小説家になろう 勝手にランキング
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ローファンタジーランキング 201~250位
移動図書館と呼ばれる女性たちがいる。
一度読んだ本は一字一句違わず、絵柄であろうと覚えているという。
彼女たちは旅をしながら新しい本の求める対価に各地で望む人々に知識を与え、いまだ知られてない秘境の絵を描き、吟遊詩人のように詩うという。
古今東西あらゆる知識をその身に蓄え、その飽くなき蒐集欲を満たし続けるために世界を旅する。
キャラバンから捨てられた少年エクエスは不思議な移動図書館ユーステティアに拾われ、旅をする。
ユーステティア
の気ままな旅についていくエクエスのちょっと気ままなお話。折りたたむ>>続きをよむ
政争に敗れ、流罪となった貴族の娘、ささらが姫。
紅蓮の髪を持つ鬼の子、イダテン。
――その出会いが運命を変える。
鬼の子、イダテンは、襲い来る軍勢から姫君を守り、隣国にたどり着けるか。
※ 5年後を舞台とした『あさきゆめみし』https://ncode.syosetu.com/n5216fp/
とともにご覧いただいただければ幸いです。
※ 短編ファンタジー『サッカーの神さま』https://ncode.syosetu.com/n60
43ev/
※ エッセイ『半径1メートルの日常』https://ncode.syosetu.com/n8305ex/
投稿いたしました。
こちらもよろしくお願いいたします。
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しばらく隔日連載。
生まれた時から心臓の病気を患っていた主人公が、未来を夢見てコールドスリープで長い眠りについた。
だが眠り続けて1000年後、世界は大きく様変わりしていた!
昨日見た山が今日はダンジョンに様変わり。あらゆる種族が闊歩し、日々変わり続ける混沌と驚ちに満ちた新世界。
まるで異世界のようでそうでない、実質ハイファンタジーなローファンタジーにSFをぶち込んで煮詰めた。
銃弾とメカと人外と異能と魔法と化物と怪獣と神様
が飛び交うごちゃ混ぜアドベンチャー!
「――あなたを生かすこと、それが私が私に課した役割です。よろしくおねがいします!」
そう言ってくれた少女とともに、少年は走り出す。
さあ、虹の瞳と旅をしよう。折りたたむ>>続きをよむ
目が覚めて、初めに見たのは変わり果てた妹の姿だった。
日常は崩れ去り、ゾンビと化した人間達が常に視界に映り込む。
もう元の生活には戻れないとは分かっている。
だけど、それでも俺は今も生きて日常の中に居る。
簡単な話、奴らは俺の許可なく触れる事は出来ないようだった。
時は17世紀で所は日本。過去の日本に逆行転生かと思ってみたら、思った世界とどうやら違う? なんでもご先祖様が後北条氏の代わりに関東を制圧した挙句に、本能寺の変で死ぬはずだった織田信長を助けちゃったらしい。それだけでもとんでもない歴史改変なのに、産業革命の真っ只中のこの時代、失われていた魔法だの呪術だの陰陽術だのが復活してるという……。神様は一体こんな世界で何をしろって言ってるのかねぇ?
御厨(みくりや)マリノは13歳の時に妖かしとなり、家を出て一人で旅を続けていた。
ここ数日、何者かわからない男たちに追われていた。
そんな時、二人の少女に出会う。
二人もまたマリノと同じく、妖かしであった。
聖暦二○○○年、四月二日。
とある島国・弐本の片隅で、一人の男の子が誕生した。
彼の名は、丹太ノ村 株縫志 (にたのむら かぶぬし)。
生まれつき人間を超越した才を持っていた株縫志は、若くして様々な成功を経験していく。
それゆえ、「株縫志は人々や社会から称賛される人生を歩んでゆく」と、誰もが思っていたのだが……。
著作者:四季 無断転載は固く禁じます。
※無意味な固有名詞などが多い傾向があります。ご了承下さい。
「朝起きたら5mくらいジャンプできるようになってた!」
主人公である『源一(ミナモトハジメ)』はどこにでもいる普通の高校生!
しかし高校二年生の新学期を迎えた朝、自分の身体に異常が起こっていることに気付く。
だって5mジャンプできるから!
果たして何故一は五mもジャンプできるようになったのか、他に何か隠されていることがあるのでは!?
気付いたら学園の人間、みんな何かしらの能力使ってる!
どうしよう、違う世界に来ちゃったのかな!?
「
まあでも、面白いからいっか」
ある日突然全世界の人間が超能力を持ってしまったという話です。
話は適当かつ、割とガバガバなので、了承の上お読みください。折りたたむ>>続きをよむ
あらすじ
俺、雲肥一軸(くもいいちじく)は不幸なことに事故に巻き込まれ、また不幸なことに変な神様に出会い、そのまた不幸で異世界にて神の仕事を引き受けさせられてしまった!
そこは神によって全ての事象や存在に数値、レベルが定められた世界、レベルクス。
ここで俺は仕事をこなしながら、チートにハーレムに勤しむサクセスライフを送ってやるんだ!
…と思いきやこの世界、このクズ(神)が考えナシに転生者をたくさん呼んでしまいチート人間が溢れかえっ
ていた…
そして俺の仕事は調子に乗ってるそんなチート野郎どもにお灸を据えること!?
しかもその中で俺は謎の縛りでレベル1固定、それで使える能力は相手自身やその技のレベルを下げる何か臭い力?だけというクソ設定!!?
こんなのどうしろというのさ!!!!??
……こうなったらヤケだ、奴らに目にもの見せてやる!
この物語はクソな世界でのさばるクソなチートどもとクソな主人公であるが俺とその仲間が何だかんだで紡いでいく、クソ申し訳ないお話である。
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詳細
ジャンル:異世界コメディファンタジー
注意:
主人公は強くないです、弱過ぎてストレスを感じる可能性がございます。
又、主人公はよくバカにされる役回りとなります。主人公と自分を重ねてストレスを感じる可能性もございます。
恋愛要素やそれを匂わす描写がありますが、ラブラブハーレムにはなりません。ストレス感じるかもですね。
パロディネタを挟みたがります、ストレス感じます。
以上の点をご了承の上でお読み下さい。
備考
今作は作者の処女作であり、作者に物書きとしての経験やスキルはありません。
多大の迷惑とストレスをおかけしますでしょうが、精一杯執筆しますのでよろしくお願い致します。
初投稿で申し訳ない。
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好き放題に生き、結果、勇者にやられたオーク。
ひと昔前の日本に転生し、死ぬ前に誓った「誰かの役に立つ」を目標に据える元オークのお話。
田舎の商店主が神の力を授かって、少しずつ世界が変容していく中で神の力をつかって人類が神に進化していくのを見守る物語。
獣化、魔法、不老不死と神になるための要素が世界に少しずつ浸透していく中で、主人公たちが活躍します。
近い将来、来るであろうこんな世界観的なことを書きました。
私自身、こんな世界で生きていきたいと思っているしだいです。
続きも視野に入れて書いているつもりなので よかったら読んでください。
よろしくお願いします。
その日、転校してきたのは、とんがり帽子をかぶった男の子だった。
いつも通りの毎日。
いつも通りの高校生活。
の、はずだった私のクラスに、魔法使いの森野くんがやって来た。
彼は魔法学校からの留学生なのだそうだ。
でもどうやら彼の魔法はかなりアナログ?
魔法世界からやってきた森野くんが、
いつもは見過ごしていた
この世界のあんなこと、こんなことを、じっと見つめる。
そして私たちに教えてくれるんだ。
この世界が、なかなか面白いっ
てことを!
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生来の人見知りだった少年が自分に宿った魔術に触れ再び外と関わる物語
不運にも死んでしまった主人公、セト。彼の前に現れたのは、鉄道関係で死んだ死者の面倒をみる山手線の神様だった……一介の高校生は、生と死の意味について考えさせられる……毎日更新します。自称:君の名は。とまどマギを足して十で割った作品。ちょっと感動して、たくさん悩んで頂けたら幸いです。
「超生物進化薬」を巡り始まった生体神ゲノムとの争いから2年、博士号を取り、無事微生物研究者へと成り上がった身上光一はミジンコから進化した身上仁子やゾウリムシから進化した戸田福利と共に相変わらず幸せな毎日を過ごしていた。そんな日々が続いたある日、光一は仁子と福利を連れてショッピングモールへ買い物に出かけるが……。
ようやく心を通わせることに成功した楊珪己と袁仁威。
それをなんとなく面白くない思いで見ている梁晃飛。
だが三人の義兄弟の生活は、夏が終わるにしたがって、気づけば不穏なものへと変貌していった。
やがて三人それぞれが見つけた願い、想い、大切にしたいこととは?
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初見の方は「剣女列伝シリーズ」の少女篇計五巻、Side Story、それと放浪篇一巻を読了してからお読みください。
注:残酷な描写や深刻な描写が予告なくでてきます。
「『私』は人間嫌いだった…けどまぁ…一応コレ第二の人生だし、頑張ったらどうにかなるでしょう…多分。」
大体そんな感じな、結構ノリの人を主人公に、ファンタジーの世界でグダクダな彼女の日常やら非日常をコメディやシリアスっぽく書いてみました。※1たまに、予告なしにあらすじや本文を加筆修正することがあります。また、誤字脱字の修正は遅めです。ご了承ください。※2凄い不定期に、通常話じゃない番外編みたいなの挟みます。
もしも、季節が形を持っていたら。
もしも、季節が心を持っていたら。
少しだけ、日本が楽しくなるとは思いませんか?
これは、不思議な秋と少年の話。
僕のお父さんはサンタさんなんだ。証拠もあるよ。
たぶん、きっと、絶対・・・
ある日から、高校一年生である【白井 鈴音】は夢を見る。
何度も何度も、同じ世界の夢を見る。
夢の中での少女は、小国「白竜王国」の姫君だった。
二年前から、突如眠りにつき、目を覚まさない眠り姫。
竜族の正当な血統を持つ姫の力は大きく、その力の大きさから小国であるにもかかわらず、他国からの侵略の及ばない平和な国だった。
しかし、姫が眠りの呪いにかかったとの噂が広まり、白竜王国は隣国から攻め込まれることになる。
【白井 鈴音】は、自分
が死ぬことで、その世界の姫として目覚めることができると信じ、死を決意する。折りたたむ>>続きをよむ
魔術と科学が混在する世界にある、才能都市。この都市にある才能学園が物語の舞台となる。
主人公はこの学園に通う少年、暁冬夜。この学園には入学式という名の才能検査がある。その検査で主人公は.....。
激しい戦いの中で成長してゆく主人公を描く。
科学も、魔術も、超能力もありなごちゃごちゃファンタジーここに爆誕!
倫理観は崩壊した。
超能力者という存在によって。
もしくは、防醒チョーカーという超能力封印用のアクセサリーによって。
永遠に外すことが出来ないその首輪を着用した者は理不尽な迫害のターゲットとなり、今にも内戦が起こってしまいそうなほどに社会は混沌の渦中にあった。
『質問への回答を強制する力』
条件を満たすことで真実を暴くことができる超能力者、五十嵐玲奈は悪を過度に憎んでいた。
彼女は自身の欲望を知らなかった。
平穏な暮らしを享受していたいのか、行動を起こしてでもこの世から理不尽な悪を断絶したいのか。
差別主義者に監禁され、危機的状況に陥ることで初めて彼女は悟り、誓った。
私は悪を殺す。のは流石に無理そうだからせめて半殺しにする。
偏見、固定観念、差別意識、強欲が生む理不尽な悪を私の手で、私の力で半殺しにするんだ。
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224位 廃墟
廃墟の中には様々な物語が眠っている。それを想像して廃墟の島を探検してみるのも面白いかもしれない。
とある世界に現れた魔王は勇者たちの手によって倒された。そして時がたち、魔王が復活したといううわさが広がりつつあった。勇者は認知症のはいったジーさんになっており戦いに行けず、その息子が退治に向かうこととなったがその息子はクズであった。そしてしかるべくして勇者のかつての仲間たちの子孫とともに旅にでることになる。注:胸糞話がたまにあります。復讐要素もあります。
あまりの勇者の息子のくずさ加減にかつての仲間たちの子孫たちは驚愕する。戦闘になっ
ても戦わない。すぐに逃げる。何もしてないくせに文句ばっかりいってくる。そんなクズだが、魔王を倒すという使命があり仮にもあの勇者の息子ということでおおめにみてきた。
そんなこんなでやってきた勇者一行だったが、勇者が裏切ったり勝手に装備品売ったりみんなの金をパフパフに使ったりで勇者の足の引張りにより大変な思いをしてきた仲間たちだったが、その苦労によりメンタル的にもステータス的にも猛烈に強くなっていた。
魔王の城につき進んで行く。
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悪役(ダンジョンマスター)を夢見る、ちょっと変わった少女のVRMMO小説。本編、Generic World Oneline ~目指せ!凄腕生産職!~ の番外編的な扱いになっています。更新は、本編よりも遅くなるかも知れませんが、そこら辺はご了承ください。
トクベーは飛脚という仕事を生業にしています。
一見すると、とても走れるような体型では、ありません。
ところが、いざ走り出すと誰も追いつけません。
尋常ではない彼の脚力は魔物や盗賊を近づけさせません。
飛脚の誇りを胸に、荷物をお待ちになっているお客様のもとへ、トクベーは今日もひた走るのでありました。
MMOでのイベントにハイレベルダンジョン最下層にボスキャラが実装された。
ボスキャライベント最終日、イベントに乗り暮れた主人公。
イベントは既に始まり、大規模ギルドの後ろ側でしょっぱい攻撃を行う主人公。
そして最後に1激を決めると部屋が真っ暗になる。
そして目覚めると……。
中二病? いつの時代の話ですか?
これだから平成世代って……
今、現実的な社会問題になっているのは
《BOKU(ぼく)》ですよ?
そういえばそうだったって?
……まぁもういいですけどね。
今回は平成世代のオジサンオバサンにも馴染みがある旧JRの新宿駅で起こった実際の事件です。
これ読んで少しは勉強してください。
私は小学生の時好きだった片思いの彼のことが忘れられない女子高生。もう会えないと思っていたのに再会できた! でもここ何処? なんか人間に見えない人いるんだけど。えっ、彼が皇子って呼ばれている?
次元ゲートを通ってついた場所は裏月と呼ばれる世界。自分の知る月とは似ているようで似ていない場所。私の世界に帰るのは一週間後。再会した彼(皇子)に再び惚れなおす女の子が異世界で彼のためにと色々頑張るお話。彼もちょっとは私のこと好きになってくれるかな
。
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この場所は、自分の記念に保存してあります。一回分の五話のみ……です m(__)m
この小説の世界観は『超・未来の地球』であり、マギーという少女が一台のパーコン(造語)=コンピューターを『リリーさん』と名付け、二人で会話をしながら時は進み、自分の家族の存在を知ることになり、自分の存在価値に目覚めていく……という流れです。
地球の最後の砦であるジュピターシティーで、一部の記憶を失ったリサという女性が第二の人生を模索していく……とい
う流れです。
パーコンが人間を支配するかもしれない。それを阻止するために、ある一族に課された使命は……なぜ、正式名があるのか……『西暦の書物』と『五枚のデザイン』の意味は……ジュピタータワーは観光名称だけなのか…… という流れです。
私の考えた『世界観・造語』は、自分の想像上のフィクションです。よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ
233位 猩々
酒造りと水妖の話。
能楽・猩々をもととしています。
泉圭二はおばあちゃんから一本の筆を譲り受ける。おばあちゃんによると、この筆で漢字を書くとその漢字の意味する力が使えるのだという。試しに「力」という漢字を書いてスチール缶を握ってみると、簡単に握りつぶす事ができた。どうやらおばあちゃんの話は本当の事だったらしい。
幼なじみの三木昌美の影響で小さい頃からヒーローに憧れていた圭二は、この筆の力を使えば本物のヒーローになれるのではないかと考えるようになる。
この物語は新たに異能の力に目覚めた少年
が、その力を使って迷子になった犬の探索やご近所の危機を救ったりするお話です。
※小説というよりもゲームシナリオな感じで書いてます。
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目が覚めると記憶喪失になっていた1人の男。その前に現れた妻と息子はどこか普通じゃない・・・。記憶のない男がつづる、妙な家族との奇妙な日常。
無敵でシスコンの兄レインと、可愛い妹フェリス(中身は……)の二人が織りなす異世界ファンタジー
もてないし、多少の女性恐怖症で女性に声を掛けられない「駄目男子」の物語。
実力よりも「運」のお蔭でハッピーになる、なって欲しい男の話。
僕こと,一ノ瀬友也は大学生だ。同じゼミの早川八重さんに笑われたことが気になって仕方ない。
早川さんは,アニメのキャラクターである魔女のクリームちゃん柄のシャープペンシルがを持っていた。そして,僕も持っていた。ありえないことに,シャープペンシルからクリームちゃんが飛び出して来た。
クリームちゃんを介して僕と早川さんは急接近する。
そして,僕らは,学園でファンタジーな出来事に巻き込まれていくのだった。
遡ること2024年。
体内のエネルギーから炎、風、電気などを生成する前代未聞の技術が確立された。
かつて科学者が精を尽くした錬金術から連想し、その方法は“錬力術“と名付けられた。
その後錬力術によりスポーツ、電力、学問...様々なものは驚くべき進化を遂げた。
しかし、それは人類繁栄と共に滅亡への第一歩でもあった。
※この作品はhttps://www.pixiv.net/dashboard/works
にも投稿しています
突然、女神によって異世界に召喚された4人の高校生達が勇者として戦う成長物語
能力者を育成する、半強制義務教育施設と言われる能力者の学校に暇そうに暮らすど底辺の最弱能力者「黒宮京太」は、ある行方不明事件に興味を持ち、それを追うようになる。
彼の能力は、「未来が見える能力」。ただし能力値は最低の結果を残した恥とも言える最弱。実はその正体は………。
二十二世紀初頭、長いあいだ危惧されていた最終戦争がついに勃発。
NBC兵器の大量使用により地上からの避難を余儀なくされた人類は、かかる事態に備え建造が進められていたメギドという名の地下シェルターへ逃げ込んだ。そこはあらゆる機能がAIによって管理された巨大地下都市。中央にそびえる人工知能塔は、汚染された水や空気の浄化機能や大規模な発電機能、さらには地下空間上部に疑似的な空を作り出す人工気象機能までも備えている。そして、随所に設置された無
人倉庫には膨大な備蓄品を無駄なく平等に支給するための仕組みが組み込まれており、これらによって人類は絶滅を免れることに成功した。
それから数年、地下での暮らしがようやく安定の兆しを見せ始めた頃、思いもよらない災厄が再び人類を襲う。地上から突如として侵入してきた獰猛な変異生物――鬼獣が人々を襲い始めたのだ。それは環境汚染が生んだ突然変異体とも、戦前に研究されていた生物兵器ともいわれ、強大な力と恐ろしいまでの獰猛さで次々に人間を捕食していった。
地上での過ちを教訓にメギドへの銃火器の持ち込みを是としなかった人類は、徐々に支配領域を狭めていく。そんな彼らに救いの手を差し伸べたのは、またしてもメギドであった。都市を管理するAIは、当時の科学技術の粋を集めた人工知能塔の機能を用いて対鬼獣用人工生命体――騎士を生み出すことを決定。遺伝子工学的に特殊能力を付与された彼らの活躍により、人類はメギド第二層までの奪還に成功した。
それからおよそ一世紀、人類と鬼獣の戦線は第二層外壁を境に拮抗していた。そんな中、九十世代の騎士として生を受けたアキツは、騎士訓練校の卒業を間近に控えていた。生まれながらに背負わされた騎士としての重い宿命。それに不満を抱きながらも日々の訓練に励んでいた彼は、友人が足繁く通う孤児院で子供の失踪事件に巻き込まれる。友人たちと共に、草食鬼獣の生息域である森林公園に捜索に入るアキツ。果たして彼らの運命は? いま、大きな運命の歯車が静かに回り始める。折りたたむ>>続きをよむ
「13日後、満月の夜にあなたを占います――――」
幼い頃より人狼として追われ、プロの殺し屋として生きてきた少年は、大金を払って|戌井《いぬい》|時雨《しぐれ》という新しい戸籍を手に入れた。
彼の夢は、普通の高校生として静かに暮らすこと。
だがクラスの中に人狼の天敵・預言者が潜んでいた!
その預言者を助けてあげたのに、なぜか13日後に占うと宣言されてしまう。(※預言者は満月の夜にしか占えない)
占われたら人狼だとバレて殺されてしまう
だろう。
それでも彼は残りの高校生活を大切にすると決める。
預言者を始末する? とんでもない! 殺伐とした生活にはうんざりなのだ。
ただ静かな日常を送りたいだけなのに、次々とトラブルが起き、クセの強い霊媒師まで現れて――?
自分の周りのものにも穏やかでいてほしい。そのためなら預言者だろうと助けるし、人狼事件も解決してやる。
はたして13日後の彼の運命はいかに――!?
世界一人狼に向いてない男の、日常系青春ライトミステリー。
※ミステリー要素はありますが、メインは日常と青春です。
※人狼ゲームをモチーフにしていますが、実際のルールとは異なります。
※『The Elder Scrolls V: Skyrim』や『Bloodborne』から着想を得ました。(人狼の設定や見た目とか)
※小説1巻分(29話)はすでに執筆済みです。それまでは毎日更新を目指しますが、1日空く日もあるかもしれません。頑張ります!
※面白かったら高評価していただけるとモチベーションが爆上がりします。どうぞよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ
今年で二十歳になった高木は、軽犯罪法違反を犯し罪に問われる。
ムショ暮らしを避けるために、時効である一年後まで身を隠すことを決意する。
半年耐えたものの、永遠に思える孤独に高木の精神はすでに限界。
高木は心の救済を求め、コンビニから拝借してきたビニール傘に「萌え」を宿すのだった。
245位 戦地
「なあ」
「んー?」
「なーあ」
「んおー?」
「なーあ!」
「んおお?」
「なあっ!」
「だーから、聞こえてるってのぉ!」
「なにー?」
「聞こえてるって言ってんだ!」
「もっと近くで! 耳元で頼むわぁ! おれ、こないだぁ、耳をやられたんだぁ!」
「聞こえてる! 何の話だ!」
「ああー……なんだっけなぁ」
「なんだそれ」
「んー、ああ、思い出したぁ」
「おお、なんだよ」
中国において、始まりに大神あり、その名を盤古と言う。天地を開き、清を頂き濁を踏む。十万八千年を経て、遂にその身は万物と化す。魂は何処へ行く?魂は何に化す?それは夢なり。
後に偉大な力を持つ者あり、その名は知られず。昼は覚め、夜は夢を見、身を修め心を鍛える。十万八千の地を巡り、遂に神になる。その修行を積む物は何か、その呼び名は何か?それは夜遊なり。
中国に留学中の夜神祐は、夜更かしの習慣を直すために、明晰夢を試み始めた。
そして、これをきっかけに「夜遊」と出会うこととなる。それ以来、彼は夢の世界を自由に旅することができるようになった。
仲間や先生の導きのもと、夜神祐は夜遊の組織「夜遊衆」に加入し、優れた夢の収集者としての道を歩み始める。
しかし、夢の世界が必ずしも美しいとは限らない。
夜神祐は血と涙を通してこの問いに答えを見つけることになる。
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相沢葵(あいざわあおい)は異能を持たないごく普通の男子高校生だった。
いつもと変わらない学校生活を送っていた葵のもとに異能者がやってきて教室を火の海にする。次々とクラスメイトが炎に巻き込まれるという絶体絶命のピンチの中で、葵は『勇者召喚』の異能に目覚める。
しかし、勇者召喚によって呼び出されたのは、キノッピーというキノコ王国の魔王であった。彼の力により魔法少女となった葵は魔法の力によって異能者を撃退する。女の子の身体になってしまったこ
とに戸惑いつつも、日常を取り戻しつつあった葵のもとに黒ずくめの男がやってきて、異能バトルのステージへといざなう。
異能バトルに勝ち残った報酬は『あらゆる願いを叶えると言われる賢者の石』。それによって、失われた日常を取り戻すべく葵は魔法少女の力を以って異能バトルに参戦する。その異能バトル自体が仕組まれたものだと知らないまま……。
※カクヨムにも同時投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ
金が有り余った俺が、なんとなく買ったメイドロボと、生産性のない話をだらだらと続けるだけの話。
取り敢えず、こいつを作った奴は、思考アルゴリズムより、もうちょっと他のところに金を突っ込んだ方がよかったと思う。
飛騨のお寺を巡って民話を採訪している女性民族学者が訪れたのは、飛騨高山と木曽福島のちょうど真ん中あたり、野麦峠の高山側にある苔むした古寺、信太寺(しのだじ)でした。
住職が淡々と語り出したのは、信太寺に伝わる昔話。
1匹の子狐の切ない物語でした。
高山市国府町(こくふちょう)に伝わる『安国寺のきつね小僧』。
この悲しいお話に、有名な『葛の葉物語』のエキスを少し加えて創作しました。
もしも今一つだけ、
どんな願いでも叶うなら
あなたは何を望みますか?
これは、願いを叶えるために現代日本に召喚された<魔物の王子>と、
願いを叶えるために魔物を呼び出してしまった<人間の少女>の物語