悪逆の那須藻(ナスモ)。放浪の搾菜(ザーサイ)。裏切りの松竹(マツタケ)。そして早漏の背信者(ダーティー)。定職にも就かず、悲劇を撒き散らかす4人の男たちの風俗行脚の旅から10年。神をも恐れぬ傾奇者4人が煩悩まみれの娑婆を彷徨う。
偶然に
も遭遇した獅子座流星群を鑑賞した4人はふとしたすれ違いから殴り合いに発展。離別の道を選択する。
パーティー解散から30年が経過。生活費が底をついた背信者(ダーティー)は気の向くまま思い付きで近くの村落を襲う。子供が1人もいない老いさらばえた小さな村であった。哀れみから背信者(ダーティー)は村人を全員虐殺。村人の生活跡を物色する背信者(ダーティー)。村人の日誌から、かつての仲間の1人那須藻(ナスモ)がこの村に流れ着いていたことを知る。30年前に袂を別った仲間の行方など微塵も興味もなかった背信者(ダーティー)はこのとき初めて感慨に耽る。悪逆の通り名を冠する那須藻(ナスモ)が村に残した足跡は悪逆の限りを尽くさんとするが如くのものだった。背信者(ダーティー)は決意する。
「よし!那須藻(ナスモ)と、搾菜(ザーサイ)、それから松竹(マツタケ)。この3人を探し出してこの手で殺してやろう!」
かつての仲間であり、かつての友を追い求める背信者(ダーティー)の旅がここに始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 16:00:54
459文字
会話率:20%
偽物達の日常を綴る不思議な場所、偽物劇場。今回綴るのは、『heroic』…通称「不老薬」によって老いを知らなくなった世界。そこでは『幻影サーカス』と名乗る能力者殺人集団が暗躍しており、世界中で被害者が後をたたないのだった!
『幻影サーカス
』のせいで罪人となった能力者、死神の手伝い人として罪を逃れた亡霊ハンター…死神や能力者の協力を得て、辿り着く全ての元凶とは?
気まぐれでしか救いのない物語。これがハッピーエンドかバッドエンドか、はたまたトゥルーエンドかは、皆さんがお決めください。
それではどうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 13:48:47
59960文字
会話率:61%
※HJ文庫様より書籍第3巻まで発売中! またコミカライズ版1巻も発売中!
※コミカライズ版1巻重版との事、本当にありがとうございます!
英雄王イングリス。
彼は女神の加護を受け『神騎士』となり、巨大な王国を打ち立てた。
やがて年老いて天に召
される直前、女神が現れ最後の願いを問うた。
彼は未来への転生を願う。
国と民に尽くした一生では、自分自身の武は極められなかった。
今度は自分のために生き、限界まで鍛え抜いてみたいのだ。
その願いは聞き入れられた。
彼は遥かな未来で、騎士の名家の『娘』として転生する事になる。
そして何故か、騎士失格の烙印を押されてしまうのだが――
「むしろ好都合。出世をせずに最前線に居続けられる。実戦に勝る修行はない!」
麗しき世界最強の見習い騎士♀の伝説が始まる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 05:26:17
1155136文字
会話率:43%
老いた公爵と令嬢。
二人は初めての恋をする。
最終更新:2023-12-27 16:23:40
13549文字
会話率:44%
私は怪奇小説を書く官能小説作家。
情動情欲を紙に書き散らかす色情狂。
ハリボテ賢人劇場裡の人間役者。
サア。今一度、悔い改めたまえ。
老いて死に行く事が、人生の本質なのか。
紙面から、人間性を暴き出すのだ。
「失敬。先生がまる
で生きた蟻塚を覗き込むように見るものですから」
《注意・免責事項》
・この作品には、精神的嫌悪感を与える描写が多数含まれています。
・本作はフィクションです。登場する人物・団体等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
・作品の都合上、一部に差別的表現がございます。性差別などの表現が含まれますので、これからご覧になられる読者の方々はくれぐれもご留意ください。
・本作には流血表現がございます。上記同様に、そういった過激な描写が苦手な方はご注意ください。
・本作はいかなる自殺行為を肯定および助長するものではありません。
・本作はいかなる性的暴行・殺人・窃盗等の犯罪行為を肯定および助長するものではありません。
・作業の進捗につきましては、ユーザーマイページよりTwitterリンクにてご報告させて頂きます。
・頂戴したご感想は大切に読ませて頂きますが、全ての感想に返信する事は出来かねますので、何卒ご理解のほど宜しくお願い致します。
・ご質問などへの返信は控えさせて頂きます。
・作者の許可なく転載・複製・配布する事を禁止します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 21:47:53
204712文字
会話率:23%
世界には無数の星々がある。
荒野と岩壁に覆われた星。
老いて枯れゆく星。
高度知的生命体が根を張る星。
未だに生命が生まれぬ星々。
そんな中で生命が生まれてまだ間もない。神も居なければ悪魔も居ない。 そんな星があった。
生
命の根源たる海にて熾烈な生存競走が行われる中、知恵を持つ生命体が現れる。
自らをマーマンと呼んだ彼等は国を作り高度な文明を築いた。
しかし、三百年前に突如として敵対し始めた他の種族によって滅ぼされてしまう。
主人公である少年は、そんなマーマンの一人であり、不思議な”特徴”があった。
これは、そんな少年が戦い、世界に影響を及ぼす物語である。
不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 00:55:00
15425文字
会話率:42%
ある雪の降る寒い日の夜。年老いた猫は家の中を歩きます。最近夢を見る時間が長くなってきたなって。そんなことを思う年老いた猫は君のもとへ。
夢のなかも楽しいけど、今君といる時間が幸せなんだよ。
そんな思いを一日でも多く伝えたくて、年老いた猫は今
日も君の隣で眠りにつく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 22:36:20
742文字
会話率:0%
森の中に老いた魔女が住んでいた。
彼女は決意する。
「和菓子の家を作ろうかねえ」
材料を買い、手作りの和菓子で、魔女は家を作り始める。
もちろん、それには理由があった。
最終更新:2023-12-15 07:35:56
1000文字
会話率:27%
年老いた剣士マーティは、酒場で掃除夫をする生活を送っていた。
そんなある日、酒場に若い剣士ジェックと女魔法使いエルシーが訪れる。
二人は冒険者として活動しているが、伸び悩みを自覚しており、停滞感を覚えていた。
彼らはマーティに興味を持ち、
彼を酒の席に誘う。
マーティは雑談の中で「昔の酒場はもっと荒っぽかった」と語る。
そんな時、酒場で喧嘩が起こり、マーティは慣れた様子であっさり鎮めてしまう。
これに感動したジェックたちは「俺たちにもっと“昔”を教えて下さい!」と頼み込む。
マーティもこれを引き受け、しばらく彼らと行動を共にすることを決意する。
こうしておっさん一人と若い二人は、さまざまなモンスターや困難に挑む!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 20:40:08
21575文字
会話率:46%
劉備玄徳は夷陵の戦いの敗戦後、その心労、さらに老いも相まって、孔明や息子阿斗が見守る中、白帝城で最後の時を迎えた。
しかし次に目が覚めると、そこは白帝城では無く、別の世界、放逐領域デスメソルにある小城の一室で、自身は魔族の皇帝、魔帝ルー
ド・グロリアスの末子、レヴィル皇子に転生していた。
このようにして劉備玄徳の記憶と人格を取り戻したレヴィルは、魔族であっても前世のように、民を思いやる正義の志しを思い出す事が出来たが、しかし転生したレヴィルと言う人物は、迫害、圧政、虐殺、悪事の限りを尽くしてきた外道皇子で、その記憶も自分の中に残っていた事から、心を痛め、思い悩んでしまう。
そんなおり、この世界の唯一の友であったラファルドが声をかけてきたのだが、その会話の中で、過去の外道皇子だったレヴィルが、ある恐ろしい命令をしていた事を思い出してしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 00:47:41
136745文字
会話率:34%
2020年、春。
コロナウイルスが蔓延し、世界がパンデミック状態に陥った。僕は年老いた愛犬のクッキーと美船市という田舎町でのんびり暮らしていた。日本の首都圏の辺境にあるこの地ではそれほどコロナウイルスのことで騒ぐ人間はいなかった。
だ
が…この美船市で謎の狂犬病が蔓延し、街のあちこちで犬が凶暴化して市民が襲われるという事件が相次ぐ。美船市は市民たちに感染した犬を市に引き渡すように要請する。その病気にかかり、目が緑色に濁った犬たちは次々と市民を襲う。
ある日、僕の愛犬のクッキーの目も緑色に変色し、感染の兆候が表れた。それでも僕は愛犬を市に引き渡す気は無かった。―犬と僕の絆の物語―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 00:21:37
49773文字
会話率:39%
誰にでも起こる「年を取る」ことについての物語。身近にいる老いた人は何を思い、何を考えているのか、想像しながら読んでみるのもいいかもしれません。
最終更新:2023-12-12 17:00:00
4860文字
会話率:18%
大好きな食べ物と決別することを決めた日。
最終更新:2023-12-09 20:00:00
396文字
会話率:0%
色々考えて謝らない時代を過ごした後は。
最終更新:2023-07-31 20:00:00
1507文字
会話率:8%
んも~!お父さんってばホント涙腺がばがばなんだから(笑)
最終更新:2023-07-23 20:00:00
1076文字
会話率:0%
森の奥で目覚めた少女は、どこか懐かしい異世界を旅する。
目覚めた場所に置いてあった「送り主」の分からない手紙は記憶の無い彼女を冒険へといざなう。
冒険の途中に訪れる、個性豊かな人物、国、広大な世界は、彼女の心を躍らせるが、
彼女はどこかいつ
も暗く沈んでいた。
そんな彼女に転機をもたらすのは、人の言葉を話す白く老いたゴリラだった。
注意、この作品は異世界の豚の続編です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 19:52:35
18129文字
会話率:20%
「家族なんだから、困ったときくらい助け合うのは普通でしょ」
勇者ドナシアン・ガリマールは魔王ヴァハトマンスを聖剣デア・アンファングで貫き、世界の闇を振り払って戦いの時代に終止符を打った。
そして、彼はかつて仲間たちと共に魔王亡き後の新たな
世界を作り上げていった。
この哀れな世界では魔王は討たれても二十年が経過すると復活してしまう。その二十年は「凪の二十年(ツワンツィヒ)」と呼ばれたある種の宿命だった。
しかし、勇者ドナシアンが魔王を倒して以降、二十年が経過しても世界は平和なままだった。
やがてツワンツィヒは二度繰り返され、魔王も勇者も神話のようになっていた。
勇者ドナシアンたちも漏れなくその平和を享受して家族を築き、そして年老いていき、やがて孫が出来た。
これはその晩年を迎えた勇者とその孫たちが織りなす醜い醜い醜い醜い醜い物語。
※人によって抑鬱の閾値は違います。元気があるときに読むことをオススメします。
※この作品では「いいね」は「クソだね」と変換してください。
※何もかも全てが怖いので感想欄はオフにしています。
他サイト掲載も予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 22:48:02
97722文字
会話率:21%
老い先短いじじいの戯れ言です。
最終更新:2023-11-29 12:13:44
796文字
会話率:0%
ララニカは不老不死の娘である。死にたくても死ぬことができずに千年近くを生きてきた。人と関わるのにも疲れて森の奥でひっそりと暮らし「魔女」と呼ばれるようになった彼女は、ある日死にかけの子供を拾ってしまう。
命を助けられたその子供は老いを知ら
ないララニカを置いて成長し、やがてララニカに執着するようになった。そして寿命の差を理由に遠ざかろうとする彼女にこう言い放つ。
「必ず君を殺してみせるから、俺と結婚して」
これは死にたくても死ねない不死の魔女と、彼女を殺してでも愛したい暗殺者の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 11:00:54
120128文字
会話率:45%
研究者は火星人の夢を見るか?
魔法やSFの世界がいよいよ現実味を帯びてきた一方、現在われわれの棲む地球の未来に対しては悲観的な見方がされる近年。宇宙移民に対し反対の意見を唱える老いた研究者・バッキー=フラーレンは時代遅れの者として、ただ死
ぬのを待たれていた。絶望した老いた研究者は、末期の地球人が移民先にと考えている火星にふと思いを馳せる。火星は地球の希望なのではなく、地球の未来なのではないかと。そうなれば、火星にも末期があったのではないか。その時、火星人はどう生きたのであろう。火星人の行き着いた先は、死か、否か。
これは、誰にも歓迎されない一研究者がえがいた、仮説と妄想の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 15:00:00
84144文字
会話率:48%
偶にあるそういう光景
最終更新:2023-11-19 13:43:49
214文字
会話率:0%
平凡男38歳。もう若くもないが、中年とは言われたくないお年頃。職業は某公的機関の総務担当、つまり何でも屋さんである。若い頃は人並みに馬鹿もやったが、結婚して10年、嫁様に頭が上がらず、2児の父親としても威厳無し。しかしそれなりに日々は幸せ
に過ぎていき、ああ俺もこのまま年老いていくんだな、こんな人生も良いかと思い始めた矢先。とんでもない状況に陥ることになった。果たして平凡男『総務おじさん』は、無事嫁と子供の元に帰ることが出来るのか、それとも?
まったり進行な、異世界探訪記?です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 18:00:00
263389文字
会話率:52%
年老いたドワーフに育てられた幼子は竜殺しへと至る。
最終更新:2023-11-14 19:19:13
1211文字
会話率:100%