《建国後の千年後に、国が荒れた時、再び聖女が現われ、国を救うだろう》。
そんな千年神話と呼ばれる伝説がある王国、ホーヴァルト王国。
その千年後にあたる現在、聖女はいまだ現れないまま、大陸中で百年間戦争が続くなかで、平和だったホーヴァルト
王国もまた、そのあおりをくらって荒れ出していた。
その国を治め、難しい舵取りを強いられているヴァイナンド国王に嫁いだライディア王妃は、隣国との戦争のあと、突然、その国の皇女をともなって帰ってきたヴァイナンドから離婚裁判を起こされる。
国教では離婚を認められてないにもかかわらずだ。
そんな状況下でも、自分のことはさておき、ひたすらにヴァイナンドと王国と王国民のことを思い、行動するライディア。
とうとう国王との離婚が成立し、シュルベリ公爵のもとに嫁いだライディアは、女の子を産む。生まれた時からその子の周りでは、聖女しかなしえないような奇跡が起き出していた。
そしてなんと、離婚裁判の結果からはあり得ないはずなのだが、その子はヴァイナンド国王そっくりだった。
それから数年後、現われた聖女は、国王と元王妃の子なのではないのか? そんな憶測が、平和を取り戻した王国では巻き起こっていた。
R15は念のためつけさせていただきました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:58:46
17696文字
会話率:31%
政略結婚から始まった白い結婚は、気づけばツンデレ王子レオナルドの激重溺愛によって甘々新婚生活に突入。だが、そんなふたりの前に立ちはだかるのは、最強の姑・元王妃カミラ。王妃エリシアに「口が悪い」「派手すぎる」「王子を尻に敷いている」とダメ出し
の嵐を浴びせるが、サバサバ系悪役令嬢であるエリシアが黙っているはずもなく、真っ向勝負を仕掛ける。ところが実はレオナルドも、母には長年ツンデレ対応をされてきたとぶっちゃけ、夫婦そろって姑に文句を大放出。ついには嫁姑の奇妙な共闘関係が成立し、王子は完全に挟まれる形に! 最終的には愛と笑いに満ちた家族の絆が芽生え、王子は今日も嫁と母に頭が上がらない――
そんな、女主人公が「いい波乗ってんねぇ〜!うぇーい」で行きます←おいおい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 19:33:03
6293文字
会話率:66%
様々な神の加護を信じ崇める国・ティーズベル王国。
訳ありの元王妃・ティアは、その身分と聖女だった過去を隠し、愛息子と共に辺境のギニギル村で暮らしていた。
恩人で親友のマロアと二人で開店した米粉の洋菓子店・ホワンは連日大盛況。
年に一度の豊穣
祭の初日、ある事件がきっかけでティアの日常は一変する。
私、王宮には戻りません。王都で気ままに、お菓子を作って暮らします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 15:02:14
126658文字
会話率:31%
昔々ある国に、民を深く愛する美しい王様と、そんな王様を慈しむ王妃様がいました。平和な日々はある日、突如現れた魔獣によって打ち破られます。魔獣が国中に広げた瘴気は、人々を病気にし、作物を枯らす恐ろしいものでした。王様は神託に従い、異世界から聖
女を召喚しました。聖女によって国は救われましたが、彼女が望んだのは王様との結婚でした──。
ロザムンドは、幼い息子ルシアンに物語を聞かせます。愛する人と別れた元王妃の悲しみは、やがて良からぬ存在を彼女のもとへ呼び寄せることに……。
※この話はnoteにも掲載しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 06:30:00
9204文字
会話率:33%
王妃・アストリッドは、遊びに不倫にうつつを抜かす旦那・ローレンの代わりに、趣味の薬学を学ぶ時間も取れないくらい、公務に追われる日々を送っていた。
一方、ローレンはといえば、アストリッドの妹・ハンナと不倫に走る始末。
挙句の果てには計略を
使い、アストリッドの屋敷に火を放って、焼き殺そうとして――。
しっかりめにざまぁする予定です。
そうして、王妃の座を追われたアストリッド。
彼女は、憧れだった薬師となって隣国へ流れる選択をする。
その道中で、隣国の王子・ルベルトと出会い、薬師として請われることとなった。
彼と接しながら、平穏な日々を送るうち、アストリッドは少しずつ本当の幸せを知っていくことになる。
(なお、ルベルトから注がれる愛情にはなかなか気づけない)
一方、略奪愛に走った妹・ハンナはといえば、王妃の仕事量に忙殺され、絶望を見ることとなる。
元旦那・ローレンはといえば、なおも不倫を繰り返し続けていて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 20:05:02
129429文字
会話率:29%
王に政略結婚の道具として迎えられた女王・レティシア。容姿端麗、気品あふれる王妃でありながら、政略が終わると同時に「もう君はいらない」と離縁され、王宮を追われることに。
落ちぶれた元王妃が持っていたのは、完璧なテーブルコーディネートのセンス
と、人の心をつかむ絶品の料理技術。
王妃時代、晩餐会で客人をもてなすために独学で磨いたそれらの技術を活かし、古びた洋館を改装してレストラン《プルミエール》を開店する。
「王冠を失ったって、私は私の世界を美しく飾れる」
次第にその店は、味と美しさの噂で上流階級や芸術家たちの間で話題となり、やがて社交界の中心に。
しかしその成功の裏には、冷静沈着な文官・カイルの影があった。かつて王に仕えていた彼は、密かにレティシアに想いを寄せ、彼女の再起を静かに支えていたのだった。
王宮からも、かつての政敵からも妬みと羨望の視線が集まるなか、
レティシアは「愛される」ことの本当の意味と、自分の人生を再定義していく——。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 16:52:17
5363文字
会話率:43%
――お前ら覚えてろよ。
オゥロは元王妃候補。
国外追放されたのでその身一つで隣国、ツァヴァ―トで生きることに。
基礎魔法も使えない彼女が魔術の国で生きていくことはとても難しいはずだった、のだが。
彼女は歩みだす、人付き合いの苦手な黒魔術
師と共に、魔道の頂を求めて。
オゥロはただでは転ばない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 08:16:28
42373文字
会話率:38%
4年前、王太子カイエンとの3年の契約結婚を終えて離婚したリュシア。彼女は故郷アストレア領に戻り、戦争で疲弊した領地を農業改革で盛り立てながら、密かに子を育てていた。王位継承権争いに巻き込まれないため、カイエンには彼の子を生んだことを秘密にし
ていた。
だが、ある日急にカイエンがアストレア領に視察に来ることに! 実はカイエンはずっとリュシアのことが好きで、ある事情により離婚を『一時的に』受け入れただけだった。そんなことを知らないリュシアは、ノアを隠し、カイエンを早く王都に戻そうとする。
そこへ第二王子までがやってくるが、どうやらこの第二王子、何か企みがあるようで……。けれど、やられたらやり返す。王城の陰謀には、しっかりと報復をするリュシア。
「もう二度と手放さない」
執着系の王太子 vs. 恋愛に疎すぎる元王妃
政略結婚から始まった二人の関係が、愛情で成立するまでのじれじれラブファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 22:20:00
62777文字
会話率:46%
国王の真実の愛を害し、悪役王妃と呼ばれた元王妃が不貞により産み落とした、罪の子と呼ばれた王女のお話。の、皮を被った「亜人種とはそもそもなんぞや?」みたいなお話。
最終更新:2025-03-05 20:23:10
5096文字
会話率:35%
『三百年後に生まれ変わり、この国を滅ぼす』
そう言って亡くなったとされる元王妃の呪いのような予言。
その日に生まれたノーリング伯爵家令嬢シェリーは、『滅びの魔女』と呼ばれ国中から忌避されていた。
十六歳のある日、伯爵家に軟禁されていたシ
ェリーは妹キャロルの一言により、隣国グランゼイルの森の中へと追放された。
そこは竜王が治め、獣人が住まう国。
身一つで森を彷徨い、行き倒れたシェリーを拾ったのは、その竜王――
「人間。もう少し大きく口を開けろ。でないとこぼれるぞ」
だったのだが。
気づけば竜王の手によりふかふかの寝床に寝かされ、温かいご飯を食べさせられ――あれ? 餌付けされてる?
「他に欲しいものはないか?」
せっせと世話をされている?
とある事情から少年の姿をしていたシェリーは『ルーク』として竜王の城に滞在することになるのだが、ご飯を食べさせることがすっかり気に入った竜王により、まっとうな食事を摂り、日の光を浴び、体を動かすことによって少年のようだったやせ細った体はどんどん成長していき――。
特別な力なんてなにもない。
それなのに国を滅ぼす災厄として生まれ、家族からもその生を疎まれてきたシェリーが望むのは、『誰にも迷惑をかけずに生きていきたい』という思いだけ。
そのためにシェリーは竜王の手を借りながら――餌付けもされながら――『滅びの魔女』について調べ始める。
『滅びの魔女』の呪いを終わらせるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 21:33:34
196915文字
会話率:27%
王妃アイリーンは「花の盛りは過ぎた」と突然の離縁を告げられる。息子と娘を育て上げ、妻としての務めを果たし終えた彼女は、故国エルダーフラウ王国に戻る。そこで再会したのは、若い頃に魔術師になる道を諦めさせた金髪の魔術師だった。
「あの時はごめ
ん。……苦労したんだってね、あっちで」
「終わった話だわ。謝罪もいらない。魔術を教えて。今なら、魔術をならってもぶってくる父も家庭教師もいないから。ね?」
自由の身になったアイリーンは趣味として魔術を学び始め、同好の士と交流を深めたり、自由で穏やかな余生をいきいきと過ごす。
魔術の腕が上がるにつれ彼女の体は若返り、『魔術師』の素質が現れることに。そして次第に金髪の魔術師が、かつて彼女に夢を諦めさせた真意にも気付いていき――
人生の終わりと思えた離縁から、新たな人生が始まる物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 12:27:32
10742文字
会話率:31%
元王妃マライアは夫のジョーセフに捨てられてしまった。息子に譲位した直後、「やっと自由になったんだ。今後はラスキン夫人と離宮で暮らす。君もこれからは好きに生きたらいい」と告げられてショックを受ける。ラスキン夫人? あの未亡人の? 夫婦でのんび
り隠居生活を夢見ていたのに――。夫を諦めきれないマライアは、二人の暮らす離宮にメイドとして潜り込む。愛人とのイチャイチャを見れば、きっと心の整理をつけられるはず! ところが想像していた生活とは様子が違っていて……。
約2万5千字、長めの短編です。お時間のあるときに読んでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 06:20:00
25403文字
会話率:38%
不倫騒動の冤罪で断罪された元王妃。彼女を誰もが蔑み、石を投げつけた。その後彼女はひっそりと存在を抹消された。
だが彼女はしぶとくも生きていた。物語はその数年後。身も心もボロボロになって再び野へ放り出された時から始まる。
最終更新:2024-10-29 22:51:18
7783文字
会話率:54%
王妃の座を譲り渡して、年老いた自分の姿を実感した私は、旦那様に『もしも私が死んだら、骨を海に撒いてくださらない?』と伝えました。
その言葉を聞き『今後は、お前を愛することはないと思え』と言い放つ旦那様、いままで喧嘩もしたことないのに、ど
うしてそんなに怒ってしまうの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 14:25:03
5835文字
会話率:44%
公爵令嬢ヴァイオレットはベルンシュタイン王国の王子クリストファーの婚約者だった。
しかし、魔王討伐のため異世界から勇者ハルカが召喚され、クリストファーと愛し合ったことで、運命は変化していく。
愛されないと知りながらも国のために王妃となったヴ
ァイオレット。
国のために尽くし続けた彼女はある日、クリストファーに頭を下げた。
「離縁してください」
壮大な伝説の横で脇役に追いやられた元王妃が幸せになるまでのお話。ハッピーエンドです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 18:22:33
26945文字
会話率:27%
岸本凪沙 自他共に認める美少女。
私の好きなものはお金とイケメン。主にイケメン。
今日もイケメンを拾ったけど異世界転移者?!
よくわからないけどイケメンなら問題なし!
でもこのイケメンを皮切りにどんどん来るじゃん異世界人たち!
前世で処
刑された元王妃に国外追放された悪役令嬢
うっかり者の聖女
そして魔王に勇者に国王に探偵に…何でもありなの?
もう私がそっちにいった方が早いんじゃない?
ジャンル過多!
果たして凪沙にラブは来るのか!?
モテそうでモテない残念美少女。
ドキドキラブコメ!時々ファンタジー!開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 00:00:00
444文字
会話率:0%
小さな島国の王妃キリエの結婚生活は、決して幸せなものではなかった。
政略結婚で得た夫は、学生時代から愛しているケイトリンを側妃として迎えており、キリエとは常に一線を引いていた。
やがて孤独だった王妃としての生活にも、終わりが来る。
側妃
が王太子を産んだのだ。
『離婚しましょう』
国を出た元王妃が決めたこととはどんなことだったのか。
実家とも離れ、他国で積み重ねていく小さな幸せ。
そして出会い。
穏やかで、ほんの少しだけホッとする話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 00:26:32
27867文字
会話率:14%
事実ではない噂に惑わされた新国王と、二年だけの白い結婚が決まってしまい、王妃を務めた令嬢。
離縁を署名する神殿にて、別れられた瞬間。
「やったぁー!!!」
儚げな美しき元王妃は、喜びを爆発させて、両手を上げてクルクルと回った。
元夫となった国王と、嘲笑いに来た貴族達は唖然。
耐え忍んできた元王妃は、全てはただの噂だと、ネタバラシをした。
迎えに来たのは、隣国の魔法使い様。小さなダイアモンドが散りばめられた紺色のバラの花束を差し出して、彼は傅く。
(アルファポリスにも投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 18:08:25
12886文字
会話率:33%
伯爵令嬢マーガレットには悲惨な前世の記憶があった。彼女はかつてとある小国の王妃だったが、戦の最中裏切り者の手に落ち、民衆の前で処刑されたのである。
愛する夫に、最後まで救いの手を差し伸べてもらえないまま。
その影響で今生は未婚を貫くつも
りでいたが、わけあって断れず出席した舞踏会で、同じ時代に生まれ変わっていた前世の夫と再会してしまい――。
「マーガレット。私は償いたいのです」
かつてすれ違っていた夫婦が生まれ変わって再会し、今度こそ幸せになる物語。
◆ヒーローの登場は3話からです。
◆「前世でわたしを見捨てた夫とまたしても結婚することになりました」の再掲載作品になります。タイトル変更しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 22:00:00
133173文字
会話率:27%
18歳の誕生日に告げられたのは、わたし自身の離婚と再婚。王妃であるわたしが褒賞として臣下に与えられることが決まっていた。お相手は令嬢時代にわたしとの縁談を断わったエルダー・バーシュ。
8番目の王妃だったから公務はほとんどなし、嫌いな社
交も免除。陛下からのご寵愛もないから、権力争いにも巻き込まれない。せっかく、厳しい父の目から逃れて、王宮の図書室で気ままにすごす生活を送っていたのに。
「結婚は絶対に嫌!」王宮を脱出して、平民として暮らす計画を実行したのに、脱出中に結婚相手に見つかってしまい断念することに。そのまま結婚することになってしまった。
意外なことに、過去に縁談を断ってきたはずの結婚相手は優しくわたしを甘やかしてくれる。美味しい焼き菓子もあるし、気のいい使用人たちとの新しい暮らしが楽しくなってきてしまった。
自立しなければ⋯⋯と思いつつ決意が鈍り気味なわたし。
こんな、わたしの心の支えは幼い頃から家庭教師として面倒を見てくれているバーノルド先生。幼い頃は「先生と結婚する!」と宣言していたくらい大好きな先生。
先生、わたしは自立できるでしょうか。
※完結まで毎日更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 08:16:02
161718文字
会話率:41%