《二つの前世を持つ占い師が異世界で人々を幸せにする物語!》
「私が占い師になった理由」は、二つの前世を持つ女性、アリアが異世界で占い師として活躍する物語です。
一つ前の前世は、日本で雑誌の占いページを担当していたアラフォーの編集者。占い
と推し活を愛する普通の女性でした。
二つ前の前世は、ヨーロッパのとある大国の宮廷占い師。人々を癒し、導くことに喜びを感じていました。
ある日、目が覚めると、アリアは二つ前の前世とどこか繋がりのある異世界にいました。
外見は若返り、二つの前世の記憶と占いの知識を持ったまま。
なぜ自分がこの世界に飛ばされたのか、理由はまだ分かりません。
しかし、アリアは持ち前の楽天的な性格で、露店で占いを始めることにしました。
アリアは、スピリチュアル鑑定と命占の力で、人々の悩みや問題を解決していきます。
婚約者との関係に悩む青年、家族の問題を抱える女性、将来に不安を感じる若者など、様々な人々がアリアの元を訪れます。
アリアは、彼らの魂に触れ、過去、現在、未来を見通し、必要なメッセージを伝えます。
時には、前世からの因縁やカルマを解きほぐし、彼らを癒します。
アリアの占いは、単なる未来予測ではありません。
相談者の心に寄り添い、彼らが自分自身の力で未来を切り開いていけるように導きます。
物語が進むにつれて、アリアは異世界の秘密や真実に迫っていきます。
なぜ彼女はこの世界に呼ばれたのか?彼女の過去と未来はどのように繋がっているのか?
そして、アリアは前世で果たせなかった恋愛を、この世界で成就させることができるのでしょうか?
「私が占い師になった理由」は、心が温まる異世界ファンタジーです。アリアと一緒に、素敵な出会いと冒険を楽しみませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 05:54:03
348925文字
会話率:31%
登録者たった1人のホラー実況YouTuber・佐藤結愛。
頑張っても全然怖がれない彼女の唯一の視聴者は、幼馴染の田中蓮だけ。
「本当の怖さを知りたい!」
母親を楽にするため、YouTuberとして成功したい結愛は、本物の霊スポット巡りを決意
する。
でも、蓮には秘密があった――霊が見えるのだ。
廃校の音楽室で勝手に響くピアノ。
縁結び神社で舞い散る季節外れの桜。
鏡池で結愛を引きずり込もうとする水の手……。
危険な霊たちから結愛を守るため、蓮は自分の霊感を隠し続ける。
でも、秘密を抱えたまま、本当に大切な人を支えられるのだろうか?
現代×ホラー×青春。
霊感を持つ少年と夢を追う少女の、ちょっと不思議で心温まる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 01:51:11
32343文字
会話率:38%
在りし日の日常を追体験しよう。そんなコンセプトで作られたほのぼの日常オンライン。
現代世界の過去に存在したという、昭和、平成、令和といった時代の日本の街並みを再現した世界で、小学生生活や、中学生生活などを謳歌しよう。というゲームである。
プ
レイヤーネーム:ヒロキもまた、とある理由を切っ掛けに、このゲームを開始することにしたのだ。
戦闘系スキルと霊感系スキルを取ることで体験できる非日常でほのぼのしない心霊体験。小学校の一角で待ちかまえる、マスコットキャラでありボスキャラとして設定された【トイレのハナコさん】。
本来レベル40前後で相対すべきその存在に、彼はレベル1で立ち向かい、そして告げる。
「ハナコさん、一目惚れしましたッ! 俺にテイムされてくださいッ!!」
それはもう綺麗な土下座と共に。
そして……ゲームバランスが壊れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 00:00:00
1966513文字
会話率:38%
霊界に存在する偉大なる大天神から使命を授かり、
人として生まれた選ばれし5人のエンジェルヒーラーたちは
一度人間として生まれたら二度と輪廻転生できない。
そんなエンジェルヒーラーの隠された使命をやり遂げる人生の旅物語。
主人公である霊視占
い師の朱華(シュカ)が信頼していた祖母が残した遺言、
使命へのヒントが書かれたノートを見つけたことをきっかけに旅が始まる。
ノートに書かれた使命への3つのミッションをやり遂げる為、
一人の弟子を連れて仲間を探しに旅に出る。
日本各地の結界とパワースポットとなる神社仏閣で
探していたエンジェルヒーラーと出会うが、どの人物も訳ありの変わり者。
過去に深い心の闇傷やトラウマを抱えている人物ばかりだった。
人の感情が霊視できる朱華は仲間の辛く壮絶な過去を知り、
一緒に旅をしながら仲間になった者達の心を癒し、
救いたいと思うようになる。
朱華が持つ霊視の力でトラウマを癒し、“魂の解放“を叶えることを条件に
変わり者のエンジェルヒーラー達は朱華の仲間となっていく。
旅を進めるにつれて仲間の絆も深まり、
ノートに書かれたミッション完了を目指していくが、
行手を阻む悪霊が多数出現。
悪霊達によって守られてきた日本の結界が壊れかけていることに気付く。
困難の乗り越えながら崩れかけた結界を張り直すことで
現世と未来を守ろうと必死に悪霊と戦う。
最終ミッションである日本最古の悪霊を倒す為、
辿り着いた場所にいた悪霊は誰もが想像しなかった姿をしていた。
それは、人間におけるすべての使命の答えを表す姿であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 22:54:19
25272文字
会話率:17%
代々霊感が強く、霊媒師を生業とする夏目家の長女・夏目樒はコロンビア大学に進学したが、身に覚えのない論文剽窃の濡れ衣を着せられ、訳も分からぬまま除籍という重すぎる処分を受ける。
やる気をなくしたシキミは日本で無理やり家業を継がされ、関東甲信越
の怪奇現象の対処と除霊を行う“ナツメ商会”で幽霊退治に従事していた。
樒は天使の化身の少女・鎌倉紬の依頼で、とある山中で俗世から完全に隔絶して自給自足の集団生活を行っている謎の集団の“不死身の巫女”の密偵任務に赴く。
しかし、その“不死身の巫女”は、樒が幼い頃に失踪した祖母の菊子であり、しかもその姿は二十歳程に若返り、記憶をなくしていた。
奪還された菊子は少しずつ記憶を取り戻していくが姿は若いままで、なおかつ不老不死の能力を備えていた。
そして不老不死であるが故に、寿命を弾にして撃ち出し、悪霊や妖怪に強烈なダメージを与え、時に幽霊を成仏させることも出来る銃“怪殴丸/カイオーガン”をほぼノーリスクで使うことが出来るのだった。
アメリカ仕込みの知識、怪殴丸の連射。孫娘と祖母のコンビは、家族と怪殴丸の謎を解くため日本各地の悪霊退治に旅立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 20:29:18
36957文字
会話率:61%
霊が“視える”体質のせいで、
孤独に生き、悪霊に殺された少女が――
次に目を覚ましたとき、
異世界で公爵令嬢になっていた。
家族に溺愛され、今度こそ穏やかな人生を――
そう思っていたリリアナだったが、
運命はそう甘くなかった。
ある夜
の舞踏会、彼女は「呪われた第三王子」と噂される青年に出会う。
――その身体に宿るのは、かつて世界を絶望に染めた魔王の魂。
彼の運命は「魔王に乗っ取られ、国を世界滅ぼすこと」。
けれど、リリアナは知らず知らずのうちに“除霊”してしまっていた――!?
しかも彼は、リリアナの前世の理想をそのまま体現した「超絶イケメン」。
距離ゼロ、目線の破壊力1000%、色気で周囲の女が倒れるレベル。
お願い……!
その色気、もうちょっと自重して!!!
これは――
魔王にされるはずだった王子と、
自分の力を“霊感”と誤解しているちょっと癖のある聖女による、
運命をぶち壊す、
勘違いと執愛の溺愛ロマンス!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 19:01:08
25400文字
会話率:28%
ある放課後、大和は誰もいないはずの教室で、異変に気付く。
突然、シャーペンで書いているかのような音がし始めたのだ。その瞬間、生まれつきだった彼の霊感が一時的に強化され、そこに透明な状態でパニックになっている学園のアイドル、白石桜の姿をと
らえてしまう。
桜は、自分が透明になっていることを誰にも知られずにやり過ごそうとしたが、唯一自分を視認できる大和の存在に気づきかなり動揺する。大和もまた、完璧に見える桜の意外な「ヒミツ」を知ってしまい、困惑し、戸惑う。
こうして桜の秘密を共有することになった大和と桜の、奇妙な関係が始まるー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 15:00:00
5255文字
会話率:36%
その本屋は、今日も「こわいほん」と共に営業中──。
愛車で各地の小さな書店を巡るのが趣味の青年・吉野大吉(よしのだいきち)はある日寂れた書店「たまゆら」で真っ白な「こわいほん」を見つけた。
得体の知れない店主・遠藤から「読んだら呪われます
よ」と忠告を受けるものの、大吉は見てしまった。
中身は一行。「あの峠にはアルパカが出る。」
怖くもなんともないと笑い飛ばしたはずの帰り道、大吉は峠で「アルパカのようなもの」に遭遇。しかもそれ以来、大吉の首はほんの少しずつ伸び始めた。 ──このままでは、俺はアルパカにされてしまう!
遠藤は「呪いの解き方 ?知りません。呪いは自己責任」と取り付く島もない。
頼れるのは幼馴染で神社の息子・笹一典(ささ かずのり)だけ。
果たして大吉は呪いを解くことができるのか?
悪運は強い巻き込まれ系主人公(霊感ゼロ)と無責任怪異案内人(霊感の強い友人もいるよ!)のドタバタ怪奇ホラー…のはずです。 2万字ちょっとで完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 12:20:00
7381文字
会話率:29%
なんちゃってホラー『世の中には見えなくていいものって、あるよね』『ご主人はお料理上手です』の続編です。
犬上家の一人息子、悠里は最強の犬神の主人。けれど肝心の本人はその手の類が大の苦手。十四才を成人とする犬上家の一族。悠里も成人し、晴
れて仲間入りを果たしてしまった。(『世の中には見えなくていいものって、あるよね』)
守り手はいないものの霊感があり、その手の類が見えていたし、かわし方も分かっている悠里の幼馴染、昴はひょんなことから飯綱(管狐ともいう)の主人となる。
前世人の記憶を持つ飯綱は主人を守るために奮闘する。
(『ご主人はお料理上手です』)
上記二作の短編後の、犬上家とそれに関わる人やオトモタチの日常になります。
(短編をバラバラとアップするのもあれかなと思いまして、不定期ではありますが、連載形式とさせていただきました。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 11:37:30
12882文字
会話率:56%
『現世(うつしよ)の俺たち』
主人公の男子高校生、恭一には前世の記憶がある。
数百年前、とある神社に来世でも彼女と出会いたいと願いをかけた。
願いが叶い、お互い同時期に生まれたものの、残念なことに男同士だった。
今世での課題は何か分からない
が、楽しく高校生活を満喫する物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 23:28:56
26554文字
会話率:46%
椿(つばき)はブライダルプロデュース会社で働く26歳。
霊感体質を見込まれて、怪現象に悩む先輩の部屋に招かれた。
あこがれの先輩に恩返しができる、最初で最後の大チャンス。
ここは、全力でひと肌脱がせていただきます!
奮闘する椿のまえに現
れたのは、別人のように豹変した先輩の姿だった。
これってもしかして憑依? それとも二重人格?
……え、ちょっとあの、……ひと肌脱ぐ覚悟はあっても、服を脱ぐつもりはありませんからっ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 22:00:00
90620文字
会話率:41%
日常系ラブコメ 時々 ちょっとオカルト系
私、服部英子(高1)には神さまが取り憑いています。別に悪さをされたりはしないけどね。
中学からのお友達で霊感少女の三条 美亜 (美亜ちゃん)と一緒に日々日常を過ごしながら、たま心霊現象などに遭遇。
兄の服部 大輝 (大ちゃん)と幼なじみの宮崎 直樹 (直くん)の協力で、私達の霊感や神さまの力で運が良ければ解決します。
たまにやっかいなオカルト話を持ってくる橋本 咲良 (咲良ちゃん)も加わり、日々楽しいけどオカルトというスパイスを散りばめて変な高校生活を過ごしてく……
「お家デート?いえ、彼女の家で僕は料理を作ってます、なぜか」の次世代が織りなす、ライトなオカルト系ラブコメ……になる予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 21:00:00
193994文字
会話率:46%
私に霊感はない。父にもない(と言いつつ、不思議な体験がないわけではない)。
だが、父の周りには怪異に遭遇した人々がそこそこいる。
父や当人、関係者達から聞いた、怪談・奇談を集めてみた。
父本人や作者の体験談もあり!
※思い出した順にゆっく
り書いていきます。
※アルファポリス様にも同じものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 18:23:44
19376文字
会話率:9%
コロナ禍——。
丁度その頃、高校二年生だった僕は、クラスメイトの如月香澄に片想いをしていた。
しかし、陰キャな僕がクラスのアイドルたる如月香澄と恋人になるなど、夢のまた夢でしかない。
つーか、話したことすらない。
ある日、僕は如月香澄が心
霊ものが好きだということを知る。
意外、と思いつつも、だからといって僕に霊感があるわけでもなく、怖い体験をしたわけでもなく、何かできるわけでもない。
日常は変わらない。
だけど、僕が部屋で如月香澄を悪漢から助ける妄想を、その様子をバカみたいにスマホで撮影した動画に、女性の幽霊が写っていた。
これで如月香澄と話すことができる・・・!
そう思ったけど、半裸で寸劇をする自分の姿を(しかも香澄、愛してるとか言ってるし)如月に見せるわけにはいかない。
であれば、どうするか?
もう一度撮影すればいい。
こうして、僕は友人の晋作と一緒に、心霊動画を作ることにする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 03:19:14
6283文字
会話率:23%
皆様は、『影』という怪異をご存知だろうか?
取り憑いた相手と動きの異なる影を生み出し、やがて取り憑いた相手の身体をのっとっていく…という怪談話の一つなのだが。
ああ、知らなくても無理は無い。その怪異は、ほんの十数年前に、生まれたばかりなのだ
から。
現在までに日本で確認できている『影』による被害の報告件数は僅か五件。
だから当然、情報もかなり少ない。
現時点で確実に言えるのは、『影』が身体をのっとると、周囲に他の怪異の発生数、被害、報告件数が上昇する、ということである。
そして、必ず近くに…
霊感を持つ者が現れるのだ。
高校入試真っ只中の僕の影は、今日も今日とて僕とは違う動きをする。
ある時はじゃんけん、ある時はかくれんぼの仲間、ある時は影踏みの天才、ある時はカードゲームのカードを盗み見、ある時は怪異をその暗闇へ引きずりこむ。
さて、今日は一緒に何をしよう。
とにかく、あそこで殺されそうになっている真面目君を、助けてやるとしますかね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 13:00:00
32175文字
会話率:51%
アナウンサーの大沢鳩代は霊感が強いために心霊研究科の田峯弘樹と共に心霊番組でパーソナリティをやることになる
取材で霊能者も手を付けなられないいわくつきの幽霊屋敷に田峯と突入するがそこには中世時代の衣装に身を包むフィリップ公爵が悪霊となり住み
着いていた
血の涙を流しながら亡き妻の裏切りにむせび泣く侯爵は無作法に侵入され激怒するが田峯と鳩代は興味をひかれ公爵の過去を聞くことになった
2人は無事に取材を終えられるのか
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 11:31:46
25204文字
会話率:78%
生かし神と霊感術師。
(今日は時間がないので後で変えます。)
最終更新:2025-07-13 11:27:05
33189文字
会話率:55%
高2の時に書いてたやつ
5章までしか書いてない
オチまで内容決まってるけど書くかは未定
キーワード:
最終更新:2025-07-11 18:23:44
16876文字
会話率:14%
ボク、山霧 旭(やまぎり あきら)は小さな頃から普通の人には見えない存在が見えて、勝手に巻き込まれて困っている。
さらに実家の近くに霊道が通っているもんだから面倒で外を出歩かなくなったんだ。
なので、高校を卒業する事を機に実家を離れ、極
力過ごしやすい地に移った。
ウェルカムボクなりの楽しい生活!!
...だったんだ、つい最近までは...。
いとこのオカルト研究部の人数合わせで引っ張り出された先はなんといわく付きの廃村...そんな事だと思ったんだょね。
そんな廃村でボクはひとりの巫女と出逢って、中身の無い謎の鈴をもらった。
事件はその夜に起きた。
ボクは無知な人間が最も怖い事を知った。
その地に縛られていた魍魎と廃村になる原因にボクらは目をつけられていたんだ。
迫る魍魎達に、なす術なく立ちすくむ。
ボクは『今日が最後の日』という言葉が頭の中をよぎった時、鳴らないハズの鈴が鳴ったんだ。
突如現れたのは朱色の狩衣を纏った昼間出会った巫女、そして天狐の面を着けたもう1人の巫女。
妖怪大決戦が目の前で始まった。
ボクは攻撃を受けて意識が暗闇の中へと遠のいた…
意識が戻ると、そこはボクの知らない世界が広がっていた…
「えっ!?貴女達も知らない場所なの!?」
違った形で『最後の日』を迎えたボクは巫女達と共に『始まりの日』も迎えていたのだった…
チート級の神通力と戦闘力の巫女達と妖精が見えるだけの人間が送る異世界わちゃわちゃ冒険記ここに開幕…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 10:57:19
922115文字
会話率:33%
ダルタニアの地下世界は「アルザンティア」と、呼ばれました。そこには体色の違う、6色の魔人類が住んで居ました。彼らの戦闘力は人間並みで、取り分けて高くは、有りませんでした。そこには、巨大で食欲旺盛な「魔虫」と呼ばれる虫達も、たくさん居ました。
彼らの創造主で有る「魔神アスタロット」は、難儀な神でした。魔虫を退くことが出来る、強い力が欲しければ「仲間を食らい、生き残った者にのみ、強い力を授けよう。」6色魔人達は、神の言葉を信じて「共食いを始めました。」
青色魔人の娘ミスティルは、幼馴染みでした赤色魔人の娘レミィルと2人で、食人をした自分らの故郷を捨て、地上世界「ダルタニア」を、目指しました。仲間は、もう1人居ました。それは、巨人族(タイタニオン)の娘マイナでした。ミスティル達は、マイナの成人式を機に、3人で地上世界を目指しました。ミスティル達「カニバン(食人種)」は、一度でも故郷を離れると「セシダス(離脱者)」と言われ、戻っても殺される運命しか、有りませんでした。それでも彼女達は、離脱を決めました。
3人は、地上世界に出ると、そこの管理をした「ギガンデス」の王が、何者かに斬殺されました。ダルタニアの巨人族は「ギガンデス」と呼ばれ、マイナの「タイタニオン」とは、同祖でした。その地上世界の出口を、管理したギガンデス達は、既に霧散して、誰も居ませんでした。ミスティル達は、そこを拠点として「新天地ダルタニア」の探索を、始めました。マイナは或る日、拠点の近くの場所で、緑色をした長い体毛に覆われた、鬼のような姿の「ギガンデスの大王」を、見掛けました。彼はマイナを、静かに見つめました。霊感の強いマイナは、知りました。その者は、既に生者ではないことを。
本作は「完全版」の前半部分10話のみで、構成されたAシリーズの1つです。「第1章:右側神の離脱編」の第4作品(全34話)から。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 20:33:29
41870文字
会話率:3%