大陸の東の果て、見捨てられた土地と呼ばれる砂漠の大地に根を下ろした異種民族の国バジリアの若きクバルアは、水と花の国と崇められる聖なる王国の王女を娶ることとなる。
思惑渦巻く婚礼への道のりだったが、その王女自身にも秘密があって…。
最終更新:2018-12-24 15:59:24
110267文字
会話率:24%
無任所になったアシュレイ少佐が子供を作った相手の男を伴って里帰りをする。
共和国一般は婚礼についての法令はない。各地の法令に任せた婚礼の慣習を尊重している。
と言えば聞こえがいいが、各地の法制度のすり合わせができるほどに共和国の国情は統一さ
れたものでないというだけのことである。
この作品は現代社会の倫理価値観とは全く異なった世界を表現した娯楽作品です。
参考とする事象はありますが一切が創作上の都合によるものです。
ご理解いだだけない方の閲覧はお断りさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-30 15:33:34
205691文字
会話率:53%
ジュリアンは幼な友達のナツミと、十年ぶりに再会する。ジュリアンはナツミの高校にも名前が知られるほどの優秀さだけれど、彼には自覚がない。出会ってナツミのリードでデートをすることになるのだが、彼は気がすすまない。街でジュリアンは自分に社会の危険
性を感じていたが、それを理解したナツミは克服するために演じてみることを提案する。
ナツミはジュリアンに精神の危機も感じとる。ジュリアンの部屋が無茶苦茶だったらどうしようと思うと不安に駆られた。ナツミはジュリアンを気丈に支えようとする。精神科医のもとにも連れてゆく。
有権者となったジュリアンは、地元の地方議員の浦事務所にお手伝いに行く。またクルマの免許をとったジュリアンは、愛車でナツミを湖に連れてゆく。そこでふたりの間がギクシャクするが、「恋人の聖地」へゆく過程で言い合いをしながらもよじれをもどしてゆく。そこで行われていた婚礼式でジュリアンはナツミの幸せをかなえてあげたいという思いが、ジュリアンの胸を通ってゆくのだった。
突如の出火で浦事務所は炎につつまれる。だか、その出火はジュリアンが原因だとされてしまう。取調室でもナツミは懸命にジュリアンの冤罪を訴える。浦に暴力をふるったという誤解も立ちあがる。ナツミはジュリアンにはった。浦はジュリアンの正当性を知ると、逃げるように黒塗りで逃げさるのだった。
出火はジュリアンとは関係がないとされると、ふたりに街角でテレビ・ニュースの音声が聞こえてくる。ジュリアンの冤罪にマスコミが噛みついたのだ。浦の議員としての暗さも言及していた。
街の商店街は、ふたりの将来を後押しするように輝いて見える。ナツミにはジュリアンの子供を懐妊していた。
「エブリスタ」さんのサイトにも、同じ作品を掲載させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-19 00:21:59
27243文字
会話率:60%
時は安土桃山、後に「西国無双」と謳われる鎮西の剛勇・立花宗茂。其の活躍の傍らには妻・誾千代があった。宗茂と誾千代という、互いの存在を認めあった夫婦が、戦乱の世を生き抜く様子を描く。天正九年、当時統虎と名乗っていた宗茂は戸次道雪の一人娘・誾
千代と婚礼を挙げる。幼馴染みであった二人は夫婦となり、今まで語る事の無かった自らの信念が、驚く程似通っている事を知る。語らずとも判り合える二人の想い。然し魂が近ければ近い程、お互いの苦しみも悩みも判ってしまう。二つある頭の運命は、やがてどちらかが淘汰されるか分裂するか。宗茂が、誾千代が下した決断は…。
参考文献:中野 等「人物叢書立花宗茂」(株式会社吉川弘文館)、吉永正春「筑前立花城興亡史」(西日本新聞社)、月刊歴史街道平成27年9月号(株式会社PHP研究所)ほか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-08 14:55:43
48895文字
会話率:55%
同盟のために異国の王のもとへ嫁ぐ事になった小国の王女アーニャ。そんな彼女を待っていたのは、熊のような大男だった。
彼はアーニャを迎えるなりこう言い放つ。「お前はあくまで飾りだ」と。
――――これは気弱な少女が、不器用な青年と婚礼を上げるまで
の半年間の物語。
※本編完結済みです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-01 02:11:55
346503文字
会話率:51%
辺境伯との婚礼の儀を翌日に控えた令嬢イシュトリアには、人には言えぬ二つの秘密がある。
ひとつは実の兄を愛していること。
もうひとつは……
これはある令嬢の、一夜限りの歪な恋語り
前アカウントで投稿した作品の再投稿になります。
最終更新:2017-08-27 23:09:49
6799文字
会話率:28%
精霊使いとしての身分を隠しながら冒険者としての生業を営むその少女には一人の姉が居た。その姉が今度生まれ育った王国ではない異国にて結婚することになり代々長女に受け継がれるべき婚礼衣装を妹である少女が届けることになった。いつか自分も幸せな結婚を
と夢見る少女の行く末は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-23 22:02:29
10320文字
会話率:53%
「姉上!覚悟!」
どうやら私は戦国時代かそれより前の過去の日本のような世界に転生したらしい。
婚礼の夜、私はひとつ下の妹の旭に刺されて記憶を取り戻した。
どうやら妹に婿殿をNTRされたらしい。
そうして妹を私にけしかけておきながら
どさ
くさに紛れて逃げた婿殿。
婿殿は隣国の人間。我が国に人質として囚われていたが、ただただ大人しく囚われていた訳ではなかった。
雌伏し、この時を待っていたのである。
そっちがその気ならこっちにも考えがある!
ただで死んでやるものか!
もう、よその国に後ろ盾頼んじゃうもんね!
泣いて謝ったって赦してあげないんだからっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-15 09:13:48
21483文字
会話率:23%
――それからしばらくして、人々には吉報が届きました。長く人々を恐怖に陥れていた森の王が、死んだというのです。恐怖からの解放に、人々が歓喜に湧くのは道理でした。
森の王は、確かに死にました。けれど、人々は知りません。何故、森の王が死んだ
のか。どうして森の王が、死の選択をしたのか。
それを知るべき唯一の人は、もう、どこにもいないのですから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-17 22:11:09
7808文字
会話率:27%
私、気づいたら異世界出身だったんですけど!!
離れ小島に暮らす平凡な少女、比売姫菜は、日常を不可解な天変地異により奪われる。
全てを失い悲嘆に暮れる少女は、
ある日幼馴染に手渡された”うんこ”によって過去を救いに時間遡行を繰り返す。
時
間と運命に逆らい続ける少女は、
無情な現実を突きつけられるが、
彼女の前にある日突然、金髪碧眼の謎の美少年転校生が現れる。
−姫さま、時は満ちました。私と婚礼を結びましょう−折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-07 23:39:32
37537文字
会話率:26%
ティナは十二歳ながらも一人前の機織り。
ある日、依頼された婚礼用の布を手にピンク色の髪の毛の女の子イリスがやってきました。
この布を織ったティナにしかできないから、とイリスはティナを村から連れ出します。
相棒だという巨大な狼のフェンとともに
、子供たちの立ち入りが禁止されている暗森(くらもり)を抜けた先にあるという春待ち峠へと向かいますが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-09 10:00:00
10821文字
会話率:49%
捨て子だったロラ・リシャールの素性がわかったとき、それは愛するルイ王子との別れのときだった。
リンダ・マルタンとして生き返り呪いを受けた姫君は、愛されることを避けながら魔女として生きはじめた。
そんなリンダの元にルイ・ベルナールとの婚礼の話
が舞い込んできた!
この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-06 07:30:21
61519文字
会話率:56%
政略結婚を押し付けられたお姫様は、ひとつのはかりごとを実行する。結婚したくないお姫様と結婚したい王子様の攻防戦。
※サイトからの転載です。
最終更新:2016-11-16 07:12:08
36229文字
会話率:40%
大陸の端に、人の立ち入れぬ深い山脈に閉ざされたルフィメア半島があった。
そこに住まうのは、獣の耳と尾を持つルマナ族、鳥の翼を持つクスィメア族、魚の鱗を持つフィズ族。
太陽と草原の民であるルマナ族は戦士の種族。半島が人間に侵されないよう、山
脈を守り続けていた。
同時に、己が支族の力を証明するため、同族で在りながら、異なる支族同士で戦い合っていた。
その中で、二つの支族に二人の戦士が生まれた。その実力故、戦神と闘神と呼ばれ、恐れられていた。
幾度も互いに命をかけて戦う二人だったが、和平のためにその関係は終わりを告げる。
互いの思いを知らぬまま―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-27 15:27:03
129407文字
会話率:37%
婚礼に向かう姫を乗せた馬車の一行。深い森の中、山賊どもが彼らを襲う。その窮地を救ったのは、突如現れた謎の野人。彼の目的とは何か。行く手を阻む敵兵の群れ。一行に付き従う吟遊詩人の見たものとは?
「山月記」を元にファンタジーとチャンバラで味付
けした短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-16 14:24:12
11505文字
会話率:11%
じゃじゃ馬姫のフェレリアは、そろそろ婚礼も考える年齢だと剣術を禁止されそうになり、幼馴染のデバイに旅を持ちかけた。すると魔道院長より、父王とともに戦った英雄「ミナ大帝とテルア導師の一生を調べよ」という奇妙な宿題を受けて旅立つ。その調査の先に
は、想像もしない隠された王国の秘密があった。
じゃじゃ馬姫のほのかな恋愛と世代を超えた罪の意識を絡めたファンタジー小説。
個人サイト「文芸船」との二重投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-20 07:34:39
42778文字
会話率:52%
木星との星間輸送船で事故に遭った俺は、全身の肉体を損傷したため機械の体へ仮に脳を移される。
新しい肉体が完成するまでの間、親切な看護婦の世話を受けているが、この病棟がどこか奇妙なことに気づき、調べているうちに恐るべき真実を知る。
個人サイ
ト「文芸船」との2重投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-10 16:48:29
10503文字
会話率:35%
前王の娘である母違いの姉妹は、現王である従兄弟の妻にどちらかがなるようにと望まれていた。
そんなある日、公爵家の母を持つ妹姫は王にこう告げられる。
「お前と俺との婚礼が決まった」
妹姫は思った。
逃げよう、と。
*ツイッターにて1-2
年ぐらい前に先行配信していたものです。王道設定。加筆修正あり、完結済。
作者は身分設定に関してかなり甘い認識なので、おかしなところがあるかもしれませんが広い心でお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-05 16:00:00
40303文字
会話率:37%
史上最年少で「聖騎士団」への入団を果たしたリン・エストラーダの元に舞い込んだ指令は攫われた首領の子供を救うこと。
だが、その指令には多くの謎に満ちていた。
5年毎に攫われる子供、地図に無い村、村に伝わる古い伝承、そして神との婚礼として執り行
われる祭り…。
謎が謎を呼び、リンたちの調査は一向に進まない。
だが、そんな時リンが森で偶然出会ったのはミランダという幼い少女だった。
ミランダとの出会いはやがて思いがけない展開をもたらす。
地図に無い村へと足を踏み入れることとなったリンとアンリ。
しかし、2人は村人から「悪魔」と呼ばれ、追われることとなってしまう。
そんな彼らを助けたのは意外な人物だった。
謎が明らかとなるとともに、リンの身に危険が迫る。
-もしアレが神だというのなら、望み通り私が殺してあげる-
誘拐事件の首謀者は、人かそれともイシューか?
全ての謎が明らかになるとき、ユリヤとエリクは何を思うのか。
「最強の聖騎士」の異名を持つリン・エストラーダの力が今、発揮される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-01 21:37:04
86368文字
会話率:45%
魔女は語り、語られる。彼女たちの唇は愛を歌い、双眸は宝石の如く輝いた。国の興亡の只中、五人の女と人々の奇譚。
[魔女を主題とした短編連作形式の作品を一章=一話で掲載。一話ごとに完結、全四話。一話ずつでも読めますが、通して読むと補完される部分
があります。]
一話「偉大なるマリヤ」(三人称・欧風)-最も偉大な魔女とされる女、マリヤ。ある時彼女の元を訪った〝国守り〟のエスタアルは、彼女に「何故魔女は土地を守護するのか」と問う。魔女が微笑み語る、婚礼から始まるその“生い立ち”と長い永い半生。
二話「エンドリカの息子」(一人称・欧風・残酷描写有)-嵐を呼ぶ、災いの魔女と称される伝承の気狂い女エンドリカ。彼女の息子と呼ばれた刑吏の男と彼の目付け役の王代候の仕事の大半は、王命による留まらぬ処刑。王は何故、三百人も殺すのか……分からぬままに処刑は続き、やがて――
三話「アルニは死んだ」(三人称・アジア風?)-宦官ジャンタームの主は絶世の美女、黄金姫アルニラット。州候を務める彼女は雨を退ける力をかつての巫女から受け継いだ、晴れの巫女でもあった。二人の女の間で執り行われた力の継承、彼女たちを崇拝した男と、州の行く末。
四話「女将アガーヴェの伝説」(一人称・南米風?・軽い食虫描写有)-伝説の残る魔女アガーヴェの調査の為に田舎町へと出向いた研究家タツマ。彼女が語り、語られた、女将の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-24 11:20:19
111373文字
会話率:32%
はるか北の地のちいさな王国。
この国は今、《海の民》の侵入によって危難に陥っていた。
老王と世継ぎの王子は戦死し、ひとり遺された姫君は《海の民》の長の息子を婿に迎えることを迫られる。
婚礼の日の近づいたある日、姫君のもとにひとりの吟遊詩人が
現れた。
吟遊詩人が歌った『しろがねの竜の歌』。
その歌は姫君にとって、特別な意味を持っていた。
昔話の再話のような、もしくはやや古いタイプの児童書のような雰囲気を目指してみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-20 20:00:00
18413文字
会話率:25%