誰かに優しくありたい。
そんな志を持ちながらも、中学のトラウマから根暗で陰鬱な日々を過ごす、関西地方のとある男子高校生。そんな彼はある日、駅のホームから線路へと転落し、命を落としてしまう。
魂だけの存在になって思い描くことは、生前に縁遠
かったラブコメ路線。だがそれも、死んでしまったら儚い夢でしかない。
しかし何の因果か、彼は異世界に転生してしまうことに。
そこは初代勇者の手にした宝具が未だに力を持ち、選ばれた勇者だけがそれを扱える世界。そして彼は幸運にも勇者として生まれてきた。
最強の宝具を手にし、果たして関西弁の主人公でも異世界ラブコメできるのか。
「って、なんで俺の宝具がただの財布やねん!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 16:00:00
76558文字
会話率:53%
アルガード王国に暮らす冒険者のセラには3人の妹達がいた。
3人の妹達は優れた頭脳、肉体、魔法の才、神から与えられた力"ギフト"を持って生まれ、稀代の天才三姉妹として人々からの期待と称賛を欲しいままにしていた。
そんな三姉
妹の長女たるセラには何の優れた才能もなかった。不器用で要領が悪く、特出した能力もない凡人以下のセラは当然天才三姉妹と比較され周りから見下され嘲笑を受けていた。
雑用係として入れてもらっていたパーティからも「足手まといだ」と追い出されてしまい、陰鬱な気持ちの中1人孤独に日銭を稼ぐだけのぎりぎりの毎日、自身の暗い未来に絶望したセラは「世界中を旅して最高の景色を見つける」という諦めていた夢を叶えようと決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 01:09:54
52840文字
会話率:35%
学園内にヴィクトリア公爵令嬢を知らぬ者はいない。
第三王子の婚約者であり、
国内で最大の領地を持つ公爵家の令嬢であり、
学園随一の才女であり。
けれど、彼女を指すとき、生徒たちは必ずこう呼んだ。
美しくも非道なる追求者、『耽美令嬢』と―
―。
「美しいものは、わたくしのもの。それが当然でしょう?」
そんな彼女に反抗する者はいない。ただ一人を除いて。
「そんな理不尽なことは許されませんっ!」
平民育ちの男爵令嬢ポーラだけが、ヴィクトリアに堂々と意見する。
他の貴族たちが彼女に逆らわぬ理由を、理解しないままに。
そして、婚約者であるはずの王子までもが。
「君は心優しいポーラを見習うべきだよ、ヴィクトリア」
「そう。あなたたちのような醜いものは、存在する価値もありませんわね?」
耽美令嬢が好きなものは、もう一つある。
絶望に塗れ、虚ろに歪む人の顔を、見ることだ。
「でしたら、わたくしがとっておきの不幸をプレゼントいたしましょう。分かっているわね、リアム」
「仰せのままに、ヴィクトリアお嬢様」
陰鬱ながら美しい従者リアムを従え、ヴィクトリアは今日も微笑む。
※「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 21:47:15
194258文字
会話率:44%
王国の四番目の姫ルシエルは、陰鬱な牢獄へと幽閉された。
しかし、そこには先住人がいて……?
虐げられてきた姫君と、彼女を幸せにしたい魔法使いの物語。
【他サイトにも公開しています】
最終更新:2022-12-30 21:55:05
9450文字
会話率:30%
ナニもかもが虚無虚無しい
最終更新:2022-12-28 16:33:38
231文字
会話率:0%
これはある男の半生の物語。無邪気な少年期、陰鬱な青年期。初恋、青春、情熱、夢、挫折、孤独、友達、家族...煮え切らない人生=本人曰く「ただ要領の悪いだけの人生」から、彼は何を見出すのか?
最終更新:2022-12-01 08:00:00
33266文字
会話率:1%
陰鬱な女子大生。漫画家を夢見る孤独な男子高校生。役者志望の三十代男。うまくいかない人生に悩む彼らに贈る‘風のメロディー’
最終更新:2022-09-22 08:00:00
6353文字
会話率:2%
そこは様々な猫達が働く雑貨屋さん。主人公=雑種猫の職場である。陰鬱な彼は、ある事がきっかけで、その陰鬱をさらに増していく。彼の行きつくその先は...?
最終更新:2022-09-11 08:00:00
4520文字
会話率:2%
切ない刹那の物語。
陰鬱とした毎日を過ごす青年の元に、
ある日、知らない少女からメールが送られてきた。
いったい彼女は誰なのだろうか……
※20年くらい前に書いた作品です。メル友なんて単語が出てきます。
最終更新:2022-10-07 22:02:56
3720文字
会話率:38%
大学を卒業し、自動車会社に就職することになった、僕。かつて曽祖父が使っていた部屋を掃除していると、押入れの奥から何やら曰くありげな行李が出て来た。
行李の中には、曽祖父が残した日記、さらには、タイムカプセルのつもりだろうか、彼から子孫
へのメッセージを記した手紙が入っていた。
帝大卒業直後に書かれたと思しき手紙には、航空技術者だった曽祖父の熱い想いが語られていた。日記にも希望に満ちた日々の出来事が記載されてはいたが、それは前半部分のみ、日が進むにつれ暗く陰鬱な内容となっていく。
曽祖父は、終戦間近、特攻兵器の開発にも携わっていたらしい。若い命を死に追いやる兵器製作に、心ならずも関わった曽祖父は、深い自責の念を抱いていたようだ。
曽祖父が残した悔悟の想いを知った僕は、彼の手紙に返事を書くことにした。願わくば、この手紙が天国に届きますように。
すると、神様の悪戯か? なんと、僕の手紙は過去に届いたようなのだ。僕が手紙を書くたび、変わっていく曽祖父の日記、そして……。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-26 20:00:00
10357文字
会話率:19%
【陰鬱系サイコホラー】「第1話 あの子が死んだ。」を更新。
「カウマイが存在することを証明する」
そう言い残して、小学五年生のときにクラスメイトだった林ユカリが自殺した。
それをきっかけに大学生になった「僕」は、小学五年生の時のことを
思い出す。
小学五年生のとき。
クラスでは奇妙な事件が多発した。
破壊された人体模型が、教室に置かれた。
イジメを行っていたクラスの支配者が、トイレで何者かに滅多刺しにされた。
学年一の美少女は、校舎の屋上から飛び降りた。
学校全体で「カウマイ」という言葉が流行っていた。
奇妙な事件は、すべてカウマイが引き起こしている。
僕たち子供は、そう信じていた。
*この話は、最後まで執筆済みです。ラストまでお付き合いいただけると嬉しいです。
*毎日12時30分ごろ更新。
*カクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16816700427018561147折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 12:10:29
53701文字
会話率:21%
人類の五%が死滅した謎の大災害『フレンダーの審判』。その後遺症によって異能に覚醒した者たち『ダーカー』は、ダーカー特有の濁った瞳で世界を睥睨した。
人が死んだときに生じた、未練や思念、憧憬や羨望、願望。人間の発する強すぎる感情が収束して、そ
れが宿ることによって生まれる異能力者、ダーカーは、天使、魔女、錬金術師など、様々な者が存在し、その目的、組織、欲望を分かち生きていた。
そんな中、『フレンダーの審判』で倒れてから眠り続けていた青年キョウシュウ・ヒューマは、十年に及ぶ昏睡から回帰した。
十年間自分を見守り続けてくれていた少女、ナイトから、ヒューマは身に覚えのない称号を呼ばれる。
曰く、原初のダーカー、と。
異能とは何なんか、どうして自分はその中で『原初』という不可解な位置にいるのか、何も知らない、わからない。そんなどうしようもない世界に嫌気がさしたヒューマは、十年前、『フレンダーの審判』で生き別れた幼馴染の少女を探すことを決意する。
しかし、そんなささやかな希望は、ダーカーの存在を世界ごと巻き込んだ、歴史の絶望の収束点へと向かっていく。
[僕を救ってくれない人類を、どうして僕が救ってやらないといけないんだ。]
クズとクズが殺し合い、クズとクズが愛し合い、クズとクズが手を取り合って、クズたちに向けて刃を研ぐ。
陰鬱な異能の世界に、醜く、薄汚い世界に、ダーカーたちの咆哮が鳴り響く。
希望を失った青年は、指針を失った世界は、果たしてどうなるのか。真のプロローグを掴むためのキョウシュウ・ヒューマの物語。
クズしかいない、最高に壊れた異能ダークファンタジー。
『Mr.DARKER STRANGE』
★
※当作品は、GA文庫様主催、第十三回GA文庫大賞の一次選考に漏れた作品を、校正、推敲した作品になります。
※プロローグ、第一から第六章、エピローグの八部構成になります。
※直接的なエロ、グロ表現が含まれます。
※ダークファンタジーとして楽しんでいただけるとありがたいです。
※単行本一巻分ほどの文量で構成しています。
★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 07:00:00
283239文字
会話率:22%
今日も陰鬱な雨が降る。
でも、傘を盗んじゃいけません。
最終更新:2022-07-15 12:43:18
1794文字
会話率:61%
とある日、主人公の雨宮真白は、河川敷で怪我をしていた謎の美少女・カルミアと出会う。過去の後悔を引きずり、今は亡き人を一途に思っている真白は学校でも陰鬱で、昔からの付き合いである嵐山一樹としか話す仲がいない。そんな、一樹の彼女で、ルーム長兼才
色兼備の諏訪渚沙からは一方的に嫌われているようで、まるで腐れ男子高校生代表のような生活を送っていた真白だが、学校に転校してきたカルミアと再会し―――。世界一純粋なSFラブコメがここに現る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 21:45:48
24038文字
会話率:38%
上がるは慟哭、下るは人の波。
うつろうは夢、行き着くは虚無。
そんな陰鬱とした人の中に紛れたモノ。
見える見えないは置いといて、それはどうも"いる"らしい。
世間から隔離されるかのように、それは&qu
ot;いる"のだ。
闇夜の彼方から、暗い水の底から、届かぬ星の隙間から、猛る山の頂から。どこにでも居たものが、今や何処にでも居られなくなってしまった。
無論、向かう無常の矛先は人である。罪があろうとなかろうと、我らの道理は人の物ではない。
夜の道の中に生きる、妖あやかしが我らだ。
だが妙だ。ここ数百年の月日の中、愚鈍な輩が人に手を貸そうと言うではないか。
はみ出しもの、野良犬、女誑し、百貫男、木偶坊。我々から見たコイツラはこんなものさ。なのに、人の方は次から次にコイツラを頼る、縋る、泣きつく、各々が体のいいように理由を語っては高い金を払って頭を下げる。笑わせてくれるわ。
次は何を頼まれるか、見ものだ。
安っすい前置きはよしやしょう。そう言うのは野暮ってモンだ。まぁ、肝心なのはこれさ、これ。
ある時は人探し、またある時は妖怪退治。
いわれのない因縁にお困りならば、いつでもうかがいやしょう、ひとまず話を聞きやしょう
我ら、白蛇一派びゃくだいいっぱが参りやす折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 18:52:51
302文字
会話率:0%
陰鬱な気分で下げた視界に白い地面が映った。それは光を反射してとても眩しく、僕はさっと目線を上へと逸らした。
最終更新:2022-05-08 04:21:08
558文字
会話率:0%
地味で陰鬱な大学2年の私は、自動車学校で彼に一目惚れした。読書だけが楽しみだった私の日常が一変、彼一色になった。恋愛経験の少ない私がやらかした、恥ずかしい青春のおはなしです。
最終更新:2022-05-04 05:12:40
5564文字
会話率:23%
「ルネの淹れてくれるお茶はいつも不思議な味がするのね」
お嬢様はそう言って静かに微笑む。
最終更新:2022-05-02 10:55:15
3634文字
会話率:52%
坂本恭之介は書くことが嫌いな人間であった。
昔から勉学というものが苦手で、その中で唯一まともだったのが国語だった。物語を書くことに至上の喜びを見いだせないばかりか、アイデア1つもとんとでない。その上ズボラで推敲も煩わしく思っている。
彼が書
くのはそれしか能がないとも言える。
都会の街でドンと大きな飲食店を始めたいのだが、如何せん彼自身が陰気で小心者ばかりか厭世家かぶれの性分を持ち合わせているので全くもってことが上手く運ばないのである。
筆の運びも遅い彼は時たまくる助手の岡部恵子と共に作品の構想を練り、渋々筆を執り、また、サラサラと文字を書く。彼は上手く文学に表現のできない自分自身が嫌いであった。
自費出版とは言え、客足の遠ざかった古い書店に10冊ほどをひっそりと置く日々に陰鬱とした気持ちで過ごしていた梅雨の入り頃、岡部は1つの提案をした。
「先生、短編小説書きませんか」
それから坂本恭之介がやっとこさ一文字目を描いたのはそれから一週間立った頃だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 19:09:35
2137文字
会話率:55%
書き溜めていた台本です。
すこし陰鬱な作品です。
二部構成で本文と解説の2つです。
駄文ですがよろしくおねがいします。
最終更新:2021-12-08 22:14:35
8666文字
会話率:0%
ありきたりな日常の中で諦め癖がついた女の子が、天災(大穴)を起点としてどのように現実との距離を測っていくかを描いていく日常系(?)ファンタジー小説です。
最終更新:2022-04-16 17:33:00
1193文字
会話率:43%
隕石の飛来で突如発生した食人植物化ウィルスの蔓延により大混乱に陥ってしまう全世界と西日本。活性死者植物──ゾンピアンタの爆発的な増殖で自然界の食物連鎖が根底からひっくり返ってしまう。世界の3分の1を統治したステーティア帝国の軍人達も出動した
ようだが──。これが後にウェスト・ジャパン事件と呼ばれる出来事だった。
主人公のラファエル・サントス・シェファード。花園高校に通う高2の彼は外国人だからという理由で虐められており、陰鬱とした日々を送っていた。しかし初めて国民保護サイレンが街中で鳴り響くことで突然その日々は終わる。
テロリストが運転してたトラックで不老不死の女性と出会うことでフルーフを授けられて、彼の左目に宿った刻印。その『刻印』によってラファエルは、直接人の目を見ることで、何かしらのスイッチを『ON』や『OFF』に切り替えられる呪いの力に目覚め、それを武器に戦う力を得た。
しかしそれはまた、彼が背負った『災厄の暴君』の始まりの物語でもあった──。
※グロ注意
※この物語は、法律・法令・倫理観に反する行為を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 11:05:37
3513文字
会話率:43%
クローチェ:ディスグアはこの星の街と呼ばれる街の中でも優秀な魔術師であった。だが、陰鬱な性格と運が悪いことによってかなりの苦労を強いられてきた。
そんな中、自分の弟子と名乗る陽気な少女と出会い生活が一変する。
最終更新:2022-03-28 12:36:43
3549文字
会話率:56%