屋でアルバイトをしながら、趣味の手品と**占い(タロット)**をこっそり嗜む、ちょっと変わった青年。
ある日、“ラーメン占い”を冗談で披露した瞬間から、彼のまわりで不可解な事件が続発し
はじめる。
姿を消した女子学生。
密室で倒れていた老占い師。
ラーメンをすすりながら毒殺された男。
放火された実家のラーメン店。
そして、彼自身に向けられる疑惑の視線――
占いは未来を語るが、殺意は過去から来る。
嘘と真実、記憶と推理が絡み合う謎を、
“目の錯覚”と“直感”で切り開け。
「見抜くこと」と「信じること」は、両立できるのか?
静かにすすられる一杯のラーメンが、最後には“人間の本音”をあぶり出す。
これは、“おいしい嘘”のなかに沈んだ、
ほろ苦い真実をすくいあげる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 22:00:00
8996文字
会話率:33%
ショートショートです
最終更新:2025-06-13 11:50:00
1462文字
会話率:73%
聖女が辺境地に追放されてから半年後、その辺境地に聖女がいないことが発覚する。聖女は何故いなくなったのか?どこに消えたのか?
最終更新:2025-04-04 11:50:00
3488文字
会話率:0%
舞台は中国の小さな町・株潭鎮。小学校から帰宅した少女・小月(しょうげつ/仮名)が、その日の午後、突如として行方不明となる。異変に気づいた母親が町内に捜索を依頼し、やがて彼女はアパートの一室で、血まみれの状態で発見される。現場には荒らされた形
跡と、微かに開かれた扉、そして彼女の笑顔の写真だけが残されていた。
物語は、薄明るい午後の光と静かな日常の描写を通して始まり、唐突な闇へと転じる。終盤、近隣住民による証言と捜査が始まるも、犯人像は浮かばない。少女の死は、町の空気を静かに重くする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 00:26:37
14693文字
会話率:29%
「虚ろ」のスピンオフ作品です。
父さんのような刑事はもう古い!
そう言い切る藍香はスマホを相棒に名? 推理を繰り広げる。
ほっこりミステリー。
キーワード:
最終更新:2025-06-12 20:06:57
11856文字
会話率:51%
室町時代後期の日本…に似たパラレル世界が舞台。
東軍と西軍に分かれて国内は争乱状態のなか、東軍畠山家の沙羅姫は戦もどこ吹く風で我が道を邁進していた。しかし、突如きまった政略結婚により、その自由な日々を失うことになる。抗うべきは実家畠山家なの
か、政略結婚の相手なのか、それともーーー宿命なのか。
沙羅姫がその青春を賭けて、恋に戦いに挑む一年の幕が上がる。
室町時代をモデルにした、架空の歴史になります。
実在の人物・事件の名前が出たり出なかったり。厳密な歴史小説ではないものとして、ご理解ご了承くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 14:15:27
309900文字
会話率:28%
クトゥルフ×ブロマンスの異色ホラーサスペンス。「怪異の掃除人」シリーズ第三弾。
怪しい三十路男とお人好しの大学生男子が、時に軽口を叩き合い、時に背中を預けながら、名状しがたい怪異に立ち向かっていく。
きっちり着込んだスーツの上に不審者面が
乗っかった曽根崎は、知る人ぞ知る“ 怪異の掃除人 ”である。
警察では解決できない不気味な事件を専門とし、必要とあらばあらゆる手を尽くして“ 無かったこと ”にする。
そこにひょんなことからアルバイトとして勤めることになった大学生・景清は、今日も曽根崎に金をちらつかせられながら共に調査に向かうのであった。
【怪異の掃除人シリーズ】
「怪異の掃除人」
https://ncode.syosetu.com/n2626fi/
「怪異の掃除人は日常を満喫する」https://ncode.syosetu.com/n8793fm/
「続・怪異の掃除人」
https://ncode.syosetu.com/n0497fn/
Twitter(小話やら裏話やら短編やら)
→ https://mobile.twitter.com/koksan11
※「カクヨム」「エブリスタ」にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 12:00:00
758052文字
会話率:62%
満月のある晩、とある高校に咲く桜の下で首吊り死体が発見された。亡くなったのは女子高生。だが発見者である両親は「これは自殺だ」と言い張り、頑なに警察の捜査を拒否する。とうとう警察の上層部に強引に働きかけようとする父親だったが、ここで一人の青
年が割りこんだ。
「その問題、寒咲名探偵に任せてみませんか?」
「寒咲名探偵は働きたくない」シリーズより。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 17:00:00
19436文字
会話率:74%
クトゥルフ×ブロマンスの異色ホラーサスペンス。前作「怪異の掃除人」の続編。
怪しい三十路男とツッコミ体質のお人好し青年が、時に軽口を叩き合い、時に背中を預けながら、名状しがたい怪異に立ち向かっていく。
きっちり着込んだスーツの上に不審者面
が乗っかった曽根崎は、知る人ぞ知る“ 怪異の掃除人 ”である。
警察では解決できない不気味な事件を専門とし、必要とあらばあらゆる手を尽くして“ 無かったこと ”にする。
そこにひょんなことからアルバイトとして勤めることになった大学生・景清は、今日も曽根崎に金をちらつかせられながら共に調査に向かうのであった。
前作→「怪異の掃除人」https://ncode.syosetu.com/n2626fi/
ホラー無し日常編(前作と今作の間の小話集)→「怪異の掃除人は日常を満喫する」https://ncode.syosetu.com/n8793fm/
Twitter(小話やら裏話やら短編やら)
→ https://mobile.twitter.com/koksan11折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-24 12:00:00
606581文字
会話率:52%
私立探偵・熱海 長四朗は高校生時代、数多の事件を解決してきた名探偵であった。
それから早10年。
今は、浮気調査,身辺調査を主な業務とする何の変哲もない探偵になっていた。
そんなある日、事務所に一人の女子高生・羅猛 燐が依頼人として現れる。
燐との出会いから再び、事件を解決する系探偵として活躍していく。
そんなお話でございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 21:00:00
1221596文字
会話率:54%
深見 愛子は、探偵社Star of Lightの新入社員である。
新人の彼女とバディを組むのは、探偵歴8年の小永 新三であった。
だが、この男、探偵という仕事に向いていないといっても過言ではない人物だった。
浮気調査では、対象者に気づかれ尾
行を巻かれる。
依頼人には、不謹慎な発言をする。
まともな報告書が作成できない。
いつ解雇されてもおかしくない男なのだ。
そして何故か、新三にだけ殺人事件の解決依頼が舞い込む。
その理由は、新三に類まれなる能力と秘密があった・・・・・・・
第壱話あらすじ
探偵社Star of lightに勤務する深見 愛子は探偵学校での研修を終え、配属を迎えたその日。
小永 新三とバディを組まされた。
しかし、新三は新人の愛子より仕事ができない。
愛子が呆れかえっていると、ある依頼が舞い込む。
それは、殺人事件の捜査協力であった。
愛子は小説やドラマじゃあるまいしと思いながら渋々、仕事に着手する。
その事件を通して愛子は新三の知られざる一面を目の当たりにするのであった。
果たして、新三の知られざる一面とは如何なるものなのか。
そして、愛子はこの殺人事件を解決できるのであろうか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 19:00:00
62464文字
会話率:48%
王立パレス学院、名門中の名門のこの学院であったが主人公マッセは魔法適正ゼロの落ちこぼれであった。
そんな彼にも転機が訪れる。
探偵部との出会いだ。
魔法こそ使えないがマッセはその頭を使い探偵部に貢献していく。
最終更新:2025-06-11 00:06:31
30772文字
会話率:41%
娼館にひとりの乙女あり。名はジョゼ。娼館「リロンデル」の幼き経営者である。
娼館に買われた出自不明の少女は知識に長け、何カ国語をも駆使する才媛であった。娼館の主のはからいで、ジョゼは娼婦ではなく、次期経営者として育てられる。
ジョゼは色恋沙
汰による殺人事件や策謀渦巻く貴族社会、政界スキャンダルに幾度となく巻き込まれるが、年齢に似合わぬ人並外れた知略を巡らせ、個性豊かな娼婦たちと共に事件を鮮やかに解決して行く。
その活躍の噂が裏社会に広まるにつれ、やがて彼女の存在は王族にも知れ渡るようになるが、ジョゼにはある秘密があった──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 16:09:31
271089文字
会話率:52%
東西の文化が交じり合い独自の文化が誕生した中央地区
そこに栄える国に住まう次期国王候補である17歳の双子兄弟天と空
ある日国王に代々受け継がれる聖剣に宿る神がその装飾と共に姿を消してしまう
神は何処へ消えたのか
続々と2人に襲いかかる不
可解な事件や謎
そして王位継承に結婚問題
目まぐるしい毎日を過ごす彼らの日々を描いた伝記✕推理なファンタジーヒューマンドラマ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 12:15:31
12629文字
会話率:47%
華輝の国にはとある噂があった。
その噂は夢の中で未来を予知し、その街に降りかかる問題を解決する少女がいるというものだった。
やがて、その噂は皇帝の耳にまで届き、少女はその能力を買われて後宮に招かれることになる。
そして、夢を駆使して
事件を解決する少女は、いつしか『後宮の眠り姫』と呼ばれるようになるのだった。
ただ惰眠を貪っていただけの商家の娘が後宮で成り上がるとは、誰も想像できなかっただろう。
それは、きっと噂の本人である桟春鈴(サンシュンリン)も例外ではない。
夢見る少女は、事件を解決する。夢と現実を行き来する少し変わったミステリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 20:30:00
23394文字
会話率:26%
小学生の水崎陽人(みずざき ようと)は、ダウナー気味なクラスメイトの長野リア(ながの りあ)から『バター味ポテチ』を無理やり渡される。学校内、お菓子はもちろん持ち込み禁止。まぁいいか、とばかりに少年は学校で過ごすが……?
「……気づけよ」
最終更新:2025-06-09 19:38:12
4587文字
会話率:46%
かつて巷を騒がせていた伝説の考察者集団がいた。その組織の名はVIVAN
その中でも、ピカイチだったものにのみコードネームが付与されていた。
2年の沈黙を破り、いま再び伝説の幕が上がろうとしていた。
最終更新:2025-06-07 18:49:56
56905文字
会話率:75%
人族国家に潜入を試みた魔族のスパイが捕まった。ところがこのスパイ、あまりにも正直者。尋問すると身分も任務もペラペラしゃべる。おまけに人族への害意が皆無。冒険者達が不思議がっていたその時、辺境伯の隠居する古城のメイドが死体で見つかった。人族の
国の殺害事件の謎を、魔族のスパイが解き明かす!? 事件の真相は? そして捕まったスパイの行く末は? ――魔族国家のスパイ、ミーナ・セルニャンキサが、人族国家で事件の謎を解決する長編ハイファンタジー推理小説! 名探偵魔族は潜入当時から頭脳明晰・物腰丁寧・教養十分。足りないのはスパイとしての自覚だけだった!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 23:10:30
109242文字
会話率:48%
入学当初、友達作りの波に乗り損ねた俺、佐藤一(さとうはじめ)は、浮かれた話が一つも無いさびしい夏休みが終わり、二学期が始まってもクラスに友達は一人もいなかった。
その日も、昼休みに肩身の狭い思いをしながら、教室の自分の席でぼっち飯を食べてい
た。
俺の後ろ、最後尾の席に座るのは、学校一の美少女と噂される才色兼備の孤高の女子生徒、白川瞳(しろかわひとみ)。
一度も言葉を交わした事が無い、ぼっちの俺に、なぜか彼女が二つ折りのメモを渡して、美術室に呼び出した。さらに、あろうことかその日の放課後、駅前で待ち合わせ、彼女の自宅へ向かうという展開に。
果たして、彼女の目的とはいったい何か?・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 06:44:21
134700文字
会話率:46%
桜丘高校芸術部、それは部員2人の小さな部活。
しかし新入生の春風雪が入部してから様々な事件が舞い込んだ来た。
汚されたコンクールの絵、入れ替わるはずのない沖縄土産、自殺した少女からのラブレター。
そして雪が入部するきっかけになった、桜丘高校
芸術部一同作「林檎」
この絵に隠された芸術部を巡る暗い過去とは…
最新章、「幽霊部員を目指して」では芸術部が背負っていかなければならない罪を描いています。
ゆっくり月2くらいのペースで執筆しています。もしよろしかったら一読ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 08:00:00
150895文字
会話率:39%
ヤツデの住む『愛の国』トイワホー国には『仲良しトラベル』という制度がある。それは近くの市民を『愛の伝道師』の元で仲良くさせるというものである。
ヤツデはそれによりツアー・コンダクターのアヤメと参加者のサフィニアとジェラシックという人物たち
と交流を持つことになる。
『仲良しトラベル』は主にミステリー・ツアーに重きを置いて恐竜展にも訪れることになる。ヤツデは『白と黒の推理』を得意としており果たしてミステリー・ツアーでもその実力を発揮できるのかという点も見所である。
アヤメは底抜けに明るい性格をしており、ジェラシックはオヤジ・ギャグをこよなく愛する飄々とした人物だったので、ヤツデはすぐに皆と仲良くなれた。
サフィニアはお嬢様なのだが、ヤツデの推理力と人柄を見込んで自身がストーカーの被害にあっている可能性を示唆する。ヤツデはどうせビャクブという親友とこのペトロフスク県に住むカラタチとしばらく近隣に滞在する予定だったので、結局は二つ返事でサフィニアの助力になることを受諾した。仕事ではないとはいえ、ヤツデとて『愛の伝道師』である。
ところが、事態は思わぬ展開になった。なんと、サフィニアの祖父であり宝石会社の会長であるゼンジが駅構内で何者かに殺害されたという情報が舞い込んできたのである。サフィニアは図々しくも思いつつそちらの捜査もヤツデにお願いし、ヤツデはビャクブとカラタチの協力を得ると、結局はこちらの捜査も受諾する。
ヤツデとビャクブはやがてサフィニアの父であり社長のフレークやサフィニアの母であるアオナと話をしたり叔父のコリウスと叔母のカスミといった人たちからも事情を聴くことになった。
他にもカスミの旦那のラルクや執事のヘンルーダとサフィニアの祖母に当たるオリーブとも話を聞くことになる。
トイワホー国の人々は基本的に良心的な人が多くさらにサフィニアの口添えもあったことからヤツデとビャクブは易々とゼンジについての情報を仕入れていくことになる。
そこまでなら、なんとかなったのだが、ヤツデはこの状況下で風邪をひき発熱によりカラタチの家で寝込むことになる。
ビャクブは名探偵のヤツデを欠いた状態でなんとかして捜査を進めるが、ヤツデとビャクブのコンビは果たして今回の事件の核心に迫ることはできるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 09:57:21
323875文字
会話率:15%
トイワホー国という『愛の国』を舞台にしてこの国の数少ない殺人事件にスポットを当てた推理小説である。主人公のヤツデは無差別の愛を広める『愛の伝道師』である。ヤツデのやさしさは作中の色んなところで窺うことができる。ヤツデとその友人のビャクブはク
リーブランド・ホテルに宿泊して旅行を楽しむことになった。そのホテルでは時同じくして殺人事件が起きる。イチハツとエノキはヤツデとビャクブの友人になった人達である。イチハツはとてもフレンドリーな性格をしておりハスキー・ボイスが特徴的である。エノキはクールな雰囲気でイチハツとは対照的な低音の声の持ち主である。バニラは行動力が抜群で事件とは関係なさそうだが、実は被害者とは顔見知りで謎の男から届いた手紙で心を悩ますことになる。バニラの女友達であるスミレは思いやりがありバニラの悩みに気づき、シランははっちゃけた性格である一つの隠し事を持っている。駅員のテンダイは手品を披露するのが趣味でありヤツデとビャクブも手品を通じて彼と知り合うことになる。死体発見の現場に居合わせたので、シロガラシは警察から取り調べを受ける。孫娘のチコリーはそれを邪推しテンダイの手品の種を解き明かしたヤツデにシロガラシの無実の証明を頼んだ。死体発見現場に居合わせたカラタチという男はヤツデのオカリナの演奏を通して知り合うことになる。ホテルで殺害されたのはクローブという55歳の男性でありネズというのがその妻である。クローブとネズは共通の知人であるマツブサというホテルに住む男を訪れていた。ヤツデはマツブサという男の事件に関する訳ありな雰囲気を察する。マツブサとネズは一緒にいたことでお互いのアリバイを確保しているので、ビャクブはその点についても疑わしいと思った。自分で考え出した疑惑と信頼の両方で物事を捉える『白と黒の推理』を駆使することのできるヤツデは自分から事件に首をつっこむようになり相棒のビャクブと一緒に三つの殺害方法で殺されていたクローブという男の謎と犯人は誰なのかという謎に挑戦する。この事件はバニラの兄が病院で看護師を殺害した8年前の事件と密接な関連があり、これはある人物の復讐殺人だということをヤツデは突き止める。ただの雑談に聞こえる会話や地の文が後になって重要な意味を持ってくるというのもこの小説の特徴の一つである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 11:13:06
212328文字
会話率:10%
仕事を解雇された朝賀大紫と、仕事を辞めた深月碧波。幼馴染の2人が選んだ次の仕事は、探偵だった。
推理力はそこそこ、得意分野はまだ不明。一見へらへらした2人の作り上げる推理が、デッドロックを解除する。
探偵事務所 Deadlock
そのデッドロック、解除します。
人探しや事件解決など、私たちにご依頼ください。
行き詰まった案件は、ぜひこちらへ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 08:26:00
115870文字
会話率:64%
【洒落怖×ミステリー】
故郷に帰る途中、鬼灯星太郎は奇妙な女と出会う。
「君の故郷に、怪異はいる?」女の名は九木狐十子。星太郎は思い返す。──十年前のあの日。背の高い不気味な女と翌朝に発見された死体。
怪異だったのか。それとも人間の仕業か?
怪異と推理、不気味と愉快のエンタメミステリー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 20:35:00
171603文字
会話率:55%
ゴア・キャッスルダンスという16歳の少女は、異常な治癒能力を保持した『聖女』だった。
そんなゴアはある日「天才達のサロンを作りたい」という欲望を持つ貴族院の先輩、レイヴン・レッドローチの勧誘を受ける。
しかし誘われた先の屋敷では殺人事件が発
生して──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 18:24:10
52592文字
会話率:47%