私の元に嫁いで5年、最愛の未世は宗家の世継ぎを産めない自分を責め。自ら離縁を申し出た。
お互い「この世にたった一人の最愛の人」と心に決め、各々の道に進んだ。
私の後添いの小乃花はできた嫁であったがやはり子宝に恵まれず、その原因は私にあっ
た。
すべてをやり直そうと私は未世の消息を探し歩くのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 13:53:21
748文字
会話率:38%
短い結婚生活の中で、連れ子のゆっくんを溺愛してしまった栞は、離縁後、長らく心に穴が開いてしまっていた。
それから10年後、小さな雑貨店を営むようになった栞の元を同業者の十朱が訪ねて来た。
彼女の依頼は自分の一人息子をアルバイトとして雇っ
て欲しいという事なのだが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 17:26:09
7447文字
会話率:34%
「申し訳ないが、僕が君を愛することはない」
結婚式の夜、いわゆる初夜を迎えるという時に、私の部屋同士が繋がっている扉から現れた夫になったばかりの人は、少しも申し訳ないと思っていない顔でそう言った。
テイラー伯爵家の嫡男ロベルトには、真実の愛
で結ばれた恋人がいる。
ならばなぜ私と結婚したのかというと、そこには複雑な事情があった。
そして二年後、約束通り離縁の手続きをしようとするとロベルトは私と本当に夫婦になりたいと言った。
今さら何を言い出すのだろうか。
私の弁護士としてシュバルツ公爵家の次男であるラファエルがやってきて、ロベルトの愚かな言動を遮った。
初恋に決別し、前を向く決心をした私の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 10:02:51
9561文字
会話率:22%
子爵令嬢ユリアは、父と継母、異母弟と穏やかに暮らしていた。実母は10年前に離縁して家を去り、再婚して子供もいたが、9年前に亡くなっている。ある日、突然父が落馬事故で亡くなってしまう。異母弟は幼く、子爵家は叔父が継ぐことになるが、なんと叔父と
継母が結婚するというではないか。驚くユリアだったが、更に驚くのは異母弟と叔父がよく似ていたのだ。そう、父よりも‥‥。何かスッキリしないユリアに叔父が告げた。
「可愛い姪のユリアに良い嫁ぎ先を見つけてきたよ」
叔父から聴かされた嫁ぎ先は、見た目は悪くないものの女好きと有名な伯爵だった。
ユリアは決意する。女好き伯爵に嫁ぐくらいなら、修道院に行く!と。
舞台は異世界で、設定はゆるーいですので、広いお心でお読みくださいませ。(なーろっぱということで。残酷な場面はそうそう無い予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 19:18:30
9557文字
会話率:46%
「これは白い結婚ということにいたしましょう」
結婚初夜、そうお願いしたジェシカに、夫となる人は眉を顰めて答えた。
「……ああ、お前の好きにしろ」
婚約者だった隣国の王弟に別れを切り出され嫁ぎ先を失った公爵令嬢ジェシカ・スタンナードは、
幼馴染でありながら、たいへん仲の悪かった皇太子ヒューパートと王命で婚姻させられた。
ヒューパート皇太子には陰ながら想っていた令嬢がいたのに、彼女は第二王子の婚約者になってしまったので長年婚約者を作っていなかったという噂がある。それだというのに王命で大嫌いなジェシカを娶ることになったのだ。
いくら政略結婚とはいえ、ヒューパートに抱かれるのは嫌だ。子供ができないという理由があれば離縁できると考えたジェシカは白い結婚を望み、ヒューパートもそれを受け入れた。
そのはず、だったのだが……?
離縁を望みながらも徐々に絆されていく公爵令嬢と、実は彼女のことが大好きで仕方ないツンデレ皇太子によるじれじれラブストーリー。
※この作品は、こちら↓の長編版となります。
https://ncode.syosetu.com/n7473ii/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 20:30:08
103000文字
会話率:29%
「これは白い結婚ということにいたしましょう」
結婚初夜、そうお願いしたジェシカに、夫となる人は眉を顰めて答えた。
「……ああ、お前の好きにしろ」
婚約者だった隣国の王弟に別れを切り出され嫁ぎ先を失った公爵令嬢ジェシカ・スタンナードは、
幼馴染でありながら、たいへん仲の悪かった皇太子ヒューパートと王命で婚姻させられた。
ヒューパート皇太子には陰ながら想っていた令嬢がいたのに、彼女は第二王子の婚約者になってしまったので長年婚約者を作っていなかったという噂がある。それだというのに王命で大嫌いなジェシカを娶ることになったのだ。
いくら政略結婚とはいえ、ヒューパートに抱かれるのは嫌だ。子供ができないという理由があれば離縁できると考えたジェシカは白い結婚を望み、ヒューパートもそれを受け入れた。
そのはず、だったのだが……?
離縁を望みながらも徐々に絆されていく公爵令嬢と、実は彼女のことが大好きで仕方ないツンデレ皇太子によるじれじれラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 12:02:18
17000文字
会話率:31%
両親が死に、ろくに教育を受けることさえなく公爵位についたマルコム・オースチン。
彼は二十五の時、周囲が「結婚しろ」とうるさかったのを理由に社交界で評判の低い一人の令嬢に「惚れた」と嘘の求婚をし、公爵夫人にした。
――それから三年。妻を小間使
いのように扱い自分はハンコ押しだけをする日々を送り、マルコムにとっては何もかも順風満帆だったのに、公爵夫人ポーラ・オースチンは、ある日突然屋敷から姿を消した。
※前半は公爵視点、後半は元公爵夫人視点。公爵はクズです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 07:00:00
5200文字
会話率:23%
私に濡れ衣を着せて捨てた伯爵の息子が、今度死刑になるの。その彼と、刑の執行直前に会えることになった。前に進むために、私は聞かないといけなかった。
最終更新:2023-11-19 10:55:57
1557文字
会話率:22%
「僕には他に愛する人がいるんだ。だから、君を愛することはできない」
伯爵令嬢アリアは政略結婚で結ばれた侯爵に1年だけでいいから妻のふりをしてほしいと頼まれる。
そのあいだ、何でも好きなものを与えてくれるし、いくらでも贅沢していいと言う。
アリアは喜んでその条件を受け入れる。
たった1年だけど、美味しいものを食べて素敵なドレスや宝石を身につけて、いっぱい楽しいことしちゃおっ!
などと気楽に考えていたのに、なぜか侯爵さまが夜の生活を求めてきて……。
いやいや、あなた私のこと好きじゃないですよね?
ふりですよね? ふり!!
なぜか侯爵さまが離してくれません。
※アルファポリスから
※設定ゆるゆるご都合主義です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 19:00:00
32766文字
会話率:36%
アーリントン王国の片隅にあるバーンズ男爵領では、6人の子育てが落ち着いた領主夫人のエミリアと領主のヴァーンズは20回目の結婚記念日を迎えていた。
忙しい子育てと政務にすれ違いの生活を送っていた二人は、久しぶりに二人だけで食事をすることに。
「はぁ……盛り上がりすぎて7人目なんて言われたらどうしよう……いいえ!いっそのことあと5人くらい!」
気合いを入れるエミリアは侍女の案内でヴァーンズが待つ食堂へ。しかし、
「信じられない!離縁よ!離縁!」
深夜2時、エミリアは怒りを露わに屋敷を飛び出していった。自室に「実家へ帰らせていただきます!」という書き置きを残して。
結婚20年目にして離婚の危機……果たしてその結末は!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 20:04:09
9547文字
会話率:41%
「エルナ・シュバイツ! 貴様との婚姻を破棄する!」
突然言い渡された夫ーーヴァス・シュバイツ侯爵からの離縁要求。
彼との間にもうけた息子ーーウィリアムは2歳を迎えたばかり。
そんな私とウィリアムを嘲笑うヴァスと彼の側室であるヒ
メル。
しかし、いつかこんな日が来るであろう事を予感していたエルナはウィリアムに別れを告げて屋敷を出て行こうとするが、そんなエルナに向かって「行かないで」と泣き叫ぶウィリアム。
(私と一緒に連れて行ったら絶対にしなくて良い苦労をさせてしまう)
ドレスの裾を握りしめ、歩みを進めるエルナだったが……
「その耳障りな物も一緒に摘み出せ。耳障りで仕方ない」
我が子に対しても容赦のないヴァス。
その後もウィリアムについて罵詈雑言を浴びせ続ける。
悔しい……言い返そうとするが、言葉が喉で詰まりうまく発せられず涙を流すエルナ。そんな彼女を心配してなくウィリアム。
ヴァスに長年付き従う家老も見ていられず顔を逸らす。
誰も止めるものはおらず、ただただ罵詈雑言に耐えるエルナ達のもとに救いの手が差し伸べられる。
「もう大丈夫」
その人物は幼馴染で6年ぶりの再会となるオーフェン王国第一王子ーーゼルリス・オーフェンその人だった。
婚姻破棄をきっかけに始まるエルナとゼルリスによるラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 21:00:00
6997文字
会話率:50%
「お前みたいな年増に迫られても気持ち悪いだけなんだよ!」
そう言って思い切りローズを突き飛ばしてきたのは今日夫となったばかりのエリックである。
ちなみにベッドに座っていただけで迫ってはいない。
「吐き気がする!」と言いながら自室の扉を音
を立てて開けて出ていった。
年増か‥仕方がない‥‥。
なぜなら彼は5才も年下。加えて付き合いの長い年下の恋人がいるのだから。
次の日事故で頭を強く打ち記憶が混濁したのを記憶喪失と間違われ、ならばとそのまま記憶喪失のフリをしたまま離縁しようと画策するが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 23:38:38
516文字
会話率:11%
フリージアはある日、夫であるエルバ公爵クライヴの書斎の机から、渡されなかった恋文を見つけた。
クライヴには想い人がいるという噂があった。
それは、隣国に嫁いだ姫サフィアである。
晩餐会で親し気に話す二人の様子を見たフリージアは、妻でいること
が耐えられなくなり離縁してもらうことを決めるが――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 12:58:00
11646文字
会話率:28%
同タイトルの短編を連載化しました。
よろしくお願いします。
「君を愛する事はできない」
新婚初夜に旦那様から聞かされたのはこんな台詞でした。
貴族同士の婚姻です。愛情も何もありませんでしたけれどそれでも結婚し妻となったからにはそれな
りに責務を果たすつもりでした。
元々貧乏男爵家の次女のシルフィーナに、良縁など望むべくもないことはよく理解しているつもりで。
それでもまさかの侯爵家、それも騎士団総長を務めるサイラス様の伴侶として望んで頂けたと知った時には父も母も手放しで喜んで。
決定的だったのが、スタンフォード侯爵家から提示された結納金の金額でした。
それもあって本人の希望であるとかそういったものは全く考慮されることなく、年齢が倍以上も違うことにも目を瞑り、それこそ両親と同年代のサイラス様のもとに嫁ぐこととなったのです。
何かを期待をしていた訳では無いのです。
幸せとか、そんなものは二の次であったはずだったのです。
貴族女性の人生など、嫁ぎ先の為に使う物だと割り切っていたはずでした。
だから。縁談の話があったのも、ひとえに彼女のその魔力量を買われたのだと、
魔力的に優秀な子を望まれているとばかり。
それなのに。
「三年でいい。今から話す条件を守ってくれさえすれば、あとは君の好きにすればいい」
とこんなことを言われるとは思ってもいなくて。
まさか世継ぎを残す義務さえも課せられないとは、思ってもいなくって。
「それって要するに、ただのお飾り妻ってことですか!?」
「何故わたくしに白羽の矢が立ったのですか!? どうして!?」
事情もわからずただただやるせない気持ちになるシルフィーナでした。
それでも、侯爵夫人としての務めは果たそうと、頑張ろうと思うのでしたが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 13:19:27
100027文字
会話率:20%
「君はまだ幼い、私は君を大事にしたいのだ」
あなたがそうおっしゃったから。
わたくしは今までお飾りの妻でがまんしてきたのに。
あなたがそうおっしゃったから。
好きでもない商会のお仕事を頑張ってこなしてきたのに。
全部全部、嘘だっ
たというの?
そしたらわたくしはこれからどうすればいいっていうの?
子供の頃から将来の伴侶として約束された二人。
貴族らしく、外あたりが良く温厚に見えるように育ったラインハルト。
貞淑な令嬢、夫を支えるべき存在になるようにと育てられたアリーシア。
二人は両家に祝福され結婚したはず、だった。
しかし。
結婚したのはラインハルトが18になった歳、アリーシアはまだ14歳だった。
だから、彼のその言葉を疑いもせず信じたアリーシア。
それがまさか、三年後にこんなことになるなんて。
三年間白い結婚を継続した夫婦は子を残す意思が無いものと認められ、政略的な両家のしがらみや契約を破棄し離縁できる。
それがこの国の貴族の婚姻の決まりだった。
元は親同士の契約に逆らって離縁しやり直すための決まり事。
もちろん、そんな肉体的繋がりなど無くても婚姻を継続する夫婦は存在する。
いや、貴族であれば政略結婚が当たり前、愛はなくても結婚生活は続いていく。
貴族の結婚なんて所詮そんなもの。
家同士のつながりさえあれば問題ないのであれば、そこに愛なんてものがなくってもしょうがないのかも、知れない。
けれど。
まさかそんなラインハルトから離婚を言い出されるとは思ってもいなかったアリーシア。
自分は傾いた家を立て直すまでのかりそめの妻だったのか。
家業が上手くいくようになったらもう用無しなのか。
だまされていたのかと傷心のまま実家に戻る彼女を待っていたのは、まさかのラインハルトと妹マリアーナの婚約披露。
悲しみのまま心が虚になったまま領地に逃げ引き篭もるアリーシアだったが……
夫と妹に、いや、家族全てから裏切られたお飾り妻のアリーシア。
彼女が心の平穏を取り戻し幸せになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 06:05:52
81043文字
会話率:29%
王妃、レイニーマインは従順な妻だった。公爵令嬢として当時の王太子に嫁ぎ、まだ世継ぎには恵まれていないものの幸せな日々を送っていると思っていた。
しかし。
ある日夫である王クレインが腹違いの妹のリリスと浮気しているのを目撃してしまう。
詰
め寄るレイニー。開き直るクレイン。
そして聞かされる、リリスの懐妊。
全てはレイニーに子ができないのが悪いのだと、そう言い放つクレインに。
それでも、王妃としての政務は今後も続けさせてやる、と。
お飾りであっても、王妃の座はお前にくれてやる、と。
そんな虫のいい話にとうとうキレたレイニー。
「いいです。お飾り王妃の座なんかいりません! 離縁、してください!」
「ふん、お前のようなグズを王妃にしてやった恩も忘れてそれか。ああわかった。離縁してやる」
「最後に、わたくしたちの後見人となってくださった帝国皇帝陛下にご挨拶をしたいと思いますが」
「ああ、そうだな、皇帝陛下にもお前と離婚してリリスと婚姻を結ぶ旨を報告しなくてはな。しかしいいな、余計なことは言うなよ。説明は全て私がする。そもそもお前など、私の妻でなければ皇帝陛下の御前にもあがる資格はないのだからな!」
学生時代。
王太子だったクレインの後輩として生徒会に参加したレイニー。
当時、慣れない会計の仕事を一生懸命にこなしていたものの、思わぬミスや間違いをしてしまい落ち込む彼女に。
厳しくも、温かい目を向けてくれたクレイン。
だからか。
こうして婚姻し王妃となったその後も、二人の関係は当時の先輩と後輩のように。
王妃として頑張って国家経営に励むレイニーに。
苦言を言うだけの王、クレイン、という構図がいつの間にかできていた。
それでもいい。
それでもわたくしが頑張れば、国のためにも愛するクレインのためにもなると。
そう思って頑張ってきたのに。
裏切られた王妃レイニーマインの復讐ものがたり!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 21:56:42
51601文字
会話率:23%
「ああ、アーサー王子…」
愛しい方の名前を口にする。
私の名は、ルイーゼ・マルガレーテ。
かつて、アーサー王子と婚約者だった公爵令嬢だ。
金髪に青い目、その美しさは我が王国の貴族の子息達の憧れの存在。
そして、誰もが羨む第一王
子の婚約者。
私は、全ての貴族の娘達から羨望の眼差しを集めていた。
子供の頃から約束されていた王子との結婚。
親が決めた婚約だったが、子供の頃から王子と私は仲が良かった。
毎日の様に二人で遊び、幼い愛を育てていた。
王都にある、諸国の王侯貴族が集まる魔法学校。
二人が、そこに通い出してから、全ての運命は変わった。
農民出だが強い魔法の力がある為に、特別に入学を認められたエレイン。
可愛らしくて優しそうな顔に似合わぬ豊満なスタイル。
茶色の肩までしかない髪。
心優しいが、正義感で勇気を持った芯のある性格。
努力家で学業優秀、礼儀正しく、魔法力は学園一番。
彼女は、物珍しさからか、学校のイケメン達を恋の虜にした。
特に女性の人気を集めていた4人の王侯貴族の息子達とアーサー王子から愛の告白を受け、王子と結ばれた。
そう、私の婚約者を奪い取ったのだ。
「くそっ!あの農民出の牛女め」
当時を思い出し、冬の風を浴びながら、ぎりぎりと歯ぎしりして悔しがる。
私は、取り巻き達と、あらゆる嫌がらせをエレインに対して行った。
しかし、彼女は学校から出て行く事は無く、王子との関係を続けた。
最後に私は、禁断の術で魔王の封印を解き、エレイン抹殺を祈願した。
魔王は王国を滅ぼそうとし、4人の貴族と王子、そしてエレインの5人の力で討伐される。
特に、王子とエレインの魔力は凄まじく、”愛のパワー”と呼ばれた。
そして、エレインは聖女と呼ばれるようになったのだ。
私は、魔王召喚は発覚しなかったものの、聖女への数々の無礼の責任を取らされ、北方を守るフリードヒ辺境伯の元に19歳の時、無理矢理嫁がされた。
その私の前に、かつての執事サイファーが現れる。
彼は力強く宣言した。
「では、お嬢様と王子を復縁させてご覧に入れます」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 17:52:55
24208文字
会話率:35%
アースキン伯爵家の高飛車な令嬢シェイラは、子供に恵まれず二度の離縁を経験したバツ2令嬢。
そのせいで、少しナーバスになっており、恋愛ではちょっとした事で泣いてしまう泣き虫だ。
そんな彼女に、ライオット男爵家の騎士ジョナルドとの縁談が持ち上
がる。
彼は身分は下だが、魔物退治で武勲多数の有望株で、将来は騎士団長と言われている。
その上、シェイラより年下の若い騎士だった。
しかし、見た目は、ぬいぐるみのクマの様で髭面な熊髭騎士。
乗り気ではなかったシェイラだが、何故か彼に夢中になってしまう。
素直になれない高飛車泣き虫バツ2令嬢と、不器用な熊髭騎士団長様の恋愛の行方は前途多難。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 13:34:43
80095文字
会話率:34%
公爵夫人のエレクシアは、ある時夫であるリチャードから突然離縁を申し出られる。
政略結婚ながら、今までエレクシアとリチャードは夫婦として上手くやっていた。
それなのになぜ……と瞠目するエレクシアに突きつけられた離縁の理由は、何と「前世の恋人に
出会ったから」だった!
離縁するまでのエレクシアとリチャードの葛藤、それから『前世の恋人』の真実とは?
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貴族制度などの異世界設定はフワッとしています。
初日→3話投稿、その後1日1話投稿。
全14話/完結まで書き上げ済み。
毎日17時投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 17:00:00
51213文字
会話率:32%
サイズモア伯爵家の嫡男オスカーは商家の娘ドーラを娶った。しかしオスカーはサイズモア伯爵家の行く末を悲観していたため、あえてドーラの身体に触れず離縁しようと考えていた。ドーラはそうしたオスカーの考えを読んでいて初夜の発言を録音し、契約違反だ裁
判にかけるとオスカーに詰め寄るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 07:23:18
4757文字
会話率:53%
ユアディードの王妃・エレノアは父の葬式後、「もう充分王妃の座は味わったのだから交代しろ」と王・ドットから離縁を言い渡された。次の王妃は王の妾だと言い、異議を唱える間もなく追い出された。
エレノアの帰る場所は実家である公爵家。しかしいじわるな
兄とその家族に「お前のような役立たずの居場所などない」とその場で縁切りされる。居場所がなくなったエレノアは途方に暮れてしまったが、そんな彼女をおいかけてきたのは最愛の息子・ルークだった。
「母上。せっかく暇を出されたのですからバカンスに行きましょう」
こうして、親子水入らずでユアディード一周旅行が始まった。ルークは写影機と呼ばれるカメラを片手に次々と母との思い出を撮影していく。
一方、隣の大国カスティは大騒ぎになっていた。なんと即位してから独身を貫いていた王ロレンツォが「婚約する相手が見つかった」と宣言したのだ。
「ようやくあなたを迎え入れられる。待っていて欲しい、エレノア嬢!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 18:00:00
65045文字
会話率:52%
乙女ゲーム世界のモブ王女に転生した。
ヒロインの攻略対象は王子たちだったわね「私の兄さまたちじゃないの!」
ハーレムエンドの後は隠しキャラが出てきたわね「私の弟じゃないの!」
兄弟仲を引き裂くヒロインはお断りです!
記憶をフルに活用して愛す
る兄弟たちと国を守って見せます。
まずは美味しいもの作って(食べて)売って、資金作りの開始です。
【1章】幼少期(飯テロ/スイーツテロ・王室コメディ・局地戦争)
【2章】少女期(政略結婚/白い結婚・蔑ろ・自給自足・養い子とほのぼの)
【3章】恋愛(ざまぁ・離縁後→年の差恋愛→再婚)……の予定です。
自国で乙女ゲーム、隣国でも乙女ゲーム。重複の上にどちらも微妙な立ち位置なのはなぜ?
※主人公の恋愛相手はなかなか出てきません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 20:41:23
306304文字
会話率:31%
寝てしまえば、全て遠い昔になる
そうやって忘れていくしか無いのだ
我慢しがちな少年の危うさに、人は図らずも惹かれてしまうものなのだろう
最終更新:2023-09-21 08:24:00
477文字
会話率:39%
「愛してる」
「わたしも貴方を愛しているわ」
・・・・・
「もう少し我慢してくれ。シャノンとは別れるつもりだ」
「いつまで待っていればいいの?」
二人は、人影の少ない庭園のベンチで抱き合いながら、激しいキスをしていた。
木陰から
隠れて覗いていたのは男の妻であるシャノン。
抱き合っていた女性アイリスは、シャノンの幼馴染で幼少期からお互いの家を行き来するぐらい仲の良い親友だった。
夫のラウルとシャノンは、政略結婚ではあったが、穏やかに新婚生活を過ごしていたつもりだった。
そんな二人が夜会の最中に、人気の少ない庭園で抱き合っていたのだ。
大切な二人を失って邸を出て行くことにしたシャノンはみんなに支えられてなんとか頑張って生きていく予定。
「愛してる」
「わたしも貴方を愛しているわ」
・・・・・
「もう少し我慢してくれ。シャノンとは別れるつもりだ」
「いつまで待っていればいいの?」
二人は、人影の少ない庭園のベンチで抱き合いながら、激しいキスをしていた。
木陰から隠れて覗いていたのは男の妻であるシャノン。
抱き合っていた女性アイリスは、シャノンの幼馴染で幼少期からお互いの家を行き来するぐらい仲の良い親友だった。
夫のラウルとシャノンは、政略結婚ではあったが、穏やかに新婚生活を過ごしていたつもりだった。
そんな二人が夜会の最中に、人気の少ない庭園で抱き合っていたのだ。
大切な二人を失って邸を出て行くことにしたシャノンはみんなに支えられてなんとか頑張って生きていく予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 05:00:00
133396文字
会話率:33%
「オマエなど消えてしまえ!」
帝国の皇太子に愛され熱望され、幾多の困難を乗り越えて彼と結婚した王女エリビア。
しかし皇太子はエリビアが『初恋のエリー』ではないと判った途端、「騙された!」と喚き立て掌を返すように罵詈雑言を浴びせてくるように
なってしまった。
エリビアを『初恋のエリー』だと勝手に勘違いし、結婚を望んだのは皇太子だというのに……
皇太子はホンモノの『初恋のエリー』であるというエリビアの姉・エレーナと再婚する事となった。
一方、皇太子の勘違いに振り回され離縁されたエリビアは、罵られ追い詰められた末に帰国の船の上から海にその身を投げてしまう。
そうしてエリビアに代わり皇太子妃になった姉・エレーナ。
彼女は自分をホンモノの『初恋のエリー』だと言うけれど、エレーナの様子がどうもおかしい……
ーー何故なら、彼女もまた『ニセモノ』なのだから。
【7話くらいで終わる予定のショートストーリーです】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 07:41:25
19482文字
会話率:29%
事実ではない噂に惑わされた新国王と、二年だけの白い結婚が決まってしまい、王妃を務めた令嬢。
離縁を署名する神殿にて、別れられた瞬間。
「やったぁー!!!」
儚げな美しき元王妃は、喜びを爆発させて、両手を上げてクルクルと回った。
元夫となった国王と、嘲笑いに来た貴族達は唖然。
耐え忍んできた元王妃は、全てはただの噂だと、ネタバラシをした。
迎えに来たのは、隣国の魔法使い様。小さなダイアモンドが散りばめられた紺色のバラの花束を差し出して、彼は傅く。
(アルファポリスにも投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 18:08:25
12888文字
会話率:33%
王弟派の粛清が進むフロレンス国。
その一派だった父と継母や異母妹は隣国へ亡命した。
だが、嫁ぎ先から離縁されて実家に出戻っていたエステルはぎっくり腰を発症したために屋敷に置いていかれる。
一緒に残った亡兄の妻である義姉のマリーと共に政府の
追及を受けることを覚悟した。
だが、到着した騎士隊には……。
上記作品の主人公が後にした国の話で、ほぼ関連性がありませんので単独でお読みいただいても差し障りないようになっています。
この作品は、以前別名義の時に『春先の迷い子』というタイトルで投稿した作品を大幅に加筆修正して再投稿したものにになります。
この作品は「カクヨム」にも投稿しています。
1話1500字〜2000字前後、全7話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 12:15:28
14649文字
会話率:25%