レディースの長をしていた賀都宮香月(20歳)はとある、別の派閥である男に惚れられ部下を人質とされてしまった。
それに伴い助けにいくもその際、部下を庇って死んでしまう。
はずだった……
が、人の気配を感じ目を開けると異様なまでに顔が整っ
た男がこちらに鋭い眼光を向けている事に驚く。
彼の名はセルリル・アンバート(24歳)と名乗り、私に問い掛けた。
『お前は誰だ。どこから来た』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 20:48:22
126838文字
会話率:59%
騎士爵家の分家の長男に転生してきた俺(アゾート・フェルーム)は、高速詠唱と日本の現代知識を武器に、戦乱の貴族社会をのし上がっていく(予定)
まずは立派な魔導騎士になるために入学した騎士学園。
そこでは、なぜか男装で入学してきた本家次
女のネオンや、俺の婚約者のセレーネ、それに仲のいい仲間たちとともにダンジョン部に入部。
みんなで楽しくレベル上げや古代アーティファクトの探索を楽しもうとしていたら、領内の派閥問題やらなにやらで、学園生活に波乱が。
前世よりちょっぴりシビアな学園生活と魔力中心の恋愛事情。
俺は卒業まで生き延びられるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 12:23:07
2102478文字
会話率:55%
高校入学したての、響と冬香は次元の歪みにより異世界へと攫われてしまう。響は幼馴染である冬香を絶対に守り抜くと決心するものの、響のステータスは下の下、おまけに全然レベル2にならないというモブキャラだった。2人は王都トータルアースへなんとか辿り
着き陸のダンジョン、海のダンジョン、空のダンジョンという3つのダンジョンを攻略して現世へ帰ろうと試みる。王都トータルアースには派閥があり、それは王家の人間一人一人が独立し、チームを作り、それぞれが大きなチームにしようとしているうちにできたものである。響たちは無事にチームに入ることができるのか?そして最弱だと思われていた響だがレベル2になり、新しいスキルを手に入れる。そのスキルのチートすぎる能力とはーー
これはモブキャラが最弱から最強へと成長し、大切なものを守り抜く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-13 19:54:36
49413文字
会話率:44%
ほんの軽い決心で心療内科閉鎖病棟に入院した入江梨沙(25歳)が、薬物療法と隔離療法の末、二か月の間に××と化すまで――。
*
医療法人カナリア心療病院は、入院設備の整った、*県内唯一の歴史ある女性専門の心療内科。都市から離れた山
間部にあるものの、設備は非常に充実しており、人権感覚があり、そして極めて清潔。
25歳の梨沙は、スピード狂であることを心配され、彼に促されるがまま、ここカナリア心療病院に入院することとなった。担当医の成瀬川による診察の結果、基本的に薬物療法による治療で合意し、二か月をめどでの入院と決まった。徹底的な身体検査の後に梨沙が連れて来られたのは、患者が自らの意志で自由に出入りできない閉鎖病棟だった。
梨沙が入った三階閉鎖病棟には、様々な精神疾患を抱えた17名の女性が入院していた。不安障害、PTSD、摂食障害、アルコール依存症、薬物依存症、多重人格など、中には梨沙に似た症状の者もいた。患者たちは病棟の不文律により二つの派閥に別れており、梨沙が入院した時は、多重人格のオザキ率いるオザキ派と、病名不明のヤナギ率いるヤナギ派に分かれていた。どちらかに入るよう迫られ、梨沙はヤナギ派に入ることとなる。
そんな三階閉鎖病棟を仕切っているのは、個性豊かな8人の看護師たちだ。更年期でどことなく不安定な看護師長の松田、心優しく患者たちから慕われている種原、ミスばかりの自分に嫌気がさしている友崎など、看護師も全員女性である。
基本は食後に服用する処方薬による治療だが、患者たちはそれぞれの方法で、自らの病気と、そして、自らが抱える辛い過去と闘っていた。梨沙は周りの患者たちが確かに治癒へと向かっているのを眺めながら、ここでの生活に充実感さえ覚え始めてゆくのだが――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-27 21:16:24
1241文字
会話率:59%
王国には、2人の王子がいた。
2人の王子は異母兄弟。
第一王子の母は、即妃様。
第二王子の母は、王妃様。
未来の王は、未だ確定していない。
だから王国の貴族達は、どちらかの王子を後援し、派閥を築き、水面下で争い合っていた。
そん
な緊迫した状況の中で、第二王子殿下が男爵令嬢にベタ惚れしていた。
家格が低く、特に優れたところもない、頭の中にお花畑が咲き誇るような男爵令嬢。
そんな女と結婚したい。と、宣う第二王子。
第二王子を王にしたい王妃は、そんな状況を全く許容出来なかった。
だから王妃は、自由に動けない自らに変わって、手足となって暗躍する、王妃の実家に指令を出した。
指令を受けた、王妃の実家が主役の物語。
*注意*
・幸せな恋愛恋物語ではございません。
・主人公達は恋愛致しません。
(主人公達以外は、恋愛しています。)
・視点変更が多く読み辛いかもしれません。
(家族全員が主人公です)
・物語が詰め将棋的に進むので、ヤキモキさせたら、ごめんなさい。
・素人が書いてるので、拙い文章や表現で、不快にさせたら、ごめんなさい。
・長編です。心が折れなければ、随時アップしてきます。お付き合い頂ければ幸いです。
以上、ご了承頂ける方、よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 17:18:00
95622文字
会話率:26%
最近、第一皇子殿下が婚約者の公爵令嬢を蔑ろにして、男爵令嬢と大変親しい仲だとの噂が流れている。
どうやら第一皇子殿下は、婚約者の公爵令嬢を断罪し、男爵令嬢を断罪した令嬢の公爵家に、養子縁組させた上で、男爵令嬢と婚姻しようとしている様だ
。
しかし、断罪される公爵令嬢は事態を静観しておりました。
この状況は、1人のご令嬢にとっては、大変望ましくない状況でした。そんなご令嬢のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 21:26:43
23490文字
会話率:28%
西暦20xx。突如として現れ地球に根ざす謎の超巨大植物によって起こされた天変地異にも等しい災害で人類は滅亡の危機に瀕していた、危機的状況を脱するべく生き残った人類は一致団結し様々な問題の解決に当たった。
だが団結の甲斐虚しく、復興は困難
を極めた。諦観に包まれる中、その原因である植物の特異性と有用性に気付いた者達がいた。
植物は光合成では無く人の思念、感情を栄養素とし未知のエネルギーに変換し放出することが解明され、それを転機に人類は地球を壊滅させた植物との共生を開始する。
このエネルギー革命により人類は更なる発展を遂げ、かつての文明を超えるテクノロジーを手に入れる⋯⋯しかしそれは、諸刃の剣だった。植物からのエネルギーを使えば使う程に植物は成長し、地球を蝕んで行く。
地球の存続か、新たなる揺籠としての植物か、選択と対立を迫られた人類は根(ルート)と葉(リーフ)。2つの派閥に別れた人々は、争いを始める⋯⋯⋯。
「世界」は変わってゆく、「悲哀」に溢れかえった「森林地」で⋯⋯⋯⋯。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-02-25 02:01:34
11923文字
会話率:29%
十年にも及ぶ厳しい訓練を乗り越え、晴れてアデライト帝国の暗部所属となったレイシー・キャンベルだったが、育て親にして暗部を統括するベルナール・モフスから言い渡された初任務はまさかの『皇帝陛下の偽妃』というとんでもないものだった。
傾きか
けた帝国を血の粛清によって建て直し、国内外から『冷酷無慈悲の魔王』と恐れられる陛下とのイチャイチャ演技を狸ジジイ達の前でしろなんてそれなんて拷問?
表では慣れないイチャイチャ演技に四苦八苦し、裏では皇帝陛下や妃を排除しようとする国内外の勢力から放たれた刺客を返り討ちにするというハードな日常の幕が上がる。
「我が妃は本当に可愛いな」
「陛下、今は演技する必要はないですよ」
「あ、それ毒が入ってますよ」
「……毒入りを何故普通に食べている?」
これはレイシー・キャンベルという一人の優秀過ぎる暗部の少女が偽妃として真面目に(?)任務をこなしていく傍らで皇帝陛下に本気で溺愛されてしまったり、敵対派閥を壊滅させてしまったり、敵国をめちゃくちゃに引っ掻き回す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 08:00:00
52709文字
会話率:49%
時はシュタインベルク王国第12代国王フリードリヒの治世-この国王に似たイケメン王子が2人いた。兄王子マクシミリアンは17歳、女たらしで怠け者、何をやっても凡庸。弟王子ヴィルヘルムは14歳、まじめで文武両道で優秀。仲が悪い2人の王子には本人た
ちが望まざらずとも派閥ができて立太子争いが熾烈化。王位継承闘争は王妃やマクシミリアンの美しい婚約者ユリアまで巻き込み、マクシミリアンは破滅に向かっていく。
暗い展開、メリバが苦手な方はブラウザバックをお願いします。メリバというほどではないと自分では思うのですが、主要登場人物全員がハッピーになる明白なハッピーエンドではありません。
物語に登場する人物や地名などは架空のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 02:11:27
50586文字
会話率:60%
生まれ持ったジョブに人生を左右される世界。そんな異世界に召喚された森本要には「人を転職させる」能力があった。彼は生活費を稼ぐため転職屋を始めるが、その能力を狙って貴族や教会が動き出す……。
やがて、自衛のため王国最大の宗教組織に潜り込ん
だ彼は、宗派の派閥争いに巻き込まれながらも、自らの足場を固めていく。
※完結済みですが、たまに後日譚や外伝を投稿します。
※双葉社様のモンスター文庫にて書籍化されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 11:00:00
1825158文字
会話率:49%
世界には、武器は銃が基本で、その他は無能の武器として知れ渡っていた。ダンジョンが現れて以降、必然的のように、生まれながらに銃に関するスキルが人間に与えられられ、数多くの名を馳せた猛者たちが全員銃を使っていたからだ。それは今の時代も変わらない
。
主人公――ノウン・クレッセントは、腰に剣を下げたゼロスキル冒険者だった。生まれながらに1つとしてスキルを与えられず、その代わりのように冴えた感覚だけを頼りとしてダンジョンに踏み込む。そこでは多種多様な銃の音が鳴り響き、至近距離の戦闘は数少なく、常に間合いが開いていた。
そんな世界のとある日、ノウンは無能の烙印を押されてから歩き続け、7つ目の冒険者組織――オルゼにて、7度目の、味方の脱出のための囮としてその場に放置させられた。無能だと言われ、もう傷つくのも飽き飽きしていたノウンは、迫るモンスターを前にその場で死を覚悟する。
するとその瞬間、銃声と共に一筋の光のような声が。その主を探して見つけると、なんとその人は、現オルゼで二強と謳われる最強組織のリーダー、そして何より単体で最強と歌われる――クエイク・ティストマルクだった。
最強であるクエイクと、無能と言われ囮に使われ続けたノウン。2人の出会いにより、ダンジョンは、世界は、次第に変わり始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-09 19:25:43
138133文字
会話率:51%
ブリュセイユ王国最大派閥の極端な男系名家ロシュフォール家に女子として生まれたドロテ。
幼少より王国最強聖騎士と謳われる祖母アミラに憧れエリート集団である王国騎士団を目指すが家の事情とあまりに小さな体格を理由に猛反対されながら育つ。
だが持ち
前の強靭な精神力を武器に障害を乗り越え騎士学校へ入学。遂に騎士道への扉をこじ開ける。
――この作品は『戦線の聖騎士』と一部リンクしています―—。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 06:00:00
37438文字
会話率:49%
かつて地球という惑星で一人の男がその生涯を終えた。
彼が再び命が与えられ転生したのは魔法の存在する《魔界》と呼ばれる異世界だった。
この異世界で劣等種族である『魔人』へと転生した彼は、ヴェルデバランとして新たな人生を歩み出す。
人間として
暮らしていた前世の地球へ帰ることを目標にするヴェルデバランであったが、その過程でチカラを求めてるうちに常識を逸脱した魔術師へと成長してゆく。
劣等種なのに固有スキル5つ持ち!
一度でも見たことのある魔法は完全コピー!
魔法を使っても減らない魔力!
そんな彼の実力を見せつけられた者たちが彼を放って置くわけもなく——。
『よしっ、気に入った! お前も魔王にならないか?』
やがて、ヴェルデバランは他の魔王たちに気に入られ、自分の派閥に加えようする魔王たちが劣等種の彼を奪い合おうとする異例の事態に発展することに。
最初は地球に戻ることしか頭になかったヴェルデバランだったが、次第に考え方も変化していき魔王となる決意をする。
魔界史上初となる劣等種族の魔王となったヴェルデバランは大切な仲間たちのために戦い続けていく道を選ぶことになる。
これは《不滅の魔人》と呼ばれた一人の魔王の物語である。
※魔王伝シリーズ第二弾です。
※現在第一章連載中です!
※投稿時間は17:00で、それ以外の更新は基本各話の修正です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 17:00:00
81349文字
会話率:22%
2021/5/28 ピクシブに投稿
林檎が食えないのはおなかのなかの化学合成もあるけれどメンタル面もかなりあります。自分で磨ったりんごのすりおろしは血の味と色しか思い出せません。
ポテトサラダに林檎は入れます派閥で、林檎酢はお酢の中ではよく
使います。今も使っているし。
でも島で蜜柑農家の手伝いをしたこともあるのですが、遠縁の北部アメリカ林檎園の富豪とはもうジッチャンからの縁を切られました。
ピクシブ、林檎と蜜柑から林檎の私の彼への返歌を今年書いてみた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-12-31 20:56:01
791文字
会話率:7%
三年のあいだ所属していたパーティーから追放された符術士ティリオは、王子から婚約破棄された侯爵令嬢ルイーザの旅の護衛の仕事を受けた。
ルイーザは田舎で隠棲するために首都をあとにしたのだと思っていたティリオだが、実はそうではなくルイーザは辺境
の小さな町デュバリの知事として赴任するために旅立ったのだった。
少しでもその治政に失敗があれば、ルイーザに敵対する派閥の貴族たちがよってたかって彼女を攻撃することになる。絶対に失敗はゆるされないのだ。
さらに、
子供のころ家族に置き去りにされた初心者の呪術師フィミアダ、
同棲していた相手に部屋を追い出されたベテラン重戦士ジルト・ウォンド、
魔王軍の反逆者として処刑されたが生きのびたレンジャーの『黒風』
の三人とともにパーティー『追放されし者たち』を結成したティリオは、
ルイーザの治政を補佐し、町の暮らしをよくするためデュバリで冒険者として生活することにした……。
※ざまぁ要素は(今のところ)ありません。
※「カクヨム」でも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 20:54:48
129484文字
会話率:33%
一年前、とある事件によって自らの恋人を殺した近衛司。
彼は殺した恋人を蘇らせるため、かみさまと名乗る女の願いを聞くことを選ぶ。
正義、意思疎通、愉快犯、戦闘狂、それぞれの目的のため、様々な登場人物、組織、派閥が絡み合い、戦い合う。
学園物
群像劇異能バトルが今、始動する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 16:20:17
102119文字
会話率:51%
ここは悪意が渦巻き各地で怨嗟の声が上がるディストピア、その日世界は一人の魔女を生み出した。それは世界各地を焼いて回り世界に恐怖を刻み込んだ。人類は魔女を共通悪とし、団結することを決意した。それから100年、平和となった世界の片隅で祝福されし
双子が生まれた。これは彼らの人生を綴る物語。*残酷描写ありですが、そこまで激しくない予定です。一応ね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 07:00:00
2089文字
会話率:46%
国内でも有数の巨大財閥である『天王寺財閥』の御曹司――天王寺朱鳥(てんのうじあすか)。
彼は天王寺家唯一の男子でありながら、父親とほぼ絶縁状態にあり、そのせいで裕福とはほど遠い暮らしを送っていた。
そんな朱鳥はある日、目覚めると―
―なぜか体が女の子になってしまっていた。
……それも、とびきりの美少女に。
突然のことで戸惑う朱鳥――しかしそれに気付いた朱鳥の母親は、戸惑うどころか信じ難い言葉を朱鳥に告げる。
「これは――天王寺家の呪いなの」
そんな中、女性化した朱鳥に、叔母である天王寺八千代(てんのうじやちよ)が理事長を務める女子校――『栖鳳女学院』への編入話が持ち上がる。
栖鳳女学院は、全国的な知名度を誇る超お嬢様学校。
天王寺八千代は朱鳥の父親と派閥争いをしている人物であり、朱鳥を栖鳳女学院に受け入れたのは、朱鳥を自分側に引き入れ、争いで優位に立つためだった。
朱鳥はそれを知りつつも、父親に対する反感も手伝って、栖鳳女学院への編入を決める。
栖鳳女学院に編入するにあたって朱鳥が八千代から課せられたのは、問題行動を起こさないこと、そして元男だとバレないことだけだったが――長身でスタイルも良い超絶美少女に生まれ変わっていた朱鳥は、編入後すぐに全校生徒から注目の的になってしまう。
朱鳥の元には――妹の友達、幼馴染メイド、陰キャクラスメイト、高飛車お嬢様と、次々と女の子が集まってくる。
終いにはそこに妹までもが参戦してきて……。
――いや、こんなハーレムになるなんて……聞いてないんですけど!?
果たして朱鳥は、自分が元男だったという事実を隠し通したまま、無事に女子校生活を送れるのか――?
TS百合ハーレムラブコメ、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 12:00:00
105860文字
会話率:39%
「「最期に見るのは貴方の優しい菫色の瞳が良かった。」」
王国内での派閥争いで命を落とした王女が最期に願ったのは、自分を捕らえた騎士への叶わぬ想いだった。
王女が死んだ日、隣国キャベリアにて一人の女性が生まれた。
名をシャリア・フォンゼルと
いう。キャベリア国宰相の一人娘である。
彼女は王女の生まれ変わりであり、かつての母国で行われる独立祭にキャベリア国一行と赴くことになる。
―――――――――――
「近衛騎士団長のマグルド・カルティエと申します。」
思い出の場所に王女を裏切った騎士がそこにはいた。
「私はシャリア・フォンゼルと申します。」
―――――――――――
彼との出会いはシャリアを再び悲しみの底へ誘おうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 17:29:04
64882文字
会話率:27%
「竜退治に必要なのは、根回しと段取り、そして前例踏襲です」
竜を退治するために奔走する貴族の青年チタルナルは、幻獣討伐の英雄であるジムクロウ将軍を頼る。しかし会って見れば、背の低い細腕の少年だった。
しかも、竜退治に必要なのは英雄でも
聖剣でもなく、議会の承認と予算だと主張する。
竜利権の独占をたくらむ政治家、派閥争いから脱しきれない議会、無鉄砲で身勝手な凄腕剣士、感情的になる市民など、一枚岩ではない都市をまとめ、迫りくる竜の脅威から、大都市を守りきることが出来るのか。
段取り八分の竜退治が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-19 21:04:11
132429文字
会話率:44%
内乱があった時代、国が二つに割れた。
皇帝派と貴族派に分かれた争いは血で血を洗う大きなものになった。
子爵令嬢であったフィーネの家は貴族派の末端。
力のない家は寄り親である家格が上位の家門と同じ派閥に数えられた。
そんな中、皇帝派筆頭の
グライア公爵は貴族派の張った罠に陥り重傷を負う。
逃げた先でフィーネと出会い、匿われる事に。
やがて、労役と度重なる増税に苦しんだ民衆まで巻き込んだ争いは皇帝派のトップ帝国の皇太子が勝利を収める事になる。
争いが皇帝派の勝利で終わる頃、フィーネの身には新たな命が宿っていた・・・・。
これはそんなフィーネが一人息子を出産してから公爵と再会し紆余曲折を経て幸せになるまでのお話。
※この作品はアルファポリス様でも掲載しています。
アルファポリス様の方で先行掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-25 09:24:21
44049文字
会話率:40%