『その子をお願い。私が最も信頼するあなたにその子を託したいの』
それが二年前に街を飛び出していった幼馴染からの手紙の内容だった。
ライド=ブルックス。彼には二歳年上の幼馴染の少女がいた。
しかし、彼女が十五歳の時、幼馴染は政略結婚を嫌が
って街を飛び出していた。
そうして二年後。
ライドの元には一通の手紙と生後間もない赤ん坊が送り届けられた。
幼馴染の娘だった。
途方にくれるライドだったが、孤児でもあった彼には赤ん坊を見捨てられなかった。
ライド十五歳。彼は一児の父になる覚悟をするのだった。
だが運命は残酷だった。
十三年後、彼は大切に育てた愛娘を失うことになる。
傷心のライドは幼き日に憧れた世界を回る旅に出るのであった。
そんな彼の足跡を追うのは、無口無表情な元カノ。活発な妹分勇者。そして極めて重度なファザコンに育った愛娘……。
果たして、彼女たちはライドと再会を果たせるのだろうか――。
※本作は『カクヨム』で先行投稿しています。
読者のみなさま!
少しでも面白い、続きを読んでみたいなと思って下さった方々!
感想やブクマ、『★』評価で応援していただけると、とても嬉しいです!
大いに執筆の励みになります!
何卒よろしくお願いいたします!m(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 08:07:01
496255文字
会話率:28%
婚約者のエリック・ランドルフは、とにかく無口で無表情。
両親は彼が私を愛していると言うが、
お茶会で会っても、本当に私の事が好きか分からない。
もんもんと悩んでいると、
心が読めるという不思議な飴を占い師のお婆さんからもらう。
心が読める
なんて、気休めでくれたのよねと、
軽く思って飴をなめてみると、
本当に彼が何を考えているか分かって・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 12:37:49
18728文字
会話率:25%
俺―――仲村斗真が所属する理系研究室には、氷月凛という女子生徒がいる。常に無口無表情だが頭脳明晰で非の打ちどころがなく、誰もが天才と認めている美少女である。そんな彼女が今回発表する研究内容はどれほど凄いものなのかと聴講席で期待を膨らませて
いたのだが……待っていたのは、俺を好きな理由を科学的に分析した統計結果だった。
「仲村斗真との接近距離が近くなるにつれ氷月凛の心拍数は増幅。特に彼がうたた寝している隙にハグやキスを行ったところ、心拍数は百五十三を記録しており―――」
「俺が寝てる間に何好き勝手してんの!?」
「ごめんなさい。でもあなたが筋肉質だと分かったのは思わぬ収穫だった」
「誰も良かった感想なんて聞いてねーよ!」
果たして俺は、身が悶えるこの研究発表を乗り切ることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 00:46:09
6094文字
会話率:42%
私を監禁した彼に、お腹いっぱい食べさせたいのですが!?
異能を操る一族の中でも、異端の能力、世界にない武器【ライフル】を扱うサラ。
妹に謀殺されかかった彼女は、辺境伯レイと婚約することで命を救われるが、そのまま監禁されてしまう。
あぶなっ
かしい色気を放つレイは、なぜか食事を取ろうとせず。
ドラゴンが舞う辺境の地。サラは宿敵たるドラゴンを狙撃する機会をうかがいながら――、今日もレイへの餌付けに励む!
ヤンデレわんこ系コミュ強辺境伯×無口無表情コミュ障スナイパーヒロインの恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 06:00:00
106727文字
会話率:33%
俺には赤城美穂という幼馴染がいる。
彼女は無口無表情で愛想がない……というのが周りの奴らの印象だ。本当は悪戯好きで愉快な性格をしていて、そして何より繊細な女の子なのだと俺は知っている。
そんな美穂は成長していく度に美人になっていった。思春
期を迎えた男子から告白されることが多くなり、俺は人知れず焦っていた。
告白しよう。そう決意した俺が行動を開始し、その結果が出るまで。これはそんなお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 21:33:12
6663文字
会話率:42%
『タイレル王国冒険者ギルド規則』倫理綱領より
・冒険者とは、異界より文明文化生物資源を持ち帰り、以て社会に資する存在である。
・冒険者は、その働きに応じて、地位と名誉が保障される。
・冒険者は、社会に有益な存在でなければならない。
──
そんなもの、僕の知ったことじゃない。僕は冒険者とか即辞めたい! 痛いのと怖いのは嫌いなんだ。冒険者とかその最たるものでしょ。
だけど。僕の幼なじみ、メリーは、とんとん拍子で最強の冒険者になってしまっていた。
この子のそばにいるために、当然僕も冒険者である必要があるわけで。
この子がそばにいるために、当然僕にも試練が降りかかってくるわけで……。
舞台は、崩壊を控えた世界《ラーグ・オール》。
痛いことと怖いことが嫌いで、性根が好き放題ねじくれ曲がって色々厄介にこじらせた、ひ弱でおしゃべり表情豊かな万年Dランク冒険者の《キフィナス》と、
痛みも恐怖も感じない、『大切なもの』以外を感情ごとそぎ落とした、最強無敵で無口無表情なチートSランク冒険者の《メリス》。
なんとも一筋縄ではいかない二人を取り巻くは、これまた一筋縄ではいかない周囲。彼らが織りなす、波乱の日常と、冒険と、エトセトラ。
黄昏の日々を、時にまじめに、時にふまじめに生きる二人の物語。
※性格クソ悪肉体貧弱主人公による無軌道やりたい放題。
R-15らしく血が出ます。結構エグめかも。
挿絵掲載話あり。過去掲載話に追加する形式です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 00:30:05
1185588文字
会話率:38%
本編完結しました。 以降、不定期で後日談などを投稿します。
どうもこんにちは、木です。 とは言え、初めから木だった訳ではありません。 ちょっと前まで日本で女子高生をやっていました。 ……本当ですよ?
ある日、カラフルなキノコに誘われ
て、踊る妖精さんに出会ったり、イケメン(ただし好みとは言ってない)妖精さんに「君は、もう死んでいる」なんて世紀末の拳法使いみたいな死の宣告をされたり、人間失格な事が判明したり、ミミズやフンコロガシをオススメされたりした結果、異世界で木になりました。
意味がわからない? そう言う人は本編を見て下さい。 そしたらわかりますよ。
ちゃんと理解できた? そう言う人も本編を見て下さい。 より理解できますよ。
私の名前ですか? 毛利 鈴ですが、覚えなくても良いですよ? あんまり名前は出て来ませんし。
……おや? 中盤以降は名前が出てくる機会も少し増えますか、そうですか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 19:15:46
845869文字
会話率:17%
ゆるふわ王子と親しまれている第2王子と、その王子にのみ忠誠を捧げる無口無表情の冷徹側近。
しかし、その2人の素顔は、笑顔で嘘をつく腹黒と目立つのが嫌いな面倒くさがりだった。
裏と表に広がる2人の普通が普通じゃない日常の話。
更新、不定期で
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 03:00:00
65395文字
会話率:62%
無口無表情、唯一の友人から「銅像みたい」と言われる中学生、流森慎。
隣の席になった快活な少女・佐山逸香を心の中で師と仰ぎ、周りの人々と自然に話せるようになるため頑張る日々。
(Pixivにも投稿しています)
最終更新:2023-12-04 18:16:09
106922文字
会話率:22%
親の顔を知らずに育ったアキヒサは、ブラックな会社に勤めるごく一般的な男だ。
それがある時気付くと、どでかいコンピューターの前にいて、ここは異世界で、自分は死んで転送機に魂が巻き込まれたのだと言われる。
そしてもうじきこの場にいれなくなるらし
く、取り合えず必要最低限のスキルを貰ってポイっと放り出された。
何故か、見知らぬ三歳児と一緒に。
しかもこの三歳児は育て方に気を付けないと将来という厨二病的戦闘狂というヤバいことになるらしいし、ヤバいヤツには襲われるし、異世界の初っ端からヤバいの連続だ。
けどこの幼児♂、激烈に無口無表情だけど、ずっと一緒にいると可愛く見えなくもない。
よぅし、こうなったらこの僕が健全な子どもに成長するように育児しようじゃないか!
けど、お願いだから僕にもちょっとは成長させてくれな? このままだと三歳児に寄生プレイしているみたいじゃないか?
これは異世界に転生したら激強三歳児を押し付けられた主人公が、育児に励みながらもその三歳児に寄生プレイしてしまう現状を嘆きつつ、世界をめぐる物語……かも?
※ハーレム・恋愛・イチャラブ要素の全くない、ヒロイン不在な物語です。
※これは「元社畜は異世界で生体兵器を育てるらしい。」の書き直し版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 15:56:30
328763文字
会話率:24%
エミールは身体は小さいけれど元気いっぱいの十一歳。ライヒヴァイン王国の名門軍人一族メルダース家の一人息子だ。
同じ年の王太子キーファが各国王侯貴族の集う全寮制の『学園』へ入学することになり、エミールはその警護官候補として訓練を受けることとな
った。
訓練の教官となったのは、軍の情報部第三室長アルトマイヤー。若輩ながら『凍氷の刃』とあだ名される切れ者で、無口無表情の出世の鬼と評判の男である。
このアルトマイヤー、実はエミールと初対面ではなかった。三年前に出会ったときの印象とは真逆の人間味のかけらもないアルトマイヤーの訓練に、エミールは必死に食らいついていく。
その頃、出世コースのひとつであった王太子警護官の候補から漏れた貴族の陰謀がうごめき始める。大貴族ばかりを狙う暗殺者逮捕の任務がエミールに課せられたのだ。
師弟として信頼関係を築きはじめたエミールとアルトマイヤーは、暗殺者を追う中で、『学園』の闇に触れることになる。
以前「織音りお」名義で書いていたシリーズの長編です。
本編はBL要素ありですが、このお話には関連する描写はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 18:32:28
84528文字
会話率:34%
スキル『超聴覚』を持つ斥候職であるリッツは、冒険者パーティーを追放されたばかりか、転移罠にかけられて、ダンジョンの奥に転移させられてしまう。
リッツが転移した先は、ワームというモンスターの巣だった。
立ち往生してしまうリッツ。
そんなリ
ッツがワームの巣で偶然出会ったのが、『孤高の女騎士様』と皆から畏怖と憧れで呼ばれる冒険者、ニーナソーカ・ソシエガードだった。
無表情、無口で、二つ名持ちにふさわしい強さを見せるニーナソーカ・ソシエガード。
しかし、本当の彼女は、声がとても小さな恥ずかしがりやさんだったのだ。
超聴覚スキルでニーナソーカの小声が聞き取れるリッツは、徐々に彼女の本当の姿に触れていくこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 15:24:35
9425文字
会話率:13%
リリルシカには眉目秀麗、聡明叡智、誰からも完璧と評される婚約者がいる。彼は次期宰相であるからか、感情を表に出さない。それは仕方ないことだが、リルルシカの前では更に無口になる。
「嫌われているのでは」と恐れたリルルシカは、たった三回しか使えな
い貴重な天恵を発動して、婚約者の心を覗くと決意する。そして、聴こえてきたのは……。
APに投稿したものにほんの少し加筆修正したものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 20:31:05
15972文字
会話率:52%
「好きな人に告白しようと思ってるんだけど、どう思う」
「え、嬉しいなって思う」
完全に脈なしの返答に打ちのめされる、のも束の間。
「あのね、俺は小林さんが好き」
――私はなぜか、彼、友成和輝に告白を受けるのだった。
曰く、わかりやすい
のに隠しているのがかわいかったから、両想いなのをずっと黙っていたとか、なんとか。……わかりやすい?
無表情無口、何を考えているのかわからないと言われる私にそれ言えるのは友成だけだよ! そういうところが好きなんだけど!!
告白しようと思っていた相手に告白されて思わず逃げてしまう女の子と、そんな彼女をかわいいなぁと思って見守りつつも、避けられるのは寂しくてしょぼくれる男の子がくっつく、ほのぼのラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 16:15:55
8243文字
会話率:30%
矢野優斗はある日、クラスメイト達と共に勇者として異世界に召喚されてしまう。級友達が力に目覚める中、何故か優斗だけが最弱の象徴『低級魔法』しか扱えないと判明、ただ一人だけ追放されてしまう。だが優斗は諦めずに低級魔法を研究し、一つの答えに辿り着
く。低級魔法は確かに劣っているが、決して無能の烙印などでは無いと。やがて優斗は本性を隠していた最強の悪党勇者と対決し、勝利を掴んで自身の評価をひっくり返すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-01 18:42:38
369250文字
会話率:33%
「黎国のため、お前が必要なのだ」戦で負けた故国から大国へと嫁ぐことを強要された稜迦。拒否することもできず、家族と離ればなれになりながら、遠い地へと一人赴くことになる。そして、そこで出会った夫は稜迦が予想もしていない人物だった。
無口無表情な
恐ろしい姿を持つ男と、内気で弱気な、けれど優しい心を持っている女の、二人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-06 00:17:09
200569文字
会話率:31%
冷酷魔術師と呼ばれるウルリクと結婚したイェシカには心の声が聞こえるといった不思議な力があった。
「蜂蜜たっぷりのミルク!美味しくて好き」
「イェシカと一緒に食事ができて嬉しいなあ」
彼からはたびたびそんな心の声が聞こえてきた。
無口無表
情、冷酷無慈悲で“心のない人”といわれているウルリクの心の声は、思っていたものとは大分違った。彼は意外と甘いもの好きでどんな小さなことにも素直に感動する、感情が豊かな人だったのだ。
イェシカはそんな彼の心を知っていくのだが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-12 06:00:00
58548文字
会話率:15%
王太子殿下付きの近衛騎士だったジュライは、王命により聖女セレティアの護衛の任務につくことになり、無口無表情な引きこもり聖女セレティアと穏やかな笑顔の優男風護衛騎士アレンと出会う。二人との初対面の頃を振り返りながら、セレティア至上主義のアレン
の珍しい行動とその先の目的を知ってしまい、幼なじみの王太子殿下に手紙を書こうと決意する話。
短編『置物聖女は元引きこもりの天職です』に名前だけ登場したジュライ視点の話です。セレティアは引きこもっていますが、アレンはセレティア様至上主義の溺愛というよりは腹黒になっています。紙一重です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-22 20:29:55
6930文字
会話率:40%
元人殺しの青年が猫をかぶり、無口無表情無感動の書道家の少年に、お手伝いさんとしてこき使われる物語です。
何をしても反応がない少年に、めっちゃちょっかいをかけてます。
前半分ほのぼの日常、あと半分ドタバタっぽい感じ。
最終更新:2020-05-03 22:47:53
15427文字
会話率:28%
極度の凝り性な無口無表情の主人公、実加鐘《みかがね》了《りょう》は元βテスターの妹に誘われてオリジナルスキルを開発することが出来ると言うVRMMORPG、『Universe Create Online』を始めた
主人公は不遇職と言われてきた
《銃士《ガンナー》》を選び、その凝り性を活かして生産に戦闘に、自室に引き籠もってゲームに熱中する
ゲームの中で出会った仲間達とギルドを作り、UCOの魅力の一つであるスキル作成のシステムを駆使してオリジナルスキルを開発し、最強のプレイヤーとして名を上げていく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-25 01:20:42
399407文字
会話率:40%