頑張って力を付けても現実はどこまでも辛辣で。
心底大事にしていた宝物も、震えた掌からは一つ。また一つと溢れ落ちて行く。何ともならない絶望に明るく堪えて耐えて笑顔を浮かべながら。
____そしてまた一つ堕ちていく。
そんな胸がキュン!って
なるような感じの物語です。
こんなのが性癖にグサグサ刺さる人向け。
案外誰でも好きだよ!
読んでけよ!
飛ぶぞ。
感想いっぱいください!!!
あらすじ
___________
いやさぁ....普通転生系って
『いざ始まる英雄譚!!!』
とか。
『やったぜ!!スローライフ!!』
って感じでしょ。
流行ってるし。
____でもさ。
「俺、初っ端っからコズミックホラーで地獄。まじふざけんなよ」
___30代まで普通にサラリーマンをしていた「俺」は癌であっけなくこの世を去った。
次に目覚めた場所は、魔法や剣が当たり前に存在する異世界。俺はヴァンガルム辺境伯爵家の次男として生まれ変わった。
豪華絢爛貴族ライフが始まる!!やったぜ!!!!
完!!!
なわけなく。
現実はきびしい。
謎の化け物“eclipse(侵略するモノ)”が、領地を蹂躙し人間を喰らう。そんな環境だった。
約300年もこの脅威と戦う宿命をもった貴族というのがヴァンガルド家。
つまり俺は_____
ヴィクター・フォン・ヴァンガルムは
そんなバケモノに相対しているわけだ。
_____ふざけるなよ
存在しちゃダメだろこんなヤツ
胴にある巨大な口から溢れ出した触手。
それを使って人間を器用に捕えて蹂躙している。
食われた人間の顔がバケモノの身体から浮きでているが、どれもこれも苦悶な表情を浮かべていた。
無数に生えた人間の手足を器用に使用して
ドス黒いタールの様な血を振り撒きつつ此方に肉塊のバケモノが歩み寄って来る。
悲しいかなこれを殺すのが俺の家のお仕事だ。
....いや駆除か。
人間慣れれば。こんなバケモノだって笑いながら駆除出来るようになる。
心は病むけどな。
悲惨な戦場で目にする絶望の光景。
この宿命の一族に生まれたからにはどこにも逃げ場は存在しない。地獄と呼ぶに相応しいこの世界で生き抜く覚悟を決めたとき。
物語は深淵より動き出す。
これは、望まぬ運命に弄ばれた血族に
産まれ落ちた平凡な男が。
いずれ"英雄に堕ちる"物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 07:35:19
31472文字
会話率:10%
没落したロレンソ一家は伯爵邸を追われ、森の外れでひっそりと生活していた。
ロレンソ元伯爵の娘セシリアの元に、ある日一通の手紙が届く。
手紙の差出人は、学院時代の同級生ルーカス。ルーカスは突然、セシリアに求婚してきた。
学院時代のルーカ
スは、傲慢で自分勝手な男だった。
そんなルーカスと結婚したくないセシリアは、男装し使用人としてトラスター公爵家へ潜入することにした。
そして、ルーカスの本性を暴きつつ、恋愛工作をして相応しい令嬢と結婚してもらおうと考えた。
ルーカスは男装したセシリアに、最低な態度を取った。セシリアはそんなルーカスに幻滅しっぱなしだった。
だが、彼がセシリアの本当の姿を見てしまった時、彼はセシリアに猛アタックした。
そのまっすぐな姿に、セシリアは動揺を隠せない。
ルーカスなんて嫌いなのに、少しずつセシリアはルーカスに惹かれていく。
そしていつの間にか、後に退けないほどルーカスに惚れていた……
※「アルファポリス」様、「ベリーズカフェ」様にも糖分高めのものを公開中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 16:35:30
96135文字
会話率:39%
「君はアーサー王の蘇えりし存在だ」
幼かった僕をを引き取ったローレンスは開口一番にそう告げた。普通なら信じないような与太話ではあるだけの、当時の僕はこの言葉を素直に信じてしまい、アーサー王に相応しい存在になるべく修行を開始する。
師匠
であり育ての親であったローレンスはアーサーが17歳になった歳にこの世を去ってしまう。
日本での男のアーサー王は白馬の王子様の代名詞であると知った僕は、ローレンスの遺言に従って自分の護るべきお姫様を探すために美修院高校へと転校を決意する。
けど、僕の見つけ出したお姫様は自分など必要に感じさせない人類最強とも呼ばれる存在だった。
しかも、その少女は僕のことを何故か知っている様子。
僕はその少女との本当の出会いを思い出すため、そして彼女の白馬の王子様になるために少女の家で居候生活を開始する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 10:16:46
587091文字
会話率:51%
前世の記憶を思い出した私レイナ・カーフェインは、断罪回避のために婚約者であるアーノルド殿下とヒロインのミナの恋を成就させようと全力で動いた。
ヒロインと殿下が恋に落ちたのを見届けた私は、彼女を自分の義妹にして淑女教育を施した。
そのお陰
で、平民上がりで礼儀作法がままならない彼女は立派な淑女と周りから認められた。
同時に、私は乙女ゲーの知識を活かして、陰で2人の愛を順調に育ませた。
すると、周囲の人達が私のことを疎ましく思われ始めた。
だから、卒業パーティーの少し前、私は殿下に婚約破棄を申し出た。
今のヒロインなら、殿下の婚約者としてはこれ以上無いくらいに相応しいと思ったから。
「全力でお膳立てした上に、タイミングはバッチリ! でも、どうして婚約破棄されないの!?」
※ご都合主義展開になっております
※短編として再掲載しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 20:00:00
8610文字
会話率:48%
2年タブってしまった。駅の階段での転落事故に巻き込まれて昏睡状態
1年。日常生活へ復帰のためのリハビリに1年。周りの人の支援で高校生活に復帰しました。
昔は後ろをついてきた幼馴染と同級になり、同じ高校、同じクラスで学ぶことになった。
実は事
情説明しなかったんで彼女からの対応が冷たい。まあ、人生踏み間違え気味の俺より相応しい相方が見つかるだろうから、あまり拘らず見守りしよう。と思うのだけれどおかしな事情が湧いてきた。まったくおまえらなんなん?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 00:14:53
352188文字
会話率:46%
ある日、異世界からきた聖女が言った。
「あたしがヒロインよ!あなたなんかよりあたしの方が王太子に相応しいんだから!」
「あ、じゃあどうぞ」
「いやちょっと待て」
これは、ヒロインな聖女とやる気のない令嬢と譲られると困る王太子の話。
最終更新:2025-03-29 13:00:00
4972文字
会話率:34%
長年の冒険者生活に疲れ、ライル・ドーソンは故郷の田舎町へと帰ることを決意した。
俺は名の知れたS級には及ばずとも、B級冒険者として数々の戦いをくぐり抜けてきた。だが、果てしない依頼の日々に疲れ果て、心の拠り所を求めて村に戻ってきたのだ。
久しぶりに踏みしめる懐かしい土、潮風の香る海辺の道。だが、何より変わらず迎えてくれたのは、幼馴染たちだった——
「ライルくん! 帰ってくるの、ずっと待ってたよ」
「まったく……やっと帰ってきたわね。責任、ちゃんと取りなさいよ?」
「では、結婚相手としてわたくしが相応しいですわね?」
……え? なんで俺、結婚の話をされてるんだ?
さらには祖父のマチスまでが、
「ほれ、お前もそろそろ落ち着く頃じゃろ?」
などとけしかけてくる始末。
平穏な田舎暮らしを夢見ていたはずが、幼馴染たちの間で熾烈な求婚合戦が勃発。
のんびりしたいだけなのに、村はすでに俺を逃がす気ゼロらしい。
「……俺はただ、静かに暮らしたいだけなのに」
これは、B級冒険者だった男が田舎に帰った瞬間、三人の幼馴染に囲まれ、結婚を迫られ、あれよあれよと流されていく物語——。
果たして、俺の自由はどこにあるのか・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 17:10:00
32325文字
会話率:39%
子爵令嬢ローズマリーには才色兼備の幼なじみがいる。彼女にばかり注目が集まるためローズマリーは等閑に扱われ、いい年頃になっても浮いた話どころか釣り書き一つ届かない。心配した父親と弟に見合い話をセッティングされたところ、そこで運命の出会いを果た
す。
意気投合した二人は婚約することになるが……高位貴族から呼び出されたり、母親と仲違いしたり、幼なじみのほうが相応しいから譲るべきだと噂を立てられたり、二人の仲を引き裂くような出来事が続くのだった……。まぁ、返り討ちにしているんですけどね!
※作者の完全オリジナル異世界(魔法も剣もないけど階級はあるよ!)です。中世ではありません。もっと発展していますが、電気はなくてガソリンもないです。
※氷雨そら先生主催『#愛が重いヒーロー企画』参加作品です!
※今回は企画モノなので感想欄は閉じておきます。
中編で、完結まで連続投稿します。しばしお付き合いください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 08:00:00
39743文字
会話率:33%
大阪には「なみはや」という潮言葉がある。それは時代の依り代人達が、音を拾い、それぞれの時代に当てて『大阪』を呼んだ言葉の名残であり――それは現代において『浪速、浪華、浪花、難波』となっている。そして現代の大阪を「なみはや」で現すならば、浮
世の華というべき『浪華』が相応しい。
そんな浪華の夜世界で北門に鎮座する地がある。その地を人々は――『十三(じゅうそう)』と言い、その地が北門に鎮座すべき理由として、そこに鯨すらも酔う『卍楼』という酒郭がるからだと誰もが口を濡らして言った。
この物語はその卍楼を舞台に、美しき卍楼の案内人――猿渡燕(さるわたりえん)と共に四天王寺ロダンがその地で起きた事件と歴史の闇に隠された秘密を探る、ミステリーです。
*本作は『四天王寺ロダンの挨拶』(アルファポリスの第六回ホラー・ミステリー大賞にて「奨励賞」)『四天王寺ロダンの青春』(電撃大賞一次通過)しているシリーズ作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 10:46:51
74067文字
会話率:26%
★カクヨム様にて先行公開中です。
ある日突然、乙女ゲーム『聖なる花乙女の祝福を』に登場する伯爵令嬢アンリエッタ・リージャスに転生してしまった私。
暫定・花乙女と揶揄されるアンリエッタはゲームの序盤も超序盤、チュートリアルで魔力を暴走させて
死んでしまう令嬢である。
だけどせっかく転生したならと、意気込んで推しキャラのもとに向かってみるけど――私のせいで魔法薬の調合に失敗してしまったエルヴィス(推し)は、ゲーム通りの天使ではなく悪魔に豹変!?
「私のエルヴィス様を返せ~!」
「そもそもオレ、お前のじゃねぇし」
こうなったら絶対に魔法薬を完成させて、推しに会ってみせる! そのためならチュートリアルでもなんでも生き残ってやるから!
寝ている間にキスしようとしてくるお色気校医や、冷酷無慈悲な義兄、抱きつき癖のある従者、喧嘩腰の王太子、悪魔と化した意地悪なクラスメイトなどなど、顔面凶器な攻略対象たちに翻弄されつつも必死に授業や特訓に励んでいると、私を見る周囲の目が次第に変わってきて……?
え? 『魔力量が尋常じゃない』? 『あなたこそ花乙女に相応しい』ですって?
いやいや、私、もうすぐ死ぬ予定の暫定・花乙女ですから。花乙女に選ばれるのは、異世界から召喚されてくるヒロインですからね。
チュートリアル開始まで残り1か月。崖っぷち令嬢の奮闘劇、始まります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 22:21:21
148588文字
会話率:36%
悪政を布く神聖ヴェルサリヤ帝国に反旗を翻し、反乱軍の指導者となった赤毛の女剣士ミーシャ。救国の聖女と呼ばれた彼女は、帝国に滅ぼされた亡国の王子セレスタンと恋仲になる。しかし反乱軍に荷担したヴェルサリヤ帝国の女聖騎士アリシアは、反乱によって滅
んだ帝国の国民感情を理由に、新王国の王妃に相応しいのは田舎者のミーシャではなく名門貴族の自分だと主張。正義と民意を盾に新王セレスタンと結婚し、敵情視察任務の名目でミーシャを国外に追放する。追放先はセリオン教国。不正な侵入をした者は二度と生きては戻れないと言われている国だった。
※自分を陥れた悪女に自分の手で復讐するヒロインが好きな人向け。ミーシャは戦場でアリシアと対決し、その場でアリシアを殺します。ザマァ要素は少な目。アリシアへの罵倒はそれなりに。※更新頻度は低めです。気長にお付き合いください。※R15は保険です。※複数アカウントの所持は規約違反なのでこちらに統合しました。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 00:11:06
19696文字
会話率:36%
女性に興味がなくて和歌一筋だった貴晴が初めて惹かれたのは大納言(上級貴族)の姫だった。
だが貴晴は下級貴族だから彼女に相手にされそうにない。
そんな時、祖父が話を持ち掛けてきた。
それは弾正台になること。
上手くいけば大納言の姫に相応しい身
分になれるかもしれない。
早くに両親を亡くした織子(しきこ)は叔母の家に引き取られた。叔母は大納言の北の方だ。
歌が得意な織子が義理の姉の匡(まさ)の歌を代わりに詠んでいた。
織子が代詠した歌が評判になり匡は若い歌人としてあちこちの歌会に引っ張りだこだった。
ある日、貴晴が出掛けた先で上の句を詠んだところ、見知らぬ女性が下の句を詠んだ。それは大納言の大姫だった。
平安時代初期と中期が混ざっていますが異世界ファンタジーです。
カクヨムとアルファポリスにも同じものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 13:10:00
102535文字
会話率:32%
目覚めた北川秀は、バブル崩壊直後の東京にタイムスリップしていた。
この時代の日本は経済は低迷し、人々は路頭に迷う中、唯一の心の支えであるべき文学までもが断絶されたかのようだった。夏目漱石も川端康成も、村上春樹すら存在しない――代わりに文壇
を牛耳るのは、北川が聞いたこともない凡庸な作家たちばかり。
ペンを握った彼は、生計を立てるため、そしてこの混沌とした時代に新たな人生を切り開くため、掌編小説『風の歌を聴け』を書き始めた。
こうして人々は気付いた。バブルという狂気の時代に相応しい、真の文豪が遂に現れたのだと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 18:31:15
7542文字
会話率:32%
【無キャラ】を自称する主人公《サダオ》は中学卒業後、歳の離れた兄の紹介で務めることになった警備会社の現場と借り上げのアパートの往復を繰り返すだけの人生を過ごしていたある日、運命の出会いをした。
夜勤明けのサダオが信号を待っていると背後から
声をかけられる。
『お兄さん、今時間あります?』
話を聞いてみるとどうやら《地下アイドルのライブ》のお誘いで彼女はそのアイドルらしい。
が、今は午前五時。
午前と午後を間違える《おもしれー女》にサダオは生まれて初めて恋をした。
それから一年。
決して多くはない給料を貰いながら必死に働きお金を貯め、自堕落の極みだった身体を鍛え、あの日出会った地下アイドル《ゆいすん》に相応しい漢を目指したサダオは一年越しに唯一にして最推しに会うべく、ライブ兼握手会へと参加するのであった。
が、ダメ。
ライブ会場にて、イベント開始前に出会った古参オタクと揉めてしまいサダオは握手会前に会場を追放されてしまう。
ライブ会場の前、電柱の影で膝を抱えて泣きじゃくるサダオに人影が迫る。
『なんでそんなところに座ってるの?って泣いてる?!良くわかんないけど、そんなところで泣いてると他の人の迷惑になるから、ね?』
そう言って声の主は手を差し出す。
サダオは生まれて初めて女性に優しくされた。
生まれ初めて女性の手を握った。
その優しさに再度涙が出た。
その瞬間、謎のファンファーレが鳴り響く。
『おめでとう御座います!ただいま《御宅田サダオ様が全実績を解除》されました!』
訳のわからないアナウンスが脳内ではなく、辺り一面に響き渡る。
そして褒賞【ボーナス】としてサダオは《ジョブ》を貰った。
そして手違いで現実ではなく異世界に飛ばされる。
ジョブ鑑定士なる者によるとサダオに与えられたジョブは『召喚術師【調味料】レベル6』
『なんじゃこの訳分からんジョブは?!追放じゃ!追放じゃああ!!!』
ライブ会場に続き異世界でも追放されたサダオ!
どうなるサダオ!どうするサダオ?!
『なんで私もアンタと一緒に転移させられてんのよ!!!!』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 21:43:19
270814文字
会話率:50%
フランクフルト王国の辺境伯令嬢アーデルは王家からほぼ選択肢のない一方的な命令でクズな王太子デルフリと婚約を結ばされた。
アーデル自身は様々な政治的背景を理解した上で政略結婚を受け入れるも、クズは可愛げのないアーデルではなく天真爛漫な義
妹のクラーラを溺愛する。
貴族令嬢達も田舎娘が無理やり王太子妃の座を奪い取ったと勘違いし、事あるごとにアーデルを侮辱。いつしか社交界でアーデルは『悪役令嬢』と称され、義姉から虐げられるクラーラこそが王太子妃に相応しいっとささやかれ始める。
そんな四面楚歌な中でアーデルはパーティー会場内でクズから冤罪の後に婚約破棄宣言。義妹に全てを奪われるという、味方が誰一人居ない幸薄い悪役令嬢系ヒロインの悲劇っと思いきや……
蓋を開ければ、超人のようなつよつよヒロインがお義姉ちゃん大好きっ子な義妹を筆頭とした愉快な仲間達と共にクズ達をぺんぺん草一本生えないぐらい徹底的に叩き潰す蹂躙劇だった。
もっとも、現実は小説より奇とはよく言ったもの。
「アーデル!!貴様、クラーラをどこにやった!!」
「…………はぁ?」
断罪劇直前にアーデル陣営であったはずのクラーラが突如行方をくらますという、実態はヒロインの予想外な展開ばかりが続くドタバタ活劇であった。
果たして、義妹はどこに消えたのか……?
ヒロインは無事にクズ王太子達をざまぁできるのか……?
義妹の隠された真実を知ったクズが取った選択肢は……?
そして、不穏なタグだらけなざまぁの正体とは……?
そんなお話となる予定です。
残虐描写もそれなりにある上、クズの末路は『ざまぁ』なんて言葉では済まない『ざまぁを超えるざまぁ』というか……
これ以上のひどい目ってないのではと思うぐらいの『限界突破に挑戦したざまぁ』という『稀にみる酷いざまぁ』な展開となっているので、そういうのが苦手な方はご注意ください。
逆に三度の飯よりざまぁ劇が大好きなドS読者様なら……
多分、期待に添えれる……かも?
※ このお話は『いつか桜の木の下で』の約120年後の隣国が舞台です。向こうを読んでればにやりと察せられる程度の繋がりしか持たせてないので、これ単体でも十分楽しめる内容にしてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 20:03:37
487812文字
会話率:32%
闇の神マゴスの力を封じ込める聖女を数多、輩出してきた由緒正しきクラヴェウス家の長女として、聖女となるべく教育を受けてきたソフィア。しかし、彼女にはその資格がなかった。それでも諦めない祖母の狂気により、孤独を抱えたまま悪女に相応しいふるまいを
見せるソフィアだったが…。
あまり仲良くもなかった同級生、マニエルの死を目撃したことで前世で友人がハマっていたゲーム「セイント・オブ・ラバーズ」の世界である事を思い出す。
さらにソフィアはヒロインに立ちふさがる悪の元凶…。
だけど、そんな事はどうでもいい。
「貴方に会うために生まれ変わったのに…」
ゲームのヒロインであるマニエルに転生したであろう友人に再会する事を願っていたはずなのにその事実を忘れて、悪役令嬢を演じてきた事に罪悪感が募っていく。
一度はショックから生きる希望を失うソフィアであったが、ゲームで聖女となるはずのマニエルの死は予想外の展開でもあって…。
しかもそれは殺人事件の可能性も示唆していた。それも容疑者はゲーム内における攻略対象者達!!
ソフィアは犯人を探し出し、彼女の復讐を遂行しようと行動を開始する。
彼女の力は胸に秘めた友への想いかそれとも新たな出会いか?
聖女のいなくなった滅亡寸前の世界を舞台に元悪役令嬢が事件の真実を追いかける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 19:21:49
241381文字
会話率:38%
「シェイラ・ダイナスト・ゴドウィンと申します。よろしくお願いいたします」
面接の場に現れた伯爵家の令嬢シェイラは、確かに『ダイナスト』のミドルネームを持っていた。が、王太子ブランドンの婚約者たるに相応しい『覇王の眷属』の称号の持ち主ではなか
った。他人の称号を把握することのできる面接官モーガンはシェイラを不合格としたが、王太子ブランドンはシェイラを気に入り、婚約者としてしまった。モーガンは知っていた、シェイラがある不穏な称号を持っていることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 08:17:30
6722文字
会話率:29%
050年――カードゲーム「遊戯王」がeスポーツとして認定されてから、世界は新たな競技文化に熱狂していた。プロリーグが設立され、最先端のホログラム技術を用いたカードバトルはもはやスポーツと呼ぶに相応しい迫力を持っていた。全国の高校には公式のO
CG(オフィシャルカードゲーム)部が設立され、地域のクラブチームも盛況。テレビでは毎週末、トッププロたちの白熱した試合が放送され、多くの若者がデュエリストを夢見ていた。
だが、武東勇希、16歳の高校1年生には、そんな華やかな世界は遠く感じられていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 08:11:14
70835文字
会話率:43%
【短編 終わったことだと思っていた。】のその後や過去に何があったのかというお話になります。
はじまり1~3は短編を分割した内容となりますが、ほんのちょっとだけ言葉などを修正しています。
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一人の令嬢を犠牲にして、婚約者を捨てた王子と捨てさせた男爵令嬢は、王と王妃となった。
二人には一人の息子が生まれ、次期王妃に相応しい王子の婚約者を探すことになったのだが、なかなかお相手が決まらず、目を付けた令嬢は逃げるように次々に良縁を結んでいく。
全てあの日に終わったはずだったのに。終わった事だと思っていたのに。
あの日に物事は一気に始まり、ゆっくりと物語は進み、クライマックスは誰のためなのか----。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 13:28:38
36245文字
会話率:23%
コードネーム「ホーク」 本名 柳 鷹志が、繰り広げる戦闘は、瞬殺と呼ぶに相応しい殺人マシーン。しかし、ある作戦の失敗から異世界?へと、来訪。そこは、暖かい人たちが暮らす楽園だった。でも、楽園でも、争いは、存在して…。いつしか彼は、人としての
心が戻り…この人を護ると、決意するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 14:51:52
235868文字
会話率:15%