借金を抱えた子爵家令嬢のカロラインは借金を肩代わりしてくれる結婚相手を探していた。爵位を継承できるカロラインであったが、それでも借金の額が大きすぎて、なかなか相手が見つからない。
諦め気分でいたある夜会で、従兄から商人のザガリーと引き合わ
された。ザガリーは平民であったが、王都でも勢力を増している商会長だ。貴族よりもよほどの財力がある。
借金の肩代わりをしてもらいたいカロラインと爵位を持つ妻を欲していたザガリー、二人にとってこの結婚は利益のあるものだった。
結婚したことで子爵家当主となったカロライン。母の実家である侯爵家の後見でお披露目を行うことに。ところが、母が現国王から下賜された首飾りが父親によって売り払われていた。その行方を追っているうちに、両親の秘密が明らかになって――。
◆◇◇
・ストックがある限り、8時と20時の一日二回更新します。途中で止まったらごめんなさい。
・ムーンライトでの「あなたの隣に」の改稿版となります。なろう向けに合わせてストーリーをかなり変更しています。もはや別物。
・感想欄は余力があれば完結後に一定期間、開ける予定でいます。
◆◇◇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-05 20:00:00
94281文字
会話率:60%
『君が芙蓉ちゃんじゃなくてもさ。俺は歓迎するよ』ー劉備玄徳
『芙蓉、そなたは私の婚約者だ。不自由はさせない』ー曹魏孟徳
『桜。俺は“お前がしたいこと”を応援してやる』ー孫策伯符
日本史歴女、桜の日常はある日、博物館で「芙蓉の首飾り」をみた
瞬間に一変。
過去なのか、別世界なのか、三国志時代のような世界に飛ばされて、実在しないとされる姫“芙蓉”になった。
博物館で聞いた女性の言葉を頼りに、現代日本への帰還を目指すが、どうやら芙蓉姫はこの時代の英雄達と深く関わりがあるようで…。
これは、三国志の英雄たちとの恋愛譚。
★三国志や日本史に詳しくなくてもお楽しみ頂けるよう意識しています。
⚠三国志時代を参考にしていますが、歴史考証はおかしい部分が多いですのでご容赦下さい。
⚠元々、乙女ゲームや分岐小説のネタとして考えていた物なので、分岐やIF外伝が入る可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-14 19:00:00
78462文字
会話率:31%
オレは何も知らなかった。
こんなことに巻き込まれるだなんて、知らずに。
押してしまったんだ。
これは、ある一人の少年の物語。
ライフゲーム
王妃の首飾り
最終更新:2021-07-29 14:10:43
96080文字
会話率:32%
ある日、リーサス村という人口の少ない村から狩猟へボルカナ密林という場所へ派遣された村兵の2人は、謎の黒影によって姿を消す。二人が失踪した数カ月後、二人が行方不明になった事件”ボルカナ密林事件”について村中に広まり、問題視とされ、”ボルカナ事
件”の真相を解き明かすべく、村会議が行われた。村会議で、議員や村民たちの意見が飛び交う中、ある一人の男性と少女がボルカナ密林へ村兵と同行したいと村長らに申請する。村長らは、男性と少女を村の者でないと悟るが、業績を得たものだけが下賜される銀色の簪と首飾りを見て、話を聞き、彼らの申請を許諾する。
どうやらその男性は、大規模であるトデット城の国王に仕える騎士と、少女はその騎士の娘であり、生まれたときから魔力や知力を秘めた神の子であることがわかった。
村長らは、彼らを半信半疑でありながらも、村の協力な助っ人になるかもしれないと期待し、彼らにかけることにした。
そして、騎士である男性とその娘神の子と呼ばれる少女とリーサス村の村兵とともにボルカナ密林を目的地として旅立つのであった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-07-08 15:36:00
3969文字
会話率:31%
死者の首飾り、僕は呪われたその首飾りを求めて世界を旅するがどうしても見付けられなかった…
そんなある日、友人が死者の首飾りについて教えてくれたのだが、それは驚くべき事実だった…
最終更新:2021-06-23 15:51:34
970文字
会話率:24%
~前作、前々作。『ハーピーは街道に似合わない』『コハンの記憶とその重量』に続く、『現代妖魔転生シリーズ』の三作目になりますが。今作からでも問題なく読めます。~
未練を持った人間が死ぬと、妖魔としてこの世に転生する事が起きるようになった世界
。
人間の青年白露は、ある日共に過ごし続けた妹をさらわれ、自分自身の命さえも落とすことになった。
人狼に転生し、魑魅境として悪人と戦い続ける白露は、死んだ今も妹を探し続ける。人外だらけのサスペンスアクションストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-21 13:58:13
60519文字
会話率:46%
私は目覚めた、しかし、見慣れない人たちがそこにはいて、私はすべての記憶を失っていた。
館が火事になり、双子の姉と妹のサラ、私が取り残され、姉が焼け死んだという。
身に付けていた首飾りから私はサラだとわかったというが…。婚約者のカインは優しく
してくれるが彼は元々祖父が決めた姉の婚約者で、カインの希望で私に婚約者がなったと母から私は聞き出した。
私はサラのように本が好きではない、姉のミリアのように服やアクセサリーに興味を持つ。
しかし、皆は私がサラだという。気が強く、気に入らない人をいじめて悪役令嬢といわれたミリアには見えないという。
私はだあれ?
私は焼け焦げた館に行ってみることにしたのだが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 20:07:34
2352文字
会話率:28%
いつも姉のものを盗んで自分のものにする妹に疲れはてていた姉、王太子の婚約者になりやっとこれと離れられると安堵したら、妹が自分の首飾りを姉に盗まれたと王太子に訴え、冤罪だと姉が言っても聞き入れず、婚約破棄の上、断罪して姉を辺境送りにした。
私
は妹のものなんて盗んだことはありません、それを証明してあなたたちを反対に断罪します。
姉がとったざまぁの手段とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-20 16:11:46
1418文字
会話率:42%
コロナウイルスCOVID-19に罹患した東京都の新人職員の滝沢みどりは、重度の肺炎により愛猫・馬琴に見守られながら命を落とす。
が、奇跡の復活を遂げた彼女はいつの間にか現代のパラレルワールドに転生していた。
何も知らずに2週間の待機期間を
終え、都庁に出勤したみどりを待ち受けるのは、東京藩の殿様・中池氏による人探しならぬ【猫探し】の勅命。
その真の目的は千葉藩を始めとする関東同盟の策略により奪われた東京藩の秘宝・【伏姫の首飾り】の奪取であった。
秘宝を奪った実行犯の盗賊団【安房里見団】の首領は、人智を超えた能力の持ち主・八犬士。
【幻惑の犬】犬塚 信乃
【狂犬】 犬川 壮助
【灼熱の犬】犬山 道節
【神速の犬】犬飼 現八
【剛力の犬】犬田 小文吾
【天犬】 犬江 親兵衛
【疾風の犬】犬坂 毛野
【迅雷の犬】犬村 大角
彼らに対抗出来るのは、東京藩の忠臣・伝説の八猫士の末裔のみ。
高額な治療費の請求と引き換えに渋々ながら勅命に従うみどりは、言葉を喋るようになった愛猫・馬琴と共に、伝説の八猫士探しの旅に出る。
※他投稿サイトにも同時連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-17 20:13:06
36082文字
会話率:56%
ヤンデレ推進委員会0531投稿作品
どこにでもいる普通の少女万里だが一つだけ違うところがあった。
それは願いを叶える魔法の首飾りを所持している事だ。
首飾りには美しい魔神が宿っていてその力で願い事を叶えていく。
しかし20歳の誕生日に万里
に転機が訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-05 17:01:40
9420文字
会話率:26%
自由貿易都市カサンドラの商人ギリアムは、老人からある首飾りを探して欲しいと依頼を受ける。
見事に依頼品を手に入れたギリアムだが、何故かその受け渡しを拒み…。
TwitterのFF様、平川さんとのコラボ短編企画、ファンタジー読み物で
ございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 08:49:25
6737文字
会話率:57%
ドンと誰かがぶつかったとき、リーズは首が少し引っ張られた気がした。いけない……物取りだわ!
市場の人混みの中、リーズは形見の首飾りを少年にすられそうになるが、すかさず相手の手首を掴む。
「お願いよ、返して! それは亡くなったお母様の肖像画な
の!」
必死の懇願に、少年は立ち止まると舌打ちしながらも首飾りを返してくれて……。
路上で生きてきた青年ルカと、彼に恋をする商家の娘リーズの物語。
※「聖女」「ねずみ」は比喩のため本物は出てきません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-13 00:03:09
142994文字
会話率:43%
うむ。清らかなる乙女の気配がする……。吸血鬼は無垢なる姿で祈りを捧げるお約束の|ご馳走《生贄》を前にし、はしたなく舌舐めずりをした。自慢の牙をポッケットからシルクのハンカチーフを取り出し、キュッと音立て拭き清める。
逃げるなよ……。彼女
を運んだ荷馬車の幌の中で潜む、大蒜の首飾りをぶら下げた衛兵達とガタガタ震え、十字架を握りしめ祈りの言葉を唱える、ヘナチョコ神父。兵士達は尖らせた杭を片手に息を殺し、行く末を見守る。
マリアはドキドキとして、この日を待っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 22:07:55
3373文字
会話率:39%
本作は「春の詩企画」参加作品です。
企画の概要については下記URLをご覧ください。
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1423845/blogkey/2230859/(志
茂塚ゆり活動報告)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-01 18:45:13
454文字
会話率:0%
負債等の完済の為、秘宝『アクアマリンの首飾り』の眠る洞窟に挑戦することになったケム彦達! モンスター海賊団、人魚、冒険者達! 多数の勢力の思惑が絡み合う中、果たしてケム彦達はお宝をゲットできるのか?! ケム彦達の活躍を、乞う御期待!!
最終更新:2021-02-28 23:03:48
416534文字
会話率:60%
世は戦乱の時代。
世が明け、そして沈むまで砂煙が舞い、
日の光が途絶えようとも火の粉の灯りでまた絶え間なく
世は照らされてゆく。
人々は心より安堵できなかった。
同じ大陸で分離した"領土"と"軍事力"を巡る争いは絶え間なく、人はまた
今日も朱く染まり、
恐怖を恐怖で拭う人の性を愁き、
"国"が一つになるその日をただひたすらに、待ち望んでいた。
一方、戦乱の舞台より隔離されし近隣のある小さな島国で、一人の青年が暮らしていた。
その島国には人間の容姿に猫耳と尾が生えた赤眼の戦闘民族が隔離されるように存在していた。
青年はその赤眼の戦闘民族と人間との混血として生誕し、特有の猫耳や尾がなく、
それはまるで"人間"そのものだった。
国の領土争いに古より軍事目的で、人間によって利用されてきたその島国の者達にとって、人間は忌み嫌う存在であり、その青年もまた苦難の道を辿っていた。
親の他界により身寄りがなく、一人の老人の家で保護されたその青年は日々差別に苦しみ、
気弱でこれといった取り柄もなく、虐められることにももはや慣れていた。
そんな青年にとって唯一の繋がりであり支えだったのは大好きな姉と、共に同じ家で育った家族、幼少の頃に友達から譲り受けた碧い首飾りだった。
誰かとの繋がりが欲しかった。それを望んでも叶わない日々が続いていた。
夢も希望もなく、途方のない日々に疲れたその青年に追い討ちをかけるように、唯一の繋がりを断つように、
他国の戦火が青年の住む場所へ降り掛かった。
どうしようもない絶望感に襲われていたその青年の前に、島国を守る戦士達が登場する。それは国を守る防衛組織、"紅刃那(べにはな)"と呼ばれる者達だった。
絶え間なく降り掛かる戦火の、燃え上がる炎の中に立つその戦士を見たその青年は、心が打ち震えた。
避けては通れない時代の刃先に立つ者達の、勇気と強さ、優しさに触れたその青年は
やがて時代を動かすべく、時代との戦いに立ち向かう覚悟を決める。
これは後に、戦火轟く世の時代を変えるほどの大きな舞台へ踏み出した、
戦いと友情、そして恋愛を描いた
一人の青年の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-16 21:40:59
108807文字
会話率:58%
「君にね、世界中でたった一人しか使えない魔法を教えてあげるね。君に教えたらもう僕には使えない。でもね、それでもいいんだ。君が笑ってくれるなら」
あの日少年は、彼女に生れて初めて、たった一つのものを与えてくれた。彼女は初めて幸せを感じた
。そして彼は彼女にとって、たった一人の愛する人になった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-16 13:46:15
8761文字
会話率:26%
かの地の名はアルイーン。
乾いた白茶色の大地に繰り広げられし、興亡の絵巻。
西の強大な軍事力を誇るバッファーン朝イゾルタン帝国、東の謎多き国カラ・シーン神皇国、混乱の続くマズムール王国、大国の間で揺れるアズタンザイヤ……
アージ・アルイーン
神殿に伝わる秘密を巡って、国々の思惑が蠢く。
やがて北からバンディア大陸連合軍の侵略の魔の手が、アルイーンの大地を乱していく。
――――と云う物語の、外伝です。
今回は「舞踏手の首飾り」でも活躍していた、吟遊詩人(アシック)カナヤの冒険譚。
「耳飾り」から数年後、青年に成長したカナヤは三弦琵琶シードを片手に、ひとりアルイーンの大地を放浪していた。
ある月の夜、盗賊から逃れて迷い込んだいにしえの都は、廃墟と成り果て、人の気配もない。崩れかけた城壁に腰掛け、ひとり唄を吟じていると愛らしい声に呼びかけられる。どこからともなく現われた少女は、彼にとある屋敷の高貴な姫君の前で歌を披露して欲しいと懇願するが――。
千夜一夜物語風のダークファンタジー。煌びやかで妖しい夜の闇へようこそ。
単独の物語なので、「耳飾り」を未読でも差支えございません。挿絵がありますが、苦手な方は非表示でお願いします。
・無断転載・複写は厳に禁じます。
・無断使用、無断複製、無断転載は固く禁じます。
・All rights reserved.
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-27 18:48:41
34688文字
会話率:19%
私はモモンガの賢者・ポラトゥーチ博士と雪に埋まった神社の境内をめざしていた。飛行中に吹雪に会って落としてしまった博士の首飾りを見つけるためである。その途中、猫に追われていた半妖カヤネズミの少女・トガリを助ける。トガリは自分を騙し、一族を捕食
したオコジョのサグレを探す旅を続けていたのだと語る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-11 20:46:25
7126文字
会話率:48%
「ベテラン冒険者たちがなぜ全滅したのか……」
その原因を究明するのがクエスト調査官の仕事である。
ギルドの調査部に所属する碧眼の調査官リュウジは、どんな危険な場所でも一人で潜入して、冒険者たちの失敗した謎を解明する仕事をしている。
今
日も冒険者が無残にも全滅した現場へ潜入し、その敗因を分析し、証拠を持ち帰った。
ハードな仕事を終えた後のリュウジの唯一の楽しみは、町の中にある居酒屋で一人酒を楽しむこと。
いわゆる『ぼっち酒』。首飾りにした猫形の飾り『寧音(ねね)』に話しかけながら、美味しい肴と酒を味わいつつ、今日の生還を一人かみしめる。
彼がクエスト調査官になり、一人で危険な潜入捜査をするのは、『ある目的のため』であった。
訳アリおっさん調査官のサバイバル謎解きグルメ物語、ここに開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 19:48:28
207319文字
会話率:43%
ヤイマール国トルク山の中腹。六人の山賊が強奪したモノを広げ、酒盛りをしていた。
力に酔いしれた山賊のボスが酒瓶を高く月に掲げた瞬間、光が水平に走る。
※カクヨムの『同題異話短編集』より転載(少々改訂)。
出されたタイトルからお話
を作る、という企画です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-30 22:46:37
4773文字
会話率:40%
中学二年生の棚端文は、幼い頃に貰った「ルビーの首飾り」が宝物。これをくれた「初恋の王子様」が「旧支配者」に捕まっていると知って...!?
人外年上の青年×人間の少女のカップリングが好きな方向けです。クトゥルフ神話が元ネタの魔法少女モノで
す。旧支配者が美形擬人化していますのでご了承ください。題材が題材なのでホラー注意です。
pixivとカクヨムに載せているものを加筆・修正しています。日曜日更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-25 14:02:25
55819文字
会話率:54%