国内最強級冒険者パーティ『グレイブ・ストーン』──
私はこのパーティに二年間所属し、そしてつい数日前、彼らの裏に潜む存在について、その目的について気が付いてしまった。
「あーあ、気付かれちゃったからには仕方が無いよねぇ……」
「俺らもお前
を敵に回したいとは思っていない」
「だが……どうしても俺たちの目的が気にくわないと言うのなら、悪いが……」
「サキ……お前は、ここで死ね──!」
私はパーティメンバーとの激闘の末、最高位ダンジョンの中に生き埋めにされてしまった。
そして、私は彼らの目論みを阻止するために、たった一人で……このダンジョンの最深部へと向かわなければならない──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 05:41:36
42133文字
会話率:41%
「ルリアナ、今日をもって君を《聖天の翼》から追放する!」
侯爵令嬢ルリアナは、所属していた冒険者パーティーを追放されることになった。
納得がいかず抗議するルリアナに、パーティーメンバーたちはため息をつきながら理由を告げる。
「君がドマゾだか
らだよ!」
「な、なんですって~!!!!」
・パーティー側に理のある追放モノ
・特に悪い人はいません
・ざまぁなし
・ハッピーエンド折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-14 00:48:12
4683文字
会話率:39%
契約で在籍していたパーティが契約違反をしたので脱退した『残飯処理』の冒険者ンダール。
一人で依頼を受けるため受付に向かったところ、知り合いの受付嬢に頼まれて少しの間だけ新入り冒険者の面倒を見ることになる。
交流を兼ねてべつの冒険者パー
ティと組むことにさせたが、そのパーティの不審な動きを怪しんで追いかけたところ、人類の敵、〝慣れ果て〟に遭遇してしまう。
絶体絶命の危機に瀕したンダールは真の力を発揮してなんとか新入り冒険者を助け出すことに成功する。
しかし、奴らが所持していた物を見て、きな臭さを感じたンダールは半年前まで冒険の最前をともにしたパーティメンバーに招集をかける。
パーティが集まる時、彼らを取り巻く周辺が大きくねまぐるしく動き始める。
夢を見て、追いかけ、叶えるために前進するンダールたちに立ちはだかるものとは。
――――
一方で、ンダールが気持ち悪くなるほど大好きな箱推しライバーの女性冒険者三人組。彼女たちにも気づかないところで脅威が迫っていた。
まったく接点も関わりもないはずなのに、少しずつンダールたちと同じ面倒事に巻き込まれていくことになる。
『俺達は夢を見るだけでなく、叶えるために追い続ける』異世界人たちの自由気ままにゲキド―ライフを生きるハイファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 00:09:40
395文字
会話率:10%
世界トップの冒険者パーティは頭も身体能力もおかしい。
常人とかけ離れている能力を備えたものを天才と呼ぶならば、アイツらはそんな天才すらも追い抜いた天災だ。
8歳で聖剣をどっからか引き抜いてくる女勇者。
新しい魔法を次々に生みだす歩く魔道書
と呼ばれる女賢者。
大剣と大盾を軽々片手で振り回して敵をなぎ払っていく戦士。
回復魔法を極めすぎて時魔法を編み出した悪魔ごとき聖女。
目に見えない速度で駆け回り潜入調査を楽々こなしてくる元盗賊。
この5人のやることなすことすべてが規格外。
誰も考えなかったことを考え、それを実行する……良くも悪くもだが。
しかし、そのわけわかんない5人の他に実はもう1人パーティメンバーがいる。
……俺だ。
普通の村人A扱いだった俺が何を思われてか、あのクソ幼馴染勇者に誘われ、強引に規格外の冒険に駆り出されてみろ。
なりたくなくても強くなるに決まってる。
だが、安心してほしい。
俺は強くなったと言っても、バカ5人と同レベルじゃない。
圧倒的に下だ。
何ができるとかその前に、何もさせてもらえない俺が前から思っていることはただ1つ。
……俺、いらないよね?
「「「「「いや、いるけど?」」」」」
……わからん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 00:01:57
410426文字
会話率:38%
16歳になったアントン・アルヴァレズは、謎のスキル『サブスクリプション』を所持しているにも関わらず、中々発現せずに底辺であるFランク冒険者として、母親のもとを離れ、地道にクエストをこなしていた。
ところが、同じギルドの冒険者、ヴィン
セントからは名前だけの役立たずなスキルを馬鹿にされ、“お荷物”だと蔑まれ、肩身の狭い生活を強いられる。気の弱いアントンは1人では言い返すことも出来ない程の弱虫だ。
そんな落ちこぼれのアントンを、まるで家族のように支えてくれる高ランクのパーティーの仲間たち。特に魔法使いの美少女レイラーニとは寝食を共にするほどの仲になった。
ある日、仲間たちといつものようにランクアップを目指してクエストをこなしていると、突然アントンのスキル『サブスクリプション』が発現する。
しかし、そのスキルは、アントン自身が強化されるものでも、敵にダメージをあたえるようなものでもなかった。
“お金を対価に味方を一定期間強化する”という一風変わったスキルだったのだ。
自分に何のメリットもないスキル『サブスクリプション』。しかしながら、アントンはこのスキルを手に、新たな可能性を見出した。
自分を馬鹿にし、仲間まで奪おうとするヴィンセントを見返す為、そして、その裏にあるであろう影を暴く為、アントンの冒険者としての快進撃が始まる。
監修:御峰様
この作品はカクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 13:18:08
95759文字
会話率:47%
「ラスト、今日でお前はクビだ」
冒険者パーティで魔力タンク兼雑用係をしていたラストは、ある日突然リーダーから追放を宣告されてしまった。追放の理由は戦闘で役に立たないから。戦闘中に『コネクト』スキルで仲間と繋がり、仲間たちに自信の魔力を分け与
えていたのだが……。それしかやっていないことを責められ、戦える人間のほうがマシだと仲間たちから言い放たれてしまう。
一人になり途方にくれるラストだったが、そこへ行方不明だった冒険者の祖父から送り物が届いた。贈り物と一緒に入れられた手紙には一言。
「ラストよ。彼女たちはお前の力になってくれる。ドール使いとなり、使い熟してみせよ」
そう記され、大きな木箱の中に入っていたのは綺麗な少女だった。
これは無能と言われた一人の冒険者が、自動人形(ドール)と共に成り上がる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 11:00:00
102816文字
会話率:41%
神様から与えられる才能で全てが決定してしまう世界で、何の才能も与えられなかった少年グレイ。才能のない彼は普通の職に就くこともできず、冒険者パーティーの雑用として過酷な日々を送っていた。雑用以外出来ないから酷いことをさいれても我慢するしかない
。いっそ終わっても良いと思いながら、自分で終わらせる勇気もない。
そんな彼の人生は唐突に幕を下ろした。超難度ダンジョンのボスと遭遇し、仲間たちがグレイを囮にして逃げたのだ。死を覚悟したグレイだったが、目を覚ますとそこは何と地獄。
絶対悪アンリ・マユや地獄の君主ベルゼビュートとの出会いをきっかけに、自身に『憑依』という悪魔の力を使役するスキルがあることを知る。
これは神様には愛されなかった少年が、悪魔たちの力を借りて成り上がり、やがて魔王と呼ばれるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 12:00:00
11561文字
会話率:31%
王都にいるS級冒険者パーティのふたり。
ふたりの美しい容姿と戦い方から付いた異名は「氷炎の剣舞士」。
王都にファンも多いふたりだがその実は互いにに意識しつつもその想いを伝えられないヘタレなふたりだった!?
この先の展開は作者にもわからない
!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 00:00:00
327文字
会話率:43%
Aランク冒険者パーティー、「グンキノドンワ」に所属する白魔導師のレイ(16)は、魔力の総量が少なく回復魔法を使うと動けなくなってしまう。
しかし、元奴隷であったレイは、まだ幼い頃に拾ってくれたグンキノドンワのパーティーリーダーのロキに恩
を感じ、それに報いる為必死にパーティーのヒーラーをつとめた。
回復魔法を使わずに済むよう、敵の注意を引きパーティーメンバーが攻撃を受けないように立ち回り、様々な資料や学術書を読み、戦闘が早めに終わるよう敵のウィークポイントを調べ、観察眼を養った。
また、それだけではなく、パーティーでの家事をこなし、料理洗濯買い出し、雑用全てをこなしてきた。
朝は皆より早く起き、武具防具の手入れ、朝食の用意。
夜は皆が寝静まった後も本を読み知識をつけ、戦闘に有用なモノを習得した。
しかし、その努力は彼らの目には映ってはいなかったようで、今僕はヒールの満足に出来ない、役立たずとしてパーティーから追放されそうになっていた。
このSSSランクダンジョン、【ユグドラシルの迷宮】で。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 12:36:05
150865文字
会話率:42%
スキル『超聴覚』を持つ斥候職であるリッツは、冒険者パーティーを追放されたばかりか、転移罠にかけられて、ダンジョンの奥に転移させられてしまう。
リッツが転移した先は、ワームというモンスターの巣だった。
立ち往生してしまうリッツ。
そんなリ
ッツがワームの巣で偶然出会ったのが、『孤高の女騎士様』と皆から畏怖と憧れで呼ばれる冒険者、ニーナソーカ・ソシエガードだった。
無表情、無口で、二つ名持ちにふさわしい強さを見せるニーナソーカ・ソシエガード。
しかし、本当の彼女は、声がとても小さな恥ずかしがりやさんだったのだ。
超聴覚スキルでニーナソーカの小声が聞き取れるリッツは、徐々に彼女の本当の姿に触れていくこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 15:24:35
9425文字
会話率:13%
リーダーの交代で、冒険者パーティーをクビになった俺。
そもそも本来の俺のジョブは魔法師。しかし、パーティーが人手不足ということで、仕方なくシーフの仕事を引き受けていた。
それから十年。
慣れない仕事ながらも俺なりに色々と工夫して、シーフ
としてパーティーに貢献してきた。
だが、新しいリーダーにとっては俺はシーフとしても魔法師としても中途半端な能力しかない、厄介者らしい。
手切れ金だけ渡されて追い出された先で、俺は突然、ダンジョンに取り込まれてしまう。
そこで、モンスターに襲われ今にも死にそうな少女と遭遇した時だった。
十年間こなしてきたマルチタスクの影響で、俺はいつの間にか魔法師として、とんでもない力を得ていたことに気がつくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 18:04:23
8896文字
会話率:28%
女性だけのパーティーで盾役を勤める戦士のリシュ。体力には自信があったが、パーティーメンバーからはノロマだとバカにされ、報酬の配分でも冷遇されていた。
そんな金欠に悩むリシュが教会で偶然、流行り病に倒れた幼い姉妹のために祈った時、奇跡
が起きる。
姉妹の病が、リシュの祈りで完治したのだ。
聖女の素質を見初められたリシュは説得され、教会で聖女の副業を始めることになる。
同じ頃、リシュの所属する冒険者パーティーに様々な不運が訪れ、リシュをバカにしていた他のメンバーは徐々に困窮していく。
聖女の副業で安定した収入を得ていたリシュは困窮していくメンバーを横目に、戦士としても聖女としてもさらなる高みへと成長していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-21 14:53:40
43818文字
会話率:30%
勇者が脅威を打ち滅ぼし、世界に平和が訪れる。彼は王国の姫と結婚し、めでたしめでたし…ではなかった。平和になった世界で、勇者も姫も幸せではなかった…。散っていった冒険者パーティは、勇者を王国から奪還しようと動く。しかし、そのパーティも決して一
枚岩ではなかった。救ったはずが救えず、幸せになれるはずの二人は、すれちがうばかり。会いたいのに会えず、一緒にいたいのにいられない…。戦闘力が高くても、恋愛も生き方も不器用な彼らは、本当に”めでたしめでたし”になれるのか? ”おとき話の物語”は終わったとしても、勇者たちの”その後”は続いていく…。終わったはずの物語が、終わりなき物語へと変わる”続きの物語”。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 12:00:00
89497文字
会話率:32%
2022/6/7 書籍化決定しました!
「フィーグ・ロー。フィーグ、お前の正式採用は無しだ。クビだよ」
この物語の主人公、フィーグはスキルを整備する「スキルメンテ」が外れスキルだと断じた勇者によって、勇者パーティをクビになった。
「メ
ンテ」とは、スキルを整備・改造する能力だ。酷使して暴走したスキルを修復したり、複数のスキルを掛け合わせ改造することができる。
勇者パーティが快進撃を続けていたのは、フィーグのおかげでもあった。
追放後、フィーグは故郷に戻る。そこでは、様々な者にメンテの能力を認められており、彼は引く手数多であった。
「メンテ」による改造は、やがて【魔改造】と呼ばれる強大な能力に次第に発展していく。
以前、冒険者パーティでひどい目に遭った女剣士リリアや聖女の能力を疑われ婚約破棄されたエリシスなど、自信を失った仲間のスキルを魔改造し、力と自信を取り戻させるフィーグ。
次第にフィーグのパーティは世界最強へ進化していき、栄光の道を歩むことになる。
一方、勇者に加担していた王都のギルマスは、企みが発覚し、没落していくのだった。また、勇者アクファも当然のごとくその地位を失っていく——。
※カクヨム様その他でも掲載していますが、なろう様版が改稿最新版になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 21:20:24
130544文字
会話率:33%
「ユニコーンの角はサイのそれに近い。馬とサイは祖先が同じだから」
「普通のウサギと同じように、ホーンラビットも後ろ足が長いので下り坂が苦手」
「ゴブリンはさらった女に子供を生ませて増えるので、男装で対策するとよい」
未踏のダンジョン攻略の
ような派手な実績こそないものの、モンスターについては人一倍詳しいベテラン冒険者ザルツ。
そんな彼に今回任されたのは、巨大なミミズに似たモンスター・サンドワームを退治することだった。
犠牲者を出してしまった先行の新人冒険者パーティと違い、熟練者のザルツは無傷で討伐を果たすことに成功する。
その翌日、ザルツの評判を聞きつけて、大貴族の娘キャンディスが直々に依頼に訪れる。
しかし、その依頼は最弱のモンスターと言われるスライムを退治してほしいという不可解なもので……
※この作品は『カクヨム』様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 10:06:22
134628文字
会話率:37%
金儲けのために命を賭ける冒険者パーティーには必ず役割がある。
タンク:盾役 アタッカー:攻撃役 ヒーラー:回復役
迷宮攻略ともなれば、最低この3役はパーティーに必要不可欠である。
あれ?ちょっと待って。ヒーラーって回復するだけ?楽で簡単なお
仕事じゃん!
「ちょっと僕、ヒーラー極めるわ」
そんな軽い気持ちでヒーラーを始めたら、迷宮に行くのも面倒くさくなったので
クラン作ってクランメンバーに迷宮攻略させていたんだけど、
気付いたら 僕のクラメンが全員、僕よりも強くなっていた そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 00:00:00
198751文字
会話率:45%
生まれつき魔力を持たないメモリー。
それでも魔法を使えないハンデを乗り越え、幼馴染でもある恋人ととも冒険者パーティーでリーダーとして頑張ってきた。
ところがある日、苦楽をともにしてきた仲間たちから追放を言い渡されてしまう。
理由は【魔力もな
く魔法も使えない無能】だから。
家族や仲間、恋人にも裏切られて追放されたメモリーだが、ついに能力が覚醒する。
それは前世で持っていた、ある能力のおかげだった。
【無能】と呼ばれていたメモリーは、無能力者どころか実は【超能力者】だったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-21 16:54:55
65969文字
会話率:44%
田舎出身の冒険者たちが活躍する話です。
最終更新:2022-11-18 17:00:00
1840文字
会話率:37%
ミサはロスの冒険者パーティで支援魔法でパーティメンバーをサポートしていたが、ある日ロスからノロマの魔女はいらないと一方的に通告されて、パーティを追放されてしまった。
失意のミサは、元凄腕冒険者だったマスターがやっている酒場に来て、やけ酒をあ
おっていると、どう見ても子どもにしか見えない、ジュンとサオリから自分たちのパーティに入ってほしいとお願いされる。
ジュンとサオリの父親は冒険者で、すでに亡くなっている。母親もおらず、マスターに拾われて、酒場を手伝うことで生きてきたという。
ミサは、自分の言う事は絶対という約束で二人とパーティを組んだ。超弱小パーティで無双する魔女ミサの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 16:03:46
67883文字
会話率:66%
アズサは冒険者パーティ黒猫の治癒師だった。冒険者パーティ黒猫はランキング11位でトップテン入り目前だった。ある日パーティリーダーのタクミに呼ばれて、お前は足手まといだと言われてアズサはクビになる。
アズサをクビにした冒険者パーティ黒猫は、美
少女治癒師アリスを加入させていた。
クビになった真の理由をアズサは知って激怒する。舐めやがって、お前ら、必ず見返してやると誓った治癒師アズサの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 08:27:59
218147文字
会話率:62%
お前は役たたずだ!その一言で借金を踏み倒され、パーティーを追い出された僕ことクリフ。
仲間に裏切られて、落ち込みまくる中で、届いた一通の手紙。
「冒険者として成功する方法を教えます」
クリフは、ハーフエルフのユーフェミアさんのコンサルを受け
つつ、冒険者として成功する方法を模索する。
攻撃魔法が苦手だからって嘗めるんじゃないぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 18:27:36
538775文字
会話率:27%
異世界『アウター』と接続してしまった地球。各地に出現するダンジョンで世界が沸き立ち、空前絶後の冒険者ブームが起きるなか、Sランクの冒険者パーティーから追放される一人の冒険者がいた。名前を湯浅奏といい、ひたすら冒険者を辞めたがる生粋の変人だ。
「パーティーを追放されたので、冒険者引退しますね」
これは、そんな変人の周辺で巻き起こる事件を綴った物語である。
誰かが言った『馬鹿は死んでも治らないとして、もし死なない馬鹿がいるとしたら、そいつは天才になるのだろうか』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-09 02:26:21
330613文字
会話率:29%
「カンサイ、君は今日限りでポーターをクビだ。さっさと出て行ってくれ」
ポーターとして日々の仕事を頑張っていたカンサイは、自身が所属していた冒険者パーティーのリーダーから給料日前にそう宣告された。
しかもリーダーのクビの理由はあまりに
も身勝手で理不尽だったことに加えて、働きぶりが無能だから給料を支払わないとも告げてきたのだ。
もちろん納得がいかなかったカンサイは、リーダーに掴みかかりながら抗議して給料の支払いを求めた。
しかし、リーダーは給料の支払いどころか「無能が俺に触れるな」と平手打ちをしてきた。
パンッ!
その瞬間、カンサイは世界最強かつ空前絶後の超絶スキル――【ツッコミ】スキルに目覚める。
そして心身ともに生まれ変わったカンサイは、この【ツッコミ】スキルを使ってリーダーとその仲間を瞬殺ざまぁした(ざまぁしたのは男だけで女魔法使いは仲間にした)。
やがてカンサイはロリっ子神様(?)と出会うことで、自分の真の正体がわかるどころか【ツッコミ】スキルが【神のツッコミ】スキルへと変化する。
その後、カンサイは女魔法使い、ロリっ子神様(?)、第三王女たちと独自のハーレムを築いたり、魔人を倒して国王に力を認められて領地をもらったり、少し変な少女に振り回されたりしながらも何やかんやと〝ツッコミ〟をしながら成り上がっていく。
平手打ちから始まったポーターのツッコミ無双ファンタジー、ここに大開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 17:11:00
94844文字
会話率:23%
美しい銀髪が自慢の猫耳少女、セリティアは冒険者パーティーに所属し、日々魔物を相手に戦っている。
――しかしそのパーティーは、気づいたらたった一人の男であるリーダーを五人の少女が囲む、世にも単純なハーレム構成になっていた。
小心者のセリテ
ィアは、今日も「全員がリーダーに惚れているのが当たり前という空気」に抗えない。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 22:07:08
8628文字
会話率:42%