全てを奪われた者だけが、全てを奪う権利を有する。
悪しき魔導士たちの手によって愛する人と故郷を奪われた青年ラグネイトは、復讐のため力をつけることを決意する。
そして長きに渡る苦難の末、ついに魔法を完全に無効化する破魔の力を手に入れるのだ
った。
魔導士殺しとも呼べるこの力をつかえば魔導士など敵ではない。復讐のため今は魔道都市と姿を変えたかつての故郷オルティスに単身のりこむラグネイト。
はたして彼は魔道都市に巣くう1万人以上の魔導士を討ち果たすことが出来るのだろうか?
輝ける青春復讐劇の幕が今、上がる―――
※イラストを多めに載せていきますのでイラストの成長or退化の過程も一緒にお楽しみいただければ幸いです。頭に★があるタイトルがイラスト付きとなっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 00:32:34
57975文字
会話率:48%
何をやっても許される魔法の言葉をお教えしましょう――。
悪戯レベルから命に関わる出来事まで、次々とわたしに降りかかってくる災難の数々。
そして事後的に、それらすべてを無効化してしまう例の言葉……。
※この作品はブログ【泣きながら一気に書
きました】にも掲載しております。
https://tmykinoue.hatenablog.com/entry/2023/12/01/153922折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 22:57:57
1458文字
会話率:37%
『寺生まれのTちゃん』こと冬羽(とあ)は怪異を「破ァ!」の一発で祓う(ぶん殴る)『結界少女』。相棒(バディ)の異世界エルフ少女ロリスを嫁として愛でながら、東北呪界の『要(かなめ)』たる遠野郷で最強の祓い屋として平穏(?)な学園生活を謳歌して
いた。
しかし、平和な里に新たなる脅威が迫る。
ネットに巣食う『AIの呪詛』による浸蝕、跳梁跋扈する『反社系怪異』ども、暴れ熊『アーバン・ベア』の悲劇。押し寄せるオーバーツーリズムと『迷惑系配信者』による聖域蹂躙――。
境界を越え次々に襲来する新世代の『名状しがた呪詛』に対し、冬羽(とあ)とロリスの怪異コンビが挑む!
冬羽や現代怪異の仲間たちは「新時代の怪異」を祓えるのか――!?
★現代妖怪(ネットロア)× 青春 × 百合バディ × オカルトと呪術、 クロスオーバー怪異譚
★本作は『最強、寺生まれのTちゃんと美少女エルフさん』の続編(シーズン2)ですが本作のみでお楽しみ頂けます♪
【登場人物紹介】
・寺林冬羽(てらばやし とあ)
16歳の女子高生。黒髪の快活な印象だが、可愛い少女に興奮する変態百合属性。
遠野郷の結界を守護する「結界少女」の一柱で、退魔・対怪異因果操作能力『破』を宿している。敵を時空から存在ごと殲滅する『天葬砲(テンソウホウ)』が必殺技。
京都の陰陽師たちに総本山『陰陽寮』からは「怪異免疫たる特殊な結界少女」として危険視され最重要監視対象。遠野の山寺で生まれ育ったので『寺生まれのTちゃん』というコードネームで呼称される。
・ロリス
異世界から来たエルフの少女。
若草色の髪に翡翠色の瞳にエルフ耳が特徴。
上品で控えめだが「芯の強さ」を併せ持つ。
故郷の異世界が超次元魔王により滅ぼされ地球に逃げ延びてきた。
現代怪異『くねくね』に襲われ行き倒れていたところを冬羽(とあ)に助けられ、冬羽(とあ)と共に暮らしながら様々な怪異に立ち向かう相棒となる。
金属を植物に変える魔法『リコリス・ブルーム』で現代の兵器、武器を無効化できる。
・琴畑(ことは)紬(つむぎ)
霊感を持ち、知らず知らずに怪異・事件に巻き込まれてる「巻き込まれ系」女子高生。
高校入学を機に都会から引っ越してきた。
AIに呪殺されそうになったところを、冬羽とロリスに救われる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 17:29:58
11772文字
会話率:28%
幼馴染だったカイが聖女として王宮にいってから、どうにかしてもう一度会えないかと思っていた主人公ロザリアは、魔物退治に出かけるカイの乗った馬車を見て、チャンスだと考えて追いかける。しかし、ついていった先でロザリアは蛇の魔物に呑み込まれて死にか
けてしまう。死にかける中、ロザリアは女神さまに会うとカイの傍にいられるようちからを願い、強力な『無効化』の力を手に入る。そのおかげで魔法を使えるものしか通えないオーヴ学園への入学を許されるが、入学した先ではカイにはなかなか会えず、『無効化』は思うように扱えない。ロゼリアの持つちからに惹かれて人狼や吸血鬼のクラスメイトはちょっかいをかけてくるし、妙な魔物にも襲われる。私はただ大好きな幼馴染の女の子、カイの傍に居たいだけなのに!!(※カイが本当は男だと気づいていません)これは、女神にちからを願った代償として『恋心』を失ってしまった女の子ロゼリアのお話。※男の娘成分はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 22:56:42
272499文字
会話率:40%
「死んだはずなのに別の体で生きてて、でもオレはオレが誰なのかも知らないし、他に行く所もないし、前は女だったのに今は男だし、異世界だし、魔法が使えるし、アレンってキラキラしたイケメンは人の話を聞かないし、 僕のお姫様 とか言ってキモいし」
「おーおー、ちょっと待て」
人身売買組織の一室から、他の子供たちと一緒に助け出されたのは、鉄紺の髪に琥珀色の瞳の青年。
助けたのは、元・勇者で今はA級冒険者のアレンと、そのパーティーだった。
少し前に目覚めたばかりの青年は、一度死んだかもしれないこの体に転生したらしいのだが、何が何やらさっぱりわからない。
個性的なギルド員や、ギルドマスターのディルクに守られ教えてもらいながら、この魔法の世界で、冒険者アンバーとして生きることを選んだ。
自分のステータスだけ見れて、状態異常も無効化できるみたいなんだけど、これって〘ギフト〙か何かかな?
自分で言うのもなんだけど美少女みたいな美青年だし、あっさり妖精と遭遇するような精霊の愛し子みたいだし、オレは一体誰なんだろう?
ここって乙女ゲームの世界かな?
BL小説の世界かな?
前世は女だったのに、いきなり男になってたんだけど、どうしたらいい?
オレ、このまま自由に、思うままに生きいてもいい?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 20:00:00
78828文字
会話率:58%
様々な能力を駆使して戦う世界で、魔王の部下であり四帝の一人として、能力無効化系の能力を駆使する主人公、夢幻のゼロ。
しかし、能力を用いず剣技と体力のみで魔王に挑む勇者の手によって、ゼロは命を落としてしまう。
生まれて初めての敗北を喫した彼が
目を覚ますと、そこは見知らぬ世界だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 22:33:03
6274文字
会話率:45%
魔力が全ての世界で、魔力を持たずに生まれたキアラ。戦場でしか生きる場所のないキアラは、主であるカイザーと恋仲になるが、戦争が終わると同時にその恋も終わってしまう。魔力がないことは人に迷惑をかけるだけだが、魔法を無効化させる特殊な存在でもある
。その為、キアラは解放されず国に囲われ続ける。恋に破れた劣等感だらけのキアラの前に、恋に恋する美しいエルフの青年と、新たな護衛騎士が現れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 15:19:46
262434文字
会話率:33%
マンチェスト伯爵家の令嬢、リージアには二つの秘密があった。
一つ目は、魔力を無効化してしまうスキルを持っていること。二つ目は、幼い頃から不思議な夢を見続けていること。夢は前世の記憶で、この世界が前世の自分が大好きだった恋愛シミュレーションゲ
ームに酷似していると気付いたのは、ゲームの舞台となる王立学園へ足を踏み入れた時だった。
記憶にあるゲームには、リージアという名前のキャラはいなかったはず。
自分はモブキャラだと理解し、ゲームの主要キャラ達に関わらないように地味な生徒を装い目立たないように学園生活を送ることに決意する。だがある日、攻略対象の王子様に膝蹴り体当たりをしてから平穏な生活は一変してしまう。
故意ではないとはいえ王族に怪我を負わせた罪は重罪だと、悪役のような黒い笑みを浮かべた王子様から「不問にする条件」と出されたのは、生徒会の雑用係となることだった。
✱第8回アイリスNEOファンタジー大賞様にて銀賞を受賞いたしました!
✱アルファポリスにも掲載しています。
✱本編完結しました。時々番外編を更新中。
✱感想ありがとうございます。返信は出来ていませんが、感想は全て読ませて頂いてます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 20:23:05
286896文字
会話率:38%
突然現れた金髪の少年。
自らを『神』だというその彼によって、
愛読していた小説の世界に転移してしまった蘭(ラン)。
一番の推しキャラである、ルメーラ公国の大公クリフ・ルメーラにかけられた呪いを解こうと奮闘する羽目になるが……!
(ゆ
るふわ設定な甘々ストーリーなので、ぜひ気楽にお読みいただければ嬉しいです^^)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 20:17:00
29054文字
会話率:25%
「こんばんは。あの日助けていただいた者です。あなたを長いこと探しておりました」
「えっ……も、もしかして天からのお迎えですか……?」
◇
エルシアン・トライルは18歳の誕生日の夜、婚約者から婚約破棄を告げられていた。
名門魔法貴
族の長女でありながら一切魔法を使えないからとひどくののしられ、一方的に告げられた言葉に心を痛めていたその時、空から一人の男が乱入してきた。
夜空に浮かぶ星のような美しさを持つ男はアルクルスと名乗り、エルシアンをずっと探していたという――。
果たしてアルクルスの正体は天からのお迎えなのか?
それとも……。
これは努力する女の子が幸せになっていく短編です!
※ハッピーエンドで少しだけざまぁ要素あります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 07:34:16
8852文字
会話率:34%
平民の娘ミリオースは、生まれながらにして『魅了スキル』を持っていた。
しかし彼女にとってそのスキルは、危険を呼び込む忌まわしいスキルだった。
魅了スキルを無効化する術を学ぶため、彼女は魔法学校に入学する。
しかしその学校のほとんどの生徒は貴
族であり、平民である彼女は悪目立ちしてしまう。
身の安全を確保するため、第二王子フォーレルとその婚約者アクスィオールと
交友関係を結ぶこととなった。
全ては順調に進んでいるかと思えたが、ある夜会で突然に、
フォーレル王子はアクスィオールに対して婚約破棄を宣言してしまう。
揺れ動く事態の中、ミリオースは恐ろしいものを目の当たりにすることになる。
ミリオースの運命やいかに!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 09:41:20
14101文字
会話率:23%
パーティー会場で伯爵令息マーカスから婚約破棄を言い渡される、子爵令嬢カリーナ。
もはやこれまで、と思われたが――
「急所を外れてたので無効よ」
「胸ポケットにコインを入れてて助かったわ」
「わざと後ろに飛んで、婚約破棄の衝撃を受け流したわ
」
と、驚異的な粘りでなかなか婚約破棄を受け入れない。
婚約破棄したいマーカスと、受け入れたくないカリーナの勝負の行方は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 16:40:30
2846文字
会話率:58%
鳥取県伊塵町に住むごく普通の大学生、日路樹 条(かろき じょう)の元に突然訪れた、不気味なメール。
『この街には悪魔が居ます。それを町人全員で全て狩り殺して下さい。なお、悪魔は通常の人間として生活しています。それらを狩るために、町人全員の
基本的人権は認められません』
当然こんなメールを真に受ける奴なんて居ない。
そう思っていた。
しかし。
その日の午後2時。
『それでは"狩り"の時間となります。14:00よりこの街は無法地帯となりますのでお気お付け下さい。なお、ここから4時間は基本的な人権が無効化されますがそのことにおいては当方は一切の責任を負いかねます』
そして。
最初の『狩り』が行われ、町人が1人犠牲になる。
そして……
『悪魔が1人狩られました。この調子で全ての悪魔を狩って下さい』
突然突きつけられる殺戮の義務。
次々と減って行く町民、"悪魔"。
全てが狩られたその時、衝撃が眼前に訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 10:44:52
4696文字
会話率:32%
朱里は生まれながらに目が見えなかったが、幼い頃に毒殺されかけた皇太子を救ったことで惚れられ、成人してから皇帝となった彼に求婚されて後宮に入ることに。
だが皇帝に恋慕する義妹が邪魔な朱里を殺そうと蠱毒を薬と偽り飲ませる。
何故か朱里はそれをき
っかけに毒を無効化する体質を手に入れてしまう。蠱毒の影響で目が見えるようになり、毒食の美味しさに目覚める。
朱里は飲まされたのが毒だと知っても「毒と薬は紙一重。妹は私の目を見えるようにするために……!」と義妹に感謝し、義妹は「どうしてこうなった」と悔しがる。
朱里は「毒殺の危険がある後宮ならば毒が山ほど食べられるのでは」と期待し、後宮入りして皇帝の毒殺未遂の危機を救って感謝される。
たくさん毒を食べたい朱里は、皇帝の毒見役となって毒食生活を満喫するのだった。
これはのほほんとしている朱里が義妹から蠱毒を盛られたことをきっかけに、何故か毒を無効化する体質を手に入れ、毒食の美味しさに目覚めて後宮の毒殺事件を楽しく美味しく(本人が気付かないうちに)解決してしまう勘違いコメディ。
要素◆後宮×毒グルメ×勘違いコメディ×ミステリ×薄っすら恋愛
※完結まで執筆済。毎日投稿します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 16:31:55
89374文字
会話率:41%
魔物、亜人が闊歩する帝都ノレロで、魔法を無効化してしまう天然の魔法無効児(マジックキャンセラー)のロビンと、故あってロビンに協力する魔物(リッチー)が繰り広げる捕物帖。
肉弾戦(ドツきあい)主体の主人公と魔法が得意なリッチー。
剣と魔法の
世界でドツキとツッコミ満載のドタバタミステリーになる予定です。
本格ミステリーを期待する方は別の作品をお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 23:12:59
45547文字
会話率:34%
ラーズと幼馴染みのミリアは、民間の魔法学校に通う一般平民だった。
物語の主要人物が通うような王都立の魔法学園ではなく、何の変哲もない普通の学校。しかしある日、ミリアがその王都立魔法学園への特別編入が許可された。飛び抜けた才のない自分が
どうしてと、不安がる彼女は、ラーズも一緒にと誘う。
「ミリアは俺が守る」
特例中の特例として、幼馴染みを守ると誓った彼は共に入学すると決めた。
ある種の奇異の目を向けられるラーズだが、入学後すぐミリアと一緒になって担当教師から呼び出しを受ける。そうして向かった先にいたのは、魔法学園の長――グラドニア。
彼はラーズとミリアを引き離すと、少年に向けて強力な魔法を放つのだった。
だがしかし、
「あ、れ……?」
万事休すかと思われた時、その魔法攻撃は霧散する。
そして学園長、グラドニアは告げた。
「お前には、特別な才能がある」――と。
その一方で、幼馴染みのミリアにもある事実を告げられていた。
これは互いを思い合う幼馴染み同士が、手を取り合って困難に立ち向かう物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 20:16:25
8883文字
会話率:42%
――魔法という存在が、あらゆる力の頂点に立つ世界。
ルイン・アークライトは、名門魔法使いの家系に生まれながら『ゼロ』という蔑称で呼ばれていた。
なぜなら、彼には魔法の素養が欠片ほどもなかったから。適正なしと判定されたルインは、一族
の中でも爪弾き者扱い。まもなく入学する予定となっていた魔法学園でも、同じことになると思われていた。
そのことを重く見たルインの父、アデルは彼にこう告げる。
「お前はこの家を出て、別の道を歩め」
半ば勘当とも取れるそれに、ルインは絶望しアークライト家を出ると決意した。
同じく王都の安宿に身を置くことになった少年は、ひとまずの日銭を稼ぐために冒険者となる。
いつ追い出されても良いように――と、人知れず剣の鍛錬を積んでいたルイン。そんな彼の実力は抜群とまで言わずとも、平均以上のそれを誇るようになっていた。
しかし、どこまでいってもこの世界は魔法というものが上位になる。
冒険者ギルドでも他の魔法使いが優遇され、また彼らも他の者たちを下に見ていた。
だが、ふとした拍子にルインはギルド最強と名高いパーティーに目を付けられる。
その中の魔法使いに絡まれ、攻撃魔法を放たれようとした時――。
「や、やめろ……!」
とっさに相手の腕を掴んだルイン。
すると、魔法使いの魔力の高まりは消失するのだった。
「これって、まさか……?」
その場から逃げ出しながら、自身の身に起きたことを思い返す。
そして、ルインは確信するのだ。
自分の中には、前例のない唯一無二の力が眠っていることを。
これは才能がないと蔑まれていた少年が、その評価を覆していく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-02 08:00:00
7072文字
会話率:31%
【時々、タイトルを変更します】
ライルは錬金術師の中でも、基礎の基礎である【置換】しか使えない落ちこぼれだった。周囲はすでに鉄から金を錬成しているのに、彼はフォークを溶かしてスプーンにする、その過程を飛ばせる程度。
ついには学長から愛
想を尽かされ、追放処分となる。
途方に暮れるライルだったが、自分にできることは基礎を極めること。研究以外にやることがなかった彼は、ひたすらに【置換】を突き詰めていった。
するとある日、ライルは死者の魂を鎧へ【置換】することに成功する。それを境にして、彼は周囲の評価を覆していくことになるのだった。
一方その頃ライルを追放した者たちは、基礎をないがしろにしたことで、窮地に立たされる。
※ざまぁは第4話に。
※カクヨムさんにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-02 20:38:16
19312文字
会話率:35%
冒険者であるレイジは、パーティから追放された。
理由は色々あるのだが、一番は男女間のトラブルであった。
というのが、リーダーに大層気に入られていた女ヒーラー。
彼女に言い寄られたレイジは、リーダーの逆鱗を買ってしまい、瞬く間にパーテ
ィから追い出されてしまったのだ。
長年、苦楽を共にしてきたというのに、たったそんな理由で……酷すぎる。
というわけで、レイジは腹いせに、元パーティメンバーの所持品を全て売り払うことした。
企みも上手くいき、スッキリしたレイジはある日、自分のスキルがEXへと進化していることに気づく。
その名も【天性解除(スキルダウト)】
能力は、なんと相手のスキルを無効化し、そのまま奪い取るという凶悪なモノだった。
加えて、さらに隠された力まで秘めている始末。
無敵に近い力を手にしたレイジは考えた。
今の自分にはお金もあるし、EXスキルだってある。
これからは自分だけのため生きる。
ついでに幼少の頃からの夢であったスローライフを目指す。
そう意気込むのであった。
そんなある日、レイジは街を歩いていると、後ろから声をかけられ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-08 20:39:06
166041文字
会話率:28%
魔法の才能に恵まれ、伯爵家の跡取りに相応しい能力と見識を示してきたレスティ。父からの信頼、切磋琢磨する友、変わり者だが仲のいい義弟、可愛い妹、彼の未来は順風満帆だった。しかし、義弟アルナードが「加護」を受けたことが発覚してから彼の立場は一変
する。
魔法が重要視されるこの国で、加護持ちは英雄であり、無条件で家督を相続される特権階級だった。このままでは、義弟が当主となり、レスティは廃嫡されて辺境送りになってしまう。義弟より有能である事を示さなければ破滅は待ったなしだ。
成長と共にドンドン才能を発揮する義弟。
「廃嫡は嫌だが義弟が天才すぎるんだが!」
「ノータイムで魔法を無効化って反則だろうが!」
「なんで死ぬほど苦労して身につけた技術を初見で見破りやがるんだよ!おかしいだろ!」
試行錯誤しながら弟に負けないように努力する日々。
気がつけば、王国最強の魔術師と呼ばれるようになっていたのだった。
加護を持たない王国最強の魔法使いと、魔法の使えない歪な加護持ちの兄弟対決はどちらに軍配が上がるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 19:00:00
134305文字
会話率:37%
死ぬことに関しては一家言あると豪語する主人公は、自殺するためにあらゆる事を学び、あらゆる方法を試してきた。しかし、そのどれもが自らにかせられた呪いによって無効化され、主人公の悲願は達せられず、周囲の人間からはより一層奇異の目で見られるように
なっていった。残念な二つ名で呼ばれるようになって時が経ったある日、隣町に最強種族である魔族が襲来してきた知らせを聞き、主人公は一目散に現場へと向かった。そして、彼は今後の未来を大きく左右する切っ掛けを得るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 20:47:33
153249文字
会話率:40%
超天才が生み出す発明が、日本を変え、世界を変えてその未来を変えていきます。15歳の少年が、物質と空間及び時間の成り立ちを統合的に解き明かし、当面物質に関して素粒子の成り立ちと構造、その性質の解明からその操作因子を見出した。
その最初の活
用は、ロシア・ウクライナ戦争における核兵器で使われようとした核兵器の無効化であった。その結果として、アメリカからのロシア全土の核兵器の無効化が実行され、世界の核無効化に繋がった。
次いで、物質と空間及び時間への理解に元づいて、常温核融合システムによる発電、熱生成さらには核バッテリー、さらには重力エンジンなどを生み出して、化石燃料などによる燃焼によるエネルギーを不要とし、世界の社会と産業構造を完全に変えていきます。それは『魔法のような』と言われるほど人々の発送を超えたものでした。
その中で、いやがおうにも人々の生活も変わっていきます。
6年ほど前に書いたLevolutionを、現状の世界情勢も加えて、背景を変えて書いてみます。
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 17:00:00
397192文字
会話率:28%