小説家になろう 勝手にランキング
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文学ランキング 351~400位
人と精霊が暮らす世界『ルエル』
人は己のマナに合わせた属性の精霊と契約をする。
ここに、ラーテルという孤児院出身の少年がいた。
周りは精霊との契約を済ませた者ばかりで、ラーテルはひとりぼっち。
クラスメイトたちからバカにされ、大人たちからは出来損ないだと罵倒を受ける毎日。
精霊と契約したいラーテルは、今日も必死に食らいつくのだった。
第三王子はなんの期待もされずに毎日を遊び暮らす。
生き甲斐もなく過ごす彼だが兄の婚約者を見て一目惚れし、彼女を得るためにすべてをなげうつ覚悟を決め、陰謀を巡らし、命を懸けて戦場に立つ。
そして彼女を妻とするためについた、王になるためにやむを得ず彼女を娶るという嘘が彼女を怒らせて、結婚後、冷たい態度を取られる。
彼女の笑顔を見るために政治に軍事に奔走する日々を送る第三王子だが、死の間際に彼女が語る言葉は…
――――“それ”は、ある日突然来訪し、世界を一変させた。
【塔】と呼ばれる、外宇宙から飛来した巨大建造物。
地球に深く穿たれたそれは、外部からのあらゆる干渉を跳ね除け、
その内に物理法則を無視した巨大な迷宮と、敵性生物を孕んでいた。
人類は、【塔】からの呼び声に従い、
未知の技術や知恵、力、あるいはその全てを求めて【塔】に挑む。
やがて生まれたのは、【塔】によって齎された技術を武装として纏う少女たち。
名を、ア
ドバンス・エクスプローラー。
この物語は、聳え立つ塔の下に生まれ、塔を見上げ続け、憧れ、やがて挑んだ。
鋼の衣を纏う少女達の――――『断章』である。
※
この作品は高峰ナダレ先生の『EXPLORER GIRLS』の世界観・設定をベースに作られた、
公認二次創作小説です。
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わたくしの婚約者たる王子様はお優しく、汚らしい猫であっても甲斐甲斐しく世話を焼く。今更放り出すこともできないだろうと、だから代わりに猫を排除しようとした。
「エルザ。もう君とはやっていけない」
王子様はついには庶民の女と愛を育ませ、わたくしを拒絶する。
王子様の親友の見届けがある中での婚約破棄は、突きつけられることはなかった。
誰もが想定しない不幸な事故が起こり、狂いに狂って、それぞれの愛を筆頭にした想いが変貌する。
「エルザ。
愛しているよ」
「そうですか。わたくしは嫌悪していますよ」
笑顔の花を咲かせながら毒を吐き、手段を問わず報復する。
それが悪役令嬢と言われた、わたくしのやり方よ。
※短編「悪役令嬢は嗤う」、「王子は追い求める」の連載版です。折りたたむ>>続きをよむ
幼馴染で恋人の正樹と夏美は帰国したら結婚する計画で結婚式場を予約して、ニューヨークに旅立つ。正樹がロースクールに留学することになったからだ。正樹はロースクールで毎日勉強し、夏美は英会話学校に通いながら、NGOでボランティアもすることになる。お互いに様々な人と出会い、色々な経験をしていく中で、夏美はある重要な決断を迫られることになる。
音楽に恋する人間と、その人間に恋する音楽の恋が終わるまでの物語。
あのさ、僕ら結婚しようよ。
その台詞キッカケに、物語は幕を開ける。
高校生、三好青空には、婚約者がいた。
彼女、いや、彼女たちは今…。
三人が繰り広げる、恋愛物語。結末や如何に。
デビュタントを三か月後に控えた15歳の伯爵令嬢セオドシアは、父から結婚が決まったと聞かされた。
名門だが斜陽貴族のカニング家に求婚したのは、宮廷貴族のダーリントン伯爵家の子息で、仕事に没頭して婚期を逃した27歳のマークス公子だった。
貴族の結婚に愛情などなく政略結婚が当たり前と言い聞かされて育ったセオドシアにとって、不器用だが誠実そうなマークスは良い夫となると思われた。
しかし、結婚生活は思っていたものとは違う姿になっていく。
西暦二〇四五年、十月三一日のハロウィン。
世界中の軍隊と警察がソルブス(Strike Operation Land Battle System SOLBS)と呼ばれる、パワードスーツを着て、戦争、テロ、犯罪に相対す時代。
横浜市内の百貨店内にある高級レストランにおいて、生物兵器である『キメラ』と称される怪人が立て籠りを起こし、人質を毒物で殺害。
事態の収拾を確実に図りたい、神奈川県警ISAT(Independent Spe
cial Armored Teem 独立特殊機甲部隊)は警視庁ISATに協力を要請。
警視庁ISATが保有する魔都の死神と称される、特A級スナイパーの海原千世巡査を使い、毒物が蔓延した百貨店内に突入する事なく、狙撃で決着を付ける作戦を神奈川県警ISAT隊長の井辺智樹は練っていた。
しかし、事態は政治を絡めた大事へと発展し、その作戦を快く思わない者もいたのであった。
2022年の秋に投稿した「機動特殊部隊ソルブスウルフ」の約三カ月前を描き、警視庁ISATを全面的に主役にした近未来のハードボイルドSF警察小説の短編一話。
横浜の夜空の中で死神の魔弾がターゲットを射抜く。
ご拝読、よろしくお願い致しします!
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彼氏が忘れ物だと差し出してきたのは私のものではないバックだった。
でもそれは私が前からほしいと思っていたハイブランドのバックだった。
なんとなくで始まったこの恋愛も終わる頃には好きに変わってしまった。
異世界転生した主人公が、特別な仲間と成長していく物語。
柊木鈴音はひょんなことから命を落とし、異世界転生した。その世界は転生時にはすでに崩壊寸前であった。彼女は〈BLACK DOG〉と呼ばれる死霊を狩る修道女たちの仲間となり、この世界を終わらせるべく奮闘する。しかし、魔法やドラゴンが当たり前のように登場する世界で与えられた能力は〈不老不死〉のみ。果たして彼女は世界を終わらすことが出来るのだろうか。
ソウルライク系異ダークファンタジーが今開幕する。
事故で怪我をした大学の先輩である香奈と同棲を始めた健司。共同生活にも慣れてきた頃に、迷い込んだ不思議なお店で高校の時の先輩である津田と再会する。
それかた度々、津田と顔を会わせる健司。そのたびに教訓めいたおかしな話をする津田。
意味深な、含みを含んだ津田の話に、健司は思考を巡らせていくことになる。
僕が大学で出会ったのは、風間という変わった男だった。
「https://novel.daysneo.com/works/episode/f3b603f938a3181b5d3b779be2da6392.html」にも掲載
「俺、翼が生えてるんだ。」
地味であまり目立たないユーガと教室で浮いているフウタ。
学校で全く関わりのなかった2人は、水泳の授業をきっかけにして、思わぬ形で距離を縮めることになる。
儚くも美しい、タトゥーが繋いだ友情のものがたり。
※この作品は、はてなブログ「ちよ文庫」に掲載されたものの修正版です。
『俺の顔を潰すな』『ここは俺の顔を立てて』『顔に泥を塗られる』
顔とは人における象徴的な側面があります。会社での顔、家での顔、恋人といるときの顔。
人は顔を使い分け生きています。
なら顔そのものが変えることが出来るならどうでしょうか。
「顔、売りませんか」
ある日突然そのチャンスが訪れたら……
志花は小説を書いている。あるいは、小説みたいなものを。
それは、高校時代からの話だ。僕が文芸部ではじめて出会ったときから、それは今でも続いている。彼女が意味を見いだせるのは、それだけだからだ。
大学を卒業して、いったんは就職して、でも結局、志花はそれを全部やめてしまう。もともと、そんなことは無理だったのだ。クジラが陸にあがらないのや、ペンギンが空を飛ばないのと、同じくらいに。
かといって、彼女が職業的小説家になれるかというと、そ
の可能性はかぎりなく低かった。そこには輝かしい未来があるわけでも、捨てられない過去があるわけでもない。それは、どこにも行きつかない、あるいは、どこにも向かっていない、そんな道でしかなかった。
それでも、彼女の書く文章には時々、はっとするほど〝きれい〟なところがあった。波に洗われて丸くなったガラスや、光に透けて緑色になった木漏れ日みたいに。
どちらかというとそれは、僕を悲しい気持ちにさせたけれど――
(15/10/25~15/11/11)折りたたむ>>続きをよむ
傘は雨だし空は晴れ、何も分からないし何も知らない覚えてない
とある自治体の地域交流センターで働く“僕”は、ある日、一風変わった利用者の女性と出逢う。
これは、毎週水曜日の午後七時に現れる“水曜日の君”と、“僕”が過ごした数ヶ月間の物語。
空から落ちてきた人間の赤子を育てる事になった悪魔の少女。
かつて人間だった感情が薄れる中、赤子の考えをどうにか読み取ろうとする悪魔の少女の、のんびりな子育て物語。
本棚しおりは高校を卒業してから小説家を目指すことにした。「私、今日から小説家になる」喫茶店で働きながら小説家を目指していく物語である。
死にたくて、死んでしまいたくて、ふらりと立ち寄ったのは小さなカフェだった。そこで私は幻覚の見える香水を売りつけられた。「これはただ幸せにしてくれるなんてものじゃない。ただ辛い気持ちを変換するだけだ」「変換?」「そう! カルガモに!」「カルガモに!?」
死にたい気持ちがカルガモの幻覚になって現れる香水「カルガモのパレード」と死にたがりの1週間。
すべての死にたがりに、カモを込めて
大学受験塾の中で、最も入塾難易度が高いとされる赤銅館。そのなかのSAクラスには、天才しかいません。その中ですこしだけ天才な人間は、どのように生きていくのかを書きました。
電車でこういうのあったら面白いな〜と思って書いてみました。
信頼を築くのには時間がかかるが崩れる時は一瞬だ。
ある日、月読蓮夜は部活帰りに痴漢をしたとして捕まってしまう。実際にやっていない蓮夜はすぐに誤解が解けるだろうと思っていた。だが警察、家族、友人、部活の仲間、みんな信じてくれなかった。
十年以上の付き合いの幼馴染でさえ…。
そうして蓮夜は人を信じるのをやめた。
しかししばらくするとその痴漢は冤罪だということがはっきりした。
多くの人が謝罪に来たが、今更何を言われようとも蓮夜の心には響かな
い…。
主人公以外の視点での話が多くあります。折りたたむ>>続きをよむ
さみしさ・空しさを抱える2人の少女が出会い、日常をほんの少し変えていくありふれた話。
僕、早苗奏斗(さなえ かなと)は幼馴染である加藤 梨々奈(かとう りりな)に恋をしている。
梨々奈は明るくて人望が厚い。現実世界は上手くいかなくて梨々奈の悩みを思い知ることになる。
パラレルワールドという言葉をキーワードに梨々奈を救い、早苗の恋は発展していくのか。
宗教は人類の神経症である。
牧師となった私が見つめた神経症の世界・キリスト教。
神はいる。神は愛であり善である。
そう確信を持ちつつも、私はどこに向かうのだろうか。
丸山和彦、投手、24歳。霜月玲奈、捕手、24歳。
日本シリーズ第7戦、9回裏1点リードの場面で二人をマウンドに送り込んだ東京セネターズ監督名村勝成。
勝負の結果は如何に。
本当は長編にする予定の話でしたが、お祭り(カクヨムコン)参加のため無理やり短編にしました。それでも10000字に収まらなかったので、こちらにてそのまま出しちゃいました。
人間の遺伝子を作り変え、怪物へと変貌させるジェノサイドウイルス。
そして人間を管理し、選定を始めたAI兵器、スレイジェル。
2つの脅威に見舞われた人類を救う存在が現れた。
彼等の奮闘により最後の決着は目前まで迫っていた。しかしその影で、捨てられた者達の怨念が蘇ろうとしていた。
自分達を消した両親の計画を乗っ取り、自分達を拒絶した世界を抹消する為に。
英雄達は立ち向かう。彼女達の凄惨な過去へ繋がる戦いが幕を開けた。
※こ
ちらの作品は「Through the justice 〜英雄の在り方〜」本編の第80話と第81話の間に起きた話を描いた番外作品となっています。そちらを先にお読みいただけると、より深く物語を楽しむ事が出来ると思われます。折りたたむ>>続きをよむ
10 colors シェアハウス の登場人物設定。
余命宣告を受けた16歳の少年。まだ生きたいと強く願った少年にささやいたのは「感情一つと引き換えに1年寿命を長くする」という取引だった――。
恥ずかしがらずに、手を繋いだら。
ずっと掴んでいたいのです。
386位 太陽
慣れ親しんだこの場所にさよならを。馴れ合ったあの子にさよならを。
九州大学文藝部2021年度初冬号の作品です。カクヨム様にも掲載しております。
おれはいま急いでるんだ、サツやプッシャーがおれを殺そうと追っている。長島はサードだ。ルパンもサードだ。そしてテラヤマが書いた脚本も「サード」だ。危ない! おれの電子頭脳に火が奔る。ルー・リードの声色でレイ・ダウンしたトラックがたなびく、耐えろ、急げ、怒れ!──死にも勝る地獄のなか、おれとおまえとの最終戦争がベッドで始まるだろう!!!!
ある中学校の生徒2人の心持ちの移り変わりを水泳というテーマで書いたお話です。
390位 星空
共感生が高すぎるあまり、脆すぎる深野睦月(ふかのむつき)、そして彼女とともにいる光希(みつき)。父親が家を出たことによって精神的に不安定になった母親を守ろうとすることで、自分を保つことが困難になってしまった睦月の人生。母親を守ろうとする睦月を守り、開放する存在とは。。。
俺さ、宇宙人なんだ――。
突然、友はそう言った。
ふざけているのか、それとも……。
©Fortuna 2021
※noteのコンテスト(#2000字のドラマ)用に書き下ろしました。
※noteにも掲載しています。
愛があっても、恵まれてても、どこかで何かが合わないってそれだけで、死にたくなるほど辛いこともある。今日乗り越えても明日が怖くて、いきるのってそれだけでしんどい。
それでも、美味しいもの食べて気持ちよく眠れたら、人生だいたい大丈夫って信じたいよね。
くまと私、時々ねこ。下がったり落ちたり、暖まったり凍えたりする日常ご飯話。
「なんで、生きてるんだろう」
生きる意味が見つけられない少女と少女に想いを馳せる少年が、生きる理由を探す話。
第154回全国武道騎士大会。それは、地獄の始まりだった。
2289年。現代の日本はAIが発達。
200年前と比べると、その仕事の約99%は淘汰され、殆どの日本人は仕事を得るオポチュニティを失った。
しかし、根強く残るのは「民主主義制度」。
過去の様な「貧困」「裕福」といった概念は“金”では優劣がつけられなくなり、代わりに人々の上下を序列付けるのが、「純粋な強さ」である。
時は2100年代初頭。
AIが95%の職を奪い、世の天上界を支
配していた“金持ち”が一般人に陥落する様は、所謂“平民”の歓喜に近い興味関心をそそり、世の大半を占める“平民”の意見は二次関数的に加速していった。
しかし、とは言ってもそう簡単に終わるつもりはないのが“金持ち”である。
金銭的な優位性が欠けたとしても、また別の手段を用いて平民に対して優位性を取ればいい。そう考えた当時の五大財閥頂点の故・オリックス中後が当時の最新技術を応用して作り上げたのが「特殊型対人戦闘服」───通称「特殊服」である。
これは名目上「他国からの侵略を武力保持により抑制する」という要素を建前として作った、自衛隊と似た理論により実現している攻撃性質を持った武装服であるが、それが“金持ち”の強さの証明であることに他ならないことは明白であった。折りたたむ>>続きをよむ
ノマドワーカーをする父親との日本全国をキャンピングカーで巡る息子
その父親が、とある地域に定住する事になった。そして再婚。
再婚相手にも娘がいて、突然四人家族として生活する事になった。
お互いに好きだけれどこの関係性に名前をつけるのが怖くて切り出せずそして今日もお互いを愛おしく思うそんな日常です。
◆スポーツカーVS即製戦闘車「テクニカル」軍団! カーアクション小説。
●あらすじ
生成(きなり)牙玖(がく)は、傭兵として、ある国の軍事組織に属している。彼は、ある休日、スポーツカーに乗り、町を走っていた。
ところが、突然、敵対する軍事組織の部隊に襲撃される。部隊は、即製戦闘車、いわゆる「テクニカル」で構成されていた。多数のヘビーマシンガンを載せたワンボックスカーや、荷台にロケットランチャーを積んだピックアップトラックなどがいる。
牙玖は、その場から逃げ出すが、敵部隊が追いかけてくる。はたして彼は、安全地帯まで逃げきることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ
俺はジョン。今はただのジョン。過去に『ジョン・レイナルド・ロックハート』と名乗っていたことがある。だが罪を犯し『ロックハート』は剥奪された。俺の罪は、婚約者だった公爵令嬢を冤罪で貶めた事。その彼女が殺される原因を作ってしまった事。
罪を負い王族が収監される北の塔で2年間過ごしたのち、恩赦で解放された。王制が廃止され共和制になった国で、彼は何を思い、どう生きたのか。
「まさか、こんな事になるとは思ってもいなかった」でざまあ返しを
されて収監されたジョンのその後です。この話単体でも読めるように加筆修正しました。
この話はアルファポリスにも掲載しています。
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ロボット工学とAIがすこしだけ発達した日本。次世代型アンドロイドの開発に取り組む青年・ジュンイチが作り出した少女型アンドロイドG9-000、キヨハと名付けられたそれは人間の記憶や人格をベースに自我を発達させるという、アンドロイドを「人間」にするためのものだった。ジュンイチの恋人だった女性・アカリの生前の記憶をベースに自我を発達させるたび、キヨハは人間らしさと自分らしさというものの不一致に違和感を覚え始める。