公立高校で生物を教えていた阿久津誠二と化学を教えていた伊与田佐之はリモート授業中にダーウィン賞受賞級の愚かな死を迎え、コキュートスを名乗る老紳士に映画館風の謎の空間に招かれる。
「愚かな君たちの”その後”がみたいんだ……、ついでに”ギフト
”もあげよう……、祭りのヨーヨーみたいなものだが」
ギフトに疑念を持ちながらも阿久津と伊与田は幻想生物と魔術のまかり通る異世界に旅立つのだった。
そこには異人や異物を収集・保護する『ディペイズマン学会』と呼ばれる組織が存在し、二人は”フール”と呼ばれる愚かな死に方をして異世界に飛ばされた人々に分類される。
「魔力の流れる異世界で【淘汰された人間】はどこに行くのだろうか?」
死に様で終われない冒険譚
____________________
阿久津誠二の備考または記録
*赤の女王仮説:「他種との絶え間ない争いの中で生物種が生き残るためには進化を続けなければならない」という仮説。『不思議の国のアリス:ルイス・キャロル著』より、
赤の女王「その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない」という言葉が元になっているとされる。
死人の俺がいるここはどこにいるのだろうか。
死してなお別の場所で生きながらえる俺な何なのだろう
女王の赤いレースを外れたのだからここはおそらく……、
_____________________折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 23:47:35
9451文字
会話率:31%
氷の女神症候群《スカジシンドローム》――空気中に含まれる毒を吸うことで罹患する氷の病。症状は下がり続ける体温と寒気、それから外気の寒さへの耐性。患者の体温は日に日に下がり続けるが、たとえ普通の人間が生きられない体温を下回っても死ぬことはない
。
氷の女神症候群の患者が命を落とすのは、病の進行と共に体温が零度まで下がった時。完全に熱を失った肉体はみるみる凍りつき、最期の吐息と共に透明な氷へと変わる。
主人公のイヒカは隊商《キャラバン》で働きながら各地を回っていた。彼が所属するのは氷の女神症候群の治療薬と、その材料を扱う数少ない隊商。
治療薬はその希少性ゆえに高額となり、それを運ぶ隊商は頻繁に襲われる。
しかし隊商が止まることはない。自分達がやめれば同じ病で助かる者がいなくなる――かつて氷の病に侵された者としての責任と、過去への懺悔。
イヒカを始めとする氷に呪われた者達の、出会いと別れの物語。
■□第一章は毎日1話更新□■
※1章15万字前後、全6章予定。
※カクヨムにて公開している以下短編の長編版です。(内容的には本作の第一章終盤になります)
『白銀テイルフィリア』
https://kakuyomu.jp/works/16817330647686642456
※主人公達が正論っぽいことを言いますが、読み返した時に「どの口で言ってるの?」となる内容を目指してます。
※主要キャラが全員生き残ることは保証しておりません。苦手な方はお気を付けください。
※誤字脱字・日本語間違いの指摘はありがたいですが、それ以外に関してはこちらからお願いしない限り不要です。
©2023- 新菜いに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 09:12:46
1001883文字
会話率:55%
宝坂叶一は誰かを助ける“魔法使い”になりたかった。
ーそれが叶わないと知っていても。
私達が住む世界と異世界と呼べる様な世界が条約を結んだ!
それはお互いの文化を知る為に使節団を送り合う事!
五人の中の四人いる、一般枠に選ばれた宝坂叶
一は異世界に行くことに。
少年達の前には少し見慣れた風景も見慣れない風景もある中、
スライムやドラゴン、そして魔術!
そして「ジエル」と名乗った教師の魔術の授業が始まる!
(初めて制作したので、きっと誤字だらけだしグダグダですが、それでも読んでいただけると幸いです。誤字がある、こうすれば面白くなる、なども教えて頂きたいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 12:01:02
87991文字
会話率:20%
注意!!【これは作品では、ありません。作者の妄想垂れ流しゾーンです】
これからエターナルしなかったら、書きたいと思っている作品をメモります。
また、もしかけていたら、それに関する設定を書きます。
趣味です。気にすんな!!
最終更新:2025-03-08 17:05:39
1565文字
会話率:4%
とある場所、とある時代。
誰もが知っていて知らぬ刻よ。
普遍的な日常を愛せ。
【登場人物】
《セカンド》
鞄を持つ男。その忌み名『プロジェクト22』。
観測機のコピーサンプルにて、都市の住民。
《教授》
兵器《赤》を保有する男
。姿形は四十後半に見えるモノ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 22:04:19
1968文字
会話率:17%
人間と死神が共存する世界、対するは犯罪者の成れの果て、罪人<ギルト>。
ある日、自らを不幸体質と嘆く藪坂透は、脱獄中の罪人に行き遭い、襲われる。
身体を刻まれ意識が遠のく中、そこで現れたのは。
「見ーつけた。はは」
酷く乾いた声音で
笑う、謎の死神、秋宮紅葉であった。
そして幸運か不運か、死神の力を手にした透は、紅葉と共に、罪人に立ち向かう事になる。
死神の力を上手く使いこなせない透だが、果たして透の真の実力とは。
「いつだって僕は愚者で、運が悪い。でも、だからこそ、やれることがある」
これは、僕が”死神”になるまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 00:11:26
55004文字
会話率:34%
私がそうだからかも知れないが、皮肉屋が好き。
二転三転、思考を繰り返さなくてはいけない所が良い。
けれども今、老若男女問わず、その考えを放棄している。
短絡的なんだよ。全ての行動が。読解力の無さもそこから来てる。表面しか見てない。
注意
事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
ある頭を録に回さないで回答を出す人がやっぱり今日物凄く多い。
三秒で良いから周りを見て、三秒で良いから考えれば何か変わる筈なのに、其れをしない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 14:55:40
826文字
会話率:27%
基本的に何も出来ず、人を頼らざるを得ない生き方をしている。『アホの子』と呼ばれれば分かりやすいと思う。
だからこそ、生き抜く術も分かっているつもりである。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注
意事項2
馬鹿には馬鹿なりの生き方があるんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 10:43:23
1153文字
会話率:43%
厨二病だった頃に俺が書いた黒歴史ノートが、なぜか異世界で伝説の魔導書扱いされている!?
「恥ずかしすぎる……! 一刻も早くすべてのノートを取り戻さないと!」
異世界に散らばった七冊の黒歴史ノートを回収するため、主人公・黒澤舛太(く
ろさわますた)は、仕方なく闇の組織を統べる最強の魔導師――《黒歴史の魔導師(ブラツク・ペイジ)》として厨二全開の覇道を往く!!
「さあ我ら《理外の理を識る者達(アンネイブル)》の、そしてなりよりあなたご自身の無比にして無類なるご威光を示すときですお兄様……いえ、マイマスター」
「ああもう厨二ムーブなんてしたくないのに、どうしていつもこんなことに……こほん、――ああ、時は満ちた。月は空に、影は地に。そして理外は彼方を識る者に。すべては在るべき場所に還らねばならぬ。常理への隷属を逃れ得ぬ蒙昧なる愚者よ、頭を垂れて我に原典を返上せよ。さもなくば――我が魔導の真髄を前に敢えなく業と共に散れ」
黒歴史羞恥系主人公による厨二シリアスコメディ×無双バトルファンタジー、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 22:06:13
101332文字
会話率:36%
名もなき村を旅立った少年、レオ・フール。
自由な心を持つ彼は、空白の地図を手に、自らの「運命」を探す旅へと出た。
道中で出会うのは、人の内面を象徴する不思議な存在たち。
創造を司る魔術師、沈黙の女教皇、母なる女帝、秩序の皇帝……
そして旅
を通じて彼は、恋に揺れ、戦いに挑み、力を知り、死と再生をくぐり抜けていく。
この旅は「学び」の連続であり、「自分自身と向き合う儀式」。
レオは、大アルカナ22の試練を乗り越えたあと、
**四つの王国(ワンド・カップ・ソード・ペンタクル)**へと歩を進める。
情熱、感情、思考、現実――
それぞれの領域で待ち受ける16のアルカナたちとの出会いが、
レオの“魂の完成”へと導いていく。
そして最後に彼は知る。
「運命とは与えられるものではなく、自ら創り出すもの」だということを。
――これは、タロット78の象徴をめぐる旅。
一人の愚者が、世界を巡り、再び“自分”に還ってくるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 16:34:50
23623文字
会話率:30%
何故こうなったのか。タイムリープを繰り返して理想の未来を求めたはずが、先の見えない絶望的な最悪な現実に囚われることとなった男の悲哀。
主人公はクズですが、クズしか登場しません。
主人公が自己中心的でストーカー殺人を繰り返している人物なので、
苦手な人はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 15:10:58
1833文字
会話率:24%
世界は歪みを孕んでいた。
それを正すのは、愚か者。
精霊と未来視を持つ少女ルシルカ、そして名もなき少年の物語。
最終更新:2025-04-10 21:00:00
1911文字
会話率:31%
――落ちた星。
砕けた欠片より生まれ落ちた――〝最悪の竜〟
異常事態、驚天動地、狂瀾怒濤。
人類種最大の危機、全てを喰らい尽くす七匹の厄竜は深き眠りから目覚める。
天樹を宿す〝愚者〟は厄災を越えるため、その力を振るう。
逆望
の願い――最悪へ覆る現実――砕け散る理想。
燦々と輝く星々の架ける天、数多の結末を持って彼の者は歩む。
――星は三千世界を知らず、救いの手を伸ばし続けた。
残った天は三千世界の夢を見る。
愚者は壊れた理想/願望を果たす為、朽ち果て崩壊へ向かう己を抱いて歩を進める。
決して折れぬ〝鉄心〟――裁定の〝秤〟。
運命に根付く天樹の縁、選択者に成れぬ愚かな当事者。
でも、それでも――――その手を伸ばし続ける。
これは――
〝顕現する竜を殺す〟物語――
概要――
投稿日は一日一話、あるいはまちまち。
誤字脱字の方がありましたら、コメントの方で教えて頂ければ幸いです。
この作品は「アルファポリス」様、「カクヨム」様でも公開しています。他にも「世界の修正者は世界を守らない」という作品も書いているので、お暇があればそちらもぜひ見て頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 21:30:00
155001文字
会話率:30%
異世界に転生した一人の愚かな男、転生者であるはずなのにと
苦悩するが故に犯した罪による枷
失う絶望を知ってしまった愚者が歩む無謀で、無計画な再挑戦
もし異世界に転生して自分の才能に気づけなかった時。
それが原因で大切なものを失ったと気付いた
時。
何を呪うのか
やり直せるとき復讐するのか守るのか、その選択はどちらも
愚かでないとできない選択だった・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 14:45:57
39448文字
会話率:27%
もしかしたらあり得たかもしれない、錬金術師のお話。
最終更新:2025-03-31 05:29:51
493109文字
会話率:44%
18才の夏休み初日、待ちに待ったダンジョン免許証を取りに行った俺は、適性検査をパスしたあと、水晶によるジョブ判定を受けた。
なんと得たジョブは【愚者】
俺って学校の成績だけはいいのに、それしか、いいところがないのに。
それなのに、なぜ
【愚者】なんだ?
アホになっていくジョブなんてあるのか!?
アホになって死にたくない俺は、ダンジョンには入れない不適合者の道を選んで、ダンジョンへの夢を諦めた。
ところが。
免許センターの職員になると、ダンジョンに入れる?
だったら、大学はやめて、職員になるよ!
高校卒業後は免許センターの職員となることに決まった俺は、そこで知り合った友人と夏休みの間、研修を受けることになった。
高校最後の夏休み、その研修記録である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 13:20:06
30001文字
会話率:24%
家の事業の関係で、有能な伴侶を探していた、エインズワース侯爵家の長女、マーシア。
自らも、様々な分野で才を発揮するマーシアであるが、エインズワース侯爵家を継ぐのは弟のジュリアンであり、マーシア本人としては、そのことに不満も不平もない
。
この先も、エインズワース家の事業に関わりつつ、後継者とはならない。
その立場を理解し、婚姻後も仕事をさせてくれる相手を探したマーシアは、究極ともいえる理想の相手と出会い、婚約を交わした。
しかし、その相手には、やっかいな兄がいた。
現実主義だが、夢見る部分もある主人公が、理想とする相手と婚約し、順調に事業と想いを育んで行く一方で、思い込みの激しい男に言い寄られる話。
しかも、その思い込みの激しい男がマーシアに言い寄る理由が、なんとも屑なので、ご注意を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 00:00:00
60030文字
会話率:49%
コレッリ王国宰相の娘である公爵令嬢アマーリアは、婚約者である王太子から平凡でつまらない、と酷評されるなか愚鈍な彼の分も政務を担って来た。
真実の愛を求める王太子同様、国王もまた真実の愛を求める愚者で、そのために有能な王妃を排除し、
アマーリアの負担が更に増えた頃、王太子が真実の愛を見つけるために夜会を開くと言い出す。
やってられない、と内心で怒り心頭のアマーリアだったが『なあに、そこでアマーリアが真実の愛を見つけることだってあるだろう。そうなれば僕は潔く婚約を解消するし、その相手との婚姻を必ず結べるようにはからおう』と言われ、そそくさと証文作成に勤しむ。
有能でありながら愚鈍な王太子に貶され続けた公爵令嬢が、愚王によって妨害された婚約者と、再び手を取り合うお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 11:00:00
6212文字
会話率:37%
大学入学を機に家を出て上京した天宮 由太は、大学に通いながら学費を稼ぐためにバイトをする日々を送っていた。
ある日貯金が底を尽き途方に暮れていると占い師に引き止められこれからを占ってもらう事に。その帰り道に工事現場を通りかかった際上から鉄骨
が落下し由太は下敷きになり意識を失ってしまう。
次に彼が目を覚ました際そこは異世界だった。
彼はそこで出会った女僧侶のサリアのもとで生活しながら元の世界へ帰る方法を模索する折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 16:43:04
1423文字
会話率:39%
目を奪われた愚者と目を奪った賢者
最終更新:2025-03-08 15:20:26
2031文字
会話率:60%
「呪いにかかった司祭など役に立たん。出て行け!」
第六魔王討伐時に呪いを受けた光の司祭セロは、勇者バーバルからパーティーに相応しくないとして追放された。
いずれは賢者と目されていたセロだったが、呪いの持つ反転の効果で、光から闇へ、また賢
者から愚者へと変じつつあった。そんな折に、セロの婚約者である聖女クリーンは、かつて大陸に災厄をもたらした魔王こそ愚者ロキだったとして、セロを魔王認定してしまう。
結果、追放の上に婚約破棄の挙句、姥捨て山といわれる魔族の領地に強制転送されたセロは、そこで第六魔王の娘ルーシーと出会う。親の仇にもかかわらず、ルーシーから、抗い続けて戦うことを教えられたセロは――とりあえず、壊れた魔王城のリフォームと、トマト畑の世話をすることを誓ったのだった。
もちろん、セロは知らなかった。そんなまったりした生活が、いずれは勇者や他の魔王を打ち倒して、世界に覇を唱えることになるなど……
※トマト畑を育てるようなスローライフが始まるのはしばらくしてからです。それまでは、追放、婚約破棄から最初の敵撃破、そして勇者サイドといったふうにシリアスかつ「燃え」な展開が続きます。
※ステータスオープンや数値化はありませんが、便宜上、ステータス、スキル、アビリティといった術語は出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 11:00:00
1428454文字
会話率:40%
侯爵家の園遊会。その会場に乗り込んできたローランド第二王子は言い放った。「マチルダ侯爵令嬢との婚約を破棄する」と。その理由をローランドはマチルダの品格の問題だとして、次々と欠点を挙げつらねていくのだが――
当のマチルダはというと、「全くも
ってその通りです」と首肯する一方なのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 11:30:14
4851文字
会話率:45%
王国の最高学府の文化祭。その打ち上げをかねた社交パーティーの会場で、ペンテ第一王子は言い放った。「アンジア侯爵令嬢との婚約を破棄する」と。しかし、その指差した先には、肝心のアンジア侯爵令嬢はおらず――
なぜか、王国騎士団長の息子カンパヌラ
が仁王立ちしていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 11:15:19
7397文字
会話率:33%
大陸地図において山脈に囲われ隔離された世界。
この世界は外界では扱われなくなった魔法や姿を消した精霊の類が未だに存在する。
精霊と獣が住まう木国《スレイス》
神霊鬼族が住まう火国《アイラック》
地鉱種族が住まう土国《アスガルド
》
有翼種族が住まう金国《ブルタニア》
水棲種族が住まう水国《ウルネル》
この五国をもって五行世界《ごぎょうせかい》と言う。
太古の昔、この五国は自国以外の存在を認めず、お互いに干渉はせず、時には争いを繰り返していた。
そんな中、異世界から迷い込んだ一人の勇者によって五行連合が成立する。
勇者は五芒星のように五国を結んだ中央に街を作り各国の代表を集め住まわせた。
文明の発達に差があった状態ではあったが、各国の長所を共有することにより連合の技術力と文化度は一気に上昇した。
いつしか街は拡大を続け、国と見紛うほど大きくなった。
大きくなればなるほど各国は利権を争うようになり、連合内の関係は悪化していった。
戦を恐れた五国の王達はこの地を勇者に治めさせることに同意した。
名前のなかったこの国は闇魔法を操る勇者の功績を称えられ人々に呼ばれるようになった。
『大いなる闇の加護』を受けた国『レイオン』と。
栄華極まれば衰退のみ
万事築き難く壊し易し
人は往々に至高を求め
己の無知無能を解せず
他者の意見を受入れず
破滅への道を歩み行く
幾度も幾度も歴史は形を変えて繰り返す
果して終焉へと歩み始めたこの国で
愚者達は連鎖を阻めるのだろうか…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 13:40:00
168767文字
会話率:48%
世界に魔物がはびこり、あらゆる種族が存在する世界で、一人冒険者として活動する男がいた。名前はアルマ。銀鳥を二つ名として持つ男だ。
彼が出会うのは、いつも奇怪な種族だ。宝石の少女・耳の折れた獣人・一年に一度しか目覚めないあの子…………
様々な
な人と出会いながら、今日もアルマは冒険へと出かける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 14:13:18
6727文字
会話率:47%
衒学者が嫌いなのではなく、無能な衒学者が嫌い。
キーワード:
最終更新:2025-01-21 23:44:09
315文字
会話率:0%