江戸時代の盗賊団の話です。登場人物の価値観をどんどん掲載していきます。
アメーバブログ、FC2ブログにも同時掲載をしていきますのでよろしくお願いします。
最終更新:2014-05-15 00:00:00
7635文字
会話率:21%
此の文章は一九○八年、ルブランシュ大学の学会誌「考古学年報("la Revue Annuelle de l'Archeologie", vol.56)」に掲載された至極短い発掘記「スウ・クツク遺跡群発掘記("
la Fouille de Seu-Couque")」を日本語に翻訳した物で在る。彼の発掘記は学者のものとは思えぬやうな非科学的な代物で在り、掲載を許した大学と史学科は轟々たる非難に晒されたものゝ焚書を免れ今も仏蘭西各地の大学図書館の奥地で埃を被つてゐる。
處が、其のまゝ埃を被せてゐれば世の平穏も守られたものを態々埃を掃って訳者の下に持つて来た筋金入りの物好きがゐた。地方国立大に勤める訳者の友人である。留学中に彼の学会誌を見出した彼は此れを大層面白がり、此れを日本に広めてやる巧い手は無い物かと、斯う考えたのだ。
其の内容は訳者に取つても俄かには信じ難い物で在つたが、己の職分に従ひ、原文に忠実な翻訳を心掛けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-13 18:53:49
20102文字
会話率:2%
家のボトルアクアのミナミヌマエビが1年密封状態で生き抜いた記念に書いた。
最終更新:2014-05-11 01:54:19
2243文字
会話率:44%
身分不相応な恋。叶うことなど絶対に、ありえない恋。ならばせめて。
私はそう思いつめ、メースターに頼み込んだ。モデルにしてくれと私は頼み、その願いは確かにかなった。ささやかな願いはかなったけれど、それも永遠ではなかった。私たちは引き裂かれ、そ
して長い月日が流れた。そして今、再会を私は待ってる。
実在する絵画「フィリップ・ド・クロイの肖像」と対になる絵をモチーフにした短編です。物語はフィクションですが、ラストの「再会」は史実、、、です。もう16年前なので。(2022年10月再公開時に追記)
モデルとなった絵画詳細、実際の再会再再会の記録は後書きをご覧くださいませ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-26 20:10:14
6033文字
会話率:33%
秀吉の参謀、黒田官兵衛孝高はある日秀吉の茶会に招かれた。茶事など武士のたしなみにあらずと考えていた官兵衛は、気の進まないまま秀吉の待つ庵へと足を進める。茶室にて対座した秀吉は官兵衛に茶の湯の良さを説くのだが……。
最終更新:2014-02-03 02:54:33
3780文字
会話率:34%
天正10年(1582年)。上野を預かる滝川一益は忙しい日々に疲れ、昼間からたそがれていた。
そんな折、本能寺の変が勃発。益々過剰になる忙しさに一益はある決断を下す。
最終更新:2014-01-20 17:34:26
7701文字
会話率:38%
足利義輝は師、塚原朴伝より奥義「一の太刀」を伝授された。義輝にとってその秘伝は遥か高みへの招待であり人生の意味でもあった。
やがて時は流れ、義輝は高みへと至らぬまま運命の日を迎えることとなった。
最終更新:2012-02-17 12:59:31
3654文字
会話率:19%
山田浅右衛門。牢人の身ながら公儀御様御用(おためしごよう)を務める男についたあだ名は首斬り浅右衛門。
そんな彼に首斬りを学びたいと少年が押しかけてくる。期限は十日。
わずか十日の後に、少年は父親の首をはねることとなる。
最終更新:2014-01-25 23:49:32
12899文字
会話率:24%
逢魔が刻、男は桶町へと続く林道で或る女と出会う。二百文字×十話。
最終更新:2014-01-23 19:51:53
2000文字
会話率:24%
ネオ時代小説をディスるご意見に対して、ちょろっと歴史ものを書いている作者が反論してみる、というエッセイ。
最終更新:2014-01-12 10:06:02
7860文字
会話率:4%
たくさんの実をつけたイチョウの木が台風でたおれた! 実がとりやすくなり、人々は喜んで、たおれた木からギンナンをとっていた。ところが、イチョウの木の世話をしていた老女がこれは自分のものだと言う。ギンナンをめぐって大人が子供のようにもめるお話。
冬の童話祭2014参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-09 18:45:49
3450文字
会話率:37%
大山清志郎の短い生涯
最終更新:2013-12-23 21:16:23
529文字
会話率:0%
――太陽なんて、死んでしまえばいいのに。
――太陽が、皆を照らし続けてくれますように。
片や人身供犠の“巫女”、片や元令嬢の“奴隷”。アステカ帝国末期風の国で生き、“神”の軍勢の侵略とともに壊れてゆく二人の少女の物語。
百合未満。残酷描写
は薄め。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-14 13:28:35
56643文字
会話率:31%
本館にて掲載した創作新選組の改稿版です。
予定変更。携帯用に本館でも掲載続けます。
時は幕末。新選組は秘密裏に妖退治を命じられていた。
元治元年、皐月下旬。
時折奇妙な強風が吹く中、夜の巡察途中で沖田総司は、同胞と共に行き倒れの少女、悠(
ゆう)を助ける。
彼女が目を覚ますと記憶喪失であると判明する。
悠が纏う微弱な妖気から、何らかの妖と関連があるかもしれないと判断が下された。
そのため、悠を屯所で預かることが決まる。
後日、最近市中で頻発する神隠しを解決せよとの命が新選組に下される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-05 22:23:41
20823文字
会話率:40%
不思議な力を手に入れて、いくらでもお金が手に入るようになったら?
面白味のない人生を送ってきたOLが、ある日突然そんな力を手に入れた時、はたしてそのお金と力をどう使うのか。ホラーのような、少し不思議な物語。
最終更新:2013-12-04 18:48:06
8251文字
会話率:10%
江戸時代末期、人買いに売られた姉妹の悲運と恋の物語です。
“どんなに恋焦がれても、この世では結ばれない縁(えにし)というものがありんす”
前編「夢のあとさき」では、吉原のとある仲見世に売られ、女郎になった姉、朝霧と武器商人との恋物語を、
後編「雪見桜」(後日掲載予定)では、同じく吉原の小見世に売られ、その後人斬りとなった妹、夕霧と町警護の武士との恋物語を描きます。
ふたつの物語が、どうリンクしているのか、というところも楽しんでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-12 22:34:03
17733文字
会話率:54%
同心小町として江戸の町で有名な娘、雪乃。
彼女が初めて恋をした。
相手は南町奉行所の与力、立田文吾。
色好みの文吾は、女遊びに余念がない。
しかし文吾には誰にも言えない秘密があった。二人の恋の行方は?
最終更新:2013-10-13 02:03:41
10216文字
会話率:45%
戦場へ行った彼に向けて想いを綴る。
寂しさを埋めるように、愛しさを書き散らす。
彼女の想いは彼に届くのだろうか。
最終更新:2013-09-25 00:12:51
1919文字
会話率:4%
大切なものを守る為、戦場を駆ける男。
同じ陣営ながらも会うたびにイヤミを浴びせてくる男。
そんな2人の共闘までのおはなし。
最終更新:2013-09-23 23:46:02
2943文字
会話率:7%
大勢の剣術使いが集う「道場町」で、剣客の父・宗一郎と二人で暮らしている少女・姫乃。彼女はある日、道端で流浪の剣客・田中三平と剣術修行生の喧嘩に出くわす。成り行きで姫乃の住む斉藤道場に居候することになった三平は何やら複雑な事情を抱えているよう
なのだが、一向に明かそうとはしない。一方、市中では町人達の生活を脅かす事態が起こり始め、背後でどうやら三平が関与しているらしいと勘付く宗一郎と姫乃。やがて、事は思わぬ方向へと動き出し――。庶民派剣客が快刀乱麻を断つ活躍で弱きを援けて悪を挫く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-13 21:00:00
60764文字
会話率:33%
ある日、年若い僧侶である吏鶯《りう》が拾い上げた赤子がいた。包まれていた錦地のおくるみから察するに、高貴な身分であろう赤子はそのまま寺の養女となる。しかし、異例なのはその待遇ばかりではない。常人の三倍の速さで成長する異常さがあったのだ。
指したる混乱もなく成長する赤子を椿姫と呼ぶ僧侶たちの中で、吏鶯だけは赤子の異質さにはっきりと気付いていた。
それは心に巣くう闇が深い為なのか、存在自体がひとつの闇である赤子は、更なる闇を呼び寄せる。
成人した赤子に剣を向けるひとりの侍の名は、斎藤一。京都の町を震撼させている集団、壬生狼《みぶろ》のひとりでもあった──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-08 11:41:07
104051文字
会話率:39%
剣術道場を開いたばかりの夏風能心は偏頭痛持ち。頭痛の種を自慢の刀を使って一つ一つ解決して行く。頭は緩いが腕が立つ愛弟子二人を従えて、夏風流剣術道場はどんな道を進むのか?
時代小説を全く読んだことがない作者がお届けする、江戸時代の侍のサ
クセスストーリー。
細かいことは置いておいて、軽い気持ちでお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-08 17:57:52
39665文字
会話率:56%
待つと決めた女と
戦うと決めた男と
(作家でごはんの鍛錬場に一度あげたものの訂正版です。)
最終更新:2013-07-27 23:44:12
2750文字
会話率:6%