小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
童話ランキング 101~150位
1996年、日本。
アトランタ五輪の開催、イチローフィーバーに世間が騒ぐ中、不穏な出来事も数多く起こった混沌の時代であった。
これはまだ、人々がPHSやポケベルでやり取りし、空前のたま〇っちブームに沸く世の中を一人の少女がお使いに出かけるだけの短いお話である。
2歳のあんちゃんは、お庭でいろんな生き物たちとおしゃべりするのが大好き。でも、どんどん人間の言葉を憶えていくにつれて、幼稚園に入りお友達ができるにつれ、お庭の生き物とお話が出来なくなっっていきます。
あの水辺あるでしょ、あそこであの人は歌っていたんだ。
結構、昔の話なんだけどね。
***** ***** ***** ***** ***** *****
という感じの短いオリジナルのおはなしです。
このお話は、ある片田舎の街のお話・・・
街に病気が流行したとき・・・
人々は、これを猫耳の魔女の仕業だと思って、彼女を迫害しました。
しかし、彼女は・・・
けんたくんが夜ひとりでしくしく泣いているところにおばけがやってきて……。
少女は昼間からマッチを売っていたが、全く売れなかった。
そのまま売り切ることができずに命を落とすのが嫌だと思った彼女は自らマッチに火をつけ、様々なことを思い出したことから「幸せを呼ぶマッチ」と名づける。
「幸せを呼ぶマッチ」をすべて売り切った少女の行く先は――。
拙作は「冬の童話祭2018」に参加したかったですが、作者都合により締め切りに間に合わず、今頃になってしまった「オリジナル設定」の作品です。
これは森の奥に住む、七人の小人の物語。
彼らの賑やかな日々は、いつもと少し違います。なぜなら美しく愛らしい同居人が突然いなくなってしまったのですから。
冬童話2018・オリジナルif設定
もしも白雪姫が家出をしたら――?
おばあさんが村で聞いてきた噂話を聞いた桃太郎。おじいさんとおばあさんを安心させようと、鬼退治に出かけます。ところが鬼はいなくて、いるのは凄そうな銃を持った兵隊さんたちでした。
戦禍で桃太郎の記憶が揺さぶられます。それは、生まれる前の、過去の記憶――。
初めまして、五十集(イサバ)と申します。初投稿です。
私は普段球体関節人形を作っていまして、Twitterに進捗を呟いたりしているので興味がありましたら見てみて下さい。 五十集 @moonsneigbor
さて、今回の「精(シー)の起源」ですが、この作品は私が今現在製作している妖精をモチーフとした人形達がどのような世界に棲んでいるのか、その歴史的な背景を神話風に整えたものとなっています(勿論、二人の妖精を主人公に据えた物語もある
にはあるのですが、粗筋を完成させただけで満足して放置してしまってます……不甲斐ない)。
私は幼い頃からドラゴンクエストやポケモンが気に入りませんでした。ドラゴンクエストは、世界各地の伝承に由来するそれぞれ出自の異なるモンスター達がみんな横並びになってしまっていておかしいと思いましたし、ポケモンは昆虫型のも哺乳類型のもみんな同じ恐竜の卵みたいなのから生まれるのは頭おかしいと思ってしまいました……。まあそういう子供でした。サンタクロースは実在するのか?という疑問にもトナカイが飛ぶはずないじゃないか!と、サンタクロースそのものじゃなくトナカイから突き崩して信じなくなったりもしたので。
ところが20歳を迎えた今、私はヒトと鳥・昆虫の合いの子のような姿の人形を作っています。皮肉なものと思いますが、物心ついた時から持ち合わせていた科学的な視点から自分だけを例外的に見逃す訳にはいきません。
妖精達はいかに生まれたのか?アイヌ民族の神話には「かつて動物はヒトになれたし、ヒトも動物になれた」といった記述があります。それをヒントに旧約聖書 創世記を自分なりの視点から再解釈することでこのおとぎ話は作られました。
私の創作の主軸は常に人形にありますが、その人形の世界観を補完する意味でこういった読み物にも少しずつ挑戦してみようと思います。長々とお付き合い頂きありがとうございました。それでは短いですが、お楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ
世界には勘違いで捨て去られる人間もいます、
そんな1人の人間のお話
夏休み。都会の小学校に通っていたアユは、とある事情から、田舎のおかあさんの実家にしばらく泊まることになる。カンムロウという妖怪が出るらしい、その村には、「青い魚」を探している不思議な少年がいた。
あらすじ
大きな松の樹のある、小さな八幡社には、人好きで、いたずら好きな、怒ると怖い神さまが住んでいると云われています。
人々は親しみを込めて、「御宮≪おみや≫さん」と呼んでいます。
その御宮さんには、時折少しだけ風変わりな子供が現れます。
まるで鈴の音のように、歩くたびにカラコロとよく鳴る下駄に、朱色の羽織。
ぴょんぴょん跳ねた飴色の髪と、同じ色したどんぐりまなこ。
「ばかだなあ。きみが知らないから、ぼくが知っているの
さ」
傷を抱え、痛みを抱え、立ち止まってしまった人たちに、子供は生意気にそう言って、なんだか楽しげにわらいながら、ずっとそばにいるのです。
春には迷子の女の子が、夏にはいじめられっこの少年が、秋には寂しげなお母さんが、冬には暖かな家族が。
それぞれの傷と、痛みを抱えて御宮さんに訪れます。
涙をこぼしたり、うつむいたり、生きている彼らに、神さまは何もしてはくれません。
飴色の少年も、何もしてはくれないけれど、呆れも、わらいもしないで、ただただそばにいてくれます。
泣いたらいいよ、と、そう言って、ただ、そばに。
迷子の女の子は、やがて自分らしさを受け入れて恋をします。
いじめられっ子の少年は、死ぬことなく大人になって、おじいちゃんになります。
寂しげなお母さんは、小さな息子の幸せを願って、天国へ帰ります。
暖かな家族は、いつかの迷子の女の子。
季節を、時を経て、巡り巡る物語。
彼らは飴色の少年に救われたというけれど、終わらない神さまの命のさびしさを癒してくれたのは、傷を抱えて生きる彼らで。
だから、飴色の少年は、今日も嬉しそうにわらっています。
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太陽系の星々とカレンダーとの関係を物語にしてみました。もっともらしく解説してはおりますが、鵜呑みにはしないでください。
これは、ある老人が若き日にドラゴンと出会った時のお話。
今はその冒険を終えた老人が、次の世代へ託す、ある冬の冒険の記録です。
森の女神が作った時計から生まれた妖精、エーデルシュタイン。
彼女が生まれて初めて恋をしたのは、森の外で暮らす魔法使いの青年。
両思いだと分かった二人は一緒に暮らし始め、めでたしめでたし…とはいかなかった!?妖精の少女が本当の恋を探す物語。
『時を紡ぐ私の娘、エーデルシュタイン。人間の甘い言葉に、騙されてはいけません』
こどものとき誰にも見えない友達がいたこと、みんなは覚えていますか?
夏に憧れた雪の精霊が、傷ついた火の竜と出会った。遠い遠い昔のおとぎ話。
魔王に囚われた美しいお姫様。そんな噂を聞きつけて、とある国の末の王子とお供の魔法使いはお姫様を助けるための旅に出ました。そうして、魔王による四つの試練を乗り越えて、見事お姫様を救い出しました。めでたし、めでたし……ともいかないようです。
さて国中、末の王子とお姫様の結婚の噂で大騒ぎ。けれども噂のお姫様は憂い顔です。そのころ魔王城では……
※冒険要素一切無し。冒険が終わった後の話。登場人物による語りの形式でゆるっと進みます。一話一話は
短いです。
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初投稿になります。
時雨沢恵一先生の作品
「お茶が運ばれてくるまでに」
をヒントに書かせていただきました。
これをオリジナルと呼ぶのか、二次創作と言うのか、盗作とするのか正直判りかねます。もし法に抵触するような場合はご連絡いただければ幸いです。
1500字程度の短いものですから、少しのお暇に読んでいただけたらと思います。
それではどうぞ宜しくお願いいたします。
冬の童話祭2014への投稿作品です。独立した三つの作品からなります。
1 やわらかきもの 2 みそさざい 3 私の目から見て
僕が彼女から借りたのは、世界で一番有名な絵本で――
「即興小説トレーニング」より転載。4/28超文学フリマと勝手にコラボしてしまおうという企画に参加してみました。いくつか絵本からの引用がありますが、二次創作ではないです。
いつの間にかポストに届けられている謎の手紙。
誰かのイタズラなのかハタマタ本当にあの「とら」が出しているのか
封筒に残されているのは汚れた猫の手跡。切手は見たことも無い珍しい柄、押されたスタンプの読めない文字。
とらよ、君は今何処。
「三度の飯よりゲーム」が合言葉の【猪狩 ちふる】は数多くのFPSの大会にて優勝するゲーマー。そんな、ちふるの元に新オリンピック競技となったサバイバルゲーム(SVL)の日本代表候補選手に選抜されたという通知がくる。
これは引きこもりゲーマーが、過酷なサバイバルゲームで仲間と共に勝ち抜くアクション小説である。
雨の降る公園でひとりぼっちでいる男の子。その子が見たものとは……?
あついあつい夏がやってきました。元気いっぱいの さっちゃんは、保育園から帰ろうとしません。
そこで、おばあちゃんは……。
アルファポリスさんにも掲載しています。
お家で一人、留守番をして眠る女の子に【添い寝屋】のチケットを見つける。もしいたらいいなって思っていたら、黒猫の子猫がやってきた。ちょっとドジでお調子者の黒猫と寂しい女の子の添い寝物語。
ショウくんは、ちょっとオクビョウ。
だから、思う。手がのびないかなって。
だけど、のびてはくれないな。
小学校に入学したばかりの拓人は夕暮れ時の山に沈んでいく太陽を追いかけていた。
夜になったら太陽はどこに行くんだろう?
きっとどこかに夜の太陽が眠る隠れ家があるはずだ。
太陽を追いかける父と子の二人の物語です。
ねこのぬいぐるみのココにおこされたかーくん(6さい)がふしぎなけいけんをするはなし。
※ひらがなが多いです。漢字は小学校低学年程度の簡単なもののみを使用しております。
獣人のルークは満月の夜に猟師に見つかって怪我をしてしまうが、メアリとメアリの祖母に助けられる。メアリと祖母は赤の魔女と呼ばれていて、ルークは魔女の家で、魔女の治療によって怪我は治っていくが、メアリには猟師の婚約者がいることがわかる。
獣人であることを秘密にするルークだったが、メアリにも秘密があった。
これはグリム童話「赤ずきんちゃん」をモチーフにした獣人と魔女の物語。
落としてしまった者達の話。短い。(※重複投稿作品)
心象素描(しんしょうスケッチ)実践研究
令和癸卯(ミズノトウ)肆拾 弥生
弐陸捌参 伍 弐零弐参
合言葉は! はんかちっ! ぽけていっ!
詩一編
三つ目心象素描研究ラボ
141位 器
漢文「買櫝還珠」のアレンジ 授業で書いたのでせっかくだから投稿 童話
地獄に落ちたカンダタ。
彼の前に救いの糸が垂れてゆき、その糸をみたカンダタは自分でも思いもしない行動をしてしまう。
そして、その行動が……。
芥川龍之介の作品「蜘蛛の糸」をハッピーエンドにアレンジしてみました。
恋人が戦争にいってしまった少女がいました。
今日帰ってくる、明日帰ってくると花びらを数えて、恋人の帰りを待ちこがれていました。すると少女のつま先が透き通り、煙のように消えてしまいました。少女はそれでも恋人を待ちました。
やがて飛行機が空を焦がし、空が真っ赤に染まりました。少女は大きな音におびえながら、うずくまっていました。少女の膝は煙を出して消えてしまいました。少女はそれでも恋人を待ちました……
人間は私を「ミケ」と呼ぶ。
寒い冬の夜、私を温かい場所に連れてきた人間は「ユキ」。
ユキは、他の人間とは違うの?
河原で目覚める。
いつものように。
石を握りしめた。
ざらざらと、ごりごりと、
おだやかな川の声が、背中を伝って響いてくる気がした。
ここは賽の河原。死んだ子どもが石を積む場所。
石を積んでは崩されて、功徳を積んでは崩されて。延々と繰り返し罪を償う場所。
僕たちの罪は、親より先に死んだことだ。
僕はりゅうせい。僕もまた罰を受ける子の1人だ。
流れ星たちは、みんないろいろな国を旅することができます。そして旅した国の様子を、みんなでワイワイおしゃべりしているのです。でも、お月さまは、夜空を照らさないといけないので、流れ星たちのように、地上をゆっくり見てまわることなどできないのです。
「流れ星たちはみんな、いろんな国に旅行に行けるのに、わたしはずっと空の上でみんなを照らして、少しも楽しくないわ。こうなったらわたしだって!」
それまで夜空に浮かんでいたお月さまが、ビュンっとすべって
地平線の向こう側へと行ってしまったから、さぁ大変です。いったいどうなるのでしょうか――折りたたむ>>続きをよむ
寝物語に知っている昔話を語り尽くしてしまったオカンによる
昔話に飽きてしまった娘のための
みんなの思いやりにほっこりする
色まで思い浮かべてもらう桃太郎
現代に合わせて
お爺さんによるお婆さんへのモラハラはダメ絶対。
家事は女の仕事とは言わないお爺さんです。
桃太郎もお供の動物たちへのパワハラはダメ絶対。
世界の終わりまであと七日。
ノアは、バスに乗って「夜の町」から旅立つことを決めました。
誰もいないまっくらの町を歩き、バス停に辿り着きました。しばらくすると、箱型のバスがやってきました。
無人運転のバスにいたのは、山羊の頭をした運転手。
「さあ、座るんだ。立っているひとがいたら、バスは出発できない」
ノアは先頭の席に座りました。
運転席のあちこちにあるランプが、緑色に光ります。
コンディション・グリーン。問題なし。
「出発進行」
山羊
頭の男がそう言って、バスは動きはじめました。
停留所ごとに現れる乗客とともに目指すのは、ハカセが待つ「昼の町」
七色に彩られたバスに乗ったノアと乗客による、七日間の旅の物語。
「第1回日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト」参加作品
他投稿先:pixiv、エブリスタ、カクヨム折りたたむ>>続きをよむ
主人公のぼく(ようちゃん)が、「ありがとう」ということばの意味をみつけるために、ママと旅をするお話。