未開拓の地を攻略する《冒険者》――その中でも《勇者》と呼ばれる少女がいるパーティに、レクシア・セインケイルの姿はあった。
《回復》のスキルを持つ彼女は親友でもある勇者のメクウと共にパーティを組んでいたのだが、同じく仲間の一人であるアクトによ
って自身がパーティから不要な存在であると告げられる。
絶望に心を支配されたまま、奈落の底に突き落とされた彼女は即死できず、痛みの中で『少女』の声を聞いた。
その少女の名は《哭猫のルッキネス》――この世界を支配する、魔物の王の一体だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-13 22:00:00
29426文字
会話率:45%
ずっと冷たい態度でアレクシアをまるで虫のように追い払ってきた婚約者。彼には最愛の想い人・リナリーがいる。
そんな彼がアレクシアの名前を呼んだ。
……遂に婚約破棄をされる時が来た。
大勢の来賓客の前で、盛大に婚約者に捨てられるのだ。
し
かし、意を決したアレクシアの目の前まで歩いてきた彼が言った言葉は
「婚約破棄をして欲しいなどとは、もう言うな」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-24 07:03:12
96383文字
会話率:19%
男装してアレクスという名で学院に通っているアレクシア・ロイエル公爵令嬢。平民の少女に嫌がらせをしたという理由で退学させられてしまったのだ。
今度はおとなしく学院生活を送ろうと思うが、生徒会に所属させられて日々雑用をこなしていく日々。
なぜか
かわいがってくる生徒会の面々や、正体を見抜いてきた先輩、退学させられることになった平民の少女と交流し、平穏無事な学院生活を送ろうとがんばっていきます!
男装しているとおもいのほかかわいらしい面が出てきているのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 15:37:28
76904文字
会話率:22%
「神なんてクソよ!」
大雨に鬱々としてそんなことを愚痴っていた双子の姉妹、アレクシアと私ユリシア。
この家に聖女がいるはずとか言われてもそんなわけないじゃん。
だけど姉のアレクシアは、
「こちらがお探しの聖女でございます」
と私を売っ
た。
話を聞けば、絶対それ、アレクシアの方なのに。
拾った王子には脅され、城に行くことになるし。
しかも。
何で私が王太子妃にならなきゃいけないの??
そんな話は聞いてない!
=====
・ファンタジーか恋愛かカテゴリに迷いましたが、一応恋愛が入ってるので恋愛カテゴリにしました。
・なので、恋愛成分はあっさりうす味です。
・アルファポリスにて掲載、完結済です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 22:08:01
78462文字
会話率:30%
この作品は、悪役令嬢は出落ちする(https://ncode.syosetu.com/n6429gj/)の別視点となります。
前作を読んでから読まれることをお勧め致します。
しがない騎士爵出のアレクシア・モンローは乙女ゲームの主人公である
ことに気づいた。
その世界では悪役令嬢が猛威を振るっており、“ざまぁ”されたくないアレクシアは必死に素性を隠すことにした結果……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-24 09:38:11
6089文字
会話率:19%
様々な魔法や魔道具が生活の一部となっている魔法時代。
その時代に暮らすソフィア・アレクシアは大賢者として魔法の発展に寄与してきた。
そんな彼女は幼少期から【淡いの箱庭】という世界と世界の狭間に位置する、謎の場所に訪れることが出来た。その場所
でソフィアは数多くの人物と運命的な出会いを果すこととなる。
不思議な雰囲気を纏う金髪の青年【一なる者(アインス)】
白髪に長い顎髭を蓄えた好々爺【白老】
白銀の長髪と双眸を持つ見目麗しいエルフ【銀の君】
身体の一部を竜鱗に蝕まれた漆黒の青年【鐵の王】
特にこの四人と深い仲となったソフィアは、魔法の使い方や愛など、様々なことを学んでいった。
彼女が大人になるにつれて【淡いの箱庭】に訪れる頻度は減っていき、やがて現実の生活に追われてその時のことを思い出すことが少なくなっていた。
しかし息子であるネイスと夫であるアルフレッドと共に調査という名の旅行に赴いた先々で、彼らのことを懐古していく。
そしてその旅の果てに、大きな事件が発生して、ソフィアは再び【淡いの箱庭】へと赴くこととなる。そこで再会した【一なる者(アインス)】の口から告げられた【淡いの箱庭】に隠された秘密と彼の正体に、ソフィアは驚愕する。
―――これは魔法の糸が繋ぐ、運命の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-14 18:18:45
124367文字
会話率:41%
前作「back beat1」の続編です。
宮城県仙台市にある芸能プロダクションに新たに入所してきた拓真。
彼は他の人とは違う感覚を持っていた。
人には色がついて見える。
音楽にも色がある。
この子にはオーラが見えていると思っているという
母親。
彼を疎ましく思うものレッスン生と彼を庇うレッスン生。
「あんたと私は違うの?」
「彼と私らは違うのか?」
問いかけるレッスン生。
「夢を目指すには資格がいるのか?」
「みんなと同じじゃなきゃスタートラインにすら立てないのか?」
様々な思いを胸に秘めるレッスン生達とマイペースな拓真。
荏原はレッスン生達を導いていけるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-11 18:51:37
11656文字
会話率:91%
とある目的によって異世界の戦場へと放り込まれた奥村真広と吉野美帆。二人は敵対する二つの国家に分断され、お互いが敵として殺し合う運命となってしまった。真広はフリードリヒ・ヴァルトハイムとして、敵を徹底的に粉砕する『加護』を与えられ、軍の最強部
隊の隊長として銃をとる。美帆はアレクシア・アニョルトとして国の姫として転移し、戦争の行く末を見守るが、彼女の通う大学で敵となった真広と遭遇し、彼と再会するために軍に志願した――常識を壊した苛烈な異世界近代戦を戦い抜く二人の男女の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-14 16:55:24
189959文字
会話率:25%
ある日目覚めると記憶をなくしていた伯爵令嬢のアレクシア。
家族の事も思い出せず、けれどアレクシアではない別の人物らしき記憶がうっすらと残っている。
過保護な弟と仲が悪かったはずの婚約者に大事にされながら、やがて戻った学園である少女と出会い
、ここが前世で遊んでいた「乙女ゲーム」の世界だと思い出し、自分は攻略対象の婚約者でありながらゲームにはほとんど出てこないモブだと知る。
関係のないはずのゲームとの関わり、そして自身への疑問。
記憶と共に隠された真実とは———
※アルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-23 10:11:15
88431文字
会話率:46%
主人公レッティーヌはクラスのムードメーカーで将来は父の経営するサーカス団の女道化師になる予定だった。そんな中、王国で謎の病が流行りだし、怪しい特効薬の問題を解決することになった。
【次期女皇は偽りの恋を信じる】主人公イヴリシアは両親を人
質にとられ次代の女帝になる事になった。学園で知識を得るまでは求婚回避で男装をする。そんな事情を知らない生徒会長からミスコンの審査員を任される。■キャラ:カレプレン4王子〔エジェル〕、教師〔リヴリン〕、腹黒〔ベルス〕、情報屋〔ヴァルク〕、空気〔ルミス〕、神〔ディーダマ〕
【眠り姫は夢を見ない】主人公エネイラは魔力が高く睡眠過多を治す為に学園へ。彼女は境遇の似た仲間と出会い悪癖を乗り越えていく。
【ミオネラ~君を愛してる】主人公ミオネラは星エネルギーを回収する。
【ミラーコールド~ネフュナは死を回避したい】主人公ネフュナは人魚の血を引くが寿命が迫っている。
【私がボスの娘!?】主人公レクシアーナは自分の父が組織のボスだと聞かされ人生逆転。
【エアリクアトの心】主人公エアリは王族で他者の心が読める。ある日ポイゼェン星の教皇の兄に婚約破棄された。
【カツアゲ令嬢プライデア】主人公プライデアは大公の娘。財政難で覆面怪盗をしている。
【レクサリーナ~お前はもう腐ってる】主人公レクサリーナは腐敗魔法最強で畏怖される。
【妖精姫クシエ~きっと四番目】主人公は四代目の妖精姫で留学することになった。
【恋する科学者】主人公ネティシアは科学者一族の末裔。失踪した兄を探すことになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-10 21:05:51
8814文字
会話率:31%
主人公アレクシアは魔王の姪だが魔族らしくない髪がコンプレックス。そんな彼女は部屋に隠りつつ裏で政治をしている。
【暴食~敗戦姫は魔王に救われる】主人公リリトカヤは人間を憎む過激派の魔王に拾われる。彼女はそれまでの記憶を無くしており、敵国の
王子が現れて敗戦した人国の姫である事を思い出した。
【怠惰~宿敵のおもてなしは凶悪、魔王城でグータラ生活!】主人公エルダエッタは魔王らしくないドグアオルラを後腐れなく倒すべく指導する。
【色欲~東の魔王=勇者】主人公マギスは魔王の娘。ある日の朝、勇者の息子が魔王になった。
【憤怒~こんな国にいられるか!】主人公メディロアナは音楽国トオンキーゴの王女。音痴で楽譜が読めず旅し供を従え音楽嫌いの隣国王に音楽の素晴らしさを教えにいく。
【強欲~贄のディーディア】主人公ディーディアは魔神信仰のカオスマインの皇女。流行り病が唯一病が効かない体質。
【虚飾~財政難になりましたので、身代金を請求しました】主人公シェリス公女は財政難で夜はサーカス団長ヴィルナ。一攫千金に魔界の王子を拐う。
【嫉妬~魔王の娘は勇者】主人公アセチアルは魔王の娘だが王子に恋して父を倒す事にした。
【傲慢~姫はルールを塗り替える】アルファナモールは芸術国キャンバリテの王女だがセンス0で修行の旅へ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-08 14:22:10
10711文字
会話率:48%
森しか描けない、森バカ=グリーンバリー。
工房の仲間にそう揶揄される、森だけ描ける画家志望の青年、リオン・グリーンバリー。
彼は、とある少女のせいで、初秋の川に突き落とされる!!
少女の名は、アレクシア・フローラ・ハーグリーヴス。
この街の大富豪の一人娘。で、ガキンチョ。
「ワタクシの絵を描いてくださらないかしら」
お嬢さまの無茶ぶりに振り回される日々。オレは、おもちゃじゃねえっ!!
そしてリオンは知る。このお嬢さまに隠された、とんでもないヒミツを。
物語、完結いたしました。
次作の励みにもなりますので、評価、感想など(中辛程度のものを)いただけると、幸いです。
※ 12/15より、サブタイトルつけました。タグ「異世界 (で) 転生」も追加されました。
※ こちらの作品は「PIXIV」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-21 15:48:25
83305文字
会話率:22%
閉塞された地下世界。
無機質な岩肌の壁に囲まれたその世界で人類は暮らしていた。
第五層主要都市アレクシア。カイ・クノートとルーラ・バウマンの二人は、その街にある孤児院で育てられていた。だが六年前に、地下世界を支えている大木、神聖樹の暴走に
より、二人の孤児院は森に呑み込まれる。以降、二人は孤児院の子供たちを養うための金を、窃盗で稼ぐこととなった。
そんなある日、カイとルーラはとある屋敷からお宝を盗むことを画策する。
「怪盗ハロウィンズ」を自称する孤児院の子供達、ティム・カーティスとリリー・ベネディクト、ササ・フライヤーの三人も加わり、カイとルーラは見事にお宝を盗み出すことに成功した。
だがそんな彼らの前に――地下世界の支配者であるヴァルトエック家の三女、マリエッタ・ヴァルトエックが突然姿を現す。そして困惑するカイに、マリエッタはこう告げた。
「神聖樹の暴走により、森に奪われてしまった広大な土地。それをウィザードである貴方の魔法で、取り返してほしいのです」
こうして、左腕に「過去を再生する」魔法を宿した青年カイの故郷を取り戻す物語が始まった。
=====================
地下世界って何か萌えるよね、から書き上げたものです。
基本シリアスですが、節々にコメディ要素投入。
プロローグ、第一章~第五章、エピローグ構成。
全59話。長いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-22 21:00:00
163900文字
会話率:46%
この世界に闊歩していた魔物が世界からその姿を消した。
神代から続いていた『人』と『魔物』の永遠とも思われた対立の時代は英雄とその仲間達の手によって幕が下ろされた。
都市はその規模を広げ、馬車が街道を行き、船が海原を駆ける。
今までよ
りも遥かに人の動きが活発になり、新たな『人』の時代の到来は誰の眼にも明らかだった。
そんな中、今まで『魔物』との対立が押さえていた『人』の醜さも浮き出ていた。
そうして浮き出た醜さは『宗教』、『人種』、『国家間紛争』、『政治』…様々な形を持って人の時代を包み込んでいく。
そんな、美しくも醜い世界の始まりを生きた一人の女性がいた。
英傑多きかの時代といえども、『人』の時代の開拓者たる彼女の偉業を越えられた者は一人としておらず、幾ばくかの時のたった今の時代まで見ても存在しないだろう。
帝国において、国旗の主な色は『赤』であり、同時に帝国を表す色でもあるが、それ以上に『赤』は彼女を示す色である。
我が国の国母であり、『赤薔薇の女帝』たる彼女の名は『イリャーナ・アレクシア・ルマナフ』。
ーーイワン・トルストイ『大戦史』第一章 より
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-09 20:00:00
6781文字
会話率:46%
「お前との婚約を破棄する!」その言葉によりアレクシアは前世の記憶を思い出した。婚約者だった筈の皇子はどこぞの貴族令嬢を腕に抱いているが、どうでもいい。ついうっかり殴り飛ばしてしまったために最北端の地へ蟄居を命じられてしまったが、北国暮らしを
夢見ていた私にとったらそこは魅惑のワンダーランドだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-14 12:13:29
3089文字
会話率:4%
理由はわからないが自分の世界で死んでしまった主人公(男)、狭間と呼ばれる場所で自分を悪魔と名乗る女、リンダルスームビシャレトア・ダ・スルームに目を付けられ、契約して自分と共に戦ってほしいと頼まれた、自分を悪魔と名乗る女はその場所で、16人の
人間を集めていると言う、男はどうせ死んでいるならと契約を交わし、エレクシアという人間と魔物などが暮らす世界にたどり着く、ここからその世界に渦巻く陰謀と、悪魔に集められた契約者との運命の糸が絡み合う、そして悪魔と名乗る女の真の目的とは何か!、契約者たちの新たな冒険が今始まるはず
:何か死んだら、異世界行っちゃって、訳も分からず俺TUEEEEEなチート持ちではありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-22 16:47:23
267464文字
会話率:62%
「神獣と7.62㎜弾」divinebeast and Strel'ba
旅の始まりは人それぞれ。
ならば、旅の終わりも人それぞれであろう?
時にそれは、住処を見つけた時。
時にそれは、金銭面で限界をきたした時。
はたまた死を。迎えて
しまった者。
さぁ。旅の終焉を見届けよう。
それがどんな結末で。どれほどのストーリーがあっても。
―――――――――――――――――
旅は終わらない。
死してもなお終われない旅がある。
死は終わりではない。深淵を受け止めた先へ。
人生という名の旅路。
進まなく。止まってしまう命の時計。
受け止めろ。
※この作品は作者「天狐」本人が別サイトにて投稿してあったものを修正を加えたうえで、再投稿しております。
なりすましなどには十分お気を付けください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-16 05:00:00
9336文字
会話率:46%
―世界を救って、私は生きる―
南の方角に位置する島々、エデニア諸島。そこでは、人と精霊が、共存していた。人と精霊の間に生まれた種族・精霊人は、強力な力を持っており、人と精霊の能力、両方の能力をその身に宿していた。
精霊人であり、エデニ
ア諸島に住む少女・ルチアは、遥か昔、人々と精霊達を救った少女達・ヴァルキュリアに憧れていた。双子のクロスとクロウ、研究者のアレクシア女史と平和に暮らしていたルチア。そこへ、彼女達の平和を脅かす存在・妖魔が、襲い掛かる。
しかし、共に暮らしてきた家族を、村の人々や精霊を守りたいと願った時、なんと、ルチアは、ヴァルキュリアに変身した!!
そこから、ルチアの救世の物語は始まる。
*異世界で、魔法少女モノの話です。異世界転移や、異世界転生では、ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-30 09:12:12
387054文字
会話率:25%
帝国正規軍は周縁――魔法に長けた魔法都市との闘いに疲弊していた。優秀な指揮官と下士官だったイートスとレクシアは捕虜となり、魔法都市で新しい一歩を踏み出す。これからは一人の冒険者として金を稼ぎ、生きていかなければならないのだ。イートスを慕うよ
うに思えるレクシア。イートスとしても最も重要な部下だった。二人は辺境の宿舎から、攻略の厳しい、悪意に満ちた森へと探索を命じられる。
レニア、という常識外れの人体錬金術師に身体を改造されたイートスは9割がた魔物という身体にされてしまう。
夜ごとに快楽を求めないと寿命を迎えてしまうという魔物そのものの肉体。
次第に魔法と新しい身体にも慣れ親しみ、冒険者として歩み始めた二人だが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-22 20:01:35
123810文字
会話率:33%
これはシルヴィア・アレクシアがササキシュウと出会う少し前の物語。
彼女が第143期の教官として配属された日。そこから古き物語が紡がれる。
『異世界のオラリオン』。その正統な前日譚が今始まる。
最終更新:2017-04-07 22:03:06
73545文字
会話率:31%
世界樹の中心に最も近い田舎町――。
時間が時間を気にしないこの町では、今日も“穏やか”に日々が過ぎていく。
町で占い師を行う水の精霊、リーネ。
他人との――特に己と同じ水の精霊との――関わりが苦手な彼女のもとに人との縁を繋ぐのは、常に友人に
して司書のアレクシア、酒場店主のヒースである。
傷ついた水の精霊が町の外からアレクシアの図書館へやってきたことで、リーネは己の一族が危機に瀕していることを知るが――…。
心を閉ざした精霊が、時を経て自分の居場所をまた一つ得る物語。
町物語その3。
※当作品の著者は、葉未ではなく焔結城嬢です。
『世界樹の傍の、』『世界樹の傍の、Ⅱ』をお読み頂いた結城嬢が、同じ“町”を舞台に書いてくださいました!ありがとうございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-27 22:49:44
28875文字
会話率:42%