小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
推理ランキング 9801~9850位
どこにでもありそうなくたびれたビル。1階は空き家ですので間違えないように2階へおあがり下さい。扉を開ければそこがもう店です。
ご要望とあらば、何でも引き受けます。
それが、どんな依頼でも。
ただし鳥はとても気まぐれです。くれぐれも取り扱いにはご注意を。
さあ、あなたのご依頼は何ですか?
恐るべし知恵、あくなき金銭への執着心を併せ持つ女流探偵、木俣マキ。そんな彼女が事件解決を目指すコメディミステリ
推理好きの男子とその男子が好きな女子、そこに推理好きな女子が加わりました。はたしてこの先……?晴海野高校の推理研究会が決して大活躍するわけではない物語。推理クイズ付き。
「事件はすべて人間がこの手で行う犯罪だ」と少女は薄い笑みを浮かべて言った。そんな少女の背後には少女に寄り添うように少年が立っていた。この少女と少年は学園で名を轟かせる羅亜と和。彼らは謎多き二人組だった。
そして、二人は・・・・・・学園でおこる数多な事件を解き明かす!
羅亜と和の事件簿みたいなものです
(「ビルダーブーフの事件」の改訂版)
鎧塚山キャンプ場にあるロッジのテラスで、女性の死体が発見された。通報を受けた警察が駆けつけたところ、その死体は裸にされており、その背中には大きく『罰』という文字が刻まれていたのだ。動機は何? 犯人は誰? なかなか解決できそうにない警察の前に、とうとう迷探偵が登場!
たまたま出会った名探偵と怪盗が事件に立ち向かう・・・
まるで美女と野獣だと、身内のものでさえそう言った二人は。
私は藤村蘭子。本当に酷い目に遭いました。
「ダース・ベイダー」になる時が来てしまいました。
ちょっとした推理物です。ストーリー性も何もないので暇つぶしにお使い下さい。
奇異な死神がいる。
その死神は謎解きを欲としており、未解決事件解決に命を捧げ、叶う事が出来なかった魂を見つけては、自身の住処に呼び寄せる。
そこは数多くの死者達の記憶を本として置かれている図書館であり、死神にとっての謎を解くための探偵紛いの事務所でもある。
死神は死者達の記憶や、神の力を使い、未解決事件の一冊の本として、擬似的な舞台を作り出す。そこに魂を参加させ、その魂の視点で謎解きを楽しむのだ。
その謎解きに失敗すれば、魂は消滅。
成功したとしても、死者が生き返る事もなく、事実が変更される事はない。真相が明確になるだけ。
それでも魂達は事件の真相の解明を望み、死神の言葉を受け入れる。
今回、この死神探偵事務所に訪れたのは……折りたたむ>>続きをよむ
冷静沈着な刑事・一ノ瀬ちづるは、卓越した観察眼と論理的思考を武器に、巧妙に仕組まれた犯罪の裏に潜む真実を暴き出す。彼女の前に立ちはだかるのは、完全犯罪を目論む犯人たち。だが、どれほど綿密に計画された犯行であっても、必ずどこかに綻びがある。
本シリーズでは、知的な駆け引きと鋭い推理が交錯する犯罪捜査の世界を描く。証拠を突きつけられた犯人が見せる動揺、ちづるの淡々とした追及、そして浮かび上がる事件の真相――読者は彼女とともに、論理の糸を手
繰り寄せ、謎を解き明かす快感を味わうことになる。折りたたむ>>続きをよむ
クラスメイトの白石愛海が死んだ。
彼女が亡くなった日、教室の黒板に
「白石愛海は死んだ」ーーそう書かれていた。
黒板の文字を書いたのは誰か?
彼女は誰かに殺されたのか?
ユイは、黒板の文字を書いた人物を探し出し、白石愛海の死の真相を突き止めようとする。
彼女は事故死なのか、自殺なのか、他殺なのか‥‥。
ユイがたどり着いた答えはーー。
中国・明清時代に似た架空の王朝 国名:天瑞(てんずい)。そこは、科学技術は進んでいないが、薬学・毒物学が発展し、外交や貿易も行われ、異国の文化や毒薬が後宮に流入していた。太后:蘭明蕙(らん めいけい)は、先代皇帝の正妻であり、今は後宮の実質的な支配者(現皇帝は側妻の子であるため血の繋がりはない)。口癖は「暇ね〜」。そんな彼女が愚痴を溢していると、事件が向こうから飛び込んできて……。
事件から一月が経過して、蘭子は再び学校に通う事にした。
彼女を心配した亜里沙と紗耶は彼女を元気づけようと旅行を計画する。
それが彼女達の人生を大きく変える旅になる。
昼は平凡なサラリーマン、夜は金融市場の影を支配する謎の策謀者??山田耕作。誰にも知られることなく、彼はAI「バディ」と複数のペーパーカンパニーを駆使して、腐敗した資本主義を裏から正す。
そんな彼が目をつけたのは、不正に技術を奪われた「グリーンエナジー社」。社長・西田直人の叫びを拾い上げた山田は、「救済」という名の新たなゲームを開始する。しかし、その動きは市場に隠されたさらなる闇を浮き彫りにしていく。
正義か破壊か?? 金融市場の裏
側で展開する心理戦と陰謀劇が、現代社会の矛盾を鋭くえぐる。
市場の裏の真実を知る覚悟はあるか!?折りたたむ>>続きをよむ
地方都市の白鷺病院にまつわる不審死や医療ミスの噂を耳にした駆け出しの記者、浅倉結衣は、真相を突き止めるため潜入取材を試みます。人間ドックの予約を装い院内へ潜入した結衣は、心理カウンセラーの氷室静香と出会い、彼女が噂の真相に深く関わっていると疑いを持ちます。院内を探索する中で、結衣は地下室で古びた鏡と日記を発見し、そこには氷室と院長の白鷺孝太郎との過去の関係が記されていました。過去の怨恨が渦巻く中、院長が毒殺され、氷室が犯人として逮捕され
ます。しかし、鏡の中に宿る過去の人々の記憶は、結衣に「真の犯人は、氷室静香だけではない。院長、白鷺孝太郎自身も、犯人なのだ。」と告げます。真の犯人とは、人間の心の闇そのもの。怨恨、嫉妬、傲慢、そして絶望。それらの負の感情が、この悲劇を生み出したのです。事件後、白鷺病院は閉鎖され、地域医療センターとして再出発します。結衣は、ジャーナリストとして事件の真相を伝え続け、人々の心に希望の光を灯すために歩み続けることを決意するのでした。折りたたむ>>続きをよむ
新進気鋭の作家Aが書いたミステリー『終焉の館』は、事件の真相を明かす前に突如途切れ、作家A自身も失踪する。書評家・篠原涼はその未完の物語を追い求めるうちに、現実と虚構の境目が歪む不気味な館へ足を踏み入れてしまう。そこでは密室殺人の謎が再現され、登場人物たちはまるで生者のように苦悩を訴える。物語は終わりを拒み、読んだ者を“犯人”へ仕立て上げるかのように呪縛し続けるのだ。篠原は館の奥で隠された手稿を見つけるが、それを読み進めるほどに作中世界
へ取り込まれていく恐怖を覚える。やがて、物語を終わらせる行為そのものが最大の罪だと示唆され、読者の存在までも危うくなる。『終焉の館』は、読了した瞬間から現実を蝕む狂気と、書く者・読む者が共に背負う宿命を描く“終わらない”物語である。そして読み手は、いつしか自分自身が犯人であり当事者であると気づくのだ。折りたたむ>>続きをよむ
完璧な新興住宅地「ひだまりヶ丘」に越してきた湊一家。しかし、隣人たちの異様なまでの親切さや、自治会長・近藤の不気味な笑みに、湊は違和感を覚える。ある日、息子の光希が隣人の美佐子の息子が失踪した過去を聞き出す。それは5年前の未解決事件だった。湊は、このコミュニティに隠された闇を暴くことを決意する。しかし、妻の菜穂は取り合おうとしない。そんな中、美佐子の家で開かれた夕食会で、美佐子の涙と、それを見て何も言えずに立ち尽くす夫の姿に、菜穂もまた
、コミュニティの異変に気付き、夫と共にこの悪夢から抜け出すことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ
ある日、藤桜学園高校の生徒会長を務めていた石塚紗季のもとに、火事を連想させる脅迫状が届く。
実は紗季は、児童養護施設で暮らしていた九年前のある日、学校帰りに同じ施設の同級生である雨宮伊織、そして弟の雨宮亮吾という姉弟とともに秘密基地である無人の家屋に行き、その場所に居合わせた男に監禁されてしまった過去があった。そのとき、紗季と亮吾を解放した男は伊織を監禁したまま家屋に火を放ったため、伊織は亡くなり、生き残った紗季と亮吾は真実を語らな
いまま、やがてそれぞれ別の家に引き取られたのだった。
脅迫状を受け取った紗季は、その手紙を同級生の鷺沢環や鷹水啓太、さらに後輩の坂元紘一に見られたことから、彼らとともに脅迫状の差出人を捜すことになる。そして、調査を進めるなかで、環と啓太は当時の火事を担当していた元記者から、火事現場から発見された女性の遺体について、意外な事実を聞かされる。
その日は、ちょうど文化祭の当日。環と啓太が、元記者から聞いた話を紗季に伝えるために学校に急いでいる頃、紗季のもとに「紘一を監禁した。助けたければ、ここへ来い」という脅迫メールが届く。それを見た紗季は、紘一を助けると同時に、火事の関係者であるに違いない脅迫犯に謝罪するため、文化祭を抜け出して一人、監禁現場へと向かう。
一方、紗季と入れ違いで学校に戻った環と啓太は、紗季宛ての脅迫メールを目にし、その内容を手がかりに脅迫犯の正体に気づく。紗季の身の危険を察知した二人は、急いで現場に向かうのだが……。折りたたむ>>続きをよむ
貴族社会の不正を暴き、秩序を保つ「調停官」。だが、その役職に就くアメリア・ヴェルトンは、悪役令嬢として名高い冷酷な人物だった。腐敗した貴族社会の裏側で、アメリアは力を持つ者たちと知略を巡らせながら次々と調停を成功させる。だが、彼女の前に現れる新たな敵――策士で表裏の激しい野心家たちとの対決を通じ、アメリア自身の「正義」が試されることになる。
学校一のギャル・星月姫愛華(ひめか)がプールのど真ん中で倒れているところを発見された。
いじめや何らかの犯罪に巻き込まれた可能性もあるとして大騒ぎの中、赤井先生は生徒であり妹でもある陽真理に現場の状況を漏らしてしまい……
※第6回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞 応募作品です
サンタのおじいさんが主人公の叙述トリック。見破れますか?
大学の新入生・佐藤タダシは、希望に満ちたキャンパスライフを夢見ていた。しかし現実は、陰湿ないじめと孤独な日々だった。そんなある日、道端でセミナーのチラシを配る謎の青年に声をかけられる。「心を解放し、真理を見つけよう」という言葉に引き寄せられるように参加したセミナーで、タダシはカリスマ的な存在である“ハイネ”と出会う。
“ハイネ”が率いる「真の会」は、社会の落伍者や孤独を抱えた人々を救う慈善団体として評判を集めていた。しかし、表の顔とは
裏腹に、組織は不気味な儀式、資金洗浄、さらには失踪事件にまで関与しているという噂が囁かれていた。
「真の会」に心酔し、次第にハイネの忠実な信者となっていくタダシ。しかし、組織の深部に足を踏み入れるほど、その正体が持つ闇に気づき始める。一方、数々の失踪事件や不可解な殺人を追う警察は、「真の会」とハイネの正体に迫っていく。刑事たちの群像劇と、タダシの心の葛藤が交錯する中で浮かび上がる、ハイネの究極の目的とは。
裏の顔を暴き出すのか、それとも深みに引き込まれるのか。タダシの選択は、彼自身の運命を大きく変えることになる——。折りたたむ>>続きをよむ
越庭 風姿【人はくつろぐ。人は得る。人は変わる。小説で。】
推理
推理
閑静な住宅街には不似合いな、大理石を模した壁と尖塔は、まるでヨーロッパの城を思わせる。近所では「古城」と呼ばれる建物のオーナーは変わり者として有名だった。製薬会社を立ち上げ、一代で巨万の富を築き、この奇妙な城を建てたのだった。新薬を巡る騒動によって、多くの人々から恨みを買い、その怨念からか毎晩うなされるようになる。
※ジャンルの性質上、残酷な表現を含みます。
寝言を同衾した女に聴かれた。
なろうラジオ大賞6参加作品です。
「嘘―ん。もっと早くしないと死んじゃうよ。面白くないから、1人追加して3Pスワップでどう?あ、仮に息せき切って、有森もあっそぶー。何か被ったかな?同席で。」
中津警部から久保田管理官を経て、高崎と泊は、潜入調査中だったことにして鉄道警察を開放された。
元警察官だけに、手続きは簡単だった。
文化祭を翌日に控えた美術部の部室は、昨日の展示準備で大忙し。今回の目玉展示は顧問のツテで借りることが出来た有名画家の作品。貴重なその作品だけは、顧問が掛かり切りで展示準備を行うほど重要な展示品だった。
しかし、文化祭当日の朝、忽然と消えてしまったのだ。A.Iによる創作ミステリー。短時間読み切りです。
様々な事件が不思議と集まってくる『珈琲倶楽部』。さぁ、今日はどんな事件が転がり込んでるかな?
ある日の朝、男の死体が発見された。
しばらくして犯人は私ですという自首の連絡があった。無事に事件は解決の糸道を歩むと思われていたがそうはいかなかった。
【「読者への挑戦」があります。】
僕――諫早周平は友人から離島でのバカンスに招待される。
離島には一風変わった館があった。僕たちは思う存分、バカンスを楽しんでいたが……。島は悲劇の舞台に変わっていく。
※自らの推理を披露するコメントはご遠慮ください。皆さんが楽しむためなので、ご協力をお願いします。
※犯人は論理的に指摘が可能です。ぜひ、本作に散りばめられた手がかりを根拠に推理をお楽しみください。
※カクヨム、アルファポリスでも掲載してい
ます。折りたたむ>>続きをよむ
"慶太の電話番号です。×××-〇〇〇-△△△ よろしくお願いします。"
一人暮らしの大学生で就職先も決まりようやく落ち着いた頃、こんな一通のメールが早朝に何の脈絡もなく母親から送られてきた。
相手に何かを委ねる”よろしくお願いします。”の文字。それから”慶太”という自分の下の名前。そして、自分の”電話番号”まで書かれている。
そんな状況から不安になった彼は母親に電話をして事情を聞こうとするが、その不安を増大させるかのごとく画面に浮かぶ通
話中の三文字。
どことなく地に足付かず落ち着かない空気感の漂うこの話は一体どんな結末を迎えるのか――。折りたたむ>>続きをよむ
予期せぬ交通事故が16年前の殺人事件を引き起こした。ジャック警官の調査の結果、16年前の殺人事件は単純ではない。ジャックは深く調査し、当時の殺人事件の真相を探し出し、悪人を法に裁き、善人のために冤罪を訴え、世間の正義を返すことにした。
魔法の世界の探偵は、まるで魔法の様に鮮やかに謎を解く。
きっと自分たちは大人になっても6人一緒にいるのだとおもった。
実際そう思える程に幸せだった。
しかしそれが叶う事はもう無い。
朝、ソヨは死体となって発見された。
誰が何故ソヨを殺したのか、
残酷な過去を辿る子供達のミステリー。
9837位 情報
アンチ縄奥の正体です。気づいた方は情報を下さい。お願いいたします。
レッドサマーからの挑戦状をRedで観た伝子は違和感を覚えた。
南原の塾の生徒が倒れた。原因ノートに塗られていた「毒」だった。
高校の同級生であり、親友のあなたたち3人は、毎日一緒に過ごしていた。
図書室で勉強したり、ファミレスでダベったり
平凡で、ありふれた日常が、平和に、流れていた。
しかし、変わらない毎日がどれほど幸せだったのか
なくなって初めて、その大事さに気づく。
ある日、忽然と、親友の1人が、いなくなってしまったのである。
魔力によって訪れた終末世界。美術品の主題と密接に結びついた魔力の残滓は、人々を傀儡魔(くぐつま)に仕立て、異常行動に駆り立てていた。
この魔力を回収するのが、魔力回収機構に所属する「回収人」である。
回収人には、魔力を持って生まれた稀人(まれびと)しかなることができない。イザヤも、回収人となるべく幼時より機構内で養育されてきた稀人の一人だった。
回収人になるためのとある儀式を終えた彼は、相棒エレミヤとともに、生まれて初めて外の世界に旅立
つことになる。
旅人を狙う首斬り魔、密室内で消えた娘、何日も眠り続ける男たち、十年以上男児が生まれていない村――自身の信念を魔石に託して戦うイザヤは、傀儡魔の攻撃をかいくぐり、無事に魔力を回収することができるのか。
【アトリビュート】
絵画や彫刻において、歴史上・神話上の人物や主題を表すために添えられる付属品。持物(じもつ)。
<参考文献>
『聖書 新共同訳』(日本聖書協会、1988)
ジェイムズ・ホール『西洋美術解読事典』(河出書房新社、1988)
アープレーイユス『黄金の驢馬』(呉茂一・国原吉之助訳、岩波書店、2013)
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ
オリヴェーラの町。亜人が多く暮らすこの町は、魔物の襲来が多い。
とはいっても結界師を雇い入れ、維持できるほどの膨大な費用もないこの国では、看視者を設けて
日々警戒を行っている。
そのおかげで人々は平穏にくらしている。
これはとある監視場所の隣にある家で、連携がうまくできず悩む人たちの原因を探り、解決する
物語である。
大学進学で春に引っ越しをした丸岡(まるおか)は、一人不安に苛まれていた。
引っ越し作業を終えた丸岡は、昼食の為にコンビニに行こうと玄関の扉を開くと、隣に住んでいる女性と目が合った。
それから彼女と親しくなり、遂にはお裾分けを貰う事に。
しかしある日、お裾分けに来た彼女の様子がおかしかった……。
私の名前は宍戸 崇。45歳の銀行員だ。
仕事は大手銀行である丸の内銀行の兜町支店で副支店長をしている。
正確には「だった」というべきだろう。
どうやら私は死んでいるらしい。幽霊だ。
私の理解では幽霊は現世に何らかの未練があるから出てくるはずだ。
しかし、私には思い当たる未練がない。
私は自分の未練が何なのかを発見して、成仏したいと思っている。
2003年6月4日、大学生の私の隣人が自殺した。奇しくもその現場は3年前の6月4日に起きたOL殺人事件に酷似していたのだ。ほどなく、3年前の事件の犯人は隣人だったと判明した。恐らく心中未遂と考えられたが、はっきりとした動機は分からなかった。では、どうして彼女は殺されなければならなかったのか。どうして男はこのような自殺方法をとったのか。
隣に引っ越してきた男の子から渡された四枚の暗号文のような手紙。
帰国子女の親友さくらと、情報学の先生マリリンと一緒にこの謎を解き明かそう!
(〝隣人〟のキーワードはもはや後付けです)
~春の推理2023参加作品~