カレスティア王国の侯爵令嬢エレナ・ディアスは、クルス王太子の婚約者候補を選ぶ夜会に参加していた。
美しく誰からも愛される双子の姉リアナといつも比べられ『じゃない方令嬢』と呼ばれて蔑まれているエレナ。ところがその晩、クルス王太子は一番にエ
レナにダンスを申し込んだ。夢のような心地のエレナ。
しかし、遅れて現れたリアナにクルスの心は奪われてしまう。リアナはその日のうちに婚約者に決まり、一方エレナは辺境の老男爵へ嫁ぐことを父から命じられる。
誰からも顧みられないエレナは、せめて辺境では嫌われないことだけを願って旅立った。
しかしその道中、エレナは命を狙われる。助けてくれたのは美しい黒髪の青年でーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 08:25:06
61805文字
会話率:53%
私にとってこの世界は真っ暗で何も聞こえない。
そんな時、私の世界にそっと入った人が居た。彼は優しくて暖かくて心地良い。
私は彼の事が好きだ。早くこの気持ちを伝えたい。伝えたいのに。
ねぇ、どうして貴方はいないのですか?
最終更新:2023-01-18 15:40:26
4396文字
会話率:19%
言霊。言葉に力が宿る。
彼女が教えてくれた。僕の唯一の心の拠り所。
ひと時の心地よい一瞬。
その先には...
最終更新:2023-01-17 14:07:12
3428文字
会話率:44%
落ちこぼれ魔女サユキ・ハーベストは十八歳。
実家は魔法使いの名家で、大した魔力を持たない少女には、いささか居心地が悪い。
しかし、彼女には上級魔法使いでもなかなかできない特技があった。
それは、竜と交信できる、というつまらない技だ
。
魔法全盛期のこの時代、人々は鉄の船に乗り、魔導列車で移動し、飛行船で空を往く。
原始的な魔法生物である竜はどんどん、人に棲み処を奪われていて、竜族と人族は仲が悪い。
だから、この特技が自分を活かすなんて、サユキは考えたこともなかった。
そんな中、『竜と交流できる魔女』という求人が世間を賑わせる。
天空大陸の主とも呼ばれる緋色の龍は、彼女に意外な取引を持ち掛けて来るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 07:00:00
4899文字
会話率:47%
戦女神を信奉する西の大陸の信仰の中心地、海洋国家パルシェスト。
その王都には、女神を奉る神殿があり、そこには四世紀ぶりに聖人に選ばれた聖女が誕生していた。
王族と神殿には深いつながりがあり、聖女に選ばれたマルゴットは、王国の第一王子の
婚約者でもある。
ある日、マルゴットは第一王子ラスティオルから、冤罪をなすりつけられて婚約破棄を申し付けられる。
この暴挙に対し、マルゴットは神殿と王族との絶縁を宣言。
彼女の意向を受け、神殿を統べる大神官と、王国最大の勢力である辺境伯が暗躍を始める。
グレイスター辺境伯アレクセイは、代々の当主に与えられるとある「呪い」から一族を解放したいと望んでいた。
また彼はマルゴットに密やかな思いを馳せる男性でもあった。
自領に聖女と神殿の機能全てを受け入れ、聖教国を立ち上げたアレクセイとマルゴット。
アレクセイは募る想いを彼女に告げるものの、その願いが叶うまで半年を必要とした。
そして、アレクセイは聖人を支える杖、聖杖の称号を賜ることになる――。
過去に掲載した作品の、連作短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 15:37:24
82462文字
会話率:34%
何の特徴もなく、ただただ平凡な高校男子の俺、水瀬悠は、いつもと変わらない学校生活を送っていた。
これからもずっとこのまま時間だけが過ぎていく――そう思っていたが、
その平穏と言える日常は、あることをきっかけにして音を立てて崩れていく。
「私
ね、たまに欲求が異常に高まる時があるの……」
「……え?」
予想もできない言葉を告げられ、俺は何を思えばいいのか。
紆余曲折どころではない。人生の悪運という悪運が回ってきたのか。それか、ある意味では幸せなのか。
俺は日常では起きなかった事に毎回頭を悩みきれない程に悩ませる。
最初は最悪の言葉に聞こえたそれも、最後には心地よくすら聞こえてくる。
あくまでこれは、体験したくはなくも、どこか羨ましくも思える……?
新感覚……ではないラブコメである。
完全な趣味ですので、文章力が限りなく低いですが、そこはご了承ください。
ただ、それをコメントされても一つの意見としてしっかり受け止めますので、是非、一言でもいいので残して行って頂きたいです。よろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 19:28:31
2559文字
会話率:40%
花売りとして働く元令嬢のシャロンは、伯爵であるアイザックに求婚される。一目惚れと言うわりに、彼が恋心を抱いている様子はない。
愛されることのない結婚だと理解していたシャロンだったが、それでも求婚を受け入れる。実は彼女は呪いのせいで婚約を破
棄されたあげく、家族との縁を切っていて、このままでは孤独死を待つよりほかになかったのだ。
幸せな終わりを迎えるため伯爵と暮らし始めたものの、新婚生活は思ったよりも心地良いものだった。
自分の死で伯爵が傷つくことを心配したシャロンは、離婚届を残して家を出ていくのだが……。
諦めと思い切りが良すぎるヒロインと、人間不信気味のヒーローの恋物語。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 20:06:46
8003文字
会話率:48%
貴族令嬢でありながら、家族に虐げられて育ったアイビー。彼女は社交界でも人気者の恋多き侯爵エリックに望まれて、彼の妻となった。
ひとなみに愛される生活を夢見たものの、彼が欲していたのは、夫に従順で、家の中を取り仕切る女主人のみ。先妻の子ども
と仲良くできない彼女をエリックは疎み、なじる。
それでもエリックを愛し、結婚生活にしがみついていたアイビーだが、彼の子どもに言われたたった一言で心が折れてしまう。ところが、愛することを止めてしまえばその生活は以前よりも穏やかで心地いいものになっていて……。
愛することをやめた途端に愛を囁くようになったヒーローと、その愛をやんわりと拒むヒロインのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 22:23:27
7987文字
会話率:68%
杉浦あずさ(23)は父の晋作(享年51)の突然の死去に伴い、そして、晋作が経営していた会社の借金整理の為に、思い入れのあるコテージを手放さなくてはならなくなった為、最後の荷物整理などを兼ねて、単身、コテージへと向かう。
あずさは小さい頃
、既に母親の葉子(享年30)を亡くしていた。その僅かな記憶の中に母親とコテージで過ごした思い出があった為、コテージには愛着を持っていた。
あずさが一人、コテージに泊まる最後の夜、ある一人の男、ケンが(年齢不詳)が訪ねてくる。
その日、降っていた雨で山が決壊した為、立ち往生を余儀なくされたので、しばらくコテージで暖を取らせて欲しいとの申し出であった。あずさは女性一人で過ごしていた為、躊躇・警戒するが、仕方なくケンを招き入れる事にする。
あずさは正直、コテージ最後の夜を一人きりで過ごすのを寂しいと感じていたので、ケンとの語らいを楽しく感じ、リラックスした心地よい時を過ごす。
あずさはその夜、夢を見る。あずさが母親を亡くした時に、晋作があずさを励まそうと豚のぬいぐるみを買って来た事があった。あずさはそれからそのぬいぐるみを「ブータン」と名付け、大切にしていたのだが、今回のコテージ処分に伴い、荷物整理の保存リストに残していない事に気付き、慌てて別荘の管理を任せていた久保田美智子(67)に連絡を入れる。
あずさはすんでの所で「ブータン」をゴミ集積車から回避する。そして、昨日の夜、訪ねて来た男性、ケンはもしかしたら、いや、紛れもなく「ブータン」ではなかったのかと思うのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 20:00:00
12107文字
会話率:65%
その店に、訪れる人がいる。
赤煉瓦の外観。アンティークな内装。心地のよい音楽。珈琲の匂い。店主の微笑み。
そこは、思い出の喫茶店。
多くの人が訪れ、また去ってゆく。
記憶に想いを馳せる場所。
喫茶【memory】は、いつでも貴方をお待ちして
おります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 19:00:00
6338文字
会話率:39%
苦くも心地良い芳香を味わいながら、カップがテーブルへ着地するその一瞬を待ち侘びる。
―――だが。
置かれたのは、私の頭頂部。
最終更新:2023-01-11 16:48:11
1399文字
会話率:22%
ライト戦国物。サブカルネタ満載。のほほんな主人公とその仲間がガチ勢を蹂躙して無双する!基本ギャグです。
光秀の子孫が謎の僧衣の者によって無理やり転生させられ、明智光秀の『息子』に。
サブカルに覆いつくされたワンルームの居心地を取り戻すため
に、戦国時代を終わらせて安土桃山文化をオタク文化で埋め尽くす野望を持つ。
宗教が大嫌い。理性と論理が通用しないものを破壊する思考が信長に気に入られ、強力な騎馬鉄砲隊を編成。火消し部隊として東奔西走。
しかし。この偽光秀。
本物の品格や芸術的素養は全くなし!
朝廷外交?
茶の湯?
連歌?
何それ美味しいの?
あるのは
『鉄砲の腕』
『サブカル知識』(ミリオタ含む)
ああついでに
正体不明な糞坊主に体をいじられ、チートなボディになっているがそれがどうした?
就労時間内はがんがん働く。
ノルマ達成しなくても、5時には趣味の世界とグータラ二次元タイムが待っている。
秀吉に天下を取らせ、自分が殺されないように応援。楽に暮らせるようサポートしようとするが、秀吉の地位、財産、名誉、女。結果的に全て横からかっさらい、憎まれるけど気が付かない?
しっかり者だがこわ~い寧々と、天然な女忍者アゲハと共に天下を取る!?
この作品は戦国物になじみの薄い方に読んでもらえるような脚色をしました。時には「こんな事ね~だろ」という嘘を「わざと」書いています。楽しくするために色々と嘘をちりばめています。資料は一級資料信長公記を使うこともありますが、偽書、軍記物の類も使用しております。
戦国通の方は「ああ。ここわざと変えているな」「あの資料使っていやがる」という楽しみ方をしていただけると幸いです笑。
それでもどうしても「ハードな考証のものを読みたい!」という方は拙作『首取り物語』をお読みいただけると幸いです。
カクヨム、ノベリズム様にも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-10 19:48:06
165705文字
会話率:22%
真夏に喉を潤すスポーツドリンクのように、気持ち良くて、心地よくて、だけどあっという間に通り過ぎていくような。
ちょっぴり甘くて、だけど酸っぱくて苦い、そんな小さな恋のおはなし。
最終更新:2022-12-30 23:04:45
1992文字
会話率:29%
世界のほとんどが荒廃した大地であり、人々の住まう場所が都市国家として独立している世界。
その世界は多くの騎士団が自らの有する都市を守り、戦っていた。
騎士となることを夢見た少年ヒューゴは騎士団の入団試験を経てその第一歩を踏み出した。
憧れ
である『鋭氷の騎士』や、同期となる仲間と関わりながらヒューゴは大騎士への道を駆け上がってゆく。
森刃之騎士団は、世界に存在する十八の騎士団のひとつ。
魔導騎士団長をはじめ、15人の魔導騎士を有する大騎士団であり『世界最強の騎士団』と名高い。
庇護下にある極大都市は他の追随を許さぬ四都市であり、中でも“白夜都市”アステートは世界経済の中心地、“武装都市”ドントベレイは冒険者、武術家、最新兵器の集まる不落の地、“鉱商都市”シュテンディルは世界に存在する金属の六十五%の産出地となっている。
騎士団の加護を得た都市は庇護都市と呼ばれ、その騎士団の紋章を都市旗と共に掲揚する。
有事の際は騎士団がその都市を防衛することから、騎士団の強さと名声は都市攻撃の抑止力となり、より強い騎士団の加護を得た都市ほど安全といえる。
【カクヨム】にも掲載しています。
箸休めならぬ筆休めに書いている作品ですので、月に二度ほどの不定期更新になります。
この物語はボツとした『鋭氷の騎士』と同じ世界観を共有しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 21:51:02
6482文字
会話率:37%
クリスマスの次の日の朝、もみの木の下でウィルが出会ったのはくまのぬいぐるみのアーサー。クリスマスの次の日、ふたりがさがしてみつける心地よさのおはなし。
最終更新:2022-12-24 10:03:54
1369文字
会話率:55%
いつもの帰り道の途中で、別に場所が決まってるわけじゃないけど立ち止まる。
ありあまる色々な感情も全部いらなくなるような感覚で、立ち止まる。
特段の意味もない時間だけど、なんとなく心地いいひとりの時間。
最終更新:2022-12-21 00:56:45
244文字
会話率:0%
体は眠っていても、こころは眠っていないかもしれない。
こころがいなくとも、体は動くかもしれない。
たったのひとつでも、目さえあれば色を見れるかもしれない。
最終更新:2022-04-09 07:33:51
568文字
会話率:0%
大人しくて暗い性格の秋月(アキ)は、その性格のために交際していた彼氏にレストランにて振られてしまう。
その現場に偶然居合わせた男――銀一(ギンイチ)に慰められて、その場の流れで交際することに……
知り合ってその日に交際し、そしてそのままキス
までされてしまった秋月。だが、秋月にとっても彼は、何故だがとても居心地の良い存在で……
寡黙な関西弁男という設定に挑戦してみた恋愛作品です。
設定が関西なので、登場人物全員が関西弁を喋っています。
物語はサクサク気味に進行します。焦れ焦れ要素はありません。
現在、カクヨム、魔法のiらんど、pixiv、個人サイトにも掲載中の作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 23:10:56
30003文字
会話率:36%
江戸、浅草にて――妻を亡くしたやもめ浪人の親信(ちかのぶ)が長屋に戻ると、刀傷を負って逃げ込んできた若侍が倒れていた。放り出すわけにもいかず、手当てをする。気がついた若侍は、名を幸之進(ゆきのしん)といい、眉目秀麗ではあるものの、侍と呼んで
よいものかというほどには侍らしからぬ男だった。傷が治ったのなら出て行けばいいものを、居心地が良いと言っては居座る。厄介な男は、親信の子供たちを手懐け、周りを引っかき回し、そして何故だか妙に馴染んでは長屋暮らしを満喫するのであった。
※カクヨム様にも同時掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 17:00:00
268120文字
会話率:35%
田舎から上京した蓮は数年間のブラック会社での勤務に倒れてしまう。
責任やミスを押し付けられ会社をクビになった蓮は数年ぶりに実家へと戻り、母と再会する。
罪悪感から居心地の悪さを感じる蓮だったが、一人っ子のはずが自分のことを「にーちゃ」と呼ぶ
少女のような見た目の子供と出逢い…
これは心身共に疲れ切った蓮が、腹違いの弟、恵との出会いによって心を癒され、そして同時にとある感情に目覚めていく、そんな日常の出来事である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 00:00:00
8672文字
会話率:15%
王の暗殺を陰で操っていた黒幕という、とんでもない濡れ衣をきせられ、毒酒による自害を命じられた王妃。さらに刑を執行したように見せかけて強制労働所に送られるという、念の入った嫌がらせつき。
なんだかんだで無事に生きて強制労働所を出た元王妃は、騎
士のグレイの住む家に世話になることに。
なろうラジオ大賞参加作品です。
勢いだけで書いたので、細かいことはあまり気にせず読んでほしいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 07:12:50
998文字
会話率:50%
島本卯月(しまもとうづき)は何ら特別なところがない普通の女子高生だ。一方、幼馴染の大空海香(おおぞらみか)はドラマに引っ張りだこな天才女優として名を馳せている。しかし、住む世界が違うはずなのに海香は卯月に甘えたり、ずっとついて回ったりと好き
という態度を隠さない。
何故かと卯月は考えるが、ハッキリとは分からない。けれど確かに居心地が良かった。
そんな二人の女の子のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 18:04:15
19610文字
会話率:55%
酒井由紀たち仲良し三人娘は、ある日小さなレストランに出会う。そこの料理はおいしく、雰囲気もレトロで居心地がよい。壁には大きな肖像画が飾られており、マリカ、という名の少女だそうだ。そのマリカが、ニヤリと笑う──。ただのレストランではなさそうだ
が……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 23:06:29
5706文字
会話率:61%