【短編 終わったことだと思っていた。】のその後や過去に何があったのかというお話になります。
はじまり1~3は短編を分割した内容となりますが、ほんのちょっとだけ言葉などを修正しています。
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一人の令嬢を犠牲にして、婚約者を捨てた王子と捨てさせた男爵令嬢は、王と王妃となった。
二人には一人の息子が生まれ、次期王妃に相応しい王子の婚約者を探すことになったのだが、なかなかお相手が決まらず、目を付けた令嬢は逃げるように次々に良縁を結んでいく。
全てあの日に終わったはずだったのに。終わった事だと思っていたのに。
あの日に物事は一気に始まり、ゆっくりと物語は進み、クライマックスは誰のためなのか----。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 21:28:51
30023文字
会話率:26%
記籠市には、2年前から5つのストリートピアノが設置されている。それぞれのピアノには異なった思い出が込められている。あなたが忘れてしまった大切な思い出。どうか、どうか僕に、
「思い出させてください。」
これは、ストリートピアノに救われた人たち
の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-05 22:00:00
1485文字
会話率:38%